JP2012200040A - 交流電源の降圧受電システムのモニタ方法 - Google Patents

交流電源の降圧受電システムのモニタ方法 Download PDF

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智幸 島津
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Abstract

【解決課題】降圧受電システムの実際の運用状態において、負荷設備への供給電圧を目標電圧に近づけるために入力電源の電圧をどれくらいの期間どれくらいの割合で降圧しているのかを随時確認することができれば、ユーザーにとって大いに有益である。
【解決手段】電力需要家に引き込まれた交流電源を変圧器に入力し、当該変圧器の出力電圧が前記交流電源の定格電圧より低く設定された目標電圧に近づくように当該変圧器の変圧比モードを自動切り替えし、当該変圧器の出力を負荷設備に供給する降圧受電システムにおいて、前記変圧比モードの時系列の変化をデジタルデータ化して変圧履歴として記録しておき、当該変圧履歴に基づいて所定期間における各変圧比モードごとの実行時間および実行時間比率の少なくとも一方を表すモニタ情報を作成して出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電力需要家に引き込まれた三相電源の電圧を定格電圧より低い目標電圧範囲に自動調整して負荷設備に供給する降圧受電システムに関し、とくに、消費電力削減効果につながる降圧動作の履歴をモニタできるようにしたことを特徴とするものである。
たとえばホテルやスーパーマーケットや工場などにおいては、照明設備や空調設備あるいは動力設備などで相当量の電力を消費している。このような一般的な電力需要家において、最近、省エネルギー対策の必要性が強く認識され、さまざまな対策が考え出されて実施されつつある。
一般の電力需要家において採用可能な省エネルギー対策のひとつに、商用電源を屋内設備に引き込む受電系統に変圧システムを設け、商用電源の定格電圧より数パーセント低い電圧になるように自動調整して負荷設備に給電する方式が知られている。日本国特許第2750275号公報・第3372178号公報・第4312826号公報にこの種の降圧受電システムの技術が開示されている。
発電設備および送配電設備の安定能力の劣る地域では、電力需要家の受電ポイントにおける電源電圧が安定せず、定格電圧より少し高めの電圧で変動推移している場合が多い。このような状況下においては、降圧受電システムにより定格電圧より数パーセント低い電圧に自動調整した電源を負荷設備に供給することで、負荷設備による電力消費量が顕著に減少し、とくに大きな省エネルギー効果が得られる。
===発明の概要===
この種の降圧受電システムによる消費電力の削減効果は、電力需要家に供給される商用電源の電圧の正確性や安定度により変化する。つまり商用電源の電圧が高めに推移している時間割合が大きいほど降圧受電システムが有効に機能し、消費電力の削減効果が大きくなる。降圧受電システムが有効に機能しているということは、入力電源の電圧を大きく降圧して負荷設備に供給している時間割合が大きいということになる。
したがって、降圧受電システムの実際の運用状態において、負荷設備への供給電圧を目標電圧に近づけるために入力電源の電圧をどれくらいの期間どれくらいの割合で降圧しているのかを随時確認することができれば、ユーザーにとって大いに有益であるといえる。
このことに鑑み、この発明は、消費電力削減効果につながる降圧動作の履歴をモニタできるようにした降圧受電システムのモニタ方法を提供するものである。
===発明の核心===
この発明の核心は、電力需要家に引き込まれた交流電源を変圧器に入力し、当該変圧器の出力電圧が前記交流電源の定格電圧より低く設定された目標電圧に近づくように当該変圧器の変圧比モードを自動切り替えし、当該変圧器の出力を負荷設備に供給する降圧受電システムにおいて、前記変圧比モードの時系列の変化をデジタルデータ化して変圧履歴として記録しておき、当該変圧履歴に基づいて所定期間における各変圧比モードごとの実行時間および実行時間比率の少なくとも一方を表すモニタ情報を作成して出力することを特徴とするものである。
実施例システムの電気的構成を示す。 実施例システムの動作遷移を示す。 モニタ表示例を示す。
===変圧装置1===
図1の実施例システムにおいて、変圧装置1は、変圧器2と、変圧切替用スイッチ群3と、ドライブ回路4と、スイッチ制御回路5を含んでいる。変圧器2は、三相電源の3つの幹線にそれぞれ接続される3つの入力端子Rin・Sin・Tinと、負荷設備にそれぞれ接続される3つの出力端子Rout・Sout・Tout を備え、各相の巻線構成を変圧切替用スイッチ群3により変更することにより、変圧比が、出力電圧を入力電圧より約2%低くする−2%状態と、出力電圧を入力電圧より約4%低くする−4%状態と、出力電圧を入力電圧より約6%低くする−6%状態と、出力電圧を入力電圧とほぼ等しくする等圧状態とに切り替えられる。
変圧切替用スイッチ群3は、変圧器2の各相巻線回路の要所を開閉する複数のサイリスタスイッチからなり、各相の巻線比構成が当該スイッチ群3の開閉態様により変更されるようになっている。ドライブ回路4は、スイッチ制御回路5からの指示どおりに変圧切替用スイッチ群3を開閉駆動する。スイッチ制御回路5は、変圧切替用スイッチ群3の開閉状態によりつくり出されている現在の変圧比(−2%状態、−4%状態、−6%状態、等圧状態のいずれか)をメインコンピューター6に通知する。
===計測回路7とメインコンピューター6===
計測回路7は、変圧装置1の出力端子Rout・Sout・Tout から負荷設備の供給される交流電源の各相の電圧・電流の瞬時値を検出し、検出信号をメインコンピューター6に入力する。メインコンピューター6は、計測回路7からの検出信号に基づいて、変圧装置1の出力各相の電圧実効値を電流実効値を計算するとともに、負荷設備で消費されている有効電力を計算し、かつ、所定期間の消費電力量を積算する。
===メインコンピューター6による変圧比の制御===
メインコンピューター6のメモリには目標電圧が設定されている。メインコンピューター6は、変圧装置1の出力各相の電圧実効値がいずれも目標電圧より高い場合、変圧比を現状より1段階下げるようにスイッチ制御回路5に指示を発する。スイッチ制御回路5は、変圧比を下げるように指示を受けた際、現状が等圧状態であれば−2%状態にし、現状が−2%状態であれば−4%状態にし、現状が−4%状態であれば−6%状態にする。
メインコンピューター6は、変圧装置1の出力各相の電圧実効値がどれか1相でも目標電圧より低い場合、変圧比を現状より1段階上げるようにスイッチ制御回路5に指示を発する。スイッチ制御回路5は、変圧比を上げるように指示を受けた際、現状が−6%状態であれば−4%状態にし、現状が−4%状態であれば−2%状態にし、現状が−2%状態であれば等圧状態にする。
===利用者インタフェース8===
メインコンピューター6には表示装置と操作パネルを含んだ利用者インタフェース8が付属している。利用者インタフェース8には、目標電圧と、現状の変圧比が表示されている。目標電圧は、ユーザーが利用者インタフェース8より設定し変更することができる。
===監視用コンピューター10===
メインコンピューター6は、通信インタフェース9を介してインターネットに接続可能であり、インターネットに接続した外部の監視用コンピューター10と通信可能となっている。監視用コンピューター10は、インターネットを通じてメインコンピューター6をみずからの制御下におき、メインコンピューター6を監視用コンピューター10から遠隔操作することができる。すなわち、この実施例に係る降圧受電システムは、監視用コンピューター10を含んだ遠方監視制御システムとして構成されている。
===変圧履歴の記録===
メインコンピューター6は、変圧装置1における現状の変圧比モード(−2%状態、−4%状態、−6%状態、等圧0%状態のいずれであるかを示す識別コード)をスイッチ制御回路5から所定間隔(たとえば5分間隔)でサンプリングし、サンプリングした時系列データを変圧履歴ファイル(ハードディスクディスクあるいはソリッドステートディスクに格納されている)に記録していく。
===変圧履歴のモニタ===
メインコンピューター6は、利用者インタフェース8あるいは監視用コンピューター10からの変圧履歴のモニタ指令を受けると、変圧履歴ファイルに記録されたデータに基づいてモニタ情報を生成する。モニタ情報は、変圧履歴に基づいて所定期間における各変圧比モードごとの実行時間および実行時間比率の少なくとも一方を表す情報である。所定期間とは、当該降圧受電システムの運用開始時点から現在までの期間、累計処理をリセットしてから現在までの期間、各月別の期間、各日別の期間など、さまざまに設定可能となっている。
モニタ情報の表示例を図3に示している。この例では、各変圧比モード(−2%状態、−4%状態、−6%状態、等圧0%状態)ごとの実行時間(累計時間)と比率の両方を表示している。この表示をグラフ化すればモニタ情報を一目瞭然に読み取ることができる。
図3の例では、システム導入時からの累計情報の表示と、各月別の累計情報の表示に切り替えすることができる。月別表示モードにすると、まず直近の1月の累計情報が表示され、そこから過去の月別情報を順番に表示させることができる。
===その他の実施形態===
(A)スイッチ制御回路5は、メインコンピューター6からの指示により変圧比を切り替えるごとに、切り替え後の変圧比識別コードをメインコンピューター6に通知し、メインコンピューター6が変圧比識別コードを日時データと対応付けして変圧履歴ファイルに記録しても、上記と同様なモニタ情報を作成することができ。その他、各変圧比モードの1回の実行時間データを逐次記録していく方式など、目的とするモニタ情報を作成可能な履歴であればどのような処理方式を採用してもよい。
(B)メインコンピューター6において上記モニタ情報を作成しなくてもよい。変圧履歴のデータをメインコンピューター6から監視用コンピューター10に送信し、監視用コンピューター10においてモニタ情報を作成する方式としてもよい。

Claims (5)

  1. 電力需要家に引き込まれた交流電源を変圧器に入力し、当該変圧器の出力電圧が前記交流電源の定格電圧より低く設定された目標電圧に近づくように当該変圧器の変圧比モードを自動切り替えし、当該変圧器の出力を負荷設備に供給する降圧受電システムにおいて、前記変圧比モードの時系列の変化をデジタルデータ化して変圧履歴として記録しておき、当該変圧履歴に基づいて所定期間における各変圧比モードごとの実行時間および実行時間比率の少なくとも一方を表すモニタ情報を作成して出力するモニタ方法。
  2. 実行中の変圧比モードを一定周期でサンプリングし、サンプリングした変圧比モードの識別符号を時系列順に記録することで変圧履歴を作成する
    請求項1に記載のモニタ方法。
  3. 変圧比モードが切り替えられた際、その変圧比モードの識別符号と切り替え時刻とを対応付けして記録することで変圧履歴を作成する
    請求項1に記載のモニタ方法。
  4. 前記変圧履歴に基づいて前記変圧比モードの時系列の変化をグラフ化して出力する
    請求項1〜3のいずれかに記載のモニタ方法。
  5. 前記降圧受電システムに付属の制御用コンピューターにより前記変圧履歴を記録し、当該制御用コンピューターとインターネットを介して通信するモニタ用コンピューターにより前記変圧履歴を読み込んでモニタ情報を作成して出力する
    請求項1〜4のいずれかに記載のモニタ方法。
JP2011060746A 2011-03-18 2011-03-18 交流電源の降圧受電システムのモニタ方法 Withdrawn JP2012200040A (ja)

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