JP2012204051A - 車両用灯具 - Google Patents

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Akira Ishikawa
亮 石川
Toru Umeda
徹 梅田
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Abstract

【課題】バルブをリフレクタの側方から挿入させた構成において、リフレクタによる配光制御機能を損ねることなく、バルブからの発熱を効率的に放散させる。
【解決手段】車両用灯具1は、前後方向に沿った光軸Axを有する投影レンズ2と、投影レンズ2の後方に配置され、左右方向に略沿って延在するバルブ軸Ax1を有するバルブ3と、バルブ3を後方から覆うように配置され、バルブ3から出射された光を前方へ反射させる反射面62を有するリフレクタ6とを備える。リフレクタ6の反射面62のうち、バルブ3の後方に位置するとともにバルブ3からの光を当該バルブ3に向けて反射させる反射領域には、バルブ3からの発熱を放散させる放熱孔62aが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用灯具に関する。
従来、自動車用ヘッドライトなどの車両用灯具として、リフレクタに後方から挿入されたバルブを発光させ、その光をリフレクタ前面の反射面で反射させて投影レンズで投影する、いわゆるプロジェクタ型のものが知られている。
このプロジェクタ型の車両用灯具においては、バルブからの発熱を灯具外へ放散させる目的で、バルブの後方を覆うリフレクタに放熱孔を形成する場合がある。この放熱孔は、一般に、リフレクタの配光制御に影響を及ぼさないように、反射面以外の部分に形成される。例えば、特許文献1に記載の車両用灯具では、リフレクタ後部に穿設されたバルブ挿入孔の周囲に複数の放熱孔が形成されている。また、特許文献2に記載の車両用灯具では、リフレクタ前部の開口付近に放熱孔が形成されている。
特開2002−313109号公報 特開平11−111010号公報
ところで、プロジェクタ型の車両用灯具においては、灯具を前後方向にコンパクトにするために、バルブを側方からリフレクタに挿入させた構造が採用されることがある。
このような構造の車両用灯具では、バルブを後方から挿入させた上記構造のものとは、バルブと反射面との位置関係が当然に異なっている。そのため、当該構造の車両用灯具において、リフレクタに放熱孔を設けようとした場合、上記特許文献1,2に記載の放熱孔を単純に適用しただけでは、放熱効果や配光制御の点において放熱孔が好適に配置されているとは言い難い。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、バルブをリフレクタの側方から挿入させた構成において、リフレクタによる配光制御機能を損ねることなく、バルブからの発熱を効率的に放散させることができる車両用灯具の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
前後方向に沿った光軸を有する投影レンズと、
前記投影レンズの後方に配置され、前記光軸と略直交する方向に沿って延在するバルブ軸を有するバルブと、
前記バルブを後方から覆うように配置され、前記バルブから出射された光を前方へ反射させる反射面を有するリフレクタと、
を備える車両用灯具において、
前記リフレクタの反射面のうち、前記バルブの後方に位置するとともに前記バルブからの光を当該バルブに向けて反射させる反射領域には、前記バルブからの発熱を放散させる放熱孔が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用灯具において、
前記バルブが前記光軸から下方に離間した位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、リフレクタの反射面のうち、バルブの後方に位置するとともにバルブからの光を当該バルブに向けて反射させる反射領域、つまり、反射光がバルブに遮光されてしまう反射領域に、バルブからの発熱を放散させる放熱孔が形成されているので、反射面としては有効に機能しえない部分を放熱孔として利用しつつ、当該放熱孔によりバルブからの発熱が放散される。したがって、バルブ軸が光軸と略直交するようにバルブをリフレクタの側方から挿入させた構成において、リフレクタによる配光制御機能を損ねることなく、バルブからの発熱を効率的に放散させることができる。
実施形態における車両用灯具の分解斜視図である。 実施形態におけるリフレクタの正面図である。 実施形態におけるリフレクタを後方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における車両用灯具1の分解斜視図であり、図2は、車両用灯具1が備えるリフレクタ6の正面図であり、図3は、リフレクタ6を後方から見た斜視図である。
なお、以下の説明では、特に断らない限り、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載を、車両用灯具1から見た方向を指すものとして、図面の記載と対応させて用いることとする。
図1に示すように、車両用灯具1は、いわゆるプロジェクタ型のものであり、投影レンズ2と、バルブ3と、シェード4と、サブリフレクタ5と、リフレクタ6とを備えている。
このうち、投影レンズ2は、前面が凸面とされた平凸レンズであり、前後方向に沿った光軸Axを有している。この投影レンズ2は、レンズホルダー21に固定された状態でリフレクタ6に取り付けられており、光軸Ax上の後側焦点を含む焦点面上の像を前方へ反転投影する。
バルブ3は、フィラメント31を有しており、バルブ軸Ax1が左右方向に略沿って延在するように配置されている。より詳しくは、バルブ3は、投影レンズ2の後側焦点よりも後方であって光軸Axから下方に離間した位置に配置されるように、左側方から左右方向に略沿ってリフレクタ6に挿入されている。
シェード4は、リフレクタ6で反射された光の一部を遮光するためのものであり、第一シェード41及び第二シェード42から構成されている。
このうち、第一シェード41は、上端縁41aの上下方向位置を光軸Axと略一致させた状態で第二シェード42に固定されている。この第一シェード41は、車両用灯具1が形成する配光パターン(ロービーム)にカットオフラインを形成するためのものであり、その上端縁41aの左右方向中央の近傍に投影レンズ2の後側焦点が位置するとともに、当該上端縁41aが、光軸Axから左右両側方へ離れるに連れて前方に位置するように湾曲している。
一方、第二シェード42は、光軸Axと直交するように立設された平板部材であり、上半部に形成された透光孔42aの下部に第一シェード41の上端縁41aを臨ませた状態で、レンズホルダー21とリフレクタ6とに挟持されている。
サブリフレクタ5は、前方からリフレクタ6の開口内に挿入されて当該開口の下半部を覆うように、リフレクタ6に保持されている。サブリフレクタ5の後面には、図示しない第一付加反射面が形成されている。この第一付加反射面は、バルブ3から前方へ出射された光を右斜め後方へ反射させる。
リフレクタ6は、前方に開口する略半球板状に形成されている。リフレクタ6の下側の左側部には、左右方向に穿設されたバルブ挿入孔61aを有するバルブ支持部61が、開口内に突出するように設けられている。バルブ挿入孔61aにはバルブ3が左側方から挿入され、バルブ支持部61によってバルブ3の基端部が支持されており、当該バルブ3がリフレクタ6の開口内で当該リフレクタ6に後方から覆われるように配置される。
図2及び図3に示すように、リフレクタ6の内周面には、反射面62と第二付加反射面63とが形成されている。
このうち、第二付加反射面63は、リフレクタ6の内周面のうち、右側部であってバルブ3のバルブ軸Ax1方向の略前方に形成されている。この第二付加反射面63は、サブリフレクタ5の図示しない第一付加反射面で反射された光を、鉛直方向では第一シェード41の上端縁41a近傍に集光させるように前方へ反射させ、水平方向ではやや拡散した光となるように前方へ反射させる。
一方、反射面62は、リフレクタ6の内周面のうち、バルブ支持部61及び第二付加反射面63を除く略全ての部分に亘って形成されている。この反射面62は、回転楕円面を基調とする自由曲面とされ、バルブ3から出射された光を投影レンズ2の後側焦点を含む焦点面に向けて前方へ反射させる。
反射面62のうち、バルブ3の後方やや下方に位置する部分には、バルブ3からの発熱を放散させる放熱孔62aが形成されている。この放熱孔62aが形成された部分は、反射面62の一部とされたとしても、バルブ3からの光を当該バルブ3に向けて反射させてしまう(反射光がバルブ3に遮光されてしまう)反射領域となる部分であるため、反射面としては有効に利用することのできない部分である。このように反射光がバルブ3に遮光されてしまう反射領域は、バルブを後方からリフレクタに挿入させた構造では生じえない部分である。また、当該部分は、光軸Axから下方に離間した部分であってリフレクタ6の内周面のうちの下側部分であり、比較的にバルブ3から近い部分である。
また、リフレクタ6の内周面のうち、バルブ3のバルブ軸Ax1方向の前方に位置する右側面には、放熱孔62aと同様にバルブ3からの発熱を放散させるための第二放熱孔6aが形成されている。なお、バルブ3はバルブ軸Ax1方向へ出射する光量が少ないため、この第二放熱孔6aが形成された部分は、バルブ3から直接入射する光量が少なく、反射面62の一部としたとしても有用度の少ない部分である。
以上のように、車両用灯具1によれば、リフレクタ6の反射面62のうち、バルブ3の後方に位置するとともにバルブ3からの光を当該バルブ3に向けて反射させる反射領域、つまり、反射光がバルブ3に遮光されてしまう反射領域に、バルブ3からの発熱を放散させる放熱孔62aが形成されているので、反射面としては有効に機能しえない部分を放熱孔62aとして利用しつつ、当該放熱孔62aによりバルブ3からの発熱が放散される。したがって、バルブ軸Ax1が左右方向に略沿って延在するようにバルブ3をリフレクタ6の側方から挿入させた構成において、リフレクタ6による配光制御機能を損ねることなく、バルブ3からの発熱を効率的に放散させることができる。
また、バルブ3が光軸Axから下方に離間した位置に配置されているので、放熱孔62aがリフレクタ6の内周面のうちの下側部分に形成される結果、当該放熱孔62aがバルブ3から近い部分に形成される。したがって、当該放熱孔62aにより、バルブ3からの発熱をより効率的に放散させることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、バルブ軸Ax1が左右方向に略沿って延在するようにバルブ3を左方からリフレクタ6に挿入することとしたが、バルブ3の挿入方向は、バルブ軸Ax1が光軸Axに略直交する方向に沿って延在するものであれば、左右方向でなくともよい。
また、車両用灯具1には、バルブ3からの発熱を放散させるものとして放熱孔62a及び第二放熱孔6aを設けることとしたが、リフレクタ6のうち反射面62以外の部分に設けるものであれば、上記特許文献1,2に記載のように、バルブ挿入孔61aの周囲やリフレクタ6の開口付近に他の放熱孔を設けてもよい。
1 車両用灯具
2 投影レンズ
Ax 光軸
21 レンズホルダー
3 バルブ
Ax1 バルブ軸
31 フィラメント
4 シェード
41 第一シェード
42 第二シェード
5 サブリフレクタ
6 リフレクタ
61 バルブ支持部
61a バルブ挿入孔
62 反射面
62a 放熱孔
63 第二付加反射面
6a 第二放熱孔

Claims (2)

  1. 前後方向に沿った光軸を有する投影レンズと、
    前記投影レンズの後方に配置され、前記光軸と略直交する方向に沿って延在するバルブ軸を有するバルブと、
    前記バルブを後方から覆うように配置され、前記バルブから出射された光を前方へ反射させる反射面を有するリフレクタと、
    を備える車両用灯具において、
    前記リフレクタの反射面のうち、前記バルブの後方に位置するとともに前記バルブからの光を当該バルブに向けて反射させる反射領域には、前記バルブからの発熱を放散させる放熱孔が形成されていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記バルブが前記光軸から下方に離間した位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
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