JP2012220848A - 撮像装置及びレンズ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】重なり合わない右眼用画像及び左眼用画像を生成する。
【解決手段】観視者の右眼に与える右眼用画像及び観視者の左眼に与える左眼用画像を撮像する撮像装置であって、右眼用画像を撮像する右撮像領域及び左眼用画像を撮像する左撮像領域を有する撮像部と、物体からの光の入射を受けるレンズ部と、レンズ部の右側を通過する右側光とレンズ部の左側を通過する左側光を互いに異なる方向に屈折させて分離するプリズム部と、プリズム部により分離された右側光を右撮像領域へと導き、プリズム部により分離された左側光を左撮像領域へと導く後段光学系とを備える撮像装置を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】観視者の右眼に与える右眼用画像及び観視者の左眼に与える左眼用画像を撮像する撮像装置であって、右眼用画像を撮像する右撮像領域及び左眼用画像を撮像する左撮像領域を有する撮像部と、物体からの光の入射を受けるレンズ部と、レンズ部の右側を通過する右側光とレンズ部の左側を通過する左側光を互いに異なる方向に屈折させて分離するプリズム部と、プリズム部により分離された右側光を右撮像領域へと導き、プリズム部により分離された左側光を左撮像領域へと導く後段光学系とを備える撮像装置を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置及びレンズ装置に関する。
一つの物体を撮像して、観視者の右眼に与える右眼用画像及び前記観視者の左眼に与える左眼用画像を生成することにより、被写体の立体視を可能にする技術が開発されている(例えば特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開平10−282592号公報
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開平10−282592号公報
物体と撮像部との間に複数の凸レンズを設けることにより、物体の右眼用画像及び左眼用画像を生成することができる。具体的には、物体からの入射光を凸レンズの光軸に平行な方向に屈折させる凸レンズと、当該凸レンズで屈折された光を受ける、光軸に垂直な方向に並列に配置された2つの凸レンズとを設けることにより、2つの凸レンズが、撮像部の異なる2つの領域において物体の像を結像させることができる。
ところが、並列に配置された2つの凸レンズによって右眼用画像及び左眼用画像を生成する場合には、大きな右眼用画像及び左眼用画像を生成しようとすると、それぞれの画像の一部の領域が重なるという問題が生じる。右眼用画像及び左眼用画像が重なることを防ぐには、右眼用画像及び左眼用画像を小さくしなければならないので、解像度が低下するという問題が生じる。また、2つの凸レンズを並列に配置すると、2つの凸レンズが大きな空間を占めるので、装置が大きくなるという問題も生じる。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、観視者の右眼に与える右眼用画像及び観視者の左眼に与える左眼用画像を撮像する撮像装置であって、右眼用画像を撮像する右撮像領域及び左眼用画像を撮像する左撮像領域を有する撮像部と、物体からの光の入射を受けるレンズ部と、レンズ部の右側を通過する右側光とレンズ部の左側を通過する左側光を互いに異なる方向に屈折させて分離するプリズム部と、プリズム部により分離された右側光を右撮像領域へと導き、プリズム部により分離された左側光を左撮像領域へと導く後段光学系とを備える撮像装置を提供する。
プリズム部は、一例として、右側光及び左側光をレンズ部の光軸から離れる方向に屈折させる。プリズム部は、右側光及び左側光を、右撮像領域及び左撮像領域の対応する位置を結ぶ直線に平行な方向に、レンズ部の光軸に対してそれぞれ等しい角度で屈折させてよい。また、プリズム部は、右側光及び左側光をレンズ部の光軸に近づいて交差する方向に屈折させてもよい。プリズム部は、例えば、右側光及び左側光を、右撮像領域及び左撮像領域の対応する位置を結ぶ直線に平行な方向に、レンズ部の光軸に対してそれぞれ等しい角度で屈折させる。
一例として、プリズム部は、右撮像領域及び左撮像領域の対応する位置を結ぶ直線に垂直な方向に配置された複数のプリズムを有する。プリズム部は、右撮像領域及び左撮像領域の対応する位置を結ぶ直線に平行な方向に配置された複数のプリズムを有してもよい。
後段光学系は、一例として、プリズム部により分離された右側光及び左側光のそれぞれを撮像部の対応する領域へと導く1つのレンズを有する。撮像部は、一例として、右撮像領域及び左撮像領域を有する1つの撮像素子を有する。撮像装置は、撮像部により生成された右眼用画像及び左眼用画像に対して、プリズム部の収差を補正する画像処理を施す画像補正部を更に備えてもよい。
当該撮像装置は、レンズ部より物体側に設けられ、物体の像を物体とレンズ部との間の中間面に結像させる前段光学系をさらに備え、レンズ部は、中間面に結像された像の光の入射を受けてもよい。撮像装置は、レンズ部の視野を、撮像部により右撮像領域及び左撮像領域に結像される像の範囲に制限する視野絞り部を更に備えてもよい。
本発明の第2の態様においては、観視者の右眼に与える右眼用画像及び観視者の左眼に与える左眼用画像を撮像する撮像装置に装着されるレンズ装置であって、物体からの光の入射を受けるレンズ部と、レンズ部の右側を通過する右側光とレンズ部の左側を通過する左側光を互いに異なる方向に屈折させて分離するプリズム部と、プリズム部により分離された右側光を撮像装置における右眼用画像を撮像する右撮像領域へと導き、プリズム部により分離された左側光を撮像装置における左眼用画像を撮像する左撮像領域へと導く後段光学系とを備えるレンズ装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る撮像装置100の構成を示す。撮像装置100は、物体200から入射される光を受けて、観視者の右眼に与える右眼用画像及び観視者の左眼に与える左眼用画像を撮像する。撮像装置100は、撮像部110、レンズ部120、プリズム部130及び後段光学系140を備える。
撮像部110は、例えば固体撮像素子(CCD:Charge Coupled Device)である。撮像部110は、右眼用画像を撮像する右撮像領域112および左眼用画像を撮像する左撮像領域114を有する。右撮像領域112及び左撮像領域114は、撮像部110における重ならない2つの領域である。撮像部110の形状が、長辺及び短辺を有する長方形である場合に、右撮像領域112及び左撮像領域114は、撮像部110の長辺に並行な方向に並んで配置されてよい。
レンズ部120は、物体200からの光の入射を受ける。レンズ部120は、例えば凸レンズである。一例として、レンズ部120は物体200からの光の入射を受けて、レンズ部120の光軸に平行な方向の光をプリズム部130に入射する。
プリズム部130は、レンズ部120の右側を通過する右側光とレンズ部120の左側を通過する左側光を互いに異なる方向に屈折させて分離する。例えば、プリズム部130は、右側光および左側光を、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線に並行な方向に、レンズ部120の光軸に対してそれぞれ等しい大きさの角度で、互いに光軸から離れる異なる方向に屈折させる。ここで、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線に平行な方向とは、例えば、右撮像領域112及び左撮像領域114のそれぞれの中心位置どうしを接続する直線に平行な方向である。
ここで、図1に示す撮像装置100における「右側」とは、レンズ部120の光軸に対して右撮像領域112が配置されている側の領域をいう。「左側」とは、レンズ部120の光軸に対して左撮像領域114が配置されている側の領域をいう。
プリズム部130は、プリズム部130−1及びプリズム部130−2を有してよい。プリズム部130−1及びプリズム部130−2は、例えば三角プリズムである。一例として、プリズム部130−1及びプリズム部130−2は、右側光及び左側光をレンズ部120の光軸から離れる方向に屈折させる。
プリズム部130−1及びプリズム部130−2における後段光学系140に近い側の辺は、例えば、撮像部110における右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線と平行な方向に配置されている。プリズム部130−1及びプリズム部130−2におけるレンズ部120に近い側の辺は、レンズ部120の光軸から離れるほどレンズ部120に近づく方向に配置されてよい。プリズム部130−1及びプリズム部130−2は、最も小さな内角を有する頂点どうしが接する向きに、レンズ部120の光軸に対称な位置に配置されてよい。
プリズム部130−1及びプリズム部130−2は、屈折させた右側光及び左側光を後段光学系140に入射する。プリズム部130−1及びプリズム部130−2は、右側光及び左側光が、後段光学系140の光軸と交差しない方向に屈折させる。
後段光学系140は、プリズム部130により分離された右側光及び左側光を撮像部110の対応する領域に導く。例えば、後段光学系140は、プリズム部130−1により分離された右側光を右撮像領域112へと導き、プリズム部130−2により分離された左側光を左撮像領域114へと導く。
後段光学系140は、例えば凸レンズである。後段光学系140は、プリズム部130から入射された右側光及び左側光を、後段光学系140の光軸に近づける方向に屈折させてよい。後段光学系140は、プリズム部130から入射された右側光及び左側光のうち、後段光学系140の光軸から遠い位置に入射する光を、後段光学系140の光軸に近い位置に入射する光よりも大きな角度で屈折させてよい。
後段光学系140の光軸方向における撮像部110の表面と後段光学系140との間の距離は、後段光学系140の焦点距離に等しい。したがって、後段光学系140に入射された光は後段光学系140で屈折して、撮像部110の面上で結像し、右撮像領域112に右側画像が形成され、左撮像領域114に左側画像が形成される。プリズム部130−1及びプリズム部130−2が、レンズ部120の光軸から離れる方向に右側光及び左側光を屈折させるので、右側画像及び左側画像は重なり合わない。
撮像装置100は、撮像部110により生成された右眼用画像および左眼用画像に対して、プリズム部130の収差を補正する画像処理を施す画像補正部を更に備えてもよい。一例として、当該画像処理部は、プリズム部130−1の色収差及び歪曲収差に基づいて右撮像領域112で撮像される右眼用画像を補正し、プリズム部130−2の色収差及び歪曲収差に基づいて左撮像領域114で撮像される左眼用画像を補正する。
図2は、本実施形態に係る撮像装置100の他の構成例を示す。同図に示すプリズム部130は、右側光および左側光をレンズ部120の光軸に近づいて交差する方向に屈折させる。具体的には、プリズム部130は、右側光および左側光を、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線に平行な方向に、レンズ部120の光軸に対してそれぞれ等しい角度で屈折させる。
より具体的には、プリズム部130は、レンズ部120の右側の領域から入射される光を、後段光学系140における左側の領域に入射する。また、プリズム部130は、レンズ部120の左側の領域から入射される光を、後段光学系140における右側の領域に入射する。
一例として、プリズム部130−1及びプリズム部130−2における後段光学系140に近い側の辺は、撮像部110における右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線と平行な方向に配置されている。プリズム部130−1及びプリズム部130−2におけるレンズ部120に近い側の辺は、レンズ部120の光軸から離れるほどレンズ部120から遠くなる方向に配置されている。プリズム部130−1及びプリズム部130−2が当該向きに配置されることにより、プリズム部130は、右側光および左側光をレンズ部120の光軸に近づいて交差する方向に屈折させることができる。
プリズム部130−1及びプリズム部130−2は、それぞれの最も短い辺どうしが向かい合う向きに配置されてもよい。プリズム部130−1及びプリズム部130−2の最も短い辺どうしが互いに接してもよい。
図3A及び図3Bは、本実施形態に係る撮像装置100の他の構成を示す。図3Aは撮像装置100の上面視図であり、図3Bは撮像装置100の側面視図である。図3A及び図3Bにおける右撮像領域112及び左撮像領域114が並ぶ方向は、図1における右撮像領域112及び左撮像領域114の撮像部110が並ぶ方向と直交している。図3A及び図3Bにおいて、左撮像領域114が配置されている側を上側、右撮像領域112が配置されている側を下側と称する。
図3A及び図3Bに示すプリズム部130は、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線に垂直な方向に配置された複数のプリズムを有する。図3Aに示すように、プリズム部130−1及びプリズム部130−2は、レンズ部120から入射される光の方向を、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線に垂直な方向において変化させることなく後段光学系140に入射する。つまり、撮像装置100の上側から見た場合に、レンズ部120と後段光学系140との間における光路は、レンズ部120の光軸の光軸と平行である。
後段光学系140は、プリズム部130−1及びプリズム部130−2から入射された光を、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線に垂直な方向において、後段光学系140の光軸に近づく向きに屈折させる。後段光学系140は、例えば、上側から見た場合に後段光学系140の光軸に対してそれぞれ等しい角度で、プリズム部130−1及びプリズム部130−2から入射された光を光軸に向けて屈折させることが好ましい。
図3Bに示すように、プリズム部130−1及びプリズム部130−2は、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線の方向において、レンズ部120の光軸に対して異なる向きに屈折させる。例えば、プリズム部130−1は、レンズ部120から入射された光を光軸に対して上向きに屈折させる。プリズム部130−2は、レンズ部120から入射された光を光軸に対して下向きに屈折させる。プリズム部130−1が入射光を屈折させる角度と、プリズム部130−2が入射光を屈折させる角度とは、等しいことが好ましい。
プリズム部130−1は、屈折させた光を、後段光学系140の光軸に対してプリズム部130−1の側であり、かつ、後段光学系140の上側の領域に入射する。プリズム部130−2は、屈折させた光を、後段光学系140の光軸に対してプリズム部130−2の側であり、かつ、後段光学系140の下側の領域に入射する。つまり、後段光学系140において、プリズム部130−1及びプリズム部130−2から光が入射される領域は、後段光学系140の中心点に対して対称な位置にある。
後段光学系140は、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線の方向において、プリズム部130−1及びプリズム部130−2から入射された光が後段光学系140の光軸に対して略平行になるように屈折させる。後段光学系140は、プリズム部130−1から入射された光を光軸に近づく方向に屈折させて、左撮像領域114に入射する。後段光学系140は、プリズム部130−2から入射された光を光軸方向に屈折させて、右撮像領域112に入射する。
以上のように、右撮像領域112及び左撮像領域114の対応する位置を結ぶ直線に垂直な方向に、プリズム部130−1及びプリズム部130−2を配置することにより、図1に示した構成における右撮像領域112及び左撮像領域114に対して垂直な方向に右撮像領域112及び左撮像領域114を配置することができる。
図4は、他の実施形態に係る撮像装置100の構成を示す。図4に係る撮像装置100は、図1から図3Bに示した撮像装置100をさらに改善した撮像装置である。図1から図3Bに示した撮像装置100においては、物体200からの光はプリズム部130−1及びプリズム部130−2で分離され、後段光学系140を通して、右撮像領域112及び左撮像領域114に2つの像を作る。ところが、レンズ部120に入射される像の範囲が制限されていない場合には、右撮像領域112及び左撮像領域114にできる像の一部の領域が重なる場合がある。
レンズ部120から撮像部110に至るまでの光路に、光束を制限する絞りを設けることで、像の重なりの発生を軽減することはできる。しかし、撮像部110と共役な位置に絞りを配置してレンズ部120に入射される像の範囲を制限しない限り、2つの像の重なりを完全に防ぐことはできない。
そこで、図4に示す撮像装置100は、前段光学系160及び視野絞り部180をさらに備える。前段光学系160及び視野絞り部180は、レンズ部120と物体200側との間に設けられている。前段光学系160は、物体200から入射された光を屈折させて、物体200の像を物体200とレンズ部120との間の中間面170に結像させる。前段光学系160は、例えば凸レンズからなる結像レンズである。
撮像装置100が前段光学系160を有することにより、撮像部110と共役な中間像が生成される。視野絞り部180は、中間像の範囲を制限する。その結果、プリズム部130−1及びプリズム部130−2における光の屈折角を、視野絞り部180で制限した像の範囲以上にすることで、右撮像領域112及び左撮像領域114のそれぞれにおいて、プリズム部130−1及びプリズム部130−2で分離した2つの像が重なることを防止できる。
図5は、視野絞り部180の正面図を示す。視野絞り部180は、前段光学系160から入射される光を透過する光透過領域182、及び、前段光学系160から入射される光を透過しない光非透過領域184を有する。視野絞り部180は、外部からの制御により光透過領域182の領域の面積と光非透過領域184の領域の面積とを変化させてもよい。
図6は、他の実施形態に係るレンズ装置300の構成を示す。レンズ装置300は、観視者の右眼に与える右眼用画像および観視者の左眼に与える左眼用画像を撮像する撮像装置400に装着される。撮像装置400は、図1に示した撮像部110を有してよい。撮像部110は、右撮像領域112及び左撮像領域114を有する。
レンズ装置300は、レンズ部120、プリズム部130及び後段光学系140を備える。レンズ部120は、物体200からの光の入射を受ける。プリズム部130は、レンズ部120の右側を通過する右側光とレンズ部120の左側を通過する左側光を互いに異なる方向に屈折させて分離する。後段光学系140は、プリズム部130により分離された右側光を撮像装置における右眼用画像を撮像する右撮像領域112へと導き、プリズム部130により分離された左側光を撮像装置400における左眼用画像を撮像する左撮像領域114へと導く。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 撮像装置、110 撮像部、112 右撮像領域、114 左撮像領域、120 レンズ部、130 プリズム部、140 後段光学系、160 前段光学系、170 中間面、180 視野絞り部、182 光透過領域、184 光非透過領域、200 物体、300 レンズ装置、400 撮像装置
Claims (13)
- 観視者の右眼に与える右眼用画像及び前記観視者の左眼に与える左眼用画像を撮像する撮像装置であって、
前記右眼用画像を撮像する右撮像領域及び前記左眼用画像を撮像する左撮像領域を有する撮像部と、
物体からの光の入射を受けるレンズ部と、
前記レンズ部の右側を通過する右側光と前記レンズ部の左側を通過する左側光を互いに異なる方向に屈折させて分離するプリズム部と、
前記プリズム部により分離された前記右側光を前記右撮像領域へと導き、前記プリズム部により分離された前記左側光を前記左撮像領域へと導く後段光学系と、
を備える撮像装置。 - 前記プリズム部は、前記右側光及び前記左側光を前記レンズ部の光軸から離れる方向に屈折させる
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記プリズム部は、前記右側光及び前記左側光を、前記右撮像領域及び前記左撮像領域の対応する位置を結ぶ直線に平行な方向に、前記レンズ部の光軸に対してそれぞれ等しい角度で屈折させる
請求項2に記載の撮像装置。 - 前記プリズム部は、前記右側光及び前記左側光を前記レンズ部の光軸に近づいて交差する方向に屈折させる
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記プリズム部は、前記右側光及び前記左側光を、前記右撮像領域及び前記左撮像領域の対応する位置を結ぶ直線に平行な方向に、前記レンズ部の光軸に対してそれぞれ等しい角度で屈折させる
請求項4に記載の撮像装置。 - 前記プリズム部は、前記右撮像領域及び前記左撮像領域の対応する位置を結ぶ直線に平行な方向に配置された複数のプリズムを有する請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 前記プリズム部は、前記右撮像領域及び前記左撮像領域の対応する位置を結ぶ直線に垂直な方向に配置された複数のプリズムを有する請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 前記レンズ部より前記物体側に設けられ、前記物体の像を前記物体と前記レンズ部との間の中間面に結像させる前段光学系をさらに備え、
前記レンズ部は、前記中間面に結像された像の光の入射を受ける
請求項6または7に記載の撮像装置。 - 前記レンズ部の視野を、前記撮像部により前記右撮像領域及び前記左撮像領域に結像される像の範囲に制限する視野絞り部を更に備える
請求項8に記載の撮像装置。 - 前記後段光学系は、前記プリズム部により分離された前記右側光及び前記左側光のそれぞれを前記撮像部の対応する領域へと導く1つのレンズを有する
請求項1から9のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記撮像部は、前記右撮像領域及び前記左撮像領域を有する1つの撮像素子を有する
請求項1から10のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記撮像部により生成された前記右眼用画像及び前記左眼用画像に対して、前記プリズム部の収差を補正する画像処理を施す画像補正部を更に備える
請求項1から11のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 観視者の右眼に与える右眼用画像及び前記観視者の左眼に与える左眼用画像を撮像する撮像装置に装着されるレンズ装置であって、
物体からの光の入射を受けるレンズ部と、
前記レンズ部の右側を通過する右側光と前記レンズ部の左側を通過する左側光を互いに異なる方向に屈折させて分離するプリズム部と、
前記プリズム部により分離された前記右側光を前記撮像装置における前記右眼用画像を撮像する右撮像領域へと導き、前記プリズム部により分離された前記左側光を前記撮像装置における前記左眼用画像を撮像する左撮像領域へと導く後段光学系と、
を備えるレンズ装置。
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