JP2012206641A - Bearing device for wheel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動車等の車両の車輪を支持する車輪用軸受装置、詳しくは、車輪用軸受と等速自在継手とを備え、独立懸架式サスペンションに装着された駆動輪(FF車の前輪、FR車あるいはRR車の後輪、および4WD車の全輪)を懸架装置に対して回転自在に支持する車輪用軸受装置に関するものである。 The present invention relates to a wheel bearing device for supporting a wheel of a vehicle such as an automobile, and more specifically, a drive wheel (a front wheel of an FF vehicle, FR) provided with a wheel bearing and a constant velocity universal joint and mounted on an independent suspension type suspension. The present invention relates to a wheel bearing device that rotatably supports a rear wheel of a car or an RR car and all wheels of a 4WD car) with respect to a suspension device.
自動車等の車両のエンジン動力を車輪に伝達する動力伝達装置は、エンジンから車輪へ動力を伝達すると共に、悪路走行時における車両のバウンドや車両の旋回時に生じる車輪からの径方向や軸方向変位、およびモーメント変位を許容する必要があるため、例えば、エンジン側と駆動車輪側との間に介装されるドライブシャフトの一端が摺動型の等速自在継手を介してディファレンシャルに連結され、他端が固定型の等速自在継手を含む車輪用軸受装置を介して駆動輪に連結されている。 A power transmission device that transmits engine power of a vehicle such as an automobile to a wheel transmits power from the engine to the wheel, and also causes radial or axial displacement from the wheel that occurs when the vehicle bounces or turns when traveling on a rough road. For example, one end of the drive shaft interposed between the engine side and the drive wheel side is connected to the differential through a sliding type constant velocity universal joint, and the like. The end is connected to the drive wheel via a wheel bearing device including a fixed type constant velocity universal joint.
この車輪用軸受装置として従来から種々の構造のものが提案されているが、例えば図5に示すようなものが知られている。この車輪用軸受装置50は、車輪(図示せず)を一端部に装着するハブ輪51と、このハブ輪51を回転自在に支承する複列の転がり軸受52、およびハブ輪51に連結され、ドライブシャフト(図示せず)の動力をハブ輪51に伝達する固定型の等速自在継手53を備えている。
Various types of wheel bearing devices have been proposed in the past, and for example, those shown in FIG. 5 are known. The
ハブ輪51は、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジ54を一体に有し、外周に内側転走面51aと、この内側転走面51aから軸方向に延びる円筒状の小径段部51bが形成されている。複列の転がり軸受52は、外周に懸架装置(図示せず)に固定される車体取付フランジ55bを一体に有し、内周に複列の外側転走面55a、55aが形成された外方部材55と、この外方部材55に複列のボール56、56を介して内挿される内方部材57とからなる。
The
内方部材57は、ハブ輪51と、このハブ輪51の小径段部51bに圧入され、外周に内側転走面58aが形成された別体の内輪58とからなる。そして、ハブ輪51の小径段部51bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部51cにより、ハブ輪51に対して内輪58が軸方向に固定されている。
The
等速自在継手53は、カップ状のマウス部59と、このマウス部59の底部をなす肩部60と、この肩部60から軸方向に延びる軸部61とを一体に有する外側継手部材62を備え、ハブ輪51にこの外側継手部材62がトルク伝達可能に内嵌されている。すなわち、ハブ輪51の内周に雌セレーション63が形成されると共に、外側継手部材62の軸部61の外周に雄セレーション64が形成され、両セレーション63、64が噛合されている。そして、ハブ輪51の加締部51cに肩部60が突き合わされるまで外側継手部材62の軸部61がハブ輪51に内嵌されると共に、軸部61の端部に形成された雄ねじ65に固定ナット66が所定の締め付けトルクで締結され、ハブ輪51と外側継手部材62とが軸方向に着脱自在に結合されている。
The constant velocity
こうした車両の車輪には、エンジン低速回転時、例えば車両発進時に、エンジンから摺動型の等速自在継手(図示せず)を介して大きなトルクが負荷され、ドライブシャフトに捩じれが生じることが知られている。その結果、このドライブシャフトを支持する複列の転がり軸受52の内方部材57にも捩じれが生じることになる。このようにドライブシャフトに大きな捩じれが発生した場合、外側継手部材62と内方部材57との当接面で急激なスリップによるスティックスリップ音が発生する。
It is known that a large torque is applied to the wheels of the vehicle from the engine via a sliding type constant velocity universal joint (not shown) when the engine rotates at a low speed, for example, when the vehicle starts, and the drive shaft is twisted. It has been. As a result, the
この対策手段として、従来の車輪用軸受装置50において、外側継手部材62の肩部60と当接する部分、すなわち、ハブ輪51の加締部51cが平坦面に形成されると共に、図6に示すように、加締部51cの平坦面の径方向中央部に凹溝67が形成されている。そして、この凹溝67内にグリースが充填されている。このグリースにより当接面の摩擦係数を低くできるため、この当接面の摩擦エネルギを低減して肩部60と加締部51cとの当接面で急激なスリップによるスティックスリップ音が発生するのを防止することができる(例えば、特許文献1参照。)。
As a countermeasure, in the conventional
然しながら、こうした従来の車輪用軸受装置50では、ハブ輪51の内周に形成された雌セレーション63によって駆動力を伝達しているため、雌セレーション63の嵌合距離が長くなり、組立作業性が低下すると共に、雌セレーション63を形成するブローチ加工の工数が嵩み製造コストが高騰すると言った課題があった。
However, in such a conventional
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、軽量・コンパクト化を図ると共に、加工工数を削減し、組立・分解作業を簡略化して低コスト化を図った車輪用軸受装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of such circumstances, and provides a wheel bearing device that is light and compact, reduces the number of processing steps, simplifies assembly and disassembly, and reduces costs. The purpose is to do.
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、複列の転がり軸受と等速自在継手が着脱自在にユニット化された車輪用軸受装置であって、前記複列の転がり軸受が、外周に車体に取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に嵌合され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された円筒状の内輪部材からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えると共に、前記等速自在継手が、カップ状のマウス部と、このマウス部の底部をなす肩部と、この肩部から軸方向に延び、端部に雄ねじが形成された軸部とを一体に有する外側継手部材を備え、この外側継手部材の肩部と前記内方部材にそれぞれフェイススプラインが形成されると共に、前記内方部材の内周面に前記軸部が所定のシメシロを介して圧入され、前記ハブ輪の端面に当接して当該軸部の雄ねじに螺着された固定ナットによって前記両フェイススプラインが圧接支持され、前記複列の転がり軸受と等速自在継手とがトルク伝達可能に、かつ軸方向に分離可能に結合された車輪用軸受装置において、前記内輪部材の端面にフェイススプラインが形成され、前記ハブ輪に前記内輪部材が所定のシメシロを介して圧入され、これらの嵌合面のうち一方の部材の嵌合面に高周波焼入れによって硬化されたセレーションが形成されると共に、他方の部材の嵌合面が未焼入れでフラット面とされ、この嵌合面を前記セレーションが切削加工しながら密着嵌合させて前記ハブ輪と内輪部材が一体にプレスカット接合されている。
In order to achieve the object, the invention according to
このように、外側継手部材の肩部と内方部材にそれぞれフェイススプラインが形成されると共に、内方部材の内周面に軸部が所定のシメシロを介して圧入され、ハブ輪の端面に当接して当該軸部の雄ねじに螺着された固定ナットによって両フェイススプラインが圧接支持され、複列の転がり軸受と等速自在継手とがトルク伝達可能に、かつ軸方向に分離可能に結合された車輪用軸受装置において、内輪部材の端面にフェイススプラインが形成され、ハブ輪に内輪部材が所定のシメシロを介して圧入され、これらの嵌合面のうち一方の部材の嵌合面に高周波焼入れによって硬化されたセレーションが形成されると共に、他方の部材の嵌合面が未焼入れでフラット面とされ、この嵌合面を前記セレーションが切削加工しながら密着嵌合させて前記ハブ輪と内輪部材が一体にプレスカット接合されているので、軽量・コンパクト化を図ると共に、加工工数を削減し、組立・分解作業を簡略化して低コスト化を図った車輪用軸受装置を提供することができる。 In this way, face splines are formed on the shoulder portion and the inner member of the outer joint member, respectively, and the shaft portion is press-fitted into the inner peripheral surface of the inner member via a predetermined shimoshiro to contact the end surface of the hub wheel. Both face splines are pressed against and supported by a fixed nut screwed to the male screw of the shaft, and the double row rolling bearing and the constant velocity universal joint are coupled to be able to transmit torque and to be separated in the axial direction. In the wheel bearing device, a face spline is formed on the end surface of the inner ring member, the inner ring member is press-fitted into the hub ring via a predetermined shimoshiro, and one of these fitting surfaces is induction-quenched into the fitting surface of one member. A hardened serration is formed, and the mating surface of the other member is unquenched to be a flat surface. The wheel ring and inner ring member are press-cut joined together, providing a wheel bearing device that is lighter and more compact, reduces processing steps, simplifies assembly and disassembly, and reduces costs. can do.
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記ハブ輪と内輪部材の嵌合面のうち径方向内方に位置する部材の嵌合面に前記セレーションが形成されていれば、プレスカット接合時に発生したカットカスが嵌合面間に溜まることなく排出することができる。
Preferably, as in the invention according to
また、請求項3に記載の発明のように、前記ハブ輪の小径段部に前記内輪部材が外嵌され、この内輪部材が炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、少なくとも前記内側転走面とフェイススプラインが高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されると共に、当該内輪部材の内周面が鍛造後の素材硬さのままとされていても良い。
Further, as in the invention according to
また、請求項4に記載の発明のように、前記内輪部材が、前記内側転走面から軸方向に延びる円筒部が一体に形成され、この円筒部が前記ハブ輪の内周面に内嵌されていても良い。 According to a fourth aspect of the present invention, the inner ring member is integrally formed with a cylindrical portion extending in the axial direction from the inner rolling surface, and the cylindrical portion is fitted into the inner peripheral surface of the hub wheel. May be.
また、請求項5に記載の発明のように、前記内輪部材が炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、前記内側転走面から円筒部に亙って高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されていても良い。
Further, as in the invention described in
また、請求項6に記載の発明のように、前記内輪部材が高炭素クロム軸受鋼で形成し、ズブ焼入れにより芯部まで60〜64HRCの範囲で硬化処理されていても良い。
Further, as in the invention described in
また、請求項7に記載の発明のように、前記内輪部材のフェイススプラインが、当該内輪部材の冷間鍛造によって同時に形成されていれば、素材の歩留まりを向上させることができる。 Moreover, if the face spline of the said inner ring member is formed simultaneously by the cold forging of the said inner ring member like invention of Claim 7, the yield of a raw material can be improved.
また、請求項8に記載の発明のように、前記内輪部材が鍛造後に調質処理されていれば、低硬度と高い靭性を確保することができる。
Moreover, if the said inner ring member is tempered after forging like invention of
また、請求項9に記載の発明のように、前記セレーションの先端がエッジに形成されていれば、他方の嵌合面にセレーションを容易に切削加工しながら密着嵌合させることができる。 In addition, as in the ninth aspect of the present invention, if the tip of the serration is formed at the edge, the serration can be closely fitted to the other fitting surface while cutting.
本発明に係る車輪用軸受装置は、複列の転がり軸受と等速自在継手が着脱自在にユニット化された車輪用軸受装置であって、前記複列の転がり軸受が、外周に車体に取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に嵌合され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された円筒状の内輪部材からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えると共に、前記等速自在継手が、カップ状のマウス部と、このマウス部の底部をなす肩部と、この肩部から軸方向に延び、端部に雄ねじが形成された軸部とを一体に有する外側継手部材を備え、この外側継手部材の肩部と前記内方部材にそれぞれフェイススプラインが形成されると共に、前記内方部材の内周面に前記軸部が所定のシメシロを介して圧入され、前記ハブ輪の端面に当接して当該軸部の雄ねじに螺着された固定ナットによって前記両フェイススプラインが圧接支持され、前記複列の転がり軸受と等速自在継手とがトルク伝達可能に、かつ軸方向に分離可能に結合された車輪用軸受装置において、前記内輪部材の端面にフェイススプラインが形成され、前記ハブ輪に前記内輪部材が所定のシメシロを介して圧入され、これらの嵌合面のうち一方の部材の嵌合面に高周波焼入れによって硬化されたセレーションが形成されると共に、他方の部材の嵌合面が未焼入れでフラット面とされ、この嵌合面を前記セレーションが切削加工しながら密着嵌合させて前記ハブ輪と内輪部材が一体にプレスカット接合されているので、軽量・コンパクト化を図ると共に、加工工数を削減し、組立・分解作業を簡略化して低コスト化を図った車輪用軸受装置を提供することができる。 A wheel bearing device according to the present invention is a wheel bearing device in which a double-row rolling bearing and a constant velocity universal joint are detachably unitized, and the double-row rolling bearing is attached to a vehicle body on the outer periphery. A body mounting flange for integrally mounting, an outer member in which a double row outer rolling surface is formed integrally on the inner periphery, and a wheel mounting flange for mounting a wheel on one end of the body. A hub ring formed with one inner rolling surface facing the outer rolling surface of the double row, a cylindrical small diameter step portion extending in the axial direction from the inner rolling surface, and fitted to the hub wheel An inner member formed of a cylindrical inner ring member formed on the outer periphery with the other inner rolling surface facing the double row outer rolling surface, and both rolling of the inner member and the outer member. And a double row rolling element housed between the faces so as to be freely rollable. Is provided with an outer joint member integrally having a cup-shaped mouse part, a shoulder part forming the bottom part of the mouse part, and a shaft part extending in an axial direction from the shoulder part and having an external thread formed at an end part thereof, Face splines are formed on the shoulder portion of the outer joint member and the inner member, respectively, and the shaft portion is press-fitted into the inner peripheral surface of the inner member via a predetermined shimoshiro, and the end surface of the hub wheel is Both face splines are pressed against and supported by a fixing nut that is abutted and screwed onto the male screw of the shaft, so that the double row rolling bearing and the constant velocity universal joint can transmit torque and can be separated in the axial direction. In the combined wheel bearing device, a face spline is formed on an end surface of the inner ring member, the inner ring member is press-fitted into the hub ring through a predetermined shimiro, and one of the fitting surfaces is fitted. Together A serration that has been hardened by induction hardening is formed, and the fitting surface of the other member is unquenched to be a flat surface, and this fitting surface is closely fitted while the serration is being cut to form the hub wheel. Since the inner ring member and the inner ring member are press-cut joined together, it is possible to provide a wheel bearing device that is lighter and more compact, reduces the number of processing steps, simplifies assembly and disassembly, and reduces costs. Can do.
複列の転がり軸受と等速自在継手が着脱自在にユニット化された車輪用軸受装置であって、前記複列の転がり軸受が、外周に車体に取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に外嵌され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えると共に、前記等速自在継手が、カップ状のマウス部と、このマウス部の底部をなす肩部と、この肩部から軸方向に延び、端部に雄ねじが形成された軸部とを一体に有する外側継手部材を備え、この外側継手部材の肩部と前記内方部材にそれぞれフェイススプラインが形成されると共に、前記内方部材の内周面に前記軸部が所定のシメシロを介して圧入され、前記ハブ輪の端面に当接して当該軸部の雄ねじに螺着された固定ナットによって前記両フェイススプラインが圧接支持され、前記複列の転がり軸受と等速自在継手とがトルク伝達可能に、かつ軸方向に分離可能に結合された車輪用軸受装置において、前記内輪の端面にフェイススプラインが形成され、前記ハブ輪の小径段部に、高周波焼入れによって硬化され、先端がエッジになったセレーションが形成されると共に、前記内輪の内周面が未焼入れでフラット面とされ、この嵌合面を前記セレーションが切削加工しながら密着嵌合させて前記ハブ輪と内輪が一体にプレスカット接合されている。 A wheel bearing device in which a double-row rolling bearing and a constant velocity universal joint are detachably unitized, and the double-row rolling bearing integrally has a vehicle body mounting flange for mounting to a vehicle body on the outer periphery. The outer member integrally formed with the outer circumferential surface of the double row on the inner periphery, and the wheel mounting flange for attaching the wheel to one end of the outer member, and the outer rolling surface of the double row on the outer periphery. One opposite inner rolling surface, a hub wheel formed with a cylindrical small-diameter step portion extending in the axial direction from the inner rolling surface, and a small-diameter step portion of the hub wheel are externally fitted to the outer periphery of the hub wheel. An inner member formed of an inner ring formed with the other inner rolling surface facing the outer rolling surface of the row, and is accommodated in a freely rollable manner between both rolling surfaces of the inner member and the outer member. A double row rolling element, and the constant velocity universal joint includes a cup-shaped mouth portion, An outer joint member integrally including a shoulder portion forming a bottom portion of the usus portion and a shaft portion extending in an axial direction from the shoulder portion and having an external thread formed at the end portion; and the shoulder portion of the outer joint member and the inner portion Each side member has a face spline, and the shaft portion is press-fitted into the inner peripheral surface of the inner member through a predetermined squeeze, abutting against the end surface of the hub wheel, and screwed into the male screw of the shaft portion. In the wheel bearing device in which both the face splines are pressed and supported by a fixed nut attached, and the double row rolling bearing and the constant velocity universal joint are coupled to be able to transmit torque and to be separated in the axial direction. A face spline is formed on the end face of the inner ring, and a serration with an edge at the tip is formed on the small-diameter step portion of the hub ring, and the inner peripheral surface of the inner ring is not hardened. In a flat plane, the hub wheel and the inner ring of this fitting face the serrations are contact-fitted with cutting is pressed cut bonded together.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図、図2(a)は、図1の軸受部を示す縦断面図、(b)は、(a)の側面図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図1の左側)、中央寄り側をインナー側(図1の右側)という。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 is a longitudinal sectional view showing a first embodiment of a wheel bearing device according to the present invention, FIG. 2 (a) is a longitudinal sectional view showing a bearing portion of FIG. 1, and (b) is (a). FIG. In the following description, the side closer to the outer side of the vehicle when assembled to the vehicle is referred to as the outer side (left side in FIG. 1), and the side closer to the center is referred to as the inner side (right side in FIG. 1).
この車輪用軸受装置は、ハブ輪1と複列の転がり軸受2と等速自在継手3を着脱自在にユニット化した、所謂第3世代と称される構成を備えている。
This wheel bearing device has a so-called third generation configuration in which the
複列の転がり軸受2は、外方部材7と内方部材8と複列の転動体(ボール)9、9とを備えている。この外方部材7はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、外周に車体(図示せず)に取り付けるための車体取付フランジ7bを一体に有し、内周に複列の外側転走面7a、7aが形成されている。そして、少なくともこの複列の外側転走面7a、7aは、高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。
The double-
一方、内方部材8は、前記した外方部材7の外側転走面7a、7aに対向する複列の内側転走面1a、5aが形成されている。これら複列の内側転走面1a、5aのうち一方(アウター側)の内側転走面1aがハブ輪1の外周に、他方(インナー側)の内側転走面5aが内輪5の外周にそれぞれ一体に形成されている。この場合、内方部材8はハブ輪1と内輪5を指す。そして、複列の転動体9、9がこれら両転走面間にそれぞれ収容され、保持器10、10によって転動自在に保持されている。また、外方部材7と内方部材8との間に形成される環状空間の開口部にはシール11、12が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部から軸受内部に雨水やダスト等が侵入するのを防止している。
On the other hand, the
ハブ輪1は、アウター側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ4を一体に有し、外周に内側転走面1aから軸方向に延びる円筒状の小径段部1bが形成され、この小径段部1bに内輪5が固定されている。車輪取付フランジ4の周方向等配に車輪を締結するためのハブボルト6が植設されている。
The
ハブ輪1はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、内側転走面1aをはじめ、アウター側のシール11のシールランド部となる車輪取付フランジ4のインナー側の基部4aから小径段部1bに亙る外周面に高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。また、転動体9はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで60〜64HRCの範囲で硬化処理されている。なお、ここでは、転動体9にボールを使用した複列のアンギュラ玉軸受を例示したが、これに限らず、転動体9に円錐ころを使用した複列の円錐ころ軸受であっても良い。
The
等速自在継手3は、外側継手部材14と継手内輪15とケージ16およびトルク伝達ボール17からなる。外側継手部材14は、カップ状のマウス部18と、このマウス部18の底部をなす肩部19と、この肩部19から軸方向に延びる軸部20とを有し、マウス部18の内周および継手内輪15の外周には軸方向に延びる曲線状のトラック溝18a、15aがそれぞれ形成されている。また、軸部20に雄ねじ20aが形成されると共に、肩部19の端面にフェイススプライン19aが形成されている。この外側継手部材14はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、トラック溝18aをはじめ、肩部19から軸部20に亙る外周面に高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。
The constant velocity
本実施形態では、図2(a)に示すように、内輪5の端面には、外側継手部材14の肩部19に形成されたフェイススプライン19aに噛合するフェイススプライン13が塑性加工によって形成されている。内輪5はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、少なくとも内側転走面5aとフェイススプライン13が高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。なお、内周面5bは鍛造後の素材硬さのままとされている。
In this embodiment, as shown in FIG. 2A, the
ここで、内輪5が嵌合されるハブ輪1の小径段部1bの外周に高周波焼入れによって硬化されたセレーション(またはスプライン)21が形成されている。そして、ハブ輪1の小径段部1bに内輪5が所定のシメシロを介して内嵌され、未焼入れである内輪5の内周面5bにセレーション21を密着嵌合されてハブ輪1と内輪5が一体に結合、所謂プレスカット接合されている。
Here, serrations (or splines) 21 hardened by induction hardening are formed on the outer periphery of the small-diameter step portion 1b of the
ここでは、ハブ輪1の小径段部1bのセレーション21の先端をエッジに形成することにより、内輪5の内周面5bにセレーション21を容易に切削加工しながら密着嵌合させることができると共に、プレスカット接合時に発生したカットカスが小径段部1bと内輪5間に溜まることなくインナー側に排出することができる。こうしたプレスカット接合を採用することにより、所望の駆動力を伝達することができ、長期間に亘ってハブ輪1と内輪5の結合部の緩みを防止することができる。
Here, by forming the tip of the
これらの複列の転がり軸受2および等速自在継手3は、図1に示すように、ハブ輪1の内周に外側継手部材14の軸部20が所定のシメシロを介して内嵌されると共に、軸部20の雄ねじ20aに固定ナット22が螺着されることによって、外側継手部材14の肩部19と内輪5との対向する両フェイススプライン19a、13が圧接支持され、着脱自在にユニット化されている。
As shown in FIG. 1, the double-
本実施形態では、内輪5の端面に直接フェイススプライン13が形成され、さらに、この内輪5とハブ輪1間は駆動力が伝達できるようにプレスカット接合されているので、等速自在継手3との組立が格段に簡素化でき、軽量・コンパクト化を図ると共に、加工工数を削減して低コスト化を図った車輪用軸受装置を提供することができる。
In the present embodiment, the
図3は、本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図、図4(a)は、図3の軸受部を示す縦断面図、(b)は、(a)の側面図である。なお、この実施形態は、前述した実施形態と基本的には、複列の転がり軸受の構成が異なるだけで、その他、前述した実施形態と同一部品・同一部位あるいは同様の機能を有する部品や部位には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。 FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a second embodiment of the wheel bearing device according to the present invention, FIG. 4A is a longitudinal sectional view showing the bearing portion of FIG. 3, and FIG. FIG. This embodiment basically differs from the above-described embodiment only in the configuration of the double-row rolling bearing, and in addition, the same parts, the same parts, or parts or parts having the same functions as the above-described embodiments. Are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
この車輪用軸受装置は、図3に示すように、ハブ輪23と複列の転がり軸受24と等速自在継手3を着脱自在にユニット化した第3世代と称される構成を備えている。
As shown in FIG. 3, the wheel bearing device has a configuration called a third generation in which a
複列の転がり軸受24は、外方部材7と内方部材25と複列の転動体9、9とを備えている。内方部材25は、ハブ輪23と、このハブ輪23に内嵌された内輪部材26とからなり、外方部材7の外側転走面7a、7aに対向する複列の内側転走面1a、5aが形成されている。
The double-
ハブ輪23は、アウター側の端部に車輪取付フランジ4を一体に有し、外周に内側転走面1aから軸方向に延びる円筒状の小径段部23aが形成されている。このハブ輪23はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、内側転走面1aをはじめ、アウター側のシール11が摺接する車輪取付フランジ4のインナー側の基部4aから小径段部23aに亙る外周面に高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。
The
内輪部材26は、内側転走面5aから軸方向に延びる円筒部27が一体に形成されている。内輪部材26はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、内側転走面5aから円筒部27に亙って高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。なお、内輪部材26をSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼で形成し、ズブ焼入れにより芯部まで60〜64HRCの範囲で硬化処理しても良い。
The
ここで、図4(a)、(b)に示すように、内輪部材26の端面にフェイススプライン28が形成され、外側継手部材14の肩部19に形成されたフェイススプライン19aに噛合されている。このフェイススプライン28を含む内輪部材26は、冷間鍛造によって形成されているが、鍛造後に調質(焼入れ後、高温焼戻し)処理されてもよい。この調質処理により、低硬度と高い靭性を確保することができる。
Here, as shown in FIGS. 4A and 4B, a
本実施形態では、内輪部材26がフェイススプライン28を含めて冷間鍛造によって形成された後、所定の形状・寸法に旋削加工が施され、そして、所定の部位が熱処理された後、少なくとも内側転走面5aが研削加工される。
In this embodiment, after the
ここで、内輪部材26の円筒部27の外周に高周波焼入れによって硬化されたセレーション(またはスプライン)29が形成されている。そして、ハブ輪23に内輪部材26が所定のシメシロを介して内嵌され、未焼入れであるハブ輪23の内周面23bにセレーション29を密着嵌合されてハブ輪23と内輪部材26が一体にプレスカット接合されている。
Here, a serration (or spline) 29 hardened by induction hardening is formed on the outer periphery of the
ここでは、内輪部材26の円筒部27におけるセレーション29の先端をエッジに形成することにより、ハブ輪23の内周面23bにセレーション29を容易に切削加工しながら密着嵌合させることができると共に、プレスカット接合時に発生したカットカスがハブ輪23と内輪部材26間に溜まることなくアウター側に排出することができる。こうしたプレスカット接合を採用することにより、所望の駆動力を伝達することができ、長期間に亘ってハブ輪23と内輪部材26の結合部の緩みを防止することができる。
Here, by forming the tip of the
これらの複列の転がり軸受24および等速自在継手3は、図3に示すように、ハブ輪23の内周に外側継手部材14の軸部20が所定のシメシロを介して内嵌されると共に、軸部20の雄ねじ20aに固定ナット22が螺着されることによって、外側継手部材14の肩部19と内輪部材26との対向する両フェイススプライン19a、28が圧接支持され、着脱自在にユニット化されている。
As shown in FIG. 3, the double
本実施形態では、内輪部材26の端面に直接フェイススプライン28が形成され、さらに、この内輪部材26とハブ輪23間は駆動力が伝達できるようにプレスカット接合されているので、前述した実施形態と同様、等速自在継手3との組立が格段に簡素化でき、軽量・コンパクト化を図ると共に、加工工数を削減して低コスト化を図った車輪用軸受装置を提供することができる。
In the present embodiment, the
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。 The embodiment of the present invention has been described above, but the present invention is not limited to such an embodiment, and is merely an example, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention. Of course, the scope of the present invention is indicated by the description of the scope of claims, and further, the equivalent meanings described in the scope of claims and all modifications within the scope of the scope of the present invention are included. Including.
本発明に係る車輪用軸受装置は、ハブ輪を有する複列の転がり軸受と等速自在継手とを着脱自在にユニット化した車輪用軸受装置に適用することができる。 The wheel bearing device according to the present invention can be applied to a wheel bearing device in which a double-row rolling bearing having a hub wheel and a constant velocity universal joint are detachably unitized.
1、23 ハブ輪
1a、5a 内側転走面
1b、23a 小径段部
2、24 複列の転がり軸受
3 等速自在継手
4 車輪取付フランジ
4a 車輪取付フランジのインナー側の基部
5 内輪
5b 内輪の内周面
6 ハブボルト
7 外方部材
7a 外側転走面
7b 車体取付フランジ
8、25 内方部材
9 転動体
10 保持器
11、12 シール
13、19a、28 フェイススプライン
14 外側継手部材
15 継手内輪
15a、18a トラック溝
16 ケージ
17 トルク伝達ボール
18 マウス部
19 肩部
20 軸部
21、29 セレーション
20a 雄ねじ
22 固定ナット
26 内輪部材
27 円筒部
50 車輪用軸受装置
51 ハブ輪
51a、58a 内側転走面
51b 小径段部
51c 加締部
52 複列の転がり軸受
53 等速自在継手
54 車輪取付フランジ
55 外方部材
55a 外側転走面
55b 車体取付フランジ
56 ボール
57 内方部材
58 内輪
59 マウス部
60 肩部
61 軸部
62 外側継手部材
63 雌セレーション
64 雄セレーション
65 雄ねじ
66 固定ナット
67 凹溝
1, 23
Claims (9)
前記複列の転がり軸受が、外周に車体に取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に嵌合され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された円筒状の内輪部材からなる内方部材と、
この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えると共に、
前記等速自在継手が、カップ状のマウス部と、このマウス部の底部をなす肩部と、
この肩部から軸方向に延び、端部に雄ねじが形成された軸部とを一体に有する外側継手部材を備え、
この外側継手部材の肩部と前記内方部材にそれぞれフェイススプラインが形成されると共に、
前記内方部材の内周面に前記軸部が所定のシメシロを介して圧入され、前記ハブ輪の端面に当接して当該軸部の雄ねじに螺着された固定ナットによって前記両フェイススプラインが圧接支持され、前記複列の転がり軸受と等速自在継手とがトルク伝達可能に、かつ軸方向に分離可能に結合された車輪用軸受装置において、
前記内輪部材の端面にフェイススプラインが形成され、前記ハブ輪に前記内輪部材が所定のシメシロを介して圧入され、これらの嵌合面のうち一方の部材の嵌合面に高周波焼入れによって硬化されたセレーションが形成されると共に、他方の部材の嵌合面が未焼入れでフラット面とされ、この嵌合面を前記セレーションが切削加工しながら密着嵌合させて前記ハブ輪と内輪部材が一体にプレスカット接合されていることを特徴とする車輪用軸受装置。 A wheel bearing device in which a double row rolling bearing and a constant velocity universal joint are detachably unitized,
The double-row rolling bearing integrally has a vehicle body mounting flange to be attached to the vehicle body on the outer periphery, and an outer member in which the double-row outer rolling surface is integrally formed on the inner periphery;
A wheel mounting flange for mounting the wheel at one end is integrally formed, one outer side rolling surface facing the outer side rolling surface of the double row on the outer periphery, and a cylindrical shape extending in the axial direction from the inner side rolling surface And a cylindrical inner ring member that is fitted to the hub ring and that has the other inner rolling surface facing the outer rolling surface of the double row on the outer periphery. An inner member;
With the inner member and a double row rolling element accommodated between the rolling surfaces of the outer member so as to roll freely,
The constant velocity universal joint includes a cup-shaped mouse part and a shoulder part that forms the bottom of the mouse part,
An outer joint member that extends in an axial direction from the shoulder portion and integrally has a shaft portion having an external thread formed at the end portion,
Face splines are formed on the shoulder of the outer joint member and the inner member, respectively.
The both face splines are pressed against each other by a fixing nut that is press-fitted into the inner peripheral surface of the inner member via a predetermined squeeze and abutted against the end surface of the hub wheel and screwed to the male screw of the shaft portion. In the wheel bearing device that is supported and coupled to the double row rolling bearing and the constant velocity universal joint so that torque can be transmitted and can be separated in the axial direction,
A face spline is formed on the end surface of the inner ring member, the inner ring member is press-fitted into the hub ring via a predetermined shimoshiro, and the fitting surface of one of these fitting surfaces is hardened by induction hardening. The serration is formed and the mating surface of the other member is unquenched to be a flat surface. The serration is closely fitted while the serration is cut, and the hub ring and inner ring member are pressed together. A wheel bearing device characterized by being cut and joined.
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