JP2012238980A - 画像処理システム、画像処理方法、画像処理サーバー及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置から送信された画像処理対象の画像データに対し、複数の画像処理サーバーで順番に画像処理を実施する場合であって、画像処理毎に該画像処理を実施可能な画像処理サーバーが複数存在する場合に、画像処理毎に実際に処理を行う画像処理サーバーをユーザが選択する際の作業性、操作性を良くした画像処理システム等を提供する。
【解決手段】画像形成装置1による処理能力取得要求に応じて、各画像処理サーバー21a〜27cは、前段グループの画像処理サーバーがあれば該サーバーから受信した画像処理能力情報と自身の画像処理能力情報を、前段グループの画像処理サーバーがなければ自身の画像処理能力情報を、次段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーに送信し、なければ画像形成装置に送信する送信手段と、画像処理能力情報の送信前または送信後に、画像対象データに対する画像処理の実行予約を行う。
【選択図】 図14

Description

この発明は、MFP(Multi Function Peripherals)と称される多機能デジタル複合機等の画像形成装置と、複数台の画像処理サーバーとがネットワークを介して接続された画像処理システム、該システムで実行される画像処理方法、前記システムに用いられる画像処理サーバー及び画像形成装置に関する。
上記のようなMFP等の画像形成装置に入力された画像データを、画像形成装置の本体内のみで画像処理するのではなく、外部の複数の画像処理サーバーと連携し、各複数の画像処理サーバーでそれぞれ異なる画像処理を順次実施する画像処理システムが従来より提案されている(例えば特許文献1参照)。
このように特定の画像処理を画像処理サーバーに実施させることで、これらの機能をリソースに限界のある画像形成装置に備えさせる必要がなくなり、画像形成装置の構成を簡素化できる利点がある。
また、最近ではSaaS(Software as a Service)のように、Web上で画像処理を利用する形式の画像処理システムも提案されており、複数の業者が提供する画像処理サービスを組み合わせて、画像生成を行うことが可能となっている。
このように複数の画像処理を画像処理サーバーで順に実施する画像処理システムにおいて、各画像処理に対してそれぞれ複数の画像処理サーバーが存在するような場合、1つの画像処理毎にいずれかの画像処理サーバーを選択しなければならないが、従来では画像処理毎の画像処理サーバーの選択をユーザが行っていた。
なお、特許文献2には、ネットワークのサービスプロバイダで実行可能な処理機能をあたかも画像処理装置の機能表示と同等に表示できる画像処理装置が提案されている。
特開2004−289500号公報 特開2005−151010号公報
しかしながら、各画像処理に対してそれぞれ複数の画像処理サーバーが存在するような場合、ユーザが1つの画像処理毎にいずれかの画像処理サーバーを選択するのは、その選択作業が煩雑で面倒であった。
また、特許文献2の技術では、各画像処理サーバーの機能を画像処理装置に表示することはできるが、ユーザが画像処理毎に画像処理サーバーを選択しなければならない点では変わりなく、選択作業が煩雑で面倒であるという問題を払拭することはできなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、画像形成装置から出力された画像処理対象の画像データに対して、複数の画像処理サーバーで順番に画像処理を実施する場合であって、画像処理毎に該画像処理を実施可能な画像処理サーバーが複数存在する場合に、画像処理毎に実際に処理を行う画像処理サーバーをユーザが選択する際の作業性、操作性を良くした画像処理システムを提供し、さらに、該システムで実行される画像処理方法を提供し、さらには前記システムに用いられる画像処理サーバー及び画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)画像処理対象データを出力する画像形成装置と、ネットワークを介して前記画像形成装置と接続されるとともに、前記画像形成装置から出力された画像処理対象データに画像処理を実施する複数の画像処理サーバーとを備えた画像処理システムであって、前記複数の画像処理サーバーは、前記画像処理対象データに異なる画像処理を順番に実施する複数のグループに分割されると共に、各グループには同種の画像処理を実施する同じまたは異なる画像処理能力を有する複数の画像処理サーバーが含まれ、前記画像形成装置は、前記各グループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせについての各画像処理サーバーの前記画像処理能力を、画像処理と同じ順番で各画像処理サーバーを経由して取得するための取得要求を行う処理能力取得要求手段を備え、前記画像形成装置からの取得要求に応じて、各画像処理サーバーは、前段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーから受信した画像処理能力情報と自身の画像処理能力情報を、前段グループの画像処理サーバーがなければ自身の画像処理能力情報を、次段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーに送信し、次段グループの画像処理サーバーがなければ前記画像形成装置に送信する送信手段と、前記画像処理能力情報の送信前または送信後に、前記画像対象データに対する画像処理の実行予約を行うジョブ予約手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システム。
(2)前記画像形成装置は、各画像処理サーバーによる画像処理能力を集約するための基本情報を生成する基本情報生成手段と、生成された基本情報を初段のグループの複数の画像処理サーバーに送信する送信手段と、最終段のグループの各画像処理サーバーから前記基本情報を受信する受信手段と、を備え、初段のグループの複数の画像処理サーバーは、自己の画像処理能力情報を前記基本情報に記述すると共に、記述後の基本情報を複製して次段のグループの各画像処理サーバーに送信し、最終段のグループの複数の画像処理サーバーは、自己の画像処理能力情報を前記基本情報に記述すると共に、記述後の基本情報を画像形成装置に送信する前項1に記載の画像処理システム。
(3)前記画像形成装置は、各画像処理サーバーの組み合わせが画像処理能力において適さない場合の前記組み合わせについての情報を記憶する記憶手段と、最終段のグループの各画像処理サーバーから受信した基本情報に記述された各画像処理サーバーの組み合わせが、前記適さない組み合わせに該当するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記適さない組み合わせに該当すると判断された場合は、その組み合わせを削除する削除手段と、を備えている前項2に記載の画像処理システム。
(4)前記画像形成装置は、最終段グループの画像処理サーバーから前記基本情報を受信する受信手段と、前記受信した基本情報に記述された各グループ毎の画像処理サーバーの組み合わせと、該画像処理サーバーの処理能力を表示可能な表示手段と、前記表示手段に表示された画像処理サーバーの組み合わせの中から、ユーザが選択した組合せに含まれる画像処理サーバーを、画像処理対象データに対して実際に画像処理を実行させる画像処理サーバーとして確定する確定手段と、を備えている前項2または3に記載の画像処理システム。
(5)前記画像形成装置は、ユーザの指示に基づいて、画像処理サーバーに対する未取得の画像処理能力の取得要求を解除する取得要求解除手段を備えている前項1〜4のいずれかに記載の画像処理システム。
(6)前記画像形成装置は、各画像処理サーバーの組み合わせ毎の画像処理能力の取得結果に基づいて、いずれの組み合わせにも含まれていない画像処理サーバーが存在するか否かを判断する判断手段と、いずれの組み合わせにも含まれていない画像処理サーバーが存在する場合は、その画像処理サーバーに対して画像処理の実行予約をキャンセルするキャンセル手段と、を備えている前項3〜5のいずれかに記載の画像処理システム。
(7)前記画像形成装置は、前記画像処理能力の取得要求と共に各画像処理サーバーに対して画像処理を実施した場合の見積もりを要求する見積もり要求手段と、各画像処理サーバーの見積もり額を画像処理サーバーの組み合わせ毎に合計して、画像処理サーバーの組み合わせ毎に課金額を算出する課金額算出手段と、を備えている前項1〜6のいずれかに記載の画像処理システム。
(8)画像処理対象データを出力する画像形成装置と、ネットワークを介して前記画像形成装置と接続されるとともに、前記画像形成装置から出力された画像処理対象データに画像処理を実施する複数の画像処理サーバーとを備えた画像処理システムで実行される画像処理方法であって、前記複数の画像処理サーバーは、前記画像処理対象データに異なる画像処理を順番に実施する複数のグループに分割されると共に、各グループには同種の画像処理を実施する同じまたは異なる画像処理能力を有する複数の画像処理サーバーが含まれ、前記画像形成装置は、前記各グループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせについての各画像処理サーバーの前記画像処理能力を、画像処理と同じ順番で各画像処理サーバーを経由して取得するための取得要求を行う処理能力取得要求ステップを実行し、前記画像形成装置からの取得要求に応じて、各画像処理サーバーは、前段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーから受信した画像処理能力情報と自身の画像処理能力情報を、または前段グループの画像処理サーバーがなければ自身の画像処理能力情報を、次段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーに送信し、または次段グループの画像処理サーバーがなければ前記画像形成装置に送信する送信ステップと、前記画像処理能力情報の送信前または送信後に、前記画像処理対象データに対する画像処理の実行予約を行うジョブ予約ステップと、を実行することを特徴とする画像処理方法。
(9)前項1〜7のいずれかに記載の画像処理システムに用いられる画像処理サーバー。
(10)前項1〜7のいずれかに記載の画像処理システムに用いられる画像形成装置。
前項(1)に記載の発明によれば、画像形成装置が処理能力取得要求を行うと、この取得要求に応じて、各画像処理サーバーは、前段の画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーから受信した画像処理能力情報と自身の画像処理能力情報を、前段の画像処理サーバーがなければ自身の画像処理能力情報を、次段の画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーに送信し、次段の画像処理サーバーがなければ前記画像形成装置に送信する。つまり、各画像処理のグループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせと、その組み合わせに含まれる各画像処理サーバーの画像処理能力を、画像形成装置が自動的に取得することができるから、画像形成装置は、各組み合わせとそのときの画像処理サーバーの画像処理能力を操作パネル等を通じてユーザに知らせることで、ユーザは画像処理毎に実際に処理を行う画像処理サーバーを選択する際の選択作業や操作が楽になり、操作性を良くすることができる。しかも、各画像処理サーバーは、画像データに対する画像処理の実行予約を行うから、ユーザによる各画像処理サーバーの選択後は、画像データに対する画像処理サーバーによる画像処理をスムーズに実行することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、画像形成装置により生成され、初段のグループの複数の画像処理サーバーに送信された基本情報に基づいて、各画像処理のグループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせと、その組み合わせに含まれる各画像処理サーバーの画像処理能力を取得することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、基本情報に記述された各画像処理サーバーの組み合わせが、予め記憶手段に記憶されている適さない組み合わせに該当する場合は、その組み合わせは削除されるから、ユーザが誤って適さない組み合わせを選択するおそれをなくすことができる。
前項(4)に記載の発明によれば、基本情報に記述された各グループ毎の画像処理サーバーの組み合わせと、該画像処理サーバーの画像処理能力が表示手段に表示可能であるとともに、ユーザが選択した組み合わせに含まれる画像処理サーバーが、画像データに対して実際に画像処理を実行させる画像処理サーバーとして確定される。
前項(5)に記載の発明によれば、ユーザの指示に基づいて、画像処理サーバーに対する未取得の画像処理能力の取得要求を解除することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、いずれの組み合わせにも含まれていない画像処理サーバーが存在する場合は、その画像処理サーバーに対して画像処理の実行予約がキャンセルされるから、その画像処理サーバーにおける他のジョブの実行が妨げられることはない。
前項(7)に記載の発明によれば、画像形成装置により、画像処理サーバーに対して画像処理能力の取得要求と共に画像処理を実施した場合の見積もりが要求され、各画像処理サーバーの見積もり額は画像処理サーバーの組み合わせ毎に合計され、画像処理サーバーの組み合わせ毎に課金額が算出されるから、ユーザは画像処理サーバーの組み合わせ毎に合計課金額を認識することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、各画像処理のグループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせと、その組み合わせに含まれる各画像処理サーバーの画像処理能力を、画像形成装置が自動的に取得することができるから、画像形成装置は、各組み合わせとそのときの画像処理サーバーの画像処理能力を操作パネル等を通じてユーザに知らせることで、ユーザは画像処理毎に実際に処理を行う画像処理サーバーを選択する際の選択作業や操作が楽になり、操作性を良くすることができる。しかも、各画像処理サーバーは、画像データに対する画像処理の実行予約を行うから、ユーザによる各画像処理サーバーの選択後は、画像データに対する画像処理サーバーによる画像処理をスムーズに実行することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、各画像処理のグループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせと、その組み合わせに含まれる各画像処理サーバーの画像処理能力を、自動的に取得することができるシステムに好適な画像処理サーバーとなしうる。
前項(10)に記載の発明によれば、各画像処理のグループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせと、その組み合わせに含まれる各画像処理サーバーの画像処理能力を、自動的に取得することができる画像形成装置となし得る。
この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。 図1のシステムに用いられている画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像形成装置のコントローラ部の詳細を示すブロック図である。 画像処理サーバーの構成を示すブロック図である。 サービス管理情報テーブルを示す図である。 画像処理サービスの優先順位を纏めた優先順位テーブルを示す図である。 利用可能な画像処理サーバーのサービスIDをサービス種類毎に纏めた登録サーバーテーブルを示す図である。 サービス設定画面が表示されている操作パネルの平面図である。 画像処理ルートを画像形成装置が自動的に決定するルート自動決定モードに移行させる画面が表示された操作パネルの平面図である。 図9に示す画面において「抽出条件詳細」キーが押下されたときに遷移する画面が表示された操作パネルの平面図である。 見積依頼リストを示す図である。 見積依頼リストの作成処理を示すフローチャートである。 画像形成装置1により作成された見積依頼リストが、各画像処理サーバーを巡って画像形成装置に転送される様子を説明するための図である。 画像処理サーバーが見積依頼リストを複製して後段の画像処理サーバーへ送信する際の動作を説明するための図である。 各画像処理サーバーが原稿画像に対する画像処理の実効ジョブを予約する際の動作を説明するための図である。 ジョブ予約処理を示すフローチャートである。 画像形成装置に転送された見積依頼リストの一例を示す図である。 組み合わせ禁止テーブルの一例を示す図である。 組合せ禁止チェック処理を示すフローチャートである。 画像処理ルート候補の表示画面を示す図である。 図20の画面において「詳細」ボタンが押下されたときに遷移する画面を示す図である。 ルート確定処理を示すフローチャートである。 サービス能力算出処理を示すフローチャートである。 ジョブキャンセル処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。
図1の画像処理システムは、画像形成装置1と、複数の画像処理グループ(この実施形態ではグループG1からG7の7個)に属するそれぞれ複数(この実施形態では3個)の画像処理サーバー21a〜21c、22a〜22c、・・・27a〜27cと、各ユーザが所有するパソコン(PCと記す)からなる複数の端末装置31、32が、ネットワーク4を介して相互に接続されて構成されるとともに、画像形成装置1に課金装置5が接続されている。
この実施形態では、画像形成装置1で読み取った原稿の画像データや、端末装置31、32から受信したプリントデータ等の画像処理対象データに対し、前記複数の画像処理グループに属する各画像処理サーバーが予め決定された順序で画像処理サービスを実施する構成となされている。
具体的には、第1の画像処理グループG1に属する3個の画像処理サーバー21a〜21cは、画像処理サービス1としていずれも白紙除去処理サービスという同種の画像処理を行う。このサービスは、原稿面数に応じて課金が行われる。つまり、課金対象は原稿面数であり、課金対象の数量は画像処理対象の画像データの総原稿面数である。なお、以下の説明において、画像処理対象データを「原稿画像」ともいう。
第2の画像処理グループG2に属する3個の画像処理サーバー22a〜22cは、白紙除去処理後の原稿画像に、画像処理サービス2として文字認識(OCR)処理を実施する。換言すれば、原稿画像から文字部分を抜き出して文字を特定する処理を行う。このサービスは、原稿面数に応じて課金が行われる。つまり、課金対象は原稿面数であり、課金対象の数量は原稿画像の総原稿面数である。
第3の画像処理グループG3に属する3個の画像処理サーバー23a〜23cは、白紙除去処理及び文字認識処理後の原稿画像に、画像処理サービス3として画像認識処理を行う。このサービスは原稿面数に応じて課金が行われ、課金対象の数量は原稿画像の総原稿面数である。
第4の画像処理グループG4に属する3個の画像処理サーバー24a〜24cは、画像認識処理後の原稿画像に、画像処理サービス4として画像補正処理を行う。このサービスは画像数に応じて課金が行われ、課金対象の数量は総画像数である。
第5の画像処理グループG5に属する3個の画像処理サーバー25a〜25cは、画像補正処理後の原稿画像に、画像処理サービス5として地紋合成処理を行う。このサービスは原稿面数に応じて課金が行われ、課金対象の数量は原稿画像の総原稿面数である。
第6の画像処理グループG6に属する3個の画像処理サーバー26a〜26cは、地紋合成後の原稿画像に、画像処理サービス6として翻訳処理を行う。このサービスは文字数に応じて課金が行われる。つまり、課金対象は文字数であり、課金対象の数量は原稿画像の総文字数である。
第7の画像処理グループG7に属する3個の画像処理サーバー27a〜27cは、翻訳後の原稿画像に、画像処理サービス7として送信フォーマットの生成処理を行う。このサービスは原稿面の面積に応じて課金が行われ、課金対象の数量は原稿画像の総原稿面数である。
この実施形態では、全ての画像処理サーバー21a〜21c、・・・27a〜27cが自サービスの画像処理を実施するとともに、前段の画像形成装置1または前段のグループに属する各画像処理サーバーから送信されてくる原稿画像や見積依頼リスト等を受信し、受信した見積依頼リストに自機の画像処理能力や原稿画像に画像処理を実施した場合の課金量金(見積金額)等を記述して、後段グループの各画像処理サーバーや後段の画像形成装置1に転送する等の処理を実行するが、詳細な説明は後述する。
前記画像形成装置1は、各グループG1〜G7毎に画像処理サーバー21a〜21c、・・・27a〜27cを1個ずつ組み合わせて原稿画像に画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせについての各画像処理サーバーの画像処理能力や見積等を、画像処理と同じ順番で各画像処理サーバーを経由して取得するための取得要求を、第1グループG1の画像処理サーバー21a〜21cに行い、このために原稿画像や見積依頼リスト等を第1グループG1の画像処理サーバー21a〜21cに送信する。画像形成装置1としてこの実施形態では、前述した多機能デジタル複合機であるMFPが用いられており、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ(FAXともいう)機能、プリント機能及びメモリ蓄積機能等を有している。
図2は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。
この画像形成装置1は、原稿の画像を読み取って電子データである画像データに変換するスキャナ部11、スキャナ部11で読み取られた原稿の画像データを処理してプリンタ部13に送信するコントローラ部12、及びコントローラ部12から送信されてきた画像データを用紙に印字するプリンタ部13を備えている。
前記コントローラ部12の詳細を、図3のブロック図に示す。
コントローラ部12は、CPU121、システムRAM122、画像RAM123、記憶部124、プログラムROM125、FAXモデム126、ネットワークカード127、操作パネル128、NV−RAM129、シリアルインターフェース部(シリアルI/F部)130等を備えている。
前記CPU121は、画像形成装置1の全体を統括的に制御し、コピー機能、プリント機能、FAX機能等の各種機能を実現させるとともに、特にこの実施形態では次のような制御を行う。即ち、ユーザによって選択された複数の画像処理サービスの順序や、画像処理サービスを行うグループに属する画像処理サーバーの識別情報等が記述された見積依頼リスト(後述する)を生成するとともに、生成した見積依頼リスト及び画像処理対象の原稿画像等を、最初のサービスを行う第1の画像処理グループG1の各画像処理サーバー21a〜21cに送信したり、最終段のグループG7の各画像処理サーバー27a〜27cから、各画像処理サーバーの画像処理能力や課金金額か記述された前記見積依頼リスト等を回収する制御を行う。また、回収した見積依頼リストに基づいて、各画像処理グループG1〜G7に属する各画像処理サーバー201a〜21c・・・、27a〜27cの組合せからなる複数の画像処理ルートの候補を特定し、操作パネル128に表示させたり、ユーザによっていずれかの画像処理ルートが選択されると、そのルートに対応する各画像処理サーバーに実際の画像処理を実行させる等の制御を行う。
前記システムRAM122は、CPU121の動作用プログラムを動作させるために必要なデータが蓄積されており、プログラム動作時には、一時記憶領域が保持される。
前記画像RAM123は、スキャナ部11等から送信されてきた画像データを一時的に蓄積するメモリである。
前記記憶部124は、前記画像データやアプリケーションプログラムその他のデータを記憶するものであり、例えばハードディスク装置(HDD)により構成されている。またこの実施形態では、画像処理サーバー21a〜21c、・・・27a〜27cから取得した各画像処理サービスの内容が、記憶部124に登録・保存されている。
前記プログラムROM125は、CPU121の動作プログラムを記憶するメモリである。さらにプログラムROM125には、操作パネル128の表示及びキー入力制御を行うプログラム、操作パネル128の表示部128bにキーの表示を行うためのグラフィックデータ、キーを押した際の挙動を定義した「キー管理情報」等も記憶されている。
前記FAXモデム126はFAX送受信を行うための装置であり、ネットワークカード127は画像処理サーバー21a〜21c、・・・27a〜27cや端末装置31、32等の外部装置との間で、ネットワーク4を介して通信を行う通信手段として機能する。なお、画像処理サーバー21a〜21c、22a〜22c、23a〜23cと画像形成装置1との間の見積依頼リストや原稿画像等の送受信、画像処理サーバー同士間の送受信は、この実施形態ではhttp通信により行われる。
操作パネル128は、ユーザが画像形成装置1の操作を行うためのものであり、スタートキー、ストップキー、テンキー等を備えたハードキー部128aと、ユーザに対するメッセージ、動作状態、ソフトキー等が表示されるタッチパネル式の液晶表示素子からなる表示部128bとからなる。
前記NV−RAM129はユーザが設定した不揮発情報等を保存するメモリである。
前記シリアルI/F部130は、課金装置5との間で課金のための情報の送受信を行うためのインターフェースである。
課金装置5は画像処理サービスに対する課金を行うものである。具体的には、画像形成装置1は各画像処理サーバーの画像処理に対する課金料金の合計を計算するとともに、課金料金の合計を操作パネル128の表示部128bに表示する。ユーザが表示された金額を課金装置5に投入すると、課金装置5を介して課金精算が行われる。
上記画像形成装置1において、コピー機能時には、スキャナ部11で読み込まれた画像データを画像RAM123に一旦蓄積した後、プリンタ部13に転送し、印字する。
スキャン機能時には、スキャナ部11で読み込まれた画像データを画像RAM123に一旦蓄積した後、CPU121で読み出して汎用画像フォーマットにエンコードする。その後、ネットワークカード127経由で、E−mailやFTPのプロトコルを利用して、画像データを送信することが可能である。
FAX機能による送信時には、スキャナ部11で読み込んだ画像データを画像RAM123に一旦蓄積したのち、FAXで送信可能な解像度、圧縮形式にCPU121で変換したのち、FAXモデム126経由で送信する。
FAX機能による受信時には、FAXモデム126経由で受信したデータを、一旦画像RAM123に蓄積し、CPU121で印字できる形式に変換した後、プリンタ部13に送信して印字する。
プリンタ機能時には、ネットワーク経由でネットワークカード127により受信したページ記述言語を、CPU121で画像RAM123に展開したのち、プリンタ部13に転送して印字する。
また、前記記憶部124に画像データを蓄積しておくことで、該画像データを何度でもプリントすることができる。ユーザによって画像データの蓄積が指示されたときは、画像RAM123から記憶部124に画像データが転送され蓄積される。
以上説明した、画像形成装置1に関しての、実際の画像読み取りや印字、プリントデータの描画などの詳細動作は、画像形成装置1として公知の技術であるため、詳細には言及しない。
前記画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cの構成を図4のブロック図に示す。なお、画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cの構成は同一であるので、画像処理サーバー21aについて説明し、画像処理サーバー21c、・・・27a〜27cについては説明を省略する。
画像処理サーバー21aは、汎用のコンピュータから構成され、図4に示すように、CPU211、ROM212、RAM213、記憶部214、表示装置215、入力装置216、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)217、画像処理部218等を備え、システムバス220を介して互いに接続されている。
CPU211は、ROM212等に保存されている動作プログラムを実行することにより、画像処理サーバー21aの全体を統括的に制御する。特にこの実施形態では、画像形成装置1から送信されあるいは前段の画像処理サーバーから転送されてきた見積依頼リストに、自機の画像処理能力や、同じく転送されてきた原稿画像に対して画像処理を実施する場合の見積額である課金料金を記述したのち、下流の全ての画像処理グループに属する画像処理サーバーの数だけ見積リストを複製して、次段の画像処理グループの各画像処理サーバーに(自機が最終段のグループの画像処理サーバーである場合は画像形成装置1に)、原稿画像とともに送信する。かつ前記原稿画像を画像処理するためのジョブを予約登録する。
さらに、ユーザによって、自機を含む各画像処理グループの画像処理サーバーの組合せが選択されたときは、原稿画像に画像処理部218を介して画像処理を実施し、画像処理済み原稿画像を次段の画像処理サーバーに送信する処理を実行させる等の処理を行うが、詳細は後述する。
前記ROM212は、CPU211が実行するためのプログラムや自機の画像処理能力などのデータを保存する記憶媒体である。
RAM213は、CPU211が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
記憶部214は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、アプリケーションプログラムその他の各種データを記憶する。
表示装置215は、CRTや液晶表示装置等からなり、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面等を表示する。
入力装置216は、ユーザによる入力操作に用いられるもので、キーボードやマウス等からなる。
ネットワークインターフェース部217は、画像形成装置1、他の画像処理サーバー、端末装置31、32、その他の外部機器との間で、ネットワーク4を介してデータの送受信を行う通信手段として機能する。
画像処理部218は、CPU211の制御のもとで、画像処理対象の画像データに所定の画像処理を実施するものである。
次に、図1の画像処理システムの動作の概要を説明する。
まず、各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cに対して、画像形成装置1からhttpのプロトコルで通信を行い、画像処理サービスの内容を取得して、図5のようなサービス管理情報を作成し管理する。
サービス管理情報には、画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cの識別情報であるサービスID、画像処理サービスの実施順、画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cに原稿画像を送信する際の画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cの転送ポートのアドレスと、原稿画像以外の各種情報を送信する際の情報通信ポートのアドレスと、画像処理サービスの種類と、課金対象と、課金料金と、画像処理サーバーの画像処理機能等を記述するサービス詳細、の各項目により構成されている。
なお、サービスID、画像処理サービスの実施順、転送ポートのアドレス、情報通信ポートのアドレス、画像処理サービスの種類、課金対象の各項目については、各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cから取得した画像処理サービスの内容に基づいて、登録時に記述される。
なお、画像形成装置1は、図6に示すような画像処理サービスの優先順位を示す優先順位テーブルを予め保持しており、この優先順位テーブルに基づいて、画像処理サービスの実施順が決定される。
また、図5のサービス管理情報とともに、図7に示すように、利用可能な画像処理サーバーのサービスIDをサービス種類毎に纏めた登録サーバーテーブルも保持している。
画像処理サービスが画像形成装置1に登録されている状態では、図8に示すように、操作パネル128の表示部128b上にサービス設定画面が表示される。この画面では、画像処理サービスの種類を表示するキーの横に、押下により切り替わる「On」キーまたは「Off」キーが表示されている。「フォーマット」と表示された送信フォーマットの生成処理については、押下により送信フォーマットの種類と「Off」が順に切り替わる選択キーが表示されている。
また、図8に示す設定画面には「複数候補」キーが表示されている。この「複数候補」キーは、ユーザが「On」を選択した場合に、前記画像処理ルートの候補を複数求めて表示部128bに表示させるためのキーである。以下、「複数候補」キーが「On」に設定されたときのモードを複数ルート候補表示モードという。このモードでは、表示された画像処理ルートの複数の候補の中から、ユーザが実際の画像処理ルートを決定する。
複数ルート候補表示モードにおいて、ユーザは図8に示すサービス設定画面で、利用する画像処理サービスについて「On」を設定し、「スキャン」キーを選択してスタートキー128dを押下すると、処理が開始される。
また、この実施形態では図9に示すように、ユーザが「複数候補」キーをOffに設定することで、画像処理ルートを画像形成装置1が自動的に決定するルート自動決定モードに移行させることができる。このモードでは、ユーザが選択した画像処理サービスを実行する複数の画像処理ルートのうち、画像処理サーバーの機能が最も高い画像処理ルートを画像形成装置1が決定する。
また、「複数候補」キーをOffに設定すると図9に示すように「抽出条件詳細」キーが表示される。ユーザが「抽出条件詳細」キーを押下すると、図10の画面に遷移し、「優先する条件をOnにして下さい」というメッセージが表示される。ユーザが画像処理機能を重視したい画像処理サービスについて「On」を選択し、確定キーである「確」キーを押下した場合、ユーザが重視した画像処理サービスについて画像処理サーバーの機能が優先的に評価され、画像処理サーバーの機能が最も高い画像処理ルートを画像形成装置1が自動的に決定する。
前記複数ルート候補表示モードまたはルート自動決定モードにおいて、ユーザがスタートキー128dを押すと、画像形成装置1は、基本情報としての見積依頼リストを生成する。また、原稿をスキャンして原稿画像を生成する。
見積依頼リストの一例を図11に示す。この例では、見積依頼リストは、画像処理サーバーの識別情報であるサービスIDと、画像処理サービスの実施順と、原稿画像を送信するための画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cの転送ポートのアドレスと、原稿画像以外の各種情報を送信するための画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cの情報通信ポートのアドレスと、画像処理サービスの種類と、各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cの課金対象と、課金料金と、サービス詳細情報と、原稿面数と、画像枚数と、文字数の各項目により構成されている。
このうち、サービスID、画像処理サービスの実施順、転送ポートのアドレス、情報通信ポートのアドレス、画像処理サービスの種類、課金対象については、図5に示すサービス管理情報、図6に示す優先順位テーブル、図7に示す登録サーバーテーブルを参照して、既にセットされている(書き込まれている)。
課金料金、サービス詳細情報については、各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cによってセットされる(書き込まれる)。原稿面数は第1グループG1の各画像処理サーバー21a〜21cが、画像枚数は第3グループG3の各画像処理サーバー23a〜23cが、文字数は第2グループG2の各画像処理サーバー22a〜22cがそれぞれ書き込む。
図12は、画像形成装置1のCPU121が実行する見積依頼リスト作成処理を示すフローチャートである。
ステップS01で、サービス管理情報からいずれかの画像処理サービスを取得し、ステップS02で、そのサービスがユーザによって実効対象の画像処理サービスとして選択されているかどうかを判断する。
選択されていれば(ステップS02でYES)、ステップS04で、見積依頼リストに、登録されているサービスIDを追加したのち、ステップS03に進む。選択されていなければ(ステップS02でNO)、そのままステップS03に進む。
ステップS03では、チェックされていないサービスがあるかどうかを判断し、チェックされていないサービスがあれば(ステップS03でYES)、ステップS01に戻る。チェックされているサービスがなければ(ステップS03でYES)、処理を終了する。
画像形成装置1により作成された見積依頼リストは、図13に示すように、原稿画像と共に初段の画像処理を実施する第1グループG1の各画像処理サーバー21a〜21cに送信される。
ここで、画像形成装置1は図14に示すように、第1グループについては送付先のサービスIDのみを見積依頼リストに記載し、第2グループG2以降のサーバーについては、全てのサービスIDをリストに記載する。例えば、第1グループの第1サーバー21aに送信される見積依頼リストには、該第1サーバー21aのサービスIDと、第2グループG2〜第7グループG7の各画像処理サーバー22a〜22c、・・・、27a〜27cの各サービスIDが記載されている。また、第1グループの第2サーバー21bに送信される見積依頼リストには、該第2サーバー21bのサービスIDと、第2グループG2〜第7グループG7の各画像処理サーバー22a〜22c、・・・、27a〜27cの各サービスIDが記載されている。なお、図14には、説明の都合上、第1グループG1及び第2グループG2にそれぞれ2個の画像処理サーバーのみが存在しているものとして図示されているが、実際にはそれぞれ3個の画像処理サーバーが存在している。
第1グループG1の各画像処理サーバー21a〜21cは、画像形成装置1からの見積依頼リスト及び原稿画像を受信すると、見積依頼リストにおける自機のサービスIDの課金料金(見積額)、サービス詳細、原稿面数の項目に、それぞれ該当事項を記述する。課金料金、原稿面数は原稿画像を基にして記載する。
そして、第2グループG2〜第7グループG7の各画像処理サーバーの合計数だけ見積以来リストを複製する。その際、次の送信先である第2グループG2の画像処理サーバーに送信する見積依頼リストについては、送信先の画像処理サーバーのサービスIDのみを記載する。
例えば、第2グループの第2サーバー22aに送信される見積依頼リストには、該第2サーバー22aのサービスIDと、第3グループG3〜第7グループG7の各画像処理サーバー23a〜23c、・・・、27a〜27cの各サービスIDが記載されている。また、第2グループの第2サーバー22bに送信される見積依頼リストには、該第2サーバー22bのサービスIDと、第3グループG3〜第7グループG7の各画像処理サーバー23a〜23c、・・・、27a〜27cの各サービスIDが記載されている。
こうして、見積依頼リストへの必要情報の記載後、第1グループG1の各画像処理サーバー21a〜21cは、見積依頼リストを原稿画像と共に第2グループG2の対応する各画像処理サーバー22a〜22cに送信する。
第2グループG2の各画像処理サーバー22a〜22cは、第1グループG1の各画像処理サーバー21a〜21cから原稿画像及び見積依頼リストを受信すると、第1グループG1の各画像処理サーバー21a〜21cが行ったのと同じく、必要項目についての情報の記述、見積依頼リストの複製等の処理を行った後、見積依頼リストを原稿画像と共に第3グループG3の各画像処理サーバー23a〜23cに送信する。
このような処理が、図1の矢印(1)〜(8)、図13に示すように、各グループG1〜G7の各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cにおいて行われる。なお、最終の第7グループG7の各画像処理サーバー27a〜27cは、次のグループが存在しないため、見積依頼リストへの必要情報の記載後、見積依頼リストを複製することなく、画像形成装置1へ返送する。
この実施形態では、画像形成装置1は、原稿画像を画像処理するためのジョブIDを作成し、図15に示すように、見積依頼リストとともにジョブIDを見積情報として第1グループG1の各画像処理サーバー21a〜21cに送信する。ジョブIDは1個の原稿画像に対して1個付与され、各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cにおいて共通している。
各グループG1〜G6の画像処理サーバー21a〜21c、・・・、26a〜26cも同様に、見積依頼リストとジョブIDを見積情報として次段のグループの各画像処理サーバーに送信する。
画像形成装置1からあるいは前段の画像処理サーバーからジョブIDを受信した各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cは、例えば記憶部214に形成された予約ジョブ登録用のジョブスタックに、前記受信したジョブIDがまだ登録されていなければ、図15(A)に示すように、ジョブIDを複製された原稿画像と共に登録する。これにより、各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cにおいて原稿画像に対する画像処理を行うためのジョブが予約される。
なお、図15(B)に示すように、受信したジョブIDが既にジョブスタックに登録されている場合は、再度の予約は行わない。
図16は、各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cのCPU211が実行するジョブ予約処理のフローチャートである。
ステップS11で見積情報を受信した後、ステップS12でジョブIDを取得する。次いでステップS13で、同じジョブが既に登録されているかどうかを判断し、同じジョブが登録されていなければ(ステップS13でNO)、ステップS14でジョブを登録した後、処理を終了する。同じジョブが既に登録されていれば(ステップS13でYES)、そのまま処理を終了する。
前述したように、画像形成装置1から送信された見積依頼リストが各グループG1〜G7の各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cのそれぞれを巡って画像形成装置1に返送される結果、画像形成装置1には、各グループG1〜G7の各画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cの全てを組み合わせた画像処理ルート毎の見積依頼リストが集積される。
画像形成装置1に返送された見積依頼リストの一例を図17に示す。この見積依頼リストでは、画像処理サービス順にそれぞれ1つの画像処理サーバーが特定され、それぞれの画像処理サーバー毎に、課金料金、サービス詳細が記述されている。
例えばサービスID1の画像処理サーバーについては、課金量金が10円であることが記述され、サービス詳細の項目には、白紙除去レベル4という白紙除去レベルの能力情報が記述されている。また、サービスID4の画像処理サーバーについては、課金量金が140円であることが記述され、サービス詳細の項目には、文字認識可能言語が日本語、英語、フランス語であることが記述されている。また、サービスID10の画像処理サーバーについては、課金量金が120円であることが記述され、サービス詳細の項目には、シャープネスレベル3、明るさ補正レベル4、アップスケールレベル2という各能力情報が記述されている。
画像形成装置1は、各画像処理サーバーの組み合わせが画像処理能力において適さない組合せである場合は、その見積依頼リストを削除する。画像形成装置1は、画像処理サーバーの組み合わせが画像処理能力において適さない場合の組み合わせ禁止テーブルを、予め記憶部124に保持しており、このリストと実際の組合せとを比較して、削除するかどうかを決定する。
図18に組み合わせ禁止テーブルの一例を示す。各サービスにおける能力の組合せについて、以下の条件を考慮して許可(○)か禁止(×)かが規定されている。即ち、文字認識が可能かどうか、画像補正によって画像、文字が認識できないことがないか、翻訳が可能か、翻訳の結果が出力できるか、等の条件に基づいて、組合せの可否が決定されている。
例えば第2グループG2の画像処理サーバー22a〜22cにおいてフランス語で作成されている原稿画像の文字認識処理が可能であっても、第6グループG6の画像処理サーバー26a〜26cにおいてフランス語の翻訳処理能力がなければ、組合せは禁止される。
図19は、画像形成装置1のCPU121が実行する組み合せ禁止チェック処理を示すフローチャートである。この処理は回収した見積依頼リスト1件ごとに行われる。
ステップS21では、見積依頼リストからサービス詳細情報を取得したのち、ステップS22で、チェックしていない能力があるかどうかを判断する。チェックしていない能力があれば(ステップS22でYES)、ステップS23で、組合せが禁止されている能力が組み合わされていないかどうかを、組合せ禁止テーブルとの比較から判断する。組合せが禁止されている能力が組み合わされていない場合は(ステップS23でNO)、ステップS22に戻る。組合せが禁止されている能力が組み合わされている場合は(ステップS23でYES)、ステップS24で見積依頼リストを削除する。
ステップS22で、チェックしていない能力がなければ(ステップS22でNO)、ステップS25で、画像処理ルートの候補として操作パネル128の表示部128bに表示する。従って、画像処理ルート候補は、組み合せ禁止チェック処理の終了したものから順に表示される。
図20は、各グループG1〜G7毎に1個の画像処理サーバー21a〜21c、・・・、27a〜27cが組み合わされた前記画像処理ルート候補が表示部128に表示される際の表示画面を示す図である。
画像処理ルート候補の表示は、候補番号と課金金額(見積額)の表示からなる。課金金額は、1枚の見積依頼リストに記述されている各処理の課金料金の合計額である。課金金額の横には、「詳細」ボタンが表示されている。また、課金金額が選択され「キャンセル」ボタンが押下されると、その画像処理ルートに対応する見積依頼リストが削除される。
ユーザがいずれかの「詳細」ボタンを押下すると、図21に示す画面に遷移する。この画面では、見積依頼リストにおけるサービス詳細の項目の内容、換言すればその画像処理ルートに含まれる各画像処理サーバーの画像処理能力の内容が表示される。「戻る」ボタンを押すことで、図20の画面に戻る。
ユーザが課金金額を選択して課金装置5に現金を投入すると、投入金額が画像形成装置1に通知され、操作パネル128に表示される。投入金額が選択した見積額よりも上回っていた場合は、ユーザはスタートキー128dを押下する。すると、画像形成装置1のCPU121は、選択された画像処理ルートを確定し、該ルートに基づいて、第1グループG1の画像処理サーバー21a〜21cのうちの確定されたサーバーに、画像処理ルートを示すルート情報とともにジョブ実行依頼を送信する。
ジョブ実行依頼を受信した画像処理サーバーは、見積の段階で既に予約されている原稿画像に対するジョブを実行する。原稿画像は、前記ルート情報とともに画像形成装置1から送信しても良いし、画像処理サーバーに保存されている原稿画像を用いても良い。
画像処理の実行後は、ルート情報に従って次のグループの画像処理サーバーに、ルート情報、見積の段階で既に通知したジョブIDとともに画像処理済みの原稿画像を送信する。こうして、ルート情報に従ってグループG1〜Gのいずれかの画像処理サーバーにより、原稿画像に順次画像処理が実行されたのち、最後のグループの画像処理サーバーから画像処理済みの原稿画像が画像形成装置1へ転送される。
各画像処理サーバーでは、前記ジョブIDで示されるジョブが既に予約されているから、原稿画像の画像処理をスムーズに行うことができる。
画像処理済みの原稿画像は、画像形成装置1から印字され、あるいは所定の宛先に送信される。また、選択された画像処理ルートの画像処理サーバー以外の画像処理サーバーについては、後述するジョブキャンセル処理により、既に予約されているジョブのキャンセルが画像形成装置から通知される。予約ジョブをキャンセルされた画像処理サーバーは、他の画像形成装置からのジョブを速やかに実行することができる。また、未だ画像処理能力の取得が完了していない画像処理サーバーに対しては、画像形成装置1は画像処理能力の取得要求を解除する通知を行う。
以上の説明では、画像処理ルートをユーザ自身が選択したが、図9の画面において「複数候補」キーをオフにした場合は、前述したように、画像形成装置1が自動的にルートを決定する。
図22は、画像形成装置1が自動的にルートを決定する場合にCPU121が実行するルート確定処理を示すフローチャートである。
ステップS41で見積依頼リストの中の1つをセットし、ステップS42で、サービス種類毎の能力を算出するサービス能力算出処理を実行する。次いで、ステップS43で、ユーザが図10の画面において能力を優先するサービスを設定したかどうかを判断し、設定されていれば(ステップS43でYES)、ステップS44で、ユーザが設定した能力優先サービスについてのみ、能力値を合計した後、ステップS46に進む。
能力を優先するサービスの設定がなされていなければ(ステップS43でNO)、ステップS45で、全種類のサービスの能力値を合計した後、ステップS46に進む。
ステップS46では、合計した能力値をサービス種類の数で割って能力値の平均値を算出し、これをその見積依頼リストで示される画像処理ルートの能力値とする。
次いでステップS47で、能力値を算出していない見積依頼リストがあるかどうかを調べ、あれば(ステップS47でYES)、ステップS41に戻って次の見積依頼リストをセットし該リストについて同様の処理を行う。能力値を算出していない見積依頼リストがなくなると(ステップS47でNO)、ステップS48で、最も能力値の高い見積依頼リストで示される画像処理ルートを実際の画像処理ルートとして確定する。
図23は、図22のステップS42のサービス能力算出処理のフローチャートである。
ステップS421で、サービス種類のうちいずれか1つのサービス種類をセットし、ステップS422で、サービス詳細の項目に記述された能力(レベル)を加算したのち、ステップS423で、同一のサービス種類に他の画像処理サーバーにおけるサービス詳細情報が存在するかどうかを判断する。存在すれば(ステップS423でYES)、ステップS422に進み、そこに記述された能力も加算する。存在しなければ(ステップS423でNO)、ステップS424で、サービス能力の合計値をサービス詳細数で割り、サービスの能力値を算出する。
次にステップS425で、他のサービス種類が存在するかどうかを判断し、存在すれば(ステップS425でYES)、ステップS421に戻って次のサービス種類をセットし、該サービス種類について同様にサービス能力値を算出する。他のサービス種類が存在しなければ(ステップS425でNO)、全てのサービス種類について能力値を算出したからリターンする。
図24は、CPU121が実行する前述したジョブキャンセル処理のフローチャートである。
ステップS51で、画像処理ルートの確定に採用された見積依頼リストから、使用される画像処理サーバーのサービスIDを取得する。次に、ステップS52で、登録されている全てのサービスIDのいずれかをセットし、ステップS53で、そのサービスIDがステップS51で取得したサービスIDと一致しているかどうかを判断する。
一致していなければ(ステップS53でNO)、ステップS54で、そのサービスIDの画像処理サーバーに対してジョブキャンセルを通知した後、ステップS55に進む。一致していれば(ステップS53でYES)、そのままステップS55に進む。
ステップS55では、全てのサービスIDをチェックしたかどうかを調べ、チャックしていなければ(ステップS55でNO)、ステップS52に戻り、次のサービスIDをセットして同様の処理を行う。
全てのサービスIDをチェックしていれば(ステップS55でYES)、そのまま処理を終了する。
ジョブキャンセルが通知された画像処理サーバーは、先に予約しておいたジョブをキャンセルする。
以上説明したように、本実施形態では、各画像処理のグループG1〜G7毎に画像処理サーバー21a〜21c、22a〜22c、・・・27a〜27cを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせと、その組み合わせに含まれる各画像処理サーバーの画像処理能力や課金料金等を、見積依頼リストとして画像形成装置1が自動的に取得することができるから、画像形成装置1は、各組み合わせとそのときの画像処理サーバーの画像処理能力を操作パネル128を通じてユーザに知らせることで、ユーザは画像処理ルートの選択操作が楽になり、操作性を良くすることができる。しかも、各画像処理サーバー21a〜21c、22a〜22c、・・・27a〜27cは、画像データに対する画像処理の実行予約を行うから、ユーザによる画像処理ルートの選択後は、原稿画像に対する画像処理サーバーによる画像処理をスムーズに実行することができる。
1 画像形成装置
21a〜21c、・・・、27a〜27c 画像処理サーバー
31、32 端末装置
4 ネットワーク
5 課金装置
11 スキャナ部
12 コントローラ
211 CPU
214 記憶部
217 ネットワークインターフェース部
218 画像処理部
121 CPU
127 ネットワークカード
128 操作パネル
128b 表示部

Claims (10)

  1. 画像処理対象データを出力する画像形成装置と、ネットワークを介して前記画像形成装置と接続されるとともに、前記画像形成装置から出力された画像処理対象データに画像処理を実施する複数の画像処理サーバーとを備えた画像処理システムであって、
    前記複数の画像処理サーバーは、前記画像処理対象データに異なる画像処理を順番に実施する複数のグループに分割されると共に、各グループには同種の画像処理を実施する同じまたは異なる画像処理能力を有する複数の画像処理サーバーが含まれ、
    前記画像形成装置は、前記各グループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせについての各画像処理サーバーの前記画像処理能力を、画像処理と同じ順番で各画像処理サーバーを経由して取得するための取得要求を行う処理能力取得要求手段を備え、
    前記画像形成装置からの取得要求に応じて、各画像処理サーバーは、前段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーから受信した画像処理能力情報と自身の画像処理能力情報を、前段グループの画像処理サーバーがなければ自身の画像処理能力情報を、次段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーに送信し、次段グループの画像処理サーバーがなければ前記画像形成装置に送信する送信手段と、前記画像処理能力情報の送信前または送信後に、前記画像対象データに対する画像処理の実行予約を行うジョブ予約手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記画像形成装置は、各画像処理サーバーによる画像処理能力を集約するための基本情報を生成する基本情報生成手段と、生成された基本情報を初段のグループの複数の画像処理サーバーに送信する送信手段と、最終段のグループの各画像処理サーバーから前記基本情報を受信する受信手段と、を備え、
    初段のグループの複数の画像処理サーバーは、自己の画像処理能力情報を前記基本情報に記述すると共に、記述後の基本情報を複製して次段のグループの各画像処理サーバーに送信し、
    最終段のグループの複数の画像処理サーバーは、自己の画像処理能力情報を前記基本情報に記述すると共に、記述後の基本情報を画像形成装置に送信する請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記画像形成装置は、各画像処理サーバーの組み合わせが画像処理能力において適さない場合の前記組み合わせについての情報を記憶する記憶手段と、最終段のグループの各画像処理サーバーから受信した基本情報に記述された各画像処理サーバーの組み合わせが、前記適さない組み合わせに該当するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記適さない組み合わせに該当すると判断された場合は、その組み合わせを削除する削除手段と、を備えている請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 前記画像形成装置は、最終段グループの画像処理サーバーから前記基本情報を受信する受信手段と、
    前記受信した基本情報に記述された各グループ毎の画像処理サーバーの組み合わせと、該画像処理サーバーの処理能力を表示可能な表示手段と、
    前記表示手段に表示された画像処理サーバーの組み合わせの中から、ユーザが選択した組合せに含まれる画像処理サーバーを、画像処理対象データに対して実際に画像処理を実行させる画像処理サーバーとして確定する確定手段と、
    を備えている請求項2または3に記載の画像処理システム。
  5. 前記画像形成装置は、ユーザの指示に基づいて、画像処理サーバーに対する未取得の画像処理能力の取得要求を解除する取得要求解除手段を備えている請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理システム。
  6. 前記画像形成装置は、各画像処理サーバーの組み合わせ毎の画像処理能力の取得結果に基づいて、いずれの組み合わせにも含まれていない画像処理サーバーが存在するか否かを判断する判断手段と、
    いずれの組み合わせにも含まれていない画像処理サーバーが存在する場合は、その画像処理サーバーに対して画像処理の実行予約をキャンセルするキャンセル手段と、
    を備えている請求項3〜5のいずれかに記載の画像処理システム。
  7. 前記画像形成装置は、前記画像処理能力の取得要求と共に各画像処理サーバーに対して画像処理を実施した場合の見積もりを要求する見積もり要求手段と、
    各画像処理サーバーの見積もり額を画像処理サーバーの組み合わせ毎に合計して、画像処理サーバーの組み合わせ毎に課金額を算出する課金額算出手段と、
    を備えている請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理システム。
  8. 画像処理対象データを出力する画像形成装置と、ネットワークを介して前記画像形成装置と接続されるとともに、前記画像形成装置から出力された画像処理対象データに画像処理を実施する複数の画像処理サーバーとを備えた画像処理システムで実行される画像処理方法であって、
    前記複数の画像処理サーバーは、前記画像処理対象データに異なる画像処理を順番に実施する複数のグループに分割されると共に、各グループには同種の画像処理を実施する同じまたは異なる画像処理能力を有する複数の画像処理サーバーが含まれ、
    前記画像形成装置は、前記各グループ毎に画像処理サーバーを1個ずつ組み合わせて画像処理を順に実施する場合の全ての組み合わせについての各画像処理サーバーの前記画像処理能力を、画像処理と同じ順番で各画像処理サーバーを経由して取得するための取得要求を行う処理能力取得要求ステップを実行し、
    前記画像形成装置からの取得要求に応じて、各画像処理サーバーは、前段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーから受信した画像処理能力情報と自身の画像処理能力情報を、または前段グループの画像処理サーバーがなければ自身の画像処理能力情報を、次段グループの画像処理サーバーがあれば該画像処理サーバーに送信し、または次段グループの画像処理サーバーがなければ前記画像形成装置に送信する送信ステップと、前記画像処理能力情報の送信前または送信後に、前記画像処理対象データに対する画像処理の実行予約を行うジョブ予約ステップと、
    を実行することを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理システムに用いられる画像処理サーバー。
  10. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理システムに用いられる画像形成装置。
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