JP2012185636A - 文書平易化装置およびプログラム - Google Patents
文書平易化装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012185636A JP2012185636A JP2011047770A JP2011047770A JP2012185636A JP 2012185636 A JP2012185636 A JP 2012185636A JP 2011047770 A JP2011047770 A JP 2011047770A JP 2011047770 A JP2011047770 A JP 2011047770A JP 2012185636 A JP2012185636 A JP 2012185636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- word
- modifier
- simplification
- noun
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】平易化規則選択部は、係り受け解析結果データに含まれる名詞データに基づき、平易化規則テーブル記憶部から適用可能な前記平易化規則データを選択する。修飾句変換規則選択部は、平易化規則データが適用され得る名詞データを修飾する連体修飾句データを抽出し、修飾句変換規則データを選択する。格フレーム照合部は、平易化規則データに含まれる用言データと、選択された修飾句変換規則データに含まれる連用修飾句データとに基づき、格フレームテーブル記憶部から出現頻度データを読み出し、出現頻度に基づいて表現の置換を行う。体言変換規則選択部は、自立語に合う体言化データを選択し、用言データを体言化する。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1には、日本語の構文解析結果に基づいて、述語または動作性名詞と他の単語との係り受け状態から、格関係へ変換する規則の組み合わせを求める技術が記載されている。
上記の修飾句変換規則テーブルの一態様は、連体修飾句の種類別に対応する、単一または複数の連用修飾句を保持するものである。
上記の体言化データの一態様は、名詞と助詞の組合せである。この名詞+助詞が、上記の自立語に係る。
また、上記構成に加えて、文データを読み込み、前記文データの形態素解析処理と係り受け解析処理を行い、前記文データに対応する係り受け解析結果データを出力する形態素解析・係り受け解析部をさらに備えるようにしても良い。
関連語記憶部の一形態は、単語データと、前記単語データの定義文データの中で最終文節の自立語となる自立語データとを対応付けて保持する辞書テーブル記憶部である。
また、関連語記憶部の他の一形態は、単語データと、前記単語データの同義関係、或は類義関係、或いは上位概念の関係にある単語データとの対応関係を保持するシソーラステーブル記憶部である。
また、前記文脈類似テーブルは、特定のドメインに属さない一般的な文集合を元に算出された類似度に基づく、単語データ間の文脈類似な対応関係を保持するものとしても良い。
ある単語を平易化するための変形規則を作成する際に、該当単語と該当単語の同義語の両方から規則を獲得することにより、変形規則の数を増加させることができる。また、修飾句と被修飾句の変換を行うことで、文意を考慮した自然な平易化をすることができる。
(a)動詞連用形名詞のデータを名詞データとして保持するとともに、当該動詞連用形名詞の派生元動詞のデータを同義語データとして関連付けて保持するレコード。
(b)形容詞から派生した名詞のデータを名詞データとして保持するとともに、当該名詞の派生元形容詞のデータを同義語データとして関連付けて保持するレコード。
(c)形容動詞から派生した名詞のデータを名詞データとして保持するとともに、当該名詞の派生元形容動詞のデータを同義語データとして関連付けて保持するレコード。
同義語辞書テーブル記憶部は、上記(a)〜(c)のいずれかのレコードのみを記憶していても良く、(a)〜(c)のうち複数種類のレコードを記憶していても良い。また、同義語辞書テーブル記憶部が、上記(a)〜(c)以外の種類のレコードをも併せて記憶するようにしても良い。
また、本発明によれば、平易化規則テーブル作成装置を設けた構成により、手作業を要することなく、平易化規則を自動的に作成することができる。
また、本発明によれば、平易化規則テーブル作成装置において文脈類似テーブルに基づく文脈類似認定を行っているため、より自然な形での、平易表現への言い換えが可能である。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施形態による文書平易化装置の機能構成を示すブロック図である。図示するように、文書平易化装置1は、入力文記憶部10と、形態素解析・係り受け解析部20と、平易化規則選択部30と、修飾句変換規則選択部40と、格フレーム照合部50と、体言変換規則選択部60と、出力文記憶部70と、平易化規則テーブル記憶部130と、修飾句変換規則テーブル記憶部140と、ドメイン依存格フレームテーブル記憶部150と、体言変換規則テーブル記憶部160とを含んで構成される。
これらの各部は、電子回路を用いて実現される。また、データを記憶する各記憶部は、半導体メモリやハードディスク装置を用いて実現される。
形態素解析・係り受け解析部20は、入力文を入力文記憶部10から読み込み、形態素解析処理および係り受け解析処理を行う。形態素解析および係り受け解析の処理自体には既存の技術を利用する。例えば、形態素解析処理には形態素解析器「MeCab」を利用することができる。また、例えば、係り受け解析処理には係り受け解析器「CaboCha」を利用することができる。そして、形態素解析・係り受け解析部20は、係り受け解析結果データを出力する。
修飾句変換規則選択部40は、平易化規則選択部30によって選択された平易化規則データが適用され得る名詞データを修飾する連体修飾句データを前記係り受け解析結果データから抽出する。そして、抽出された連体修飾句データに基づいて、修飾句変換規則テーブル記憶部140から、対応する修飾句変換規則データを選択する。
出力文記憶部70は、平易化された出力文を記憶する。
修飾句変換規則テーブル記憶部140は、連体修飾句データと、その連体修飾句データに対応する連用修飾句データとを関連付けた修飾句変換規則データを記憶する。
ドメイン依存格フレームテーブル記憶部150は、用言データと、この用言データを修飾する連用修飾句データと、これら用言データと連用修飾句データに関する出現頻度データとを関連付けて記憶する。ドメイン依存格フレームテーブル記憶部150は、特定のドメインに属する文集合を統計的に処理した結果に基づいて、上記の出現頻度データを保持する。ドメインとは、例えば、ニュースやスポーツや音楽など、文の内容についての分類に対応するものである。なお、複数のドメインのそれぞれについて異なる複数のテーブルを持つようにしても良い。
体言変換規則テーブル記憶部160は、自立語データと、この自立語データに係る体言化データとを関連付けて体言変換規則データとして記憶する。体言化データは、用言を体言化するためのデータである。体言化データは、名詞と助詞の組合せのデータである。体言変換規則テーブル記憶部160は、ある自立語に対して、最も相応しい体言化データ(名詞+助詞)を保持する。最も相応しい体言化データとは、例えば、その名詞+助詞がその自立語に係るような表現が、一般の文において高い頻度で出現するようなものである。
これら各テーブルのデータの詳細については、次に説明する。
図6は、文書平易化装置1の処理手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って説明する。なお、予め、入力文記憶部10が、外部から入力された文「需要の落ち込みが大きい。」を記憶しており、この文が平易化の対象となる。
このステップまでの処理で、入力文の中の「需要/の/落ち込み」という表現を「需要/が/下がる」という表現に変換することが可能となった。つまり、入力文に対応する係り受け解析データは、「需要(名詞)/が(助詞)」→「下がる(動詞)/が(助詞)」→「大きい(形容詞)」
次に、第2の実施形態について説明する。なお、前実施形態と共通の技術事項については説明を省略し、ここでは本実施形態特有の構成等について記載する。
前実施形態においては、文書平易化装置1は、各種のテーブルに記憶されたデータを用いて入力文を平易な文に変換し、出力していた。ここで新たな課題は、平易化規則テーブルのデータを作成する手間を削減することである。平易化規則テーブルの作成を自動化できれば、文書平易化装置をより低コストで効率よく実現することが可能となる。
平易化規則テーブル作成装置200は、辞書データなどを用いて平易化規則を自動的に生成し、作成した規則を平易化規則テーブル記憶部130に書き込む。
用言変換対作成部210と、置換可能単語対作成部220と、平易化規則候補認定部230と、文脈類似認定部240と、置換可能単語対テーブル記憶部310と、平易化規則候補テーブル記憶部320と、同義語辞書テーブル記憶部410と、辞書テーブル記憶部420(関連語記憶部)と、シソーラステーブル記憶部430(関連語記憶部)と、単語難易度テーブル記憶部440と、文脈類似テーブル記憶部450とを含んで構成される。これらの各部も、電子回路および記憶媒体を用いて実現される。
置換可能単語対作成部220は、用言変換対作成部210から出力された用言変換対データに含まれる名詞データと同義語データのそれぞれに基づいて、辞書テーブル記憶部420およびシソーラステーブル記憶部430を読み出す。そして、これらの各記憶部から読み出した見出し語と関連語との対を、置換前の語と置換後の語との置換可能単語対データとして出力する。置換可能単語対作成部220は、作成した置換可能単語対データを置換可能単語対テーブル記憶部310に書き込む。
文脈類似認定部240は、平易化規則候補認定部230によって認定された平易化規則候補データに関して、文脈類似テーブル記憶部450を参照することにより、置換前の語と置換後の語とが文脈類似な関係にある場合のみ平易化規則候補データを平易化規則データとして認定し、認定された平易化規則データを平易化規則テーブル記憶部130に書き込む。
平易化規則候補テーブル記憶部320は、平易化規則候補認定部230によって認定された平易化規則候補データを記憶する。
辞書テーブル記憶部420は、見出し語と、その見出し語の語釈文の最終文節の自立語とを関連付けて記憶する。辞書テーブル記憶部420は、見出し語と関連語の対を記憶する関連語記憶部として機能する。この場合、語釈文の最終文節の自立語が関連語に相当する。
シソーラステーブル記憶部430は、見出し語と、その見出し語の類義語またはその見出し語の上位語とを関連付けて記憶する。シソーラステーブル記憶部430は、見出し語と関連語の対を記憶する関連語記憶部として機能する。この場合、見出し語の類義語または上位語が関連語に相当する。
単語難易度テーブル記憶部440は、単語データと、その単語データの難易度を表す難易度データとを対応付けて記憶する。
文脈類似テーブル記憶部450は、単語データと、単語データと文脈類似な他の単語との対応関係を記憶する。なお、文脈類似という関係については、後で詳述する。
図9は、同義語辞書テーブルの構成とデータ例を示す概略図である。図示するように、同義語辞書テーブルは、表形式のデータであり、名詞と、同義表現(同義語データ)と、同義表現品詞の各項目を有する。このテーブルの1行のデータが、ある名詞と、その名詞と同義である他の語およびその品詞の関係を表す。なお、同義語辞書テーブルのデータは、予め、同義語辞典を元に作成したり、動詞連用形名詞等とその派生元の単語(用言)とのペアを元に作成したりしておく。一例として、図示するデータ例の1行目は、「戒め」という名詞(動詞連用形名詞)と、その同義表現である「戒める」という動詞と、当該同義表現の品詞「動詞」との関連を表している。また、4行目は、「かわいさ」という名詞(形容詞から派生した名詞)と、その同義表現である「かわいい」という形容詞と、当該同義表現の品詞「形容詞」との関連を表している。また、同義語辞書テーブルが形容動詞から派生した名詞と、派生元の形容動詞との関係を表すデータを記憶するようにしても良い。
なお、「戒め」と「戒める」や、「高まり」と「高まる」など、動詞連用形名詞とその派生元の動詞とは文脈類似であるが、このような派生関係にある単語動詞については、文脈類似テーブルへの登録を省略しても良い。
(a)係り受け関係を利用する場合
前記の文集合に含まれる各文について、形態素解析処理および係り受け解析処理を行う。形態素解析処理および係り受け解析処理自体は、コンピュータおよび既存のコンピュータプログラムを用いて行うことができる。そして、係り受け解析処理の結果を元に、格助詞に着目し、名詞wに対する共起動詞の出現頻度を表す共起動詞ベクトルを作成する。
(b)文内共起を利用する場合
前記の文集合に含まれる各文について、形態素解析処理および文節区切り処理を行う。文節区切り処理も、コンピュータおよび既存のコンピュータプログラムを用いて行うことができる。そして、名詞wと文内で共起する名詞vを抜き出し、これを共起ペアとする。
上記の係り受け関係または文内共起を利用し、共起頻度行列Cを作成する。そして、得られた共起頻度行列Cを用いて、(1)ジャッカード係数の値を計算して単語w1とw2の間の文脈類似度としたり、(2)共起頻度行列Cを基に単語w1,w2のそれぞれに対応してtf−idfで重み付けした共起語ベクトルを求め、これらのベクトル間のコサイン尺度を単語w1とw2の間の文脈類似度としたり、(3)単語w1,w2が出現した文の数を、それぞれ、s(w1),s(w2)と、単語w1,w2が同一文内で共起した回数をs(w1,w2)とに基づいて相互情報量(PMI,Pointwise Mutual Information)を計算して単語w1とw2の間の文脈類似度とする。
図15は、平易化規則テーブル作成装置200の処理手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って説明する。なお、予め、入力文記憶部10が、外部から入力された文「需要の落ち込みが大きい。」を記憶しており、この文が平易化の対象となる。
図14に示した文脈類似テーブルを用いる場合、「戒め」と「しかる」が文脈類似でないため、平易化規則候補認定部230によって平易化規則候補であると認定された「戒め→しかる」は、文脈類似とは認定されない。また、「戒め」と「注意する」とは文脈類似であるため、文脈類似認定部240は、「戒め→注意する」を文脈類似と認定する。また、文脈類似テーブルには登録されていないものの、前述の通り「高まり」と「高まる」とは派生関係にあり、互いに文脈類似であるため、文脈類似認定部240は、「高まり→高まる」を文脈類似と認定する。また、「高まり」と「上がる」とは文脈類似であるため、文脈類似認定部240は、「高まり→上がる」を文脈類似と認定する。
つまり、上の例では、文脈類似認定部240は、「戒め→注意する」と「高まり→高まる」と「高まり→上がる」を平易化規則テーブル記憶部130には書き込む。そして、文脈類似認定部240は、文脈類似と認定されなかった「戒め→しかる」を平易化規則テーブル記憶部130には書き込まない。
10 入力文記憶部
20 形態素解析・係り受け解析部
30 平易化規則選択部
40 修飾句変換規則選択部
50 格フレーム照合部
60 体言変換規則選択部
70 出力文記憶部
130 平易化規則テーブル記憶部
140 修飾句変換規則テーブル記憶部
150 ドメイン依存格フレームテーブル記憶部(格フレームテーブル記憶部)
160 体言変換規則テーブル記憶部
200 平易化規則テーブル作成装置
210 用言変換対作成部
220 置換可能単語対作成部
230 平易化規則候補認定部
240 文脈類似認定部
310 置換可能単語対テーブル記憶部
320 平易化規則候補テーブル記憶部
410 同義語辞書テーブル記憶部
420 辞書テーブル記憶部(関連語記憶部)
430 シソーラステーブル記憶部(関連語記憶部)
440 単語難易度テーブル記憶部
450 文脈類似テーブル記憶部
Claims (6)
- 名詞データと前記名詞データに対応する用言データとを関連付けた平易化規則データを記憶する平易化規則テーブル記憶部と、
連体修飾句データと前記連体修飾句データに対応する連用修飾句データとを関連付けた修飾句変換規則データを保持する修飾句変換規則テーブル記憶部と、
用言データと、前記用言データを修飾する連用修飾句データと、これら用言データと連用修飾句データに関する出現頻度データとを関連付けて記憶する格フレームテーブル記憶部と、
自立語データと、前記自立語データに係る体言化データとを関連付けて体言変換規則データとして記憶する体言変換規則テーブル記憶部と、
文データに対応する係り受け解析結果データを読み込み、前記係り受け解析結果データに含まれる名詞データに基づき、前記平易化規則テーブル記憶部から適用可能な前記平易化規則データを選択する平易化規則選択部と、
前記平易化規則選択部によって選択された前記平易化規則データが適用され得る前記名詞データを修飾する連体修飾句データを前記係り受け解析結果データから抽出し、抽出された前記連体修飾句データに基づいて、前記修飾句変換規則テーブル記憶部から対応する前記修飾句変換規則データを選択する修飾句変換規則選択部と、
前記平易化規則選択部によって選択された前記平易化規則データに含まれる前記用言データと、前記修飾句変換規則選択部によって選択された前記修飾句変換規則データに含まれる前記連用修飾句データとに基づき、前記格フレームテーブル記憶部から前記出現頻度データを読み出し、読み出した出現頻度データに基づいて、選択された前記連用修飾句データによって前記係り受け解析結果データ内の前記連体修飾句データを置換するとともに、選択された前記用言データによって前記係り受け解析結果データ内の前記名詞データを置換する格フレーム照合部と、
前記格フレーム照合部による置換前の前記名詞データが係っていた自立語データと前記自立語データに係るための助詞データを前記係り受け解析結果データから抽出し、抽出された前記自立語データおよび前記助詞データに基づいて、前記体言変換規則テーブル記憶部から前記体言変換規則データを選択し、選択された前記体言変換規則データに基づいて、前記格フレーム照合部による置換後の前記用言データを体言化する体言変換規則選択部と、
を具備することを特徴とする文書平易化装置。 - 前記格フレームテーブル記憶部は、特定のドメインに属する文集合における前記用言データと前記連用修飾句データの共起関係に基づく前記出現頻度データを記憶する、ことを特徴とする請求項1に記載の文書平易化装置。
- 前記体言変換規則テーブル記憶部は、前記自立語データとの共起関係に基づいて選択された名詞データと助詞データとの組合せを前記体言化データとして保持する、ことを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の文書平易化装置。
- 名詞データと、前記名詞データに対する同義語データとを関連付けて記憶する同義語辞書テーブル記憶部と、
見出し語と、前記見出し語の類義語または前記見出し語の上位語または前記見出し語の語釈文の最終文節の自立語とを関連付けて、前記見出し語と関連語の対として記憶する関連語記憶部と、
単語データと、前記単語データの難易度を表す難易度データとを対応付けて記憶する単語難易度テーブル記憶部と、
単語データと、前記単語データと文脈類似な他の単語との対応関係を保持する文脈類似テーブル記憶部と、
前記同義語辞書テーブル記憶部から読み出した前記同義語データが用言データである場合に、当該同義語データと、関連付けられた前記名詞データとを、用言変換対データとして出力する用言変換対作成部と、
前記用言変換対作成部から出力された前記用言変換対データに含まれる前記名詞データと前記同義語データのそれぞれに基づいて、前記関連語記憶部から読み出した前記見出し語と前記関連語との対を、置換前の語と置換後の語との置換可能単語対データとして出力する置換可能単語対作成部と、
前記置換可能単語対作成部から出力された置換可能単語対データに関して、単語難易度テーブル記憶部から前記単語データに対応付けられた前記難易度データを読み出すことにより、前記置換前の語よりも前記置換後の語の方が平易である場合にのみ前記置換可能単語対データを平易化規則候補データとして認定する平易化規則候補認定部と、
前記平易化規則候補認定部によって認定された前記平易化規則候補データに関して、文脈類似テーブル記憶部を参照することにより、前記置換前の語と前記置換後の語とが文脈類似な関係にある場合のみ前記平易化規則候補データを平易化規則データとして認定し、認定された平易化規則データを前記平易化規則テーブル記憶部に書き込む文脈類似認定部と、
を具備することを特徴とする平易化規則テーブル作成装置をさらに設けた、請求項1から3までのいずれか一項に記載の文書平易化装置。 - 前記同義語辞書テーブル記憶部は、用言から派生する名詞に関するデータを前記名詞データとして保持するとともに、前記名詞データの派生元の用言に関するデータを前記同義語データとして関連付けて保持する、
ことを特徴とする請求項4に記載の文書平易化装置。 - 名詞データと前記名詞データに対応する用言データとを関連付けた平易化規則データを記憶する平易化規則テーブル記憶部と、
連体修飾句データと前記連体修飾句データに対応する連用修飾句データとを関連付けた修飾句変換規則データを保持する修飾句変換規則テーブル記憶部と、
用言データと、前記用言データを修飾する連用修飾句データと、これら用言データと連用修飾句データに関する出現頻度データとを関連付けて記憶する格フレームテーブル記憶部と、
自立語データと、前記自立語データに係る体言化データとを関連付けて体言変換規則データとして記憶する体言変換規則テーブル記憶部と、
文データに対応する係り受け解析結果データを読み込み、前記係り受け解析結果データに含まれる名詞データに基づき、前記平易化規則テーブル記憶部から適用可能な前記平易化規則データを選択する平易化規則選択部と、
前記平易化規則選択部によって選択された前記平易化規則データが適用され得る前記名詞データを修飾する連体修飾句データを前記係り受け解析結果データから抽出し、抽出された前記連体修飾句データに基づいて、前記修飾句変換規則テーブル記憶部から対応する前記修飾句変換規則データを選択する修飾句変換規則選択部と、
前記平易化規則選択部によって選択された前記平易化規則データに含まれる前記用言データと、前記修飾句変換規則選択部によって選択された前記修飾句変換規則データに含まれる前記連用修飾句データとに基づき、前記格フレームテーブル記憶部から前記出現頻度データを読み出し、読み出した出現頻度データに基づいて、選択された前記連用修飾句データによって前記係り受け解析結果データ内の前記連体修飾句データを置換するとともに、選択された前記用言データによって前記係り受け解析結果データ内の前記名詞データを置換する格フレーム照合部と、
前記格フレーム照合部による置換前の前記名詞データが係っていた自立語データを前記係り受け解析結果データから抽出し、抽出された前記自立語データに基づいて、前記体言変換規則テーブル記憶部から前記体言変換規則データを選択し、選択された前記体言変換規則データに基づいて、前記格フレーム照合部による置換後の前記用言データを体言化する体言変換規則選択部と、
を具備する文書平易化装置としてコンピュータを機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011047770A JP5528376B2 (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | 文書平易化装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011047770A JP5528376B2 (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | 文書平易化装置およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012185636A true JP2012185636A (ja) | 2012-09-27 |
JP5528376B2 JP5528376B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=47015684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011047770A Expired - Fee Related JP5528376B2 (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | 文書平易化装置およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5528376B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019133478A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 株式会社Fronteo | 計算機システム |
JP2020035010A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 株式会社think−plus | 思考支援システム、思考支援プログラム、思考支援プログラム記憶媒体、および思考支援情報記録媒体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011175574A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 文書平易化装置および平易化規則テーブル作成装置、ならびにプログラム |
-
2011
- 2011-03-04 JP JP2011047770A patent/JP5528376B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011175574A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 文書平易化装置および平易化規則テーブル作成装置、ならびにプログラム |
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
CSNG200100211023; 近藤恵子 他2名: '「サ変名詞+する」から動詞相当句への言い換え' 情報処理学会論文誌 第40巻第11号, 19991115, 4064-4074頁, 社団法人情報処理学会 Information Processing Socie * |
CSNG201000460082; 大竹清敬: '機能動詞結合の換言に伴う連体修飾表現の変換' 言語処理学会第11回年次大会発表論文集 , 20050315, 337-340頁, 言語処理学会 * |
JPN6014003734; 近藤恵子 他2名: '「サ変名詞+する」から動詞相当句への言い換え' 情報処理学会論文誌 第40巻第11号, 19991115, 4064-4074頁, 社団法人情報処理学会 Information Processing Socie * |
JPN6014003735; 大竹清敬: '機能動詞結合の換言に伴う連体修飾表現の変換' 言語処理学会第11回年次大会発表論文集 , 20050315, 337-340頁, 言語処理学会 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019133478A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 株式会社Fronteo | 計算機システム |
JP2020035010A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 株式会社think−plus | 思考支援システム、思考支援プログラム、思考支援プログラム記憶媒体、および思考支援情報記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5528376B2 (ja) | 2014-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Gardent et al. | Creating training corpora for nlg micro-planning | |
US8560300B2 (en) | Error correction using fact repositories | |
Zitouni | Natural language processing of semitic languages | |
US7533089B2 (en) | Hybrid approach for query recommendation in conversation systems | |
US10997223B1 (en) | Subject-specific data set for named entity resolution | |
WO2003065245A1 (fr) | Procede de traduction, procede de production de phrase traduite, support d'enregistrement, programme et ordinateur | |
JP6955963B2 (ja) | 検索装置、類似度算出方法、およびプログラム | |
JP6817556B2 (ja) | 類似文生成方法、類似文生成プログラム、類似文生成装置及び類似文生成システム | |
US20220245353A1 (en) | System and method for entity labeling in a natural language understanding (nlu) framework | |
US20220238103A1 (en) | Domain-aware vector encoding (dave) system for a natural language understanding (nlu) framework | |
US20220245361A1 (en) | System and method for managing and optimizing lookup source templates in a natural language understanding (nlu) framework | |
US20220229994A1 (en) | Operational modeling and optimization system for a natural language understanding (nlu) framework | |
JP5426292B2 (ja) | 意見分類装置およびプログラム | |
JP5290218B2 (ja) | 文書平易化装置および平易化規則テーブル作成装置、ならびにプログラム | |
JP5528376B2 (ja) | 文書平易化装置およびプログラム | |
Liu et al. | An analysis of the evaluation of the translation quality of neural machine translation application systems | |
US20220229986A1 (en) | System and method for compiling and using taxonomy lookup sources in a natural language understanding (nlu) framework | |
US20220237383A1 (en) | Concept system for a natural language understanding (nlu) framework | |
Ramesh et al. | ‘Beach’to ‘Bitch’: Inadvertent Unsafe Transcription of Kids’ Content on YouTube | |
JP2007087157A (ja) | 翻訳システム、翻訳装置、翻訳方法及びプログラム | |
JP6067616B2 (ja) | 発話生成手法学習装置、発話生成手法選択装置、発話生成手法学習方法、発話生成手法選択方法、プログラム | |
Klamra et al. | Devulgarization of polish texts using pre-trained language models | |
JP2001060194A (ja) | 企画支援装置、企画支援方法および企画支援プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体 | |
Mahlaza | Foundations for reusable and maintainable surface realisers for isiXhosa and isiZulu | |
Dinarelli et al. | Concept segmentation and labeling for conversational speech |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140318 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5528376 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |