JP2012235520A - 複数経路ビデオ符号化及び復号化のための方法及び装置 - Google Patents

複数経路ビデオ符号化及び復号化のための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ビデオ符号器、ビデオ復号器、及び複数経路ビデオ符号化方式を使用してビデオ信号データを符号化及び復号化する対応する方法が提供される。
【解決手段】ビデオ符号器は、動き推定器(116)及び分解モジュール(174)を含んでいる。動き推定器は、ビデオ信号データにおいて動き推定を実行し、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する動き残差を獲得する。分解モジュールは、動き推定器と信号通信可能であり、後の符号化経路において動き残差を分解する。
【選択図】図1B

Description

[関連出願の表示]
本出願は、2006年9月22日に出願され、「複数経路ビデオ符号化及び復号化のための方法及び装置(METHOD AND APPARATUS FOR MULTIPLE PASS VIDEO CODING AND DECODING)」と題されたPCT国際出願第PCT/US2006/037139号の利益を請求し、このPCT国際出願第PCT/US2006/037139号は、本出願に含めるものとする。
本発明は、ビデオ符号化及び復号化に関し、特に、複数経路ビデオ符号化及び復号化のための方法及び装置に関する。
現在では、国際標準化機構/国際電気標準会議(ISO/IEC)ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ−4(MPEG−4)第10部高度ビデオ符号化(AVC)規格/国際電気通信連合電気通信部門(ITU−T)H.264規格(これ以降、「MPEG4/H.264規格」又は単純に「H.264規格」と呼ぶ)が、最も有力且つ最新のビデオ符号化規格である。全ての別のビデオ符号化規格と同様にH.264規格は、ブロックに基づいた動き補償及び離散コサイン変換(DCT)のような変換符号化を使用する。DCTがビデオ符号化に効率的であり、且つブロードキャスト高精細テレビ(HDTV)のようなハイエンドアプリケーションに適していることは、周知である。しかしながら、DCTアルゴリズムは、専用ビデオ携帯電話等の非常に低いビットレートを必要とするアプリケーションには、適していない。非常に低いビットレートでは、DCT変換は、デブロッキングフィルタを使用してもブロッキングアーティファクトを取り入れてしまう。なぜなら、非常に少しの係数だけが非常に低いビットレートで符号化され、各係数は、非常に粗い量子化ステップを有する傾向があるからである。
マッチング追跡(matching pursuits)(MP)は、貪欲(greedy)アルゴリズムであり、関数の冗長辞書から選択される波形の線形範囲に任意の信号を分解する。これらの波形は、信号構成・構造に最も一致するように選択される。
ここで、1−D個の信号f(t)を有し、過完備(over−complete)辞書セットGからの基底ベクトルを使用してこの信号を分解したいと仮定する。個々の辞書関数は、以下のように表わすことができる。
Figure 2012235520
ここで、γは、特定の辞書要素に関連付けられた添え字のパラメータである。分解は、γを選択することにより始まり、以下のように内積の絶対値を最大化する。
Figure 2012235520
その後、残差信号が以下のように計算される。
Figure 2012235520
その後、この残差信号は、元の信号と同じように展開される。このような処置は、決められた数の展開係数が生成されるか、残差のための幾つかのエネルギ閾値に達するまで反復して続けられる。各段階nにおいて、辞書関数γnが生成される。全M段階の後、信号は、以下のように辞書の線形関数により近似され獲得する。
Figure 2012235520
nサンプルの信号のマッチング追跡分解の複雑性は、k・N・d・nlog2nのオーダであることがわかっている。ここで、dは、変換を考慮しない辞書のサイズに依存しており、Nは、選択した展開係数の数であり、定数kは、辞書関数を選択する方策に依存している。高度な過完備辞書を与えると、マッチング追跡は、H.264規格において使用される8×8及び4×4DCT整数変換よりもより計算量を消費し、複雑性は、O(nlog2n)として定義される。
通常では、マッチング追跡アルゴリズムは、任意の1組の冗長基底形状に対応している。ガボール(Gabor)関数の過完備基底を使用して信号を展開することが提案されている。2−Dガボール辞書は、非常に冗長性があり、各形状は、符号化された残差画像における整数ピクセル位置に存在してもよい。マッチング追跡は、より大きな辞書セットを有し且つ各符号化された基底関数は、残差信号における構造に良く一致するので、フレームに基づいたガボール辞書は、人為的なブロック構造を含んでいない。
ガボール冗長辞書セットが、マッチング追跡アルゴリズムを使用する提案されたビデオ符号化システム(これ以降、「従来のガボールに基づいたマッチング追跡ビデオ符号化手法」と呼ぶ)について、マッチング追跡に基づいた非常に低いビットレートビデオ符号化のために採用された。提案されたシステムは、非常に低いビットレート画像符号化のためのシミュレーションモデル、又は略して「SIM3」と称される低いビットレートハイブリッドDCTシステムのフレームワークに基づいており、DCT残差符号器が、マッチング追跡符号器と置き換えられる。この符号器は、マッチング追跡を使用し、動き残差画像を辞書切り離し可能な2−Dガボール関数に分解する。提案されたシステムは、低いビットレートにおいて低い動きシーケンスを十分実行することを示した。
滑らかな16×16サイン二乗窓(sin−squared window)が、従来のガボールに基づいたマッチング追跡ビデオ符号化手法における8×8パーティションのための予測画像に適用された。従来のガボールに基づいたマッチング追跡ビデオ符号化手法におけるマッチング追跡ビデオコーデックは、ITU−TH.263コーデックに基づいている。しかしながら、H.264規格は、輝度動き補償のために、4×4程度の小ささであってもよい小さなブロックサイズを有する可変ブロックサイズ動き補償を可能にする。さらに、H.264規格は、大部分の別の顕著な従来のビデオ符号化技術のような8×8ではなく、ベースラインプロファイル及びメインプロファイルのために4×4DCTのような変換に主に基づいている。イントラ符号化のための方向空間予測は、予測信号の質を向上させる。全てのこれら強調された特徴・構成は、H.264規格をより効率的にするが、マッチング追跡をH.264規格に適用するときに、より複雑にされた状況を取り扱うことを要求する。滑らかな16×16サイン二乗窓は、以下のように示される。
Figure 2012235520
ハイブリッド符号化方式(これ以降、「従来のハイブリッド符号化方式」と呼ぶ)により、動き推定のためのH.264規格により導入される特徴・構成の一部から恩恵を受け且つ空間領域における変換を置き換えることが提案された。予測エラーは、適切に設計された2次元異方性冗長辞書により信号を分解するマッチング追跡アルゴリズムを使用して符号化される。さらに、迅速なアトム検索技術が導入された。しかしながら、提案された従来のハイブリッド符号化方式は、当該提案された従来のハイブリッド符号化方式が1経路方式又は2経路方式を使用するかどうかを扱っていない。さらに、提案された従来のハイブリッド符号化方式は、動き推定部がH.264規格に対応しているが、任意のデブロッキングフィルタが符号化方式に使用されるかどうか、又は任意の他の方法が、非常に低いビットレートにおいて予測画像により生ずるブロッキングアーティファクトを平滑化するのに使用されるかどうかを扱っていない。
従来技術の上記及び別の欠点及び不利益は、本発明により解消される。本発明は、複数経路ビデオ符号化及び復号化のための方法及び装置に関する。
本発明のある形態によれば、複数経路ビデオ符号化方式を使用してビデオ信号データを符号化するビデオ符号器が提供される。ビデオ符号器は、動き推定器及び分解モジュールを含んでいる。動き推定器は、ビデオ信号データに動き推定を実行し、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する動き残差を獲得する。分解モジュールは、動き推定器と信号通信可能であり、後の符号化経路において動き残差を分解する。
本発明の別の形態によれば、複数経路ビデオ符号化方式を使用してビデオ信号データを符号化する方法が提供される。当該方法は、ビデオ信号データに動き推定を実行し、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する動き残差を獲得するステップと、後の符号化経路において動き残差を分解するステップとを含んでいる。
本発明の別の形態によれば、ビデオビットストリームを復号化するビデオ復号器が提供される。ビデオ復号器は、エントロピ復号器、アトム(atom)復号器、逆変換器、動き補償器、デブロッキングフィルタ、及び結合器を含んでいる。エントロピ復号器は、ビデオビットストリームを復号し、解凍されたビデオビットストリームを獲得する。アトム復号器は、エントロピ復号器と信号通信可能であり、解凍されたビットストリームに対応する解凍されたアトムを復号し、復号化されたアトムを獲得する。逆変換器は、アトム復号器と信号通信可能であり、逆変換を復号化されたアトムに適用し、再構成された残差画像を形成する。動き補償器は、エントロピ復号器と信号通信可能であり、解凍されたビットストリームに対応する動きベクトルを使用して動き補償を実行し、再構成された予測画像を形成する。デブロッキングフィルタは、動き補償器と信号通信可能であり、再構成された予測画像にデブロッキングフィルタリングを実行し、再構成された予測画像を平滑化する。結合器は、逆変換器及びオーバラップブロック動き補償器と信号通信可能であり、再構成された予測画像と残差画像とを組み合わせ、再構成画像を獲得する。
本発明の別の形態によれば、ビデオビットストリームを復号化する方法が提供される。当該方法は、ビデオビットストリームを復号化し、解凍されたビデオビットストリームを獲得するステップと、解凍されたビットストリームに対応する解凍されたアトムを復号化し、復号化されたアトムを獲得するステップと、逆変換を復号化されたアトムに適用し、再構成された残差画像を形成するステップと、解凍されたビットストリームに対応する動きベクトルを使用して動き補償を実行し、再構成された予測画像を形成するステップと、再構成された予測画像にデブロッキングフィルタリングを実行し、再構成された予測画像を平滑化するステップと、再構成された予測画像及び残差画像を組み合わせ、再構成画像を獲得するステップとを含んでいる。
本発明の上記及び別の形態、特徴・構成、及び利点は、典型的な実施形態の以下の発明を実施するための形態から明らかとなり、発明を実施するための形態は、添付図面を参照しつつ読まれるべきである。
本発明は、以下の典型的な図面により、より良く理解される。
本発明の原理の実施形態に従い、本発明の原理が適用される2経路H.264規格に基づいたマッチング追跡符号器/復号器(CODEC)における典型的な符号器の典型的な第1の経路についての図である。 本発明の原理の実施形態に従い、本発明の原理が適用される2経路H.264規格に基づいたマッチング追跡符号器/復号器(CODEC)における典型的な符号器の典型的な第2の経路についての図である。 本発明の原理の実施形態に従い本発明の原理が適用される2経路H.264規格に基づいたマッチング追跡符号器/復号器(CODEC)における典型的な復号器についての図である。 本発明の原理の実施形態に従い入力ビデオ列を符号化する典型的な方法のための図である。 本発明の原理の実施形態に従い入力ビデオ列を復号化する典型的な方法のための図である。
本発明は、複数経路ビデオ符号化及び復号化のための方法及び装置に関する。有利なように、本発明は、例えば、非常に低いビットレート用途におけるH.264規格に使用されるDCT変換により導入されるブロッキングアーティファクトを修正する。さらに、本発明は、単に低いビットレート用途に制限されず、本発明の範囲を維持しつつ、別の(大きな)ビットレートにも使用されてもよい。
本明細書は、本発明の原理を説明している。当業者は、ここには明確に説明又は示されていないが、本発明の原理を実施し、本発明の精神及び範囲内に含まれる様々な変形・変更を行うことができる。
ここに列挙される全ての例及び条件付きの説明は、教育的な目的であり、読者が、技術を促進するのに発明者により寄与された本発明の原理及び概念を理解する助けとなり、このような特定の列挙された例及び状態に限定されないと解釈されるべきである。
さらに、本発明の原理、形態、実施形態、及びこれらの特定の例を列挙するここでの全ての説明は、これらの構造的な均等物及び機能的な均等物を包含することを目的としている。さらに、このような均等物は、現在公知の均等物及び将来に開発される均等物、つまり、構造に関係なく同一の機能を実行するように開発された任意の要素を含む。
よって、例えば、ここで与えられたブロック図は、本発明の原理を実施する例示的な回路の概念図を示していることが、当業者により認識されるであろう。同様に、任意のフローチャート、フロー図、状態遷移図、及び疑似コード等は、コンピュータ可読媒体に実質的に表されており、コンピュータ又はプロセッサが明確に示されているかどうかにかかわらず、コンピュータ又はプロセッサにより実行される様々な処理を示している。
図面に示した様々な要素の機能は、専用ハードウェア及び適切なソフトウェアと組み合わさったソフトウェアを実行可能なハードウェアの使用により与えられてもよい。プロセッサにより与えられると、機能は1つの専用プロセッサ、1つの共有されたプロセッサ、又は一部が共有されるかもしれない複数の個々のプロセッサにより与えられてもよい。さらに、用語「プロセッサ」又は「コントローラ」の明確な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアを排他的に言及していると解釈されるべきではなく、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)ハードウェア、ソフトウェアを記憶しているリードオンリメモリ(「ROM」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、及び不揮発性記憶手段を暗に含んでいてもよく、これらだけに限定されない。
従来の及び/又は特別に形成された別のハードウェアが含まれていてもよい。同様に、図面に示した任意のスイッチは、単に概念的なものである。これらの機能は、プログラムロジックのオペレーション、専用ロジック、プログラム制御と専用ロジックとの相互作用、又は手動により実行されてもよく、特定の技術が、文脈からより詳しく理解されるように、実施者により選択可能である。
特許請求の範囲において、特定の機能を実行する手段として示された任意の要素は、その機能を実行する任意のやり方を含むように意図しており、当該任意のやり方は、例えば、a)その機能を実行する回路素子の組み合わせ、b)任意の形態のソフトウェアを含み、当該任意の形態のソフトウェアは、ファームウェア又はマイクロコード等を含み、上記機能を実行するのにそのソフトウェアを起動する適切な回路と組み合わされる。そのような請求の範囲により画定される本発明は、様々な列挙された手段により提供される機能が組み合わされ、特許請求の範囲が要求する形態に互いに集められることにある。上記機能を提供することができる任意の手段は、ここで示した手段の均等物と考えられる。
本発明の原理によれば、複数経路ビデオ符号化及び復号化方式が提供される。複数経路ビデオ符号化及び復号化方式は、マッチング追跡と共に使用されてもよい。説明に役立つ実施形態において、2経路H.264に基づいた符号化方式がマッチング追跡ビデオ符号化のために開示されている。
H.264規格は、他のビデオ圧縮規格に類似したブロックに基づいた動き補償及びDCTのような変換を利用する。非常に低いビットレートでは、DCT変換は、デブロッキングフィルタを使用しても、ブロッキングアーティファクトを取り入れる。なぜなら、非常に少しの係数だけが非常に低いビットレートで符号化されることができ、各係数が非常に粗い量子化ステップを有する傾向があるからである。本発明の原理によれば、過完備基底を使用するマッチング追跡が、残差画像を符号化するのに利用される。動き補償及びモード決断部は、H.264規格に対応している。オーバラップブロック動き補償(OBMC)は、予測画像を平滑化するのに利用される。さらに、新しい手法は、マッチング追跡以外の基底を選択するのに提供される。
本発明の原理によれば、ビデオ符号器及び/又は復号器は、OBMCを予測画像に適用し、予測モデルにより生じるブロッキングアーティファクトを低減する。マッチング追跡アルゴリズムは、残差画像を符号化するために使用される。マッチング追跡の利点は、当該マッチング追跡がブロックに基づいておらず、フレームに基づいており、符号化残差の違いにより生じるブロッキングアーティファクトが存在しないことである。
図1A及び図1Bを参照すると、2経路H.264規格に基づいたマッチング追跡符号器/復号器(CODEC(コーデック))における符号器の典型的な第1の経路部及び第2の経路部が参照符号110及び160により示される。符号器は、参照符号190により示され、復号器部分は、参照符号191により示される。
図1Aを参照すると、第1の経路部110の入力部は、結合器112の非反転入力部、符号器制御モジュール114の入力部、及び動き推定器116の第1の入力部と信号通信可能に接続されている。結合器112の第1の出力部は、バッファ118の第1の入力部と信号通信可能に接続されている。結合器112の第2の出力部は、整数変換/スケーリング/量子化モジュール120の入力部と信号通信可能に接続されている。整数変換/スケーリング/量子化モジュール120の出力部は、スケーリング/逆変換モジュール122の第1の入力部と信号通信可能に接続されている。
符号器制御モジュール114の第1の出力部は、フレーム間予測器126の第1の入力部と信号通信可能に接続されている。符号器制御モジュール114の第2の出力部は、動き補償器124の第1の入力部と信号通信可能に接続されている。符号器制御モジュール114の第3の出力部は、動き推定器116の第2の入力部と信号通信可能に接続されている。符号器制御モジュール114の第4の出力部は、スケーリング/逆変換モジュール122の第2の入力部と信号通信可能に接続されている。符号器制御モジュール114の第5の出力部は、バッファ118の第1の入力部と信号通信可能に接続されている。
動き推定器116の出力部は、動き補償器124の第2の入力部及びバッファ128の第2の入力部と信号通信可能に接続されている。結合器112の反転入力部は、動き補償器124の出力部との信号通信手段又はフレーム間予測器126の出力部と信号通信可能に選択的に接続される。動き補償器124又はフレーム間予測器126の選択された出力部は、結合器128の第1の入力部と信号通信可能に接続される。スケーリング/逆変換モジュール122の出力部は、結合器128の第2の入力部と信号通信可能に接続されている。結合器128の出力部は、フレーム間予測器126の第2の入力部、動き推定器116の第3の入力部、動き補償器124の入力/出力部と信号通信可能に接続されている。バッファ118の出力部は、第1の経路部110の出力部として利用できる。
第1の経路部110に関しては、符号器制御モジュール114、整数変換/スケーリング/量子化モジュール120、バッファ118、及び動き推定器116が符号器190に含まれている。さらに、第1の経路部に関しては、スケーリング/逆変換モジュール122、フレーム間予測器126、及び動き補償器124が復号器部分191に含まれている。
第1の経路部110の入力部は、入力ビデオ111を受信し、第2の経路部160において使用するために制御データ(例えば、動きベクトル、モード選択、及び予測画像等)をバッファ118に記憶する。
図1Bを参照すると、第2の経路部160の第1の入力部は、エントロピ符号器166の入力部と信号通信可能に接続されている。第1の入力部は、第1の経路部110から制御データ162(例えば、モード選択等)及び動きベクトル164を受信する。第2の経路部160の第2の入力部は、結合器168の非反転入力部と信号通信可能に接続されている。第2の経路部160の第3の入力部は、オーバラップブロック動き補償(OBMC)/デブロッキングモジュール170の入力部と信号通信可能に接続されている。第2の経路部160の第2の入力部は、入力ビデオ111を受信し、第2の経路部の第3の入力部は、第1の経路部110から予測画像187を受信する。
残差172を与える結合器168の出力部は、アトム(atom)探知器174の入力部と信号通信可能に接続されている。符号化された残差178を与えるアトム探知器174の出力部は、アトム符号器176の入力部及び結合器180の第1の非反転入力部と信号通信可能に接続されている。OBMC/デブロッキングモジュール170の出力部は、結合器168の反転入力部及び結合器180の第2の非反転入力部と信号通信可能に接続されている。出力ビデオを与える結合器180の出力部は、参照バッファ182の入力部と信号通信可能に接続されている。アトム符号器176の出力部は、エントロピ符号器166の入力部と信号通信可能に接続されている。エントロピ符号器166の出力部は、第2の経路部160の出力部として利用でき、出力ビットストリームを与える。
第2の経路部160に関しては、エントロピ符号器は、符号器190に含まれ、結合器168、OBMCモジュール170、アトム探知器174、アトム符号器176、及び参照バッファ182は、復号器部分191に含まれている。
図2を参照すると、2経路H.264規格に基づいたマッチング追跡符号器/復号器(CODEC(コーデック))内の典型的な復号器は、参照符号200により示される。
復号器200の入力部は、エントロピ復号器210の入力部と信号通信可能に接続されている。エントロピ復号器の出力部は、アトム復号器220の入力部及び動き補償器250の入力部と信号通信可能に接続されている。残差を与える逆変換モジュール230の出力部は、結合器270の第1の非反転入力部と信号通信可能に接続されている。動き補償器250の出力部は、OBMC/デブロッキングモジュール260の入力部と信号通信可能に接続されている。OBMC/デブロッキングモジュール260の出力部は、結合器270の第2の非反転入力部と信号通信可能に接続されている。結合器の出力部は、復号器200の出力部として利用できる。
H.263コーデックに基づいている従来のガボールに基づいたマッチング追跡ビデオ符号化手法におけるマッチング追跡ビデオコーデックとは異なり、本発明の原理は、ITU−TH.264/AVC符号化システムに適用できる。フレームに基づいた残差符号化の故に、我々は、H.264/AVCコーデックに実装されていないOBMCを予測画像に適用する。
本発明の原理に基づく実施形態において、ビデオ符号化方式における第1の経路は、H.264規格に対応している。第1の経路において実際には、符号化は行われない。例えば、モード選択、予測画像、及び動きベクトル等の全ての制御データは、第2の経路のためにバッファに保存される。DCT変換が、レート歪み最適化(RDO)を使用する動き補償及びモード選択のために、第1の経路に適用されている。DCT係数を使用して残差画像を符号化する代わりに、全ての残差画像は、第2の経路のために保存される。本発明の原理に基づく実施形態では、16×16強制(constrained)イントラ符号化又は、H.264規格準拠強制イントラ符号化を適用すること、及び特にイントラ符号化されたマクロブロックとインタ符号化されたマクロブロックとの間の境界部分を処理することが提案される。
第2の経路において、動きベクトル及び制御データがエントロピ符号化により符号化されてもよい。残差画像は、マッチング追跡により符号化されてもよい。アトム検索及びパラメータ符号化が、例えば、従来のガボールに基づいたマッチング追跡ビデオ符号化手法に基づいて実行されてもよい。再構成画像は、参照フレームのために保存される。
マッチング追跡ビデオ符号化の利点の1つは、マッチング追跡がブロックに基づいておらず、ブロッキングアーティファクトが存在しないことである。しかしながら、動き予測がブロックに基づいて実行され、不正確であると、この動き予測は、非常に低いビットレートにおいて幾つかのブロッキングアーティファクトを生成する。シミュレーションは、アトムが、動いている輪郭部及び領域に現れることを示し、当該動いている輪郭部及び領域では、動きベクトル(MV)は、あまり正確ではない。動き予測を向上させることにより、アトムが残差をより良く表すことができる。
動き予測からアーティファクトを除去するために、ある方法は、H.264等を使用すること、又は改良されたデブロッキングフィルタを使用し、予測画像におけるブロックの境界部を平滑化することを含んでいる。別の手法において、オーバラップブロック(OBMC)を使用する平滑化動きモデルが使用される。従来のガボールに基づいたマッチング追跡ビデオ符号化手法では、16×16サイン2乗窓が採用された。N×Nサイン2乗窓は、例えば、従来のハイブリッド符号化方式に従い定義されてもよい。16×16サイン2乗窓は、8×8ブロックのために形成され、16×16ブロックは、4つの8×8ブロックとして処理される。
しかしながら、H.264規格において、輝度ブロックサイズ16×16、16×8、8×16、8×8サンプルを有するパーティションは、サポートされている。8×8サンプルを有するパーティションが選択される場合、8×8パーティションは、8×4、4×8、又は4×4輝度サンプル及び対応する色度サンプルのパーティションにさらに分割される。ここでは、4つの手法が、より多くのパーティションの種類に対応するために提案される。第1の手法では、4×4パーティションのために8×8サイン二乗窓を使用している。4×4よりも大きい全ての別のパーティションについては、これらパーティションは、幾つかの4×4パーティションに分割される。第2の手法では、8×8以上のパーティションのために16×16サイン二乗窓を使用しているが、この第2の手法は、8×8よりも小さなパーティションには、影響を与えない。第3の手法では、全てのパーティションのために適応可能なOBMCを使用している。上記3つの手法の全ては、OBMCだけを実装しており、デブロッキングフィルタを実装していない。第4の手法では、OBMBとデブロッキングフィルタとを組み合わせている。
残差符号化のために実装された従来のガボールに基づいたマッチング追跡ビデオ符号化手法における冗長ガボール辞書セットの他に、我々は、より多くの過完備基底を利用することを提案する。低いビットレートでは、変換動きモデルは、動いているエッジ等の関連のある視覚特徴/構成の自然な動きを正確に表すことができない。よって、残差エラーエネルギの大部分は、これらの領域に位置する。よって、エッジ検出冗長辞書を使用してエラー画像を表すことは、意味がある。離散ウェーブレット変換(例えば、2−D双対木(Dual−Tree)離散ウェーブレット変換(DDWT))は、2−Dガボール辞書が利用されるか、又は幾つかの他のエッジ検出辞書が使用されるよりも少ない冗長性を有する。2−DDDWTは、2−DDWTよりも多くのサブバンド/方向性を有している。各サブバンドは、ある方向を示し、当該各サブバンドは、エッジ検出用である。ノイズシェーピングをした後に、2−DDDWTは、標準的な2−DDWTと比較して、同一の保持された係数を有してより高いPSNRを達成する。よって、2−DDDWTは、エッジ情報を符号化するのにより適している。予測画像にOBMCを適用した後、エラー画像は、滑らかなエッジを有する。パラメトリック過完備2−D辞書が、滑らかなエッジを与えるのに使用されてもよい。
図3を参照すると、入力ビデオ列を符号化する典型的な方法は、参照符号300により示される。当該方法300は、開始ブロック305を含み、判断ブロック310に進む。判断ブロック310は、現在のフレームがIフレームであるかどうかを判断する。現在のフレームがIフレームであるならば、機能ブロック355に進む。現在のフレームがIフレームでないならば、機能ブロック315に進む。
機能ブロック355は、H.264規格準拠フレーム符号化を実行し、出力ビットストリームを提供して、終了ブロック370に進む。
機能ブロック315は、H.264規格準拠動き補償を実行し、機能ブロック320に進む。機能ブロック320は、動きベクトル(MV)、制御データ、及び予測ブロックを保存し、判断ブロック325に進む。判断ブロック325は、フレームの最後に達したかどうかを判断する。フレームの最後に達したならば、機能ブロック330に進む。フレームの最後に達していなければ、機能ブロック315に戻る。
機能ブロック330は、予測画像にOBMC及び/又はデブロッキングフィルタリングを実行し、機能ブロック335に進む。機能ブロック335は、元の画像及び予測画像から残差画像を獲得して、機能ブロック340に進む。機能ブロック340は、マッチング追跡を使用して、残差を符号化し、機能ブロック345に進む。機能ブロック345は、エントロピ符号化を実行して、出力ビットストリームを与え、終了ブロック370に進む。
図4を参照すると、入力ビデオ列を復号化する典型的な方法が参照符号400により示されている。当該方法400は、開始ブロック400を含み、判断ブロック410に進む。判断ブロック410は、現在のフレームがIフレームであるかどうかを判断する。現在のフレームがIフレームであるならば、機能ブロック435に進む。現在のフレームがIフレームでないならば、機能ブロック415に進む。
機能ブロック435は、H.264規格準拠復号化を実行して、再構成画像を提供し、終了ブロック470に進む。
機能ブロック415は、動きベクトル、制御データ、及びマッチング追跡アトムを復号し、機能ブロック420及び機能ブロック425に進む。機能ブロック420は、復号化されたアトムを使用して残差画像を再構成し、機能ブロック430に進む。機能ブロック425は、動きベクトル及び他の制御データを復号化して、OBMC/及び/又はデブロッキングフィルタリングを適用することにより、予測画像を再構成し、機能ブロック430に進む。機能ブロック430は、再構成された残差画像と再構成された予測画像とを組み合わせ、再構成画像を提供し、終了ブロック470に進む。
本発明の多くの付随する利点/特徴の一部が説明され、これらの一部は、上述されている。例えば、ある利点/特徴は、複数経路ビデオ符号化方式を使用してビデオ信号データを符号化するビデオ符号器であり、当該ビデオ符号器は、動き推定器及び分解モジュールを含んでいる。動き推定器は、ビデオ信号データに動き推定を実行し、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する動き残差を獲得する。分解モジュールは、動き推定器と信号通信可能であり、後の符号化経路における動き残差を分解する。
別の利点/特徴は、上述したようなビデオ符号器であり、複数経路ビデオ符号化方式は、2経路ビデオ符号化方式である。ビデオ符号器は、バッファをさらに含み、当該バッファは、動き推定器及び分解モジュールと信号通信可能であり、第2の符号化経路において使用するために第1の符号化経路において得られた動き残差を記憶する。分解モジュールは、第2の符号化経路における冗長ガボール辞書セットを使用して動き残差を分解する。
別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式を使用するビデオ符号器であり、動き推定器は、第1の符号化経路において、国際電気通信連合電気通信部門(ITU−T)H.264規格に応じる動き推定及び符号化モード選択を実行する。
別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式を使用するビデオ符号器であり、ビデオ符号器は、予測モジュール及びオーバラップブロック動き補償器をさらに含んでいる。予測モジュールは、バッファと信号通信可能であり、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する予測画像を形成する。オーバラップブロック動き補償器は、バッファと信号通信可能であり、16×16サイン二乗窓を使用して、予測画像にオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行し、第2の符号化経路における予測画像を平滑化する。バッファは、第2の符号化経路において使用するために第1の経路における予測画像を記憶する。
さらに、別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式を使用するビデオ符号器であり、ビデオ符号器は、予測モジュール及びオーバラップブロック動き補償器をさらに含んでいる。予測モジュールは、バッファと信号通信可能であり、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する予測画像を形成する。オーバラップブロック動き補償器は、バッファと信号通信可能であり、第2の符号化経路における予測画像の8×8より大きなパーティションだけにオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行する。バッファは、第2の符号化経路において使用するために第1の符号化経路における予測画像を記憶する。
さらに、別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式を使用するビデオ符号器であり、ビデオ符号器は、予測モジュール及びオーバラップブロック動き補償器をさらに含んでいる。予測モジュールは、バッファと信号通信可能であり、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する予測画像を形成する。オーバラップブロック動き補償器は、バッファと信号通信可能であり、第2の符号化経路における予測画像の4×4パーティションのために8×8サイン二乗窓を使用してオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行する。OBMCが第2の符号化経路において実行されると、予測画像の全てのパーティションは、4×4パーティションに分割される。バッファは、第2の符号化経路において使用するために第1の符号化経路における予測画像を記憶する。
また、別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式を使用するビデオ符号器であり、ビデオ符号器は、予測モジュール及びオーバラップブロック動き補償器をさらに含んでいる。予測モジュールは、バッファと信号通信可能であり、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する予測画像を形成する。オーバラップブロック動き補償器は、バッファと信号通信可能であり、第2の符号化経路における予測画像の全てのパーティションのために適応可能なオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行する。バッファは、第2の符号化経路において使用するために第1の符号化経路における予測画像を記憶する。
さらに、別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式を使用するビデオ符号器であり、ビデオ符号器は、予測モジュール及びデブロッキングフィルタをさらに含んでいる。予測モジュールは、バッファと信号通信可能であり、第1の符号化経路におけるビデオ信号データに対応する予測画像を形成する。デブロッキングフィルタは、バッファと信号通信可能であり、第2の符号化経路において予測画像にデブロッキングオペレーションを実行する。バッファは、第2の符号化経路において使用するために第1の符号化経路における予測画像を記憶する。
さらに、別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式を使用するビデオ符号器であり、分解モジュールは、双対木ウェーブレット変換を実行し、動き残差を分解する。
さらに、別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式及び双対木ウェーブレット変換を使用するビデオ符号器であり、分解モジュールは、ノイズシェーピングを使用し、双対木ウェーブレット変換の係数を選択する。
さらに、別の利点/特徴は、上述したような2経路ビデオ符号化方式を使用するビデオ符号器であり、分解モジュールは、パラメトリック過完備2−D辞書を利用し、第2の符号化経路における動き残差を分解する。
さらに、別の利点/特徴は、ビデオビットストリームを復号化するビデオ復号器であり、ビデオ復号器は、エントロピ復号器、アトム復号器、逆変換器、動き補償器、デブロッキングフィルタ、及び結合器を含んでいる。エントロピ復号器は、ビデオビットストリームを復号化し、解凍されたビデオビットストリームを獲得する。アトム復号器は、エントロピ復号器と信号通信可能であり、解凍されたビットストリームに対応する解凍されたアトムを復号化し、復号化されたアトムを獲得する。逆変換器は、アトム復号器と信号通信可能であり、逆変換を復号化されたアトムに適用し、再構成された残差画像を形成する。動き補償器は、エントロピ復号器と信号通信可能であり、解凍されたビットストリームに対応する動きベクトルを使用して動き補償を実行し、再構成された予測画像を形成する。デブロッキングフィルタは、動き補償器と信号通信可能であり、再構成された予測画像にデブロッキングフィルタリングを実行し、再構成された予測画像を平滑化する。結合器は、逆変換器及びオーバラップブロック動き補償器と信号通信可能であり、再構成された予測画像と、残差画像を組み合わせ、再構成画像を獲得する。
本発明の上記及び別の特徴/構成及び利点は、ここでの教示内容に基づいて当業者により容易に確認されるであろう。本発明の教示内容は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用プロセッサ、又はこれらの組み合わせの様々な形態で実装されてもよい。
最も好ましくは、本発明の教示内容は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせとして実装される。さらに、ソフトウェアは、プログラム記憶ユニットに具体的な形態に実現されたアプリケーションプログラムとして実装されてもよい。アプリケーションプログラムは、任意の適切なアーキテクチャを有する機械にアップロードされ、当該機械により実行されてもよい。好ましくは、上記機械は、1つ以上の中央処理装置(「CPU」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、及び入力/出力(「I/O」)インターフェイス等のハードウェアを有するコンピュータプラットフォームに実装される。コンピュータプラットフォームは、オペレーティングシステム及びマイクロ命令コードを含んでいてもよい。ここで説明された様々な処理及び機能は、CPUにより実行されるかもしれないマイクロ命令コードの一部若しくはアプリケーションプログラムの一部、又はこれらの任意の組み合わせであってもよい。さらに、様々な別の周辺装置がコンピュータプラットフォームに接続されてもよく、例えば、当該様々な別の周辺装置は、別のデータ記憶装置及びプリント装置である。
好ましくは、添付図面に示された構成システム要素及び方法の一部は、ソフトウェアで実装されるので、システム要素同士又は処理機能ブロック同士の間の実際の接続は、本発明がプログラムされている手法に依存して異なっていてもよい。ここでの教示内容を与えると、当業者は、上記及び類似した本発明の実装又は構成を予想することができるであろう。
説明に役立つ実施形態は、ここでは添付図面を参照しつつ説明されたが、本発明は、上記の厳格な実施形態に限定されず、様々な変形及び変更が、本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、当業者によりなされてもよい。全てのこのような変形及び変更は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内に含めるものとする。

Claims (18)

  1. 複数経路ビデオ符号化方式を使用してビデオ信号データを符号化するビデオ符号器であって、前記ビデオ符号器は、
    前記ビデオ信号データに動き推定を実行して、第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する動き残差を獲得する動き推定器と、
    前記動き推定器と信号通信可能であり、後の符号化経路における前記動き残差を分解する分解モジュールと、
    を含み、
    前記複数経路ビデオ符号化方式は2経路ビデオ符号化方式であり、前記ビデオ符号器は、バッファをさらに含み、前記バッファは、前記動き推定器及び前記分解モジュールと信号通信可能であり、第2の符号化経路において使用するために前記第1の符号化経路において得られた前記動き残差を記憶し、前記分解モジュールは、前記第2の符号化経路における冗長ガボール辞書セットを使用して前記動き残差を分解し、
    前記バッファと信号通信可能であり、前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成する予測モジュールと、
    前記バッファと信号通信可能であり、16×16サイン二乗窓を使用して前記予測画像にオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行し、前記第2の符号化経路における前記予測画像を平滑化するオーバラップブロック動き補償器と、
    をさらに含み、前記バッファは、前記第2の符号化経路において後続する使用のために前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶する、前記ビデオ符号器。
  2. 前記バッファと信号通信可能であり、前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成する予測モジュールと、
    前記バッファと信号通信可能であり、前記第2の符号化経路における前記予測画像の8×8以上のパーティションだけにオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行するオーバラップブロック動き補償器と、
    をさらに含み、前記バッファは、前記第2の符号化経路において後続する使用のために前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶する、請求項1に記載のビデオ符号器。
  3. 前記バッファと信号通信可能であり、前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成する予測モジュールと、
    前記バッファと信号通信可能であり、前記第2の符号化経路における前記予測画像の4×4パーティションのために8×8サイン二乗窓を使用してオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行するオーバラップブロック動き補償器と、
    をさらに含み、OBMCが前記第2の符号化経路において実行されると、前記予測画像の全てのパーティションは、4×4パーティションに分割され、前記バッファは、前記第2の符号化経路において後続する使用のために前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶する、請求項1に記載のビデオ符号器。
  4. 前記バッファと信号通信可能であり、前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成する予測モジュールと、
    前記バッファと信号通信可能であり、前記第2の符号化経路における前記予測画像の全てのパーティションのために適応可能なオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行するオーバラップブロック動き補償器と、
    をさらに含み、前記バッファは、前記第2の符号化経路において後続する使用のために前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶する、請求項1に記載のビデオ符号器。
  5. 前記バッファと信号通信可能であり、前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成する予測モジュールと、
    前記バッファと信号通信可能であり、前記第2の符号化経路における前記予測画像にデブロッキングオペレーションを実行するデブロッキングフィルタと、
    をさらに含み、前記バッファは、前記第2の符号化経路において後続する使用のために前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶する、請求項1に記載のビデオ符号器。
  6. 前記分解モジュールは、双対木ウェーブレット変換を実行し、前記動き残差を分解する、請求項1に記載のビデオ符号器。
  7. 前記分解モジュールは、ノイズシェーピングを使用し、前記双対木ウェーブレット変換の係数を選択する、請求項1に記載のビデオ符号器。
  8. 前記分解モジュールは、パラメトリック過完備2−D辞書を利用し、前記第2の符号化経路における前記動き残差を分解する、請求項1に記載のビデオ符号器。
  9. 複数経路ビデオ符号化方式を使用してビデオ信号データを符号化する方法であって、
    前記ビデオ信号データに動き推定を実行し、第1の符号化経路において前記ビデオ信号データに対応する動き残差を獲得するステップと、
    後の符号化経路において前記動き残差を分解するステップと、
    を含み、
    前記複数経路ビデオ符号化方式は、2経路ビデオ符号化方式であり、前記方法は、第2の符号化経路において後続する使用のために前記第1の符号化経路において獲得された前記動き残差を記憶するステップをさらに含み、前記分解するステップは、前記第2の符号化経路における冗長ガボール辞書セットを使用して前記動き残差を分解し、
    前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成するステップと、
    前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶するステップと、
    16×16サイン二乗窓を使用して前記予測画像にオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行し、前記第2の符号化経路における前記予測画像を平滑化するステップと、
    をさらに含む、前記方法。
  10. 前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成するステップと、
    前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶するステップと、
    前記第2の符号化経路における前記予測画像の8×8以上のパーティションだけにオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行するステップと、
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成するステップと、
    前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶するステップと、
    前記第2の符号化経路における前記予測画像の4×4パーティションのために8×8サイン二乗窓を使用してオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行するステップと、
    をさらに含み、OBMCが前記第2の符号化経路に実行されると、前記予測画像の全てのパーティションは4×4パーティションに分割される、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成するステップと、
    前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶するステップと、
    前記第2の符号化経路における前記予測画像の全てのパーティションのために適応可能なオーバラップブロック動き補償(OBMC)を実行するステップと、
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  13. 前記第1の符号化経路における前記ビデオ信号データに対応する予測画像を形成するステップと、
    前記第1の符号化経路における前記予測画像を記憶するステップと、
    前記第2の符号化経路における前記予測画像にデブロッキングオペレーションを実行するステップと、
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  14. 前記分解するステップは、双対木ウェーブレット変換を実行し、前記動き残差を分解する、請求項9に記載の方法。
  15. 前記分解するステップは、ノイズシェーピングを使用し、前記双対木ウェーブレット変換の係数を選択する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記分解するステップは、パラメトリック過完備2−D辞書を利用し、前記第2の符号化経路における前記動き残差を分解する、請求項9に記載の方法。
  17. ビデオビットストリームを復号化するビデオ復号器であって、
    解凍されたビデオストリームを獲得するために前記ビデオビットストリームを復号化するエントロピ復号器と、
    前記エントロピ復号器と信号通信可能であり、復号されたアトムを獲得するために、前記解凍されたビットストリームに対応する解凍されたアトムを復号化するアトム復号器と、
    前記アトム復号器と信号通信可能であり、再構成された残差画像を形成するために逆変換を前記復号されたアトムに適用する逆変換器と、
    前記エントロピ復号器と信号通信可能であり、再構成された予測画像を形成するために、前記解凍されたビットストリームに対応する動きベクトルを使用して動き補償を実行する動き補償器と、
    前記動き補償器と信号通信可能であり、前記再構成された予測画像を平滑化するために、前記再構成された予測画像にデブロッキングフィルタリングを実行するデブロッキングフィルタと、
    前記逆変換器及び前記オーバラップブロック動き補償器と信号通信可能であり、再構成画像を獲得するために、前記再構成された予測画像と前記残差画像を組み合わせる結合器と、
    を含む、復号器。
  18. ビデオビットストリームを復号化する方法であって、
    前記ビットストリームを復号化し、解凍されたビデオビットストリームを獲得するステップと、
    前記解凍されたビットストリームに対応する解凍されたアトムを復号し、復号されたアトムを獲得するステップと、
    前記復号されたアトムに逆変換を適用し、再構成された残差画像を形成するステップと、
    前記解凍されたビットストリームに対応する動きベクトルを使用して動き補償を実行し、再構成された予測画像を形成するステップと、
    前記再構成された予測画像にデブロッキングフィルタリングを実行し、前記再構成された予測画像を平滑化するステップと、
    前記再構成された予測画像及び前記残差画像を組み合わせて再構成画像を獲得するステップと、
    を含む、方法。
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