JP2012212328A - 情報提供プログラム、情報提供装置及び情報提供方法 - Google Patents

情報提供プログラム、情報提供装置及び情報提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示するデータの日付間隔を保つこと。
【解決手段】情報提供装置は、保持部と、抽出部と、取得部と、出力部とを有する。保持部は、所定の日または期間について作成されたデータが表示された表示日と該日または期間との差分、および該データの種別を対応付けて第一記憶部に格納する。抽出部は、データの種別と日付に関する情報とを含む取得要求を受付け、データの種別に対応する差分を第一記憶部から抽出する。取得部は、複数のデータそれぞれについて、種別と、日または期間とを対応付けて記憶する第二記憶部から、取得要求に含まれる日付と種別と、抽出部によって抽出された差分とに基づいて、該複数のデータのうち少なくとも1のデータを取得する。出力部は、取得部によって取得された少なくとも1のデータを出力する。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報提供プログラム、情報提供装置及び情報提供方法に関する。
従来、ユーザが経営状態を随時把握するため経営指標を分析する場合、データベースから取得したデータを用いて作成した統計データなどをWebブラウザや固有システムの画面に表示する仕組みが一般的である。例えば、医事統計システムでは、データベースに記憶される患者の入退院情報や会計情報などを時系列で蓄積しており、ユーザは、時系列で蓄積された情報を用いて、分析対象となる統計データを作成する。
このような、医事統計システムでは、システムの導入前に、経営指標となる分析対象が一律に定められるのが一般的である。しかし、経営指標を分析する場合、事前に決定した分析対象が、必ずしもユーザのニーズに合致した分析対象となるわけではない。
例えば、分析対象として事前に決定された統計データが、「外来患者数日報」、「入院患者数日報」、「外来患者数月報」、「入院患者数月報」であったとする。このような場合に、入院患者を受付けていない病院のユーザは、「入院患者数日報」や「入院患者数月報」を閲覧するよりも「患者台帳」や「薬品使用量一覧」の閲覧を希望することが考えられる。
このようなことから、ユーザ毎に画面レイアウトを変更して統計データを表示する技術が知られている(特許文献1参照)。例えば、ユーザは、予め設定された「入院患者数日報」や「入院患者数月報」を削除し、ユーザが希望する「患者台帳」や「薬品使用量一覧」を追加する。そして、ユーザは、変更したレイアウトを保存してシステムからログアウトすることで、次回システムにログインした場合、変更されたレイアウトで統計データを表示させて閲覧する。また、有効期限内で無効なデータを省いて有効なデータを表示する技術も知られている(特許文献2参照)。
特開2004−185553号公報 特開2007−271641号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、表示するデータの日付間隔を保つことができないという課題があった。
例えば、ユーザが、2010年11月13日に、2010年11月13日から3日前に作成された2010年11月10日の「外来患者数日報」を表示させて閲覧したとする。このユーザが、閲覧した2010年11月10日の「外来患者数日報」を保存後にログアウトし、次回、2010年11月15日にログインした場合、画面には2010年11月10日に作成された「外来患者数日報」が表示される。このため、ユーザが2010年11月15日に、2010年11月15日から3日前に作成された2010年11月12日の「外来患者数日報」を閲覧するには、新たに、2010年11月12日の「外来患者数日報」を表示させることになる。
すなわち、従来の医事統計システムでは、新たに統計データを閲覧する場合、前回統計データを閲覧した日付間隔を保って統計データを表示することはできない。また、有効期限内で無効なデータを省いて有効なデータを表示した場合も同様に、前回統計データを閲覧した日付間隔を保って統計データを表示することはできない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、表示するデータの日付間隔を保つことができる情報提供プログラム、情報提供装置及び情報提供方法を提供することを目的とする。
本願の開示する情報提供プログラムは、一つの態様において、コンピュータに、データの種別と日付に関する情報とを含む取得要求を受付ける処理を実行させる。情報提供プログラムは、コンピュータに、所定の日または期間について作成されたデータが表示された表示日と該日または期間との差分、および該データの種別を対応付けて記憶する第一記憶部から、取得要求に含まれる種別に対応する差分を抽出する処理を実行させる。情報提供プログラムは、コンピュータに、複数のデータそれぞれについて、種別と、日または期間とを対応付けて記憶する第二記憶部から、取得要求に含まれる日付と種別と、抽出した差分とに基づいて、該複数のデータのうち少なくとも1のデータを取得する処理を実行させる。情報提供プログラムは、コンピュータに、取得した少なくとも1のデータを出力する処理を実行させる。
本願の開示する情報提供プログラム、情報提供装置及び情報提供方法の一つの態様によれば、表示するデータの日付間隔を保つことができるという効果を奏する。
図1は、情報提供システムの構成例を示す図である。 図2は、クライアントPCの機能的構成を示すブロック図である。 図3は、出力部によって出力される情報の一例を示す図である。 図4は、コンテンツ表示情報の一例を示す図である。 図5は、コンテンツ情報の一例を示す図である。 図6は、対象データの一例を示す図である。 図7は、Webサーバの機能的構成を示すブロック図である。 図8は、クライアントPCによるシステム情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、クライアントPCによる更新処理の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、クライアントPCによるコンテンツの表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、Webサーバによる対象データ検索処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12Aは、実施例1による効果を説明するための図である。 図12Bは、実施例1による効果を説明するための図である。 図13は、実施例2に係るコンテンツ表示情報の一例を示す図である。 図14は、情報提供プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願の開示する情報提供プログラム、情報提供装置及び情報提供方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
実施例1では、情報提供システムの構成、クライアントPCの構成、Webサーバの構成、処理の処理手順、実施例1による効果を順に説明する。
[情報提供システムの構成]
図1は、情報提供システムの構成例を示す図である。図1に示すように、情報提供システム1は、クライアントPC10、クライアントPC20、クライアントPC30、Webサーバ100を有する。クラインアントPC10、クラインアントPC20、クラインアントPC30は、例えばLAN(Local Area Network)などのネットワーク2を介してWebサーバ100と接続する。なお、この情報提供システム1の構成例はあくまで例示であり、クライアントPCの数などは任意に変更可能である。
クライアントPC10〜30は、ユーザから各種統計データの閲覧、編集などを受付け、受付けた統計データをWebサーバ100から取得して表示する。以下では、説明の便宜上、クライアントPC10を利用するユーザは、情報提供システム1の利用歴があり、ユーザID(Identifier)「0010」を用いて情報提供システム1にログインするものとする。同様に、クライアントPC20を利用するユーザは、情報提供システム1の利用歴があり、ユーザID「0020」を用いて情報提供システム1にログインするものとする。また、クライアントPC30を利用するユーザは、情報提供システム1の利用歴がなく、ユーザID「0030」を用いて情報提供システム1にログインするものとする。
Webサーバ100は、所定の日または期間について作成されたデータが表示された表示日と該日または期間との差分、および該データの種別を対応付けて記憶部110に格納する。Webサーバ100は、データの種別と日付に関する情報とを含む取得要求をクライアントPC10〜30から受付け、データの種別に対応する差分を記憶部110から抽出する。Webサーバ100は、複数のデータそれぞれについて、種別と、日または期間とを対応付けて記憶する記憶部110から、取得要求に含まれる日付と種別と、抽出した差分とに基づいて、該複数のデータのうち少なくとも1のデータを取得する。Webサーバ100は、取得した少なくとも1のデータをクライアントPC10〜30に出力する。
このように、情報提供システム1では、データの表示日とデータが作成された日との差分を保持することで、データの取得を要求された日付から保持する差分を加味したデータを表示する。この結果、情報提供システム1では、ユーザは、常に同じ差分の情報を復元し、表示するデータの日付間隔を保つことができる。
[実施例1に係るクライアントPCの構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係るクライアントPCの構成を説明する。図2は、実施例1に係るクライアントPCの機能的構成を示すブロック図である。実施例1に係るクライアントPC10は、入力部11と出力部12と受信部13と送信部14と記憶部15と制御部16とを有する。なお、クライアントPC10〜30の構成は同様であるので、ここでは、クライアントPC10についてのみ説明し、クライアントPC20、30の説明については省略する。
入力部11は、ユーザから各種操作を受付ける。例えば、入力部11は、出力部12に出力された各種の統計データを選択する操作や、出力部12に出力された各種の統計データのレイアウトを変更する操作などを受付ける。例えば、入力部11は、キーボードやマウスなどである。
出力部12は、例えば、モニタなどであり、Webサーバ100から出力された情報を出力する。図3を用いて、出力部12が出力する情報の一例を説明する。図3は、出力部によって出力される情報の一例を示す図である。なお、以下では、出力部12が表示する画面のことを「ダッシュボード」として適宜記載し、ダッシュボードに表示される各種の統計データを「コンテンツ」として適宜記載する。
図3に示すように、出力部12は、コンテンツ情報12aと、コンテンツ12bと、コンテンツ12cと、コンテンツ12dと、カレンダーボタン12eと、カレンダー12fと、保存ボタン12gとをダッシュボードに出力する。
出力部12が出力するコンテンツ情報12aは、コンテンツとして登録された各種の統計データの種別の一覧を示す。図3に示す例では、出力部12は、コンテンツ情報12aとして、売上集計4、売上集計5、売上集計6、売上集計7、病院別在院患者数、病院別病床利用率などを出力する。なお、コンテンツ情報12aとしてダッシュボードに出力される各種の統計データの種別の一覧は、記憶部15に記憶されるコンテンツ情報15bによって規定される。
また、出力部12が出力するコンテンツ12b〜12dは、情報提供システム1に共通の各種の統計データやユーザによって作成された各種の統計データなどである。なお、出力部12が出力するコンテンツ12b〜12dは、後述するコンテンツ表示情報15aによって規定される。
また、出力部12が出力するカレンダー12fは、コンテンツ12b〜12d内に表示される「カレンダーボタン」12eが入力部11を介してユーザによって押下されることにより表示される。カレンダー12fは、表示されるコンテンツ12b〜12dの作成日がユーザによって変更される場合に、コンテンツそれぞれの更新タイミングに対応した年月日を表示し、入力部11を介してユーザから年月日の指定を受付ける。
出力部12が出力する保存ボタン12gは、ダッシュボードに表示されたコンテンツが変更された場合、変更されたコンテンツの情報を保存する操作をユーザから入力部11を介して受付ける。
受信部13は、Webサーバ100から各種情報を受信する。例えば、受信部13は、ユーザが情報提供システム1にログインした場合、Webサーバ100から、コンテンツ表示情報15a、コンテンツ情報15bを受信する。
また、受信部13は、取得要求したコンテンツに対応する各種の統計データである対象データ15cをWebサーバ100から受信する。受信部13は、受信したコンテンツ表示情報15a、コンテンツ情報15b、対象データ15cを制御部16に出力する。
送信部14は、Webサーバ100に各種情報を送信する。例えば、送信部14は、制御部16によって生成されたログイン要求をWebサーバ100に送信する。また、送信部14は、制御部16によって生成された、コンテンツの取得要求をWebサーバ100に送信する。
記憶部15は、例えば、半導体メモリ素子、又はハードディスクなどの記憶装置であり、コンテンツ表示情報15aとコンテンツ情報15bと対象データ15cとを有する。なお、記憶部15が記憶するコンテンツ表示情報15aとコンテンツ情報15bと対象データ15cとは、クライアントPC10が情報提供システム1にログインした後にWebサーバ100から送信される。
コンテンツ表示情報15aは、出力部12に出力するコンテンツの種別とコンテンツの種別に対応する差分とを示す情報を記憶する。例えば、コンテンツ表示情報15aは、出力部12に表示するコンテンツごとに、コンテンツを識別するコンテンツIDと、更新タイミングと、差分とを対応付けて記憶する。
図4は、コンテンツ表示情報の一例を示す図である。図4に示すように、コンテンツ表示情報15aは、ルートノードとして「display」を有する。「display」は、画面上のコンテンツとして「Content id」で識別される複数のコンテンツ要素を持つことを示す。図4に示す例では、コンテンツ表示情報15aの「display」は、コンテンツIDとして、「Content id=A」、「Content id=B」、「Content id=C」で識別されるコンテンツを有することを示す。
また、「Content id」で識別される各ノードは、さらに子ノードとして「Updating」と「TimeLag」とを有する。「Updating」は、コンテンツが更新されるタイミングを示す。言い換えると、「Updating」は、コンテンツの更新間隔を示す。例えば、「Updating」には、「日報」、「月報」及び「年報」が格納される。また、「TimeLag」は、コンテンツを表示した日と、コンテンツが作成された日との差分を示す。また、差分には、差分が日単位であることを示す「日偏差」、差分が月単位であることを示す「月偏差」、差分が年単位であることを示す「年偏差」を含む。例えば、「TimeLag」には、日偏差である「3日」、月偏差である「1月」、年偏差である「1年」などが格納される。
図4に示す例では、「Content id=A」は、日報であり、差分が3日であることを示す。同様に、「Content id=B」は、月報であり、差分が1年1ヶ月であることを示す。また、「Content id=C」は、年報であり、差分が1年であることを示す。なお、コンテンツ表示情報15aは、第1記憶部の一例であり、ユーザが情報提供システム1にログインしたことを契機にWebサーバ100からクライアントPC10に送信される。
コンテンツ情報15bは、ユーザが選択可能なコンテンツの一覧を示す情報を記憶する。例えば、コンテンツ情報15bは、ユーザが選択可能なコンテンツごとにコンテンツを識別するコンテンツIDと、コンテンツ名と、更新タイミングと、参照先と、差分とを対応付けて記憶する。
図5は、コンテンツ情報15bの一例を示す図である。図5に示すように、コンテンツ情報15bは、ルートノードとして「Gallery」を有する。「Gallery」は、登録されているコンテンツとして、「Content id」で識別される複数の種別のコンテンツを有することを示す。図5に示す例では、コンテンツ情報15bの「Gallery」は、コンテンツIDとして、「Content id=A」、「Content id=B」で識別されるコンテンツを有することを示す。
また、「Content id」で識別される各ノードは、さらに子ノードとして「Updating」と「name」と「file」と「TimeLag」とを有する。「Updating」は、コンテンツが更新されるタイミングを示す。言い換えると、「Updating」は、コンテンツの更新間隔を示す。例えば、「Updating」には、「日報」、「月報」及び「年報」が格納される。「name」は、出力部12に表示される場合に用いられるコンテンツ名を示す。例えば、「name」には、「科別外来患者数」や「病棟別病床利用率」などが格納される。「file」は、コンテンツに対応する対象データの参照先であるデータの種別を示す。例えば、「file」には、「科別外来患者数ファイル」や「病棟別病床利用率ファイル」などが格納される。また、「TimeLag」は、コンテンツを表示した日と、コンテンツが作成された日との差分を示す。例えば、「TimeLag」には、「3日」、「1月」、「1年」などが格納される。なお、コンテンツ情報15bに記憶される「TimeLag」は、情報提供システム1を利用するユーザによって予め設定されるデフォルト値である。
図5に示す例では、「Content id=A」は、コンテンツ名が科別外来患者数であり、更新タイミングが日報であり、参照先が科別外来患者数ファイルであり、デフォルトの差分が3日であることを示す。同様に、「Content id=B」は、コンテンツ名が病棟別病床利用率であり、更新タイミングが月報であり、参照先が病棟別病床利用率ファイルであり、デフォルトの差分が3日であることを示す。なお、コンテンツ情報15bは、第1記憶部の一例であり、ユーザが情報提供システム1にログインしたことを契機にWebサーバ100からクライアントPC10に送信される。
対象データ15cは、出力部12に、コンテンツとして出力される各データを記憶する。例えば、対象データ15cとして記憶される各データは、統計データである。図6は、対象データの一例を示す図である。図6に示すように、対象データ15cは、ルートノードとして、対象データの参照先を示す「file」を有する。「file」は、データの名称を示す「name」と、データの作成日を示す「day」と、コンテンツとして表示されるデータを示す「data」とを有することを示す。なお、対象データ15cは、ユーザが情報提供システム1にログインし、コンテンツ表示情報15aを取得した後に、Webサーバ100からクライアントPC10に送信される。
制御部16は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有する。制御部16は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路、又は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。
制御部16は、情報提供システム1にログインした場合、システム情報を取得する。例えば、制御部16は、ユーザからログインを受付けた場合、ユーザIDを含んだログイン要求を生成して、Webサーバ100に送信する。そして、制御部16は、情報提供システム1の日付をWebサーバ100から取得する。続いて、制御部16は、コンテンツ表示情報15aとコンテンツ情報15bとをWebサーバ100から取得する。制御部16は、取得したコンテンツ表示情報15aとコンテンツ情報15bとを記憶部15に格納する。
また、制御部16は、取得したコンテンツ表示情報から差分を取得し、ユーザIDと差分と参照先とを含んだコンテンツの取得要求をwebサーバ100に送信して、出力部12に表示させるコンテンツを取得する。例えば、制御部16は、コンテンツ表示情報15aを取得した場合、コンテンツ表示情報15aにコンテンツIDが存在するか否かを判定する。そして、制御部16は、コンテンツ表示情報15aにコンテンツIDが存在すると判定した場合、コンテンツ情報15bから同一のコンテンツIDを有するコンテンツを検索し、「Updating」に格納された値から更新タイミングを判定する。
続いて、制御部16は、コンテンツ表示情報15aの「TimeLag」に格納された値から差分を抽出する。また、制御部16は、コンテンツ情報15bのコンテンツIDが一致する「file」に格納された値から参照先を抽出する。そして、制御部16は、抽出した参照先と差分とユーザIDとを含んだコンテンツの取得要求を生成し、生成した取得要求をWebサーバ100に送信する。その後、制御部16は、要求したコンテンツに対応する対象データをWebサーバ100から取得する。制御部16は、取得した対象データを記憶部15に格納するとともに、取得した対象データを出力部12にコンテンツとして出力する。
また、制御部16は、ユーザから更新タイミングの変更を受付けた場合、コンテンツの更新タイミングを変更する。例えば、制御部16は、出力部12に表示されたカレンダーボタン12eが入力部11を介してユーザから押下された場合、コンテンツ情報の「Updating」に格納された値から更新タイミングを判定する。制御部16は、「Updating」に「年報」が格納されていた場合、更新タイミングを年であると判定し、年報形式のカレンダーを出力部12に表示させる。同様に、制御部16は、「Updating」に「月報」が格納されていた場合、更新タイミングを月であると判定し、月報形式のカレンダーを出力部12に表示させる。また、制御部16は、「Updating」に「日報」が格納されていた場合、更新タイミングを日であると判定し日報形式のカレンダーを出力部12に表示させる。
制御部16は、情報提供システムの日付とカレンダー上の選択された日付とから差分を算出する。例えば、制御部16は、情報提供システムの日付が「2011年2月1日」であり、ユーザが選択した日付が「2010年」であった場合、以下の処理を実行する。すなわち、制御部16は、「2010(年)−2011(年)」から差分として「−1(年)」を算出する。
また、制御部16は、情報提供システムの日付が「2011年2月1日」であり、ユーザが選択した日付が「2009年8月」であった場合、以下の処理を実行する。すなわち、制御部16は、「2009(年)−2011(年)」から「−2(年)」を年偏差として算出する。さらに、制御部16は、「8(月)−1(月)」より「7(月)」を算出し、「7(月)−12(月)」により「−5(月)」を月偏差として算出する。
また、制御部16は、情報提供システムの日付が「2011年2月1日」であり、ユーザが選択した日付が「2011年1月30日」であった場合、以下の処理を実行する。すなわち、制御部16は、日偏差として「−2(日)」を算出する。
制御部16は、抽出した参照先と差分とユーザIDとを含んだコンテンツの取得要求を生成し、生成した取得要求をWebサーバ100に送信して、要求した対象データをWebサーバ100から取得する。
また、制御部16は、ユーザによって入力部11を介してダッシュボード上の保存ボタン12gが押下された場合、変更された差分をコンテンツ表示情報15aに格納し、変更したコンテンツ表示情報15aをWebサーバ100に送信する。また、制御部16は、ユーザが情報提供システム1からログアウトした場合、変更された差分をコンテンツ表示情報15aに格納し、変更したコンテンツ表示情報15aをWebサーバ100に送信する。
[実施例1に係るWebサーバの構成]
次に、図7を用いて、Webサーバの構成について説明する。図7は、Webサーバの機能的構成を示すブロック図である。Webサーバ100は、受信部101と、送信部102と、記憶部110と、制御部120とを有する。
受信部101は、クライアントPC10〜30から各種情報を受信する。例えば、受信部101は、情報提供システム1へのログイン要求をクライアントPC10〜30から受信する。そして、受信部101は、受信したログイン要求を制御部120へ出力する。また、受信部101は、コンテンツの取得要求をクライアントPC10〜30から受信する。そして、受信部101は、受信した取得要求を制御部120へ出力する。
送信部102は、クライアントPC10〜30に各種情報を送信する。例えば、送信部102は、クライアントPC10から情報提供システム1へのログイン要求を受信した場合、コンテンツ表示情報112aとコンテンツ情報112bとをクライアントPC10に送信する。また、送信部102は、取得部123によって取得された対象データをクラインアントPC10へ送信する。
記憶部110は、システム用ホルダ111、ユーザ用ホルダ112、ユーザ用ホルダ113を有する。なお、記憶部110が有するユーザ用のホルダの数はこれに限定されるものではなく、ユーザ数に応じて任意に変更されてもよい。
システム用ホルダ111は、情報提供システム1を利用するユーザに共通の情報を記憶し、コンテンツ表示情報111a、コンテンツ情報111b、対象データDB(Data Base)111cを有する。例えば、システム用ホルダ111は、情報提供システム1の利用歴がないユーザが、新たに情報提供システム1にログインした場合に利用される。
コンテンツ表示情報111aは、クライアントPCの出力部に表示させるコンテンツの種別とコンテンツの種別に対応する差分とを示す情報を記憶する。コンテンツ表示情報111aのデータ形式は、コンテンツ表示情報15aと同様であるので、ここでは、コンテンツ表示情報111aの詳細な説明は省略する。なお、ここで記憶されるコンテンツ表示情報111aは、情報提供システム1に共通であり、初めて情報提供システム1を利用するユーザにデフォルトで表示されるダッシュボードの情報を示す。また、コンテンツ表示情報111aは、第1記憶部の一例である。
コンテンツ情報111bは、クライアントPCがコンテンツとして出力できるデータの種別を記憶する。コンテンツ情報111bのデータ形式は、コンテンツ情報15bと同様であるので、ここでは、コンテンツ情報111bの詳細な説明は省略する。なお、ここで記憶されるコンテンツ情報111bは、情報提供システム1に共通である。また、コンテンツ情報111bは、第1記憶部の一例である。
対象データDB111cは、データ種別に対応する各対象データを作成日ごとに記憶する。対象データDB111cのデータ形式は、対象データ15cと同様であるので、ここでは、対象データDB111cの詳細な説明は省略する。なお、ここで記憶される対象データDB111cは、情報提供システム1に共通である。
また、以下では、対象データDB111cが記憶するデータの作成日「day」は、データ内容が表す日と同一であるものとして説明する。例えば、作成日「day」が2011年3月1日であるデータは、2011年3月1日分のデータを示すものとする。なお、対象データDB111cは、第2記憶部の一例である。
ユーザ用ホルダ112は、情報提供システム1の利用歴があるユーザが、情報提供システム1にログインした場合に利用され、コンテンツ表示情報112a、コンテンツ情報112b、対象データDB112cを有する。ここでは、説明の便宜上、ユーザ用ホルダ112は、ユーザID「0010」を用いて情報提供システム1にログインするクライアントPC10用のホルダとして説明する。
コンテンツ表示情報112aは、ユーザが前回ログアウトした時に表示されていたダッシュボードの情報を記憶する。なお、コンテンツ表示情報112aのデータ形式は、コンテンツ表示情報15aと同様であるので、ここでは、コンテンツ表示情報112aの詳細な説明は省略する。なお、コンテンツ表示情報112aは、第1記憶部の一例である。
コンテンツ情報112bは、情報提供システム1に共通なコンテンツであるコンテンツ情報111b及びユーザIDが「0010」であるユーザが作成したコンテンツの一覧を示す情報を記憶する。なおコンテンツ情報112bのデータ形式は、コンテンツ情報15bと同様であるので、ここでは、コンテンツ情報112bの詳細な説明は省略する。なお、コンテンツ情報112bは、第1記憶部の一例である。
対象データDB112cは、情報提供システム1に共通なコンテンツである対象データDB111c及びユーザIDが「0010」であるユーザが作成したコンテンツのコンテンツIDに対応するデータを作成日ごとに記憶する。なお対象データDB112cのデータ形式は、対象データ15cと同様であるので、ここでは、対象データDB112cの詳細な説明は省略する。
また、対象データDB112cが記憶するデータの作成日「day」は、データ内容が表す日と同一であるものとして説明する。なお、対象データDB112cは、第2記憶部の一例である。
ユーザ用ホルダ113は、情報提供システム1の利用歴があるユーザが、情報提供システム1にログインした場合に利用され、コンテンツ表示情報113aと、コンテンツ情報113bと、対象データDB113cとを有する。ここでは、説明の便宜上、ユーザ用ホルダ113は、ユーザID「0020」を用いて情報提供システム1にログインするクライアントPC20用のホルダとして説明する。
コンテンツ表示情報113aのデータ形式は、コンテンツ表示情報112aと同様であり、コンテンツ情報113bのデータ形式は、コンテンツ情報112bと同様であり、対象データDB113cのデータ形式は、対象データDB112cと同様である。なお、コンテンツ表示情報113a及びコンテンツ情報113bは、第1記憶部の一例であり、対象データDB113cは、第2記憶部の一例である。
制御部120は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有する。制御部120は、判定部121と抽出部122と取得部123と保持部124とを有する。例えば、制御部120は、ASICやFPGAなどの集積回路、又は、CPUやMPUなどの電子回路である。
判定部121は、受信部101によって受信された各種要求に格納されるユーザIDを抽出し、抽出したユーザIDからユーザを判定する。例えば、判定部121は、ログイン要求を受付けた場合、ログイン要求に含まれるユーザIDを抽出し、抽出したユーザIDからユーザを判定する。一例を示すと、判定部121は、クライアントPC10からログイン要求を受け付けた場合、ログイン要求からユーザID「0010」を抽出する。そして、判定部121は、ログイン要求から抽出したユーザID「0010」を取得部123に出力する。
また、判定部121は、受信部101によって受信されたコンテンツの取得要求に格納されるユーザIDを抽出し、抽出したユーザIDからユーザを判定する。一例を示すと、判定部121は、クライアントPC20からコンテンツの取得要求を受け付けた場合、取得要求からユーザID「0020」を抽出する。そして、判定部121は、取得要求から抽出したユーザID「0020」を抽出部122に出力する。
抽出部122は、ユーザからコンテンツの取得を要求する取得要求を受付け、データの種別に対応する差分を受け付けた取得要求から抽出する。例えば、抽出部122は、取得要求から差分として日偏差「3日」を抽出する。
取得部123は、ログイン要求を受信した場合、ログイン要求したユーザに対応するコンテンツ表示情報及びコンテンツ情報を記憶部110から取得する。例えば、取得部123は、クライアントPC10からログイン要求を受信した場合、ユーザ用ホルダ112からコンテンツ表示情報112a及びコンテンツ情報112bを取得する。同様に、取得部123は、クライアントPC30からログイン要求を受信した場合、システム用ホルダ111からコンテンツ表示情報111a及びコンテンツ情報111bを取得する。取得部123は、取得したコンテンツ表示情報及びコンテンツ情報を送信部102に出力する。
取得部123は、コンテンツの取得要求を受信した場合、コンテンツの取得要求で指定された日と抽出部122によって抽出された差分とから算出される日に基づいて対象データDBから対象データを取得する。ここで、取得要求で指定された日と差分とから算出される日を換算日付と表記する。例えば、取得要求で指定された日は、データの取得を要求した日の情報提供システムの日付である。
例えば、取得部123は、コンテンツの取得要求から抽出した差分からコンテンツの更新タイミングを判定する。そして、取得部123は、更新タイミングが年単位であると判定した場合に、取得要求で指定された日の年に差分を加算する。ここで、取得部123は、取得要求で指定された日が「2011年2月1日」であり、年偏差が「−1」である場合、以下の処理を実行する。すなわち、取得部123は、「2011(年)−1(年偏差)」から換算日付として「2010年」を算出する。
また、取得部123は、更新タイミングが月単位であると判定した場合に、取得要求で指定された日の年及び月に差分を加算する。ここで、取得部123は、取得要求で指定された日が「2011年2月1日」であり、年偏差が「−1」、月偏差が「−1」である場合、以下の処理を実行する。すなわち、取得部123は、換算日付として「2011(年)−1(年偏差)」から「2010年」を算出し、「2(月)−1(月偏差)」から「1月」を算出する。
また、取得部123は、更新タイミングが日単位であると判定した場合に、取得要求で指定された日に差分を加算する。ここで、取得部123は、取得要求で指定された日が「2011年2月1日」であり、日偏差が「−2」である場合、以下の処理を実行する。すなわち、取得部123は、換算日付として「2011年2月1日」から2日前の「2011年1月30日」を算出する。
続いて、取得部123は、取得要求から参照先を抽出する。そして、取得部123は、換算日付と、参照先とに一致する対象データを対象データDBから取得する。例えば、取得部123は、クライアントPC10から取得要求を受信した場合、ユーザ用ホルダ112の対象データDB112cから、「name」が取得要求から抽出した参照先と一致し、かつ「day」が換算日付と一致する「data」を取得する。取得部123は、取得した対象データを送信部102に出力する。
保持部124は、データの種別及び、データの取得要求で指定された日とデータの作成日との差分を対応付けてコンテンツ表示情報に保持する。例えは、保持部124は、クライアントPC10から変更されたコンテンツ表示情報15aを取得した場合、取得したコンテンツ表示情報15aをユーザID「0010」に対応するユーザ用ホルダ112にコンテンツ表示情報112aとして格納する。
また、保持部124は、ユーザが情報提供システム1からログアウトしたことを検知した場合に、変更された差分をデータの種別と対応付けてコンテンツ表示情報に保持する。例えば、保持部124は、クライアントPC10が情報提供システム1からログアウトしたことを検知した場合、以下の処理を実行する。すなわち、保持部124は、データの種別に対応する差分が変更されたか否かを判定し、差分が変更されたと判定した場合に、変更された差分をデータの種別と対応付けてコンテンツ表示情報112aに保持する。
[実施例1に係るクライアントPCによる処理の処理手順]
次に図8〜図10を用いて、クライアントPCによる処理の処理手順を説明する。ここでは、図8を用いて、クライアントPCによるシステム情報取得処理の処理手順を説明し、図9を用いて、クライアントPCによる更新処理の処理手順を説明する。また、図10を用いて、クライアントPCによるコンテンツ表示処理の処理手順を説明する。
(システム情報取得処理の処理手順)
図8は、クライアントPCによるシステム情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。例えば、クラインアントPC10は、ユーザからログインを受付けたことを契機に処理を実行する。なお、ここでは、クライアントPC10を例にシステム情報取得処理の処理手順を説明するが、クライアントPC20及びクライアントPC30においても同様の処理が実行される。
図8に示すように、クライアントPC10は、システムへのログインを受付けた場合(ステップS101、Yes)、システム日付を取得する(ステップS102)。クライアントPC10は、コンテンツ情報を取得する(ステップS103)。また、クライアントPC10は、コンテンツ表示情報を取得する(ステップS104)。そして、クライアントPC10は、コンテンツ表示処理を実行する(ステップS105)。例えば、クライアントPC10は、Webサーバ100から、対象データを取得し、取得した対象データを出力部12に出力する。なお、ステップS105の処理の詳細については後述する。
(更新タイミング変更処理の処理手順)
図9は、クライアントPCによる更新処理の処理手順を示すフローチャートである。例えば、クライアントPC10は、コンテンツ上のカレンダーボタンが押下されたことを契機に処理を実行する。
図9に示すように、クライアントPC10は、コンテンツ上のカレンダーボタンが押下された場合(ステップS201、Yes)、コンテンツの更新タイミングを取得する(ステップS202)。すなわち、クライアントPC10は、コンテンツ情報15bの「Updating」に格納された値を読み取る。続いて、クライアントPC10は、更新タイミングが年報であるか否かを判定する(ステップS203)。
ここで、クライアントPC10は、更新タイミングが年報であると判定した場合(ステップS203、Yes)、年報形式のカレンダーをダッシュボードに出力する(ステップS204)。そして、クライアントPC10は、カレンダー上の年の選択をユーザから入力部11を介して受付ける(ステップS205)。また、制御部16は、受付けた年から、年偏差を算出する(ステップS206)。例えば、受付けた年が「2010」、システム日付が「20110201」であった場合、制御部16は、受付けた年「2010」からシステム日付の年「2011」を減算し、年偏差「−1」を取得する。
クライアントPC10は、更新タイミングが年報ではないと判定した場合(ステップS203、No)、更新タイミングが月報であるか否かを判定する(ステップS207)。ここで、クライアントPC10は、更新タイミングが月報であると判定した場合(ステップS207、Yes)、月報形式のカレンダーをダッシュボードに出力する(ステップS208)。そして、クライアントPC10は、カレンダー上の年月の選択をユーザから入力部11を介して受付ける(ステップS209)。また、制御部16は、受付けた年月から、年偏差と月偏差とを算出する(ステップS210)。例えば、受付けた年が「200908」、システム日付が「20110201」であった場合、制御部16は、受付けた年「2009」からシステム日付の年「2011」を減算し、年偏差「−2」を取得する。また、制御部16は、受付けた月「08」からシステム日付の月「02」を減算し「6」を取得する。さらに制御部16は、年月を補正するために「6」から「12」を減算して、月偏差「−6」を取得する。
クライアントPC10は、更新タイミングが月報ではないと判定した場合(ステップS207、No)、更新タイミングが日報であるか否かを判定する(ステップS211)。ここで、クライアントPC10は、更新タイミングが日報であると判定した場合(ステップS211、Yes)、日報形式のカレンダーをダッシュボードに出力する(ステップS212)。そして、クライアントPC10は、カレンダー上の年月日の選択をユーザから入力部11を介して受付ける(ステップS213)。また、制御部16は、受付けた年月日から、日偏差を算出する(ステップS214)。例えば、受付けた年が「20110130」、システム日付が「20110201」であった場合、制御部16は、受付けた年月日「20110130」からシステム日付の年月日「20110201」を減算し、日偏差「−2」を取得する。一方、クライアントPC10は、更新タイミングが日報ではないと判定した場合(ステップS211、No)、更新タイミング変更処理を終了する。
クライアントPC10は、ステップS206、210、214の処理の終了後、コンテンツ表示処理を実行する(ステップS215)。なお、この処理の詳細は後述する。クライアントPC10は、表示処理が終了後、保存ボタンの押下を受付けたか否かを判定する(ステップS216)。
クライアントPC10は、保存ボタンの押下を受付けたと判定した場合(ステップS216、Yes)、変更を保存する処理を実行する(ステップS217)。すなわち、クライアントPC10は、変更した差分をコンテンツ表示情報15aに格納し、変更したコンテンツ表示情報をWebサーバ100に送信する。
クライアントPC10は、保存ボタンの押下を受付けていないと判定した場合(ステップS216、No)、または、ステップS217の処理が終了後、情報提供システム1からのログアウトを受付けたか否かを判定する(ステップS218)。ここで、クライアントPC10は、情報提供システム1からのログアウトを受付けていないと判定した場合(ステップS218、No)、ステップS201に移行する。一方、クライアントPC10は、情報提供システム1からのログアウトを受付けたと判定した場合(ステップS218、Yes)、変更した更新タイミングを保存済みであるか否かを判定する(ステップS219)。
クライアントPC10は、変更した更新タイミングを保存済みであると判定した場合(ステップS219、Yes)、処理を終了する。一方、クライアントPC10は、変更した更新タイミングを保存済みでないと判定した場合(ステップS219、No)、変更を保存する処理を実行する(ステップS220)。すなわち、クライアントPC10は、変更した差分をコンテンツ表示情報15aに格納し、変更したコンテンツ表示情報をWebサーバ100に送信する。ステップS220の処理が終了後、クライアントPC10は、処理を終了する。
(コンテンツ表示処理の処理手順)
図10は、クライアントPCによるコンテンツ表示処理の処理手順を説明するフローチャートである。例えば、クライアントPC10は、ログイン後にコンテンツ表示情報を取得したことを契機に、または、更新タイミングが変更されたことを契機に処理を実行する。なお、この処理は、図8におけるステップS105、図9におけるステップS215の処理に対応する。また、図9におけるステップS215の処理に対応する場合、ステップS301〜ステップS308までの処理を省略し、ステップS309以降の処理から実行するようにしてもよい。
図10に示すように、クライアントPC10は、コンテンツ表示情報15aにコンテンツIDが格納されているか否かを判定する(ステップS301)。ここで、クライアントPC10は、コンテンツ表示情報15aにコンテンツIDが格納されていると判定した場合(ステップS301、Yes)、以下の処理を実行する。すなわち、クライアントPC10は、コンテンツ情報15bから同一のコンテンツIDを有するコンテンツを検索し、「Updating」に格納された値から更新タイミングが年報であるか否かを判定する(ステップS302)。ここで、クライアントPC10は、更新タイミングが年報であると判定した場合(ステップS302、Yes)、コンテンツ表示情報15aから年偏差を取得する(ステップS303)。
クライアントPC10は、更新タイミングが年報ではないと判定した場合(ステップS302、No)、更新タイミングが月報であるか否かを判定する(ステップS304)。ここで、クライアントPC10は、更新タイミングが月報であると判定した場合(ステップS304、Yes)、コンテンツ表示情報15aから年偏差と月偏差とを取得する(ステップS305)。
クライアントPC10は、更新タイミングが月報ではないと判定した場合(ステップS304、No)、更新タイミングが日報であるか否かを判定する(ステップS306)。ここで、クライアントPC10は、更新タイミングが日報であると判定した場合(ステップS306、Yes)、コンテンツ表示情報15aから日偏差を取得する(ステップS307)。
また、クライアントPC10は、ステップS303、305、307の処理が終了後に、コンテンツ表示情報15aに格納されるコンテンツID全てについて差分を取得したか否かを判定する(ステップS308)。クライアントPC10は、コンテンツ表示情報15aに格納されるコンテンツID全てについて差分を取得したと判定した場合(ステップS308、Yes)、ステップS309に移行する。一方、クライアントPC10は、コンテンツ表示情報15aに格納されるコンテンツID全てについて差分を取得していないと判定した場合(ステップS308、No)、ステップS301に移行し、以降の処理を実行する。
また、クライアントPC10は、コンテンツ表示情報15aにコンテンツIDが格納されていないと判定した場合(ステップS301、No)、更新タイミングが日報ではないと判定した場合(ステップS306、No)、ステップS309に移行する。
クライアントPC10は、月報、日報、年報のいずれかであるか否かを判定する(ステップS309)。ここで、クライアントPC10は、月報、日報、年報のいずれでもないと判定した場合(ステップS309、No)、処理を終了する。一方、クライアントPC10は、月報、日報、年報のいずれかであると判定した場合(ステップS309、Yes)、コンテンツ情報15bを検索し、コンテンツIDが一致するコンテンツを取得する(ステップS310)。
クライアントPC10は、コンテンツ情報15bからコンテンツの参照先を取得し(ステップS311)、取得した参照先と差分とを含んだ取得要求を生成し、生成した取得要求をWebサーバ100に送信する(ステップS312)。クライアントPC10は、Webサーバ100から対象データを取得し(ステップS313)、取得した対象データをコンテンツとして表示する(ステップS314)。
[実施例1に係るWebサーバによる処理の処理手順]
次に図11を用いて、Webサーバ100による処理の処理手順を説明する。図11は、Webサーバによる対象データ検索処理の処理手順を示すフローチャートである。例えば、Webサーバ100は、コンテンツの取得要求をクライアントPC10から受信したことを契機に処理を実行する。
図11に示すように、Webサーバ100は、更新タイミングが年報であるか否かを判定する(ステップS401)。ここで、Webサーバ100は、更新タイミングが年報であると判定した場合(ステップS401、Yes)、年偏差を取得する(ステップS402)。そして、Webサーバ100は、システム日付の年に年偏差を加算して換算日付を取得する(ステップS403)。
Webサーバ100は、更新タイミングが年報ではないと判定した場合(ステップS401、No)、更新タイミングが月報であるか否かを判定する(ステップS404)。ここで、Webサーバ100は、更新タイミングが月報であると判定した場合(ステップS404、Yes)、年偏差と月偏差とを取得する(ステップS405)。
Webサーバ100は、システム日付の年に年偏差を加算し(ステップS406)、システム日付の月に月偏差を加算して換算日付を取得する(ステップS407)。
Webサーバ100は、更新タイミングが月報ではないと判定した場合(ステップS404、No)、更新タイミングが日報であるか否かを判定する(ステップS408)。ここで、Webサーバ100は、更新タイミングが日報であると判定した場合(ステップS408、Yes)、日偏差を取得する(ステップS409)。
Webサーバ100は、システム日付をシリアル値に変換し(ステップS410)、変換したシリアル値に日偏差を加算し換算日付を取得する(ステップS411)。
ステップS403、407、411が終了後、Webサーバ100は、ステップS412に移行する。すなわち、Webサーバ100は、換算日付を取得し(ステップS412)、取得した換算日付に該当する対象データを検索する(ステップS413)。Webサーバ100は、検索した対象データをクライアントPC10に送信する。なお、Webサーバ100は、更新タイミングが日報ではないと判定した場合(ステップS408、No)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、実施例1では、表示した統計データの表示日と統計データの日付との差分、種別を記憶し、新たに表示要求で指定された日付と記憶した差分、種別に応じて統計データを表示する。この結果、ユーザは日付間隔を保った統計データを閲覧できる。
また、Webサーバ100は、ユーザIDに対応付けて、コンテンツ表示情報、コンテンツ情報、対象データを記憶する。この結果、ユーザは、ユーザに応じた日付間隔を保った統計データを閲覧できる。
また、Webサーバ100は、ユーザのログアウトを検知した場合には、変更された差分とデータの種別とをコンテンツ表示情報に記憶する。この結果、ユーザは、自動的に日付間隔を保った統計データを閲覧できる。
また、Webサーバ100は、更新タイミングの年月日を判定し、判定した年月日に応じて換算日付を算出する処理を実行する。この結果、ユーザは、統計データの更新タイミング応じて、日付間隔を保った統計データを閲覧できる。
また、例えば、分析対象となる経営指標を分析する場合、同じ種別のデータを異なる日で表示して、比較する場合がある。このような場合、分析対象となる経営指標のデータ間の差分を保って表示できる必要がある。開示技術は、このような同じ種別のデータを異なる日で表示して比較する場合に有効である。図12A及び図12Bを用いて、実施例1による効果を説明する。図12A及び図12Bは、実施例1による効果を説明するための図である。
図12Aに示す例では、2010年12月20日に表示したダッシュボードの一例を示す。ユーザは、2010年12月20日に、作成日が異なる同じ種別のコンテンツAを表示させる。すなわち、一方のコンテンツAは、表示日2010年12月20日の前日に作成された2010年12月19日のデータであり、他方のコンテンツAは、表示日2010年12月20日の1週間前に作成された2010年12月13日のデータである。
ユーザがこのダッシュボードを保存して、ログアウトする。そして、翌日の2010年12月21日にログインした場合、従来の技術では、前回に保存したコンテンツが表示される。すなわち、図12Aと同様に、一方は、表示日2010年12月21日の前々日に作成された2010年12月19日のデータであり、他方は、表示日2010年12月21日の1週間と1日前に作成された2010年12月13日のデータである。
実施例1では、翌日の2010年12月21日にログインした場合、日付間隔を保ったデータが表示される。すなわち、図12Bに示すように、一方は、表示日2010年12月21日の前日に作成された2010年12月20日のデータであり、他方は、表示日2010年12月21日の1週間前に作成された2010年12月14日のデータである。
このように、実施例1では、分析する日に追従した表示となっており、ユーザはデータを更新する等の処理を行う必要がなくなる。すなわち、実施例1に係る技術は、分析を行うユーザにとって高い利便性を提供できる。
実施例1では、差分を保存し、保存した差分を復元した情報を表示する場合について説明した。ところで、比較対象である二つのグラフ、グラフAとグラフBとを比較しやすいように、レイアウトを変更する場合がある。例えば、表示画面を閲覧するユーザは、グラフAとグラフBとを左右対象に配置したり、グラフAとグラフBの大きさを揃えたりすることがある。そこで、実施例2では、ユーザが見やすいようにレイアウトを自由に変更し、変更したレイアウトを保存する例を説明する。
[実施例2に係るシステムの構成]
実施例2に係る情報提供システムの構成は、コンテンツ表示情報のデータ形式が異なる以外、実施例1に係る情報提供システム1の構成と同様であるので、ここでは、実施例2に係るコンテンツ表示情報のデータ形式についてのみ説明する。
図13を用いて実施例2に係るコンテンツ表示情報の一例を説明する。図13は、実施例2に係るコンテンツ表示情報の一例を示す図である。図13に示すように、コンテンツ表示情報15aは、ルートノードとして「display」を有する。「display」は、画面上のコンテンツとして「Content id」で識別される複数のコンテンツ要素を持つことを示す。図13に示す例では、コンテンツ表示情報15aの「display」は、コンテンツIDとして、「Content id=A」、「Content id=B」、「Content id=C」で識別されるコンテンツを有することを示す。
また、「Content id」で識別される各ノードは、さらに子ノードとして「Zindex」と「Top」と「Left」と「Width」と「Height」と「GraphStyle」とを有する。
「Zindex」は、コンテンツが表示される順番を示し、格納される数字が小さい程前面に表示されることを示す。例えば、「Zindex」には、「1」、「2」、「3」などが格納される。また、「Top」は、コンテンツのダッシュボードにおける上からの位置の情報を示す。例えば、「Top」には、「20(mm)」、「40(mm)」などが格納される。また、「Left」は、コンテンツのダッシュボードにおける左からの位置の情報を示す。例えば、「Left」には、「35(mm)」、「85(mm)」などが格納される。また、「Width」は、コンテンツの横幅の情報を示す。例えば、「Width」には、「400(mm)」、「500(mm)」などが格納される。また、「Height」は、コンテンツの縦幅の情報を示す。例えば、「Height」には、「300(mm)」、「200(mm)」などが格納される。また、「GraphStyle」は、グラフが表示される状態の情報を示し、さらに子ノードとして「Colors」と「SeriesView」と「Auxiliary」とを有する。
「Colors」は、グラフ色の情報を示す。例えば、「Colors」には、「mode2」、「mode3」などが格納される。「SeriesView」は、グラフの系列を表示させるか否かを示す。例えば、「SeriesView」には、「Off」、「On」などが格納される。「Auxiliary」は、グラフの補助線を表示させるか否かを示す。例えば、「Auxiliary」には、「Off」、「On」などが格納される。
図13に示す例では、「Content id=A」は、最前面から2番目に表示され、上から「20mm」、左から「35mm」に位置し、横幅「400mm」、縦幅「300mm」である。また、「Content id=A」は、色が「mode2」、グラフの系列を表示させず、グラフの補助線を表示させることを示す。同様に、「Content id=B」は、最前面から3番目に表示され、上から「40mm」、左から「85mm」に位置し、横幅「500mm」、縦幅「200mm」である。また、「Content id=B」は、色が「mode3」、グラフの系列とグラフの補助線とを表示させることを示す。また、「Content id=C」は、最前面に表示され、上から「80mm」、左から「90mm」に位置し、横幅「350mm」、縦幅「200mm」である。また、「Content id=C」は、色が「mode1」、グラフの系列を表示させず、グラフの補助線を表示させることを示す。なお、コンテンツ表示情報15aは、ユーザが情報提供システム1にログインしたことを契機にWebサーバ100からクライアントPC10に送信される。
[実施例2の効果]
上述してきたように、実施例2では、対象データを比較するためにユーザ操作によりデータを表示する領域の大きさやデータを表示する位置が変更されたレイアウトを保存する。この結果、表示画面が再び表示された際に、ユーザは、再度操作を行わなくても、データを表示する領域の大きさやデータを表示する位置を変更したレイアウトでデータを閲覧できる。
ところで、本発明は、上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、実施例3では、本発明に含まれる他の実施例について説明する。
(システム構成等)
実施例1及び実施例2において説明した各処理のうち自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
対象データDB111c、112c、113cは、データ種別に対応する各対象データを作成日ごとに記憶するものとして説明したがこれに限定されるものではない。例えば、データの作成日と、データ内容が表す日付またはデータ内容が表す期間とが異なる場合、対象データDB111c、112c、113cは、データ種別に対応する各対象データをデータ内容が表す日付またはデータ内容が表す期間ごとに記憶してもよい。
また、図示した記憶部が格納する情報は一例に過ぎず、必ずしも図示のごとく情報が格納される必要はない。例えば、図4に示したコンテンツ表示情報には、図13で示したコンテンツ表示情報が有する「Zindex」と「Top」と「Left」と「Width」と「Height」と「GraphStyle」とが更に格納されていてもよい。
クライアントPC10は、コンテンツ情報15bから更新タイミングを判定するものとして説明したがこれに限定されるものではない。例えば、クライアントPC10は、コンテンツ表示情報15aの「Updating」に格納された値から更新タイミングを判定するようにしてもよい。
また、クライアントPC10の制御部16で実行するものとして説明した処理をWebサーバ100で実行するようにしてもよい。例えば、抽出部122は、クライアントPC10から受信した取得要求から差分を抽出するものとして説明したが、これに限定されるものではない。抽出部122は、クライアントPC10が情報提供システム1にログインした場合、判定部121によって判定されたユーザID「0010」に対応するユーザ用ホルダ112のコンテンツ表示情報112aから差分を抽出するようにしてもよい。
また、各種の負荷や使用状況などに応じて、各実施例において説明した各処理の各ステップでの処理の順番を変更してもよい。例えば、図8に示すステップS102とステップS103との順番を入れ替えても良く、また、並列して実行してもよい。
また、図示した各構成部は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のごとく構成されていることを要しない。例えば、Webサーバ100は、判定部121と抽出部122とは統合されてもよい。
さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(プログラム)
ところで、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。
図14は、情報提供プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図14に示すように、コンピュータ300は、利用者からデータや各種設定などを受け付ける入力装置310と、コンピュータの状況などを通知する出力装置320とを有する。また、コンピュータ300は、他の装置とデータを送受信するネットワークインターフェース330と媒体読取装置340とHDD350とRAM360とCPU370とバス380とを有する。そして、各装置310〜370それぞれは、バス380に接続される。
ここで、図14に示すように、HDD350には、図7に示した、判定部121と抽出部122と取得部123と保持部124と同様の機能を発揮する情報提供プログラム351が予め記憶されている。また、媒体読取装置340は、情報提供プログラム351を実現するための各種データを記憶する。この各種データは、例えば、図7に示した、システム用ホルダ111、ユーザ用ホルダ112、ユーザ用ホルダ113などを含む。そして、CPU370は、情報提供プログラム351をRAM360に展開して、情報提供プロセス371として実行する。すなわち、情報提供プロセス371は、図7に示した、判定部121と抽出部122と取得部123と保持部124と同様の動作を実行する。
ところで、上記した情報提供プログラム351は、必ずしもHDD350に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に記憶させておくようにしてもよい。また、コンピュータ300の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」に記憶させておいてもよい。さらに、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータシステム」に記憶させておいてもよい。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
すなわち、このプログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記憶されるものである。そして、コンピュータ300は、このような記録媒体からプログラムを読み出して実行することで上記した実施例と同様の機能を実現する。なお、この他の実施例でいうプログラムは、コンピュータ300によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータシステムまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
1 情報提供システム
2 ネットワーク
10〜30 クライアントPC
11 入力部
12 出力部
13 受信部
14 送信部
15 記憶部
15a、111a、112a、113a コンテンツ表示情報
15b、111b、112b、113b コンテンツ情報
15c 対象データ
16 制御部
100 Webサーバ
101 受信部
102 送信部
110 記憶部
111 システム用ホルダ
111c、112c、113c 対象データDB
112、113 ユーザ用ホルダ
120 制御部
121 判定部
122 抽出部
123 取得部
124 保持部
300 コンピュータ
310 入力装置
320 出力装置
330 ネットワークインターフェース
340 媒体読取装置
350 HDD
351 情報提供プログラム
360 RAM
370 CPU
371 情報提供プロセス
380 バス

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    データの種別と日付に関する情報とを含む取得要求を受付け、
    所定の日または期間について作成されたデータが表示された表示日と該日または期間との差分、および該データの種別を対応付けて記憶する第一記憶部から、前記取得要求に含まれる前記種別に対応する前記差分を抽出し、
    複数のデータそれぞれについて、前記種別と、前記日または期間とを対応付けて記憶する第二記憶部から、前記取得要求に含まれる日付と前記種別と、抽出した前記差分とに基づいて、該複数のデータのうち少なくとも1のデータを取得し、
    取得した前記少なくとも1のデータを出力する
    処理を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  2. 前記受付ける処理に先立って、ユーザからユーザを識別するユーザ識別子を含む他の取得要求を受付け、
    前記第一記憶部は、前記ユーザ識別子を更に、前記差分および前記種別に対応付けて保持し、前記抽出する処理は、前記他の取得要求に含まれるユーザ識別子と前記データの種別とに対応する前記差分を前記第一記憶部から抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供プログラム。
  3. 前記第一記憶部は、前記データの更新間隔を更に対応付けて保持し、
    前記取得する処理は、前記データの更新間隔を判定し、前記更新間隔が年単位であると判定した場合に、前記取得要求で指定された日の年に前記差分を加算し、前記更新間隔が月単位である場合に、前記取得要求で指定された日の年及び月に前記差分を加算し、前記更新間隔が日単位である場合に、前記取得要求で指定された日に前記差分を加算した日に基づいて、前記第二記憶部からデータを取得する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報提供プログラム。
  4. 前記第一記憶部は、前記データが表示される領域のサイズを更に対応付けて保持し、
    前記出力する処理は、前記取得したデータを前記第一記憶部に記憶される領域のサイズで出力する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報提供プログラム。
  5. 前記第一記憶部は、前記データが表示される位置を更に対応付けて保持し、
    前記出力する処理は、前記取得したデータを前記第一記憶部に記憶される位置に出力する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報提供プログラム。
  6. 前記ユーザがシステムからログアウトしたことを検知した場合に、前記データの種別に対応する差分が変更されたか否かを判定し、前記データの種別に対応する差分が変更されたと判定した場合に、前記データの種別と前記差分とを前記第一記憶部に保持する処理をさらに実行させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報提供プログラム。
  7. 所定の日または期間について作成されたデータが表示された表示日と該日または期間との差分、および該データの種別を対応付けて第一記憶部に格納する保持部と、
    データの種別と日付に関する情報とを含む取得要求を受付け、前記データの種別に対応する前記差分を前記第一記憶部から抽出する抽出部と、
    複数のデータそれぞれについて、前記種別と、前記日または期間とを対応付けて記憶する第二記憶部から、前記取得要求に含まれる日付と前記種別と、前記抽出部によって抽出された前記差分とに基づいて、該複数のデータのうち少なくとも1のデータを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記少なくとも1のデータを出力する出力部と
    を有することを特徴とする情報提供装置。
  8. コンピュータが、
    データの種別と日付に関する情報とを含む取得要求を受付け、
    所定の日または期間について作成されたデータが表示された表示日と該日または期間との差分、および該データの種別を対応付けて記憶する第一記憶部から、前記取得要求に含まれる前記種別に対応する前記差分を抽出し、
    複数のデータそれぞれについて、前記種別と、前記日または期間とを対応付けて記憶する第二記憶部から、前記取得要求に含まれる日付と前記種別と、抽出した前記差分とに基づいて、該複数のデータのうち少なくとも1のデータを取得し、
    取得した前記少なくとも1のデータを出力する
    処理を実行することを特徴とする情報提供方法。
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