JP2012185319A - 多芯式光ファイバホルダとホルダ本体部 - Google Patents

多芯式光ファイバホルダとホルダ本体部 Download PDF

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Abstract

【課題】 光ファイバを高精度に位置決めでき、加工速度を向上でき、コストを削減できる安価な多芯式光ファイバホルダと、ホルダ本体部とを提供すること。
【解決手段】 多芯式光ファイバホルダ10は、複数の光ファイバ21と、複数の光ファイバ21を保持する多芯ホルダ本体部であるフェルール41と、光ファイバ21をフェルール41に接合する接合部材51とを有している。フェルール41は、光ファイバ21がX軸方向とY軸方向とにおいて位置決めされるように配設され、光ファイバ21の数に対応するように、光ファイバ21と少なくとも同数以上配設されている溝部31を有している。溝部31は、フェルール41の側方に向かって開口している開口部31aを有している。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、光コネクタが光ファイバ同士を接続及び分離する際に用いられ、複数の光ファイバを保持するホルダ本体部を有する多芯式光ファイバホルダと、このホルダ本体部に関する。
一般的に、光コネクタは、複数の光ファイバ同士を物理的及び光学的に接続及び分離するために、1対の多芯式光ファイバホルダを有している。多芯式光ファイバホルダは、光ファイバと、光ファイバを所望の位置に保持するホルダ本体部であるフェルールとを有している。一方の多芯式光ファイバホルダにおけるフェルールと、他方の多芯式光ファイバホルダにおけるフェルールとが対向し当接する。これにより、各フェルールに保持されている光ファイバ同士は、所望の位置精度を有した状態で、物理的及び光学的に接続する(光結合する)。
例えば特許文献1には、複数の光ファイバを保持する多芯フェルールが開示されている。この多芯フェルールにおいて、複数の光ファイバの位置決め精度は、多芯フェルール同士の接続時において、対向する光ファイバ同士の位置決め精度、つまり光ファイバの光結合効率に直接影響する。この多芯フェルールについて、図6Aと図6Bとを参照して説明する。
図6Aと図6Bとに示すように、この多芯フェルール100は、多芯フェルール100の長手方向に沿って配設され、図示しない光ファイバをそれぞれ収納する複数の貫通孔101を有している。貫通孔101は、レーザ加工によって形成され、互いに1.0μm以下の距離で離れている。そのため、貫通孔101に収納される光ファイバは、高精度に所望の位置に位置決めされる。これにより重要な光学特性である光ファイバ同士の接続時における接続損失は、最小限に抑えられる。
特開2002−258099号公報
上述したように、貫通孔101は、レーザ加工によって形成される。レーザ加工時において、被加工物である多芯フェルール100には、ヒートショックにより、クラックが生じやすい。そのため加工速度を抑える必要が生じる。つまり、レーザ加工によって多芯フェルール100に生じる急激な発熱を防止するために、レーザの出力を絞り込む、レーザを連続的に照射するのではなく不連続(断続的)に照射する、といったレーザ加工に制限が生じ、加工速度が遅くなる。この点は、多芯フェルール100がセラミックやガラスなどの無機物によって形成される場合、特に顕著となる。
このような多芯フェルール100は高価な設備によって製造されるため、多芯フェルール100の加工費が高価となり、多芯フェルール100のコスト削減が阻害される虞が生じる。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、光ファイバを高精度に位置決めでき、加工速度を向上でき、コストを削減できる安価な多芯式光ファイバホルダと、ホルダ本体部とを提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、複数の光ファイバと、前記光ファイバが前記光ファイバの光軸に直交する方向において位置決めされるように配設され、前記光ファイバの数に対応するように、前記光ファイバと少なくとも同数以上配設されている溝部を有し、前記溝部によって複数の前記光ファイバを保持するホルダ本体部と、前記光ファイバを前記ホルダ本体部に接合する接合部材と、を具備し、前記溝部は、前記ホルダ本体部の側方に向かって開口している溝部側開口部を有していることを特徴とする多芯式光ファイバホルダを提供する。
また本発明は目的を達成するために、複数の光ファイバを保持するホルダ本体部であって、前記光ファイバが前記光ファイバの光軸に直交する方向において位置決めされるように配設され、前記光ファイバの数に対応するように、前記光ファイバと少なくとも同数以上配設されている溝部を具備し、前記溝部は、前記ホルダ本体部の周面に向かって開口している溝部側開口部を有していることを特徴とするホルダ本体部を提供する。
本発明によれば、光ファイバを高精度に位置決めでき、加工速度を向上でき、コストを削減できる安価な多芯式光ファイバホルダと、ホルダ本体部とを提供することができる。
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る多芯式光ファイバホルダの正面図である。 図1Bは、図1Aに示す1B−1B線における多芯式光ファイバホルダの断面図である。 図2Aは、本発明の第2の実施形態に係る多芯式光ファイバホルダの正面図である。 図2Bは、図2Aに示す2B−2B線における多芯式光ファイバホルダの断面図である。 図3Aは、本発明の第2の実施形態に係る多芯式光ファイバホルダの正面図である。 図3Bは、図3Aに示す3B−3B線における多芯式光ファイバホルダの断面図である。 図4Aは、本発明の第4の実施形態に係る多芯式光ファイバホルダの正面図である。 図4Bは、図4Aに示す4B−4B線における多芯式光ファイバホルダの断面図である。 図5Aは、本発明の第4の実施形態の変形例に係る多芯式光ファイバホルダの側面図である。 図5Bは、図4Aに示す4B−4B線における図5Aに示す多芯式光ファイバホルダの断面図である。 図6Aは、従来の多芯式光ファイバホルダの断面図である。 図6Bは、図6Aに示す多芯式光ファイバホルダの正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1Aと図1Bとを参照して第1の実施形態について説明する。
なお以下において、光ファイバ21の光軸方向をZ軸方向、Z軸方向に直交する方向をX軸方向、Z軸方向とX軸方向とに直交する方向をY軸方向と称する。なおZ軸方向は、光が出射する方向であり、フェルール41の長手方向でもある。X軸方向とY軸方向とは、フェルール41の径方向でもある。
図示しない光コネクタは、複数の光ファイバ同士を物理的及び光学的に接続及び分離(光結合)するために、図1Aと図1Bとに示すような多芯式光ファイバホルダ10を1対有している。多芯式光ファイバホルダ10は、後述するフェルール41を介して光ファイバ21を保持する保持ユニットである。
この多芯式光ファイバホルダ10は、図1Aと図1Bとに示すように、光を導光する導光部材である複数の光ファイバ21と、複数の光ファイバ21を保持する多芯式ホルダ本体部であるフェルール41と、光ファイバ21をフェルール41に接合する接合部材51とを有している。
光ファイバ21は、例えばガラスやプラスチックなどである。
フェルール41は、例えば円柱形状を有している。フェルール41は、複数の光ファイバ21を保持するため、多芯型となっている。フェルール41は、ジルコニアやガラスや金属(真鍮)などによって形成されている。
図1Aに示すように、フェルール41は、光ファイバ21が光ファイバ21の光軸に直交するX軸方向とY軸方向とにおいて位置決めされるように配設され、光ファイバ21の数に対応するように、光ファイバ21と少なくとも同数以上配設されている溝部31を有している。溝部31は、フェルール41の側方に向かって開口している開口部31aを有している。溝部31は、光軸に直交するXY平面において、例えば矩形形状の断面を有している。1つの溝部31には、1本の光ファイバ21が配設される。また溝部31は、フェルール41の周方向において、等間隔に離れて配設されている。また溝部31は、フェルール41の周方向において、同心円上に配設されている。図1Bに示すように、溝部31は、フェルール41の長手方向に沿って配設されており、フェルール41を貫通している。溝部31は、例えばレーザや切削によって形成される。
図1Aに示すように、溝部31は、光ファイバ21の外径と略同一の幅を有している。そのため光ファイバ21が溝部31に配設されると、光ファイバ21は、溝部31の幅方向において、位置決めされる。
また溝部31は、光ファイバ21の外径と接合部材51の厚みとの和と略同一で、接合部材51がフェルール41の周面41aよりも溝部31の底面31b(フェルール41の中心軸)側に位置し、接合部材51がフェルール41の径方向(溝部31の高さ方向)において周面41aよりも突出しないような高さを有している。そのため光ファイバ21が接合部材51によってフェルールに固定されると、光ファイバ21は、溝部31の高さと幅方向と方向において、位置決めされる。
図1Bに示すように、光ファイバ21は、光ファイバ21の端面21bとフェルール41の端面41bとが図示しない冶具に当て付けられて同一平面上に配設されるように、溝部31に配設される。端面41bは、例えば平面となっている。
図1Aに示すように、接合部材51は、例えば、溝部31に配設された光ファイバ21の上面と、溝部31の側面31cとに塗布され、光ファイバ21をフェルール41に接合する。図1Bに示すように、接合部材51は、フェルール41の長手方向に沿って配設されており、フェルール41の長手方向において光ファイバ21の上面全体と溝部31の側面31cとに塗布されている。接合部材51は、例えばUV光を照射されることで、または熱によって、硬化するエポキシ系の接着剤である。
なお接合部材51は、光ファイバ21がフェルール41の径方向においてフェルール41の周面41a(溝部31の開口部31a)から突出しなければ、溝部31の底面31bに配設されていても良い。また接合部材51は、溝部31の側面31cに配設されていてもよい。
次に本実施形態の製造方法について簡単に説明する。
フェルール41が例えばレーザや切削によって加工され、溝部31がフェルール41に形成される。このとき開口部31aは、フェルール41の側方に向かって開口する。
光ファイバ21は、例えば開口部31a側から溝部31に嵌め込まれる。または光ファイバ21は、フェルール41の長手方向に沿って、溝部31に挿入される。このとき光ファイバ21の端面21bとフェルール41の端面41bとは、図示しない冶具に当て付けられて、同一平面上に配設される。
接合部材51は、フェルール41の径方向(X軸方向とY軸方向)において周面41aよりも突出しないように、光ファイバ21の上面と、溝部31の側面31cとに塗布される。この後、接合部材51は、UV光を照射される、または加熱されることで、硬化し、光ファイバ21をフェルール41に接合する。
これにより光ファイバ21は溝部31に位置決めされ、多芯式光ファイバホルダ10は製造される。
次にこの一方のフェルール41と、一方のフェルール41と同じ構造を有する他方のフェルール41とにおいて、互いの端面41bは、対向し当接する。このとき、一方のフェルール41における各光ファイバ21の端面21bと、他方のフェルール41における各光ファイバ21の端面21bとは、対向し位置決めされた状態で当接する。これにより光ファイバ21同士は、所望の位置精度を有した状態で、物理的及び光学的に接続する(光結合する)。これにより光コネクタが形成される。
このように本実施形態では、溝部31に光ファイバ21を配設し、接合部材51によって光ファイバ21をフェルール41に接合することで、光ファイバ21を高精度に位置決めできる。また本実施形態では、開口部31aがフェルール41の側方に向かって開口するように溝部31を形成できるために、溝部31をレーザや切削によって形成できる。そのため本実施形態では、フェルール41に光ファイバ21を保持する貫通孔を配設するよりも、多芯式光ファイバホルダ10とフェルール41との加工速度を向上できる。また本実施形態では、これにより、安価な工作機械でも高速で多芯式光ファイバホルダ10とフェルール41とを加工できるために、多芯式光ファイバホルダ10を安価にすることができる。
また本実施形態では、溝部31の幅と光ファイバ21の外径と略同一にし、接合部材51によって光ファイバ21をフェルール41に固定しているために、光ファイバ21をX軸方向とY軸方向とにおいて、つまりXY平面において位置決めできる。
また本実施形態では、光ファイバ21の端面21bとフェルール41の端面41bとを、図示しない冶具に当て付けて同一平面上に配設している。これにより本実施形態では、一方のフェルール41における各光ファイバ21の端面21bと、他方のフェルール41における各光ファイバ21の端面21bとの密着性を向上させることができる。
また本実施形態では、フェルール41における光ファイバ21を上述したように位置決めする。そのため本実施形態では、一方のフェルール41と他方のフェルール41とが当接する際に、光ファイバ21の光結合効率を向上できる。これにより本実施形態では、光ファイバ21同士の接続時における接続損失を最小限に抑えることができる光コネクタを提供できる。
また本実施形態では、溝部の断面を矩形形状としたがこれに限定する必要はなく、開口部31aが配設されていれば、溝部の断面は、光ファイバが当接する円弧を有する扇形形状や半円形状を有していても良い。
次に、本発明に係る第2の実施形態について図2Aと図2Bとを参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成については、第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
溝部31は、V形状を有しており、V溝となっている。
これにより本実施形態では、光ファイバ21と溝部31の側面31cとを隙間無く簡単に当接させることができ、光ファイバ21をより高精度に位置決めできる。これにより本実施形態では、光ファイバ21の光結合効率をより向上でき、より高い信頼性を有する光コネクタを提供できる。
次に、本発明に係る第3の実施形態について図3Aと図3Bとを参照して説明する。なお、第1,2の実施形態と同一の構成については、第1,2の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
光ファイバ21の周面21dには、合金接合が可能な光ファイバ側下地膜21fが配設されている。この光ファイバ側下地膜21fは、NiまたはCuにAuが成膜されることで形成されている。
また溝部31には、合金接合が可能な溝部側下地膜31fが配設されている。溝部側下地膜31fは、NiまたはCuにAuが成膜されることで形成されている。
本実施形態の接合部材51は、光ファイバ側下地膜21fと溝部側下地膜31fとを合金接合するために、例えばはんだなどを有している。
本実施形態では、光ファイバ21は、光ファイバ側下地膜21fと溝部側下地膜31fとが接合部材51によって金属接合することで、溝部31に位置決めされた状態で、フェルール41と接合する。
このように本実施形態では、第1,2の実施形態と同様の効果を得ることができる。また本実施形態では、光ファイバ21とフェルール41とを、光ファイバ側下地膜21fと溝部側下地膜31fとを介して例えばはんだなどの接合部材51によって合金接合できる。よって本実施形態では、光ファイバ21をより高精度に位置決めできる。これにより本実施形態では、光ファイバ21の光結合効率をより向上でき、より高い信頼性を有する光コネクタを提供できる。
なお上述した光ファイバ側下地膜21fと溝部側下地膜31fとは、合金接合が可能であれば、上記に限定される必要はない。
次に、本発明に係る第4の実施形態について図4Aと図4Bとを参照して説明する。なお、第1,2,3の実施形態と同一の構成については、第1,2,3の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
多芯式光ファイバホルダ10は、溝部31の開口部31aとフェルール41の周面41aとを被覆して光ファイバ21とフェルール41とを保護する保護部材61をさらに有している。
保護部材61は、例えばステンレスや真鍮といった剛性を有する金属によって形成されている。保護部材61は、フェルール41の外径と略同一の内径を有しており、フェルール41に嵌合する。このとき保護部材61は、保護部材61の端面61bが光ファイバ21の端面21bとフェルール41の端面41bと共に冶具に当て付けられることで同一平面上に配設されるように、フェルール41に嵌合している。またこのとき、保護部材61は、光ファイバ21が開口部31aから露出することを防止している。
接合部材51は、保護部材61がフェルール41の周面41aに密着するように、溝部31の側面31cを介して保護部材61をフェルール41に固定している。なお接合部材51は、フェルール41の周面41aと保護部材61の内周面との間に配設され、保護部材61をフェルール41に直接固定しても良い。
接合部材51は、保護部材61がフェルール41を被覆し嵌合すると同時に、光ファイバ21をフェルール41に接合し、保護部材61をフェルール41に固定する。そのため本実施形態の接合部材51は、熱によって硬化するエポキシ系の接着剤となっている。
本実施形態では、この後、光ファイバ21の端面21bとフェルール41の端面41bとは、図示しない冶具に当て付けられて、同一平面上に配設される。なお端面21bと端面41bとは、必要に応じて研磨されて同一平面に配置されてもよい。
これにより本実施形態では、第1,2,3の実施形態と同様の効果を得ることができる。また本実施形態では、光ファイバ21の端面21bとフェルール41の端面41bとが必要に応じて研磨される際に、保護部材61によって、溝部31における光ファイバ21の接合強度を確保でき、溝部31における光ファイバ21の破損を防止できる。
次に、本発明に係る第4の実施形態の変形例について図5Aと図5Bとを参照して説明する。なお、第1,2,3,4の実施形態と同一の構成については、第1,2,3,4の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。なお図5Aでは、図示の簡略化のために光ファイバ側下地膜21fを省略している。
保護部材61は、接合部材51にUV光を照射するために、UV光が通過し、接合部材51が露出している開口部61dを有している。開口部61dは、光ファイバ21に沿って配設されている。また開口部61dは、少なくとも光ファイバ21の外径と略同等の大きさを有しており、開口部31aと略同等の大きさを有していることが好適である。
このように本変形例では、開口部61dを通じて接合部材51にUV光を照射できるために、保護部材61を用いても、UV光によって硬化するエポキシ系の接着剤である接合部材51を用いることができる。
また本変形例では、開口部61dを光ファイバ21に沿って配設することで、保護部材61に対してUV硬化型の接合部材51を用いた場合でも、光ファイバ21の接合強度を光軸方向に沿って確保できる。
また本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
10…多芯式光ファイバホルダ、21…光ファイバ、31…溝部、31a…開口部、41…フェルール、51…接合部材。

Claims (7)

  1. 複数の光ファイバと、
    前記光ファイバが前記光ファイバの光軸に直交する方向において位置決めされるように配設され、前記光ファイバの数に対応するように、前記光ファイバと少なくとも同数以上配設されている溝部を有し、前記溝部によって複数の前記光ファイバを保持するホルダ本体部と、
    前記光ファイバを前記ホルダ本体部に接合する接合部材と、
    を具備し、
    前記溝部は、前記ホルダ本体部の側方に向かって開口している溝部側開口部を有していることを特徴とする多芯式光ファイバホルダ。
  2. 前記溝部は、V形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の多芯式光ファイバホルダ。
  3. 前記接合部材は、UV光を照射されることで、または熱によって、硬化する接着剤を有していることを特徴とする請求項1に記載の多芯式光ファイバホルダ。
  4. 前記光ファイバの周面には合金接合が可能な光ファイバ側下地膜が配設され、前記溝部には合金接合が可能な溝部側下地膜が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の多芯式光ファイバホルダ。
  5. 前記光ファイバ側下地膜と前記溝部側下地膜とは、NiまたはCuにAuが成膜されることで形成されていることを特徴とする請求項4に記載の多芯式光ファイバホルダ。
  6. 前記溝部側開口部と前記ホルダ本体部とを被覆して前記光ファイバと前記フェルールとを保護する保護部材をさらに有していることを特徴とする請求項1に記載の多芯式光ファイバホルダ。
  7. 複数の光ファイバを保持するホルダ本体部であって、
    前記光ファイバが前記光ファイバの光軸に直交する方向において位置決めされるように配設され、前記光ファイバの数に対応するように、前記光ファイバと少なくとも同数以上配設されている溝部を具備し、
    前記溝部は、前記ホルダ本体部の周面に向かって開口している溝部側開口部を有していることを特徴とするホルダ本体部。
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