JP2012217194A - 集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリコーディングにおいて複数のビームを選択する際のシグナリング量を削減し、スループットを向上させる。
【解決手段】プリコーディング適用時に複数のビームを選択する場合、受信局となるユーザ端末102から送信局となる無線基地局101へのフィードバック信号においてビーム番号を通知する際、品質順位が高く時間変動が少ない上位ビーム番号を所定期間括り付けにして固定とし、この期間内は下位ビーム番号のみを通知する。例えば、6つのビームから3つのビームを選択する場合に、まず上位2つのビーム番号(ビーム番号b、c)を通知して所定期間固定とし、その後所定期間内は下位1つのビーム番号(ビーム番号e)のみを通知し、ビーム番号通知用のシグナリング量を削減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のアンテナを使用して通信を行うMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)等に適用可能な無線通信装置等に用いられる集積回路に関する。
近年、無線通信技術において高速大容量通信を実現する技術としてMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)が注目されている。MIMOは、送受信双方において複数のアンテナを使ってデータを伝送する技術である。複数の送信アンテナから異なるデータを送信することにより、時間・周波数リソースを拡大することなく伝送容量を向上させることができる。
このMIMOにおいて、複数のアンテナから送信する際に、各アンテナから重み付けしたデータを送信することによりビームを形成するビーム送信方法がある。ビーム送信では、ビーム利得により端末の受信電力を増大させる効果がある。
また、複数のビームを使った空間多重も可能であり、この場合、伝搬路の状況に適したビーム送信を行うことにより、アンテナによる空間多重に対して伝送容量を改善することができる。この場合、受信側の伝搬路状況に適したビームの情報を送信側に通知する必要がある。
また、現在、携帯電話の国際的な標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、現行の第3世代携帯電話より高速大容量通信を実現するシステムとして、LTE(Long Term Evolution)システムの標準化活動が行われている。このLTEにおいても、高速大容量伝送の要求条件を実現するために、MIMOが必須技術として位置付けられている。また、このLTEでは、送信ビーム技術のことをPre-coding(以下、「プリコーディング」と記す)という技術として議論している。
図11はプリコーディングによる送信ビーム形成を模式的に示す図である。例えば、携帯電話等の移動体通信用のセルラーシステムに用いる場合に、無線基地局(BS)201からマルチアンテナで送信する際、移動局であるユーザ端末(UE)202からのフィードバック信号によって、ユーザ端末202において最適なビームパターンを示すビーム番号を設定する。そして、無線基地局201は、このビーム番号に応じて各アンテナの送信信号に重み付けを付与することで、受信するユーザ端末202に対して適切な方向のビームパターンとなる送信ビームを形成する。図11の例において、ビーム番号として、ビームa〜dの4つのビームが形成可能で、この中から2つのビームを選択して利用する場合に、例えば、ユーザ端末202からのフィードバック信号によってビームb、ビームcの2つの送信ビームを形成する。
このプリコーディングによって、無線基地局から送信する規定のビームパターンのうち、ユーザ端末からのフィードバック信号に応じたビームを選択して用いることにより、該当ユーザ端末に送信する際の信号強度を確保できるうえ、直交したビームを用いて複数の信号を同時に送信することが可能となる。このため、信号強度の改善によるカバレッジ拡大と空間分割によるスループット向上の効果が期待できる。
プリコーディングにおいて、複数のビームの選択(以下、「サブセット選択」と表現する)を行うためには、取りうる組合せをすべて表現するための情報量が大きくなるので、多くのシグナリング量、すなわち制御情報として多くのリソースが必要となる。具体的には、N個のビームからR個を選択する際には、NR通りが必要になり、例えば6つのビームから3つのビームを選択する際、63=20通りの候補を表現するために5ビットを要することになる。
3GPP TSG RAN WG1 #42, R1-050889, Samsung, "MIMO for Long Term Evolution", Aug 29th - Sep 2nd, 2005
前述したように、プリコーディングにおいてサブセット選択を行う場合は、複数のビームの中から単数または複数のビームを選択するための制御情報をフィードバック信号において含めることになり、取りうる組合せをすべて表現するために多くのシグナリング量が必要となる。これにより、サブセット選択に関するシグナリングに多くのリソースを割り当てる必要が生じるため、スループット低減につながるという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、プリコーディングにおいて複数のビームを選択する際のシグナリング量を削減でき、スループットを向上させることが可能な無線通信装置等に用いられる集積回路を提供することを目的とする。
本発明は、送信装置から複数のアンテナを用いて送信される信号へのプリコーディングにおいて、ビームを形成するためのビーム情報であって、複数のビームのうちの一部のビームに関する、第1の周期で送信する第1のビーム情報及び第2の周期で送信する第2のビーム情報を生成するビーム情報生成処理を制御し、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長い、集積回路を提供する。
本発明は、受信装置から送信された、ビームを形成するためのビーム情報であって、複数のビームのうちの一部のビームに関する、第1の周期で送信された第1のビーム情報及び第2の周期で送信された第2のビーム情報に基づいて、複数のアンテナを用いて送信される信号へのプリコーディングを行うプリコーディング処理を制御し、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長い、集積回路を提供する。
本発明によれば、プリコーディングにおいて複数のビームを選択する際のシグナリング量を削減でき、スループットを向上させることが可能な無線通信装置等に用いられる集積回路を提供できる。
本実施の形態におけるビーム番号の通知動作を説明するための図 本発明の第1の実施の形態で用いる受信局(受信装置)の主要部の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態で用いる送信局(送信装置)の主要部の構成を示すブロック図 第1の実施の形態における送信局と受信局との間の通信に関する全体処理の手順の具体例を示すシーケンス図 本発明の第2の実施の形態で用いる受信局(受信装置)の主要部の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態で用いる送信局(送信装置)の主要部の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施の形態で用いる受信局(受信装置)の主要部の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施の形態で用いる送信局(送信装置)の主要部の構成を示すブロック図 本発明の第4の実施の形態で用いる受信局(受信装置)の主要部の構成を示すブロック図 本発明の第4の実施の形態で用いる送信局(送信装置)の主要部の構成を示すブロック図 プリコーディングによる送信ビーム形成を模式的に示す図
本実施の形態では、本発明に係る無線通信システム、無線通信装置及び再送制御方法の一例として、MIMOを採用した無線通信システムにおいて、複数のアンテナに対して重み付けを行ってビームを形成するプリコーディングを行う場合の構成例を示す。なお、下記の実施の形態は説明のための一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、本実施の形態の概要について説明する。図1は本実施の形態におけるビーム番号の通知動作を説明するための図である。プリコーディングによって複数のビームを形成する場合、複数のビームによる各伝送パスにおいて、品質順位が高い主要なパスを含んだ上位のビームは長時間に渡りSINRが大きい傾向にある。また、選択した複数のビーム番号をフィードバックする際に、二項定理から、一変数を括り付けにすれば候補を半分程度に減らすことができる。
本実施の形態ではこれらの点に着目し、プリコーディング適用時に複数のビームを選択する場合(サブセット選択を行う場合)、受信局から送信局へのフィードバック信号においてビーム番号を通知する際、品質順位が高く時間変動が少ない上位ビーム番号を所定期間括り付けにして固定とし、この所定期間内は下位ビーム番号のみを通知することにする。例えば、所定期間の初めなどの一部のタイミングで上位ビーム番号を通知し、所定期間内の他の期間のタイミングでは下位ビーム番号のみを通知する。これにより、制御遅延による性能劣化を生じることなく、選択した複数のビーム番号の組合せを示す情報のシグナリング量を削減することができる。したがって、セルラーシステムにプリコーディングを適用する手段を良好な特性で実現可能となる。
このプリコーディングによって複数のビームを選択的に形成することは、例えばMIMOによるデータ伝送において複数コードワード(MCW:Multi Code Word)を適用し、コードワード毎にビームを割り当てて伝送する場合などに適用可能である。
図1では、送信局である無線基地局(BS:Base Station)101が6つのビームを形成可能で、そのうちから品質順位が高い3つのビームを受信局であるユーザ端末(UE: User Equipment)102が選択し、このうちの上位2つのビームを事前に決めた所定期間による周期で固定とする場合を例示している。
本実施の形態では、サブセット選択用のフィードバックにおいて、品質順位が高い上位のビーム(例えば上位2つのビーム)を所定期間括り付けにし、この期間内は受信局から送信局へ上位のビームに対応する上位ビーム番号を通知しないようにする。そして、受信局は、残りの下位のビームの中から、合計のビーム選択数(ランク数という)(この例では3)以内のビーム数となるよう選択した下位のビーム(この例では残りの下位1つのビーム)に対応する下位ビーム番号を通知するようにフィードバック信号を生成する。また、送信局では、所定期間において固定とする上位ビーム番号を受信局と共有し、受信局からのフィードバック信号より残りの下位のビームに対応する下位ビーム番号を解釈して、選択された全てのビーム番号を認識する。このようにして得られたビーム番号をデータ送信時のプリコーディングに利用する。
ここで、各ビームの品質を、受信時のSINRに対応するものとして、所望信号に関する受信品質を表す情報であるCQI(Channel Quality Indicator)値で示すこととする。そして、例えばビームa〜fのうち、ビームbがCQI18、ビームcがCQI12、ビームeがCQI9であり、他のビームはこれよりCQIが低い状態を考える。通常の方法では、6つのビームから3つのビームを選択する際のフィードバック信号の情報量としては、63=20通りの候補を表現するために5ビットを要する。
これに対し、本実施の形態では、上位2つのビームを固定とすると、所定期間の最初に上位ビームを通知する際のフィードバック信号の情報量としては、総数が6つのビームから2つのビームを選択する組合せを通知することになるので、62=15通りを表現可能な4ビットで済む。上記例では、ビームa〜fの中から上位のビームb、ビームcを通知するフィードバック信号となる。また、所定期間内において下位ビームのみを通知する際のフィードバック信号の情報量としては、固定された2つのビームを除いた残りの4つのビームから1つのビーム(ランク数(合計3ビーム)から2ビームを除いた残り1ビーム)を選択したものを通知することになるので、41=4通りを表現するために2ビットで全てのビーム番号を通知できる。上記例では、ビームa〜fの中から上位のビームb、ビームcを除いた下位のビームeを通知するフィードバック信号となる。
(第1の実施の形態)
図2は本発明の第1の実施の形態で用いる受信局(受信装置)の主要部の構成を示すブロック図、図3は本発明の第1の実施の形態で用いる送信局(送信装置)の主要部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、図2に示した受信局と図3に示した送信局との間で電波を用いて無線通信を行う場合を想定している。例えば、携帯電話等の移動体通信の通信サービスを提供するセルラーシステムの無線通信基地局装置(無線基地局(BS))に図3に示す送信局(送信装置)を適用し、携帯電話装置などの無線通信移動局装置であるユーザ端末(UE)に図2に示す受信局(受信装置)を適用することが想定される。また、ここでは送受信双方で複数のアンテナを使用して無線送受信を行うMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)システムを構成することを前提としている。なお、通信信号の形態としては、例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)信号によるマルチキャリア通信方式で通信を行い、パケット単位で順次に送信する場合などが想定される。
図2に示す受信局は、複数のアンテナ11a、11bと、複数の受信RF部12a、12bと、チャネル推定部13と、制御信号復調部14と、MIMO復調部15と、復号部16と、CRC検査部17と、ビーム選択部18と、上位ビーム番号生成部19と、下位ビーム番号生成部20と、ACK/NACK生成部21と、符号化部22と、多重部23と、送信RF部24とを備えている。
相手局(例えば図3に示す送信局)から送信される電波は、独立した複数のアンテナ11a、11bによりそれぞれ受信される。アンテナ11aで受信された電波の高周波信号は、受信RF部12aでベースバンド信号などの比較的低い周波数帯の信号に変換された後、フーリエ変換、パラレル/シリアル変換等の処理が行われてシリアルデータの受信信号に変換される。同様に、アンテナ11bで受信された電波の高周波信号は、受信RF部12bでベースバンド信号などの比較的低い周波数帯の信号に変換された後、フーリエ変換、パラレル/シリアル変換等の処理が行われてシリアルデータの受信信号に変換される。これらの受信RF部12a、12bの出力は、チャネル推定部13、制御信号復調部14、MIMO復調部15に入力される。
チャネル推定部13は、相手局(送信局)の各送信アンテナから送信される信号に含まれているパイロット信号に基づいてチャネル推定を実施し、チャネル推定値を算出する。算出されたチャネル推定値はMIMO復調部15、ビーム選択部18に入力される。制御信号復調部14は、パイロット信号とともに送信される制御信号を復調し、送信信号の変調方式や符号化率などを示す送信パラメータ、及び送信された信号のビームパターンを示すビーム番号などを抽出する。復調された制御信号は、MIMO復調部15及び復号部16に入力される。なお、相手局と送受信するビーム情報は、各ビームを特定する番号や符号によるビーム番号等であってもよいし、番号や符号等に対応するID情報等を用いてもよい。
MIMO復調部15は、チャネル推定部13から受け取ったチャネル推定値を用いて自局に対応する受信信号の復調処理を行う。そして、デインターリーブ処理、変調多値数や符号化率が送信側と一致するようにレートデマッチング処理、過去の受信信号の尤度情報と現在の受信信号の尤度情報とを合成する尤度合成処理等を行う。復号部16は、MIMO復調部15から入力される受信信号について復号処理を行い受信したデータを復元する。CRC検査部17は、復号部16から出力されるデータについてCRC(Cyclic Redundancy Check)検査を実施して、データエラーの有無を調べる。そして、CRC検査部17より受信データとして出力される。
ビーム選択部18は、チャネル推定値に基づいてパイロット信号の受信状態を判定し、相手局(送信局)から送信される規定のそれぞれのビームパターンのビームを想定したときの受信信号品質から、プリコーディングによる希望するビームを選択するための各ビームの品質と順位に関する情報を出力する。このとき、ビーム選択部18は、各ビームに対応するSINR(Signal-to-Interference plus Noise power Ratio)を算出し、ビーム番号とこれに対応するSINRの順番とを上位ビーム番号生成部19及び下位ビーム番号生成部20にそれぞれ出力する。
上位ビーム番号生成部19は、比較的長時間とした既定の周期毎に、ビーム選択部18から受け取ったビーム番号のうちSINRの上位のビーム番号を上位ビーム情報として切り出し、この上位ビーム番号を下位ビーム番号生成部20と多重部23にそれぞれ出力する。上位ビーム番号生成部19は、既定の周期による該当の出力タイミング以外は、多重部23には何も出力しない。
下位ビーム番号生成部20は、ビーム選択部18から受け取ったビーム番号に対し、上位ビーム番号生成部19の出力したビーム番号を除いて下位のビームを選択し、合計でランク数(選択する合計のビーム数)となるような下位ビーム番号を多重部23に出力する。この下位ビーム番号の出力方法についての詳細は後述する。
ACK/NACK生成部21は、CRC検査部17でのCRC検査に基づき、ACK/NACK信号を生成し、多重部23に出力する。ここで、復号結果がOKで受信に成功した場合は応答信号としてACK(Acknowledgement)を出力し、復号結果がNGで受信に失敗した場合は応答信号としてNACK(Negative Acknowledgement)を出力する。符号化部22は、送信データの符号化処理を行って多重部23に出力する。多重部23は、入力したビーム番号、ACK/NACK信号、符号化された送信データを含む送信信号等を多重処理する。そして、変調多値数や符号化率を適応的に設定するレートマッチング処理、インターリーブ処理、変調処理等を行い、送信RF部24に出力する。
送信RF部24では、シリアル/パラレル変換、逆フーリエ変換等の処理が行われた後、所定の無線周波数帯の高周波信号に変換され、電力増幅された後にアンテナ11aから電波として送信される。このとき、受信局から送信されるビーム番号やACK/NACK信号を含む送信信号は、フィードバック信号として送信局に伝送される。
上記構成において、ビーム選択部18がビーム選択部の機能を実現する。また、上位ビーム番号生成部19が上位ビーム情報生成部の機能を実現し、下位ビーム番号生成部20が下位ビーム情報生成部の機能を実現する。また、多重部23及び送信RF部24がフィードバック情報送信部の機能を実現する。
一方、図3に示す送信局は、符号化部31と、制御信号生成部32と、多重部33と、プリコーディング処理部35と、複数の送信RF部36a、36bと、複数のアンテナ37a、37bと、受信RF部38と、分離部39と、復調・復号部40と、CRC検査部41と、上位ビーム番号取得部42と、上位ビーム番号保存部43と、ビーム番号解釈部44とを備えている。
相手局(例えば図2に示す受信局)から送信される電波は、アンテナ37aにより受信される。アンテナ37aで受信された電波の高周波信号は、受信RF部38でベースバンド信号などの比較的低い周波数帯の信号に変換された後、分離部39に入力される。分離部39は、受信信号からフィードバック信号に対応する部分を分離し、フィードバック信号に含まれるビーム番号、ACK/NACK信号等を抽出して出力する。ビーム番号は上位ビーム番号取得部42及びビーム番号解釈部44に入力され、ACK/NACK信号は制御信号生成部32及び符号化部31に入力される。
復調・復号部40は、分離部39で分離された受信信号の復調処理、復号処理を行い、受信したデータを復元する。CRC検査部41は、復調・復号部40から出力されるデータについてCRC検査を実施してデータエラーの有無を判定し、CRC検査部17より受信データとして出力される。
符号化部31は、送信データの符号化処理を行って多重部33に出力する。制御信号生成部32は、送信信号の変調方式や符号化率などを示す送信パラメータなどを含む制御信号を生成して出力する。多重部33は、符号化された送信データを含む送信信号、送信パラメータなどを含む制御信号等を多重処理する。そして、変調多値数や符号化率を適応的に設定するレートマッチング処理、インターリーブ処理、変調処理等を行い、プリコーディング処理部35に出力する。
上位ビーム番号取得部42は、分離部39から受け取ったビーム番号のうちSINRの上位のビーム番号を上位ビーム情報として取得し、この上位ビーム番号を上位ビーム番号保存部43に出力する。上位ビーム番号保存部43は、少なくとも比較的長時間とした既定の周期において、上位ビーム番号取得部42から受け取った上位ビーム番号を保存しておき、この上位ビーム番号をビーム番号解釈部44に出力する。ビーム番号解釈部44は、分離部39から受け取ったビーム番号のうち下位ビーム番号に該当するものと、上位ビーム番号保存部43から受け取った上位ビーム番号とを用いて、送信に利用する全ビーム番号を判断し、プリコーディング処理部35に出力する。
プリコーディング処理部35は、ビーム番号解釈部44から受けたビーム番号を用いて、多重部33の出力に対してプリコーディング処理を行う。このとき、複数のアンテナに出力するそれぞれの送信信号を分離生成し、指定されたビーム番号に対応するビームを形成するための重み付け処理を行い、それぞれの送信信号を送信RF部36a、36bに出力する。
送信RF部36a、36bでは、送信信号についてシリアル/パラレル変換、逆フーリエ変換等の処理が行われた後、所定の無線周波数帯の高周波信号に変換され、電力増幅された後にアンテナ37a、37bから電波として送信される。送信局からの送信信号は、パイロット信号、制御信号、及び各種データを含むデータ信号などとして受信局に伝送される。ここで、パイロット信号及び制御信号はパイロットチャネルにおいてビームを形成しない無指向性の信号、あるいは全てのビームを順次形成した信号として送信され、データ信号は所定の送信チャネルにおいてプリコーディングによりビーム番号に応じた所定のビームを形成した有指向性の信号として送信される。
上記構成において、分離部39、上位ビーム番号取得部42、上位ビーム番号保存部43、ビーム番号解釈部44がビーム情報取得部の機能を実現し、このうち、上位ビーム番号保存部43が上位ビーム情報保存部の機能を実現し、ビーム番号解釈部44がビーム情報解釈部の機能を実現する。また、多重部33、送信RF部36a、36bが送信部の機能を実現する。
次に、本実施の形態において、図2に示した受信局と図3に示した送信局との間で通信する場合の処理手順について、図4を参照しながら以下に説明する。図4は第1の実施の形態における送信局と受信局との間の通信に関する全体処理の手順の具体例を示すシーケンス図である。
送信局(送信装置)は、ステップS1において、パイロットチャネルによりパイロット信号を受信局(受信装置)へ送信する。受信局(受信装置)では、ステップS2において、パイロット信号を受信してパイロットチャネルの受信状態を測定、確認し、ビーム選択部18により、受信品質に基づき希望するビームを選択するためのビーム選択処理として、各ビームに対応するSINRを算出してSINRの順番を把握する。このビーム番号と対応するSINRの順番は、上位ビーム番号生成部19と下位ビーム番号生成部20にそれぞれ出力される。
また、ステップS3において、ステップS2で選択したビームのビーム番号のうち、品質順位の高い上位のSINRに対応するビームの上位ビーム番号を含む上位ビーム通知用のフィードバック信号を生成する。このとき、上位ビーム番号生成部19において、ビーム選択部18から受け取ったビーム番号及びSINRの順番に基づき、選択されたビーム番号から上位のSINRに対応するビームのビーム番号を抽出し、このビーム番号を指定する情報を含む上位ビーム通知用のフィードバック信号として生成する。生成された上位ビーム番号は、下位ビーム番号生成部20及び多重部23に出力される。続いて、ステップS4において、上位ビーム番号を含むフィードバック信号を送信局へ送信する。なお、上位ビーム番号をフィードバックする際は、上位ビーム番号と下位ビーム番号の双方を含むフィードバック信号としても良いし、上位ビーム番号のみを含むフィードバック信号としても良い。
送信局は、ステップS5において、受信局からフィートバックされたビーム番号を復調して保存する。このとき、分離部39において、分離したビーム番号を上位ビーム番号取得部42に出力し、上位ビーム番号取得部42において、上位ビーム番号を取得し、上位ビーム番号保存部43に取得した上位ビーム番号を保存する。そして、ステップS6において、ステップS1と同様にパイロットチャネルによりパイロット信号を受信局へ送信する。
受信局では、ステップS7において、ステップS2と同様にパイロット信号を受信し、ビーム選択部18により各ビームに対応するSINRを算出してSINRの順番を把握する。そして、ステップS8において、ステップS4で通知した上位ビーム番号を除いた下位のSINRに対応するビームの下位ビーム番号を含む下位ビーム通知用のフィードバック信号を生成する。このとき、下位ビーム番号生成部20において、ステップS3で抽出した上位ビーム番号を除いた番号順で品質順位の高いビーム番号を下位ビーム番号として抽出し、このビーム番号を指定する情報を含む下位ビーム通知用のフィードバック信号として生成する。すなわち、受信品質より選択されビーム選択部18から受け取ったビーム番号のうち、上位ビーム番号生成部19が出力したビーム番号を除いて合計でランク数となるように、下位のSINRに対応するビームの下位ビーム番号を通知するフィードバック信号を生成する。生成された下位ビーム番号は、多重部23に出力される。続いて、ステップS9において、下位ビーム番号を含むフィードバック信号を送信局へ送信する。
ここで、上位ビーム番号と下位ビーム番号をそれぞれ通知するフィードバック信号の具体例について説明する。本例では、図1に例示したように、送信局により形成可能な6つのビームから、品質順位の高い3つのビームを受信局で選択し、このうちの上位2ビームを所定期間による既定の周期で固定とする場合を示す。上位ビーム番号を通知する際に、ビームa〜fのうち、ビームb:CQI18、ビームc:CQI12、ビームe:CQI9の3つのビームが品質順位の高いビームとして観測されたとする。この状態では、これらの3つのビームのうちCQI値が大きい上位2つのビームbとビームcのビーム番号を通知する。この場合、全6ビームから2ビームを選択する動作になるので、1ビームあたり3ビットずつの計6ビットでフィードバックしても良いし、62=15通りを表現可能な4ビットでフィードバックしても良い。
そして、下位ビーム番号を通知する際、所定期間は上位ビーム番号b、cを固定としているので、通知済みのビームbとビームcを除いた4つのビームa、d、e、fからCQI値が大きい1つのビームのビーム番号を通知する。ここでCQI値に大きな変化がなければビームeを通知することになる。この場合、4ビームから1ビームを選択する動作になるので、2ビットを用いればビーム番号を全てフィードバックできる。よって、上位ビーム番号を通知するときに比べて、下位ビーム番号の通知時におけるリソースを減らすことができる。
送信局は、ステップS10において、受信局からフィートバックされたビーム番号を復調し、選択された複数のビーム番号を解釈する。このとき、分離部39において、ビーム番号をビーム番号解釈部44に出力し、ビーム番号解釈部44において、ステップS5で上位ビーム番号保存部43に保存した上位ビーム番号と今回フィードバックされた下位ビーム番号とを用いて、受信局により選択された送信に利用する複数のビーム番号を解釈する。そして、ステップS11において、ステップS10で解釈したビーム番号に沿って、制御信号生成部32によりフィードバック信号を受けた送信対象の受信局宛の送信パラメータ(変調方式、符号化率)とビーム番号とを含む制御信号を生成する。
続いて、ステップS12において、符号化部31により送信データを符号化し、多重部33により制御信号等との多重化処理を行って送信データを含むデータ信号を生成する。その後、ステップS13において、ステップS10で解釈したビーム番号に沿って、プリコーディング処理部35により送信信号に対して受信局が希望するビーム番号に相当するプリコーディング処理を施す。そして、ステップS14において、送信局から受信局へステップS1と同様にパイロット信号を送信するとともに、制御信号、データ信号をそれぞれ送信する。
受信局は、ステップS15において、制御信号復調部14により制御信号を復調し、変調方式、符号化率等の送信パラメータとビーム番号とを取り出す。続いて、ステップS16において、チャネル推定部13により受信したビームに対応するチャネル推定値を求め、MIMO復調部15及び復号部16により、ステップS15で取得したビーム番号、変調方式、符号化率に沿って受信データを復調、復号することによってデータ受信処理を行う。
次に、ステップS17において、ビーム選択部18により各ビームに対応するSINRを算出してSINRの順番を把握する。そして、ステップS18において、下位ビーム番号生成部20により、ステップS8と同様にステップS4で通知した上位ビーム番号を除いた番号順で品質順位の高いビーム番号(下位のSINRに対応するビームのビーム番号)を下位ビーム番号として抽出し、このビーム番号を指定する情報を含む下位ビーム通知用のフィードバック信号を生成する。このとき、下位ビーム番号は多重部23に出力される。続いて、ステップS19において、この下位ビーム番号と、上記データ受信処理の成否を示すACK/NACK信号とを含むフィードバック信号を送信局へ送信する。
上記のステップS10からS19の処理を所定期間繰り返し、受信局から送信局へ通知するビーム番号としては下位ビーム番号のみを通知する。所定期間経過後は、ステップS1に戻って一旦上位ビーム番号を通知し、以後はステップS10からS19の処理を繰り返して所定期間経過するまで下位ビーム番号のみを通知する。この所定期間は、品質順位が高い上位ビーム番号を固定しているので、この上位ビーム番号の変動が起こらない範囲で比較的長時間の期間(例えば数10ms〜数100ms)を設定する。この所定期間毎の処理を繰り返すことにより、受信局の上位ビーム番号生成部19からは、比較的長時間とした既定の周期毎にSINRの上位のビーム番号が出力され、送信局へフィードバックされることになる。この上位ビーム番号の出力タイミング以外は、下位ビーム番号のみが下位ビーム番号生成部20から出力され、送信局へフィードバックされる。したがって、選択した全てのビーム番号を通知する場合に比べて、所定周期で上位ビーム番号を通知し、その後所定期間内は下位ビーム番号のみをフィードバックすることで、ビーム番号の通知に必要なリソースが削減される。
上述したように、第1の実施の形態では、プリコーディングを用いた無線通信において、サブセット選択用のフィードバックを行う際に、既定の周期毎に品質順位が上位のビームに対応する上位ビーム番号を通知し、他のタイミングにおいては上位のビームに対応する上位ビーム番号をフィードバックせずに固定とし、残りのビームから品質順位が高いものを下位のビームとして選択し、この下位のビームに対応する下位ビーム番号をフィードバックするようにしている。これにより、送信局側では、受信局から選択した全てのビーム番号を常時フィードバックする場合と同等の情報が得られるので、制御遅延による性能劣化を生じることなく、フィードバック信号のシグナリング量を削減することができる。したがって、プリコーディング制御において効率良く複数ビームの選択が可能となり、スループットを向上できる。
(第2の実施の形態)
図5は本発明の第2の実施の形態で用いる受信局(受信装置)の主要部の構成を示すブロック図、図6は本発明の第2の実施の形態で用いる送信局(送信装置)の主要部の構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更した例である。なお、第2の実施の形態において第1の実施の形態と同様の要素は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の実施の形態では、下位ビーム番号の通知用に必要なリソース数が上位ビーム番号の通知用に必要なリソース数より多いことを前提とした場合の構成を示す。例えば、受信局から送信局へビーム番号をフィードバックする際に、上位のビーム数を1つ、下位のビーム数を2つとする動作であれば、この前提が成立する。この場合、所要ビット数は、それぞれ上位ビーム番号通知用に3ビット(6通りの候補)、下位ビーム番号通知用に4ビット(52=10通りの候補)となる。
上記前提において、受信局は、比較的長時間の所定期間固定とした上位ビーム番号を送信局へフィードバックする際、下位ビーム番号の通知に必要なリソース量、すなわち、下位ビーム番号の通知用に確保したリソースの少なくとも一部を用いて、上位ビーム番号をフィードバックする。例えば、上位ビーム番号を通知する際に、下位ビーム番号を通知せず、下位ビーム番号通知用の余ったリソースを用いて上位ビーム番号をレピティション(繰り返し)した信号をフィードバックする。これにより、下位ビーム番号を省略して余ったりソースを上位ビーム番号の信頼性向上に活用できる。送信局は、受信局からの所定期間において固定とした上位ビーム番号のフィードバック信号を解釈し、データ送信時のプリコーディングに用いる。
図5に示す受信局は、図2の構成に対し、新たな構成要素としてビーム番号用リソース制御部51を備えている。このビーム番号用リソース制御部51がビーム情報リソース制御部の機能を実現する。ビーム番号用リソース制御部51は、上位ビーム番号生成部19からの上位ビーム番号と下位ビーム番号生成部20からの下位ビーム番号とを入力し、ビーム番号通知のためのリソース制御を行ってビーム番号を出力する。ビーム番号用リソース制御部51は、上位ビーム番号を通知する際に、下位ビーム番号通知用に確保したリソースを用いて上位ビーム通知用のフィードバック信号を生成する。例えば、前述したような上位のビーム数を1つ、下位のビーム数を2つとした例では、上位ビーム番号通知用に下位ビーム番号通知用と同じ4ビットの送信に必要なリソースを用いて3ビットの情報の送信を行う。すなわち、ビーム番号2つ分のリソースを使用して1つのビーム番号をフィードバックする。これにより、4/3倍の信号強度を確保できることになる。
一方、図6に示す送信局は、図3の構成に対し、新たな構成要素としてビーム番号出力切替部61を備えている。このビーム番号出力切替部61がビーム情報切替部の機能を実現する。ビーム番号出力切替部61は、分離部39から出力されるビーム番号を、既定のタイミングに応じて出力切り替えを行い、上位ビーム番号取得部42またはビーム番号解釈部44のいずれか一方にのみ出力する。ここで、上位ビーム通知用のフィードバック信号を受信するタイミングではビーム番号を上位ビーム番号取得部42に出力して上位ビーム番号を上位ビーム番号保存部43に保存するようにする。また、下位ビーム通知用のフィードバック信号を受信するタイミングではビーム番号をビーム番号解釈部44に出力し、ビーム番号解釈部44において、上位ビーム番号保存部43に保存した上位ビーム番号と今回受信した下位ビーム番号とによって選択された全てのビーム番号を解釈する。
上述したように、第2の実施の形態では、プリコーディングを用いた無線通信において、サブセット選択用のフィードバックを行う際に、品質順位が上位のビームに対応する上位ビーム番号のみを通知する機会を設け、下位ビーム番号通知用に用意しておいたリソースを上位ビーム番号通知用にも併用し、上位ビーム番号をレピティションした信号をフィードバックするようにしている。これにより、上位ビーム番号の通知時の信号強度を確保でき、送信局側ではより信頼性の高いフィードバック信号を受信可能であり、上位ビーム番号を高い信頼度で通知することができる。
(第3の実施の形態)
図7は本発明の第3の実施の形態で用いる受信局(受信装置)の主要部の構成を示すブロック図、図8は本発明の第3の実施の形態で用いる送信局(送信装置)の主要部の構成を示すブロック図である。
第3の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更した例である。なお、第3の実施の形態において第1の実施の形態と同様の要素は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第3の実施の形態では、受信局は、比較的長時間の所定期間固定とした上位ビーム番号を送信局へフィードバックする際、固定とする所定期間の長さに対応する情報を含む信号をフィードバックする。これにより、上位ビーム番号を固定する時間の長さを送信局へ通知できる。送信局は、受信局からの固定とする所定期間の長さに対応するフィードバック信号を解釈し、データ送信時の上位及び下位のビーム番号の解釈やプリコーディングに用いる。
図7に示す受信局は、図2の構成に対し、新たな構成要素として上位ビーム有効期限付与部52を備えている。この上位ビーム有効期限付与部52が上位ビーム固定期間情報付与部の機能を実現する。上位ビーム有効期限付与部52は、チャネル推定部13の出力から送信局と受信局間の伝搬路の時間変動を推測する。そして、推測した伝搬路の時間変動に基づき、上位ビーム番号を固定する所定期間の長さとして上位ビーム番号の有効期限を設定する。上位ビームを固定とする所定期間の長さを示す情報としては、有効期限を示す絶対時間、相対時間、当該期間の時間の絶対長さ、相対長さなど、種々の情報を用いることができる。
上位ビーム有効期限付与部52は、上位ビーム番号生成部19から受け取った上位ビーム番号を多重部23に出力する際、この有効期限情報を合わせて多重部23に渡す。これにより、フィードバック信号に上位ビーム番号の有効期限情報を付与する。例えば、伝搬路の時間変動を歩行速度程度の3km/h前後と推定した場合に上位ビーム番号の有効期限を500msと設定し、伝搬路の時間変動を都市部で自動車にて移動中の速度程度の30km/h前後と推定した場合には有効期限を50msと設定する、といった動作例が挙げられる。
一方、図8に示す送信局は、図3の構成に対し、新たな構成要素としてビーム番号出力切替部62、上位ビーム有効期限取得部63を備えている。この上位ビーム有効期限取得部63が上位ビーム固定期間情報取得部の機能を実現する。ビーム番号出力切替部62は、上位ビーム有効期限取得部63からの制御信号に基づき、分離部39から出力されるビーム番号の出力切り替えを行い、上位ビーム番号取得部42またはビーム番号解釈部44のいずれか一方にのみ出力する。上位ビーム有効期限取得部63は、分離部39から受け取った上位ビーム番号の有効期限を取得し、該当の有効期限においてはビーム番号がビーム番号解釈部44にのみ出力されるよう切替制御を行う。
上述したように、第3の実施の形態では、プリコーディングを用いた無線通信において、サブセット選択用のフィードバックを行う際に、品質順位が上位のビームに対応するビーム番号を固定とする時間の長さを通知する信号をフィードバックするようにしている。これにより、受信局において観測した伝搬路状況の変化に応じて、次回に上位ビーム番号をフィードバックするタイミング、すなわち下位ビーム番号のフィードバックを省略する時間を事前に確保することができる。また、伝搬路状況に応じて、適応的に上位のビームを固定する期間を制御することができる。
(第4の実施の形態)
図9は本発明の第4の実施の形態で用いる受信局(受信装置)の主要部の構成を示すブロック図、図10は本発明の第4の実施の形態で用いる送信局(送信装置)の主要部の構成を示すブロック図である。
第4の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更した例である。なお、第4の実施の形態において第1の実施の形態と同様の要素は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第4の実施の形態では、受信局は、比較的長時間の所定期間において上位ビーム番号を固定とし下位ビーム番号を送信局へフィードバックする際、上位としていたビームの品質が悪くなった場合に、上位のビームが入れ替わることをフィードバックし、次回通知時に上位ビーム番号をフィードバックする。これにより、品質順位が上位のビーム番号を固定している所定期間内に上位のビームが入れ替わることを知らせることができる。送信局は、受信局からの上位のビーム品質が悪くなったことに対応するフィードバック信号を解釈し、次回のフィードバックに上位ビーム番号が含まれることに備えるとともに、該当する次回のフィードバック信号を受信して対応するビーム番号を解釈し、データ送信時のプリコーディングに用いる。
図9に示す受信局は、図2の構成に対し、新たな構成要素として上位ビーム再通知信号付与部53を備えている。この上位ビーム再通知信号付与部53が上位ビーム変更情報付与部の機能を実現する。上位ビーム再通知信号付与部53は、ビーム選択部18の出力から上位ビームの品質劣化により上位ビームと下位ビームが入れ替わる可能性を検知する。この検知結果に基づき、上位ビーム番号の変更を指示する上位ビーム変更情報として、上位ビーム番号の再通知を指示する上位ビーム再通知信号を多重部23と上位ビーム番号生成部19に出力する。多重部23は、ビーム番号を含むフィードバック信号を生成する際、上位ビーム再通知信号付与部53から上位ビーム再通知信号が出力された場合にこの信号を付加する。また、上位ビーム再通知信号付与部53は、次回のビーム番号の通知時に、上位ビーム番号生成部19からの上位ビーム番号を出力するよう多重部23に指示する。
一方、図10に示す送信局は、図3の構成に対し、新たな構成要素としてビーム番号出力切替部64、上位ビーム再通知信号取得部65を備えている。この上位ビーム再通知信号取得部65が上位ビーム変更情報取得部の機能を実現する。ビーム番号出力切替部64は、上位ビーム再通知信号取得部65からの制御信号に基づき、分離部39から出力されるビーム番号の出力切り替えを行い、上位ビーム番号取得部42またはビーム番号解釈部44のいずれか一方にのみ出力する。上位ビーム再通知信号取得部65は、分離部39から受け取った入力信号に上位ビーム再通知信号が含まれることを検出した場合に、既定時間を経過した後にビーム番号の信号を上位ビーム番号取得部42に出力するよう制御する。
上述したように、第4の実施の形態では、プリコーディングを用いた無線通信において、サブセット選択用のフィードバックを行う際に、品質順位が上位のビームに対応するビーム番号を固定としていた期間内に、上位としていたビームの品質が悪くなった場合に受信局から送信局へ上位ビーム番号の再通知を指示するようにしている。これにより、受信局において観測した品質の急激な変化に応じて、次回に上位ビーム番号をフィードバックするタイミング、すなわち下位ビーム番号のフィードバックを省略するタイミングを適応的に制御することができる。
なお、上述の実施の形態においては、送信局、受信局共に2つのアンテナを備える場合を想定しているが、アンテナの数については、3本、4本など、必要に応じて増やした場合においても同様に適用可能である。また、ビームの数についても同様に、必要に応じて設定したビーム数に適用可能である。本実施の形態はビーム数が増えるに従い、階乗のスケールで効果が増すことになる。
また、上述したように、本発明に係る無線通信装置は、移動体通信システムにおける移動局装置(通信端末装置)及び基地局装置に搭載することが可能であり、これにより上記と同様の作用効果を有する無線通信移動局装置、無線通信基地局装置、及び移動体通信システムを提供することができる。
なお、本発明は上記の実施形態において示されたものに限定されるものではなく、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本開示に係る実施形態の種々の態様として、以下のものが含まれる。
複数のアンテナを使用して通信を行う無線通信装置であって、無線送信局からの信号を受信し、受信信号の伝搬路状況に応じた将来の送信におけるプリコーディング(Pre-coding)による所定数のビームを選択するための各ビームの品質順位を取得するビーム選択部と、前記所定数のビームのうち、品質順位の高い上位のビームに関する上位ビーム情報を生成し、この上位ビーム情報を所定期間固定とする上位ビーム情報生成部と、前記所定数のビームのうち、前記上位のビームの残りのビームに関する下位ビーム情報を生成する下位ビーム情報生成部と、前記上位ビーム情報を前記所定期間の一部に含み、前記所定期間内の他の期間は前記下位ビーム情報のみを含むフィードバック情報を前記無線送信局へ送信するフィードバック情報送信部と、を備える無線通信装置。
これにより、制御遅延による性能劣化等を生じることなく、プリコーディングにおいて複数のビームを選択する際のシグナリング量を削減でき、スループットを向上させることが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記上位ビーム情報生成部は、前記所定数のビームのうちの半分またはそれ以上の数の上位ビーム情報を生成し、前記下位ビーム情報生成部は、前記所定数のビームのうちの残りの数のビーム情報を下位ビーム情報として生成する無線通信装置。
上記の無線通信装置であって、前記上位ビーム情報生成部は、前記所定数のビームのうちの半分またはそれ以下の数の上位ビーム情報を生成し、前記下位ビーム情報生成部は、前記所定数のビームのうちの残りの数のビーム情報を下位ビーム情報として生成する無線通信装置。
上記の無線通信装置であって、前記フィードバック情報送信部は、前記上位ビーム情報を通知する際に、前記下位ビーム情報の通知に必要なリソース量を用いて前記上位ビーム情報を含むフィードバック情報を送信する無線通信装置。
これにより、上位ビーム情報を高い信頼度で通知することが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記ビーム情報のリソース量を制御するビーム情報リソース制御部を備え、前記ビーム情報リソース制御部は、前記上位ビーム情報を通知する際に、前記下位ビーム情報の通知用に確保したリソースの少なくとも一部を用いてフィードバック情報を生成するようリソース制御を行う無線通信装置。
これにより、上位ビーム情報の通知時の信号強度を確保でき、上位ビーム情報を高い信頼度で通知することが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記ビーム情報リソース制御部は、前記上位ビーム情報を通知する際に、前記下位ビーム情報を含めず、前記下位ビーム情報の通知用の余ったリソースを用いて前記上位ビーム情報をリピティションしたフィードバック情報を生成するようリソース制御を行う無線通信装置。
これにより、上位ビーム情報の通知時の信号強度を確保でき、上位ビーム情報を高い信頼度で通知することが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記上位ビーム情報を固定とする所定期間の長さを示す情報を前記フィードバック情報に付与する上位ビーム固定期間情報付与部を備える無線通信装置。
これにより、伝搬路状況の変化に応じて、次回に上位ビーム情報をフィードバックするタイミング、すなわち下位ビーム情報のフィードバックを省略する時間を事前に確保可能となる。また、伝搬路状況に応じて、適応的に上位のビームを固定する期間を制御することが可能である。
上記の無線通信装置であって、前記上位ビーム固定期間情報付与部は、前記無線送信局との間の伝搬路の時間変動に基づき、前記所定期間の長さを設定する無線通信装置。
これにより、伝搬路状況に応じて、適応的に上位のビームを固定する期間を設定することが可能である。
上記の無線通信装置であって、前記上位のビームの品質が劣化した場合に上位ビーム情報の変更を指示するための上位ビーム変更情報を前記フィードバック情報に付与する上位ビーム変更情報付与部を備える無線通信装置。
これにより、伝搬路状況の急激な変化などによるビームの品質の変化に応じて、次回に上位ビーム情報をフィードバックするタイミング、すなわち下位ビーム情報のフィードバックを省略するタイミングを適応的に制御することが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記上位ビーム変更情報付与部は、前記上位ビーム変更情報を付与した場合に、次回のビーム情報の通知時に上位ビーム情報を通知するよう前記フィードバック情報送信部に指示する無線通信装置。
これにより、上位ビーム情報をフィードバックするタイミングを通知でき、無線送信局では上位ビーム情報を確実に取得することが可能となる。
複数のアンテナを使用して通信を行う無線通信装置であって、送信対象の無線受信局からのフィードバック情報を受信し、このフィードバック情報に含まれる、所定数のビームのうちの品質順位の高い所定期間固定された上位のビームに関する上位ビーム情報と、この上位のビームの残りのビームに関する下位ビーム情報とにより、前記無線受信局により選択された所定数のビームに関するビーム情報を得るビーム情報取得部と、前記取得したビーム情報に基づき、複数のアンテナに出力する信号の重み付けにより所定のビームを形成するためのプリコーディング(Pre-coding)を行うプリコーディング処理部と、前記プリコーディングにより形成したビームのビーム情報を含む制御情報を生成する制御情報生成部と、前記制御情報と前記プリコーディング処理した信号とを前記無線受信局へ送信する送信部と、を備える無線通信装置。
これにより、プリコーディングにおいて複数のビームを選択する際の無線受信局からのシグナリング量を削減でき、スループットを向上させることが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記ビーム情報取得部は、前記所定期間固定された上位ビーム情報を保存する上位ビーム情報保存部と、前記保存された上位ビーム情報と受信した下位ビーム情報とから前記所定数のビームに関するビーム情報を解釈するビーム情報解釈部とを備える無線通信装置。
これにより、無線受信局から取得した上位ビーム情報と下位ビーム情報とから所定数のビームに関するビーム情報を解釈し、プリコーディングを適用したデータ送信に用いることが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記ビーム情報取得部は、さらに、上位ビーム通知用のフィードバック情報を受信するタイミングでは受信したビーム情報を前記上位ビーム情報保存部に出力して保存し、下位ビーム通知用のフィードバック情報を受信するタイミングでは受信したビーム情報を前記ビーム情報解釈部に出力するビーム情報切替部を備える無線通信装置。
これにより、所定期間固定とする上位ビーム情報と残りの下位ビーム情報のそれぞれに対応したフィードバック情報を解釈し、プリコーディングにおける所定数のビームのビーム情報を解釈してデータ送信に用いることが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記ビーム情報取得部は、前記上位ビーム情報を固定とする所定期間の長さを示す情報を取得する上位ビーム固定期間情報取得部を備え、この上位ビーム固定期間情報を用いて上位ビーム情報と下位ビーム情報とを取得し、前記所定数のビームに関するビーム情報を得る無線通信装置。
これにより、上位ビーム情報を固定とする所定期間の長さを示すフィードバック情報を解釈し、プリコーディングにおける所定数のビームのビーム情報を解釈してデータ送信に用いることが可能となる。
上記の無線通信装置であって、前記ビーム情報取得部は、前記上位のビームの品質が劣化した場合に上位ビーム情報の変更を指示するための上位ビーム変更情報を取得する上位ビーム変更情報取得部を備え、この上位ビーム変更情報を用いて上位ビーム情報と下位ビーム情報とを取得し、前記所定数のビームに関するビーム情報を得る無線通信装置。
これにより、上位ビーム情報の変更を指示するためのフィードバック情報を解釈し、次回のビーム情報の通知に上位ビーム情報が含まれることに備えるとともに、該当するビーム情報を取得してプリコーディングにおける所定数のビームのビーム情報を解釈し、データ送信に用いることが可能となる。
上記いずれかに記載の無線通信装置を備える無線通信移動局装置。
上記いずれかに記載の無線通信装置を備える無線通信基地局装置。
複数のアンテナを使用して通信を行う無線通信システムであって、無線送信局からの信号を受信し、受信信号の伝搬路状況に応じた将来の送信におけるプリコーディング(Pre-coding)による所定数のビームを選択するための各ビームの品質順位を取得するビーム選択部と、前記所定数のビームのうち、品質順位の高い上位のビームに関する上位ビーム情報を生成し、この上位ビーム情報を所定期間固定とする上位ビーム情報生成部と、前記所定数のビームのうち、前記上位のビームの残りのビームに関する下位ビーム情報を生成する下位ビーム情報生成部と、前記上位ビーム情報を前記所定期間の一部に含み、前記所定期間内の他の期間は前記下位ビーム情報のみを含むフィードバック情報を前記無線送信局へ送信するフィードバック情報送信部と、を有する無線受信局となる第1の無線通信装置と、前記無線受信局からのフィードバック情報を受信し、このフィードバック情報に含まれる、前記上位ビーム情報と前記下位ビーム情報とにより、前記無線受信局により選択された所定数のビームに関するビーム情報を得るビーム情報取得部と、前記取得したビーム情報に基づき、複数のアンテナに出力する信号の重み付けにより所定のビームを形成するためのプリコーディングを行うプリコーディング処理部と、前記プリコーディングにより形成したビームのビーム情報を含む制御情報を生成する制御情報生成部と、前記制御情報と前記プリコーディング処理した信号とを前記無線受信局へ送信する送信部と、を有する無線送信局となる第2の無線通信装置と、を備える無線通信システム。
複数のアンテナを使用して通信を行う無線通信方法であって、無線送信局からの信号を受信し、受信信号の伝搬路状況に応じた将来の送信におけるプリコーディング(Pre-coding)による所定数のビームを選択するための各ビームの品質順位を取得するビーム選択ステップと、前記所定数のビームのうち、品質順位の高い上位のビームに関する上位ビーム情報を生成し、この上位ビーム情報を所定期間固定とする上位ビーム情報生成ステップと、前記所定数のビームのうち、前記上位のビームの残りのビームに関する下位ビーム情報を生成する下位ビーム情報生成ステップと、前記上位ビーム情報を前記所定期間の一部に含み、前記所定期間内の他の期間は前記下位ビーム情報のみを含むフィードバック情報を前記無線送信局へ送信するフィードバック情報送信ステップと、送信対象の無線受信局からのフィードバック情報を受信し、このフィードバック情報に含まれる、前記上位ビーム情報と前記下位ビーム情報とにより、前記無線受信局により選択された所定数のビームに関するビーム情報を得るビーム情報取得ステップと、前記取得したビーム情報に基づき、複数のアンテナに出力する信号の重み付けにより所定のビームを形成するためのプリコーディングを行うプリコーディング処理ステップと、前記プリコーディングにより形成したビームのビーム情報を含む制御情報を生成する制御情報生成ステップと、前記制御情報と前記プリコーディング処理した信号とを前記無線受信局へ送信する送信ステップと、を有する無線通信方法。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2007年7月5日出願の日本特許出願(特願2007−177119)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明は、プリコーディングにおいて複数のビームを選択する際のシグナリング量を削減でき、スループットを向上させることが可能となる効果を有し、複数のアンテナを使用して通信を行うMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)等に適用可能な無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法等として有用である。
11a、11b アンテナ
12a、12b 受信RF部
13 チャネル推定部
14 制御信号復調部
15 MIMO復調部
16 復号部
17 CRC検査部
18 ビーム選択部
19 上位ビーム番号生成部
20 下位ビーム番号生成部
21 ACK/NACK生成部
22 符号化部
23 多重部
24 送信RF部
31 符号化部
32 制御信号生成部
33 多重部
35 プリコーディング処理部
36a、36b 送信RF部
37a、37b アンテナ
38 受信RF部
39 分離部
40 復調・復号部
41 CRC検査部
42 上位ビーム番号取得部
43 上位ビーム番号保存部
44 ビーム番号解釈部
51 ビーム番号用リソース制御部
52 上位ビーム有効期限付与部
53 上位ビーム再通知信号付与部
61、62、64 ビーム番号出力切替部
63 上位ビーム有効期限取得部
65 上位ビーム再通知信号取得部
101 無線基地局
102 ユーザ端末

Claims (12)

  1. 送信装置から複数のアンテナを用いて送信される信号へのプリコーディングにおいて、ビームを形成するためのビーム情報であって、複数のビームのうちの一部のビームに関する、第1の周期で送信する第1のビーム情報及び第2の周期で送信する第2のビーム情報を生成するビーム情報生成処理を制御し、
    前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長い、
    集積回路。
  2. 前記第1のビーム情報及び前記第2のビーム情報に基づいてプリコーディングされた信号を、前記送信装置から受信する受信処理、
    をさらに制御する、
    請求項1に記載の集積回路。
  3. 受信装置から送信された、ビームを形成するためのビーム情報であって、複数のビームのうちの一部のビームに関する、第1の周期で送信された第1のビーム情報及び第2の周期で送信された第2のビーム情報に基づいて、複数のアンテナを用いて送信される信号へのプリコーディングを行うプリコーディング処理を制御し、
    前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長い、
    集積回路。
  4. 前記第1のビーム情報及び前記第2のビーム情報に基づいてプリコーディングされた信号を、前記受信装置に送信する送信処理をさらに制御する、
    請求項3に記載の集積回路。
  5. 前記プリコーディングに関する制御情報であって、前記受信装置に送信される前記制御情報を生成する制御情報生成処理をさらに制御する、
    請求項3又は4に記載の集積回路。
  6. 前記第2のビーム情報のビット数は、前記第1のビーム情報のビット数よりも小さい、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の集積回路。
  7. 前記第1のビーム情報が関するビームの数は、前記第2のビーム情報が関するビームの数よりも多い、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の集積回路。
  8. 前記第1のビーム情報のビット数は、前記第2のビーム情報のビット数よりも小さい、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の集積回路。
  9. 前記第1のビーム情報及び前記第2のビーム情報から、前記複数のビームのうちの一部のビームが特定される、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の集積回路。
  10. 前記第1のビーム情報及び前記第2のビーム情報から、前記プリコーディングにおいて用いられる重みが特定される、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の集積回路。
  11. 前記第1のビーム情報と、前記第2のビーム情報とは、それぞれ異なる時間で送信される、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の集積回路。
  12. 前記第1のビーム情報と、前記第2のビーム情報とは、それぞれ同じリソースを用いて送信される、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の集積回路。
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