JP2012208963A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 座標の入力に基づいて各種操作を行なう際の操作性を向上させるようにした情報処理装置、その処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】 情報処理装置は、1又は複数のオブジェクトを表示する画面に対して指示された位置の座標値を入力し、当該入力された座標値列により表される入力軌跡と、オブジェクトに対して処理を指示するための軌跡として予め定められた第2の軌跡とを比較し、入力軌跡が第1の軌跡であるか第2の軌跡であるかを判断し、第1の軌跡であると判断された場合に、入力軌跡とオブジェクトとの画面上における表示位置に基づいて1又は複数のオブジェクトの中からオブジェクトを選択し、第2の軌跡であると判断された場合に、選択されたオブジェクトに対して入力軌跡が示す処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
ペンタブレットやタッチパネル等のポインティングデバイスを備えた情報処理装置には、例えば、ユーザが入力した座標の軌跡に基づいて機器を操作する技術が備えられている。こうした機器においては、機器に対して与えられる情報量を増加させるために、同一場面で複数の軌跡を入力できることが望ましい。これを実現する技術が特許文献1及び特許文献2に開示される。
特許文献1に開示される技術では、タッチパネル上を撫でるように操作して記号を描画すると、描画記号が予め設定されているサンプル記号のいずれに該当するかが判定される。このとき、ユーザが入力したサンプル記号が入力終了記号であると判定されるまで、複数の記号を連続して描画し続けることができる。描画記号が入力終了記号であると判定された場合、それ以前に入力した記号、又は記号列に応じた処理が実行される。
特許文献2に開示される技術では、ユーザが入力した軌跡の形成範囲に位置するキャラクターが、選択キャラクターとして選択される。このとき、所定の時間内に複数回入力した軌跡が複数の軌跡形態として認識される。入力された軌跡形態が、命令を関連付けられた複数形態のいずれか1つに一致する場合、一致した形態に対応する命令が選択キャラクターに対して実行される。
また、このような情報処理装置においては、座標の軌跡の入力によって任意オブジェクトを選択する技術が広く知られている。こうした技術の中には、入力軌跡から選択対象以外の情報を抽出し、機器操作に利用するものがある。特許文献3に開示される撮像装置は、タッチパネルでの触指軌跡を予め設定されているジェスチャ動作と対比判別し、判別されたジェスチャ動作による領域指定と、指定された領域に対する実施すべき撮像、又は再生操作を確定する機能を備える。この技術によれば、同じ閉領域を指定する場合でも、ジェスチャ動作の移動方向(右周りか左回りであるか等)や書き順を区別することで、指定領域に対する処理内容を切り替えることができる。
特開2006−230483号公報 特開2006−122407号公報 特開2003−319244号公報
しかし、上述した従来の技術においては、実用上、次のような問題が生じる。特許文献1に開示される技術では、ゲームの進行に必要な記号列に加えて、入力終了のための専用記号を別途入力する必要がある。このため、ユーザは1つの命令を機器に対して与える度に、入力終了記号を描き込まなければならない。これは、敏速な機器操作を行なう上での障害となり得る。
また、特許文献2に開示される技術では、複数の軌跡入力に備えるために、ユーザが軌跡を入力した後、一定の時間、他の軌跡の入力を受け付ける。そのため、その時点でユーザが軌跡の入力を終えたい場合であっても、命令の実行までに待ち時間が発生してしまう。また、この待ち時間の長さを短く設定すると、複数軌跡の入力を素早く行なわなければならず、入力軌跡がユーザの意図と異なる形状になってしまったり、また、軌跡の入力が間に合わなかったりしてしまう可能性がある。更に、特許文献3に開示される技術では、触指軌跡の書き順によって実行処理を切り替えているが、このとき許可される軌跡形状は、閉領域軌跡に限定されている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、座標の入力に基づいて各種操作を行なう際の操作性を向上させるようにした情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様による情報処理装置は、電子データを示す1又は複数のオブジェクトを表示する画面に対して指示された位置を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された位置の軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡か、あるいは、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡かを判断する判断手段と、
前記軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡であると判断された場合に、前記入力手段により入力された位置に表示されているオブジェクトを選択する選択手段と、
前記軌跡が、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡であると判断された場合には、前記入力手段により入力された位置の軌跡に対応する処理を特定し、前記特定された処理を、前記選択手段により選択されたオブジェクトが示す電子データに対して実行する実行手段と
を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、情報処理装置の処理方法であって、入力手段が、電子データを示す1又は複数のオブジェクトを表示する画面に対して指示された位置を入力する入力工程と、
判断手段が、前記入力工程により入力された位置の軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡か、あるいは、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡かを判断する判断工程と、
選択手段が、前記軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡であると判断された場合に、前記入力工程により入力された位置に表示されているオブジェクトを選択する選択工程と、
実行手段が、前記軌跡が、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡であると判断された場合には、前記入力工程により入力された位置の軌跡に対応する処理を特定し、前記特定された処理を、前記選択工程により選択されたオブジェクトが示す電子データに対して実行する実行工程と
を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様によるプログラムは、コンピュータを、
電子データを示す1又は複数のオブジェクトを表示する画面に対して指示された位置を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された位置の軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡か、あるいは、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡かを判断する判断手段と、
前記軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡であると判断された場合に、前記入力手段により入力された位置に表示されているオブジェクトを選択する選択手段と、
前記軌跡が、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡であると判断された場合には、前記入力手段により入力された位置の軌跡に対応する処理を特定し、前記特定された処理を、前記選択手段により選択されたオブジェクトが示す電子データに対して実行する実行手段
として機能させる。
本発明によれば、座標の入力に基づいて各種操作を行なう際の操作性を向上させることができる。これにより、座標入力操作時におけるユーザの作業工数や作業時間を低減させられる。表示されているオブジェクト(例えば、サムネイル画像)に対して、軌跡を入力するという操作により、処理を行う電子データ(例えば、写真)の選択と、行う処理の特定を連続して行うことができる。
本発明の一実施の形態に係わる情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図1に示すCPU100において実現される機能的な構成の一例を示す図である。 印刷対象となる写真の選択方法と、その選択された写真に対して印刷枚数を設定する設定方法との概要の一例を示す図である。 図1に示すRAM102に保持されるデータの一例を示す図である。 図1に示す情報処理装置10における全体処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5のステップS401に示す軌跡判断処理の流れの一例を示すフローチャートである。 印刷対象となる写真の選択方法の概要の一例を示す図である。 実施形態2に係わるRAM102に保持されるデータの一例を示す図である。 実施形態2に係わる情報処理装置10における全体処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態3に係わる情報処理装置10のCPU100において実現される機能的な構成の一例を示す図である。 印刷対象となる写真の選択方法と、その選択された写真に対して印刷枚数を設定する設定方法との概要の一例を示す図である。 実施形態3に係わるRAM102に保持されるデータの一例を示す図である。 実施形態3に係わる情報処理装置10における全体処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 実施形態3に係わる情報処理装置10における全体処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 印刷対象となる写真の選択方法の概要の一例を示す図である。 実施形態4に係わる情報処理装置10における全体処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図16のステップS1401に示す軌跡判断処理の流れの一例を示すフローチャートである。 他の実施形態の概要の一例を示す第1の図である。 他の実施形態の概要の一例を示す第2の図である。 他の実施形態の概要の一例を示す第3の図である。 他の実施形態の概要の一例を示す第4の図である。
以下、本発明に係わる情報処理装置、その処理方法及びプログラムの一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施の形態に係わる情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置10は、そのハードウェア構成として、CPU100と、ROM101と、RAM102と、記憶装置103と、ポインティングデバイス104と、ディスプレイ105とを具備して構成される。
CPU100は、各種入出力の制御やデータ処理等を行なう。CPU100は、記憶装置103等に格納されたプログラムに従って、バス106を介して接続される各部の動作を制御する。RAM(Random Access Memory)102は、CPU100の主メモリ、ワークエリア等として機能し、例えば、演算結果やデータを一時的に記憶する。ROM(Read Only Memory)101は、基本I/Oプログラム等や各種データを記憶する。記憶装置0103は、ハードディスクドライブ等から構成され、OSの他、プログラムやデータ等(例えば、軌跡処理プログラム)を記憶する。
ポインティングデバイス104は、ユーザにより指示された位置の座標値を検出し、その検出値を入力する。なお、ユーザによる入力(座標の指示)は、例えば、ペンやマウスを用いて行なわれてもよいし、また、指により直接行なわれてもよい。このポインティングデバイス104により入力される座標値列により入力軌跡が形成される。入力軌跡は、処理対象となるオブジェクト(文書、画像、音声、動画等の電子データ)を選択するために入力される軌跡と、選択されたオブジェクトに対する処理を指示するために入力される軌跡との大きく2つに分けられる。
ディスプレイ105は、各種画面を表示する。ディスプレイ105には、例えば、1又は複数のオブジェクトを表示する画面が表示され、ユーザは、ポインティングデバイス104を介して当該画面上から処理対象となるオブジェクトを選択等する。なお、ポインティングデバイス104とディスプレイ105とは、一体型のハードウェアで実現されてもよい。以上が、情報処理装置10のハードウェア構成の一例についての説明である。
ここで、図2を用いて、図1に示すCPU100において実現される機能的な構成の一例について説明する。なお、これら各処理機能の一部又は全ては、例えば、記憶装置103等に格納されたプログラム(例えば、軌跡処理プログラム)がCPU100で実行されることにより実現される。
CPU100においては、その機能的な構成として、軌跡判断部11と、オブジェクト選択部12と、処理実行部13と、提示処理部14とが実現される。
軌跡判断部11は、ユーザにより入力された入力軌跡が、オブジェクトを選択するために入力された軌跡(第1の軌跡)であるか、選択されたオブジェクトに対する処理を指示するために入力された軌跡(第2の軌跡)であるかを判断する。詳細については後述するが、RAM102等には、第2の軌跡に係わる軌跡データが予め格納されており、軌跡判断部11における判断は、その軌跡データと入力された軌跡とが一致するか否かに基づいて行なわれる。
オブジェクト選択部12は、軌跡判断部11により第1の軌跡であると判断された場合に、入力軌跡とオブジェクトとの表示位置に基づいてその入力軌跡に対応するオブジェクトを選択する。
処理実行部13は、軌跡判断部11により第2の軌跡であると判断された場合に、オブジェクト選択部12により選択されたオブジェクトに対してその入力軌跡に対応する処理を実行する。
提示処理部14は、ディスプレイ105に各種画面を表示し、ユーザに情報を提示する。提示処理部14では、例えば、オブジェクト選択部12や処理実行部13による処理結果等をディスプレイ105に表示する処理を行なう。以上が、CPU100において実現される機能的な構成の一例についての説明である。
次に、図3〜図6を用いて、図1に示す情報処理装置10における動作の一例について説明する。なお、本実施形態においては、サムネイル一覧画面に表示された写真がオブジェクトであるとし、また、その写真に対して設定する印刷枚数の数字(1〜9の数字)が処理を指示する軌跡(第2の軌跡)であるとして説明する。ここでは、ポインティングデバイス104を介してユーザにより入力される座標の軌跡に基づいて、サムネイル一覧画面上から写真を選択し、当該選択された写真に対して印刷枚数を設定する場合の動作を例に挙げて説明する。
まず、図3を用いて、印刷対象となる写真の選択方法と、その選択された写真に対して印刷枚数を設定する設定方法とについて説明する。
個々の矩形は、写真サムネイルを示している。ユーザはまず、各写真上に第1の軌跡(以下、写真選択軌跡と呼ぶ)200を描き込む。これにより、当該軌跡と交わる位置にある写真が選択される。図3の場合、選択状態にある写真には、符号201が付されている。
ユーザは、印刷枚数の設定を所望する全ての写真の選択を終えた後、第2の軌跡(以下、印刷枚数指定軌跡と呼ぶ)202を描き込む。この印刷枚数指定軌跡202の入力は、同一画面上の任意の場所であればよい。これにより、選択された全ての写真に対して入力軌跡の形状に基づいた印刷枚数が設定される。各写真サムネイル内の右下部に示した数字により当該写真の印刷枚数(この場合、2枚)が設定された旨がユーザに提示される。
なお、写真選択軌跡200は、印刷枚数指定軌跡を入力するまでは何度でも再入力することができる。また、印刷枚数指定軌跡が描き込まれた後、ユーザの入力ミスなどに対処するために所定の待ち時間を設けてもよいし、印刷枚数指定軌跡を描き込んだ時点で待ち時間を与えず即座に印刷処理に移行するようにしてもよい。
次に、図4を用いて、図1に示すRAM102に保持されるデータの一例について説明する。
RAM102には、写真選択軌跡情報300、数字軌跡情報301、選択済み写真情報が保持される。これら情報は、例えば、軌跡処理プログラムの実行によりRAM102上に展開される。
写真選択軌跡情報300には、ユーザにより入力された写真選択軌跡の情報が保持される。一般に、写真選択軌跡の情報は、複数の軌跡データがまとめて保持されることが多いが、本実施形態においては、それら全ての軌跡データを個別にこの領域に格納する。各軌跡データは、符号303で示すように、1ストロークずつ、軌跡の入力順に格納される。これは、後述する軌跡判断処理において、写真選択軌跡のデータを入力順に参照する場合があり得るためである。なお、軌跡データは、入力軌跡の位置や形状を示す座標等を含むデータから構成される。
数字軌跡情報301には、数字の軌跡形状の情報が保持される。本実施形態においては、数字の軌跡形状が保持される場合について説明するが、必ずしも数字である必要はなく、ここには何らかの処理と対応付けられている軌跡形状が保持されていればよい。この記憶領域では、各数字304に対応して、数字軌跡の軌跡データ305と、その筆数(ストローク数)306とがテーブルを用いて保持される。「4」や「5」のように筆数が2である数字軌跡については、1画目と2画目の軌跡データが連続して格納される。各数字軌跡の筆数の情報は、後述する軌跡判断処理で利用される。なお、数字軌跡情報301は、RAM102ではなく、例えば、ROM101や記憶装置103に保持されていてもよい。
選択済み写真情報302には、写真選択軌跡により選択された写真の情報が保持される。ここでは、写真をユニークに識別するID307とともに、その印刷枚数308が保持されている。
次に、図5を用いて、図1に示す情報処理装置10における全体処理の流れの一例について説明する。ここでは、ユーザにより座標の軌跡が入力された後の処理について説明する。
この処理が開始すると、情報処理装置10はまず、ユーザによりポインティングデバイスを用いて入力された軌跡データをRAM102に記憶する(ステップS400)。そして、軌跡判断部11において、入力軌跡と予め定められた第2の軌跡(この場合、数字軌跡)とを比較し、両者が一致するか否かの判断を行なう(ステップS401)。このステップS401における軌跡判断処理の詳細については後述する。
判断の結果、入力軌跡が第2の軌跡と一致しなかった場合(ステップS402でNO)、情報処理装置10は、第1の軌跡が入力されたと認識する。そして、オブジェクト選択部12において、入力軌跡と重なっている写真を探索し(ステップS403)、入力軌跡と重なっている写真のIDをRAM102に記憶する(ステップS404)。その後、情報処理装置10は、再度、ステップS400の処理に戻り、ユーザからの軌跡入力を受け付ける。
また、ステップS402における判断の結果、入力軌跡が第2の軌跡と一致した場合(ステップS402でYES)、情報処理装置10は、それまでに選択済みの写真があるか否かを判断する。ここで、選択済みの写真が1枚もない場合は(ステップS405でNO)、そのままこの処理を終了する。選択済みの写真があれば(ステップS405でYES)、情報処理装置10は、処理実行部13において、選択済みの全写真に対して、ステップS400で記憶した入力軌跡に基づく数字を印刷枚数として設定する(ステップS406)。そして、情報処理装置10は、提示処理部14において、各サムネイルの右下部に印刷枚数を表示した後(ステップS407)、この処理を終了する。このとき、各写真に設定される印刷枚数は、選択済み写真情報302としてRAM102に記憶される。
次に、図6を用いて、図5のステップS401に示す軌跡判断処理の詳細について説明する。なお、本実施形態においては、第2の軌跡として印刷枚数(1〜9の数字)が入力されることを前提としているため、入力される筆数は、「2」が上限となる。
この処理が開始すると、情報処理装置10は、軌跡判断部11において、入力軌跡と筆数1の数字軌跡(軌跡データ)とを比較し、両者が一致するか否かの判断を行なう(ステップS500)。なお、筆数1の数字軌跡は、RAM102に予め格納されている。
ここで、入力軌跡がいずれかの数字軌跡と一致した場合(ステップS501でYES)、情報処理装置10は、その一致した数字軌跡に対応する数値を呼び出し元に返した後(ステップS506)、この処理を終了する。一方、筆数1の数字軌跡の中に一致する軌跡がなかった場合(ステップS501でNO)、情報処理装置10は、入力軌跡と筆数2の軌跡データとを比較する。具体的には、1画目に入力された軌跡データと、2画目に入力された軌跡データとを組み合わせて(ステップS502)、その組み合わせた軌跡データと、筆数が2の数字軌跡とが一致するか否かの判断を行なう(ステップS503)。なお、筆数2の数字軌跡は、RAM102に予め格納されている。
この結果、いずれかの数字軌跡と一致した場合(ステップS504でYES)、情報処理装置10は、その数字軌跡に対応する数値を呼び出し元に返した後(ステップS506)、この処理を終了する。一方、一致する数字軌跡がなかった場合(ステップS504でNO)、情報処理装置10は、判断失敗を示す値を呼び出し元に返した後(ステップS505)、この処理を終了する。
なお、図6の説明では、第2の軌跡として「1」から「9」の数字が入力されることを前提として説明したため、筆数が最大2であったが、筆数が3以上の第2の軌跡が入力されても勿論構わない。上述したように、入力軌跡の筆数を入力順に時系列に組み合わせていき、その組み合わせた軌跡データと、RAM102に格納されている軌跡データとの比較を繰り返し行なえばよい。
以上説明したように実施形態1によれば、第2の軌跡の入力とともに、選択オブジェクトに対して処理を実行できる。そのため、ユーザがオブジェクトの選択を終えたい場合には、第2の軌跡を入力すれば、即座に命令内容を決定し実行することができる。これにより、座標の入力に基づいて各種操作を行なう際の操作性を向上させることができるため、座標入力操作時におけるユーザの作業工数や作業時間を低減させられる。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。実施形態2においては、写真の選択と同時に、写真の印刷順序を決定する場合について説明する。なお、実施形態2に係わる情報処理装置10の構成は、実施形態1と同様であるので、その説明については省略する。
ここで、図7から図9を用いて、実施形態2に係る情報処理装置10の動作について説明する。まず、図7を用いて、印刷対象となる写真の選択方法について説明する。
個々の矩形は、写真サムネイルを示している。符号600で示す矩形は、既に選択済みの写真サムネイルを示している。ここでは、個々の写真の識別子を各サムネイル左上部に位置する記号で示している。この場合、写真選択軌跡601を図中で示す向きに描き込んだ後、写真選択軌跡602を図中で示す向きに描き込んでいる。なお、図7では、各写真選択軌跡が矢印形状で示されているが、これは軌跡を描き込んだ向きを明示的に表すためであって、必ずしも入力軌跡の形状が矢印である必要はない。
実施形態2においては、写真選択軌跡が描き込まれた順番に従って各写真の印刷が行なわれる。すなわち、図7の601、602で示す軌跡により写真選択軌跡が描き込まれた場合、その印刷順序は、符号603で示すように、F→A→B→G→R→S→N→Oの順となる。
図8は、実施形態2に係わるRAM102に保持されるデータの一例を示す図である。
RAM102に保持されるデータの多くは、実施形態1と同様であるが、選択済み写真情報702に関しては、実施形態1と相違する。具体的には、写真ID708とその印刷枚数709に対応して、写真の印刷順序を示す印刷順707を格納する領域が設けられている。
次に、図9を用いて、実施形態2に係わる情報処理装置10における全体処理の流れの一例について説明する。ここでは、ユーザにより座標の軌跡が入力された場合の処理について説明する。
この処理が開始すると、情報処理装置10はまず、ユーザによりポインティングデバイスを用いて入力された軌跡データをRAM102に記憶する(ステップS800)。そして、軌跡判断部11において、入力軌跡と予め定められた第2の軌跡(この場合、数字軌跡)とを比較し、両者が一致するか否かの判断を行なう(ステップS801)。この軌跡判断処理については、実施形態1を説明した図6と同様となるため、その説明については省略する。
判断の結果、入力軌跡が第2の軌跡と一致しなかった場合(ステップS802でNO)、情報処理装置10は、第1の軌跡が入力されたと認識する。そして、オブジェクト選択部12において、入力軌跡と重なっている写真を探索する(ステップS803)。このとき、情報処理装置10は、この探索により写真を発見する度に、当該写真の印刷順序を示す番号付けを行なう(ステップS804)。情報処理装置10は、ここで付した番号とともに、当該写真の情報をRAM102の選択済み写真情報702領域に記憶する(ステップS805)。番号付けに利用したカウンタは、以降の番号付けにも利用するため、値をクリアせずに保持しておく。
また、ステップS802における判断の結果、入力軌跡が第2の軌跡と一致した場合には(ステップS802でYES)、実施形態1同様の処理が実施される。すなわち、印刷枚数が設定され(ステップS807)、その枚数がユーザに提示された後(ステップS808)、この処理は終了する。但し、写真選択軌跡の入力時に当該軌跡と写真とが交わったのが早い写真から順番に印刷が行なわれる点で実施形態1と異なる。
以上説明したように実施形態2によれば、第1の軌跡に基づいて各オブジェクトの印刷順序を設定することができる。すなわち、オブジェクトの選択順序を操作に利用する情報として使用することができる。この場合にも、軌跡形状に関して制限がなく、更に、複数の軌跡間を跨いだ順序情報を操作に利用できることになる。
(実施形態3)
次に、実施形態3について説明する。実施形態3においては、複数入力された写真選択軌跡(第1の軌跡)の形状別に写真をグループ化し、印刷枚数の指定をグループ別に行なう場合について説明する。
まず、図10を用いて、実施形態3に係わる情報処理装置10のCPU100において実現される機能的な構成の一例について説明する。なお、これら各処理機能の一部又は全ては、例えば、記憶装置103等に格納されたプログラム(例えば、軌跡処理プログラム)がCPUで実行されることにより実現される。
CPU100においては、その機能的な構成として、軌跡判断部11と、オブジェクト選択部12と、処理実行部13と、提示処理部14と、グループ化処理部15とが実現される。なお、実施形態1を説明した図2と同様の機能を果たす処理部には、同一の番号を付し、その説明については省略する。
ここで、実施形態3においては、グループ化処理部15が新たに設けられている。グループ化処理部15は、軌跡判断部11により入力軌跡が第1の軌跡であると判断された場合に、その入力軌跡の形状に基づいて当該選択されたオブジェクトをグループ分けする。以上が、CPU100において実現される機能的な構成の一例についての説明である。
次に、図11から図14を用いて、実施形態3に係る情報処理装置10の動作について説明する。まず、図11を用いて、印刷対象となる写真の選択方法と、その選択された写真に対して印刷枚数を設定する設定方法とについて説明する。
個々の矩形は、写真サムネイルを示している。本実施形態では、他の写真と異なる印刷枚数を設定する場合には、異なる形状の軌跡を描いてその対象となる写真を選択する。図11では、符号900で示す「○(丸)」形状の軌跡と、符号901で示す「△(三角)」形状の軌跡とが描き込まれている。これらの写真選択軌跡に対応して「○」グループと「△」グループとに分けられて写真が選択される。この場合、「○」グループの写真を902で示す矩形で示しており、「△」グループの写真を903で示す矩形で示している。ここで、「○」形状の軌跡の近辺に符号904で示す数字の「2」を描き込み、「△」形状の軌跡の近辺に符号905で示す数字の「3」を描き込む。これにより、類似形状を有する入力軌跡毎(すなわち、グループ別)に印刷枚数が設定され、「○」グループの写真の印刷枚数には2枚が設定され、「△」グループの写真の印刷枚数には3枚が設定される。
なお、図11では、写真選択軌跡の中央付近に印刷枚数指定軌跡904、905を描き込み、グループと印刷枚数指定軌跡とを対応付けているが、両軌跡が一定の距離以内に位置すればよく、必ずしも図中に示す位置に描き込む必要はない。
図12は、実施形態3に係わるRAM102に保持されるデータの一例を示す図である。
RAM102に保持されるデータの多くは、実施形態1と同様であるが、選択済み写真情報1002に関しては、実施形態1と相違する。具体的には、写真ID1007とその印刷枚数1009に対応して、写真のグループ番号を示すグループ番号1008を格納する領域が設けられている。
次に、図13、図14を用いて、実施形態3に係わる情報処理装置10における全体処理の流れの一例について説明する。ここでは、ユーザにより座標の軌跡が入力された場合の処理について説明する。
この処理が開始すると、情報処理装置10はまず、ユーザによりポインティングデバイスを用いて入力された軌跡データをRAM102に記憶する(ステップS1100)。そして、軌跡判断部11において、入力軌跡と予め定められた第2の軌跡(この場合、数字軌跡)とを比較し、両者が一致するか否かの判断を行なう(ステップS1101)。この軌跡判断処理については、実施形態1を説明した図6と同様となるため、その説明については省略する。
判断の結果、入力軌跡が第2の軌跡と一致しなかった場合(ステップS1102でNO)、情報処理装置10は、第1の軌跡が入力されたと認識する。そして、オブジェクト選択部12において、入力軌跡と重なっている写真を探索し(ステップS1103)、入力軌跡と重なっている写真のIDをRAM102に記憶する(ステップS1104)。
その後、情報処理装置10は、グループ化処理部15において、最初の入力軌跡であるか否かの判定を行なう。この判定は、RAM102の選択済み写真情報1002に保持された情報に基づいて行なわれる。最初の入力軌跡であれば(ステップS1105でYES)、情報処理装置10は、グループ化処理部15において、今回の入力軌跡により選択された写真に対して任意のグループ番号を割り当てる(ステップS1106)。この情報は、RAM102の選択済み写真情報1002にグループ番号として保持される。最初の入力軌跡でなければ(ステップS1105でNO)、情報処理装置10は、グループ化処理部15において、以前に入力された写真軌跡形状の中からステップS1000で記憶した入力軌跡と所定の類似度を有する軌跡を探索する(ステップS1107)。この探索は、RAM102の写真選択軌跡情報1000に保持された情報に基づいて行なわれる。なお、所定の類似度を有する軌跡とは、最も高い類似度を有する形状の軌跡であってもよいし、一定以上の類似度を有する形状の軌跡であってもよい。
ここで、類似度の高い軌跡が探索されると、情報処理装置10は、グループ化処理部15において、当該軌跡とステップS1000で記憶した入力軌跡との類似度の差が、予め定められた閾値以下であるか否かの判定を行なう。差が閾値以下であれば(ステップS1108でYES)、情報処理装置10は、グループ化処理部15において、今回の入力軌跡で選択される写真に対して、ステップS1107で探索した軌跡の写真と同じグループ番号を割り当てる(ステップS1109)。一方、類似度の差が閾値を上回った場合(ステップS1108でNO)、情報処理装置10は、グループ化処理部15において、今回の入力軌跡で選択された写真に対して、これまで割り当てた全てのグループ番号と異なる番号を割り当てる(ステップS1110)。この情報は、RAM102の選択済み写真情報1002にグループ番号として保持される。
また、ステップS1102の判断の結果、入力軌跡が第2の軌跡と一致した場合(ステップS1102でYES)、図14に移り、情報処理装置10は、それまでに選択済みの写真があるか否かを判断する。ここで、選択済みの写真が1枚もなければ(ステップS1200でNO)、そのままこの処理を終了する。選択済みの写真があれば(ステップS1200でYES)、情報処理装置10は、処理実行部13において、入力軌跡と最も近い写真選択軌跡を探索する(ステップS1201)。この探索方法としては、RAM102に格納されている印刷枚数指定軌跡と写真選択軌跡との軌跡データからそれぞれの重心位置を計算し、両軌跡の重心間の距離を計算する等が考えられるが、軌跡間の距離が特定できるのであれば、特にその方法は問わない。
その後、情報処理装置10は、処理実行部13において、その探索された軌跡によって選択されたグループに属する写真に対して、ステップS1100で記憶した入力軌跡に基づく数字を印刷枚数として設定する(ステップS1202)。情報処理装置10は、提示処理部14において、ユーザにその枚数を提示する(ステップS1203)。
この後、これまでの実施形態では、処理を終了していたが、実施形態3においては、全てのグループに対して印刷枚数の指定が行なわれるまでユーザからの軌跡入力を受け付けるため(ステップS1204でNO)、再度、ステップS1100の処理に戻る。
なお、上述したステップS1201の処理では、入力軌跡(印刷枚数指定軌跡)と最も近い写真選択軌跡を探索し、両者を対応付ける処理を行なっていたが、この処理には上述した以外の方法も考えられる。例えば、入力軌跡から一定の距離以内にある写真選択軌跡を全て探索し、それらに対して印刷枚数を設定する方法が挙げられる。また、入力軌跡と重なっている写真選択軌跡全てを探索し、それらに対して印刷枚数を設定する方法も考えられる。両方法とも、RAM102に保持されている各軌跡の軌跡データ(座標)を利用して探索処理を行なう。ここで明らかなように、処理軌跡と対応付ける選択軌跡は必ずしも1つに限定される必要はなく、実施形態や要求仕様によっては、複数の選択軌跡と対応付けを行なっても構わない。
以上説明したように実施形態3によれば、第1の軌跡の形状毎にオブジェクトをグループ化し、当該グループに属するオブジェクト毎に第2の軌跡に対応する処理を切り替えて実行する。これにより、更に操作性を向上させることができるため、座標入力操作時におけるユーザの作業工数や作業時間を低減させられる。
(実施形態4)
次に、実施形態4について説明する。実施形態4においては、既に選択済みである写真群の中から、特定の写真の選択だけを取り消すようにした場合を例に挙げて説明する。なお、実施形態4に係わる情報処理装置10の構成は、実施形態1と同様であるので、その説明については省略する。
ここで、図15から図17を用いて、実施形態4に係る情報処理装置10の動作について説明する。まず、図15を用いて、印刷対象となる写真の選択方法について説明する。
個々の矩形は、写真サムネイルを示している。符号1300で示す矩形は、既に選択済みの写真サムネイルを示している。写真選択軌跡は、符号1301から1303に示す軌跡である。ここで、写真選択軌跡1302に対応する写真について、選択を取り消したい場合について考えてみる。実施形態4では、第3の軌跡(以下、選択取消軌跡と呼ぶ)1304を写真選択軌跡1302の上に描き込むことによって、符号1305に示すように、写真選択軌跡1302に対応する写真選択を取り消すことができる。
なお、図15に示す選択取消軌跡の形状は「×(罰)」であるが、必ずしもこの形状に限定される必要はなく、形状は特に問わない。また、選択取消軌跡の情報は、各数字軌跡と同じくRAM102に保持されている。選択取消軌跡と写真選択軌跡との対応付けを行なう必要があるが、これには実施形態3のように、各グループと印刷枚数指定軌跡との対応付けに用いた方法を適用すればよい。実施形態4では、選択取消軌跡と重なっている写真選択軌跡を取り消す場合について説明する。
次に、図16を用いて、実施形態4に係わる情報処理装置10における全体処理の流れの一例について説明する。ここでは、ユーザにより座標の軌跡が入力された場合の処理について説明する。
この処理が開始すると、情報処理装置10はまず、ユーザによりポインティングデバイスを用いて入力された軌跡データをRAM102に記憶する(ステップS1400)。そして、軌跡判断部11において、入力軌跡と予め定められた第2の軌跡(この場合、数字軌跡)とを比較し、両者が一致するか否かの判断を行なう(ステップS1401)。この軌跡判断処理については後述する。
判断の結果、入力軌跡が第2の軌跡と一致した場合(ステップS1402でYES)、それ以降の処理は、実施形態1と同様になるので、その説明については省略する。また、入力軌跡が第2の軌跡と一致しなかった場合(ステップS1402でNO)、情報処理装置10は、軌跡判断部11において、入力軌跡と予め定められた第3の軌跡(すなわち、選択取消軌跡)とを比較し、両者が一致するか否かの判断を行なう。
ここで、選択取消軌跡でなかった場合(ステップS1403でNO)、情報処理装置10は、第1の軌跡が入力されたと認識し、以降、実施形態1と同様の処理を実施する(ステップS1404及びステップS1405)。一方、選択取消軌跡であれば(ステップS1403でYES)、情報処理装置10は、その軌跡がこれまでに入力されたいずれかの写真選択軌跡と重なっているか否かを判断する。この判断には、RAM102に格納されている各軌跡の軌跡データ(座標)を利用すればよい。
判断の結果、重なっている軌跡がなければ(ステップS1406でNO)、情報処理装置10は、再度、ステップS1400の処理に戻り、ユーザからの軌跡入力を受け付ける。重なっている軌跡があれば(ステップS1406でYES)、情報処理装置10は、当該軌跡に対応する選択済み写真の情報をRAM102から削除した後(ステップS1407)、再度、ステップS1400の処理に戻り、ユーザからの軌跡入力を受け付ける。
次に、図17を用いて、図16のステップS1401に示す軌跡判断処理の詳細について説明する。なお、ここでは、実施形態1で説明した図6の軌跡判断処理と相違する点についてのみ説明する。実施形態4に係わる軌跡判断処理においては、全ての数字軌跡との比較に失敗した後の処理が実施形態1と異なる。すなわち、ステップS1506以降の処理が相違する。
ステップS1504の処理において、入力軌跡がいずれの数字軌跡とも一致しなかった場合(ステップS1504でNO)、情報処理装置10は、入力軌跡と予め定められた選択取消軌跡とを比較する(ステップS1506)。この結果、入力軌跡が選択取消軌跡でなければ(ステップS1507でNO)、情報処理装置10は、判断失敗を示す値を呼び出し元に返した後(ステップS1508)、この処理を終了する。入力軌跡が選択取消軌跡であった場合には(ステップS1507でYES)、情報処理装置10は、選択取消軌跡である旨を示す値を呼び出し元に返した後(ステップS1509)、この処理を終了する。
以上説明したように実施形態4によれば、一度選択したオブジェクトの選択を取り消すことができる。これにより、更に操作性を向上させることができるため、座標入力操作時におけるユーザの作業工数や作業時間を低減させられる。
(他の実施形態)
(a)ユーザが第1の軌跡として描き込んだ軌跡が、偶然にも第2の軌跡と類似してしまった場合には、誤認識を生ずる場合が考えられる。例えば、図18(a)に示すように、写真選択軌跡として縦線形状の軌跡1600を入力した場合、数字の「1」と認識され、印刷枚数設定処理が実行されてしまう可能性がある。
このような場合、予め印刷枚数指定軌跡を設定する際に誤認識を引き起こしやすい単調な形状の軌跡を設定しないようにする等の工夫を行なう。例えば、今回の例では、印刷枚数指定軌跡として「1」を設定する際には、図18(b)の符号1601で示すように、単なる縦線ではなく、上下部に飾りを付けた文字として設定する。このように設定しておくことで、写真選択軌跡として誤認識される可能性を大きく低減させることができる。
或いは、誤った処理を実行してしまう前に、入力軌跡が第1の軌跡なのか第2の軌跡なのかを、ユーザに問い合わせてもよい。例えば、図19に示すように、写真選択軌跡1700によって、符号1701の写真が選択されているものとする。このとき、符号1702で示す軌跡が入力された場合、既に選択済みの写真1701の印刷枚数を1に設定したいのか、新たに写真の選択を行ないたいのか、判断が難しい。このような場合、軌跡判断処理において、入力軌跡を第2の軌跡と識別する際の類似度に閾値を設けておく。その上で、例えば、入力軌跡が数字の「1」(第2の軌跡)と識別されたとしても、入力軌跡とRAMに保持されている第2の軌跡の類似度が閾値を下回っていた場合は、符号1703に示すようなダイアログを表示する。このダイアログでは、ユーザに対し、写真の選択を行なうのか、写真の印刷枚数を設定するのか、いずれであるかの入力を求める。それを受けて、ユーザは自身の意図にあった選択を行なう。
(b)上述した実施形態3においては、写真選択軌跡の形状別に写真をグループ化し、印刷枚数の指定を各グループ別に行なう方法について説明した。この実施形態の更なる応用例としては、選択写真のグループ別に、メタデータを付与する処理を実行する例が挙げられる。例えば、図20(a)に示すように、写真選択軌跡1800〜1802を入力して、選択写真を3種類のグループに分類する。続いて、メタデータを付与する第2の軌跡1803〜1806を描き込むことで、各グループに属する写真に対して、それぞれメタデータが付与される。この例では、「○」グループの写真には第2の軌跡「A」に対応するメタデータを、「△」グループの写真には第2の軌跡「B」に対応するメタデータを、「□」グループの写真には第2の軌跡「A」「B」両方に対応するメタデータを付与している。具体的なメタデータとしては、例えば、写真を手渡したい相手の情報等がある。この場合、第2の軌跡「A」「B」と各メタデータとの対応付けを行なう必要があるが、これには、図20(b)に示すように、軌跡形状の情報とメタデータの内容をテーブル形式でRAM102に保持する方法等が挙げられる。なお、この対応付けの作業は、写真選択の前に予め行なっておいてもよいし、写真に対して第2の軌跡を描き込んだ後に行なってもよい。
(c)上述した実施形態4においては、既に選択済みである写真群の中から、特定の写真選択軌跡に対応する写真の選択を取り消す方法について説明した。ここでは、それに付随して、1枚単位で写真選択の取り消しを行なう例を挙げる。例えば、図21に示すように写真を選択している場合に、符号1900で示す写真1枚だけの選択を取り消したい場合について考えてみる。この場合、単一の写真に対する選択取消軌跡を、符号1901で示す形状に予め決めておき、当該軌跡が選択済みの特定写真上に描き込まれたときに限り、その写真1枚の選択を取り消す処理を行なう。これにより、写真選択の取り消し操作を、より細かな単位で行なうことができる。
以上が本発明の代表的な実施形態の一例であるが、本発明は、上記及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。例えば、上述した実施形態1〜実施形態4、他の実施形態の一部又はその全てを組み合わせて実施しても勿論かまわない。
なお、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体等としての実施態様を採ることもできる。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置に内蔵されたコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することにより実施形態の機能が達成される場合をも含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したコンピュータプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OS(Operating System)に供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
コンピュータプログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのウェブページに接続し、該ウェブページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるウェブページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれる。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布するという形態を採ることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してウェブページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部或いは全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU(Central Processing Unit)などが実際の処理の一部又は全部を行なう。
10 情報処理装置
11 軌跡判断部
12 オブジェクト選択部
13 処理実行部
14 提示処理部
15 グループ化処理部
100 CPU
101 ROM
102 RAM
103 記憶装置
104 ポインティングデバイス
105 ディスプレイ
106 バス

Claims (8)

  1. 電子データを示す1又は複数のオブジェクトを表示する画面に対して指示された位置を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された位置の軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡か、あるいは、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡かを判断する判断手段と、
    前記軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡であると判断された場合に、前記入力手段により入力された位置に表示されているオブジェクトを選択する選択手段と、
    前記軌跡が、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡であると判断された場合には、前記入力手段により入力された位置の軌跡に対応する処理を特定し、前記特定された処理を、前記選択手段により選択されたオブジェクトが示す電子データに対して実行する実行手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記オブジェクトは、写真データを示すサムネイルであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段は、前記入力手段により入力された位置の軌跡が、予め定められた複数の軌跡のうちのいずれとも一致しない場合に、
    前記入力手段により入力された位置の軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡であると判断し、
    前記入力手段により入力された位置の軌跡が、予め定められた複数の軌跡のうちの1つと一致する場合に、
    前記入力手段により入力された位置の軌跡が、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡であると判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実行手段は、予め定められた複数の軌跡のうち、前記入力手段により入力された位置の軌跡と一致した軌跡に対応する処理を、前記選択されたオブジェクトが示す電子データに対して実行する処理として特定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記予め定められた複数の軌跡は、2以上の筆数からなる軌跡を含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記予め定められた複数の軌跡は、文字を示す軌跡を含むことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 入力手段が、電子データを示す1又は複数のオブジェクトを表示する画面に対して指示された位置を入力する入力工程と、
    判断手段が、前記入力工程により入力された位置の軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡か、あるいは、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡かを判断する判断工程と、
    選択手段が、前記軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡であると判断された場合に、前記入力工程により入力された位置に表示されているオブジェクトを選択する選択工程と、
    実行手段が、前記軌跡が、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡であると判断された場合には、前記入力工程により入力された位置の軌跡に対応する処理を特定し、前記特定された処理を、前記選択工程により選択されたオブジェクトが示す電子データに対して実行する実行工程と
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. コンピュータを、
    電子データを示す1又は複数のオブジェクトを表示する画面に対して指示された位置を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された位置の軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡か、あるいは、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡かを判断する判断手段と、
    前記軌跡が、前記1又は複数のオブジェクトのうち、少なくとも一部を選択するために入力された軌跡であると判断された場合に、前記入力手段により入力された位置に表示されているオブジェクトを選択する選択手段と、
    前記軌跡が、選択されたオブジェクトが示す電子データに対する処理の実行を指示するために入力された軌跡であると判断された場合には、前記入力手段により入力された位置の軌跡に対応する処理を特定し、前記特定された処理を、前記選択手段により選択されたオブジェクトが示す電子データに対して実行する実行手段
    として機能させるためのプログラム。
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