JP2012239142A - 立体視画像表示装置、立体視画像表示方法、および立体視画像表示プログラム - Google Patents

立体視画像表示装置、立体視画像表示方法、および立体視画像表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】立体視画像を拡大しつつも視差量が大きくなり過ぎない立体視画像表示装置、立体視画像表示方法、および立体視画像表示プログラムを提供する。
【解決手段】立体視画像を立体視することができる立体視画像表示装置100が提供される。立体視画像表示装置100は、立体視画像を立体視することができるように表示するディスプレイ130と、ディスプレイ130の画素数よりも多い画素数の立体視画像データに基づいてディスプレイ130に立体視画像の全体を表示させるプロセッサとを備える。プロセッサは、表示倍率に応じた視差量の再計算をすることなくディスプレイ130に立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大して表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、静止画像や動画像などの立体視(3D)の画像を表示するための立体視画像表示装置、立体視画像表示方法、および立体視画像表示プログラムに関する。
視聴者の目の錯覚を利用して、静止画像および動画像を立体的に表示させるための様々な方式が知られている。たとえば、視差バリア方式、レンチキュラー方式、液晶アクティブシャッターメガネ方式、偏向板方式などが挙げられる。
また、特開2005−130311号公報(特許文献1)には、立体視画像処理装置が開示されている。特開2005−130311号公報(特許文献1)によると、立体視画像処理装置は、立体視画像に嵌め込み画像を嵌め込むことができる。
特開2010−187916号公報(特許文献2)には、画像処理装置が開示されている。特開2010−187916号公報(特許文献2)によると、画像処理装置は、画像を拡大して表示するための拡大指定を受け付け、指定された拡大率から算出した視差角が一定値以上の場合、算出した視差角よりも視差角を小さくして右目用の投影画像と左目用の投影画像を作成する。
特開2005−130311号公報 特開2010−187916号公報
携帯電話のディスプレイは、通常の据え置き型のテレビのディスプレイよりも画素数が少ない可能性が高い。そのため、携帯電話のディスプレイが、テレビ用に作成された精緻な(画素数が多い)立体視画像を表示する場合、当該立体視画像を縮小したり圧縮したりすることによって立体視画像の全体を表示する必要がある。
すなわち、画素数が少ないディスプレイに立体視画像の全体を表示する場合には、表示倍率を下げる必要がある。その結果、ユーザにとっては、立体視画像の全体または一部が見難くなる。しかしながら、立体視画像を単純に拡大し過ぎると、視差量が大きくなり過ぎる可能性がある。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、立体視画像を拡大しつつも視差量が大きくなり過ぎない立体視画像表示装置、立体視画像表示方法、および立体視画像表示プログラムを提供することにある。
この発明のある局面に従うと、立体視画像を立体視することができる立体視画像表示装置が提供される。立体視画像表示装置は、立体視画像を立体視することができるように表示するディスプレイと、ディスプレイの画素数よりも多い画素数の立体視画像データに基づいてディスプレイに立体視画像の全体を表示させるプロセッサとを備える。プロセッサは、表示倍率に応じた視差量の再計算をすることなくディスプレイに立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大して表示させる。
好ましくは、立体視画像表示装置は、所定のオブジェクトを特定するための情報を記憶するメモリをさらに備える。プロセッサは、情報に基づいて立体視画像から所定のオブジェクトを検知することによって、立体視画像の一部として所定のオブジェクトを表示倍率に拡大してディスプレイに表示させる。
好ましくは、立体視画像表示装置は、操作部をさらに備える。プロセッサは、操作部を介して等倍以下の上限値の入力を受け付ける。メモリは、上限値を記憶する。プロセッサは、ディスプレイに立体視画像の一部を上限値以下の表示倍率で拡大して表示させる。
好ましくは、プロセッサは、立体視画像の一部がディスプレイに全て表示されるように、立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大してディスプレイに表示させる。
この発明の別の局面に従うと、立体視画像を立体視することができるように表示するディスプレイとプロセッサとを含む電子機器における立体視画像表示方法が提供される。立体視画像表示方法は、プロセッサが、ディスプレイの画素数よりも多い画素数の立体視画像データを取得するステップと、プロセッサが、立体視画像データに基づいてディスプレイに立体視画像の全体を表示させるステップと、プロセッサが、表示倍率に応じた視差量の再計算をすることなくディスプレイに立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大して表示させるステップとを備える。
この発明の別の局面に従うと、立体視画像を立体視することができるように表示するディスプレイとプロセッサとを含む電子機器に立体視画像を表示させるための立体視画像表示プログラムが提供される。立体視画像表示プログラムは、プロセッサに、ディスプレイの画素数よりも多い画素数の立体視画像データを取得するステップと、立体視画像データに基づいてディスプレイに立体視画像の全体を表示させるステップと、表示倍率に応じた視差量の再計算をすることなくディスプレイに立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大して表示させるステップとを実行させる。
以上のように、本発明によって、立体視画像を拡大しつつも視差量が大きくなり過ぎない立体視画像表示装置、立体視画像表示方法、および立体視画像表示プログラムが提供される。
本実施の形態に係る携帯電話100の動作概要を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る携帯電話100のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る携帯電話100が表示倍率の上限値の設定を受け付ける状態を示したイメージ図である。 本実施の形態に係る携帯電話100が表示倍率の上限値の設定を受け付ける状態の変形例を示したイメージ図である。 本実施の形態に係る携帯電話100における立体視表示処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
なお、以下では、「立体視画像表示装置」の代表例として携帯電話の構成について説明する。ただし、「立体視画像表示装置」は、電子書籍、電子辞書、デジタルカメラ、ゲーム機、パーソナルコンピュータ、PND(Personal Navigation Device)、PDA(Personal Data Assistance)などのような、立体視(3D)ディスプレイを有した他の情報端末であってもよい。
<携帯電話100の動作概要>
まずは、本実施の形態に係る携帯電話100の動作概要について説明する。図1は、本実施の形態に係る携帯電話100の動作概要を示すイメージ図である。より詳細には、図1(A)は、1920×1080ドットの立体視画像をテレビ200と携帯電話100とが表示した状態を示すイメージ図である。図1(B)は、携帯電話100において立体視画像の一部が選択された状態を示すイメージ図である。図1(C)は、携帯電話100において立体視画像の一部が拡大表示された状態を示すイメージ図である。
図1(A)を参照して、携帯電話100は、800×480ドットの立体視ディスプレイ130を有する。携帯電話100は、立体視の動画像データや静止画像データに基づいて、立体視の静止画像や動画像を表示することができる。なお、立体視画像データとは、右目用画像データD121Rと左目用画像データD121Lを含むものである。本実施の形態においては、携帯電話100は、立体視の静止画像や動画像を撮影するためのカメラを有する。
テレビ200も、1920×1080ドットの立体視ディスプレイ230を有する。テレビ200は、立体視の動画像データや静止画像データに基づいて、立体視の静止画像や動画像を表示することができる。
テレビ200は、1920×1080ドットの立体視の画像データに基づいて、立体視画像を縮小することなく、立体視ディスプレイ230に立体視画像の全体を表示することができる(表示倍率1倍)。一方、携帯電話100は、1920×1080ドットの立体視の画像データに基づいて、立体視画像を縮小することによって、立体視ディスプレイ130に立体視画像の全体を表示する(表示倍率0.42倍)。
図1(B)を参照して、携帯電話100は、立体視画像から所定のオブジェクトを検出する。たとえば、携帯電話100は、立体視画像から顔エリアXを検出する(表示倍率0.42倍)。
図1(C)を参照して、携帯電話100は、顔エリアXを所定の表示倍率にまで拡大して表示する。なお、所定の表示倍率は、1以下であることが好ましい。本実施の形態においては、所定の表示倍率が1に設定されている(表示倍率1.0倍)。
本実施の形態に係る携帯電話100は、顔エリアXを所定の表示倍率(例えば、表示倍率1.0倍)まで拡大した場合に、顔が立体視ディスプレイ130に収まらないと判断した場合に、顔エリアXが立体視ディスプレイ130に収まるように、所定の表示倍率よりも小さい表示倍率(例えば、表示倍率0.8倍)で顔エリアXを表示する。
より詳細には、一般的に以下の前提条件が成り立つ。
(1)立体視画像の多くはパーソナルコンピュータやテレビ向けに作成されている。たとえば、立体視画像の多くは、1920×1080ドットである。また、パーソナルコンピュータやテレビ向けに作成されているため、大型(およそ10型以上)のディスプレイによる視聴を前提としており、携帯電話などの小型(およそ10型未満)のディスプレイによる視聴は考慮されていない。
(2)立体視画像の多くは眼の健康を害さないよう視差量限度(左右画像のズレ=インチあたりのピクセル数。立体強度とも呼ばれる。)を超えないように作成されている。
(3)携帯電話の立体視ディスプレイの解像度(たとえば、800×480ドット)は、パーソナルコンピュータやテレビの立体視ディスプレイ(たとえば、1920×1080ドット)よりも低い。
(4)携帯電話の立体視ディスプレイのドットピッチは、パーソナルコンピュータやテレビのドットピッチよりも狭い。
(5)携帯電話は、パーソナルコンピュータやテレビ向けに作成された立体視画像を縮小することによって立体視画像の全体を表示する。
(6)携帯端末の立体視ディスプレイに、表示倍率を等倍(dot by dot)すなわち1.0倍にして立体視画像を表示させても、視差量の問題は発生しない。
このような性質を鑑みて、本実施の形態においては、表示倍率の上限値が1.0倍以下に設定されている。その結果、本実施の形態に係る携帯電話100に関しては、立体視画像を拡大しつつも、視差量が大きくなり過ぎるという問題が生じ難い。
より詳細には、本実施の形態に係る携帯電話100は、表示倍率に応じた視差量の再計算を実行することなく立体視画像を拡大するものであるため、相対的に非力なプロセッサによっても、立体視画像を拡大しつつも、視差量が大きくなり過ぎるという問題が生じ難い。また、本実施の形態に係る携帯電話100は、表示倍率に応じた視差量の再計算を実行することなく立体視画像を拡大するものであるため、メモリ使用量を従来よりも削減することや、スムーズなズーム(高速の応答性)を実現することができる。
以下、このような機能を実現するための携帯電話100の構成について詳述する。
<携帯電話100のハードウェア構成>
本実施の形態に係る携帯電話100のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る携帯電話100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態に係る携帯電話100は、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、立体視ディスプレイ130と、タブレット140、メモリインターフェイス160と、通信インターフェイス170と、右カメラ181と、左カメラ182と、ボタン190とを含む。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)および/またはハードディスクなどによって実現される。メモリ120は、CPU110によって実行される制御プログラムと、立体視画像データ(右目用画像データD121Rと左目用画像データD121L)と、表示倍率の上限値D122と、所定のオブジェクト(たとえば、顔)の特徴量データD123とを記憶する。なお、表示倍率の上限値D122は1.0以下の数値である。
立体視ディスプレイ130は、CPU110に制御されることによって、様々な情報を表示する。たとえば、CPU110は、立体視画像データに基づいて、立体視ディスプレイ130に静止画像や動画像を立体視で表示させる。CPU110は、2D画像データに基づいて、立体視ディスプレイ130に静止画像や動画像を2Dで表示させる。
なお、本実施の形態に係る立体視ディスプレイ130は、800×480ドットのものである。ただし、本実施の形態に係る技術は、一般的な据え置き型の立体視テレビよりもドット数が少ない立体視ディスプレイを有する電子機器に適用可能である。
立体視ディスプレイ130としては、視差バリア方式、レンチキュラー方式、液晶アクティブシャッターメガネ方式、偏向板方式などが挙げられる。
タブレット140は、電磁誘導方式、静電容量方式赤外線方式、抵抗膜方式などのいずれのタイプであってもよい。また、タブレット140は、光センサ液晶を含んでもよい。タブレット140は、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
タブレット140としてのタブレットが、立体視ディスプレイ130上に敷設されてもよい。すなわち、立体視ディスプレイ130とタブレット140とがタッチパネル150を構成してもよい。
メモリインターフェイス160は、外部の記憶媒体161に格納されているデータを読み出す。換言すれば、CPU110は、メモリインターフェイス160を介して外部の記憶媒体161に格納されているデータを読み出して、当該データをメモリ120に格納する。逆に、CPU110は、メモリ120からデータを読み出して、メモリインターフェイス160を介して当該データを外部の記憶媒体161に格納する。
なお、記憶媒体161としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
通信インターフェイス170は、ネットワークを介して、サーバや他の通信端末とデータを送受信する。たとえば、通信インターフェイス170は、CPU110からの命令に基づいて、サーバや他の通信端末から立体視画像データやプログラムやその他のデータなどを受信する。通信インターフェイス170は、サーバや他の通信端末から受信した立体視画像データやプログラムやその他のデータなどをCPU110やメモリ120に入力する。あるいは、通信インターフェイス170は、CPU110からの命令に基づいて、サーバや他の通信端末に、立体視画像データやその他のデータなどを送信する。
右カメラ181と左カメラ182と(撮影装置180)は、所定の距離離れて、携帯電話100に搭載される。CPU110は、右カメラ181から取得した右目用画像データD121Rと、左カメラ182から取得した左目用画像データD121Lとを、アーカイブすることによって立体視画像データを作成する。CPU110は、立体視画像データをメモリ120に格納する。
ただし、携帯電話100は、右目用画像データD121Rと左目用画像データD121Lとを1つのカメラ(撮影装置180)で撮影してもよい。たとえば、ユーザが、携帯電話100を左右方向に回転させている最中に、当該カメラが連続して複数の画像を撮影する。CPU110は、ジャイロセンサや複数の画像に基づいて、複数の画像から右目用画像データD121Rに適した画像と左目用画像データD121Lに適した画像とを選択してもよい。
ボタン190は、ユーザからの命令をCPU110に入力する。たとえば、ボタン190は、文字キー、数字キー、方向キー、決定キー、削除キーなどを含む。なお、タブレット140やボタン190は、操作部を実現する。
CPU110は、メモリ120に記憶されている各種のプログラムを実行する。携帯電話100における機能および処理(たとえば、図5に示される処理)は、各ハードウェアおよびCPU110により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ120に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、上述した記憶媒体161に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
図1(A)に示したように、CPU110は、プログラムを実行することによって、右目用画像データD121Rおよび左目用画像データD121Lを含む立体視画像データに基づいて、立体視ディスプレイ130に立体視画像を表示させる。たとえば、CPU110は、1920×1080ドットの立体視画像データから800×480ドットの立体視画像データを作成する。CPU110は、800×480ドットの立体視画像データに基づいて、立体視ディスプレイ130に立体視画像を表示させる。すなわち、CPU110は、表示倍率を下げることによって、立体視画像の全体を立体視ディスプレイ130に表示させる。
図1(B)に示したように、CPU110は、所定のオブジェクトの特徴量データD123を参照することによって、表示されている立体視画像から所定のオブジェクト(たとえば、顔)を特定する。
図1(C)に示したように、CPU110は、顔エリアXを所定の表示倍率まで拡大し、拡大された顔エリアXが立体視ディスプレイ130の中央に位置するように、立体視画像を表示する。
本実施の形態においては、CPU110は、顔エリアXを所定の表示倍率まで拡大した場合に、顔エリアXが立体視ディスプレイ130に収まるか否かを判断する。すなわち、CPU110は、拡大された顔エリアXのサイズが立体視ディスプレイ130のサイズ(800×480ドット)よりも小さいか否かを判断する。
拡大された顔エリアXのサイズが立体視ディスプレイ130のサイズ(800×480ドット)よりも大きい場合には、CPU110は、顔エリアXが立体視ディスプレイ130に収まる表示倍率まで顔エリアXを拡大し直し、拡大された顔エリアXが立体視ディスプレイ130の中央に位置するように、立体視画像を表示する。
また、本実施の形態に係る携帯電話100は、ユーザからの表示倍率の上限値の入力を受け付けることができる。以下では、上限値の設定を受け付けるための構成について説明する。
図3は、本実施の形態に係る携帯電話100が表示倍率の上限値の設定を受け付ける状態を示したイメージ図である。より詳細には、図3(A)は、携帯電話100が設定モードへの移行命令を受け付けるイメージ図である。図3(B)は、携帯電話100が上限値の入力を受け付けるイメージ図である。
図2および図3(A)を参照して、CPU110は、立体視画像を拡大して表示している際に、あるいはメニュー画面を表示している際に、タッチパネル150に設定モードへの移行命令を受け付けるためのボタン151を表示させる。CPU110は、タッチパネル150を介して、ボタン151が押下されたことを検知する。
図2および図3(B)を参照して、ボタン151が押下されると、CPU110は、タッチパネル150に上限値の入力を受け付けるための画面を表示する。たとえば、CPU110は、タッチパネル150に、上限値を調整するためのバー152とスライダ153とを表示させる。CPU110は、入力中の上限値154も表示する。ユーザは、スライダ153をドラッグすることによって、上限値を入力することができる。なお、本実施の形態においては、CPU110は、1.0以下の上限値の入力しか受け付けない。
図4は、本実施の形態に係る携帯電話100が表示倍率の上限値の設定を受け付ける状態の変形例を示したイメージ図である。図2および図4を参照して、ユーザは、ハードウェアボタン190を操作することによって、上限値を直接的に入力することができる。
CPU110は、自動的に、または、ユーザからの命令に基づいて、立体視画像の一部を、表示倍率の上限値まで拡大してもよい。すなわち、表示倍率の上限値=所定の表示倍率であってもよい。
あるいは、メモリ120が、アプリケーションや立体視画像データの属性と、所定の表示倍率と、の対応関係を記憶しても良い。この場合には、CPU110は、自動的に、または、ユーザからの命令に基づいて、表示倍率の上限値と、アプリケーションや立体視画像データの属性に対応する所定の表示倍率と、を比較する。CPU110は、立体視画像の一部を、表示倍率の上限値以下の所定の表示倍率まで拡大する。
また、待受アプリケーション実行時(待受画面表示時)には、CPU110は、壁紙を最奥レイヤーとして立体視ディスプレイ130に表示させる。CPU110は、壁紙レイヤーの上にアイコンやピクト用のレイヤーを重ねて表示させる。通常、CPU110は、壁紙として2D画像を設定している。
携帯電話100が立体視モードに切り替わった場合、すなわち、壁紙の2D画像を疑似立体視画像へ変換する場合、壁紙がアイコンより手前に飛び出さないことが好ましい。また、CPU110が、疑似立体視画像の飛び出し量を最適なものへと変換し、さらに、アイコンのレイヤーを壁紙のレイヤーよりも手前になるように表示させると、アイコンが飛び出し過ぎる、すなわち、待受画面としてはトータルの飛び出し量が大きくなり過ぎる可能性がある。
そのため、CPU110は、壁紙の2D画像を疑似立体視画像へ変換する場合には、壁紙の上限値を、壁紙の視差量がアイコンやピクトのレイヤーの視差量を越えないように設定することが好ましい。
<携帯電話100におけるコンテンツ処理>
次に、本実施の形態に係る携帯電話100における立体視表示処理について説明する。図5は、本実施の形態に係る携帯電話100における立体視表示処理を示すフローチャートである。
図5を参照して、まず、携帯電話100のCPU110は、右目用画像データD121Rおよび左目用画像データD121Lを含む立体視画像データに基づいて、立体視ディスプレイ130に立体視画像を表示させる(ステップS102)。たとえば、CPU110は、1920×1080ドットの立体視画像データから800×480ドットの立体視画像データを作成する。CPU110は、800×480ドットの立体視画像データに基づいて、立体視ディスプレイ130に立体視画像を表示させる。
CPU110は、所定のオブジェクトの特徴量データD123を参照することによって、表示している立体視画像に顔が含まれているか否かを判断する(ステップS104)。CPU110は、表示している立体視画像に顔が含まれていない場合(ステップS104においてNOである場合)、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、CPU110は、表示している立体視画像に顔が含まれている場合(ステップS104においてYESである場合)、顔エリアXを立体視ディスプレイ130の中央に移動させる(ステップS106)。CPU110は、メモリ120の上限値D122を参照して、顔エリアXを表示倍率の上限値まで拡大しても、顔エリアXが立体視ディスプレイ130に収まるか否かを判断する(ステップS108)。
顔エリアXが立体視ディスプレイ130に収まる場合、CPU110は、顔エリアXを表示倍率を上限値まで拡大する(ステップS110)。CPU110は、ステップS114からの処理を実行する。
一方、CPU110は、顔エリアXが立体視ディスプレイ130に収まらない場合、顔エリアXを立体視ディスプレイ130いっぱいに表示させる(ステップS112)。CPU110は、次の立体視画像データを取得する(ステップS114)。CPU110は、ステップS102からの処理を繰り返す。
<本実施の形態に係る携帯電話100のその他の適用例>
本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 携帯電話、120 メモリ、130,230 ディスプレイ、140 タブレット、150 タッチパネル、151 ボタン、152 バー、153 スライダ、154 上限値、160 メモリインターフェイス、161 記憶媒体、170 通信インターフェイス、180 撮影装置、181 右カメラ、182 左カメラ、190 ボタン、190 ハードウェアボタン、200 テレビ。

Claims (6)

  1. 立体視画像を立体視することができる立体視画像表示装置において、
    前記立体視画像を立体視することができるように表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの画素数よりも多い画素数の立体視画像データに基づいて前記ディスプレイに立体視画像の全体を表示させるプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、表示倍率に応じた視差量の再計算をすることなく前記ディスプレイに前記立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大して表示させる、立体視画像表示装置。
  2. 所定のオブジェクトを特定するための情報を記憶するメモリをさらに備え、
    前記プロセッサは、前記情報に基づいて前記立体視画像から所定のオブジェクトを検知することによって、前記立体視画像の一部として前記所定のオブジェクトを前記表示倍率に拡大して前記ディスプレイに表示させる、請求項1に記載の立体視画像表示装置。
  3. 操作部をさらに備え、
    前記プロセッサは、前記操作部を介して等倍以下の上限値の入力を受け付け、
    前記メモリは、前記上限値を記憶し、
    前記プロセッサは、前記ディスプレイに前記立体視画像の一部を前記上限値以下の前記表示倍率で拡大して表示させる、請求項2に記載の立体視画像表示装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記立体視画像の一部が前記ディスプレイに全て表示されるように、前記立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大して前記ディスプレイに表示させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の立体視画像表示装置。
  5. 立体視画像を立体視することができるように表示するディスプレイとプロセッサとを含む電子機器における立体視画像表示方法であって、
    前記プロセッサが、前記ディスプレイの画素数よりも多い画素数の立体視画像データを取得するステップと、
    前記プロセッサが、前記立体視画像データに基づいて前記ディスプレイに前記立体視画像の全体を表示させるステップと、
    前記プロセッサが、表示倍率に応じた視差量の再計算をすることなく前記ディスプレイに前記立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大して表示させるステップとを備える、立体視画像表示方法。
  6. 立体視画像を立体視することができるように表示するディスプレイとプロセッサとを含む電子機器に前記立体視画像を表示させるための立体視画像表示プログラムであって、前記プロセッサに、
    前記ディスプレイの画素数よりも多い画素数の立体視画像データを取得するステップと、
    前記立体視画像データに基づいて前記ディスプレイに前記立体視画像の全体を表示させるステップと、
    表示倍率に応じた視差量の再計算をすることなく前記ディスプレイに前記立体視画像の一部を等倍以下の表示倍率に拡大して表示させるステップとを実行させる、立体視画像表示プログラム。
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