JP2012226538A - 省電力管理システムおよび方法 - Google Patents
省電力管理システムおよび方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012226538A JP2012226538A JP2011093254A JP2011093254A JP2012226538A JP 2012226538 A JP2012226538 A JP 2012226538A JP 2011093254 A JP2011093254 A JP 2011093254A JP 2011093254 A JP2011093254 A JP 2011093254A JP 2012226538 A JP2012226538 A JP 2012226538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- user
- saving
- amount
- power demand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 24
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 108
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 117
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 61
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 5
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 claims description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 abstract description 19
- 230000006870 function Effects 0.000 description 25
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 25
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 15
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 4
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000002354 daily effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000003340 mental effect Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- -1 tree Substances 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Power Sources (AREA)
Abstract
【解決手段】電力需要量取得部1Aで、各利用者が属する電力供給地域ごとに当該地域における電力需要量P(t)を電力供給システム2から取得し、仮想料金率算出部1Bで、この電力需要量P(t)と基準となる基準電力需要量Pstとから、当該電力需要量の変動に応じて変化する仮想料金率R(t)を算出し、ポイント算出部1Cで利用者が節約した電力を示す節約使用量ΔPに相当する節約料金ΔWを、仮想料金率R(t)で調整してポイント換算することにより、ポイントQを算出する。
【選択図】 図1
Description
例えば、電力の節約対策としては、家庭やオフィスにおいて、電力使用量の現在値や目標値、料金換算値を可視化して、使い過ぎ等のある条件時には注意を喚起するなどの技術が開示されている。また、料金最適化の観点から、複数の電力会社、料金体系の中から、利用者の利用実態に合わせて最適の料金体系を選択する電力モニター技術も開示されている(例えば、特許文献1など参照)。
従来、これに対して、省電力を実現した結果を自己の利益として認識させるために、節約した電力量に相当する節約料金によって金融商品を自動的に購入することができる省電力促進方法が開示されている(例えば、非特許文献1など参照)。
このため、電力需要量が高い期間において、利用者の省電力行動をより大きく促進させることができる。したがって、電力料金が固定化されていて、電力需要量の変動を価格に反映させることができない状況であっても、結果として電力平準化を促進させることができ、電力会社にとっても極めて大きな利益を得ることが可能となる。
このため、特定の有価証券などの金融商品を購入する場合と比較して、節約料金分を手元に残すことができるとともに、節約料金の扱いについて高い自由度を得ることができ、利用者に省電力行動を促進させることが可能となる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる省電力管理システム1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる省電力管理システムの構成を示すブロック図である。
ポイントサービスシステム3は、省電力管理システム1で管理する各利用者のポイントを、一定の交換率の基で、金額、商品、役務、さらには他のシステムのポイントと交換する一般的なシステムである。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる省電力管理システム1の構成について詳細に説明する。
この省電力管理システム1には、主な機能部として、電力需要量取得部1A、仮想料金率算出部1B、およびポイント算出部1Cが設けられている。
仮想料金率算出部1Bは、電力需要量と基準となる基準電力需要量とから、当該電力需要量の変動に応じて変化する仮想料金率を算出する機能を有している。
ポイント算出部1Cは、節約使用量に相当する節約料金を仮想料金率で調整してポイント換算することによりポイントを算出する機能を有している。
ある対象期間tにおける仮想料金率R(t)[%]は、次の式(1)に示すように、対象期間tごとに得られた電力需要量P(t)[Wh]を、全対象期間t=1〜nにおける電力需要量P(1)〜P(n)の平均電力需要量などからなる基準電力需要量Pst[Wh]で除算することにより算出される。
R(t)=P(t)/Pst …(1)
したがって、この例によれば、まず、電力需要量取得部1Aにより、電力会社の電力供給システム2から、利用者の電力供給地域における月別の電力需要量P(t)を取得して、仮想料金率算出部1Bにより、電力需要量P(t)の平均電力需要量を算出し、前述の式(1)により、月別の仮想料金率R(t)を算出する。
ΔW=ΔP×U …(2)
Q=ΔW×R(t)×C …(3)
図2では、冬季における暖房による電力需要が少なく、夏期における冷房による電力需要が大きい地域の例が示されており、5月〜10月の期間において、年間の平均電力需要量からなる基準電力需要量Pstより高くなっており、前述の式(1)で算出した仮想料金率R(t)は、100%を越えた値となる。
このため、前述した式(3)において、この期間における節約料金ΔWについても、基準電力料金より高い料金に調整されるため、他の期間に比べてより高い率で、節約使用量ΔPがポイントQに換算されることになる。
このように、本実施の形態は、電力需要量取得部1Aで、各利用者が属する電力供給地域ごとに当該地域における電力需要量P(t)を電力供給システム2から取得し、仮想料金率算出部1Bで、この電力需要量P(t)と基準となる基準電力需要量Pstとから、当該電力需要量の変動に応じて変化する仮想料金率R(t)を算出し、ポイント算出部1Cで利用者が節約した電力を示す節約使用量ΔPに相当する節約料金ΔWを、仮想料金率R(t)で調整してポイント換算することにより、ポイントQを算出するようにしたものである。
このため、電力需要量が高い期間において、利用者の省電力行動をより大きく促進させることができる。したがって、電力料金が固定化されていて、電力需要量の変動を価格に反映させることができない状況であっても、結果として電力平準化を促進させることができ、電力会社にとっても極めて大きな利益を得ることが可能となる。
このため、特定の有価証券などの金融商品を購入する場合と比較して、節約料金分を手元に残すことができるとともに、節約料金の扱いについて高い自由度を得ることができ、利用者に省電力行動を促進させることが可能となる。
次に、図3〜図5を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる省電力管理システム1について説明する。図3は、第2の実施の形態にかかる省電力管理システムの構成を示すブロック図である。図4は、管理装置の構成を示すブロック図である。図5は、利用者端末の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる省電力管理システム1は、複数の利用者端末20と、通信回線を介して各利用者端末20と接続された管理装置10とから構成されている。
管理装置10は、サーバ装置などの情報処理装置からなり、主な機能部として、通信I/F部11、記憶部12、電力需要量取得部13、基準需要量算出部14、仮想料金率算出部15、およびポイント管理部16が設けられている。
記憶部12は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、管理装置10の各部で処理実行に用いる各種処理情報やプログラムを記憶する機能を有している。
基準需要量算出部14は、電力需要量取得部13で取得した電力需要量から、これら電力需要量の基準となる基準需要量を算出する機能を有している。
ポイント管理部16は、通信回線を介して各利用者端末20から通知されたポイントを当該利用者ごとに管理する機能と、通信I/F部11から通信回線を介してポイントサービスシステム3とデータ通信を行うことにより、利用者のポイントをポイントサービスシステム3が提供する各種サービスとの間でやり取りする機能とを有している。
利用者端末20は、パーソナルコンピュータや専用のデータ通信装置などの情報処理端末からなり、主な機能部として、通信I/F部21、記憶部22、表示部23、電力使用量取得部24、基準使用量算出部25、節約料金算出部26、およびポイント算出部27から構成されている。
記憶部22は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、利用者端末20の各部での処理実行に用いる各種処理情報やプログラムを記憶する機能を有している。
表示部23は、LCDなどの画面表示装置からなり、各機能部から出力された各種情報を画面表示する機能を有している。
基準使用量算出部25は、電力使用量取得部24で取得した電力使用量から、当該電力使用量の基準となる基準使用量を算出する機能を有している。
節約料金算出部26は、電力使用量取得部24で取得した電力使用量と基準使用量算出部25で算出した基準使用量との差分から節約使用量を算出する機能と、この節約使用量に電力単価を乗算することにより、節約使用量に相当する節約料金を算出する機能とを有している。
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかる管理装置10の動作について説明する。図6は、第2の実施の形態にかかる管理装置の省電力管理処理を示すフローチャートである。
管理装置10は、仮想料金率を更新する処理タイミングに応じて、図6の省電力管理処理を実行する。ここでは、対象期間tが月別であって、月ごとに仮想料金率を更新するものとし、例えば月初めに、次月で用いる仮想料金率を予め算出して通知し、先月分のポイントを利用者端末20から受け取って管理する場合を例として説明する。
また、対象期間tを月別とし、ポイント算出に用いる仮想料金率を月ごとに算出して通知する場合を例として説明したが、対象期間tを週別、曜日別、日別、あるいは時間別などの他の期間長とし、対象期間tごとに仮想料金率を算出して通知するようにしてもよい。さらには、予め対象期間tごとに仮想料金率をそれぞれ算出して一括して通知するようにしてもよい。
利用者端末20は、午前0時など、1日ごとの電力集計の先頭処理タイミングに、図7のポイント算出処理を実行する。ここでは、一定時間ごとに当日の累計ポイントを更新して画面表示する場合を例として説明する。なお、対象期間tを月別とし、月初めに、管理装置10から次月分の仮想料金率を受け取るとともに、先月分のポイントを管理装置10へ通知するものとする。
この際、基準使用量Pdについては、基準使用量Pdの算出に用いる履歴データの期間が変化しない場合、予め算出して記憶部22に登録しておいた基準使用量Pdを利用するようにしてもよい。
また、節約料金算出部26は、基準使用量算出部25で算出した基準使用量Pdを、当日における現時点までの時間長で按分することにより、積算基準使用量Pdsを算出する(ステップ113)。この際、例えば当日の1/4の時間が経過していた場合、Pds=Pd/4となる。
このように、本実施の形態では、管理装置10において、電力需要量取得部13で、各利用者が属する電力供給地域における電力需要量P(t)を電力供給システム2から取得し、仮想料金率算出部15で、電力需要量P(t)と基準となる基準電力需要量Pstとから、当該電力需要量P(t)の変動に応じて変化する仮想料金率R(t)を算出し、通信回線を介して各利用者端末20へそれぞれ通知し、ポイント管理部16で、通信回線を介して各利用者端末20から通知されたポイントQを当該利用者ごとに管理するようにしたものである。
また、2つ目の方法については、ポイント算出部27において、節約使用量ΔPが負の値となった場合、節約使用量ΔPが正の際より、低いポイント換算率Cを適用して、減算されるポイントを計算するようにしてもい。これにより、ポイント加算時に比較して、ポイントが削減される割合を抑制することができ、利用者の精神的負担を軽減することができる。
また、節約使用量ΔPが負の値となった場合のポイントQの調整方法については、ポイント換算率Cを調整する以外に、電力単価U、節約料金ΔW、仮想料金率R(t)、あるいはポイントQを調整するようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態にかかる省電力管理システム1について説明する。
第1および第2の実施の形態では、月別で仮想料金率を算出する場合を例として説明した。本実施の形態では、曜日別で仮想料金率を算出する場合について説明する。
本実施の形態を第2の実施の形態に適用した場合、管理装置10では、仮想料金率算出部15において、各曜日tの仮想料金率R(t)を一括して算出し、定期的に、例えば月1回の割合で、曜日別の仮想料金率を各利用者の利用者端末20へ通知する。この場合、仮想料金率R(t)については、1日ごとに管理装置10で算出して利用者端末20へ通知してもよいが、このように、1週間分あるいは1ヶ月分など、同一仮想料金率R(t)が使用される期間より長い期間について、一括して算出して通知することにより、処理効率や通信効率を高めることができる。
また、一日が終わると、ポイント算出部27により、当日1日分の節約料金ΔWを算出してポイントQに換算し、プロット表示する。
この例では、月曜日〜金曜日の平日期間において、曜日平均電力需要量からなる基準電力需要量Pstより高くなっており、前述の式(1)で算出した仮想料金率R(t)は、100%を越えた値となる。
このため、電力需要量が高い期間において、利用者の省電力行動をより大きく促進させることができる。したがって、電力料金が固定化されていて、電力需要量の変動を価格に反映させることができない状況であっても、結果として電力平準化を促進させることができ、電力会社にとっても極めて大きな利益を得ることが可能となる。
このうち、基準使用量Pd(t)は、当該利用者宅30で計測した過去の電力使用量のうち、当該曜日tに関する電力使用量を平均した、当該曜日tに関する1日分の平均電力使用量である。また、電力使用量Pm(t)は、実際に当該利用者宅30で計測した、当該週(今週)の曜日tに関する1日分の電力使用量である。
これら基準使用量Pd(t)と電力使用量Pm(t)との差分が、当該利用者宅30において、利用者が節約した電力量を示す節約使用量ΔPとなる。
また、この表示画面では、管理装置10から事前に通知された曜日別の仮想料金率R(t)がプロットされているため、利用者は、節約使用量に対するポイント獲得率の変化を曜日ごとに把握することができる。
一方、休日などのように電力需要が低く仮想料金率が低い曜日にはポイント獲得率が低くなるため、利用者の省電力意欲が低下することになる。このため、電力需要の小さな曜日には、利用者の省電力行動が抑制されることから、結果として電力需要の平準化が期待される。
節約料金ΔWは、前述した式(2)に基づいて算出したものであり、累計ポイントQは、前述の式(3)に基づき算出した1日当たりのポイントQを当該週の始まりから累計したものである。
また、当該週におけるポイント獲得状況を容易に把握することができ、利用者の省電力行動を推進させることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態にかかる省電力管理システム1について説明する。
第3の実施の形態では、曜日別で仮想料金率を算出する場合を例として説明した。本実施の形態では、時刻別で仮想料金率を算出する場合について説明する。
本実施の形態を第2の実施の形態に適用した場合、管理装置10では、仮想料金率算出部15において、各時刻tの仮想料金率R(t)を一括して算出し、定期的に、例えば月1回の割合で、時刻別の仮想料金率を各利用者の利用者端末20へ通知する。この場合、仮想料金率R(t)については、1時間ごとに管理装置10で算出して利用者端末20へ通知してもよいが、このように、1週間分あるいは1ヶ月分など、同一仮想料金率R(t)が使用される期間より長い期間について、一括して算出して通知することにより、処理効率や通信効率を高めることができる。
また、1時間ごとに、ポイント算出部27により、直近の1時間分の節約料金ΔWを算出してポイントQに換算し、プロット表示する。
このため、電力需要量が高い期間において、利用者の省電力行動をより大きく促進させることができる。したがって、電力料金が固定化されていて、電力需要量の変動を価格に反映させることができない状況であっても、結果として電力平準化を促進させることができ、電力会社にとっても極めて大きな利益を得ることが可能となる。
このうち、基準使用量Pd(t)は、当該利用者宅30で計測した過去の電力使用量のうち、当該時刻tに関する電力使用量を平均した、当該時刻tに関する1時間分の平均電力使用量である。また、電力使用量Pm(t)は、実際に当該利用者宅30で計測した、時刻tに関する1時間分の電力使用量である。
これら基準使用量Pd(t)と電力使用量Pm(t)との差分が、当該利用者宅30において、利用者が節約した電力量を示す節約使用量ΔPとなる。
また、この表示画面では、時刻別の仮想料金率R(t)がプロットされているため、利用者は、節約使用量に対するポイント獲得率の変化を曜日ごとに把握することができる。
一方、夜間などのように電力需要が低く仮想料金率が低い時刻にはポイント獲得率が低くなるため、利用者の省電力意欲が低下することになる。このため、電力需要の小さな時刻には、利用者の省電力行動が抑制されることから、結果として電力需要の平準化が期待される。
節約料金ΔWは、前述した式(2)に基づいて算出したものであり、累計ポイントQは、前述の式(3)に基づき算出した1時間当たりのポイントQを当日の始まりから累計したものである。
また、当日におけるポイント獲得状況を容易に把握することができ、利用者の省電力行動を推進させることができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
Claims (7)
- 電力供給システムからの電力を利用する利用者ごとに、当該利用者が節約した電力を示す節約使用量の大きさに応じて当該利用者が獲得したポイントを管理する省電力管理システムであって、
前記各利用者が属する電力供給地域における電力需要量を前記電力供給システムから取得する電力需要量取得部と、
前記電力需要量と基準となる基準電力需要量とから、当該電力需要量の変動に応じて変化する仮想料金率を算出する仮想料金率算出部と、
前記節約使用量に相当する節約料金を前記仮想料金率で調整してポイント換算することにより前記ポイントを算出するポイント算出部と
を備えることを特徴とする省電力管理システム。 - 電力供給システムから供給される電力を使用する利用者ごとに用いられて、当該利用者が節約した電力を示す節約使用量と、当該節約使用量の大きさに応じて当該利用者が獲得したポイントとを表示部で表示する複数の利用者端末と、
通信回線を介して前記各利用者端末と接続されて、前記各利用者ごとに当該利用者が獲得した前記ポイントを管理する管理装置と
を備え、
前記管理装置は、
前記各利用者が属する電力供給地域における電力需要量を前記電力供給システムから取得する電力需要量取得部と、
前記電力需要量と基準となる基準電力需要量とから、当該電力需要量の変動に応じて変化する仮想料金率を算出し、前記通信回線を介して前記各利用者端末へそれぞれ通知する仮想料金率算出部と、
前記通信回線を介して前記各利用者端末から通知された前記ポイントを当該利用者ごとに管理するポイント管理部と
を含み、
前記利用者端末は、
当該利用者の電力メータから取得した当該利用者の電力使用量と基準となる基準使用量との差分からなる前記節約使用量に基づいて、当該節約使用量に相当する節約料金を算出する節約料金算出部と、
前記節約料金を前記仮想料金率で調整してポイント換算することにより前記ポイントを算出し、前記表示部で表示するとともに、前記通信回線を介して前記管理装置へ通知するポイント算出部と
を含む
ことを特徴とする省電力管理システム。 - 請求項1または請求項2に記載の省電力管理システムにおいて、
前記仮想料金率算出部は、対象期間ごとに得られた前記電力需要量を、これら電力需要量の平均電力需要量で除算することにより、前記対象期間ごとに前記仮想料金率を算出し、
前記ポイント算出部は、前記対象期間のうち前記節約使用量が得られた時点に対応する対象期間の仮想料金率に基づいて、前記ポイントを調整する
ことを特徴とする省電力管理システム。 - 請求項1または請求項2に記載の省電力管理システムにおいて、
前記節約料金算出部は、前記基準使用量として、過去に得られた当該利用者の電力使用量を平均して得られた平均使用量を用いることを特徴とする省電力管理システム。 - 請求項2に記載の省電力管理システムにおいて、
前記節約料金算出部は、当該利用者が当日現時点までに使用した電力使用量と、当該利用者に関する1日当たりの基準使用量を前記当日現時点までで按分した按分使用量との差分から、前記当日現時点までの節約使用量を算出し、
前記ポイント算出部は、前記当日現時点までの節約使用量から前記当日現時点までのポイントを算出し、前記表示部で表示する
ことを特徴とする省電力管理システム。 - 電力供給システムからの電力を利用する利用者ごとに、当該利用者が節約した電力を示す節約使用量の大きさに応じて当該利用者が獲得したポイントを管理する省電力管理システムで用いられる省電力管理方法であって、
電力需要量取得部が、前記各利用者が属する電力供給地域における電力需要量を前記電力供給システムから取得する電力需要量取得ステップと、
仮想料金率算出部が、前記電力需要量と基準となる基準電力需要量とから、当該電力需要量の変動に応じて変化する仮想料金率を算出する仮想料金率算出ステップと、
ポイント算出部が、前記節約使用量に相当する節約料金を前記仮想料金率で調整してポイント換算することにより前記ポイントを算出するポイント算出ステップと
を備えることを特徴とする省電力管理方法。 - 電力供給システムから供給される電力を使用する利用者ごとに用いられて、当該利用者が節約した電力を示す節約使用量と、当該節約使用量の大きさに応じて当該利用者が獲得したポイントとを表示部で表示する複数の利用者端末と、通信回線を介して前記各利用者端末と接続されて、前記各利用者ごとに当該利用者が獲得した前記ポイントを管理する管理装置とを備える省電力管理システムで用いられる省電力管理方法であって、
前記管理装置の電力需要量取得部が、前記各利用者が属する電力供給地域における電力需要量を前記電力供給システムから取得する電力需要量取得ステップと、
前記管理装置の仮想料金率算出部が、前記電力需要量と基準となる基準電力需要量とから、当該電力需要量の変動に応じて変化する仮想料金率を算出し、前記通信回線を介して前記各利用者端末へそれぞれ通知する仮想料金率算出ステップと、
前記利用者端末の節約料金算出部が、当該利用者の電力メータから取得した当該利用者の電力使用量と基準となる基準使用量との差分からなる前記節約使用量に基づいて、当該節約使用量に相当する節約料金を算出する節約料金算出ステップと、
前記利用者端末のポイント算出部が、前記節約料金を前記仮想料金率で調整してポイント換算することにより前記ポイントを算出し、前記表示部で表示するとともに、前記通信回線を介して前記管理装置へ通知するポイント算出ステップと、
前記管理装置のポイント管理部が、前記通信回線を介して前記各利用者端末から通知された前記ポイントを当該利用者ごとに管理するポイント管理ステップと
備えることを特徴とする省電力管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011093254A JP5596614B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | 省電力管理システムおよび方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011093254A JP5596614B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | 省電力管理システムおよび方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012226538A true JP2012226538A (ja) | 2012-11-15 |
JP5596614B2 JP5596614B2 (ja) | 2014-09-24 |
Family
ID=47276637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011093254A Active JP5596614B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | 省電力管理システムおよび方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5596614B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015028671A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-02-12 | 辰之 岩崎 | 電力使用最適化支援システムおよび電力使用最適化支援方法 |
JP2016045934A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 富士通株式会社 | データ解析アウトソーシングのための顧客データ管理 |
JPWO2016017172A1 (ja) * | 2014-07-29 | 2017-04-27 | 京セラ株式会社 | 画像生成装置、画像生成方法およびプログラム |
JP2019190750A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 東芝キヤリア株式会社 | 空調機のリモートコントロール装置および管理情報表示方法 |
KR102373586B1 (ko) * | 2021-03-18 | 2022-03-14 | (주)헤리트 | 검침플랫폼서버 및 이를 이용한 에너지관리방법 |
JP7477493B2 (ja) | 2021-12-28 | 2024-05-01 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 予約システム及び予約プログラム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002230097A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Hitachi Ltd | エネルギの販売方法 |
JP2002312575A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 電力モニタリングシステムおよび金融商品を利用した省電力促進システムならびに省電力促進方法 |
JP2006163610A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 省エネ活動奨励方法 |
JP2006174654A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分散型エネルギー需給制御方法および設定装置 |
JP2010028879A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Hitachi Ltd | 電力需要誘導方法およびそのシステム |
JP2010239789A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電力使用平準化促進システムおよび促進方法 |
-
2011
- 2011-04-19 JP JP2011093254A patent/JP5596614B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002230097A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Hitachi Ltd | エネルギの販売方法 |
JP2002312575A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 電力モニタリングシステムおよび金融商品を利用した省電力促進システムならびに省電力促進方法 |
JP2006163610A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 省エネ活動奨励方法 |
JP2006174654A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分散型エネルギー需給制御方法および設定装置 |
JP2010028879A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Hitachi Ltd | 電力需要誘導方法およびそのシステム |
JP2010239789A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電力使用平準化促進システムおよび促進方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015028671A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-02-12 | 辰之 岩崎 | 電力使用最適化支援システムおよび電力使用最適化支援方法 |
JPWO2016017172A1 (ja) * | 2014-07-29 | 2017-04-27 | 京セラ株式会社 | 画像生成装置、画像生成方法およびプログラム |
JP2016045934A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 富士通株式会社 | データ解析アウトソーシングのための顧客データ管理 |
JP2019190750A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 東芝キヤリア株式会社 | 空調機のリモートコントロール装置および管理情報表示方法 |
KR102373586B1 (ko) * | 2021-03-18 | 2022-03-14 | (주)헤리트 | 검침플랫폼서버 및 이를 이용한 에너지관리방법 |
WO2022197111A1 (ko) * | 2021-03-18 | 2022-09-22 | (주)헤리트 | 검침플랫폼서버 및 이를 이용한 에너지관리방법 |
JP7477493B2 (ja) | 2021-12-28 | 2024-05-01 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 予約システム及び予約プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5596614B2 (ja) | 2014-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5287478B2 (ja) | 電力エネルギー監視システム | |
JP5596614B2 (ja) | 省電力管理システムおよび方法 | |
US10811902B2 (en) | Energy planning system and energy planning method considering a timing of a change in a total number of residents in a home | |
US20140148963A1 (en) | Optimization of microgrid energy use and distribution | |
US20170053360A1 (en) | System and method to dynamically allocate water savings amounts for remote water devices | |
KR20110086810A (ko) | 환경적 인센티브들을 적용하는 방법 및 시스템 | |
US20160086199A1 (en) | System and method for performing demand response optimizations | |
KR20120036568A (ko) | 전력부하 패턴 추출 방법 | |
JP6617476B2 (ja) | 需要電力予測装置、需要電力予測方法及びコンピュータプログラム | |
JP5568660B1 (ja) | 節電支援システム、節電支援方法、および節電支援プログラム | |
JP2017034797A (ja) | ベースライン負荷推定装置及びベースライン負荷推定プログラム | |
JP2008160902A (ja) | 電力負荷平準化システムおよび電力負荷平準化方法 | |
JP2016143319A (ja) | 管理装置、通信装置、管理方法、およびプログラム | |
JP6103323B1 (ja) | 電気料金情報予測システム | |
JP2021096872A (ja) | 電力供給システム及び、電力管理方法 | |
Woo et al. | Winter residential optional dynamic pricing: British Columbia, Canada | |
JP6437139B2 (ja) | 電力管理装置、サーバ、電力管理システム、電力管理方法、及び、プログラム | |
WO2018033993A1 (ja) | コントローラ、および、管理システム | |
JP6106052B2 (ja) | エネルギ管理システムおよびその方法、ならびにプログラム | |
JP6458415B2 (ja) | 電力制御装置、電力制御方法、プログラム、および電力制御システム | |
JP6841231B2 (ja) | 情報処理装置、その情報処理方法、およびプログラム | |
JP7245080B2 (ja) | 推奨容量提示システム、推奨容量提示方法及びプログラム | |
CN114841752A (zh) | 一种需求侧响应自学习价格预测方法 | |
CN116739182A (zh) | 售电信息输出方法、装置、电子设备和存储介质 | |
Chi-Keung et al. | Winter Residential Optional Dynamic Pricing: British Columbia. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130621 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140807 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5596614 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |