JP2012198593A - 車両案内システム - Google Patents

Abstract

【課題】車両側に特別な操作や設備を要求することなく、目的地に接近中の車両に対して最適の案内情報を提示する。
【解決手段】複数の車番読取装置14と、複数の電子看板装置16と、案内サーバ12とからなる車両案内システム10。案内サーバ12は、車番及び予約者表示等を含む予約情報を格納しておく予約情報ＤＢ34と、各電子看板装置16に表示すべき案内文を格納しておく指定看板ＤＢ39と、予約者表示充填欄及び案内文充填欄を備えたテンプレートを格納しておくテンプレート格納部42を備え、車番読取装置14から車番情報が送信された際に、当該車番を含む予約情報を抽出し、当該予約情報に係る加盟店のテンプレートを取り出し、予約者表示充填欄に対応の予約者表示を充填すると共に、案内文充填欄に対応の案内文を充填することにより、案内広告情報を生成し、これを対応の電子看板装置16に送信する。
【選択図】図２

Description

この発明は車両案内システムに係り、特に、屋外に設置された複数の電子看板装置を用いて、目的地までの方向や距離等の経路情報を車両の運転者に告知する技術に関する。

近年、カーナビゲーションシステム（以下「カーナビ」）を搭載した車両の比率が増加しており、事前に地図等を参照して道順を検討していなくても、目的地の名称や住所をカーナビに入力することにより、比較的容易に目的地周辺まで辿り着くことができるようになってきている。

ただし、初めて訪れる場所の場合、カーナビの案内によって目的地周辺まで辿り着けたとしても、周りの景色に見覚えがないため最終目的地であるホテルや旅館等を見付けるのに苦労することがある。
このため、目的地までの距離や道順が記載された看板が道路脇に設置されていると、運転者にとって大きな助けになる。

これに関し特許文献１には、複数の場所に設置された電子看板装置に対して看板表示サーバからネットワーク経由で案内情報を選択的に送信することにより、車両を特定の目的地まで案内する「公衆向け情報出力システム」が開示されている。
特開２００３−３１７１８７

このシステムによれば、進行方向に設置された複数の電子看板装置の表示が車両の移動に伴って動的に変化するため、運転者は迷うことなく特定の目的地に到着することが可能となる。
しかしながら、この従来の案内システムの場合、車両内のカーナビや携帯端末から案内のリクエストやGPSの現在位置情報を看板表示サーバに対して送信する必要あり、運転者に対して煩わしい操作を強いることになる。また、カーナビや携帯端末を備えていない車両に対しては案内サービスを提供できないという問題もあった。

この発明は、このような従来技術が抱える問題を解決するために案出されたものであり、車両側に特別な操作や設備を要求することなく、目的地に接近中の車両に対して最適の案内情報を提示する技術の提供を目的としている。

上記の目的を達成するため、請求項１に記載した車両案内システムは、車両の映像を取り込んでナンバープレートに記載された車番情報を出力する機能を備えた複数の車番読取装置と、入力された情報を表示するディスプレイを備え、上記の各車番読取装置と関連付けられた複数の電子看板装置と、上記の各車番読取装置及び各電子看板装置と通信ネットワークを介して接続された案内サーバとからなる車両案内システムであって、上記案内サーバは、少なくとも予約者の車番及び予約者表示を含む予約情報を加盟店毎に格納しておく予約情報記憶手段と、各電子看板装置に表示すべき案内文を、加盟店毎に格納しておく案内文記憶手段と、少なくとも予約者表示充填欄及び案内文充填欄を備えた案内広告のテンプレートを、加盟店毎に格納しておくテンプレート記憶手段と、上記車番読取装置から車番情報が送信された場合に、上記予約情報記憶手段を参照し、該当の車番を含む予約情報を抽出する予約情報検索手段と、当該予約情報に係る加盟店のテンプレートを上記テンプレート記憶手段から取り出し、その予約者表示充填欄に当該予約情報の予約者表示を充填すると共に、上記案内文記憶手段を参照して上記車番読取装置に関連付けられた電子看板装置に表示すべき案内文を取得し、これを上記テンプレートの案内文充填欄に充填することにより、案内広告情報を生成する案内広告情報生成手段と、この案内広告情報を当該電子看板装置に対して送信する広告情報配信手段とを備えたことを特徴としている。

請求項２に記載した車両案内システムは、請求項１のシステムを前提とし、さらに上記案内サーバが、案内広告情報を表示させる電子看板装置の指定情報を加盟店毎に格納しておく指定看板記憶手段を備え、上記予約情報検索手段が、上記車番読取装置から車番情報が送信された際に、上記指定看板記憶手段を参照して当該車番読取装置に関連付けられた電子看板装置を案内広告情報の表示先として指定している加盟店を特定すると共に、これらの加盟店に係る予約情報の中から該当の車番を含む予約情報を抽出する処理を実行することを特徴としている。

請求項３に記載した車両案内システムは、請求項１または２のシステムを前提とし、さらに上記予約情報には予約日時が含まれており、上記予約情報検索手段が、上記車番読取装置から車番情報が送信された際に、現在時刻が上記予約日時に基づいて算出された所定の監視期間に属する場合に限り、該当の車番を含む予約情報を抽出する処理を実行することを特徴としている。

請求項１に記載の車両案内システムの場合、車番読取装置によって車両のナンバープレートに表示された車番が読み込まれ、当該車番に関連付けられた予約情報が自動的に抽出されると共に、当該予約情報に係る予約者表示と案内文が記載された加盟店固有の案内広告情報が電子掲示板装置に表示される仕組みを備えているため、車両が目的地（予約先の加盟店）に近づいた際には、運転者に特別な操作を強いることなく、また車両側に特別な装備を要求することもなく、車両を目的地まで誘導することが可能となる。

請求項２に記載の車両案内システムによれば、加盟店が指定した電子掲示板装置に対してのみ、案内広告情報が送信される仕組みを備えているため、多数の電子掲示板装置が各地に設置されている場合であっても、各加盟店にとって必要な範囲内の電子掲示板装置に案内広告情報を表示させることが可能となる。

請求項３に記載の車両案内システムによれば、車番読取装置によって予約情報に合致する車番情報が送信された場合であっても、現時点が所定の監視期間に属さない限り電子掲示板装置に案内広告情報が掲載されない仕組みであるため、予約とは無関係の時点（例えば予約日の１週間前）で案内広告情報が誤って表示されてしまうことを有効に排除することが可能となる。

図１は、この発明に係る車両案内システム10の全体構成を示す模式図であり、案内サーバ12と、各地の屋外に設置された多数の車番読取装置14及び電子看板装置16と、複数の加盟店端末18とからなる。
各車番読取装置14と案内サーバ12との間、及び各電子看板装置16と案内サーバ12との間は、専用回線やインターネット等の通信ネットワーク20を介して接続されている。また、各加盟店端末18と案内サーバ12間も、インターネット等の通信ネットワーク22を介して接続されている。

車番読取装置14は、道路沿いの高所に設置されており、下方を通過する車両24のフロント部分の画像を撮像素子によって取り込み、これに必要な画像処理及び文字認識処理を施すことにより、ナンバープレート26に記載された車番をテキストデータとして出力する機能を備えている。

電子看板装置16は、比較的大型の液晶表示パネルやLED表示パネル等のディスプレイ28と、制御装置及び記憶装置を備えており、案内サーバ12から送信された静止画像や動画像等のファイルを記憶装置内に蓄積すると共に、これを所定のタイミングでディスプレイ28に表示させる機能を備えている。
加盟店端末18は、Webブラウザを搭載したPCよりなる。

図２は、案内サーバ12の機能構成を示すブロック図であり、加盟店ＤＢ30と、予約情報登録部32と、予約情報ＤＢ34と、予約情報検索部36と、案内広告情報生成部38と、指定看板ＤＢ39と、車番読取装置管理ＤＢ40と、テンプレート格納部42と、広告情報配信部44と、通常広告情報管理ＤＢ46と、通常広告情報格納部48と、配信実績ＤＢ50とを、案内サーバ12は備えている。

上記予約情報登録部32、予約情報検索部36、案内広告情報生成部38及び広告情報配信部44は、案内サーバ12のCPUが、サーバ用のOS及び専用のアプリケーションプログラム従って必要な処理を実行することにより、実現される。
また、上記加盟店ＤＢ30、予約情報ＤＢ34、指定看板ＤＢ39、車番読取装置管理ＤＢ40、テンプレート格納部42、通常広告情報管理ＤＢ46、通常広告情報格納部48及び配信実績ＤＢ50は、案内サーバ12の外部記憶装置内に設けられている。

システム運営者は、利用契約を締結した各加盟店（ホテル、旅館、ペンション、予約制の飲食店等）の情報を、加盟店ＤＢ30に登録する。
図３は、この加盟店ＤＢ30に格納されたレコードの構成を例示するものであり、加盟店ID、パスワード、名称、郵便番号、住所、位置、電話番号、担当者、メールアドレス、店舗URL等のデータ項目を備えている。
「位置」のデータ項目には、各加盟店が申告した住所に基づいてシステム10が自動的に割り出した、当該加盟店の「緯度経度」が記録される。

図４は、指定看板ＤＢ39に格納されたレコードの構成を例示するものであり、加盟店ID、指定看板１、指定看板１の案内文、指定看板２、指定看板２の案内文、指定看板３、指定看板３の案内文等のデータ項目を備えている。
「指定看板１」、「指定看板２」、「指定看板３」〜のデータ項目には、加盟店の担当者が案内広告情報の掲載対象として選択した電子看板装置16のIDが記録される。
また、「指定看板１の案内文」、「指定看板２の案内文」、「指定看板３の案内文」〜のデータ項目には、加盟店の担当者が設定した各電子看板装置16用の案内文（「２キロ先右折」のように距離や方向を示す経路情報）が記録される。
この指定看板ＤＢ39は、請求項における「案内文記憶手段」及び「指定看板記憶手段」に相当する。

この指定看板の選択及び案内文の設定は、例えば以下の手順で実行される。
まず加盟店の担当者は、加盟店端末18から案内サーバ12の所定のURLにアクセスし、「指定看板の登録」をリクエストする。
そして、案内サーバ12から送信されるログインページにおいて加盟店ID及びパスワードを入力すると、指定看板登録部（図示省略）から指定看板設定画面が送信され、加盟店端末18のWebブラウザ上に表示される。

図５は、この指定看板設定画面の一例を示すものであり、加盟店のアイコン52が中心に配置されると共に、周辺の道路53が描かれた簡易マップ54が表示されている。また、この簡易マップ54上には周辺に設置された電子看板装置16の存在を示す看板アイコン55も配置されている。各看板アイコン55には、道路53の進行方向に対応した表示方向を表す矢印が付記されている。

加盟店の担当者が、多数の看板アイコン55の中から必要なものをクリックすると、案内文入力用のポップアップウィンドウ56が開く。これに対し担当者は、該当箇所から自店舗までの最適ルートαを考慮して「５００ｍ先右折」等の案内文を入力欄57に打鍵入力し、確定ボタン58をクリックする。
この結果、当該看板アイコン55に対応した電子看板装置16のIDが、指定看板ＤＢ39の「指定看板１」に登録されると共に、入力した案内文が「指定看板１の案内文」に登録される。

上記の簡易マップ54上には、加盟店アイコン52を中心に半径１キロ程度の円59が距離の目安として表示されているが、担当者はこの円59を超えた位置に設置された電子看板装置16を選択することもできる。

また加盟店の担当者は、利用客からの宿泊予約が入る都度、加盟店端末18から案内サーバ12の所定のURLにアクセスし、予約情報の登録をリクエストする。この結果、予約情報登録部32から予約情報登録画面が送信される。

図６は、この予約情報登録画面60を示すものであり、予約者表示入力欄62、車番入力欄64、メーカー選択欄66、車種選択欄68、到着予定日設定欄70、到着予定時刻設定欄72が設けられている。

これに対し担当者は、まず予約者表示入力欄62に予約者の氏名を打鍵入力する。予約者がニックネーム（仮名）の表示を特に希望した場合には、本名に代えてニックネームが入力される。
つぎに担当者は、予約者から聴取した車両のナンバーを、車番入力欄64に打鍵入力する。
つぎに担当者は、メーカー選択欄66において予約者から聴取した車両のメーカーを選択する。つぎに担当者は、車種選択欄68において当該メーカーが販売している車種を選択する。担当者は、このメーカー及び車種の登録を省略することもできる。
つぎに担当者は、到着予定日設定欄70において到着予定の年月日を選択すると共に、到着予定時刻設定欄72において到着予定の時刻を選択する。

予約情報の入力を済ませた担当者が登録ボタン74をクリックすると、予約情報が加盟店端末18から案内サーバ12に送信され、予約情報登録部32によって予約情報ＤＢ34に登録される。

図７は、予約情報ＤＢ34に格納された予約情報の構成を示すものであり、各レコードは、予約ID、加盟店ID、登録年月日、予約者表示、車番、メーカー＆車種、到着予定日時、監視期間等のデータ項目を備えている。
「監視期間」のデータ項目には、例えば「2011年04月01日10時00分〜20時00分」のように、到着予定日時±５時間の時間帯が、予約情報登録部32よって自動的に設定される。

図８は、車番読取装置管理ＤＢ40に格納された車番読取装置管理情報の構成を示すものであり、各レコードは、車番読取装置ID、関連電子看板装置ID、設置位置（緯度経度）等のデータ項目を備えている。
「関連電子看板装置ID」のデータ項目には、予め当該車番読取装置14と関連付けられた電子看板装置16のIDが記録されている。通常は、各車番読取装置14から100〜200ｍ先に設置された電子看板装置16のIDが設定される。ただし、車番読取装置14と電子看板装置16は必ずしも１対１で対応する必要はなく、道路事情によっては複数の車番読取装置14が一つの電子看板装置16に関連付けられたり、一つの車番読取装置14が複数の電子看板装置16に関連付けられたりする場合もある。

テンプレート格納部42には、案内広告情報の基になるテンプレートが、加盟店毎に登録されている。
図９は、このテンプレート76の一例を示すものであり、挨拶文や加盟店の名称、ロゴマーク等が、予め固定的に記述されると共に、予約者表示充填欄78及び案内文充填欄80が設けられている。
このテンプレート76自体は、加盟店の担当者とシステム運営者との打ち合わせに基づいて設計される。

図１０は、通常広告情報管理ＤＢ46に格納された通常広告管理情報の構成を示すものであり、各レコードは、スポンサーID、通常広告情報ID、登録年月日、広告ファイル、配信期間、指定看板１、指定看板２、指定看板３等のデータ項目を備えている。

上記「広告ファイル」のデータ項目には、通常時（非案内動作時）に電子看板装置16に表示される広告情報のファイル名が、フルパスで記録されている。この通常広告情報のファイルは、広告代理店等を介して多数のスポンサーから収集され、通常広告情報格納部48内に予め保存されている。このシステムの加盟店がスポンサーとなることも、当然に可能である。
「配信期間」には、当該通常広告情報の有効期間が設定されている。
また「指定看板１」〜には、スポンサーの担当者が通常広告情報の掲載対象として選択した電子看板装置16のIDが記録される。

図１１は、配信実績ＤＢ50に格納された配信実績情報の構成を示すものであり、各レコードは、加盟店ID、電子看板装置ID、配信日時等のデータ項目を備えている。

以下、図１２のフローチャートに従い、この車両案内システム10による処理手順について説明する。
まず、各地の道路上に配備された車番読取装置14は、接近して来る各車両のフロント部分の映像を常時取り込み、画像処理技術を駆使して映像中のナンバープレート部分を認識した上で、当該ナンバープレートに記載された車番をテキストとして抽出し、自身の車番読取装置IDを付記して案内サーバ12に送信する。

この車番情報を受信した案内サーバ12では（Ｓ10）、予約情報検索部36が予約情報ＤＢ34を参照して、該当車番の登録の有無を確認する。
そして、該当車番について予約情報が登録されていた場合（Ｓ12／Ｙ）、予約情報検索部36は車番読取装置管理ＤＢ40を参照して当該車番読取装置14に関連付けられた電子看板装置16のIDを取得すると共に、指定看板ＤＢ39を参照して、当該予約情報に係る加盟店の指定看板として当該電子看板装置16のIDが登録されているか否かを確認する。
そして、当該予約情報に係る加盟店の指定看板として当該電子看板装置16のIDが登録されている場合には（Ｓ14／Ｙ）、現在時刻が当該予約情報の監視期間に含まれるか否かを判定する。
そして、現在時刻が当該予約情報の監視期間に含まれる場合（Ｓ16／Ｙ）、予約情報検索部36は当該予約情報を抽出し（Ｓ18）、当該予約情報の加盟店ID、予約者表示、対応の電子看板装置IDを案内広告情報生成部38に出力する。

これに対し案内広告情報生成部38は、以下の手順に従って案内広告情報を生成する（Ｓ20）。
(1)テンプレート格納部42から、当該加盟店のテンプレート76を取り出す。
(2)予約情報の予約者表示（例えば「田中健一」）を、当該テンプレート76の予約者表示充填欄78に充填する。
(3)当該テンプレート76の案内文充填欄80に、指定看板ＤＢ39に格納された当該電子看板装置16用の案内文を充填する。

この案内広告情報は、広告情報配信部44により、対応の電子看板装置16に対して配信される（Ｓ22）。
電子看板装置16においては、図１３(a)に示すように、広告情報配信部44から配信された通常広告情報が継続的に表示されているが、広告情報配信部44から案内広告情報が配信された際には、図１３(b)に示すように、直ちにこれをディスプレイ28に割り込み表示させる。

広告情報配信部44は、案内広告情報を電子看板装置16に配信した後、配信実績ＤＢ50に加盟店ID、電子看板装置ID、配信日時等を登録する（Ｓ24）。
また、案内広告情報の配信後、所定の設定時間（例えば５分間）が経過した時点で（Ｓ26／Ｙ）、広告情報配信部44から電子看板装置16に対して通常広告情報への切替を指令する電文が送信される（Ｓ28）。
これを受けた電子看板装置16では、図１３(c)に示すように、ディスプレイ28に元の通常広告情報が表示される。

後日、配信実績ＤＢ50に格納された配信実績情報に基づいて案内広告料金が算出され、各加盟店に請求されることになる。
また、各電子看板装置16のスポンサーに対しては、案内広告情報の配信実績に基づいて割引料金が算出され、月々の広告掲載料に対する減額措置が講じられる。

この発明に係る車両案内システムの全体構成を示す模式図である。 案内サーバの機能構成を示すブロック図である。 加盟店ＤＢに格納されたレコードの構成を示す図である。 指定看板ＤＢに格納されたレコードの構成を示す図である。 指定看板設定画面の一例を示す図である。 予約情報登録画面の一例を示す図である。 予約情報ＤＢに格納されたレコードの構成を示す図である。 車番読取装置管理ＤＢに格納されたレコードの構成を示す図である。 案内広告情報のテンプレートの構成を示す図である。 通常広告情報管理ＤＢに格納されたレコードの構成を示す図である。 配信実績ＤＢに格納されたレコードの構成を示す図である。 車両案内システムの処理手順を示すフローチャートである。 電子看板装置における表示内容の遷移例を示す図である。

10 車両案内システム
12 案内サーバ
14 車番読取装置
16 電子看板装置
18 加盟店端末
20 通信ネットワーク
22 通信ネットワーク
24 車両
26 ナンバープレート
28 ディスプレイ
30 加盟店ＤＢ
32 予約情報登録部
34 予約情報ＤＢ
36 予約情報検索部
37 車番読取装置管理ＤＢ
38 案内広告情報生成部
39 指定看板ＤＢ
40 車番読取装置管理ＤＢ
42 テンプレート格納部
44 広告情報配信部
46 通常広告情報管理ＤＢ
48 通常広告情報格納部
50 配信実績ＤＢ
52 加盟店アイコン
53 道路
54 簡易マップ
55 看板アイコン
56 ポップアップウィンドウ
57 入力欄
58 確定ボタン
59 円
60 予約情報登録画面
62 予約者表示入力欄
64 車番入力欄
66 メーカー選択欄
68 車種選択欄
70 到着予定日設定欄
72 到着予定時刻設定欄
74 登録ボタン
76 テンプレート
78 予約者表示充填欄
80 案内文充填欄

Claims (3)

1. 車両の映像を取り込んでナンバープレートに記載された車番情報を出力する機能を備えた複数の車番読取装置と、
   入力された情報を表示するディスプレイを備え、上記の各車番読取装置と関連付けられた複数の電子看板装置と、
   上記の各車番読取装置及び各電子看板装置と通信ネットワークを介して接続された案内サーバとからなる車両案内システムであって、
   上記案内サーバは、
   少なくとも予約者の車番及び予約者表示を含む予約情報を加盟店毎に格納しておく予約情報記憶手段と、
   各電子看板装置に表示すべき案内文を、加盟店毎に格納しておく案内文記憶手段と、
   少なくとも予約者表示充填欄及び案内文充填欄を備えた案内広告のテンプレートを、加盟店毎に格納しておくテンプレート記憶手段と、
   上記車番読取装置から車番情報が送信された場合に、上記予約情報記憶手段を参照し、該当の車番を含む予約情報を抽出する予約情報検索手段と、
   当該予約情報に係る加盟店のテンプレートを上記テンプレート記憶手段から取り出し、その予約者表示充填欄に当該予約情報の予約者表示を充填すると共に、上記案内文記憶手段を参照して上記車番読取装置に関連付けられた電子看板装置に表示すべき案内文を取得し、これを上記テンプレートの案内文充填欄に充填することにより、案内広告情報を生成する案内広告情報生成手段と、
   この案内広告情報を当該電子看板装置に対して送信する広告情報配信手段と、
   を備えたことを特徴とする車両案内システム。
2. 上記案内サーバは、案内広告情報を表示させる電子看板装置の指定情報を、加盟店毎に格納しておく指定看板記憶手段を備え、
   上記予約情報検索手段は、上記車番読取装置から車番情報が送信された際に、上記指定看板記憶手段を参照して当該車番読取装置に関連付けられた電子看板装置を案内広告情報の表示先として指定している加盟店を特定すると共に、これらの加盟店に係る予約情報の中から該当の車番を含む予約情報を抽出する処理を実行することを特徴とする請求項１に記載の車両案内システム。
3. 上記予約情報には予約日時が含まれており、
   上記予約情報検索手段は、上記車番読取装置から車番情報が送信された際に、現在時刻が上記予約日時に基づいて算出された所定の監視期間に属する場合に限り、該当の車番を含む予約情報を抽出する処理を実行することを特徴とする請求項１または２に記載の車両案内システム。

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