JP2012244538A5 - - Google Patents

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本発明の一つの態様によれば、画像処理装置が、撮影記録して得られたデジタルの入力画像データにより形成される画像の特徴量を導出する特徴量導出部であって、彩度別に前記入力画像データ中の画素を分類して得られた彩度特性と、明度別に前記入力画像データ中の画素を分類して得られた明度特性とを前記特徴量として導出する、特徴量導出部と、
前記入力画像データに含まれる同一の画素に対して彩度低減とシャープネス増加との両方を行う処理である特定処理を前記入力画像データに施すことに対する適性の指標である処理適性指標を、前記特徴量に基づいて導出する、処理適性指標導出部と、
前記処理適性指標に基づいて、前記入力画像データに含まれるそれぞれの画素に対して前記特定処理を施す画像補正処理部と
を備える。
本発明のもう一つの態様によれば、画像処理プログラムが、
撮影記録して得られたデジタルの入力画像データにより形成される画像の特徴量を導出する特徴量導出手順であって、彩度別に前記入力画像データ中の画素を分類して得られた彩度特性と、明度別に前記入力画像データ中の画素を分類して得られた明度特性とを前記特徴量として導出する、特徴量導出手順と、
前記入力画像データに含まれる同一の画素に対して彩度低減とシャープネス増加との両方を行う処理である特定処理を前記入力画像データに施すことに対する適性の指標である処理適性指標を、前記特徴量に基づいて導出する、処理適性指標導出手順と、
前記処理適性指標に基づいて、前記入力画像データに含まれるそれぞれの画素に対して前記特定処理を施す画像補正処理手順と
を備える。
条件Aに対応して、処理適性指標導出部106は、特徴量導出部102で導出された色相別/彩度別画素をもとに高彩度画素Smの全画素数Saに対する割合、すなわちSm/Saを高彩度画素頻度として算出し、このSm/Saをもとに処理適性指標aを導出する。ここで、高彩度画素Smとは、処理対象画像中、図2に示される閾値THsを超す彩度の画素(a*、b*の二次元座標の原点を中心として半径THsの円の外側に分類される画素)の数を意味する。Sm/Saの値が小さいほど、上記の条件Aに対する合致度が高まるので、処理適性指標導出部106で導出される処理適性指標aは高まる。このとき、ある閾値を境に処理適性指標aが段階的に変化するようにしてもよいし、Sm/Saの値が変化するのに応じて、処理適性指標導出部106で導出される処理適性指標aが連続的に変化するようにしてもよい。
図6に加え、図7も参照しながら記憶部124について説明する。記憶部124には、予め撮影記録して得られた複数のサンプル画像(サンプル001、サンプル002、…)の特徴量と、各サンプル画像に対して特定処理を施すことに対する適性が予め評価されて付与された処理適性評価値cとがデータテーブルとして記憶されている。図7(a)は、そのデータテーブルの構成例を概念的に示している。図7(a)では、特徴量として第1の実施の形態で説明した様々な条件のうち、条件A、条件B、条件C、条件D、条件F、そして条件Gに対応する特徴量(Sm/Sa、V1、Ne、Ve、Vc、L、E)の記憶されている例が示されている。すなわち、Sm/Saは高彩度画素Smの全画素数Saに対する割合を、V1は明度別画素頻度の分散(明度の分散)を、Neは処理対象画像中のエッジ本数を、Vcはエッジ分散を、Vcは彩度の分散を、Lは処理対象画像中における低彩度画素重心の位置とフォーカス位置との間の画素距離を、Eは被写体輝度(測光値)を意味する。記憶部124に記憶される特徴量としては、図7(a)に示されるものだけではなく、第1の実施の形態で説明した他の条件に対応する特徴量が記憶されていてもよい。記憶部124にはさらに、各サンプル画像を得る際の撮影記録条件を特定可能な撮影記録パラメータが記憶されていてもよい。

Claims (17)

  1. 撮影記録して得られたデジタルの入力画像データにより形成される画像の特徴量を導出する特徴量導出部であって、彩度別に前記入力画像データ中の画素を分類して得られた彩度特性と、明度別に前記入力画像データ中の画素を分類して得られた明度特性とを前記特徴量として導出する、特徴量導出部と、
    前記入力画像データに含まれる同一の画素に対して彩度低減とシャープネス増加との両方を行う処理である特定処理を前記入力画像データに施すことに対する適性の指標である処理適性指標を、前記特徴量に基づいて導出する、処理適性指標導出部と、
    前記処理適性指標に基づいて、前記入力画像データに含まれるそれぞれの画素に対して前記特定処理を施す画像補正処理部と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特徴量導出部は、前記入力画像データ中において、彩度別の画素の数を前記彩度特性として導出し、前記入力画像データ中の各画素の明度のばらつきの大きさに対応する量である明度ばらつき量を前記明度特性として導出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記特徴量導出部が、前記彩度特性と、前記明度特性と、前記入力画像データ中で検出されたエッジ数およびエッジ位置に基づくエッジ特性とを前記特徴量として導出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記処理適性指標導出部は、第1の閾値を超す高さの彩度を有する画素である高彩度画素の数の全画素数に占める割合に対応する量である高彩度画素頻度を導出し、前記高彩度画素頻度の高さがより低く、前記明度ばらつき量がより小さいほど前記処理適性指標の値が高まるように前記処理適性指標を導出し、
    前記画像補正処理部は、前記処理適性指標の値に応じた強度で、前記入力画像データに含まれるそれぞれの画素に対して前記特定処理を施す
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記処理適性指標導出部は、第1の閾値を超す高さの彩度を有する画素である高彩度画素の数の全画素数に占める割合に対応する量である高彩度画素頻度を導出し、前記高彩度画素頻度の高さがより低く、前記明度ばらつき量がより小さく、前記エッジの数がより多く、前記エッジの分布がより広いほど前記処理適性指標の値が高まるように前記処理適性指標を導出し、
    前記画像補正処理部は、前記処理適性指標の値に応じた強度で、前記入力画像データに含まれるそれぞれの画素に対して前記特定処理を施す
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記特徴量導出部はさらに、前記入力画像データ中において、予め区分された複数の色相範囲それぞれに属する画素のうち、最も多い画素数の画素が属する色相範囲の画素数が第2の閾値を超す場合に、当該色相範囲に属する画素の前記画像中で存在する位置の重心を中心として予め定められた範囲内に存在する画素の彩度のばらつきの大きさに対応する量である彩度ばらつき量を前記特徴量として導出し、
    前記処理適性指標導出部は、前記彩度ばらつき量が大きくなるほど、前記シャープネス増加処理の処理強度がより強められるように前記処理適性指標を導出する
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  7. 前記撮影記録時の撮影記録条件を特定可能な撮影記録パラメータを前記入力画像データから抽出する撮影記録パラメータ抽出部をさらに備え、
    前記特徴量導出部はさらに、自動焦点調節モードで前記撮影記録が行われる際に焦点検出が行われた画面内の位置を特定可能な情報であるフォーカス位置情報を前記撮影記録パラメータから抽出し、当該フォーカス位置情報によって特定される、前記画像データにより形成される画像中の位置と、当該画像中における前記高彩度画素以外の画素の存在する領域の重心位置である低彩度画素重心位置との間の画素距離を前記特徴量として導出し、
    前記処理適性指標導出部はさらに、前記画素距離が第3の閾値を下回るときに前記処理適性指標を高める
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  8. 予め撮影記録して得られた複数のサンプル画像の画像データそれぞれに対応し、前記特徴量と、前記特定処理を施すことに対する適性が予め評価されて付与された処理適性情報とを記憶する参照データ記憶部をさらに備え、
    前記処理適性指標導出部はさらに、前記特徴量導出部で導出された前記入力画像データの特徴量と類似度の高い特徴量を有する画像の前記処理適性情報を前記参照データ記憶部から抽出し、抽出された当該処理適性情報に基づいて前記処理適性指標を導出する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  9. 前記撮影記録時の撮影記録条件を特定可能な撮影記録パラメータを前記入力画像データから抽出する撮影記録パラメータ抽出部をさらに備え、
    前記特徴量導出部はさらに、自動焦点調節モードで前記撮影記録が行われる際に焦点検出が行われた画面内の位置を特定可能な情報であるフォーカス位置情報を前記撮影記録パラメータから抽出し、当該フォーカス位置情報によって特定される、前記入力画像データで形成される画像中の位置と、当該画像中における前記高彩度画素以外の画素の存在する領域の重心位置である低彩度画素重心位置との間の画素距離を前記特徴量として導出し、
    前記参照データ記憶部はさらに、前記複数のサンプル画像の画像データそれぞれに対応する前記フォーカス位置情報によって特定される前記画像中の位置と前記低彩度画素重心位置との間の画素距離とを前記特徴量として記憶し、
    前記処理適性指標導出部はさらに、前記フォーカス位置と前記低彩度画素重心位置との間の画素距離も参照して前記類似度の高い特徴量を有するサンプル画像の前記処理適性情報を前記参照データ記憶部から抽出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記処理適性指標導出部はさらに、前記撮影記録パラメータから抽出される情報の一つである、前記撮影記録時に顔認識処理が行われて検出された顔の数に関する情報を参照し、前記検出された顔の数が0のときに前記処理適性指標を高める
    ことを特徴とする請求項7または9に記載の画像処理装置。
  11. 前記処理適性指標導出部はさらに、前記撮影記録パラメータから抽出される情報から、前記撮影記録が行われたときの被写体輝度を導出し、当該被写体輝度が高いほど前記処理適性指標を低める
    ことを特徴とする請求項7、9、および10のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  12. 前記処理適性指標導出部はさらに、前記撮影記録パラメータから抽出される情報から、前記撮影記録が行われたときに被写体を照明していた照明光の種類を判定し、判定された当該照明光の種類が屋外曇天光であるときに、前記処理適性指標を高める
    ことを特徴とする請求項7、9、10、および11のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  13. 前記特徴量導出部はさらに、前記入力画像データ中において青空の領域を検出し、当該青空の領域の画素数の、全画素数に占める割合に対応する量である青空画素頻度を前記特徴量として導出し、
    前記処理適性指標導出部はさらに、前記青空画素頻度の高さがより高いときに前記処理適性指標の値が低められるように前記処理適性指標を導出する
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  14. 前記特徴量導出部はさらに、前記入力画像データ中において肌色が存在する領域および緑色が存在する領域の位置を検出し、当該肌色の領域および緑色の領域の範囲を特定可能な情報である特定色領域情報を前記特徴量として導出し、
    前記画像補正処理部はさらに、前記特定色領域情報に基づき、前記肌色が存在する領域および緑色が存在する領域に対しては前記特定処理の処理強度を弱めることを特徴とする請求項1から13のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  15. 撮影記録して得られたデジタルの入力画像データにより形成される画像の特徴量を導出する特徴量導出手順であって、彩度別に前記入力画像データ中の画素を分類して得られた彩度特性と、明度別に前記入力画像データ中の画素を分類して得られた明度特性とを前記特徴量として導出する、特徴量導出手順と、
    前記入力画像データに含まれる同一の画素に対して彩度低減とシャープネス増加との両方を行う処理である特定処理を前記入力画像データに施すことに対する適性の指標である処理適性指標を、前記特徴量に基づいて導出する、処理適性指標導出手順と、
    前記処理適性指標に基づいて、前記入力画像データに含まれるそれぞれの画素に対して前記特定処理を施す画像補正処理手順と
    を備えることを特徴とする画像処理プログラム。
  16. 前記特徴量導出手順は、前記入力画像データ中において、彩度別の画素数を前記彩度特性として導出し、前記入力画像データ中の各画素の明度のばらつきの大きさに対応する量である明度ばらつき量を前記明度特性として導出することを特徴とする請求項15に記載の画像処理プログラム。
  17. 前記特徴量導出手順が、前記彩度特性と、前記明度特性と、前記入力画像データ中で検出されたエッジ数およびエッジ位置に基づくエッジ特性とを前記特徴量として導出することを特徴とする請求項15または16に記載の画像処理プログラム。
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