JP2012216466A - 有機el装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板10の一面11のうち接着剤40が配置されている部位には、光を透過する膜よりなる光透過膜60が、接着剤40と基板10との間に介在して設けられており、光透過膜60と接着剤40との屈折率差および光透過膜60と基板10との屈折率差を、接着剤40と基板10との屈折率差よりも大きいものとすることにより、光透過膜60の位置では、基板10の他面12側から光の照射による接着剤40の厚さ測定がなされるようにした。
【選択図】図1
Description
接着剤(40)と基板(10)との界面には、光を透過する膜よりなる光透過膜(60)が、設けられており、
光透過膜(60)と接着剤(40)との屈折率差および光透過膜(60)と基板(10)との屈折率差を、接着剤(40)と基板(10)との屈折率差よりも大きいものとすることにより、光透過膜(60)の位置では、基板(10)の他面(12)側から光の照射による接着剤(40)の厚さ測定がなされるようにしたことを特徴としている。
封止缶(50)は光を反射しないものであり、
接着剤(40)と封止缶(50)との界面には、光を反射する膜よりなる光反射膜(70)が光透過膜(60)と対向して設けられていることを特徴としている。
封止缶(50)は光を反射するものであり、
封止缶(50)のうち光透過膜(60)と正対する領域の端部には、光を吸収する光吸収膜(62)が設けられていることを特徴としている。
接着剤(40)と基板(10)との界面、および、接着剤(40)と封止缶(50)との界面の両界面には、光を透過する膜よりなる光透過膜(60)が互いに対向して設けられており、
光透過膜(60)と接着剤(40)との屈折率差および光透過膜(60)と基板(10)との屈折率差を、接着剤(40)と基板(10)との屈折率差よりも大きいものとすることにより、光透過膜(60)の位置では、基板(10)の他面(12)側もしくは封止缶(50)の外側から光の照射による接着剤(40)の厚さ測定がなされるようにしたことを特徴としている。
接着剤(40)と封止缶(50)との界面に位置する光透過膜(60)の端部に、光を吸収する光吸収膜または光を反射する光反射膜(63)が設けられていることを特徴としている。
接着剤(40)と基板(10)との界面には、光を透過する膜よりなる光透過膜(60)が設けられており、
接着剤(40)と封止缶(50)との界面には、光を反射する膜よりなる光反射膜(70)が光透過膜(60)と対向して設けられており、
光透過膜(60)と接着剤(40)との屈折率差および光透過膜(60)と基板(10)との屈折率差を、接着剤(40)と基板(10)との屈折率差よりも大きいものとすることにより、光透過膜(60)の位置では、基板(10)の他面(12)側から光の照射による接着剤(40)の厚さ測定がなされるようにしたことを特徴としている。
接着剤(40)と基板(10)との界面には、光を反射する膜よりなる光反射膜(70)が設けられており、
接着剤(40)と封止缶(50)との界面には、光を透過する膜よりなる光透過膜(60)が光反射膜(70)と対向して設けられており、
光透過膜(60)と接着剤(40)との屈折率差および光透過膜(60)と封止缶(50)との屈折率差を、接着剤(40)と封止缶(50)との屈折率差よりも大きいものとすることにより、光透過膜(60)の位置では、封止缶(50)の外側から光の照射による接着剤(40)の厚さ測定がなされるようにしたことを特徴としている。
接着剤(40)と基板(10)との界面に、光を透過する膜よりなる光透過膜(60)を、設けるとともに、
光透過膜(60)と接着剤(40)との屈折率差および光透過膜(60)と基板(10)との屈折率差を、接着剤(40)と基板(10)との屈折率差よりも大きいものとする屈折率の大小関係を有するものとし、
光透過膜(60)の位置にて、基板(10)の他面(12)側から光の照射を行って、光透過膜(60)と封止缶(50)での両反射光に基づいて接着剤(40)の厚さ測定を行うようにしたことを特徴としている。
接着剤(40)と基板(10)との界面、および、接着剤(40)と封止缶(50)との界面の両界面に、光を透過する膜よりなる光透過膜(60)を互いに対向して設けるとともに、
光透過膜(60)と接着剤(40)との屈折率差および光透過膜(60)と基板(10)との屈折率差を、接着剤(40)と基板(10)との屈折率差よりも大きいものとし、
光透過膜(60)の位置にて、基板(10)の他面(12)側もしくは封止缶(50)の外側から光の照射を行って、2つの光透過膜(60)での両反射光に基づいて接着剤(40)の厚さ測定を行うようにしたことを特徴としている。
接着剤(40)と基板(10)との界面に、光を透過する膜よりなる光透過膜(60)を設け、接着剤(40)と封止缶(50)との界面に、光を反射する膜よりなる光反射膜(70)を光透過膜(60)と対向して設けるとともに、
光透過膜(60)と接着剤(40)との屈折率差および光透過膜(60)と基板(10)との屈折率差を、接着剤(40)と基板(10)との屈折率差よりも大きいものとし、
光透過膜(60)の位置にて、基板(10)の他面(12)側から光の照射を行って、光透過膜(60)と光反射膜(70)での両反射光に基づいて接着剤(40)の厚さ測定を行うようにしたことを特徴としている。
接着剤(40)と基板(10)との界面に、光を反射する膜よりなる光反射膜(70)を設け、接着剤(40)と封止缶(50)との界面に、光を透過する膜よりなる光透過膜(60)を光反射膜(70)と対向して設けるとともに、
光透過膜(60)と接着剤(40)との屈折率差および光透過膜(60)と封止缶(50)との屈折率差を、接着剤(40)と封止缶(50)との屈折率差よりも大きいものとし、
光透過膜(60)の位置にて、封止缶(50)の外側から光の照射を行って、光透過膜(60)と光反射膜(70)での両反射光に基づいて接着剤(40)の厚さ測定を行うようにしたことを特徴としている。
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る有機ELディスプレイの概略断面図、(b)は同ディスプレイの概略平面図である。また、図2は、図1(b)中のA−A概略断面図であり、図3(a)、(b)、(c)は、それぞれ図1(b)中のA−A断面、B−B断面、C−C断面における封止缶50の形状を示す概略断面図である。なお、図1(b)では、封止缶50の下部に位置する接着剤40に点ハッチングを施してある。
図8(a)は、第2実施形態に係る有機ELディスプレイの要部の概略断面構成を示す図であり、図8(b)は図8(a)中の光吸収膜62の平面図である。
図9は、第3実施形態に係る有機ELディスプレイの要部の概略断面構成を示す図である。本実施形態は、第1実施形態に対して、封止缶50を不透明で光を反射しない金属等からなるものに変更し、さらに、光反射膜70を追加したものである。なお、図9では、図2中の不透明膜61が省略されている。
図11は、第4実施形態に係る有機ELディスプレイの要部の概略断面構成を示す図である。本実施形態は、第1実施形態に対して、封止缶50を、光を通す光透過性のものに変更し、それに伴って光透過膜60を追加したものである。
図12(a)は、第5実施形態に係る有機ELディスプレイの要部の概略断面構成を示す図であり、図12(b)は図12(a)中の光反射膜63の平面図である。
図13は、第6実施形態に係る有機ELディスプレイの要部の概略断面構成を示す図である。本実施形態は、第4実施形態に対して、接着剤40と封止缶50との第2界面の光透過膜60を、光を反射する膜よりなる光反射膜70に変更したものであり、他の構成は、第4実施形態と同じである。
図15は、第7実施形態に係る有機ELディスプレイの要部の概略断面構成を示す図である。本実施形態は、第1実施形態に対して、封止缶50を、光を通す光透過性のものに変更し、基板10を、光を透過しない不透明なものであって、光を反射しないものに変更したものである。
(1)上述の各実施形態では、光透過膜60や光反射膜70の形状を矩形としていたが、他の形状としても良い。また、光透過膜60の端部に不透明膜61(図5参照)や光反射膜63(図12(b)参照)を設けたり、封止缶50のうち光透過膜60と正対する領域の端部に光吸収膜62(図8(b)参照)を設けたりする場合では、不透明膜61、光反射膜63、光吸収膜62は、光透過膜60や光反射膜70の端部に沿った形状となる。
11 基板の一面
12 基板の他面
20 EL素子
21 第1の電極
22 発光層
23 第2の電極
40 接着剤
50 封止缶
60 光透過膜
61 不透明膜
62 光吸収膜
63 光反射膜
70 光反射膜
Claims (21)
- 光を透過する光透過性の基板(10)と、
前記基板(10)の一面(11)上に設けられた有機EL発光材料を含むEL素子(20)と、
前記基板(10)の一面(11)にて前記EL素子(20)の外側を取り巻くように配置された光透過性の接着剤(40)と、
前記基板(10)の一面上に前記接着剤(40)を介して前記基板(10)に接着されるとともに前記接着剤(40)以外の部位では前記基板(10)の一面(11)と離間しつつ、前記EL素子(20)を封止する前記光を透過しない不透明な封止缶(50)と、を備える有機ELディスプレイにおいて、
前記接着剤(40)と前記基板(10)との界面には、前記光を透過する膜よりなる光透過膜(60)が、設けられており、
前記光透過膜(60)と前記接着剤(40)との屈折率差および前記光透過膜(60)と前記基板(10)との屈折率差を、前記接着剤(40)と前記基板(10)との屈折率差よりも大きいものとすることにより、前記光透過膜(60)の位置では、前記基板(10)の他面(12)側から前記光の照射による前記接着剤(40)の厚さ測定がなされるようにしたことを特徴とする有機EL装置。 - 前記封止缶(50)は前記光を反射しないものであり、
前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面には、前記光を反射する膜よりなる光反射膜(70)が前記光透過膜(60)と対向して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の有機EL装置。 - 前記封止缶(50)は前記光を反射するものであり、
前記封止缶(50)のうち前記光透過膜(60)と正対する領域の端部には、前記光を吸収する光吸収膜(62)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の有機EL装置。 - 光を透過する光透過性の基板(10)と、
前記基板(10)の一面(11)上に設けられた有機EL発光材料を含むEL素子(20)と、
前記基板(10)の一面(11)にて前記EL素子(20)の外側を取り巻くように配置された光透過性の接着剤(40)と、
前記基板(10)の一面上に前記接着剤(40)を介して前記基板(10)に接着されるとともに前記接着剤(40)以外の部位では前記基板(10)の一面(11)と離間しつつ、前記EL素子(20)を封止する前記光を透過する光透過性の封止缶(50)と、を備える有機EL装置において、
前記接着剤(40)と前記基板(10)との界面、および、前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面の両界面には、前記光を透過する膜よりなる光透過膜(60)が互いに対向して設けられており、
前記光透過膜(60)と前記接着剤(40)との屈折率差および前記光透過膜(60)と前記基板(10)との屈折率差を、前記接着剤(40)と前記基板(10)との屈折率差よりも大きいものとすることにより、前記光透過膜(60)の位置では、前記基板(10)の他面(12)側もしくは前記封止缶(50)の外側から前記光の照射による前記接着剤(40)の厚さ測定がなされるようにしたことを特徴とする有機EL装置。 - 前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面に位置する前記光透過膜(60)の端部に、前記光を吸収する光吸収膜または前記光を反射する光反射膜(63)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の有機EL装置。
- 光を透過する光透過性の基板(10)と、
前記基板(10)の一面(11)上に設けられた有機EL発光材料を含むEL素子(20)と、
前記基板(10)の一面(11)にて前記EL素子(20)の外側を取り巻くように配置された光透過性の接着剤(40)と、
前記基板(10)の一面上に前記接着剤(40)を介して前記基板(10)に接着されるとともに前記接着剤(40)以外の部位では前記基板(10)の一面(11)と離間しつつ、前記EL素子(20)を封止する前記光を透過する光透過性の封止缶(50)と、を備える有機EL装置において、
前記接着剤(40)と前記基板(10)との界面には、前記光を透過する膜よりなる光透過膜(60)が設けられており、
前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面には、前記光を反射する膜よりなる光反射膜(70)が前記光透過膜(60)と対向して設けられており、
前記光透過膜(60)と前記接着剤(40)との屈折率差および前記光透過膜(60)と前記基板(10)との屈折率差を、前記接着剤(40)と前記基板(10)との屈折率差よりも大きいものとすることにより、前記光透過膜(60)の位置では、前記基板(10)の他面(12)側から前記光の照射による前記接着剤(40)の厚さ測定がなされるようにしたことを特徴とする有機EL装置。 - 前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面に位置する前記光反射膜(70)の端部に、前記光を吸収する光吸収膜(62)が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の有機EL装置。
- 光を透過しない不透明な基板(10)と、
前記基板(10)の一面(11)上に設けられた有機EL発光材料を含むEL素子(20)と、
前記基板(10)の一面(11)にて前記EL素子(20)の外側を取り巻くように配置された光透過性の接着剤(40)と、
前記基板(10)の一面上に前記接着剤(40)を介して前記基板(10)に接着されるとともに前記接着剤(40)以外の部位では前記基板(10)の一面(11)と離間しつつ、前記EL素子(20)を封止する前記光を透過する光透過性の封止缶(50)と、を備える有機EL装置において、
前記接着剤(40)と前記基板(10)との界面には、前記光を反射する膜よりなる光反射膜(70)が設けられており、
前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面には、前記光を透過する膜よりなる光透過膜(60)が前記光反射膜(70)と対向して設けられており、
前記光透過膜(60)と前記接着剤(40)との屈折率差および前記光透過膜(60)と前記封止缶(50)との屈折率差を、前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との屈折率差よりも大きいものとすることにより、前記光透過膜(60)の位置では、前記封止缶(50)の外側から前記光の照射による前記接着剤(40)の厚さ測定がなされるようにしたことを特徴とする有機EL装置。 - 前記光反射膜(70)は、当該光反射膜(70)と対向する前記光透過膜(60)よりも平面サイズが小さいものであり、
前記光反射膜(70)の外郭が、前記厚さ測定の範囲を規定していることを特徴とする請求項2、6、7、8のいずれか1つに記載の有機EL装置。 - 前記EL素子(20)は、前記基板(10)の一面(11)側から光透過性材料よりなる第1の電極(21)、有機EL材料よりなる発光層(22)、第2の電極(23)が積層されてなるものであり、
前記基板(10)と前記接着剤(40)との界面に位置する前記光透過膜(60)は、前記第1の電極(21)と同様の光透過性材料よりなることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の有機EL装置。 - 前記光透過膜(60)は、フォト成膜による絶縁膜よりなることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の有機ELディスプレイ。
- 前記光透過膜(60)の端部には、前記光を通さない不透明材料よりなる不透明膜(61)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の有機ELディスプレイ。
- 前記光透過膜(60)は、前記接着剤(40)の最大厚さの部位に配置されていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の有機EL装置。
- 前記封止缶(50)は、前記接着剤(40)との接触部位が多角形であり、この多角形の角部が前記接着剤(40)の最大厚さの部位となっており、
当該角部に、前記光透過膜(60)が配置されていることを特徴とする請求項13に記載の有機EL装置。 - 前記光透過膜(60)は、前記接着剤(40)の端部よりも内側に収まって配置されていることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1つに記載の有機EL装置。
- 前記接着剤(40)の内周側の端部(40a)と前記光透過膜(60)との距離(L1)と、前記接着剤(40)の外周側の端部(40b)と前記光透過膜(60)との距離(L2)とが等距離であることを特徴とする請求項15に記載の有機EL装置。
- 前記厚さ測定の領域の周囲に、前記厚さ測定の領域を位置決めするアライメントマーク(80)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1つに記載の有機EL装置。
- 光を透過する光透過性の基板(10)と、
前記基板(10)の一面(11)上に設けられた有機EL発光材料を含むEL素子(20)と、
前記基板(10)の一面(11)にて前記EL素子(20)の外側を取り巻くように配置された光透過性の接着剤(40)と、
前記基板(10)の一面上に前記接着剤(40)を介して前記基板(10)に接着されるとともに前記接着剤(40)以外の部位では前記基板(10)の一面(11)と離間しつつ、前記EL素子(20)を封止する前記光を透過しない不透明な封止缶(50)と、を備える有機EL装置の製造方法において、
前記接着剤(40)と前記基板(10)との界面に、前記光を透過する膜よりなる光透過膜(60)を、設けるとともに、
前記光透過膜(60)と前記接着剤(40)との屈折率差および前記光透過膜(60)と前記基板(10)との屈折率差を、前記接着剤(40)と前記基板(10)との屈折率差よりも大きいものとする屈折率の大小関係を有するものとし、
前記光透過膜(60)の位置にて、前記基板(10)の他面(12)側から前記光の照射を行って、前記光透過膜(60)と前記封止缶(50)での両反射光に基づいて前記接着剤(40)の厚さ測定を行うようにしたことを特徴とする有機EL装置の製造方法。 - 光を透過する光透過性の基板(10)と、
前記基板(10)の一面(11)上に設けられた有機EL発光材料を含むEL素子(20)と、
前記基板(10)の一面(11)にて前記EL素子(20)の外側を取り巻くように配置された光透過性の接着剤(40)と、
前記基板(10)の一面上に前記接着剤(40)を介して前記基板(10)に接着されるとともに前記接着剤(40)以外の部位では前記基板(10)の一面(11)と離間しつつ、前記EL素子(20)を封止する前記光を透過する光透過性の封止缶(50)と、を備える有機EL装置の製造方法において、
前記接着剤(40)と前記基板(10)との界面、および、前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面の両界面に、前記光を透過する膜よりなる光透過膜(60)を互いに対向して設けるとともに、
前記光透過膜(60)と前記接着剤(40)との屈折率差および前記光透過膜(60)と前記基板(10)との屈折率差を、前記接着剤(40)と前記基板(10)との屈折率差よりも大きいものとし、
前記光透過膜(60)の位置にて、前記基板(10)の他面(12)側もしくは前記封止缶(50)の外側から前記光の照射を行って、2つの前記光透過膜(60)での両反射光に基づいて前記接着剤(40)の厚さ測定を行うようにしたことを特徴とする有機EL装置の製造方法。 - 光を透過する光透過性の基板(10)と、
前記基板(10)の一面(11)上に設けられた有機EL発光材料を含むEL素子(20)と、
前記基板(10)の一面(11)にて前記EL素子(20)の外側を取り巻くように配置された光透過性の接着剤(40)と、
前記基板(10)の一面上に前記接着剤(40)を介して前記基板(10)に接着されるとともに前記接着剤(40)以外の部位では前記基板(10)の一面(11)と離間しつつ、前記EL素子(20)を封止する前記光を透過する光透過性の封止缶(50)と、を備える有機EL装置の製造方法において、
前記接着剤(40)と前記基板(10)との界面に、前記光を透過する膜よりなる光透過膜(60)を設け、前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面に、前記光を反射する膜よりなる光反射膜(70)を前記光透過膜(60)と対向して設けるとともに、
前記光透過膜(60)と前記接着剤(40)との屈折率差および前記光透過膜(60)と前記基板(10)との屈折率差を、前記接着剤(40)と前記基板(10)との屈折率差よりも大きいものとし、
前記光透過膜(60)の位置にて、前記基板(10)の他面(12)側から前記光の照射を行って、前記光透過膜(60)と前記光反射膜(70)での両反射光に基づいて前記接着剤(40)の厚さ測定を行うようにしたことを特徴とする有機EL装置の製造方法。 - 光を透過しない不透明な基板(10)と、
前記基板(10)の一面(11)上に設けられた有機EL発光材料を含むEL素子(20)と、
前記基板(10)の一面(11)にて前記EL素子(20)の外側を取り巻くように配置された光透過性の接着剤(40)と、
前記基板(10)の一面上に前記接着剤(40)を介して前記基板(10)に接着されるとともに前記接着剤(40)以外の部位では前記基板(10)の一面(11)と離間しつつ、前記EL素子(20)を封止する前記光を透過する光透過性の封止缶(50)と、を備える有機EL装置の製造方法において、
前記接着剤(40)と前記基板(10)との界面に、前記光を反射する膜よりなる光反射膜(70)を設け、前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との界面に、前記光を透過する膜よりなる光透過膜(60)を前記光反射膜(70)と対向して設けるとともに、
前記光透過膜(60)と前記接着剤(40)との屈折率差および前記光透過膜(60)と前記封止缶(50)との屈折率差を、前記接着剤(40)と前記封止缶(50)との屈折率差よりも大きいものとし、
前記光透過膜(60)の位置にて、前記封止缶(50)の外側から前記光の照射を行って、前記光透過膜(60)と前記光反射膜(70)での両反射光に基づいて前記接着剤(40)の厚さ測定を行うようにしたことを特徴とする有機EL装置の製造方法。
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