JP2012245099A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保留番号4の先読みエリアに特定の変動開始コマンドの先読み結果が記録された場合には4回の保留演出処理が行われる。これら4回の保留演出処理は第4保留表示領域38内と第3保留表示領域37内と第2保留表示領域36内と第1保留表示領域35内のそれぞれにリーチ映像の一部を時系列で順に表示するものであり、第1保留表示領域35内にリーチ映像の一部が表示された場合には特定の変動開始コマンドに応じてリーチ映像の続きが装飾図柄遊技の背景映像として表示される。このため、保留絵柄の色彩の変化から変動開始コマンドの先読み結果を遊技者に報知していた従来に比べて表示内容が趣興性に富んだものになる。
【選択図】図37
Description
請求項1記載のパチンコ遊技機は次の[1]始動口〜[11]保留表示手段を備えたものであり、実施例1にサポートされている。
[1]始動口は遊技球が入球可能なものであり、図2の特別図柄始動口23は始動口に相当する。
[2]特別入球口は遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられるものであり、図2の特別入賞口25は特別入球口に相当する。
[3]メモリは遊技データの検出結果が記録されるものである。図6の保留データエリアはメモリに相当し、カウンタMC1の値およびカウンタMC2の値は遊技データに相当する。
[4]遊技データ記録手段は遊技球が始動口に入球する毎に遊技データを検出し、遊技データを検出する毎に遊技データの検出結果をメモリに記録するものである。図5のステップS17は遊技データ記録手段に相当する。
[5]遊技データ検出手段はメモリに遊技データが記録されているか否かを判断するものであり、メモリに遊技データが記録されていると判断した場合にメモリから最も古い遊技データを検出する。図7のステップS31およびステップS32は遊技データ検出手段に相当する。
[6]遊技データ処理手段はメモリから最も古い遊技データが検出された場合に遊技データの検出結果に基づいて特別入球口を開放状態とする大当りであるか否かを判定すると共に大当りであるか否かの判定結果を遊技者に報知する図柄遊技の映像の演出内容を決めるための演出情報を設定するものである。図7のステップS33および図8のステップS44は遊技データ処理手段に相当し、図9の変動開始コマンド01〜14の9つのそれぞれは演出情報に相当する。
[7]表示器は図柄遊技の映像の表示が保留されていると遊技者に報知する保留絵柄が一定の表示順序で表示される複数の保留表示領域を有するものである。図2の装飾図柄表示器34は表示器に相当し、図2の第1保留表示領域35と第2保留表示領域36と第3保留表示領域37と第4の保留表示領域38のそれぞれは保留表示領域に相当し、図34の砂嵐画面の絵柄101は保留絵柄に相当する。
[8]図柄遊技手段は表示器に図柄遊技の映像を演出情報の設定結果に応じた演出内容で表示するものであり、第1の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として予め決められた時間的な順序で複数の先映像を表示すると共に当該複数の先映像を表示した後に後映像を表示し、第2の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として当該後映像を最初に表示する。図3の表示制御回路80は図柄遊技手段に相当し、変動開始コマンド03および変動開始コマンド13のそれぞれは第1の演出情報に相当し、変動開始コマンド04および変動開始コマンド14のそれぞれは第2の演出情報に相当する。変動開始コマンド03および変動開始コマンド13のそれぞれは主人公が怪獣と素手で戦う映像と刀で戦う映像と拳銃で戦う映像とライフルで戦う映像とバズーカ砲で戦う映像のそれぞれを順に表示するものであり、変動開始コマンド04および変動開始コマンド14のそれぞれは主人公が怪獣とバズーカ砲で戦う映像を表示するものであり、主人公が怪獣と素手で戦う映像と刀で戦う映像と拳銃で戦う映像とライフルで戦う映像のそれぞれは先映像に相当し、主人公が怪獣とバズーカ砲で戦う映像は後映像に相当する。
[9]遊技データ消去手段は表示器に図柄遊技の映像が表示開始される毎にメモリから最も古い遊技データを消去するものであり、図8のステップS50は遊技データ消去手段に相当する。
[10]先読み手段は遊技データ処理手段が遊技データに基づいてどのような演出情報を設定するかを判定する先読みを行うものであり、先読みを遊技データ処理手段が遊技データに基づいて演出情報を設定するより前に行う。図13のステップS113は先読み手段に相当する。
[11]保留表示手段はメモリに遊技データが記録される毎およびメモリから遊技データが消去される毎のそれぞれに表示器にメモリの遊技データの記録数に応じた数の保留絵柄を表示するものであり、保留絵柄を表示順序が1番の保留表示領域内から保留絵柄の数に応じた表示順序の保留表示領域内まで表示する。この保留表示手段はメモリの遊技データのうちメモリに記録された記録順序がN(Nは2以上の整数)のものに対して第2の演出情報が設定されると先読みされた場合に「表示器の1つの保留表示領域内に複数の先映像のうちの1つであると遊技者に認識させるための映像を表示する」N回の特別保留演出処理を行うことが可能なものであり、N回の特別保留演出処理のうちの1回目を表示順序がN番目の保留表示領域に対して行うと共に1回目を除く残りを前記メモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行うことで最終のN回目を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行う。この保留表示手段は1回目を除く(N−1)回の特別保留演出処理では特別保留演出処理毎に前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の先映像であると遊技者に認識させるための映像を保留表示領域内に表示し、最終のN回目の特別保留演出処理では1番目の表示順序の保留表示領域内に複数の先映像のうち時間的に最も後の先映像であると遊技者に認識させるための映像を表示する。このメモリの遊技データのうちメモリに記録された記録順序がNのものに対して第2の演出情報が設定されると先読みされた場合には保留表示手段が特別保留演出処理を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行った後に第2の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像が表示開始される。図3の表示制御回路80は保留表示手段に相当する。
2.請求項2記載のパチンコ遊技機の説明
請求項2記載のパチンコ遊技機は次の[21]および[22]のそれぞれで請求項1記載のパチンコ遊技機に対して相違するものであり、実施例2にサポートされている。
[21]図柄遊技手段は表示器に図柄遊技の映像を演出情報の設定結果に応じた演出内容で表示するものであり、特定の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として予め決められた時間的な順序で複数の演出映像を表示する。
[22]保留表示手段はメモリの遊技データのうちメモリに記録された記録順序がN(Nは2以上の整数)のものに対して特定の演出情報が設定されると先読みされた場合に「表示器の1つの保留表示領域内に複数の演出映像のうちの1つであると遊技者に認識させるための映像を表示する」N回の特別保留演出処理を行うことが可能なものであり、N回の特別保留演出処理のうちの1回目を表示順序がN番目の保留表示領域に対して行うと共に1回目を除く残りをメモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行う。この保留表示手段は1回目を除く残りの(N−1)回の特別保留演出処理で特別保留演出処理毎に前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の演出映像であると遊技者に認識させるための映像を保留表示領域内に表示する。このメモリの遊技データのうちメモリに記録された記録順序がNのものに対して特定の演出情報が設定されると先読みされた場合には保留表示手段が特別保留演出処理を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行った後に特定の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像が表示開始される。
N回の特別保留演出処理はメモリの遊技データのうち記録順序がNのものに対して第2の演出情報が設定されると先読みされた場合に行われるものである。これらN回の特別保留演出処理のそれぞれは1つの保留表示領域内に複数の先映像のうちの1つであると遊技者に認識させるための映像を表示するものであり、1回目の特別保留演出処理は表示順序がN番目の保留表示領域に対して行われ、1回目を除く残りの特別保留演出処理はメモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行われ、最終のN回目の特別保留演出処理は1番目の表示順序の保留表示領域に対して行われる。1回目を除く(N−1)回の特別保留演出処理では特別保留演出処理毎に前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の先映像であると遊技者に認識させるための映像が保留表示領域内に表示され、最終のN回目の特別保留演出処理では1番目の表示順序の保留表示領域内に複数の先映像のうち時間的に最も後の先映像であると遊技者に認識させるための映像が表示される。このN回目の特別保留演出処理が終了した場合には第2の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像が表示開始され、図柄遊技の映像で最初に後映像が表示される。この後映像は第1の演出情報が設定された場合に複数の先映像の後で表示されるものであり、メモリの遊技データのうち記録順序がNのものに対して第2の演出情報が設定されると先読みされた場合には表示器の保留表示領域を利用して第1の演出情報が設定された場合を連想させる映像が時系列で表示された後に図柄遊技の映像として保留表示領域内の映像の続きを連想させるものが表示される。従って、保留絵柄の色彩の変化から演出情報の先読み結果を遊技者に報知していた従来に比べて趣興性に富んだ表示内容になる。
2.請求項2記載のパチンコ遊技機について
N回の特別保留演出処理はメモリの遊技データのうち記録順序がNのものに対して特定の演出情報が設定されると先読みされた場合に行われるものである。これらN回の特別保留演出処理のそれぞれは1つの保留表示領域内に複数の演出映像のうちの1つであると遊技者に認識させるための映像を表示するものであり、1回目の特別保留演出処理は表示順序がN番目の保留表示領域に対して行われ、1回目を除く残りの特別保留演出処理はメモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行われる。1回目を除く残りの(N−1)回の特別保留演出処理は前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の演出映像であると遊技者に認識させるための映像を保留表示領域内に表示するものであり、最終のN回目の特別保留演出処理が終了した場合には特定の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像が表示開始され、図柄遊技の映像で複数の演出映像が順に表示される。これら複数の演出情報はN回の特別保留演出処理で事前に表示されたものであり、メモリの遊技データのうち記録順序がNのものに対して特定の演出情報が設定されると先読みされた場合には表示器の保留表示領域を利用して特定の演出情報に応じた図柄遊技の映像が遊技者に時系列で紹介される。従って、保留絵柄の色彩の変化から演出情報の先読み結果を遊技者に報知していた従来に比べて趣興性に富んだ表示内容になる。
1.メイン制御回路50の処理内容
1−1.メイン処理
図4のメイン処理はメイン制御回路50のCPU51が実行するものであり、CPU51は電源が投入された場合にはステップS1の電源投入処理でRAM53を初期設定し、ステップS2でRAM53のタイマ割込みフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでタイマ割込みフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS3へ移行し、ステップS3でタイマ割込みフラグをオフ状態に設定する。このタイマ割込みフラグはCPU51がタイマ割込み処理でオン状態に設定するものである。このタイマ割込み処理は一定時間(4msec)が経過する毎に起動するものであり、タイマ割込みフラグは一定時間が経過する毎にオン状態に設定される。
1−2.大当り判定処理
図7はステップS6の大当り判定処理である。この大当り判定処理はプロセスフラグの値が(0)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS31で保留番号1の保留データエリアにカウンタMC1およびカウンタMC2のそれぞれの値が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号1の保留データエリアにカウンタMC1およびカウンタMC2のそれぞれの値が記録されていないと判断した場合には大当り判定処理を終え、保留番号1の保留データエリアにカウンタMC1およびカウンタMC2のそれぞれの値が記録されていると判断した場合にはステップS32で保留番号1の保留データエリアからカウンタMC1およびカウンタMC2のそれぞれの値を検出する。
1−3.変動開始コマンド選択処理
図8はステップS7の変動開始コマンド選択処理である。この変動開始コマンド選択処理はプロセスフラグの値が(1)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS41で大当りフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここで大当りフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS42でROM52から変動開始コマンドテーブル1を検出し、大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS43でROM52から変動開始コマンドテーブル2を検出する。
1−4.特別図柄遊技処理
図11はステップS8の特別図柄遊技処理である。この特別図柄遊技処理はプロセスフラグの値が(2)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS61の変動表示処理で特別図柄表示器33に特別図柄を変動状態で表示する。そして、ステップS62でタイマMTの値から一定値(4msec)を減算し、ステップS63でタイマMTの値の減算結果を限度値(0)と比較する。
1−5.大当り遊技処理
図4のステップS9の大当り遊技処理はプロセスフラグの値が(3)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU51はステップS9の大当り遊技処理で15回の大当りラウンドを行う。この大当り遊技処理で初回の大当りラウンドを開始する場合には演出制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信することで初回の大当りラウンドが始まることを通知し、最終回の大当りラウンドを終える場合には演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信することで最終回の大当りラウンドが終了することを通知し、演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信した場合にはプロセスフラグの値に(0)を設定する。
2.演出制御回路70の処理内容
2−1.メイン処理
図12のメイン処理は演出制御回路70のCPU71が実行するものであり、CPU71は電源が投入された場合にはステップS101の電源投入処理でRAM73を初期設定し、ステップS102でRAM73のタイマ割込みフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。このタイマ割込みフラグはCPU71がタイマ割込み処理でオン状態に設定するものである。このタイマ割込み処理は一定時間(10msec)が経過する毎に起動するものであり、タイマ割込みフラグは一定時間(10msec)が経過する毎にオン状態に設定される。
2−2.外部割込処理
演出制御回路70のCPU71はメイン制御回路50から保留加算コマンドと先読みコマンド1と先読みコマンド2と大当りコマンドと外れコマンドと変動開始コマンドと保留減算コマンドと変動停止コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドのそれぞれが送信されることで外部割込み処理を起動する。このCPU71は外部割込み処理を起動した場合には割込み禁止状態となり、保留加算コマンド〜大当り遊技停止コマンドのそれぞれを外部割込み処理でRAM73に記録した後に割込み禁止状態を解除する。
2−3.保留加算コマンド処理
図13はステップS105の保留加算コマンド処理であり、CPU71はステップS111でRAM73に保留加算コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM73に保留加算コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS112でRAM73から保留加算コマンドを検出し、ステップS113の先読み処理へ移行する。
2−4.装飾図柄遊技処理
図21はステップS106の装飾図柄遊技処理であり、演出制御回路70のCPU71はステップS171でRAM73に変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM73に変動開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS177へ移行し、RAM73に変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS172でRAM73の装飾図柄遊技フラグをオン状態に設定する。この装飾図柄遊技フラグはステップS101の電源投入処理でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU71はステップS172で装飾図柄遊技フラグをオン状態に設定した場合にはステップS173の変動開始コマンド処理へ移行する。
2−4−1.変動開始コマンド処理
図22はステップS173の変動開始コマンド処理であり、演出制御回路70のCPU71はステップS191でRAM73から変動開始コマンドを検出し、ステップS192でRAM73に大当りコマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM73に大当りコマンドが記録されていると判断した場合にはステップS193でRAM73から大当りコマンドを消去し、ステップS194の大当り図柄設定処理へ移行する。この大当り図柄設定処理は装飾図柄を大当りの組合せに設定するものであり、CPU71はステップS194でRAM73からカウンタSC1の値の更新結果を検出する。そして、(1)〜(8)の8つの図柄要素のうちからカウンタSC1の値の検出結果に応じた1つを選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を大当りの組合せに設定する。
2−4−2.演出制御処理1
図26はステップS179の演出制御処理1であり、演出制御回路70のCPU71はステップS241でタイマSTの値が全図変動開始時間(0)であるか否かを判断する。ここでタイマSTの値が全図変動開始時間でないと判断した場合にはステップS243へ移行し、タイマSTの値が全図変動開始時間であると判断した場合にはステップS242で表示制御回路80に全図変動開始コマンドを送信する。この表示制御回路80は全図変動開始コマンドを受信した場合には装飾図柄表示器34の表示領域のうち第1保留表示領域35〜第4保留表示領域38の下方の変動領域内に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの変動表示を開始する(図27のa参照)。
2−4−3.演出制御処理2
図21のステップS181の演出制御処理2は表示制御回路80に中列の変動停止コマンドを送信するものであり、表示制御回路80は中列の変動停止コマンドを受信した場合にはVRAMから中列の図柄要素の設定結果を検出し、中列の図柄要素の変動表示を中列の図柄要素の検出結果で停止する(図27のd参照)。即ち、装飾図柄遊技の映像は左列の図柄要素と右列の図柄要素と中列の図柄要素を順に変動停止状態とするものであり、メイン制御回路50が外れと判定することで変動開始コマンド10を選択した場合には最終の中列の図柄要素が変動停止状態になることで装飾図柄が完全外れの組合せとなり、メイン制御回路50が外れと判定することで変動開始コマンド11〜14の4つのいずれかを選択した場合には最終の中列の図柄要素が変動停止状態になることで装飾図柄が外れリーチの組合せとなり、メイン制御回路50が大当りと判定した場合には変動開始コマンドの選択結果に拘らず最終の中列の図柄要素が変動停止状態になることで装飾図柄が大当りの組合せとなる。
2−5.大当り遊技演出処理
図12のステップS107の大当り遊技演出処理はRAM73に大当り遊技開始コマンドおよび大当り遊技停止コマンドのそれぞれが記録されているか否かを判断するものであり、演出制御回路70のCPU71はRAM73に大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合にはRAM73から大当り遊技開始コマンドを消去し、表示制御回路80に大当り遊技演出開始コマンドを送信する。このCPU71はRAM73に大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合にはRAM73から大当り遊技停止コマンドを消去し、表示制御回路80に大当り遊技演出停止コマンドを送信する。
3.表示制御回路80の処理内容
図28は表示制御回路80のVROMに予め記録された装飾図柄遊技用のビデオデータの一覧である。これらビデオデータ01〜14spの11のそれぞれは装飾図柄遊技の背景映像を表示するためのものであり、表示制御回路80のVDPは演出制御回路70からのビデオコマンドを受信した場合にVROMからビデオコマンドの受信結果に応じた1つのビデオデータを検出する。このVDPは演出制御回路70からの再生開始コマンドを受信した場合にビデオデータの検出結果を再生開始することで装飾図柄表示器34の変動領域内に装飾図柄遊技の背景映像を表示開始し、演出制御回路70からの再生停止コマンドを受信した場合にビデオデータの検出結果を再生停止することで装飾図柄遊技の背景映像を表示停止するものであり、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれは装飾図柄表示器34の変動領域内に装飾図柄遊技の背景映像の前方に重ねて表示される。
遊技球が特別図柄始動口23に入賞したことで保留番号4の保留データエリアにカウンタMC1の値およびカウンタMC2の値のそれぞれが記録された場合には保留番号4の先読みエリアの先読み結果が変動開始コマンド04および変動開始コマンド14のそれぞれと比較され、保留番号4の先読みエリアの先読み結果が変動開始コマンド04および変動開始コマンド14のいずれかであると判定された場合には保留ビデオデータを再生する4回の保留演出処理が行われる。
1)第4保留表示領域38内に保留ビデオデータ5を表示する。→第3保留表示領域37内に保留ビデオデータ4を表示する。→第2保留表示領域36内に保留ビデオデータ2または3を表示する。→第1保留表示領域35内に保留ビデオデータ1を表示する。
2)第4保留表示領域38内に保留ビデオデータ5を表示する。→第3保留表示領域37内に保留ビデオデータ3を表示する。→第2保留表示領域36内に保留ビデオデータ2を表示する。→第1保留表示領域35内に保留ビデオデータ1を表示する。
請求項1記載のパチンコ遊技機は次の[1]始動口〜[11]保留表示手段を備えたものであり、実施例1にサポートされている。
[1]始動口は遊技球が入球可能なものであり、図2の特別図柄始動口23は始動口に相当する。
[2]特別入球口は遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられるものであり、図2の特別入賞口25は特別入球口に相当する。
[3]メモリは遊技データの検出結果が記録されるものである。図6の保留データエリアはメモリに相当し、カウンタMC1の値およびカウンタMC2の値は遊技データに相当する。
[4]遊技データ記録手段は遊技球が始動口に入球する毎に遊技データを検出し、遊技データを検出する毎に遊技データの検出結果をメモリに記録するものである。図5のステップS17は遊技データ記録手段に相当する。
[5]遊技データ検出手段はメモリに遊技データが記録されているか否かを判断するものであり、メモリに遊技データが記録されていると判断した場合にメモリから最も古い遊技データを検出する。図7のステップS31およびステップS32は遊技データ検出手段に相当する。
[6]遊技データ処理手段はメモリから最も古い遊技データが検出された場合に遊技データの検出結果に基づいて特別入球口を開放状態とする大当りであるか否かを判定すると共に大当りであるか否かの判定結果を遊技者に報知する図柄遊技の映像の演出内容を決めるための演出情報を設定するものである。図7のステップS33および図8のステップS44は遊技データ処理手段に相当し、図9の変動開始コマンド01〜14の9つのそれぞれは演出情報に相当する。
[7]表示器は図柄遊技の映像の表示が保留されていると遊技者に報知する保留絵柄が一定の表示順序で表示される複数の保留表示領域を有するものである。図2の装飾図柄表示器34は表示器に相当し、図2の第1保留表示領域35と第2保留表示領域36と第3保留表示領域37と第4の保留表示領域38のそれぞれは保留表示領域に相当し、図34の砂嵐画面の絵柄101は保留絵柄に相当する。
[8]図柄遊技手段は表示器に図柄遊技の映像を演出情報の設定結果に応じた演出内容で表示するものであり、第1の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として予め決められた時間的な順序で複数の先映像を表示すると共に当該複数の先映像を表示した後に後映像を表示し、第2の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として当該後映像を最初に表示する。図3の表示制御回路80は図柄遊技手段に相当し、変動開始コマンド03および変動開始コマンド13のそれぞれは第1の演出情報に相当し、変動開始コマンド04および変動開始コマンド14のそれぞれは第2の演出情報に相当する。変動開始コマンド03および変動開始コマンド13のそれぞれは主人公が怪獣と素手で戦う映像と刀で戦う映像と拳銃で戦う映像とライフルで戦う映像とバズーカ砲で戦う映像のそれぞれを順に表示するものであり、変動開始コマンド04および変動開始コマンド14のそれぞれは主人公が怪獣とバズーカ砲で戦う映像を表示するものであり、主人公が怪獣と素手で戦う映像と刀で戦う映像と拳銃で戦う映像とライフルで戦う映像のそれぞれは先映像に相当し、主人公が怪獣とバズーカ砲で戦う映像は後映像に相当する。
[9]遊技データ消去手段は表示器に図柄遊技の映像が表示開始される毎にメモリから最も古い遊技データを消去するものであり、図8のステップS50は遊技データ消去手段に相当する。
[10]先読み手段は遊技データ処理手段が遊技データに基づいてどのような演出情報を設定するかを判定する先読みを行うものであり、先読みを遊技データ処理手段が遊技データに基づいて演出情報を設定するより前に行う。図13のステップS113は先読み手段に相当する。
[11]保留表示手段はメモリに遊技データが記録される毎およびメモリから遊技データが消去される毎のそれぞれに表示器にメモリの遊技データの記録数に応じた数の保留絵柄を表示するものであり、保留絵柄を表示順序が1番の保留表示領域内から保留絵柄の数に応じた表示順序の保留表示領域内まで表示する。この保留表示手段はメモリの遊技データのうちメモリに記録された記録順序がN(Nは2以上の整数)のものに対して第2の演出情報が設定されると先読みされた場合に「表示器の1つの保留表示領域内に複数の先映像のうちの1つを表示または複数の先映像のうちの1つを要約したダイジェスト映像を表示する」N回の特別保留演出処理を行うことが可能なものであり、N回の特別保留演出処理のうちの1回目を表示順序がN番目の保留表示領域に対して行うと共に1回目を除く残りを前記メモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行うことで最終のN回目を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行う。この保留表示手段は1回目を除く(N−1)回の特別保留演出処理では特別保留演出処理毎に前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の先映像を保留表示領域内に表示または時間的に後の先映像を要約したダイジェスト映像を保留表示領域内に表示し、最終のN回目の特別保留演出処理では1番目の表示順序の保留表示領域内に複数の先映像のうち時間的に最も後の先映像を表示または時間的に最も後の先映像を要約したダイジェスト映像を表示する。このメモリの遊技データのうちメモリに記録された記録順序がNのものに対して第2の演出情報が設定されると先読みされた場合には保留表示手段が特別保留演出処理を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行った後に第2の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像が表示開始される。図3の表示制御回路80は保留表示手段に相当する。
上記実施例2には特許請求の範囲に記載された発明に加えて次の[発明]が記載されている。この[発明]によれば、N回の特別保留演出処理はメモリの遊技データのうち記録順序がNのものに対して特定の演出情報が設定されると先読みされた場合に行われるものである。これらN回の特別保留演出処理のそれぞれは1つの保留表示領域内に複数の演出映像のうちの1つであると遊技者に認識させるための映像を表示するものであり、1回目の特別保留演出処理は表示順序がN番目の保留表示領域に対して行われ、1回目を除く残りの特別保留演出処理はメモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行われる。1回目を除く残りの(N−1)回の特別保留演出処理は前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の演出映像であると遊技者に認識させるための映像を保留表示領域内に表示するものであり、最終のN回目の特別保留演出処理が終了した場合には特定の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像が表示開始され、図柄遊技の映像で複数の演出映像が順に表示される。これら複数の演出情報はN回の特別保留演出処理で事前に表示されたものであり、メモリの遊技データのうち記録順序がNのものに対して特定の演出情報が設定されると先読みされた場合には表示器の保留表示領域を利用して特定の演出情報に応じた図柄遊技の映像が遊技者に時系列で紹介される。従って、保留絵柄の色彩の変化から演出情報の先読み結果を遊技者に報知していた従来に比べて趣興性に富んだ表示内容になる。
[発明]
遊技球が入球可能な始動口と、
遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別入球口と、
遊技データの検出結果が記録されるメモリと、
遊技球が前記始動口に入球する毎に遊技データを検出し、遊技データを検出する毎に当該遊技データの検出結果を前記メモリに記録する遊技データ記録手段と、
前記メモリに遊技データが記録されているか否かを判断するものであって、前記メモリに遊技データが記録されていると判断した場合に前記メモリから最も古い遊技データを検出する遊技データ検出手段と、
前記メモリから最も古い遊技データが検出された場合に当該遊技データの検出結果に基づいて前記特別入球口を開放状態とする大当りであるか否かを判定すると共に大当りであるか否かの判定結果を遊技者に報知する図柄遊技の映像の演出内容を決めるための演出情報を設定する遊技データ処理手段と、
図柄遊技の映像の表示が保留されていると遊技者に報知する保留絵柄が一定の表示順序で表示される複数の保留表示領域を有する表示器と、
前記表示器に図柄遊技の映像を演出情報の設定結果に応じた演出内容で表示するものであって、特定の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として予め決められた時間的な順序で複数の演出映像を表示する図柄遊技手段と、
前記表示器に図柄遊技の映像が表示開始される毎に前記メモリから最も古い遊技データを消去する遊技データ消去手段と、
前記遊技データ処理手段が前記メモリの遊技データに基づいてどのような演出情報を設定するかを判定する先読みを行うものであって、当該先読みを前記遊技データ処理手段が当該遊技データに基づいて演出情報を設定するより前に行う先読み手段と、
前記メモリに遊技データが記録される毎および前記メモリから遊技データが消去される毎のそれぞれに前記表示器に前記メモリの遊技データの記録数に応じた数の保留絵柄を表示するものであって、当該保留絵柄を表示順序が1番の保留表示領域内から当該保留絵柄の数に応じた表示順序の保留表示領域内まで表示する保留表示手段を備え、
前記保留表示手段は、
前記メモリの遊技データのうち前記メモリに記録された記録順序がN(Nは2以上の整数)のものに対して前記特定の演出情報が設定されると先読みされた場合に「前記表示器の1つの保留表示領域内に前記複数の演出映像のうちの1つであると遊技者に認識させるための映像を表示する」N回の特別保留演出処理を行うことが可能なものであって、
N回の特別保留演出処理のうちの1回目を表示順序がN番目の保留表示領域に対して行うと共に1回目を除く残りを前記メモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行い、
1回目を除く残りの(N−1)回の特別保留演出処理では特別保留演出処理毎に前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の演出映像であると遊技者に認識させるための映像を保留表示領域内に表示するものであり、
前記図柄遊技手段は、
前記メモリの遊技データのうち前記メモリに記録された記録順序がNのものに対して前記特定の演出情報が設定されると先読みされた場合には前記保留表示手段が特別保留演出処理を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行った後に前記特定の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像を表示開始することを特徴とするパチンコ遊技機。
Claims (2)
- 遊技球が入球可能な始動口と、
遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別入球口と、
遊技データの検出結果が記録されるメモリと、
遊技球が前記始動口に入球する毎に遊技データを検出し、遊技データを検出する毎に当該遊技データの検出結果を前記メモリに記録する遊技データ記録手段と、
前記メモリに遊技データが記録されているか否かを判断するものであって、前記メモリに遊技データが記録されていると判断した場合に前記メモリから最も古い遊技データを検出する遊技データ検出手段と、
前記メモリから最も古い遊技データが検出された場合に当該遊技データの検出結果に基づいて前記特別入球口を開放状態とする大当りであるか否かを判定すると共に大当りであるか否かの判定結果を遊技者に報知する図柄遊技の映像の演出内容を決めるための演出情報を設定する遊技データ処理手段と、
図柄遊技の映像の表示が保留されていると遊技者に報知する保留絵柄が一定の表示順序で表示される複数の保留表示領域を有する表示器と、
前記表示器に図柄遊技の映像を演出情報の設定結果に応じた演出内容で表示するものであって、第1の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として予め決められた時間的な順序で複数の先映像を表示すると共に当該複数の先映像を表示した後に後映像を表示し、第2の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として当該後映像を最初に表示する図柄遊技手段と、
前記表示器に図柄遊技の映像が表示開始される毎に前記メモリから最も古い遊技データを消去する遊技データ消去手段と、
前記遊技データ処理手段が前記メモリの遊技データに基づいてどのような演出情報を設定するかを判定する先読みを行うものであって、当該先読みを前記遊技データ処理手段が当該遊技データに基づいて演出情報を設定するより前に行う先読み手段と、
前記メモリに遊技データが記録される毎および前記メモリから遊技データが消去される毎のそれぞれに前記表示器に前記メモリの遊技データの記録数に応じた数の保留絵柄を表示するものであって、当該保留絵柄を表示順序が1番の保留表示領域内から当該保留絵柄の数に応じた表示順序の保留表示領域内まで表示する保留表示手段を備え、
前記保留表示手段は、
前記メモリの遊技データのうち前記メモリに記録された記録順序がN(Nは2以上の整数)のものに対して前記第2の演出情報が設定されると先読みされた場合に「前記表示器の1つの保留表示領域内に前記複数の先映像のうちの1つであると遊技者に認識させるための映像を表示する」N回の特別保留演出処理を行うことが可能なものであって、
N回の特別保留演出処理のうちの1回目を表示順序がN番目の保留表示領域に対して行うと共に1回目を除く残りを前記メモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行うことで最終のN回目を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行い、
1回目を除く(N−1)回の特別保留演出処理では特別保留演出処理毎に前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の先映像であると遊技者に認識させるための映像を保留表示領域内に表示し、
最終のN回目の特別保留演出処理では1番目の表示順序の保留表示領域内に前記複数の先映像のうち時間的に最も後の先映像であると遊技者に認識させるための映像を表示し、
前記図柄遊技手段は、
前記メモリの遊技データのうち前記メモリに記録された記録順序がNのものに対して前記第2の演出情報が設定されると先読みされた場合には前記保留表示手段が特別保留演出処理を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行った後に前記第2の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像を表示開始することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 遊技球が入球可能な始動口と、
遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別入球口と、
遊技データの検出結果が記録されるメモリと、
遊技球が前記始動口に入球する毎に遊技データを検出し、遊技データを検出する毎に当該遊技データの検出結果を前記メモリに記録する遊技データ記録手段と、
前記メモリに遊技データが記録されているか否かを判断するものであって、前記メモリに遊技データが記録されていると判断した場合に前記メモリから最も古い遊技データを検出する遊技データ検出手段と、
前記メモリから最も古い遊技データが検出された場合に当該遊技データの検出結果に基づいて前記特別入球口を開放状態とする大当りであるか否かを判定すると共に大当りであるか否かの判定結果を遊技者に報知する図柄遊技の映像の演出内容を決めるための演出情報を設定する遊技データ処理手段と、
図柄遊技の映像の表示が保留されていると遊技者に報知する保留絵柄が一定の表示順序で表示される複数の保留表示領域を有する表示器と、
前記表示器に図柄遊技の映像を演出情報の設定結果に応じた演出内容で表示するものであって、特定の演出情報が設定された場合には図柄遊技の映像として予め決められた時間的な順序で複数の演出映像を表示する図柄遊技手段と、
前記表示器に図柄遊技の映像が表示開始される毎に前記メモリから最も古い遊技データを消去する遊技データ消去手段と、
前記遊技データ処理手段が前記メモリの遊技データに基づいてどのような演出情報を設定するかを判定する先読みを行うものであって、当該先読みを前記遊技データ処理手段が当該遊技データに基づいて演出情報を設定するより前に行う先読み手段と、
前記メモリに遊技データが記録される毎および前記メモリから遊技データが消去される毎のそれぞれに前記表示器に前記メモリの遊技データの記録数に応じた数の保留絵柄を表示するものであって、当該保留絵柄を表示順序が1番の保留表示領域内から当該保留絵柄の数に応じた表示順序の保留表示領域内まで表示する保留表示手段を備え、
前記保留表示手段は、
前記メモリの遊技データのうち前記メモリに記録された記録順序がN(Nは2以上の整数)のものに対して前記特定の演出情報が設定されると先読みされた場合に「前記表示器の1つの保留表示領域内に前記複数の演出映像のうちの1つであると遊技者に認識させるための映像を表示する」N回の特別保留演出処理を行うことが可能なものであって、
N回の特別保留演出処理のうちの1回目を表示順序がN番目の保留表示領域に対して行うと共に1回目を除く残りを前記メモリから遊技データが消去される毎に前回の特別保留演出処理での保留表示領域に比べて表示順序が1つ前の保留表示領域に対して行い、
1回目を除く残りの(N−1)回の特別保留演出処理では特別保留演出処理毎に前回の特別保留演出処理での映像に比べて時間的に後の演出映像であると遊技者に認識させるための映像を保留表示領域内に表示するものであり、
前記図柄遊技手段は、
前記メモリの遊技データのうち前記メモリに記録された記録順序がNのものに対して前記特定の演出情報が設定されると先読みされた場合には前記保留表示手段が特別保留演出処理を1番目の表示順序の保留表示領域に対して行った後に前記特定の演出情報に応じた演出内容で図柄遊技の映像を表示開始することを特徴とするパチンコ遊技機。
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