JP2012203421A - 情報処理方法、管理サーバおよび管理プログラム - Google Patents

情報処理方法、管理サーバおよび管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想サーバ間のデータ転送を適切に指示する。
【解決手段】 仮想サーバ3がマイグレーションを検知すると、管理サーバ1への新たな経路情報を、管理サーバ1に送信するステップと、管理サーバ1が、新たな経路情報と、経路情報対応データ11aに記録された経路情報が一致しない場合、管理サーバ1が、経路情報対応データ11aから、新たな経路情報と一致する経路情報に対応づけられた他の仮想サーバの識別子を取得するステップと、管理サーバ1が、ラック対応データ12aから、他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を取得するステップと、仮想サーバ3の識別子に、取得したラック識別子を対応づけてラック対応データ12aを更新するステップと、仮想サーバ3の識別子に、新たな経路情報を対応づけて経路情報対応データ11aを更新するステップと、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、仮想サーバをエミュレートする複数の処理サーバと、仮想サーバ間のデータ転送を指示する管理サーバと、を備える情報処理システムに用いられる情報処理方法、管理サーバおよび管理プログラムに関する。
昨今の情報処理機器および通信ネットワーク等の発達に伴い、並列分散処理が普及している。この並列分散処理では、一つのデータセンタに設置された複数のサーバがデータを処理する場合もあるし、複数のデータセンタに設置された複数のサーバがデータを処理する場合もある。またこのような並列分散処理は、システムの仮想化技術を導入することにより、リソースの増減や、物理サーバの交換などに容易に対応することができる。
このような並列分散環境として、Hadoopが知られる。Hadoopなどの並列分散環境においては、ネットワーク帯域への負荷を抑制するため、クラスタが複数のラックにまたがる場合、異なるラック間の転送処理より、同一ラック内の転送を優先する場合がある。これは、ラック認識とも呼ばれる。
管理サーバは、処理サーバのIPアドレスまたはホスト名と、この処理サーバのラックの識別子が対応づけられたラック対応リストを予め保持している。管理サーバは、処理サーバ間でデータを転送する際、このラック対応リストを参照して、ネットワークの負荷を低減するように、ラック内のデータ転送を優先する。
ここで、Hadoopにおいて管理サーバは、NameNodeまたはJobTrackerと呼ばれ、処理サーバは、DataNodeまたはTaskTrackerと呼ばれる。
このような並列分散処理をより大規模なシステムで実現する場合、システムの仮想化技術は有効である。しかし、従来の並列分散処理の手法においては、仮想マシン間における通信について考慮されておらず、性能が向上しづらい問題がある。
そのため、予め複数の仮想マシンに分散配置する各種の配置パターンを検出し、配置パターンごとのコストを算出して、コストが最小となる配置パターンで仮想マシンに配置する方法がある(特許文献1参照。)。
また一般的に、ネットワークに関する構成情報を予め割り出し、その構成情報から通信機器間の接続関連情報を決定し、この管理情報から実障害箇所を特定する方法がある(特許文献2参照。)。
特開2010−218307号公報 特開2001−86117号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、仮想マシンのマイグレーションについては、何ら規定されていない。従って、マイグレーションが発生すると、管理サーバは、対象の仮想サーバがマイグレーション前のラックにあると考え、マイグレーション前のラックへデータ転送を指示する場合がある。このため、ネットワーク負荷が増加してしまう問題がある。
従って本発明の目的は、仮想サーバ間のデータ転送を適切に指示することのできる情報処理方法、管理サーバおよび管理プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、仮想サーバをエミュレートする複数の処理サーバと、仮想サーバ間のデータ転送を指示する管理サーバと、を備える情報処理システムに用いられる情報処理方法に関する。第1の特徴に係る情報処理方法は、仮想サーバが、当該仮想サーバのマイグレーションを検知すると、管理サーバへ経路の問い合わせを送信するステップと、管理サーバが、問い合わせに応答するステップと、仮想サーバが、管理サーバからの応答に基づいて管理サーバへの新たな経路情報を取得するとともに、管理サーバに新たな経路情報を送信するステップと、管理サーバが、仮想サーバの識別子と当該仮想サーバの経路情報とを対応づけた経路情報対応データを読み出し、新たな経路情報と、当該経路情報対応データに記録された経路情報が、一致するか否かを判定するステップと、一致しない場合、管理サーバが、経路情報対応データから、新たな経路情報と一致する経路情報に対応づけられた他の仮想サーバの識別子を取得するステップと、管理サーバが、仮想サーバの識別子と当該仮想サーバのラック識別子を対応づけたラック対応データを読み出し、他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を取得するステップと、仮想サーバの識別子に、取得したラック識別子を対応づけてラック対応データを更新するステップと、仮想サーバの識別子に、新たな経路情報を対応づけて経路情報対応データを更新するステップと、を備える。
本発明の第2の特徴は、仮想サーバをエミュレートする複数の処理サーバと、仮想サーバ間のデータ転送を指示する管理サーバと、を備える情報処理システムに用いられる管理サーバに関する。本発明の第2の特徴に係る管理サーバは、仮想サーバの識別子と当該仮想サーバの経路情報とを対応づけた経路情報対応データが記憶された経路情報対応データ記憶部と、仮想サーバの識別子と当該仮想サーバのラック識別子を対応づけたラック対応データが記憶されたラック対応データ記憶部と、マイグレーションを検知した仮想サーバから、新たな経路情報を受信する経路情報受信手段と、経路情報対応データを読み出し、新たな経路情報と、当該経路情報対応データに記録された経路情報が、一致するか否かを判定する経路情報比較手段と、経路情報比較手段において一致しない場合、経路情報対応データから、新たな経路情報と一致する経路情報に対応づけられた他の仮想サーバの識別子を取得するとともに、ラック対応データを読み出し、他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を取得するラック特定手段と、仮想サーバの識別子に、取得したラック識別子を対応づけてラック対応データを更新するとともに、仮想サーバの識別子に、新たな経路情報を対応づけて経路情報対応データを更新する更新手段と、を備える。
また、ラック対応データを読み出し、同じラック識別子に対応づけられた仮想サーバ間でのデータ転送を優先してデータ転送を指示するデータ処理手段をさらに備えても良い。
本発明の第3の特徴は、仮想サーバをエミュレートする複数の処理サーバと、仮想サーバ間のデータ転送を指示する管理サーバと、を備える情報処理システムの管理サーバに用いられる管理プログラムに関する。本発明の第3の特徴に係る管理プログラムは、コンピュータを、マイグレーションを検知した仮想サーバから、新たな経路情報を受信する経路情報受信手段と、仮想サーバの識別子と当該仮想サーバの経路情報とを対応づけた経路情報対応データを読み出し、新たな経路情報と、当該経路情報対応データに記録された経路情報が、一致するか否かを判定する経路情報比較手段と、経路情報比較手段において一致しない場合、経路情報対応データから、新たな経路情報と一致する経路情報に対応づけられた他の仮想サーバの識別子を取得するとともに、仮想サーバの識別子と当該仮想サーバのラック識別子を対応づけたラック対応データを読み出し、他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を取得するラック特定手段と、仮想サーバの識別子に、取得したラック識別子を対応づけてラック対応データを更新するとともに、仮想サーバの識別子に、新たな経路情報を対応づけて経路情報対応データを更新する更新手段として機能させる。
本発明によれば、仮想サーバ間のデータ転送を適切に指示することのできる情報処理方法、管理サーバおよび管理プログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る情報処理方法を説明するシーケンス図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る管理サーバおよび仮想サーバの機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る管理サーバの経路情報対応データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る管理サーバのラック対応データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る管理サーバの経路情報比較手段の処理を説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る管理サーバの経路情報比較手段の処理を説明するフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態に係る管理サーバのラック特定手段の処理を説明する図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る管理サーバのラック特定手段の処理を説明するフローチャートである。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
(情報処理システム)
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理システム7を説明する。情報処理システム7は、並列分散処理可能なシステムであって、複数のデータセンタを備える。図1に示す情報処理システム7は、第1のデータセンタ6a、第2のデータセンタ6bおよび第3のデータセンタ6cを備える。第1のデータセンタ6aは、第1のラック5aおよび第2のラック5bと複数のラックを備える。第1のラック5aは、管理サーバ1、第1の処理サーバ2aおよび第2の処理サーバ2bを備える。第2のラック5bは、第3の処理サーバ2c、第4の処理サーバ2d、第5の処理サーバ2eを備える。
第2のデータセンタ6bおよび第3のデータセンタ6cにも、第1のデータセンタ6aと同様に、任意の数のラックと、任意の数の処理サーバが設けられている。
各データセンタおよび各ラックの機器は、ルータによって相互に通信可能に接続される。第1のラック5aの管理サーバ1、第1の処理サーバ2aおよび第2の処理サーバ2bは、第1のルータ4aを介して、第3のルータ4cに接続され、第2のラック5b、第2のデータセンタ6bおよび第3のデータセンタ6cの各機器と相互に通信可能に接続される。同様に、第2のラック5bの第3の処理サーバ2c、第4の処理サーバ2d、第5の処理サーバ2eは、第2のルータ4bを介して第3のルータ4cに接続され、第1のラック5a、第2のデータセンタ6bおよび第3のデータセンタ6cの各機器と相互に通信可能に接続される。
本実施形態において、第1のデータセンタ6a、第2のデータセンタ6bおよび第3のデータセンタ6cを特に区別する必要のない場合、単にデータセンタ6と記載する場合がある。同様に、第1のラック5aおよび第2のラック5bを特に区別する必要のない場合、単にラック5と記載する場合がある。第1のルータ4aないし第3のルータ4cを特に区別する必要のない場合、単にルータ4と記載する場合がある。第1の処理サーバ2aないし第5の処理サーバ2eを特に区別する必要のない場合、単に処理サーバ2と記載する場合がある。
処理サーバ2は、分担して、例えば、クライアント端末8から入力された処理を実行する物理コンピュータである。処理サーバ2には、任意の数の仮想サーバ3が、ソフトウェア的に仮想的にエミュレートされている。図1に示す例において第1の処理サーバ2aには、第1の仮想サーバ3aがエミュレートされ、第2の処理サーバ2bには、第2の仮想サーバ3bおよび第3の仮想サーバ3cがエミュレートされている。本実施形態において、第1の仮想サーバ3a、第2の仮想サーバ3b、第3の仮想サーバ3c…を特に区別する必要のない場合、単に仮想サーバ3と記載する場合がある。
管理サーバ1は、NameNodeまたはJobTrackerである。処理サーバ2は、DataNodeまたはTaskTrackerである。
管理サーバ1は、仮想サーバ3間のデータ転送を指示する。このとき管理サーバ1は、クラスタが複数のラックにまたがる場合、ラック認識に基づいて、ラック間のデータ転送よりラック内のデータ転送を優先する。これにより、ネットワーク帯域の負荷を抑制する。管理サーバ1の処理は後に詳述する。
仮想サーバ3は、マイグレーションにより、エミュレートする処理サーバ2が適宜変更される場合がある。例えば、仮想サーバ3の処理内容、処理サーバ2の稼働状況、リソースなどの状況に応じて、仮想サーバ3は、適切な処理サーバ2でエミュレートされる。従って、仮想サーバ3は、適切な処理サーバ2にマイグレーションし、マイグレーション先の処理サーバ2で仮想サーバはエミュレートされる。
このマイグレーションは、ラック間の場合もあれば、データセンタを越える場合もある。例えば、第1の仮想サーバ3aは、第1の処理サーバ2aでエミュレートされているが、第1のデータセンタ6aの第2のラック5bの第3の処理サーバ2cにマイグレーションする場合もあれば、第2のデータセンタ6bまたは第3のデータセンタ6cの所定のラックの処理サーバにマイグレーションする場合もある。
図2を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理方法を説明する。
まず、ステップS1において仮想サーバ1が、自身のマイグレーションの検知をトリガーに処理を開始する。ここで仮想サーバ1は、例えば、管理サーバ1からのマイグレーションの通知などにより、自身のマイグレーションを検知する。仮想サーバ3は、自身のマイグレーションを検知すると、ステップS2において管理サーバ1に、経路の問い合わせを送信する。この問い合わせは例えば、管理サーバ1へのtracerouteコマンドである。
ステップS3において、仮想サーバ3は、管理サーバ1からステップS2に対応する応答を受信し、ステップS4において、仮想サーバ3から管理サーバ1までの経路情報を取得する。この経路情報は、仮想サーバ3から管理サーバ1までの物理筐体の位置に依存した情報である。経路情報は例えば、仮想サーバ3から管理サーバ1までの通信経路上に位置するルータなどの中継装置の識別子のリストである。ステップS5において仮想サーバ3は、ステップS4で取得した経路情報を、管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1は、仮想サーバ3から経路情報を取得すると、予め取得していた仮想サーバ3の経路情報と、ステップS5で新たに取得した経路情報とが一致するか否かを判定する。一致する場合、そのまま処理を終了する。
一致しない場合、ステップS7において、仮想サーバ3のマイグレーション先のラックを特定する。さらにステップS8において管理サーバ1は、ステップS5で取得した経路情報と、ステップS7で特定したラックの情報とを、この仮想サーバ3の識別子と対応づけて更新する。
これにより、管理サーバ1は、仮想サーバ3の最新のラック情報を保持することができる。従って、仮想サーバ3がマイグレーションによりラックが変更になっても、最新の情報に基づいて、ラック認識により同一ラック間のデータ転送を優先的に指示することができる。
(仮想サーバ)
図3を参照して、本発明の実施の形態に係る仮想サーバ3を説明する。仮想サーバ3は、一般的なコンピュータである処理サーバ2に、所定の処理を実行するサーバをソフトウェア的にエミュレートすることにより、実装される。実施の形態に係る仮想サーバ3は、経路問い合わせ手段301および経路情報送信手段302を備える。
経路問い合わせ手段301は、自身のマイグレーションを検知すると、管理サーバ1に、経路の問い合わせを送信する手段である。例えば経路問い合わせ手段301は、tracerouteコマンドを管理サーバ1に送信する。さらに経路問い合わせ手段301は、その応答として、仮想サーバ3から管理サーバ1までの経路情報を取得する。
経路情報送信手段302は、経路問い合わせ手段301において取得した経路情報を、管理サーバ1に送信する。
仮想サーバ3は、自身のマイグレーションを検知するたびに、経路の問い合わせを送信して経路情報を取得し、取得した経路情報を管理サーバ1に送信する。
(管理サーバ)
図3を参照して、本発明の実施の形態に係る管理サーバ1を説明する。本発明の実施の形態に係る管理サーバ1は、記憶装置10、中央処理制御装置20および通信制御装置30を備える一般的なコンピュータである。管理サーバ1は、所定の処理を実行する管理プログラムが中央処理制御装置20に読み込まれることにより、一般的なコンピュータに実装される。
記憶装置10は、経路情報対応データ記憶部11およびラック対応データ記憶部12を備える。記憶装置10にはさらに、管理プログラムが記憶される。
経路情報対応データ記憶部11は、記憶装置11のうち、経路情報対応データ11aが記憶された記憶領域である。経路情報対応データ11aは、仮想サーバ3の識別子と当該仮想サーバ3の経路情報とを対応づけたデータである。経路情報対応データ11aには、図1に示す情報処理システム7におけるすべての仮想サーバ3の経路情報が格納されている。
経路情報対応データ11aは、例えば図4に示すデータ構造とデータ例を備える。図4に示す経路情報対応データ11aにおいて、仮想サーバ3の識別子はホスト名であるが、他に、IPアドレスであっても良い。経路情報は、この仮想サーバ3から管理サーバ1までのルータのIPアドレスのリストである。図4に示す例において、”node1.XXX.co.jp”のホスト名の仮想サーバ3の経路情報は、”192.168.0.254”、”10.0.3.2”、”171.42.3.32”・・・・・である。従って、”node1.XXX.co.jp”のホスト名の仮想サーバ3は、”192.168.0.254”、”10.0.3.2”、”171.42.3.32”・・・・・の各ルータを介して管理サーバ1に接続できる。
ラック対応データ記憶部12は、記憶装置10のうち、ラック対応データ12aが記憶された記憶領域である。ラック対応データ12aは、仮想サーバ3の識別子と当該仮想サーバ3のラック識別子を対応づけたデータである。ラック対応データ12aには、図1に示す情報処理システム7におけるすべての仮想サーバ3のラックの情報が格納されている。
ラック対応データ12aは、例えば図5に示すデータ構造とデータ例を備える。図5に示すラック対応データ12aにおいて、仮想サーバ3の識別子”node1.XXX.co.jp”に、ラック識別子”/dc1/rack13”が対応づけられている。このラック識別子”/dc1/rack1”は、第1のデータセンタ6aの第1のラック5aであることを示す。例えば、第3のデータセンタ6cの第5のラック(図示せず)は、”/dc3/rack5”と表記される。図5においてラック識別子は、階層構造で表記されているが、この形に限らない。
中央処理制御装置20は、管理プログラムがインストールされ実行されることにより、応答手段21、経路情報受信手段22、経路情報比較手段23、ラック特定手段24、更新手段25およびデータ処理手段26を備える。
応答手段21は、仮想サーバ3から経路問い合わせを受信すると、それに対する応答を作成して仮想サーバ3に送信する手段である。仮想サーバ3がtracerouteコマンドを送信すると、応答手段21は、それに対する応答を仮想サーバ3に送信する。
経路情報受信手段22は、マイグレーションを検知した仮想サーバ3から、新たな経路情報を受信する。経路情報受信手段22は、仮想サーバ3のマイグレーションに伴って、仮想サーバ3が取得した新たな経路情報を、仮想サーバ3の識別子とともに受信する。経路情報受信手段22は、仮想サーバ3の識別子と新たな経路情報を受信すると、その情報を経路情報比較手段23に入力する。
経路情報比較手段23は、経路情報対応データ11aを読み出し、経路情報受信手段22から入力された新たな経路情報と、経路情報対応データ11aに記録された経路情報が、一致するか否かを判定する。経路情報比較手段23は、マイグレーションした仮想サーバ3の識別子を取得すると、経路情報対応データ11aから、その仮想サーバ3の識別子に対応づけられた経路情報を取得する。さらに経路情報比較手段23は、経路情報対応データ11aから取得した経路情報と、経路情報受信手段22から入力された新たな経路情報と、を比較して、一致するか否かを判定する。
ここで、経路情報は、図4を参照して説明した通り、仮想サーバ3から管理サーバ1までの中継装置のリストである。従って経路情報比較手段23は、経路情報対応データ11aから取得した経路情報に含まれる中継装置の識別子および順番と、経路情報受信手段22から入力された新たな経路情報の中継装置の識別子および順番と、が一致するか否かを判定する。
一致する場合、この仮想サーバ3のマイグレーションは同一ラック内のマイグレーションであるので、そのまま処理を終了する。一方一致しない場合、この仮想サーバ3のマイグレーションはラックを超えたマイグレーションであるので、ラック特定手段24に、仮想サーバ3の識別子と新たな経路情報を入力する。
図6を参照して、経路情報比較手段23の処理を説明する。
まずステップS101において経路情報比較手段23は、経路情報対応データ11aに、新たな経路情報を通知した仮想サーバ3の識別子をキーに、当該仮想サーバ3の経路情報の参照を要求する。ステップS102において経路情報比較手段23は、ステップS101の応答として、当該仮想サーバ3の経路情報を取得する。ここで取得する経路情報は、仮想サーバ3のマイグレーション前の経路情報である。
ステップS103において、仮想サーバ3から通知され、経路情報受信手段22から入力された新たな経路情報と、ステップS102において経路情報対応データから取得した経路情報と、を比較する。差分がない場合、処理を終了する。一方、差分がある場合、ラック特定手段24が続いて処理する。
図7を参照して、経路情報比較手段23の処理を詳述する。
まずステップS151において経路情報比較手段23は、経路情報受信手段22から、仮想サーバ3の新たな経路情報が入力されると、ステップS152に進む。ステップS152において経路情報比較手段23は、当該仮想サーバ3について、経路情報対応データ11aにおいて現在保持している経路情報を参照する。ステップS153において経路情報を正常に参照できなかった場合、そのまま処理を終了する。
一方ステップS153において経路情報を正常に参照できた場合、ステップS154に進む。ステップS154において経路情報比較手段23は、経路情報対応データ11aにおいて現在保持している経路情報と、経路情報受信手段22から入力された新たな経路情報と、を比較する。ステップS155において、これらの経路情報に差分がない場合、同一ラック内でのマイグレーションと考えられるので、そのまま処理を終了する。
一方、経路情報に差分がある場合、ステップS156において経路情報比較手段23は、経路情報受信手段22から入力されたサーバ3の識別子と新たな経路情報を、ラック特定手段24に引き渡す。
ラック特定手段24は、経路情報比較手段23において一致しない場合、経路情報対応データ11aから、新たな経路情報と一致する経路情報に対応づけられた他の仮想サーバの識別子を取得する。さらにラック特定手段24は、ラック対応データ12aを読み出し、他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を取得する。経路情報対応データ11aにおいて、新たな経路情報と一致する経路情報を持つ複数の仮想サーバが検索される場合も考えられるが、ラック特定手段24が取得する他の仮想サーバの識別子は少なくとも1つあれば良い。
ラック特定手段24は、経路情報が一致しない場合、当該仮想サーバ3は、ラックが異なる処理サーバにマイグレーションしているので、そのマイグレーション先の情報を特定する。マイグレーション先のラック識別子を取得する際、ラック特定手段24は、マイグレーションを検知した仮想サーバ3の新たな経路情報を用いる。同じラックにある仮想サーバは経路情報が共通するので、ラック特定手段24は、経路情報対応データ11aを参照して、経路情報受信手段22が受信した新たな経路情報と同じ経路情報を持つ他の仮想サーバを検索する。さらにラック特定手段24は、ラック対応データ12を参照して、その他の仮想サーバのラック識別子を取得する、ラック特定手段23は、取得したラック識別子を、仮想サーバ3のマイグレーション先のラック識別子であると特定することができる。
図8を参照して、ラック特定手段24の処理を説明する。
まずステップS201においてラック特定手段24は、経路情報対応データ11aに、仮想サーバ3から通知された新たな経路情報をキーに、当該経路情報と同一の経路情報を持つ他の仮想サーバの識別子の参照を要求する。ステップS202においてラック特定手段24は、ステップS201の応答として、他の仮想サーバの識別子を取得する。ステップS202で取得した他の仮想サーバの経路情報は、経路情報受信手段22が受信した仮想サーバ3の新たな経路情報と一致する。
ステップS203においてラック特定手段24は、ラック対応データ12aに、ステップS202で取得した他の仮想サーバの識別子をキーに、この他の仮想サーバのラック識別子の参照を要求する。ステップS204においてラック特定手段24は、ステップS203の応答として、他の仮想サーバのラック識別子を取得する。ステップS202で取得した他の仮想サーバの経路情報は、経路情報受信手段22が受信した仮想サーバ3の新たな経路情報と一致するので、ステップS204で取得した他の仮想サーバのラック識別子は、仮想サーバ3のマイグレーション後のラック識別子でもある。
図9を参照して、ラック特定手段24の処理を詳述する。
まずステップS251においてラック特定手段24は、経路情報比較手段23から、仮想サーバ3の新たな経路情報が入力されると、ステップS252に進む。ステップS252においてラック特定手段24は、経路情報対応データ11aにおいて新たな経路情報を保持している他の仮想サーバの識別子を参照する。ステップS253において経路情報を正常に参照できなかった場合、そのまま処理を終了する。例えば、何ら仮想サーバをエミュレートしていない新たな処理サーバに仮想サーバ3がマイグレーションした場合などは、ステップS253において、他の仮想サーバの識別子を参照できない。
一方ステップS253において他の仮想サーバの識別子を正常に参照できた場合、ステップS254に進む。ステップS254においてラック特定手段24は、ラック対応データ12aを参照して、他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を参照する。ステップS255において他の仮想サーバのラック識別子を正常に参照できなかった場合、そのまま処理を終了する。
一方ステップS255において他のサーバのラック識別子を参照できた場合、ステップS256に進む、ステップS256においてラック特定手段24は、マイグレーションの通知元の仮想サーバ3の識別子、仮想サーバ3から通知された新たな経路情報およびステップS255で参照された他の仮想サーバのラック識別子を、更新手段25に引き渡す。
更新手段25は、ラック特定手段24から入力された情報に基づいて、仮想サーバ3の識別子に、ラック特定手段24において取得したラック識別子を対応づけてラック対応データ12aを更新する。更新手段25はさらに、仮想サーバ3の識別子に、新たな経路情報を対応づけて経路情報対応データ11aを更新する。管理サーバ1の更新手段25により、経路情報対応データ11aおよびラック対応データ12aには、最新の状態が反映される。
データ処理手段26は、仮想サーバ間でのデータ転送を指示する。データ処理手段26は、ラック対応データ12aを読み出し、同じラック識別子に対応づけられた仮想サーバ間でのデータ転送を、異なるラック識別子に対応づけられた仮想サーバ間でのデータ転送より優先してデータ転送を指示する。このラック対応データ12aは、更新手段25により、仮想サーバ3のマイグレーションも反映されているので、マイグレーション後の構成を考慮して、データ転送を指示することができる。
このように本発明の最良の実施の形態によれば、仮想サーバのマイグレーションが発生しても、その発生後の構成に基づいてラック対応データ12aを更新することができる。従って、マイグレーションが発生した後でも、同一のラック内の仮想サーバに、優先的にデータを転送することができる。
ここで、ラック対応データ12aにマイグレーションの情報が反映されていない場合を想定する。例えば、Aラックの処理サーバでエミュレートされる仮想サーバaが、Bラックの処理サーバにマイグレーションした場合を想定する。ラック対応データ12aにおいてこのマイグレーションの情報が反映されていない場合、管理サーバ1は、仮想サーバaと、仮想サーバaと同じAラックの処理サーバでエミュレートされる仮想サーバbとの間でデータ転送を指示する場合がある。しかし仮想サーバaは実際にはBラックの処理サーバにマイグレーションしているので、管理サーバ1による指示は、実際には、Bラックの処理サーバでエミュレートされる仮想サーバaと、仮想サーバaと異なるAラックの処理サーバでエミュレートされる仮想サーバbとの間でのデータ転送の指示となる。従って、同一ラックの仮想サーバ間でのデータ転送を指示したつもりが、他のラックの仮想サーバにデータを転送してしまい、ネットワーク帯域の負荷が増加する可能性がある。
一方、本発明の実施の形態に係る管理サーバ1によれば、仮想サーバ3のマイグレーションに伴って新たな経路情報を取得し、新たな経路情報から、仮想サーバ3のマイグレーション先の処理サーバのラックを特定することができる。さらに管理サーバ1は、新たに特定されたラックの情報をラック対応データ12aに反映することにより、仮想サーバ3のマイグレーションが発生しても、最新のラック対応データ12aに基づいて、仮想サーバ3間のデータ転送を指示することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施の形態に記載した管理サーバ1は、図3に示すように一つのハードウェア上に構成されても良いし、その機能や処理数に応じて複数のハードウェア上に構成されても良い。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 管理サーバ
2 処理サーバ
3 仮想サーバ
4 ルータ
5 ラック
6 データセンタ
7 情報処理システム
8 クライアント端末
10 記憶装置
11 経路情報対応データ記憶部
12 ラック対応データ記憶部
21 応答手段
22 経路情報受信手段
23 経路情報比較手段
24 ラック特定手段
25 更新手段
26 データ処理手段
30 通信制御装置
301 経路問い合わせ手段
302 経路情報送信手段

Claims (4)

  1. 仮想サーバをエミュレートする複数の処理サーバと、仮想サーバ間のデータ転送を指示する管理サーバと、を備える情報処理システムに用いられる情報処理方法であって、
    仮想サーバが、当該仮想サーバのマイグレーションを検知すると、管理サーバへ経路の問い合わせを送信するステップと、
    前記管理サーバが、前記問い合わせに応答するステップと、
    前記仮想サーバが、前記管理サーバからの応答に基づいて前記管理サーバへの新たな経路情報を取得するとともに、前記管理サーバに新たな経路情報を送信するステップと、
    前記管理サーバが、仮想サーバの識別子と当該仮想サーバの経路情報とを対応づけた経路情報対応データを読み出し、前記新たな経路情報と、当該経路情報対応データに記録された経路情報が、一致するか否かを判定するステップと、
    一致しない場合、前記管理サーバが、経路情報対応データから、前記新たな経路情報と一致する経路情報に対応づけられた他の仮想サーバの識別子を取得するステップと、
    前記管理サーバが、仮想サーバの識別子と当該仮想サーバのラック識別子を対応づけたラック対応データを読み出し、前記他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を取得するステップと、
    前記仮想サーバの識別子に、取得したラック識別子を対応づけて前記ラック対応データを更新するステップと、
    前記仮想サーバの識別子に、新たな経路情報を対応づけて前記経路情報対応データを更新するステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  2. 仮想サーバをエミュレートする複数の処理サーバと、仮想サーバ間のデータ転送を指示する管理サーバと、を備える情報処理システムに用いられる管理サーバであって、
    仮想サーバの識別子と当該仮想サーバの経路情報とを対応づけた経路情報対応データが記憶された経路情報対応データ記憶部と、
    仮想サーバの識別子と当該仮想サーバのラック識別子を対応づけたラック対応データが記憶されたラック対応データ記憶部と、
    マイグレーションを検知した仮想サーバから、新たな経路情報を受信する経路情報受信手段と、
    前記経路情報対応データを読み出し、前記新たな経路情報と、当該経路情報対応データに記録された経路情報が、一致するか否かを判定する経路情報比較手段と、
    前記経路情報比較手段において一致しない場合、前記経路情報対応データから、前記新たな経路情報と一致する経路情報に対応づけられた他の仮想サーバの識別子を取得するとともに、前記ラック対応データを読み出し、前記他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を取得するラック特定手段と、
    前記仮想サーバの識別子に、取得したラック識別子を対応づけて前記ラック対応データを更新するとともに、前記仮想サーバの識別子に、新たな経路情報を対応づけて前記経路情報対応データを更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする管理サーバ。
  3. 前記ラック対応データを読み出し、同じラック識別子に対応づけられた仮想サーバ間でのデータ転送を優先してデータ転送を指示するデータ処理手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。
  4. 仮想サーバをエミュレートする複数の処理サーバと、仮想サーバ間のデータ転送を指示する管理サーバと、を備える情報処理システムの管理サーバに用いられる管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    マイグレーションを検知した仮想サーバから、新たな経路情報を受信する経路情報受信手段と、
    仮想サーバの識別子と当該仮想サーバの経路情報とを対応づけた経路情報対応データを読み出し、前記新たな経路情報と、当該経路情報対応データに記録された経路情報が、一致するか否かを判定する経路情報比較手段と、
    前記経路情報比較手段において一致しない場合、前記経路情報対応データから、前記新たな経路情報と一致する経路情報に対応づけられた他の仮想サーバの識別子を取得するとともに、
    仮想サーバの識別子と当該仮想サーバのラック識別子を対応づけたラック対応データを読み出し、前記他の仮想サーバの識別子に対応づけられたラック識別子を取得するラック特定手段と、
    前記仮想サーバの識別子に、取得したラック識別子を対応づけて前記ラック対応データを更新するとともに、前記仮想サーバの識別子に、新たな経路情報を対応づけて前記経路情報対応データを更新する更新手段
    として機能させるための管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9633040B2 (en) 2014-02-04 2017-04-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Distributed processing system including a name node and a plurality of data nodes, and method of operating the same
KR20220041575A (ko) * 2020-09-25 2022-04-01 주식회사 이노그리드 복수의 컴퓨팅 노드를 이용한 고성능 클라우드 서비스를 제공하는 단일 가상화 시스템을 위한 소프트웨어 정의 서버 배포 스케줄링 방법 및 그 시스템

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