JP2012238468A - 多芯差動信号伝送用ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】ツイナックスケーブルの特性劣化を抑制できる多芯差動信号伝送用ケーブルを提供する。
【解決手段】複数本のツイナックスケーブル3を集合して形成される多芯差動信号伝送用ケーブル1において、樹脂製のスパイラルチューブ2と、スパイラルチューブ2内に、そのスパイラルチューブの軸方向に沿って移動可能に収容されると共に平行に配置された複数本のツイナックスケーブル3と、ツイナックスケーブル3とスパイラルチューブ2との間に形成された空隙4とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数本のツイナックスケーブルを集合して形成される多芯差動信号伝送用ケーブルに関するものである。
GHz帯の高周波信号の通信には、ツイナックスケーブルが一般に用いられている。近年、伝送容量の増大に伴い、ツイナックスケーブルを複数本集合して形成される多芯差動信号伝送用ケーブルが用いられるようになってきている。
従来の多芯差動信号伝送用ケーブルとして、図10に示すものがある。
図10に示すように、多芯差動信号伝送用ケーブル70は、2本のツイナックスケーブル80の外周に空隙74を隔てて介在72を設け、その外周に、6本のツイナックスケーブル80、介在72、テープ導体75、編組線76、ジャケット77を順次設けて構成される。
多芯差動信号伝送用ケーブル70に用いるツイナックスケーブル80は、導体81を絶縁体82で被覆してなる信号線(コア)83のペアを2本平行に並べ、これらコア83に沿うようにドレインワイヤ84を配置すると共にこれらを1本に束ね、その外周に例えば銅/PETテープなどの金属テープからなるシールド材85を被覆して構成される。
図10に示したような複数本のツイナックスケーブル80を備えた多芯差動信号伝送用ケーブル70において、ツイナックスケーブル80を撚らずに平行に配置すると、多芯差動信号伝送用ケーブルを曲げた際に、介在72を挟んで内側に位置するツイナックスケーブル80が押し潰されると共に外側に位置するツイナックスケーブル80が引き伸ばされるため、曲げの内側と外側とでツイナックスケーブル80の長さに差が生じ、対間スキューが発生してしまう。
そこで、従来は、このような曲げによる対間スキューの発生を抑制すべく、ツイナックスケーブルを撚り合わせることで、曲げの内側に位置するツイナックスケーブルと曲げの外側に位置するツイナックスケーブルとが多芯差動信号伝送用ケーブルの長手方向で徐々に入れ替わるようにして、各ツイナックスケーブルの長さの差を吸収するようにしている。
特開2004−87189号公報 特開2005−340105号公報
しかしながら、従来の多芯差動信号伝送用ケーブルでは、ツイナックスケーブル同士を撚り合わせる工程で受ける外力によって、ツイナックスケーブルがつぶれて変形してしまうという問題がある。
このような変形を防止すべく、ツイナックスケーブルを撚り合わせる際に介在を用いたり、撚りの条件をコントロールする方法が考えられるが、撚りに基づく変形を完全に防止できるわけではない。
ツイナックスケーブルが変形してしまうと、信号線のキャパシタンス、実効的な誘電率が変動し、個々の信号線のインピーダンス特性が変わってしまい、高周波伝送特性などの特性劣化が生じてしまう。
本発明は上記事情に鑑み為されたもので、その目的は、複数本のツイナックスケーブルを集合して形成される多芯差動信号伝送用ケーブルにおいて、ツイナックスケーブルの特性劣化を抑制できる多芯差動信号伝送用ケーブルを提供することにある。
上記課題を解決するために創案された本発明は、複数本のツイナックスケーブルを集合して形成される多芯差動信号伝送用ケーブルにおいて、樹脂製のスパイラルチューブと、該スパイラルチューブ内に、そのスパイラルチューブの軸方向に沿って移動可能に収容されると共に平行に配置された複数本の前記ツイナックスケーブルと、該ツイナックスケーブルと前記スパイラルチューブとの間に形成された空隙とを備えた多芯差動信号伝送用ケーブルである。
前記スパイラルチューブ内に介在を含まないとよい。
前記スパイラルチューブは、樹脂製の帯状体で形成されると共に、前記帯状体が、螺旋状に巻かれて形成されるとよい。
前記帯状体は、フッ素系樹脂製であるとよい。
前記スパイラルチューブは、レコード巻きされた前記帯状体を軸方向に引き伸ばして形成されるとよい。
前記ツイナックスケーブルは、2本平行に並べた導体を絶縁体で一括被覆した信号線と、該信号線の外周に設けられた金属テープからなるシールド材とを備えるとよい。
前記シールド材は、前記信号線の外周に縦添え巻きされるとよい。
本発明によれば、ツイナックスケーブルの特性劣化を抑制できる多芯差動信号伝送用ケーブルを提供できる。
本実施の形態に係る差動信号伝送用ケーブルの横断面図である。 図1の差動信号伝送用ケーブルにおいて、テープ導体、編組線及びジャケットを省略した斜視図である。 (a)はシールド材を横巻きした構造のツイナックスケーブル、(b)はシールド材を縦添え巻き(シガレット巻き)した構造のツイナックスケーブルを示す図である。 本実施の形態に係る多芯差動信号伝送用ケーブルの挿入損失の周波数特性を示す図である。 従来の多芯差動信号伝送用ケーブルの挿入損失の周波数特性を示す図である。 他の実施の形態に係る多芯差動信号伝送用ケーブルの横断面図である。 図6の差動信号伝送用ケーブルにおいて、テープ導体、編組線及びジャケットを省略した斜視図である。 シールド材を横巻きした構造の二芯一括構造のツイナックスケーブルを示す図である。 二芯一括構造のツイナックスケーブルを24本収容した多芯差動信号伝送用ケーブルを示す図である。 従来の多芯差動信号伝送用ケーブルの横断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に従って詳述する。
図1は、本実施の形態に係る多芯差動信号伝送用ケーブルの横断面図、図2は、そのテープ導体、編組線及びジャケットを省略した斜視図である。
図1,2に示すように、本実施の形態に係る多芯差動信号伝送用ケーブル1は、樹脂製のスパイラルチューブ2と、スパイラルチューブ2内に、スパイラルチューブ2の軸方向に沿って移動可能に収容されると共に平行に配置された複数本(図1,2では8本)のツイナックスケーブル3とを備えたものである。スパイラルチューブ2とツイナックスケーブル3との間には空隙4が形成されている。また、スパイラルチューブ2の外周には、テープ導体5、編組線6、ジャケット7が順次被覆されている。
ここで、軸方向沿って移動可能とは、ツイナックスケーブル間の介在や複数本のツイナックスケーブルを束ねる被覆等によって、ツイナックスケーブルが軸方向に固定されていたり軸方向の動きを拘束されていたりしない状態を意味する。
つまり、本発明に係る多芯差動信号伝送用ケーブル1は、従来の多芯差動信号伝送用ケーブルと異なり、複数本のツイナックスケーブル3が撚り合わされておらず、また、ツイナックスケーブル3の間の空隙に介在を含まないものである。
なお、本発明ではツイナックスケーブル3が移動可能に形成されているため、製造上または使用上、若干の撚りが自然に発生してしまう可能性があるが、本明細書では、このような状態も複数本のツイナックスケーブル3が平行に配置されている状態に含まれていることとする。
また、図1,2では、中央に2本、その外周に6本のツイナックスケーブル3が整然と配列されているように示しているが、ツイナックスケーブル3は整然と配列されている必要はない。実際には、重力によりツイナックスケーブル3はスパイラルチューブ2の下方に偏って収容されることになる。
スパイラルチューブ2は、樹脂製の帯状体2aで形成されると共に、その帯状体2aが螺旋状に巻かれて形成される。スパイラルチューブ2を構成する帯状体2aは、長手方向に亘って同じ径に巻かれており、全体としてチューブ状となっている。
スパイラルチューブ2としては、編組線6及びジャケット7の被覆工程で耐熱性が要求され、また、外力からツイナックスケーブル3を保護する必要があるため、ある程度の耐熱性と強度が必要である。このため、スパイラルチューブ2を形成するための帯状体2aは、フッ素系樹脂製であることが望ましい。フッ素系樹脂としては、例えば、FEP(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロピレン共重合体)が用いられる。
スパイラルチューブ2の内径は、所望する空隙4の大きさや収容するツイナックスケーブル3の本数に応じて決定するとよい。また、スパイラルチューブ2を構成する帯状体2aの厚さ、幅(螺旋ピッチ)も特に限定するものではなく、収容するツイナックスケーブル3の本数や使用する用途(要求される強度等)に応じて適宜決定すればよい。
ツイナックスケーブル3は、導体8を絶縁体9で被覆してなる信号線(コア)10のペアを2本平行に並べ、これらコア10に沿うようにドレインワイヤ11を配置すると共にこれらを1本に束ね、その外周に金属テープからなるシールド材12を被覆して構成される。金属テープは、例えば、PETフィルムに銅箔を貼り合わせた銅/PETテープなどを用いることができる。
シールド材としては、図3(a)に示すようにシールド材12を横巻きしたものを用いても良いし、図3(b)に示すようにシールド材12を縦添え巻き(シガレット巻き)したものを用いても良い。
ただし、図3(a)のようなシールド材12を横巻きにした構造では、シールド材12の導体層と絶縁体層(銅/PETテープでは銅とPET)とが長手方向に亘って周期的に繰り返され、高周波信号に対して共振を起こして減衰量が急激に増加する所謂サックアウトが発生することがある。この場合、図3(b)のようなシールド材12を縦添え巻きにした構造とすることで、サックアウトを抑制することができる。
ツイナックスケーブル3の外周にスパイラルチューブ2を設ける際には、例えば、複数本のツイナックスケーブル3を撚り合わせずに1本に束ね、その外周に、帯状体2aをレコード巻きしたレコード体の内側の帯状体2aを軸方向に引き伸ばすようにするとよい。複数本のツイナックスケーブル3は、製造上、一時的に束ねただけで固定していないので、スパイラルチューブ2をその外周に設けたときにはスパイラルチューブ2の軸方向に沿って移動可能な状態にある。スパイラルチューブ2を形成した後、その外周にアルミニウム箔テープなどのテープ導体5、錫メッキ線などの編組線6、ゴムなどのジャケット7を順次被覆することで、多芯差動信号伝送用ケーブル1が得られる。
ここで、図1に示した本実施の形態に係る多芯差動信号伝送用ケーブル1と、図10に示した従来の多芯差動信号伝送用ケーブル70との挿入損失の周波数特性を比較する。
図4は、図1に示した本実施の形態に係る多芯差動信号伝送用ケーブル1、図5は、図10に示した従来の多芯差動信号伝送用ケーブル70の差動信号の挿入損失SDD21の周波数依存特性をそれぞれ示したものである。
図4,5において、縦軸はツイナックスケーブルの差動信号の挿入損失SDD21(dB)、横軸は周波数(GHz)である。なお、図4,5共に、8本のツイナックスケーブルのうちの2本の特性を示し、そのうちの1本を細線、もう1本を太線で表示している。
図4に示すように、本実施の形態に係る多芯差動信号伝送用ケーブル1では、2本のツイナックスケーブル3における差動信号の挿入損失SDD21の周波数依存特性は、その形状がほぼ完全に一致しており、図面上では1本の曲線のように見えている。また、挿入損失SDD21が周波数に対して直線的に変化しており、複数本のツイナックスケーブルを集合してもツイナックスケーブルの特性が確保されていることがわかる。
これに対し、図5に示すように、従来の多芯差動信号伝送用ケーブル70では、2本のツイナックスケーブル80における差動信号の挿入損失SDD21の周波数依存特性は、その形状が大きく異なっており、さらに、周波数に対して直線的に変化しておらず、多芯化によりツイナックスケーブルの特性劣化が生じていることがわかる。
本実施の形態の作用を説明する。
多芯差動信号伝送用ケーブル1では、複数本のツイナックスケーブル3が、スパイラルチューブ2内に、スパイラルチューブ2の軸方向に沿って移動可能に収容されている。
多芯差動信号伝送用ケーブル1では、各ツイナックスケーブル3を撚り合わせていないため、ツイナックスケーブル3がつぶれて変形することがなく、ツイナックスケーブル3の特性劣化を抑制できる。つまり、多芯差動信号伝送用ケーブル1によれば、複数本のツイナックスケーブルを撚り合わせることによる特性劣化がなく、多芯化された状態であっても多芯化する以前のツイナックスケーブルの特性を確保することができる。
また、多芯差動信号伝送用ケーブル1では、スパイラルチューブ2内にツイナックスケーブル3が軸方向に沿って移動可能に収容されており、ツイナックスケーブル3の周囲に空隙4が形成されているため、多芯差動信号伝送用ケーブル1を曲げた際にツイナックスケーブル3が空隙4に移動することができ、多芯差動信号伝送用ケーブル1の曲げによる対間スキューの発生を防止できる。
なお、多芯差動信号伝送用ケーブル1の曲げに対応するために、スパイラルチューブ2の代わりにルースチューブを用いる方法も考えられるが、ルースチューブを用いた場合、ルースチューブ内にツイナックスケーブルを挿入する際に手間がかかる。
一方、スパイラルチューブ2は、例えば、複数本のツイナックスケーブル3を1本に束ね、その外周に、帯状体2aをレコード巻きしたレコード体の内側から帯状体2aを軸方向に引き伸ばして形成できるため、ツイナックスケーブル3を手間をかけずにスパイラルチューブ2内に収容できる。つまり、ルースチューブを用いる場合に比べ、スパイラルチューブ2を用いることで多芯差動信号伝送用ケーブル1の製造が極めて容易となる。
また、本発明によれば、多芯差動信号伝送用ケーブル1内のツイナックスケーブル3は、整然と配列されている必要がないため、多芯差動信号伝送用ケーブル1の製造時にツイナックスケーブル3を位置決めする必要がなく、多芯化の製造プロセスが容易となる。このため、従来では実現が困難であった8対を超える多芯差動信号伝送用ケーブルを容易に実現できる。
さらに、従来のツイナックスケーブルを撚る構造の多芯差動信号伝送用ケーブルでは、シールド材に負荷がかかりシールド材が破損する虞があるため、縦添え巻きのツイナックスケーブルを使用することができなかったが、本発明では、ツイナックスケーブル3を撚らない構造としているため、縦添え巻きのツイナックスケーブル3を使用できる。これにより、高周波数領域の減衰量のサックアウト発生を防止し、高周波の信号を適用することが可能となる。
次に、他の実施の形態について説明する。
図6,7に示す多芯差動信号伝送用ケーブル50は、基本的に図1,2で説明した多芯差動信号伝送用ケーブル1と同様の構成であるが、二芯一括構造のツイナックスケーブル51を用いる点で異なっている。
ツイナックスケーブル51は、図8に示すように、2本平行に並べた導体52を絶縁体53で一括被覆した二芯の信号線54の外周に、シールド材12を縦添え巻きしてなるものである。
図3(a),(b)のように一芯の信号線10を2本組み合わせたツイナックスケーブル3では、各信号線10の絶縁体9の特性のばらつきによりツイナックスケーブル3全体の特性が劣化する可能性があるが、ツイナックスケーブル51では、2本平行に並べた導体52を絶縁体53で一括被覆して信号線54としているため、2本の導体52周囲の絶縁体53の特性がほぼ等しくなり、ツイナックスケーブルの特性劣化を抑制できる。
また、ツイナックスケーブル51では、2本の導体52を一括被覆することにより、信号線54を形成する際の寸法誤差を少なくして導体52間の距離を長手方向で一定に保つことができ、さらに特性劣化を抑制できる。
さらに、ツイナックスケーブル3のように一芯の信号線10を2本組み合わせた場合は、元々1本ずつ設計された信号線10を2本組み合わせるため、導体8間の距離は信号線10の絶縁体9の外径で決まってしまうが、二芯一括構造のツイナックスケーブル51によれば、2本の導体52間の距離を所望する距離とすることができる。
これにより、ツイナックスケーブル51の電磁結合の状態を制御でき、例えば、導体52間の距離を近づけることで、絶縁体53の外周に巻かれるシールド材12に起因する特性の影響を一芯の信号線10を2本組み合わせた場合に比べて小さくすることができ、特性をより安定に、良好なものにすることができる。
図9に示す多芯差動信号伝送用ケーブル60は、図6に示した多芯差動信号伝送用ケーブル50において、二芯一括構造のツイナックスケーブル51を24本収容したものである。このように、本発明によれば、収容するツイナックスケーブルの本数に応じた径のスパイラルチューブを用いることで、8対を超える多芯差動信号伝送用ケーブルが実現可能となる。なお、ここではツイナックスケーブル51を8本または24本収容した場合を説明したが、収容される本数はこれに限定されるものではなく、2本以上であればよい。
1 多芯差動信号伝送用ケーブル
2 スパイラルチューブ
3 ツイナックスケーブル
4 空隙
5 テープ導体
6 編組線
7 ジャケット
8 導体
9 絶縁体
10 信号線
12 シールド材

Claims (7)

  1. 複数本のツイナックスケーブルを集合して形成される多芯差動信号伝送用ケーブルにおいて、
    樹脂製のスパイラルチューブと、該スパイラルチューブ内に、そのスパイラルチューブの軸方向に沿って移動可能に収容されると共に平行に配置された複数本の前記ツイナックスケーブルと、該ツイナックスケーブルと前記スパイラルチューブとの間に形成された空隙とを備えたことを特徴とする多芯差動信号伝送用ケーブル。
  2. 前記スパイラルチューブ内に介在を含まない請求項1記載の多芯差動信号伝送用ケーブル。
  3. 前記スパイラルチューブは、樹脂製の帯状体で形成されると共に、前記帯状体が、螺旋状に巻かれて形成される請求項1又は2記載の多芯差動信号伝送用ケーブル。
  4. 前記帯状体は、フッ素系樹脂製である請求項3記載の多芯差動信号伝送用ケーブル。
  5. 前記スパイラルチューブは、レコード巻きされた前記帯状体を軸方向に引き伸ばして形成される請求項3又は4記載の多芯差動信号伝送用ケーブル。
  6. 前記ツイナックスケーブルは、2本平行に並べた導体を絶縁体で一括被覆した信号線と、該信号線の外周に設けられた金属テープからなるシールド材とを備える請求項1〜5いずれかに記載の多芯差動信号伝送用ケーブル。
  7. 前記シールド材は、前記信号線の外周に縦添え巻きされる請求項6記載の多芯差動信号伝送用ケーブル。
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