JP2012205031A - 画像信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
一般的なデジタルカメラやビデオカメラに搭載されている露光制御では、ダイナミックレンジの広いシーンを撮影した際に白飛び及び黒つぶれが発生し視認性が悪くなることがある。
【解決手段】
入出力特性制御手段が、被写体認識手段から得た被写体情報及び輝度統計情報算出手段から得た輝度統計情報を用いて、信号の高輝度部分の特に白飛び画素を減らすよう撮像手段を制御し、かつ、輝度統計情報を用いて、信号の低輝度領域の特に黒つぶれ画素を減らすよう画像信号補正手段を制御する。または、入出力特性制御手段が、輝度統計情報算出手段から得た輝度統計情報を用いて、信号の低輝度領域の特に黒つぶれ画素を減らすよう撮像手段を制御し、かつ、輝度統計情報を用いて、信号の高輝度部分の特に白飛び画素を減らすよう画像信号補正手段を制御するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像信号処理装置に関する。
本技術分野の背景技術として、例えば、特開2008−148180号公報(特許文献1)がある。該公報には、「[課題]最適露出制御および画像補正処理を行なう装置および方法を提供する。[解決手段]撮像装置の取得画像に基づいて、主要被写体の平均輝度および輝度分布範囲を算出し、算出した主要被写体輝度分布範囲と、主要被写体対応の必要階調数とに基づいて被写体の制御目標平均輝度レベルを決定し、主要被写体が制御目標平均輝度レベルを持つように露出制御を実行する。また、露出制御によって平均輝度のレベルがずれた被写体像について、平均輝度レベルを出力輝度分布のほぼ中央に設定する階調変換処理を実行する。本構成により、露出の最適制御、バランスのとれた明るさの出力画像の生成が可能となる。」と記載されている(要約参照)。
特開2008−148180号公報
例えば一般的なデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置には、露光制御機能が搭載されている。一般的な露光制御は、画角内の光量を測光し、その結果を用いて絞り及び電子シャッタ及び撮像素子からの利得を調整することで実現されている。このような露光制御を持つ撮像装置を用いてダイナミックレンジの広いシーンを撮影すると、光源などの明るい部分は白飛びし、影になっている暗い部分は黒つぶれして被写体の視認性が低下することがあった。そこで、ダイナミックレンジの広いシーンにおいても被写体の視認性を確保できる技術が必要とされている。
特許文献1(特開2008−148180号公報)では、被写体の平均輝度に応じた露出制御を行うことで白飛び、黒つぶれを軽減する撮像装置を提案している。しかし、例えば、明るい領域及び暗い領域が多く、中間輝度の領域の少ない被写体などでは、平均輝度による露出制御では効果が不十分である場合がある。
上記課題を解決するために、特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明によれば、ダイナミックレンジの広いシーンを撮影する際の被写体の視認性を向上させることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1における基本構成の一例を説明する図 ダイナミックレンジの広いシーンを撮影した際の輝度分布の一例を説明する図 画像信号補正部105の処理の概念の一例を示す図 入出力特性制御部105(図1)が行う入出力特性制御の処理の流れを説明するフロー図 入出力特性の効果の一例を示す図 本発明の実施例2における基本構成の一例を説明する図 第一入出力特性制御部605(図6)及び第二入出力特性制御部608が行う入出力特性制御の処理の流れを説明するフロー図 第二画像信号補正処理の効果の一例を示す図 ステップS708(図7)で行う第二画像信号補正処理の一例を示す図
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
(1)実施例1のシステム構成
本発明における実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の実施例1における基本構成の一例を説明する図である。撮像部101は、被写体からの入射光の光量を調整する絞り、該絞りを通った光を集めるためのレンズ、該レンズが集めた光を光電変換し画像信号として出力する撮像素子などで構成される。画像入力部102は、撮像部101からの画像信号に所定の処理を行い入力する。所定の処理とは、撮像素子からの信号を入力として、後段の信号処理を行うブロックにて画像信号処理を行うための入力インタフェース処理であり、例えば、AD(Analog to Digital)変換処理であり、また、例えば、撮像素子と信号処理部との処理タイミングを調整する同期調整処理である。また、信号レベル調整のための利得制御やフィルタ処理など、所定の画像信号を含む構成でも良い。被写体認識部103は、画像入力部102の出力する画像信号に対して画像認識を行い、特定の被写体を検出して、被写体の個数、各被写体の映像内における位置、輝度分布の情報、色情報、被写体の信頼度などを被写体情報として出力する。被写体としては、例えば顔、人物、動体など、画像認識で検出できるものであれば何でも良い。輝度統計情報算出部104は、被写体認識部103から得た情報を用いて画像入力部102からの画像信号に対して輝度統計情報の算出を行う。具体的には、被写体認識部から被写体の存在する領域に関する情報を取得し、該領域の輝度統計情報を算出する。なお、輝度統計情報とは、例えば、ヒストグラム、最大値最小値、平均輝度などの情報である。入出力特性制御部105は、輝度統計情報算出部104からの情報を用いて、画像入力部102からの画像信号に対する入出力特性制御量を算出し、撮像部101と画像信号補正部106の制御を行う。これにより、被写体に応じた露光制御と画像信号処理が可能となり、画面の視認性向上効果が得られる。画像信号補正部106は、入出力特性制御部105から得た情報を元に、画像入力部102からの画像信号に対して画像信号補正処理を行う。画像出力部107は、画像信号補正部106からの画像信号に所定の処理を行い出力する。なお、所定の処理とは、画像信号補正部106からの画像信号にノイズ除去、ガンマ補正、輪郭強調、フィルタ処理、ズーム処理、手ぶれ補正、画像認識などの画像信号処理及び、TVやストレージなどの出力機器の信号フォーマットに変換する出力インタフェース処理である。出力インタフェース処理とは、例えば、NTSCやPALのビデオ出力に変換するものであり、例えば、HDMI信号に変換するものであり、例えば、ネットワーク伝送のために所定の信号に変換するものである。なお、実施例1では画像信号補正部と画像信号処理を行う画像出力部を個別に図示しているが、画像信号補正部が画像出力部の一部に含まれていても構わない。
以上の構成により、被写体の存在する領域の輝度分布に応じて露光制御と画像信号補正処理を実現できるため、ダイナミックレンジの広いシーンにおいても被写体の視認性を向上させることができる。
(2)被写体認識を用いた入出力特性制御
図2は、ダイナミックレンジの広いシーンを撮影した際の輝度分布の一例を説明する図である。横軸は輝度レベルを表わし、縦軸は該輝度レベルの画素数を表わす。図示した201の領域は、輝度レベルが低く、画面上ではほとんど黒として見える黒つぶれの状態になっている領域である。202の領域は、輝度レベルが高く、画面上ではほとんど白として見える白飛びの状態になっている領域である。画面の視認性を向上させるには、前記黒つぶれ及び前記白飛びしている画素が少なくなるよう入出力特性を制御する必要がある。
図3は、画像信号補正部105の処理の概念の一例を示す図である。左側に示すのは、黒つぶれしている様な暗い領域と白飛びしている様な明るい領域と信号補正無しでも階調がはっきり視認できる中間輝度の領域とを併せ持つ入力画像である。また右側に示すのはそれぞれの領域のコントラストを改善するための入出力特性を示している。各画素の輝度レベルに応じて、図3の右側のグラフのようにガンマ特性を制御することで、低輝度領域と高輝度部分とで異なる入出力特性制御を行うことができる。このとき、輝度統計情報算出部103(図1)で、画像入力部102からの画素信号を中心とし、その周辺画素で構成される所定の画像領域(n×m画素の領域)における信号のヒストグラム分布、最大値最小値、平均値等、画像領域の信号の輝度分布状態を示す情報を算出し、各画素の輝度レベルとしてこれらを用いると、ノイズの影響を抑えた画像信号補正処理を行うことができる。これにより、通常の画面一律のガンマ制御と異なり、画素単位で画像信号を補正することができる。
図4は、入出力特性制御部105(図1)が行う入出力特性制御の処理の流れを説明するフロー図である。本実施例では、輝度統計情報として被写体が存在する領域のヒストグラムを使用した場合を例に説明する。また、入出力特性制御部は、低輝度部分と高輝度部分でそれぞれ異なる入出力特性変化量を算出可能であるとする。ステップS401で、入出力特性制御部105に画像入力部102からの画像情報及び輝度統計情報算出部104からの輝度統計情報が入力されると、ステップS402にて、前記輝度統計情報を用いて画面内に白飛びがあるか否かの判定を行う。白飛びがある場合はステップS403にて、入出力特性制御部105は撮像部101に対して絞りを絞るよう命令する。その後ステップS404にて、前記輝度統計情報を用いて再び、画面内に白飛びがあるか否かを判定する。このとき、ステップS402で白飛びがあると判定される画素数と、ステップS404で白飛びがあると判定される画素数は異なる値が設定される。これは、露光制御だけで白飛びを抑えようとして、暗い領域の信号が減少してしまうのを防ぐためである。ステップS404で白飛びがあると判定された場合は、ステップS405で、入出力特性制御部405が、高輝度部分の入出力特性制御を行い、画像信号補正部106が高輝度部分の画像信号補正を行う。ステップS404にて、白飛びが無いと判定された場合は、ステップS405を飛ばしてステップS406に移行する。ステップS406では、前記輝度統計情報を用いて画面内に黒つぶれがあるか否かの判定を行う。黒つぶれがある場合は、ステップS407で、入出力特性制御部105が、低輝度部分の入出力特性制御を行い、画像信号補正部106が低輝度部分の画像信号補正を行う。ステップS406で、黒つぶれが無いと判定された場合は、ステップS407を飛ばして処理を終了する。なお、白飛びしていると判定する輝度レベルの範囲や、ステップS402及びS404の判定で白飛びがあると判定するための画素数などは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などに値を保存し、それを用いても構わない。黒つぶれに関する判定については、白飛びの判定と同様の処理を行えば良い。また、白飛びしている画素数に応じて、露光制御部にて絞り量を制御したり、高輝度側の画像信号補正量を制御したり、また、黒つぶれしている画素数に応じて、低輝度側の画像信号補正量を制御しても良い。なお、本実施例では絞りを制御して画面全体の輝度レベルを変化させると前述したが、状況に応じてシャッタ速度や画像入力部102の利得制御量を制御しても構わない。
以上の処理により、被写体が存在する領域の白飛び及び黒つぶれ画素数に応じて露光制御と画像信号補正を行うことができるため、被写体の視認性を向上させることができる。なお、本実施例ではある程度の白飛びを露光制御で抑え、残った白飛び部分には画像信号補正処理を行うため、露光制御によって画面を暗くしすぎることなく視認性の向上を実現することができる。
図5は、入出力特性の効果の一例を示す図である。(a)は、ダイナミックレンジの広いシーンを撮影した際に、特別な露光制御や画像信号補正処理を行わなかった場合のヒストグラムを示す。501は、黒つぶれになる輝度レベルの範囲を、502は、白飛びになる輝度レベルの範囲を示す。503は、各輝度レベルを持つ画素数をプロットしたものである。(a)の例では、黒つぶれ及び白飛びが発生していることが分かる。(b)は、ステップS403(図4)の露光制御によって、白飛びを抑える制御を行った際のヒストグラムを示す。504は、各輝度レベルを持つ画素数をプロットしたものである。(b)の例では、露光制御によって全体的に矢印505の方向にヒストグラムが変化し、白飛びしている画素が減少していることがわかる。(c)は、ステップS405で高輝度部分の画像信号補正処理を行った際のヒストグラムを示す。506は、各輝度レベルを持つ画素数をプロットしたものである。(c)の例では、画像信号補正処理によって高輝度部分が矢印507の方向に変化し、高輝度部分の信号の分布が広がっている。このとき、被写体認識部103(図1)が高輝度部分に被写体を検出した場合、該被写体の視認性が上がるような画像信号補正が高輝度部分に対して行われる。(d)は、ステップS405の低輝度側の画像信号補正処理によって、黒つぶれを抑える制御を行った際のヒストグラムを示す。508は、各輝度レベルを持つ画素数をプロットしたものである。(d)の例では、画像信号補正処理によって低輝度部分が矢印509の方向に変化し、黒つぶれしている画素が減少していることが分かる。このとき、被写体認識部103が低輝度部分に被写体を検出した場合、該被写体の視認性が上がるような画像信号補正が低輝度部分に対して行われる。また、本実施例の画像信号補正処理と合わせてガンマ補正などの信号処理を行うことで低輝度部分の視認性をさらに向上させても構わない。
以上より、被写体の白飛びしている部分を露光制御及び画像信号補正処理で改善し、被写体の黒つぶれしている部分を画像信号補正処理によって改善することで、被写体のダイナミックレンジが広いシーンでも白飛び及び黒つぶれを抑制することができる。
なお、実施例1では、白飛びを露光制御及び画像信号補正処理で抑制し、黒つぶれを画像信号補正処理で抑制すると前述したが、その他にも、白飛びを画像信号補正処理で抑制し、黒つぶれを露光制御及び画像信号補正処理で抑制してももちろん構わない。
(1)実施例2のシステム構成
図6は、本発明の実施例2における基本構成の一例を説明する図である。撮像部601は、被写体からの入射光の光量を調整する絞り、該絞りを通った光を集めるためのレンズ、該レンズが集めた光を光電変換し画像信号として出力する撮像素子などで構成される。画像入力部602は、撮像部601からの画像信号に所定の処理を行い入力する。所定の処理とは、撮像素子からの信号を入力として、後段の信号処理を行うブロックにて画像信号処理を行うための入力インタフェース処理であり、例えば、AD(Analog to Digital)変換処理であり、また、例えば、撮像素子と信号処理部との処理タイミングを調整する同期調整処理である。また、信号レベル調整のための利得制御やフィルタ処理など、所定の画像信号を含む構成でも良い。被写体認識部603は、画像入力部602の出力する画像信号に対して画像認識を行い、特定の被写体を検出して、被写体の個数、各被写体の映像内における位置、輝度分布の情報、色情報、被写体の信頼度などを被写体情報として出力する。被写体としては、例えば顔、人物、動体など、画像認識で検出できるものであれば何でも良い。第一輝度統計情報算出部604は、被写体認識部603から得た情報を用いて画像入力部602からの画像信号に対して輝度統計情報の算出を行う。具体的には、被写体認識部から被写体の存在する領域に関する情報を取得し、該領域の輝度統計情報を算出する。なお、輝度統計情報とは、例えば、ヒストグラム、最大値最小値、平均輝度などの情報である。第一入出力特性制御部605は、入出力特性制御部105(図1)と同様の機能を持つブロックであり、画像入力部602からの画像信号に対する入出力特性制御量を算出し、撮像部601と第一画像信号補正部606の制御を行う。第一画像信号補正部606は、画像信号補正部106と同様の機能を持つブロックであり、第一入出力特性制御部605からの情報を元に、画像入力部602からの画像信号に対して画像信号補正処理を行う。第二輝度統計情報算出部607は、第一画像信号補正部606からの画像信号に対して輝度統計情報を算出する。輝度統計情報とは、例えば、ヒストグラム、最大値最小値、平均輝度などの情報である。第二入出力特性制御部608は、第二輝度統計情報算出部607から得た情報を用いて、第一画像信号補正部606からの画像信号の入出力特性制御量を算出する。第二画像信号補正部609は、第二入出力特性制御部608から得た情報を元に、第一画像信号補正部606からの画像信号に対して画像信号補正を行う。画像出力部610は、第二画像信号補正部609からの画像信号に所定の処理を行い出力する。なお、所定の処理とは、第二画像信号補正部609からの画像信号にノイズ除去、ガンマ補正、輪郭強調、フィルタ処理、ズーム処理、手ぶれ補正、画像認識などの画像信号処理及び、TVやストレージなどの出力機器の信号フォーマットに変換する出力インタフェース処理である。出力インタフェース処理とは、例えば、NTSCやPALのビデオ出力に変換するものであり、例えば、HDMI信号に変換するものであり、例えば、ネットワーク伝送のために所定の信号に変換するものである。
以上の構成により、第一画像信号補正を行った後に、第一輝度統計情報を用いて第二画像信号補正を行うことで、画像信号補正処理による視認性の向上効果をより大きくできる。
(2)実施例2の入出力特性制御
図7は、第一入出力特性制御部605(図6)及び第二入出力特性制御部608が行う入出力特性制御の処理の流れを説明するフロー図である。本実施例では、第一輝度統計情報として被写体が存在する領域のヒストグラムを、第二輝度統計情報として輝度最大値最小値を使用した場合を例に説明する。また、第一入出力特性制御部は、低輝度部分と高輝度部分でそれぞれ異なる入出力特性変化量を算出可能であるとする。ステップS701で、入出力特性制御部605に画像入力部602からの画像情報及び第一輝度統計情報算出部604からの輝度統計情報が入力されると、ステップS702にて、前記輝度統計情報を用いて画面内に白飛びがあるか否かの判定を行う。白飛びがある場合はステップS703にて、入出力特性制御部605は撮像部601に対して絞りを絞るよう命令する。その後ステップS704にて、前記輝度統計情報を用いて再び、画面内に白飛びがあるか否かを判定する。このとき、ステップS702で白飛びがあると判定される画素数と、ステップS704で白飛びがあると判定される画素数は異なる値が設定される。これは、露光制御だけで白飛びを抑えようとして、暗い領域の信号が減少してしまうのを防ぐためである。ステップS704で白飛びがあると判定された場合は、ステップS705で、第一入出力特性制御部605が、高輝度部分の入出力特性制御を行い、第一画像信号補正部606が高輝度部分の画像信号補正を行う。ステップS704にて、白飛びが無いと判定された場合は、ステップS705を飛ばしてステップS706に移行する。ステップS706では、前記第一輝度統計情報を用いて画面内に黒つぶれがあるか否かの判定を行う。黒つぶれがある場合は、ステップS707で、第一入出力特性制御部605が、低輝度部分の入出力特性制御を行い、第一画像信号補正部606が低輝度部分の画像信号補正を行う。ステップS706で、黒つぶれが無いと判定された場合は、ステップS707を飛ばして処理を終了する。なお、白飛びしていると判定する輝度レベルの範囲や、ステップS702及びS704の判定で白飛びがあると判定するための画素数などは、EEPROMなどに値を保存し、それを用いても構わない。黒つぶれに関する判定については、白飛びの判定と同様の処理を行えば良い。また、白飛びしている画素数に応じて、露光制御部にて絞り量を制御したり、高輝度側の画像信号補正量を制御したり、また、黒つぶれしている画素数に応じて、低輝度側の画像信号補正量を制御しても良い。なお、本実施例では絞りを制御して画面全体の輝度レベルを変化させると前述したが、状況に応じてシャッタ速度や画像入力部102の利得制御量を制御しても構わない。最後にステップS708で、第二輝度統計情報算出部607から得た情報、具体的には第一画像信号補正部からの信号の輝度最大値及び最小値を用いて、第一画像信号補正部606からの信号に対して、ダイナミックレンジを拡大する第二画像信号補正処理を行い、処理を終了する。このとき、ステップS708にて第一画像信号補正部からの輝度最大値最小値を用いて第二画像信号補正処理を行う際に、前記輝度最大値最小値は一定期間蓄積した値の平均を用いて使用しても構わない。これにより、ノイズの影響を軽減することが可能である。また、その他のフィルタ処理を施して信号の確度を上げて使用してももちろん構わない。
以上の処理により、被写体が存在する領域の白飛び及び黒つぶれ画素数に応じて露光制御と画像信号補正を行うことができるため、被写体の視認性を向上させることができる。なお、本実施例ではある程度の白飛びを露光制御で抑え、残った白飛び部分には画像信号補正処理を行うため、露光制御によって画面を暗くしすぎることなく視認性の向上を実現することができる。また、第一画像信号補正処理によってダイナミックレンジが縮小された場合でも、第二画像信号補正処理によって再びダイナミックレンジを拡大することができるため、視認性がさらに向上する。
(3)実施例2の効果
第一画像信号補正処理については、実施例1の図4及び図5で画像信号補正処理として説明したものと同様である。
図8は、第二画像信号補正処理の効果の一例を示す図である。(a)は、ステップS707(図7)で第一画像信号補正処理(低輝度側)を行った後の画像信号に対するヒストグラムである。801は、黒つぶれになる輝度レベルの範囲を、802は、白飛びになる輝度レベルの範囲を示す。803は、各輝度レベルを持つ画素数をプロットしたものである。(a)の例では、第一画像信号補正処理によって、黒つぶれ部分を明るい側に、白飛び部分を暗い側に補正した結果、白飛び及び黒つぶれは解消されたが、輝度レベルの最小値(0)付近と最大値(max)付近の画素が存在しない状態になっていることがわかる。この場合、画面上で黒い被写体がグレーに見えることがある。なお、輝度レベルの最小値はy1であり、最大値はy2である。また、0<y1<y2<maxである。(a)の輝度分布の場合、輝度レベル0からy1と、輝度レベルy2からmaxの画素が存在せず、出力信号のダイナミックレンジが無駄になっている。そこで、第二画像信号補正処理により、(b)の矢印の方向に信号の輝度レベルを補正する。804は、第二画像信号補正処理後の画像信号に対するヒストグラムである。
以上の第二画像信号補正処理により、出力信号のダイナミックレンジの無駄をなくし、黒い被写体を黒として出力することができる。
図9は、ステップS708(図7)で行う第二画像信号補正処理の一例を示す図である。(a)は、ステップS707で第一画像信号補正処理(低輝度側)を行った後の画像信号に対するヒストグラムである。901は、各輝度レベルを持つ画素数をプロットしたものである。(a)の例では、画像入力部からの画像信号のダイナミックレンジがもともと狭いため、輝度レベルの最小値(0)付近と最大値(max)付近の画素が存在しない状態になっている。なお、輝度レベルの最小値はy1であり、最大値はy2である。また、0<y1<y2<maxである。(a)の輝度分布の場合、輝度レベル0からy1と、輝度レベルy2からmaxの画素が存在せず、出力信号のダイナミックレンジが無駄になっている。しかし、第二画像信号補正処理によって、(b)の矢印の方向に信号の輝度レベルを補正して最小値を0に、最大値をmaxにすると、元の画像信号に対する補正量が大きすぎるため不自然な画像になることがある。そこで、(c)の暗側オフセット902及び明側オフセット903を設定し、第二画像信号補正処理によって画像信号を補正しすぎないようにする。具体的には、y1がy3に、y2がy4になるよう画像信号のダイナミックレンジを拡大する。なお、各オフセット値は、y1及びy2を用いて算出すると、より自然な出力画像を生成できる。
以上の第二画像信号補正処理により、第二画像信号補正処理によって画像信号を補正しすぎることなく、自然な出力画像を生成することができる。
なお、実施例2では、白飛びを露光制御及び画像信号補正処理で抑制し、黒つぶれを画像信号補正処理で抑制すると前述したが、その他にも、白飛びを画像信号補正処理で抑制し、黒つぶれを露光制御及び画像信号補正処理で抑制してももちろん構わない。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成は、それらの一部又は全部が、ハードウェアで構成されても、プロセッサでプログラムが実行されることにより実現されるように構成されてもよい。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101…撮像部、102…画像入力部、103…被写体認識部、104…輝度統計情報算出部、105…入出力特性制御部、106…画像信号補正部、107…画像出力部、201…黒つぶれしている輝度レベルの範囲、202…白飛びしている輝度レベルの範囲、501…黒つぶれしている輝度レベルの範囲、502…白飛びしている輝度レベルの範囲、503…(a)のヒストグラム、504…(b)のヒストグラム、505…露光制御による変化方向、506…(c)のヒストグラム、507…画像信号補正による変化方向、508…(d)のヒストグラム、509…画像信号補正による変化方向、601…撮像部、602…画像入力部、603…被写体認識部、604…第一輝度統計情報算出部、605…第一入出力特性制御部、606…第一画像信号補正部、607…第二輝度統計情報算出部、608…第二入出力特性制御部、609…第二画像信号補正部、610…画像出力部、801…黒つぶれしている輝度レベルの範囲、802…白飛びしている輝度レベルの範囲、803…(a)のヒストグラム、804…、901…黒つぶれしている輝度レベルの範囲、902…白飛びしている輝度レベルの範囲、903…(a)のヒストグラム、904…(b)のヒストグラム、1001…(a)のヒストグラム、1002…暗側オフセット量、1003…明側オフセット量

Claims (9)

  1. 被写体からの入射光を光電変換し画像信号として出力する撮像素子を含む撮像手段と、
    該撮像素子からの信号を入力する画像入力手段と、
    該画像入力手段からの信号を画像処理し、被写体情報を認識及び検出する被写体認識手段と、
    該被写体認識手段から得た被写体情報を元に該画像入力手段からの信号に対して被写体が存在する領域の輝度統計情報を算出する輝度統計情報算出手段と、
    該画像入力手段からの信号に対して入出力特性制御を行う入出力特性制御手段と、
    該画像入力手段からの信号に対して任意の領域ごとに画像信号補正を行う画像信号補正手段と、
    を具備し、
    前記入出力特性制御手段は、
    前記輝度統計情報算出手段から得た輝度統計情報を用いて、信号の高輝度部分の特に白飛び画素を減らすよう前記撮像手段を制御し、かつ、前記輝度統計情報を用いて、信号の低輝度領域の特に黒つぶれ画素を減らすよう前記画像信号補正手段を制御すること、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  2. 被写体からの入射光を光電変換し画像信号として出力する撮像素子を含む撮像手段と、
    該撮像素子からの信号を入力する画像入力手段と、
    該画像入力手段からの信号を画像処理し、被写体情報を認識及び検出する被写体認識手段と、
    該被写体認識手段から得た被写体情報を元に該画像入力手段からの信号に対して被写体が存在する領域の輝度統計情報を算出する輝度統計情報算出手段と、
    該画像入力手段からの信号に対して入出力特性制御を行う入出力特性制御手段と、
    該画像入力手段からの信号に対して任意の領域ごとに画像信号補正を行う画像信号補正手段と、
    を具備し、
    前記入出力特性制御手段は、
    前記輝度統計情報算出手段から得た輝度統計情報を用いて、信号の低輝度領域の特に黒つぶれ画素を減らすよう前記撮像手段を制御し、かつ、前記輝度統計情報を用いて、信号の高輝度部分の特に白飛び画素を減らすよう前記画像信号補正手段を制御すること、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  3. 被写体からの入射光を光電変換し画像信号として出力する撮像素子を含む撮像手段と、
    該撮像素子からの信号を入力する画像入力手段と、
    該画像入力手段からの信号を画像処理し、被写体情報を認識及び検出する被写体認識手段と、
    該被写体認識手段から得た被写体情報を元に該画像入力手段からの信号に対して被写体が存在する領域の輝度統計情報を算出する第一輝度統計情報算出手段と、
    該画像入力手段からの信号に対して入出力特性制御を行う第一入出力特性制御手段と、
    該画像入力手段からの信号に対して任意の領域ごとに画像信号補正を行う第一画像信号補正手段と、
    該第一画像信号補正手段の出力の輝度信号統計情報を算出する第二輝度信号統計情報算出手段と、
    該第二輝度信号統計情報を用いて、該第一輝度信号統計情報算出手段からの出力に対して領域ごとに入出力特性の変化を制御する第二入出力特性制御手段と、
    該第二入出力特性制御手段の出力に応じて画像信号補正を行う第二画像信号補正手段と、
    を具備し、
    前記第一入出力特性制御手段は、
    前記第一輝度統計情報算出手段から得た輝度統計情報を用いて、信号の高輝度部分の特に白飛び画素を減らすよう前記撮像手段を制御し、かつ、前記第一輝度統計情報を用いて、信号の低輝度領域の特に黒つぶれ画素を減らすよう前記第一画像信号補正手段を制御すること、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  4. 被写体からの入射光を光電変換し画像信号として出力する撮像素子を含む撮像手段と、
    該撮像素子からの信号を入力する画像入力手段と、
    該画像入力手段からの信号を画像処理し、被写体情報を認識及び検出する被写体認識手段と、
    該被写体認識手段から得た被写体情報を元に該画像入力手段からの信号に対して被写体が存在する領域の輝度統計情報を算出する第一輝度統計情報算出手段と、
    該画像入力手段からの信号に対して入出力特性制御を行う第一入出力特性制御手段と、
    該画像入力手段からの信号に対して任意の領域ごとに画像信号補正を行う第一画像信号補正手段と、
    該第一画像信号補正手段の出力の輝度信号統計情報を算出する第二輝度信号統計情報算出手段と、
    該第二輝度信号統計情報を用いて、該第一輝度信号統計情報算出手段からの出力に対して領域ごとに入出力特性の変化を制御する第二入出力特性制御手段と、
    該第二入出力特性制御手段の出力に応じて画像信号補正を行う第二画像信号補正手段と、
    を具備し、
    前記第一入出力特性制御手段は、
    前記第一輝度統計情報算出手段から得た輝度統計情報を用いて、信号の低輝度領域の特に黒つぶれ画素を減らすよう前記撮像手段を制御し、かつ、前記第一輝度統計情報を用いて、信号の高輝度部分の特に白飛び画素を減らすよう前記第一画像信号補正手段を制御すること、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  5. 請求項1または2の画像信号処理装置において、
    前記入出力特性制御手段は、
    少なくとも低輝度部分と高輝度部分とで異なる複数の入出力特性制御を行うこと、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  6. 請求項3または4の画像信号処理装置において、
    前記第一入出力特性制御手段は、
    少なくとも低輝度部分と高輝度部分とで異なる複数の入出力特性制御を行うこと、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  7. 請求項1または2の画像信号処理装置において、
    前記輝度統計情報算出手段は、前記画像入力手段からの信号におけるヒストグラム分布、最大値最小値、平均値のいずれかまたは複数を検出すること、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  8. 請求項3または4の画像信号処理装置において、
    前記第一輝度統計情報算出手段は、前記画像入力手段からの信号におけるヒストグラム分布、最大値最小値、平均値のいずれかまたは複数を検出し、
    前記第二輝度統計情報算出手段は、前記第一画像信号補正手段からの信号におけるヒストグラム分布、最大値最小値、平均値のいずれかまたは複数を検出すること、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  9. 請求項3または4の画像処理装置において、
    前記第二入出力特性制御手段は、
    前記第二輝度信号統計情報算出手段から得た輝度信号統計情報に対して所定のフィルタ処理を行うこと、
    を特徴とする画像信号処理装置。
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