JP2012238657A - 露光装置及び露光用光学装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る露光装置は、入射する光を拡散させる拡散板と、拡散板をコヒーレント光で経時的に重ねて照明するとともに、拡散板の各点への入射角度を経時的に変化させて照明する照明系と、パターン形成領域を有する光変調器と、拡散板から出射されるコヒーレント光をパターン形成領域に集光する集光光学系と、光変調器で変調されたコヒーレント光を被露光体の表面に結像させる結像光学系と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
入射する光を拡散させる拡散板と、
前記拡散板をコヒーレント光で経時的に重ねて照明するとともに、前記拡散板の各点への入射角度を経時的に変化させて照明する照明系と、
パターン形成領域を有する光変調器と、
前記拡散板から出射されるコヒーレント光を前記パターン形成領域に集光する集光光学系と、
前記光変調器で変調されたコヒーレント光を被露光体の表面に結像させる結像光学系と、を備えることを特徴とする。
前記照明系は、
コヒーレント光を出射する光源と、
前記光源から出射されたコヒーレント光を走査する光走査部と、
前記光走査部で走査された走査光を拡散させ、各点から出射される拡散光が前記拡散板を経時的に重ねてコヒーレント光で照明するとともに、前記拡散板の各点への入射角度を経時的に変化させて照明する光拡散素子と、を備えることを特徴とする。
前記光拡散素子は、ホログラムであることを特徴とする。
前記光拡散素子は、レンズアレイであることを特徴とする。
前記照明系は、
コヒーレント光を出射する光源と、
前記光源から出射されたコヒーレント光を走査する光走査部と、
複数の要素レンズを有し、前記光走査部で走査された光を発散させるレンズアレイと、
前記レンズアレイの各点から出射される発散光の発散角度を抑えるとともに、発散角度の抑えられた発散光が被照明領域を経時的に重ねて照明するように設定された光路変換系
と、を備えることを特徴とする。
前記光変調器は、透過型または反射型のフォトマスクであることを特徴とする。
前記光変調器は、入力される映像信号に基づいて像を形成する透過型または反射型の表示素子であることを特徴とする。
前記拡散板近傍に配設される第1の絞りと
前記結像光学系に配設される第2の絞りを有し、
前記第1の絞りと前記第2の絞りは共役とされていることを特徴とする。
光源から出射されたコヒーレント光を走査する光走査部と、
複数の要素レンズを有し、前記光走査部で走査された光を発散させるレンズアレイと、
前記レンズアレイの各点から出射される発散光の発散角度を抑えるとともに、発散角度の抑えられた発散光が被照明領域を経時的に重ねて照明するように設定された光路変換系と、を備えることを特徴とする。
各時において出射される照明光Lbが経時的に重ねられて拡散板31の有効領域全体を照明することが必要とされるが、好ましくは、照明光Lbが、照明光Lbの出射方向によらず、常に拡散板31の有効領域、すなわち、被露光体36に対して像を形成するのに必要な拡散板31内の領域の全体を照明することとする。このようにすることで、形成する像の輝度の均一化を図ることが可能となる。照明系20の詳細な構成には、各種形態を採用することが可能であって、後で詳細に説明を行う。
て構成されたレンズアレイ、あるいは、オパールガラス、すりガラス、樹脂拡散板など、いわゆる通常の拡散板を用いてもよい。なお、本発明における光拡散素子における「拡散」とは、入射光を所定の方向に角度的に拡げて出射することを指し、回折光学素子やレンズアレイ等によう拡散角が十分に制御された場合のみならず、オパールガラス等の散乱粒子により出射角を拡げる場合も含まれるものとする。
に往復して走査する。光拡散素子21としてホログラムを用いた場合には、何れの走査位置においても拡散板像22iが形成される。このような実施形態では、走査領域がライン状で済むため、光拡散素子21を小型化することができる。ライン状の走査で十分に被照明領域を得るためには、ホログラムを用いることが好ましい。
こともできる。
査部15によって光走査されたレンズアレイ26の各点から出射される照明光Lbは、この第2光路変換系27を経て、経時的に重なるように被照明領域を照明光Lbで照明する。この第2光路変換系27は、レンズアレイ26から出射される発散光Lb’が、被照明領域としての拡散板31の有効領域を照明する集光機能を有することが好ましい。レンズアレイ26にて発散された発散光Lb’の発散角度を抑え、拡散板31の有効領域に集光させることで、光の利用効率の向上が図られる。さらに、第2光路変換系27は、発散光Lb’が平行光あるいは略平行光となるように変換することが好ましい。平行光あるいは略並行光として拡散板31の有効領域を照明することで、有効領域の各位置について略同条件にて照明することが可能となり、例えば、有効領域全体を均一に照明することが可能となる。
11…光源
15…光走査部
20…照明系
21…光拡散素子
22…拡散板
25…第1光路変換系
26…レンズアレイ
27…第2光路変換系
31…拡散板
32…第1の絞り
33…集光光学系
34…光変調器
35…結像光学系
35a、35c…凸レンズ
35b…第2の絞り
36…被露光体
Claims (9)
- 入射する光を拡散させる拡散板と、
前記拡散板をコヒーレント光で経時的に重ねて照明するとともに、前記拡散板の各点への入射角度を経時的に変化させて照明する照明系と、
パターン形成領域を有する光変調器と、
前記拡散板から出射されるコヒーレント光を前記パターン形成領域に集光する集光光学系と、
前記光変調器で変調されたコヒーレント光を被露光体の表面に結像させる結像光学系と、を備えることを特徴とする
露光装置。 - 前記照明系は、
コヒーレント光を出射する光源と、
前記光源から出射されたコヒーレント光を走査する光走査部と、
前記光走査部で走査された走査光を拡散させ、各点から出射される拡散光が前記拡散板を経時的に重ねてコヒーレント光で照明するとともに、前記拡散板の各点への入射角度を経時的に変化させて照明する光拡散素子と、を備えることを特徴とする
請求項1に記載の露光装置。 - 前記光拡散素子は、ホログラムであることを特徴とする
請求項2に記載の露光装置。 - 前記光拡散素子は、レンズアレイであることを特徴とする
請求項2に記載の露光装置。 - 前記照明系は、
コヒーレント光を出射する光源と、
前記光源から出射されたコヒーレント光を走査する光走査部と、
複数の要素レンズを有し、前記光走査部で走査された光を発散させるレンズアレイと、
前記レンズアレイの各点から出射される発散光の発散角度を抑えるとともに、発散角度の抑えられた発散光が被照明領域を経時的に重ねて照明するように設定された光路変換系と、を備えることを特徴とする
請求項1に記載の露光装置。 - 前記光変調器は、透過型または反射型のフォトマスクであることを特徴とする
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の露光装置。 - 前記光変調器は、入力される映像信号に基づいて像を形成する透過型または反射型の表示素子であることを特徴とする
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の露光装置。 - 前記拡散板近傍に配設される第1の絞りと
前記結像光学系に配設される第2の絞りを有し、
前記第1の絞りと前記第2の絞りは共役とされていることを特徴とする
請求項1から請求項7の何れか1項に記載の露光装置。 - コヒーレント光を走査する光走査部と、
複数の要素レンズを有し、前記光走査部で走査された光を発散させるレンズアレイと、
前記レンズアレイの各点から出射される発散光の発散角度を抑えるとともに、発散角度
の抑えられた発散光が被照明領域を経時的に重ねて照明するように設定された光路変換系と、を備えることを特徴とする
露光用光学装置。
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