JP2012242553A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロータリに支持されている現像カートリッジの位置を検知するために、ロータリの位相を検知する手段としてセンサフラグが設けられている。しかし、ロータリの位相を検知するためのセンサフラグと光学式センサを配置せねばならず、画像形成装置の小型化、低コスト化の妨げとなってしまう可能性がある。
【解決手段】 現像カートリッジの現像ローラと接続される受電接点と現像ブレードと接続される受電接点が、夫々給電接点104と給電接点105に接触した際の電圧変化を検知する。電圧変化の検知結果から、センサフラグを用いることなく現像ローラ10の位相を検知することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複写機やレーザビームプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来、複数の現像装置としての現像カートリッジを支持して回転可能な回転支持体としてのロータリを用いるロータリ方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、ロータリに支持されている複数の現像カートリッジを、感光ドラムと対向する現像位置へ順次移動させることによって、画像形成を行っている。このような画像形成装置においては、ロータリに支持されている現像カートリッジの位置を検知するために、ロータリの位相を検知する手段としてセンサフラグが設けられている。このセンサの有無を光学式センサにより検知することにより位相を検知している。ロータリの位相を検知するために光学式センサがセンサフラグを検知し、所定の基準位置(ホームポジション)までロータリを回転させる。そして、ロータリに保持されている現像カートリッジのうち、所望の色のカートリッジを現像位置に移動させ、画像形成を行うことが、特許文献1に開示されている。
特開平9−244403
しかしながら、特許文献1のような方法では、ロータリの位相を検知するためのセンサフラグと光学式センサを配置せねばならず、画像形成装置の小型化、低コスト化の妨げとなってしまう可能性があった。また、センサを用いることなくロータリの回転位置を制御しようとしても、ロータリの負荷変動等が変化してしまうため、精度良くロータリの位置を制御することは困難であった。
本出願に係る発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、ロータリの位相を検知するために必要なセンサフラグや光学式センサを用いることなく、ロータリの位相を精度良く検知することを目的とする。
上記目的を達成するために、像担持体と、前記像担持体にトナー像を形成するための複数の現像器と、前記複数の現像器の各々を前記像担持体にトナー像を形成するための像形成位置に移動させる現像器移動手段と、前記現像器に電圧を供給する給電手段と、前記給電手段から供給される電圧を前記現像器に送る受電手段と、前記給電手段から供給される電圧又は電流を検知する検知手段と、を備え、前記検知手段により検知された結果に基づき、前記受電手段と前記給電手段が接続されたことを判断し、前記受電手段と前記給電手段が接続された判断に基づき、前記現像器移動手段の位置を検知することを特徴とする。
本発明の構成によれば、ロータリの位相を検知するために必要なセンサフラグや光学式センサを用いることなく、ロータリの位相を精度良く検知することが可能となる。
ロータリ方式の画像形成装置の概略構成図 現像する際に用いる高電圧を生成する高圧電源回路 現像ロータリ10と一体に回転する受電接点と、高圧電源108から現像に必要な高電圧を供給する為の給電接点を示した図 現像ロータリ10の位相検知の方法を示したフローチャート 現像ブレードバイアスが負荷変動によって発生した電圧変化を示した図 第2の実施形態における受電接点と給電接点を示した図 第2の実施形態における現像ブレードバイアスが負荷変動によって発生した電圧変化を示した図 第3の実施形態における受電接点と給電接点を示した図
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
図1は、ロータリ方式の画像形成装置の概略構成図である。まず各部の詳しい構成について動作に従って説明する。
(帯電部)
ドラムユニット16はドラム形状の像担持体である感光ドラム13と、感光ドラム13のホルダを兼ねるクリーニング装置のクリーニング容器15とを一体的に構成したものである。このドラムユニット16は画像形成装置本体に対して着脱自在であり、寿命に合わせてユニット交換が可能であるように構成されている。感光ドラム13の周上には、クリーナブレード、一次帯電手段である帯電ローラ14が配置されている。不図示の駆動ローラの駆動力により、感光ドラム13は画像形成動作に応じて矢印方向に回転するようになっている。帯電ローラ14を感光ドラム13に当接させ、帯電ローラ14に電圧を印加することによって感光ドラム13の表面を一様に帯電させる。
(露光部)
帯電部により一様に帯電された感光ドラム13に潜像を形成するにスキャナ部18により露光が行われる。不図示のコントローラから画像展開された画像情報を受け取ると、スキャナ部18の不図示のレーザは画像情報に対応するレーザ光をミラーへ照射する。ミラーはスキャナモータによって高速回転し、ポリゴンミラーで反射したレーザ光が結像レンズ及び反射ミラーを介して、一定速度で回転する感光ドラム13の表面を選択的に露光するように構成される。
(現像部)
感光ドラム13上にトナー像を形成する現像部は、露光部により感光ドラム13上に形成された潜像をトナーにより現像する。現像部は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤としてのトナーを収容し、着脱可能なイエロー現像器27y、マゼンタ現像器27m、シアン現像器27c、ブラック現像器27kから構成される。これら複数の現像器は、現像器移動手段としての現像ロータリ10にそれぞれ着脱可能に保持され、トナー像を形成する際には各現像器が現像ロータリ10に保持された状態で軸9を中心に順次回転移動する。
そして、現像を行う色の現像器の現像ローラが感光ドラム13に対しトナー像を形成するための画像形成位置である現像当接位置に停止した後、感光ドラム13にトナー像を形成する。カラー画像形成時には、中間転写体7の1回転毎に現像ロータリ10が回転し、イエロー現像器27y、マゼンタ現像器27m、シアン現像器27c、ブラック現像器27kの順に現像器が画像形成位置に移動可能となりトナー像の形成がなされる。中間転写体7が4回転してイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれのトナー像を多重転写し、カラー画像を中間転写体7上に形成する。
図1は、ブラック現像器27kがドラムユニット16に対応した現像当接位置に停止している状態を示している。ここから現像ロータリ10を回転させることで、イエロー現像器27yを現像当接位置に移動させる。イエロー現像器27yは容器内のトナーを送出する機構によって現像撹拌ローラ3yにトナーを送り込む。そして、現像撹拌ローラ3y及び現像ローラ2yの外周に圧接されたブレードによって、現像ローラ2yの外周にトナーを薄層塗布し且つトナーへの電荷を付与(摩擦帯電)する。この状態で、潜像が形成された感光ドラム13と対向した現像ローラ2yに現像バイアスを印加することにより、感光ドラム13上に形成された潜像をトナーにより現像する。マゼンタ現像器27m、シアン現像器27c、ブラック現像器27kについても同様なメカニズムでトナーにより現像が行われる。また、各色の現像器の各現像ローラは、各色の現像器が現像当接位置に移動された時、画像形成装置に設けられた各色の現像用高圧電源や駆動源と接続される。
(一次転写部)
現像部で感光ドラム13上に形成されたトナー像を中間転写体7上に多重転写する。中間転写体7は図示された矢印方向に回転している。図では、中間転写体7がベルトであるときの構成を示しているが、ベルトに限ったものではなく、例えば中間転写ドラムや転写材担持体などを使用しても良い。中間転写体7を4回転させることで、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に各色のトナー像を多重転写して、中間転写体7上にカラー画像を形成する。この中間転写体7の外周の非画像領域には、各色の画像形成を開始するタイミングの基準とするための基準点であるホームポジションマーク(以下、HPマーク)と、HPマークを検知するための光学式センサが設けられている。なお、このHPマークは中間転写体7の周長測定に使用することも可能である。また、中間転写体7の主走査方向の端部近傍には、一次転写されたトナー像1の濃度を検知するための光学式センサ6が設けられている。なお、この光学式センサ6は、中間転写体7上のトナーの濃度を検知する位置に配置されることに限られるものではなく、例えば感光ドラム13上に形成されたトナー像を検知する位置に配置してもよい。
(中間転写体クリーニング手段)
ロータリ方式の画像形成装置においては、中間転写体7上のトナー像を取り除くためのクリーニング手段としてのICLローラが備えられており、中間転写体7のクリーニングを行う。ICLローラは中間転写体7に当接又は離間が可能であり、ICLローラが当接することで中間転写体7のクリーニングを行う。
次に、画像形成装置によってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色を中間転写体7上に一次転写を行う一連の動作について説明する。画像形成を行うために、感光ドラム13の表面を帯電ローラ14により均一に帯電する。帯電された感光ドラム13上をスキャナ部18により露光し、まずイエロー画像の潜像を形成する。潜像を形成すると同時にイエロー現像器27yを駆動し、感光ドラム13上の潜像にイエロートナーが付着するように感光ドラム13の帯電極性と同極性の電圧を印加して現像を行う。感光ドラム13上に形成されたトナー像を中間転写体7に一次転写するために、一次転写ローラ17に感光ドラム13上に形成されたトナー像と逆極性の電圧を印加して感光ドラム13のトナー像を中間転写体7上に一次転写する。
イエローのトナー像を中間転写体7へ一次転写すると、現像ロータリ10が回転し、次に画像形成を行うマゼンタ現像器27mが回転移動し、感光ドラム13に画像形成を行うための現像当接位置に停止する。感光ドラム13を帯電し、露光して形成された潜像に、イエローと同様にしてマゼンタのトナー像が形成される。感光ドラム13に形成されたトナー像は、イエローと同様に中間転写体7に一次転写される。次いでシアン、ブラックの潜像形成及び現像及び中間転写体7への一次転写を行い、中間転写体7の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを多重転写したカラー画像を形成する。
このようなロータリ方式の画像形成装置においては、現像カートリッジに対して、画像を現像する際に用いる高電圧を供給する為に現像ロータリ10と一体に回転する受電接点を設けている。一方、画像形成装置は高圧電源から現像に必要な高電圧を供給する為の給電接点を設けている。現像ロータリ10が回転することで、所定位置で給電接点と受電接点が電気的に接続される。給電接点と受電接点が接続されることで、給電接点から受電接点を介して、現像カートリッジに高電圧が供給され現像を行なっている。
図2は、現像する際に用いる高電圧を生成する高圧電源回路である。108は、高電圧を生成する高圧電源である。107は、現像ローラバイアスと現像ブレードバイアスに電位差を与える定電圧ダイオードである。113、114、115は抵抗である。現像ブレードバイアスの出力と接続するコンデンサ109と抵抗110、111から構成され、現像ブレードバイアスの電圧変動を検知する検知部が形成される。制御部112は、検知部からの検知結果が入力され、検知結果に基づき高圧電源108等の制御を行う。
図3は、現像ロータリ10と一体に回転する受電接点と、高圧電源108から現像に必要な高電圧を供給する為の給電接点を示した図である。受電接点は、現像カートリッジの現像手段である現像ローラ、現像ブレード、現像撹拌ローラに夫々独立して電気的に接触するように現像ロータリ10に設置される。例えば、イエローカートリッジの現像ブレード26yは受電接点101y、現像ローラ2yは受電接点102y、現像撹拌ローラ3yは受電接点103yと電気的に接続される。マゼンタ、シアン、ブラックカートリッジも同様に各受電接点と接続される。なお、現像ローラ、現像ブレード、現像撹拌ローラの各受電接点は、各色で同一の設置角度とする。
給電接点は、画像形成装置の板金(フレーム)に設置され、図2に示す高圧電源の各出力と接続される。ここでは、給電接点104は現像ブレード、給電接点105は現像ローラ、給電接点106は現像撹拌ローラと電気的に接続される。現像ロータリ10が駆動されることで、所定の位置で各受電接点と各給電接点が接続され、給電接点から受電接点を介して、現像手段である各現像ローラ、現像ブレード、現像撹拌ローラに高電圧を印加する。
図4は、現像ロータリ10の位相検知の方法を示したフローチャートである。S101において、制御部112は画像形成装置の電源を投入する。S102において、制御部112は電源が投入された際に、現像ロータリ10の位相を検知するために、現像ロータリ10を駆動する際に図2に示す高圧電源から現像ローラバイアスと現像ブレードバイアスを出力する。ここでは、現像ローラバイアスと現像ブレードバイアスの電位差を−200Vと設定する。なお、ここでは一例として、電位差を−200Vと設定したが、現像ロータリ10の位相を検知できるだけの電位差があればよく、−200Vに限定されるものではない。S103において、制御部112は現像ロータリ10を回転させるため、モータを駆動する。S204において、制御部112はモータからの駆動力により、現像ロータリ10を時計回りに回転させる。
S105において、制御部112は現像ロータリ10の位相を検知したかを判断する。具体的には、同一の現像カートリッジの現像ローラと接続される受電接点と現像ブレードと接続される受電接点が、夫々給電接点104と給電接点105に接触した際の電圧変化を検知する。受電接点と給電接点が接触することにより、現像ローラと現像ブレード間の容量成分によるインピーダンスが負荷として高圧電源回路に接続される。各現像カートリッジの受電接点と給電接点が順次接触した際に、図5の波形のように現像ブレードバイアスが負荷変動によって電圧変化が発生する。検知部は現像ブレードバイアスの出力に接続したコンデンサで電圧変化をコンデンサカップリングして、電圧変化を検知した検知結果を制御部に出力する。現像ロータリ10は、ホームポジションから90度回転すると、少なくともいずれかの色の現像カートリッジの受電接点と給電接点が接触する。そして、接触したことによる電圧変化を検知部により検知する。制御部112は、現像ロータリ10の回転開始から受電接点と給電接点が接触するまでの時間と、現像ロータリ10の回転速度から、現像ロータリ10の位相を算出する。
S106において、制御部112は給電接点と接触した現像カートリッジに設けられた不揮発メモリ(不示図)にアクセスする為、現像ロータリ10をメモリアクセス位置に移動させる。S107において、制御部112は現像ロータリ10をメモリアクセス位置に移動させると、現像ロータリ10を駆動するモータを停止させる。S108において、制御部112は現像カートリッジの不揮発メモリにアクセスし、現像カートリッジの色を判別する。S109において、制御部112は現像カートリッジの色を判別すると、現像ロータリ10を回転するためのモータを再駆動する。S110において、制御部112は現像ロータリ10をホームポジションに移動させる。S111において、制御部112は現像ロータリ10をホームポジションに停止させる。そして、スタンバイ状態となりプリントコマンドを受信することで、画像形成を行なう。
このように、受電接点と給電接点が接触したことによる電圧変化を検知することにより現像ロータリ10の位相の検知を行った。これにより、現像ロータリ10の位相を検知するためのセンサフラグや光学式センサを使用することなく、現像ロータリ10の位相を精度良く検知することが可能となる。
なお、本実施形態では、検知部は現像ブレードバイアスから電圧変化を検知しているが、現像ローラバイアスと現像ブレードバイアスの電位関係が逆であれば、現像ローラバイアスの出力側に検知部を設けることも可能である。また、現像ローラと現像撹拌ローラ間又は現像ブレードと現像撹拌ローラ間に電位差を供給し、現像ローラバイアス、現像撹拌ローラバイアス、現像ブレードバイアスのいずれかの電位の高い出力側に検知部を設けて、電圧変化を検知することも可能である。また、検知部は高圧電源の出力電流変化を検知してもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、受電接点と給電接点が接触したことによる電圧変化を検知することにより、現像ロータリ10の位相を検知した。そして、その後現像カートリッジに備えられた不揮発メモリにアクセスすることにより、現像カートリッジの色を判別していた。本実施形態においては、受電接点と給電接点が接触したことによる電圧変化を検知することにより、現像ロータリ10の位相と、現像カートリッジの色を判別する方法について説明する。なお、先の第1の実施形態と同様の構成については、ここでの説明は省略する。
図6は、本実施形態における受電接点と給電接点を示した図である。ある色の現像カートリッジに接続される少なくとも2つの受電接点を現像ロータリ10の回転方向に対する設置角度を、他の色の現像カートリッジの受電接点と異なるような構成とする。本実施形態においては、図6に示すように受電接点116yと117yの回転方向に対する設置角度をθ1とし、他の受電接点の設置角度をθ2とした。設置角度θ1とθ2の関係はθ1>θ2とする。受電接点116y、116m、116c、116kは現像ブレードと接続される。受電接点117y、117m、117c、117kは現像ローラと接続される。受電接点118y、118m、118c、118kは現像撹拌ローラと接続される。
現像ロータリ10の位相を検知するために、高圧電源から現像ローラバイアスと現像ブレードバイアスを出力する。ここでは、第1の実施形態と同様に電位差を−200Vと設定する。なお、ここでは一例として、電位差を−200Vと設定したが、現像ロータリ10の位相を検知できるだけの電位差があればよく、−200Vに限定されるものではない。その後、現像ロータリ10を時計回りに回転させる。同一の現像カートリッジの現像ローラと接続される受電接点と現像ブレードと接続される受電接点が、夫々給電接点104と給電接点105と接触した際の電圧変化を検知する。受電接点と給電接点が接触することにより、現像ローラと現像ブレード間の容量成分によるインピーダンスが負荷として高圧電源回路に接続される。その際、図7の波形のように現像ブレードバイアスが負荷変動によって電圧変化が発生する。検知部は現像ブレードバイアスの出力に接続したコンデンサで電圧変化をコンデンサカップリングして、電圧変化を検知した検知結果を制御部に出力する。
図7に示すように、現像ロータリ10に設けられた受電接点の設置角度がθ1>θ2の関係である為、受電接点と給電接点の接触の際に生じる電圧変化の周期が異なっている。つまり、θ1と次の受電接点と給電接点の接触に必要な時間A、θ2と次の受電接点と給電接点の接触に必要な時間Bとなる。本実施形態においては、Aに対応した部分がイエローの現像カートリッジに対応している。そのため、時間Aを検知することにより、イエローの現像カートリッジの位相を検知することができる。なお、ここでは、設置角度をθ1とθ2として説明したが、例えば色毎に設置角度をθ1〜θ4とすることにより、色毎に次の受電接点と給電接点の接触に必要な時間が特定される。よって、現像ロータリ10の位相の検知と現像カートリッジの色の判別を、受電接点と給電接点が接触したことによる電圧変化を検知することにより行うことができる。なお、本実施形態では、検知部は現像ブレードバイアスから電圧変化を検知しているが、現像ローラバイアスと現像ブレードバイアスの電位関係が逆であれば、現像ローラバイアスの出力側に検知部を設けることも可能である。また、現像ローラと現像撹拌ローラ間又は現像ブレードと現像撹拌ローラ間に電位差を供給する場合、電位差を供給する受電接点の設置角度を色毎に一意な角度とすることで検知することもできる。また、検知部は高圧電源の出力電流変化を検知してもよい。
(第3の実施形態)
第1の実施形態及び第2の実施形態においては、現像ロータリ10に現像カートリッジが挿入された状態において、電圧変化を検知することにより現像ロータリ10の位相を検知する方法について説明した。このような検知方法においては、現像カートリッジが挿入されていなかったり、挿入されているものの接続不良を起こしていたり等の理由で、電圧変化を正しく検知できない可能性があった。本実施形態においては、現像ロータリ10に現像カートリッジが挿入されていない場合や、挿入されているものの接続不良を起こしていた場合であっても現像ロータリ10の位相を検知する方法について説明する。なお、先の第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の構成については、その説明は省略する。
図8は、本実施形態における受電接点と給電接点を示した図である。現像カートリッジの現像ローラと接続される受電接点と現像ブレードと接続される受電接点の間にコンデンサが接続されている。容量性素子としてのコンデンサ122を設けることで、給電接点と受電接点が接触すると、高圧電源回路にコンデンサ122が負荷として接続される。その際、現像バイアスから現像ブレードバイアスへコンデンサ122をチャージするため、現像ブレードバイアスの電圧変化を検知することができる。よって、現像カートリッジが挿入されていない場合や、接続不良を起こしている場合においても、コンデンサ122を設けることで現像ロータリ10の位相を検知することができる。
このように、コンデンサ122を設けた構成において、現像ロータリ10の位相を検知する為に、高圧電源から給電接点に高電圧を供給する。ここでは、現像ローラバイアスと現像ブレードバイアスの電位差を−200Vと設定する。なお、ここでは一例として、電位差を−200Vと設定したが、現像ロータリ10の位相を検知できるだけの電位差があればよく、−200Vに限定されるものではない。現像ロータリ10を回転させ、受電接点119yと給電接点104と受電接点120yと給電接点105が接触さした際に、コンデンサ122が負荷として高圧電源回路に接続される。その際、第1の実施形態又は第2の実施形態で説明したように現像ブレードバイアスの負荷変動によって電圧変化が発生する。検知部は現像ブレードバイアスの出力に接続したコンデンサで電圧変化をコンデンサカップリングして、電圧変化を検知した検知結果を制御部に出力する。検知部で電圧変化を検知後は、現像ロータリ10の受電接点が第1の実施形態と同様な配置であれば、第1の実施形態と同様の制御を行う。現像ロータリ10の受電接点が第2の実施形態と同様な配置であれば、第2の実施形態と同様の制御を行う。
このように、現像カートリッジが挿入されていない場合や、接続不良を起こしている場合においても、受電接点と給電接点が接触したことによる電圧変化を検知することにより現像ロータリ10の位相の検知を行うことができる。これにより、現像ロータリ10の位相を検知するためのセンサフラグや光学式センサを使用することなく、現像ロータリ10の位相を精度良く検知することが可能となる。
なお、本実施形態では、検知部は現像ブレードバイアスから電圧変化を検知しているが、現像ローラバイアスと現像ブレードバイアスの電位関係が逆であれば、現像ローラバイアスの出力側に検知部を設けることも可能である。また、現像ローラと現像撹拌ローラ間又は現像ブレードと現像撹拌ローラ間で電位差を設ける受電接点間において、コンデンサ122を設けて、電圧変化を検知することも可能である。また、現像ローラバイアス又は現像撹拌ローラバイアス又は現像ブレードバイアスの電位の高い出力側に検知部を設けて、電圧変化を検知することも可能である。また、検知部は高圧電源の出力電流変化を検知してもよい。
2 現像ローラ
3 現像撹拌ローラ
8 現像カートリッジ
9 ロータリ軸
10 現像ロータリ

Claims (5)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体にトナー像を形成するための複数の現像器と、
    前記複数の現像器の各々を前記像担持体にトナー像を形成するための像形成位置に移動させる現像器移動手段と、
    前記現像器に電圧を供給する給電手段と、
    前記給電手段から供給される電圧を前記現像器に送る受電手段と、
    前記給電手段から供給される電圧又は電流を検知する検知手段と、を備え、
    前記現像器移動手段を移動させながら、前記検知手段により前記給電手段から供給される電圧又は電流を検知した結果に基づき、前記受電手段と前記給電手段が接続されたタイミングを検知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記受電手段と前記給電手段が接続されたタイミングに基づき、前記現像器移動手段の位置を検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記受電手段は、前記現像器移動手段に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像器移動手段が移動を開始したタイミングと前記受電手段と前記給電手段が接続されたタイミングとに基づき、前記現像器移動手段の位置を検知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 容量性素子によって複数の前記受電手段を接続することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023249028A1 (ja) * 2022-06-24 2023-12-28 キヤノン株式会社 カートリッジ及び画像形成装置

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WO2023249028A1 (ja) * 2022-06-24 2023-12-28 キヤノン株式会社 カートリッジ及び画像形成装置

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