JP2012205359A - 太陽電池式発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構成で商用電源との切り換えが容易な太陽電池式発電装置を提供する。
【解決手段】太陽電池2と負荷10との間に接続される太陽電池式発電装置1において、太陽電池2からの電力が蓄電されるコンデンサ3及び二次電池4と、二次電池4の充放電を制御する二次電池用充放電制御回路5と、二次電池4の出力電圧を監視する二次電池出力電圧監視部7と、二次電池4に接続されるDC/AC変換器8と、DC/AC変換器8の出力電圧監視部9と、DC/AC変換器8と負荷10との間に接続されるスイッチ11と、を含む。負荷10に供給されるAC電力12が、スイッチ11によって、DC/AC変換器8からの供給又は商用電源12からの供給に切り換えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池式発電装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、太陽電池の発電出力を二次電池に充電して負荷にAC電力を供給し、さらに所定の発電出力以下の場合には商用電源に切り換えて負荷にAC電力を供給する太陽電池式発電装置に関する。
近年、地域のクリーンエネルギー資源として、太陽光や木質バイオマスの利用が進められている。中でも、太陽光によって発電する太陽電池式発電装置の設置が世界中で推進されている(特許文献1及び2参照)。
太陽電池は、発電機能をもつが、通常は蓄電機能をもたない。従って、太陽電池を単独で用いる場合は昼間の晴れの時にしか使用できないので、その場合には不足分を従来の商用電源に切り換えて使用されている。
これに対して、太陽電池で発電した電気を二次電池に蓄電する場合は、使用したいときに使用可能となる。しかしながら、昼間だけ利用する場合であっても、太陽電池で発電した電気の不足分を二次電池に蓄電する場合は、二次電池の容量を大きくする必要がある。
蓄電するために、二次電池とコンデンサを併用する方式も知られている。
特開2010−226857号公報 特開2001−008383号公報
太陽電池で発生した電力を、二次電池とコンデンサを併用して蓄電する場合の制御は複雑であり、簡便な制御が可能な太陽電池式発電装置が実現されていないという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、簡便な構成で商用電源との切り換えが容易な太陽電池式発電装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の太陽電池式発電装置は、太陽電池と負荷との間に接続される太陽電池式発電装置において、太陽電池からの電力が蓄電されるコンデンサ及び二次電池と、二次電池の充放電を制御する二次電池用充放電制御回路と、二次電池の出力電圧を監視する二次電池出力電圧監視部と、二次電池に接続されるDC/AC変換器と、DC/AC変換器の出力電圧監視部と、DC/AC変換器と負荷との間に接続されるスイッチと、を含むことを特徴とする。
上記構成において、負荷に供給されるAC電力が、好ましくは、スイッチによってDC/AC変換器からの供給又は商用電源からの供給に切り換えられる。
負荷に供給されるAC電力が、好ましくは、スイッチによって商用電源に切り換えられたとき、コンデンサと二次電池が太陽電池によって充電される。
好ましくは、二次電池異常検知部をさらに備えている。
二次電池用充放電制御回路の出力と二次電池との間に、好ましくは、過電流保護回路を備えている。
好ましくは、コンデンサ用充放電制御回路を備え、コンデンサ用充放電制御回路は、太陽電池と二次電池の充放電制御回路との間に接続される第1のスイッチと、第1のスイッチとコンデンサとの間に接続される第2のスイッチと、を備えている。
好ましくは、制御部を備え、制御部はコンデンサ用充放電制御回路と、二次電池用充放電制御回路と、二次電池出力電圧監視部と、スイッチとを制御する。
本発明によれば、太陽電池によって発電された電力を二次電池とコンデンサを併用して蓄電し、太陽電池によって電力が十分に発電されないときには、高速で商用電源に切り換えることができる太陽電池式発電装置を提供することができる。
本発明に係る太陽電池式発電装置のブロック図である。 本発明の太陽電池式発電装置の動作を説明するフロー図である。 本発明に係る太陽電池式発電装置の変形例のブロック図である。 太陽電池式発電装置のシミュレーションの一例を示す図である。 実施例の太陽電池式発電装置のDC/AC変換器からの出力電力及び発電量を示す図であり、(a)は垂直型を、(b)は屋根置型を示している。
以下、この発明の実施の形態を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明に係る太陽電池式発電装置1のブロック図である。
図1に示すように、太陽電池式発電装置1は、太陽電池2からの電力が蓄電されるコンデンサ3及び二次電池4と、二次電池4の充放電を制御する二次電池用充放電制御回路5と、二次電池4の出力電圧を監視する二次電池出力電圧監視部7と、二次電池4に接続されるDC/AC変換器8と、DC/AC変換器8の出力電圧監視部9と、DC/AC変換器8と負荷10との間に接続されるスイッチ11と、二次電池出力電圧監視部7等に電源を供給する電源部13等を含んで構成されている。
太陽電池2は、複数の太陽電池2のセルが板状に配列されており、建物の屋上や壁面に取り付けられている。例えば、1ユニットはDC40Vで出力電力が210Wである。このようなユニットを並列接続すれば、ユニット数に比例して太陽電池2の出力電力を増大することができる。
コンデンサ3は、電気二重層コンデンサ等からなり、繰り返し使用可能な二次電池4の前段に配置されている。太陽電池2から電気二重層コンデンサ3で電気を受けた後、二次電池4に蓄電する方法は、晴天でない場合に有効に充電することができる。コンデンサ3は、二次電池4の逆流防止用の保護用ダイオード16を介して太陽電池2に接続されている。
二次電池4は、鉛電池、ニッケルカドミウム電池、リチウム電池等の繰り返し使用が可能な蓄電池を用いることができる。
二次電池4の出力電圧は、二次電池出力電圧監視部7によってそのDC出力電圧が測定されている。さらに、二次電池出力電圧監視部7では、二次電池4において所定のDC出力電圧が得られているか否かが判定されている。所定のDC出力電圧は、例えば26Vである。
二次電池用充放電制御回路5は、二次電池4の充放電を制御する回路である。二次電池用充放電制御回路5の出力は、第1のスイッチ17を介してDC/AC変換器8に接続されている。第1のスイッチ17は、二次電池出力電圧監視部7によって制御されてもよい。
二次電池出力電圧監視部7からの出力は、二次電池用充放電制御回路5に入力される。二次電池4が所定の電圧まで充電されていない場合には、第1のスイッチ17を開(オフ)として、二次電池4を充電の状態にすることができる。二次電池4が所定の電圧まで充電されている場合には、第1のスイッチ17が閉(オン)となり、二次電池4がDC/AC変換器8に接続される。
さらに、二次電池4には二次電池異常検知部14を設けてよい。二次電池異常検知部14は、リチウムイオン電池等の二次電池4の電圧や温度を監視し、規定の電圧以下になれば過放電の信号、さらに電圧が低下すれば故障信号を発報する。
二次電池異常検知部14は、二次電池4の温度監視を行ってもよい。二次電池異常検知部14は、二次電池4内部の温度が規定の温度以上になれば温度異常の信号を発報する。
さらに、二次電池用充放電制御回路5と二次電池4との間に過電流保護回路15を設けてもよい。過電流保護回路15は所謂シャントトリップを使用することができる。過電流保護回路15は、二次電池異常検知部14からの過放電や故障などの信号を受けて動作するようにしてもよい。この場合には、過電流保護回路15は、二次電池異常検知部14からの異常信号を受信すると二次電池用充放電制御回路5と二次電池4との接続を開(オフ)として、二次電池4からの過放電を停止することができる。
DC/AC変換器8は、太陽電池2で発電される直流電力を商用電源12と同じAC電圧かつ同じ周波数のAC電源に変換する変換器であり、所謂インバータである。例えば、DC/AC変換器8のAC電圧は100Vであり、その周波数は50Hzである。
DC/AC変換器8の出力電圧監視部9は、DC/AC変換器8のAC出力電圧を測定し、所定の出力電圧が得られているか否かを判定する。
DC/AC変換器8に接続される負荷10には、DC/AC変換器8から発生されるAC電力が供給される。負荷10は、AC電源で動作する機器であれば何でもよい。例えば負荷10は、照明装置である。
DC/AC変換器8と負荷10との間には、第2のスイッチ11が接続されている。第2のスイッチ11は取り扱い電力が大きいので、電磁式継電器等を使用して構成されている。第2のスイッチ11は、出力電圧監視部9からの信号によって、負荷10へのAC電力供給を、DC/AC変換器8からの供給又は商用電源12からの供給に切り換える。
DC/AC変換器8と負荷10とが接続される場合には、第2のスイッチ11a,11bが閉(オン)となっている。さらに、第2のスイッチ11c,11dが閉(オン)となり、DC/AC変換器8からのAC電力が、電源部13に接続される。
DC/AC変換器8から負荷10にAC電力が供給されないときには、負荷10には商用電源12からAC電力が供給される。この場合には、第2のスイッチ11a,11b、11cが開(オフ)となる。さらに、第2のスイッチ11d,11eが閉(オン)となり、商用電源12が負荷10に接続されると共に、商用電源12が電源部13に接続される。
(太陽電池式発電装置の制御)
次に、太陽電池式発電装置1の制御について説明する。
図2は、本発明の太陽電池式発電装置1の動作を説明するフロー図である。
(ステップST01)
ステップST01では、太陽電池2が十分に発電し、二次電池4が満充電の場合には、DC/AC変換器8の出力電力はAC95V〜100V以上であるので、負荷10には太陽電池式発電装置1からAC電力が供給されている。
(ステップST02〜ステップST03)
DC/AC変換器8のAC出力電力は監視されており、ステップST02に示すように、AC出力電力が95Vよりも低下した場合には、負荷10には太陽電池式発電装置1の代わりに商用電源12からAC電力が供給される。
(ステップST04)
商用電源12から負荷10に電力が供給されている場合、太陽電池2から二次電池4への充電状態が監視されている。ステップST04に示すように、太陽電池2から二次電池4が充電中の場合には、ステップST05に移行する。
一方、太陽電池2から二次電池4が十分に充電されていない場合には、ステップST06〜ステップST09に移行する。
(ステップST05)
日中であって、太陽電池2が充電中の場合には、ステップST04からステップST05に移行し、DC/AC変換器8のAC出力電圧が所定の値であるか否かの判定がされる。DC/AC変換器8のAC出力電圧がAC95V〜100V以上の場合には、ステップST01に移行し、負荷10には商用電源12の代わりに太陽電池式発電装置1からAC電力が供給される。
一方、DC/AC変換器8のAC出力電圧がAC95V未満の場合には、ステップST03に移行し、負荷10には、引き続き商用電源12からAC電力が供給される。
(ステップST06)
二次電池4が充電されていない場合には、ステップST04からステップST06に移行し、二次電池4のDC出力電圧が計測される。二次電池4のDC出力電圧が23V以下の場合には、二次電池4は満充電ではないと判断されて、ステップST07に移行する。
(ステップST07)
ステップST06で二次電池4が充電されていない場合には、スイッチ11によって負荷10には、引き続き商用電源12からAC電力が供給される。この場合、スイッチ11の電磁式継電器のマグネットはオフである。
(ステップST08、09)
ステップST08で二次電池4のDC出力電圧が26V以上になった場合には、ステップST09で二次電池4がスイッチ11によってDC/AC変換器8に接続され、上述したステップST05に移行する。この場合、スイッチ11の電磁式継電器のマグネットはオンとなる。
以上説明したように、本発明の太陽電池式発電装置1では、DC/AC変換器8からAC電力を供給している場合、DC/AC変換器8の出力電圧が95V以下、つまり所定電力が得られない場合には、スイッチ11により商用電源12に系統が切り換わる。
商用電源12に系統が切り換わると、太陽電池式発電装置1において、太陽電池2によりコンデンサ3と二次電池4が充電される。DC/AC変換器8の出力電圧が100V以上になると、再び太陽電池式発電装置1から負荷10にAC電力が供給される。
天候が悪い日や夜間等で太陽電池2が発電できない場合、商用電源12の系統へ切り換わったままである。また、太陽電池2によって発電ができるようになり、DC/AC変換器8の出力電圧が100V以上になると再び太陽電池式発電装置1から負荷10にAC電力が供給される。
なお、太陽電池2の発電が停止し二次電池4に充電されていない場合、二次電池4の端子電圧が23V以下になるとスイッチ11が動作して、負荷10には商用電源12からAC電力が供給される。
DC/AC変換器8の状態監視による二次電池4の電力消費を抑えるため、太陽電池2から再び充電され二次電池4の端子電圧を26Vまで回復させる。この場合には、スイッチ11が動作して、負荷10には商用電源12からAC電力が供給される。
上記動作を繰り返すことによって、太陽電池式発電装置1は日射のある間は、負荷10にAC電力を効率良く供給することができる。
本発明の太陽電池発電装置1は、コンデンサ用充放電制御回路20をさらに備えて構成されてもよい。
図1に示すように、コンデンサ用充放電制御回路20は、第3及び第4のスイッチ21、22を含んで構成されている。第3のスイッチ21は、太陽電池2と二次電池用充放電制御回路5との間に保護用ダイオード16を介して接続されている。つまり、第3のスイッチ21の一端が太陽電池2に接続され、第3のスイッチ21の他端が保護用ダイオード16を介して二次電池用充放電制御回路5の入力部に接続されている。第4のスイッチ22の一端は二次電池用充放電制御回路5の入力部に接続されている。第4のスイッチ22の他端はコンデンサ3の一端に接続されている。このコンデンサ3の他端は接地されている。
第3のスイッチ21が閉(オン)で、第4のスイッチ22が開(オフ)の場合には、太陽電池2の出力はコンデンサ3に接続されないので、太陽電池2の出力は二次電池用充放電制御回路5を介して二次電池4に接続される。
第3及び第4のスイッチ21,22が共に閉(オン)の場合には、太陽電池2の出力はコンデンサ3に接続されるので、二次電池4を、コンデンサ3から充電することができる。太陽電池2からコンデンサ3で電気を受けた後、コンデンサ3だけを満充電してから二次電池4に蓄電してもよい。この制御によれば、晴天でない場合にも二次電池4を有効に充電することができる。
さらに、コンデンサ3だけを満充電して、二次電池4を使用しないで、DC/AC変換器8に出力してもよい。この場合には、コンデンサ3の充放電は高速であるので、DC/AC変換器8に、高速でDC電力を供給することができる。
(太陽電池発電装置の変形例)
図3は、図1に示した本発明の太陽電池式発電装置1の変形例のブロック図である。
図3に示すように、太陽電池発電装置1Aは、図1に示す太陽電池発電装置1にさらに制御部30を備えて構成されてもよい。制御部30は、コンデンサ用充放電制御回路20と、二次電池用充放電制御回路5と、二次電池出力電圧監視部7と、スイッチ11とを制御する。制御部30は、さらに、二次電池出力電圧監視部7及びDC/AC変換器8の出力電圧監視部9、スイッチ17を制御してもよい。制御部30としては、所謂マイクロプロセッサやマイクロコンピュータを用いることができる。
(シミュレーション)
本発明のDC/AC変換器8の出力電圧、二次電池4への充電状態、負荷10における電力消費、商用電源12の電力、発電量についてシミュレーションをした。
図4に、太陽電池式発電装置1のシミュレーションの一例を示す。図4の横軸は時間(時)であり、縦軸は、DC/AC変換器8の出力電圧、二次電池4への充電状態、負荷10における電力消費、商用電源12の電力、発電量を示している。
図4に示すように、太陽電池式発電装置1は日中、つまり日射がある間は発電されることがわかる。負荷電力は常に一定であるが、太陽電池式発電装置1のDC/AC変換器8からの出力電力があるときには、負荷にはDC/AC変換器8からAC電力が供給されている。
一方、DC/AC変換器8からの出力電力がないときには、負荷には商用電源12から電力が供給されていることが分かる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
太陽電池式発電装置1の主要部を以下に示す。
(太陽電池)
三洋電機製(HIT、210W/ユニット)の太陽電池2を5ユニット用いた。この太陽電池2の発電量は約1kWである。この太陽電池2の特徴は、曇りの日でも発電可能な点にある。太陽電池2は、建物の側壁に設置する垂直型と屋根や建物の屋上に設置する屋根置型とを用いた。
(電気二重層コンデンサ)
電気二重層コンデンサ3は、パワーシステム製のスーパーキャパシタを用いた。電気二重層コンデンサ3の耐圧はDC54V、その容量は60Fであった。
(二次電池)
二次電池4は、エナックス製のリチウムイオン電池を用いた。二次電池4の出力電圧はDC29.6Vであり、容量は740Whである。
図5は、実施例の太陽電池式発電装置1のDC/AC変換器8からの出力電力及び発電量を示す図であり、(a)は垂直型を、(b)は屋根置型を示している。図5の横軸は時間(時)であり、縦軸は、DC/AC変換器8の出力電圧、発電量を示している。負荷10は、300〜400Wである。
図5から明らかなように、実施例1の太陽電池式発電装置1では、発電は上記日射量に準じ、順調に発電しており、負荷10の容量が300〜400Wであり、24時間常時使用されている環境から、太陽電池2の容量と二次電池4の容量が不足していることが分かる。
太陽電池2の垂直型と屋根置型を比較してみると、太陽電池2の容量及び二次電池4の容量が共に不足していることは共通事項であるが、午後からの発電量が特に多い垂直型については、DC/AC変換器8から継続的に出力が出ていることが分かる。つまり、日照がある時間では、負荷10にはDC/AC変換器8と商用電源12とからAC電力が供給されていることが分かる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることはいうまでもない。
1,1A:太陽電池式発電装置
2:太陽電池
3:コンデンサ
4:二次電池
5:二次電池用充放電制御回路
7:二次電池出力電圧監視部
8:DC/AC変換器
9:出力電圧監視部
10:負荷
11,17,21,22:スイッチ
12:商用電源
13:電源部
14:二次電池異常検知部
15:過電流保護回路
16:保護用ダイオード
20:コンデンサ用充放電制御回路
30:制御部

Claims (7)

  1. 太陽電池と負荷との間に接続される太陽電池式発電装置において、
    上記太陽電池からの電力が蓄電されるコンデンサ及び二次電池と、
    上記二次電池の充放電を制御する二次電池用充放電制御回路と、
    上記二次電池の出力電圧を監視する二次電池出力電圧監視部と、
    上記二次電池に接続されるDC/AC変換器と、
    上記DC/AC変換器の出力電圧監視部と、
    上記DC/AC変換器と負荷との間に接続されるスイッチと、
    を含むことを特徴とする、太陽電池式発電装置。
  2. 前記負荷に供給されるAC電力が、前記スイッチによって、前記DC/AC変換器からの供給又は商用電源からの供給に切り換えられることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池式発電装置。
  3. 前記負荷に供給されるAC電力が前記スイッチによって前記商用電源に切り換えられたとき、前記コンデンサと前記二次電池が前記太陽電池によって充電されることを特徴とする、請求項2に記載の太陽電池式発電装置。
  4. 二次電池異常検知部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池式発電装置。
  5. 前記二次電池用充放電制御回路の出力と前記二次電池との間に、過電流保護回路を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池式発電装置。
  6. コンデンサ用充放電制御回路を備え、該コンデンサ用充放電制御回路は、前記太陽電池と前記二次電池の充放電制御回路との間に接続される第1のスイッチと、該第1のスイッチと前記コンデンサとの間に接続される第2のスイッチと、を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池式発電装置。
  7. 制御部を備え、該制御部は、前記コンデンサ用充放電制御回路と、前記二次電池用充放電制御回路と、前記二次電池出力電圧監視部と、前記スイッチとを制御することを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池式発電装置。
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