JP2012179305A - 血圧計 - Google Patents

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Abstract

【課題】被測定者が血圧測定をする際に環境ノイズが有る場合には、被測定者に対して環境ノイズが存在することを報知して環境ノイズを発生させないようにすることができ、コロトコフ音を確実に検出して正確に血圧測定できる血圧計を提供する。
【解決手段】腕帯部に配置されてコロトコフ音を検出するマイクロフォン50と、マイクロフォン50に接続されて、血圧計を動作させた後に所定時間で測定の環境において予め定めた周波数範囲のノイズがあるか否かを判断する制御部120と、ノイズが有ると制御部120が判断した場合には、制御部120の指令によりノイズが有る旨を報知する報知手段63,85とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、コロトコフ音法による血圧計に関する。
近年、医療機関で行われている高血圧治療向けの血圧測定において、白衣性高血圧症による擬似高血圧が問題にされている。この擬似高血圧症の原因としては、病院内での医師の前での緊張、不安等の精神面での不安定が考えられている。これに対して、精神的に安定している家庭にて測定した血圧値に注目が集まっている。このため、家庭での血圧測定に用いる電子血圧計が注目されている。
このタイプの血圧計で測定上問題となるのが、腕帯部の腕への装着の仕方である。腕帯部内の空気袋の位置が上腕に対して適当でない場合や、上腕に対して巻き付け強さが適当でない場合に、腕帯部の空気袋の圧迫が上腕に正しく行われず、血圧が高く測定される場合がある。近年、これを解決するために、筒状の腕帯部に腕を挿入するだけで、自動的に腕帯部の阻血用の空気袋を腕の正しい位置に配置し、正しい巻き付け強さにて血圧測定を行うことができるようにした血圧計本体と腕帯部を一体とした電子血圧計が開発されている(特許文献1を参照)。
しかし、使用者が上記血圧計を使用すると、腕を挿入する腕帯部が血圧計本体と一体となっているので、血圧計本体の位置が被測定者の前方に離れていた場合には、被測定者は前かがみ状態での測定となり易い。このため、被測定者の腹部が圧迫されて腹圧が上昇し、その結果血圧が上昇する現象が見られる場合がある。この血圧上昇は、新たな擬似高血圧症の発生として指摘されている。
そこで、腕帯部が血圧計本体とは別体に形成されているものが提案されており、腕帯部は剛体のケースを有しており、このケース内に阻血用の空気袋が配置されている。これにより、被測定者(使用者)が座位にて血圧測定する場合に、血圧計本体から腕帯部を分離できるので、上腕を腕帯部に挿入するだけで測定可能となる利便性を損なわず、血圧計本体の設置場所が被測定者から前方に離れていても、測定者が正しく、背を伸ばした状態にて腹圧の掛からない状態で血圧測定をすることが可能である。
特開2005―237427号公報
ところが、上述した腕帯部が血圧計本体とは別体に形成されているタイプの血圧計で血圧測定上問題になるのは、リビングなどで血圧測定中に被測定者の周囲に発生している生活環境ノイズによる影響である。すなわち、被測定者が血圧測定する場合に、テレビやラジオ等が発生する環境ノイズがあると、この環境ノイズがコロトコフ音(K音)を測定するマイクロフォンに入力されてしまうことがある。環境ノイズがマイクロフォンに入力されると、コロトコフ音の測定に影響を与えるので、血圧計がコロトコフ音を確実に検出して血圧値を正確に測定することができないおそれがある。
そこで、本発明は、被測定者が血圧測定をする際に環境ノイズが有る場合に誤った測定値を計測して、血圧値について不正確な計測結果がでないようにした血圧計を提供することを目的とする。
本発明の血圧計は、被測定者の上腕に装着される腕帯部と、前記腕帯部内を加圧する加圧手段と、制御部と、前記腕帯部内の圧力を検出する圧力センサと、前記腕帯部内の圧力を減圧する減圧手段とを備え、前記圧力センサからの圧力信号を受けて前記制御部により前記加圧手段と前記減圧手段を制御して、コロトコフ音を検出して血圧を測定する血圧計であって、前記腕帯部に配置されて前記コロトコフ音を検出するマイクロフォンと、前記マイクロフォンに接続されて、前記血圧計を動作させた後に測定の環境において予め定めた周波数範囲のノイズがあるか否かを判断する前記制御部と、前記ノイズが有ると前記制御部が判断した場合には、前記制御部の指令により前記ノイズが有る旨を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、被測定者が血圧測定をする際に環境ノイズが有る場合には、被測定者に対して環境ノイズが存在することを報知して環境ノイズを発生させないようにすることができ、血圧計はコロトコフ音を確実に検出して正確に血圧測定できる。すなわち、被測定者は、血圧測定をする前に環境のノイズがあることを知ることができるので、被測定者がノイズの発生源を無くすことができるので、血圧計は環境ノイズに邪魔されずにコロトコフ音を確実に検出して正確に血圧測定できる。
好ましくは、前記ノイズの周波数範囲は、40Hz〜60Hzであることを特徴とする。
上記構成によれば、コロトコフ音の周波数範囲である40Hz〜60Hzに対応する環境のノイズを取り除くことができるので、被測定者はノイズに邪魔されずにコロトコフ音を確実に検出して正確に血圧測定することができる。
好ましくは、前記血圧計の動作を開始するスイッチを有し、前記報知手段は、前記ノイズが有る旨を音で報知するスピーカと、前記ノイズが有る旨を表示することで報知する表示部の少なくとも一方であることを特徴とする。
上記構成によれば、被測定者はスイッチを押すことで血圧計の動作を開始でき、被測定者は、スピーカもしくは表示部の少なくとも一方を利用して、環境のノイズが血圧測定の環境にあることを認識できるので、被測定者は血圧測定の前に環境のノイズを取り除くことができる。
好ましくは、前記腕帯部は、血圧計本体とは別体になっており、前記腕帯部は、前記上腕に装着された時に前記上腕を阻血する阻血用空気袋と、前記上腕に装着された時に対向位置になるように配置された2つのコロトコフ音検出用の前記マイクロフォンとを収納し、前記阻血用空気袋は、前記血圧計本体内の前記加圧手段と前記減圧手段に対して接続されていることを特徴とする。
上記構成によれば、腕帯部と血圧計本体が別体であることから、上腕を腕帯部に挿入するだけで測定可能となる利便性を損なわず、血圧計本体の設置場所が被測定者から前方に離れていても、測定者が正しく、背を伸ばした状態にて腹圧の掛からない状態で血圧測定できる。
好ましくは、前記スピーカと前記表示部は、前記血圧計本体に配置されていることを特徴とする。
上記構成によれば、被測定者は、血圧計本体にあるスピーカもしくは表示部の少なくとも一方により、環境のノイズがあるか否かを確認することができる。
本発明は、被測定者が血圧測定をする際に環境ノイズが有る場合には、被測定者に報知をして、環境ノイズを発生させないようにして、被測定者がコロトコフ音を確実に検出して正確に血圧測定することができる血圧計を提供することができる。
本発明の血圧計の実施形態の全体を示す斜視図である。 図2(A)は、図1に示す血圧計の血圧計本体を左後ろ側から見た斜視図である。図2(B)は、図1に示す血圧計の血圧計本体を右後ろ側から見た斜視図である。 図3(A)は、腕帯部の内部構造例を示す断面図であり、図3(B)は、腕帯部を折り畳んだ状態を示す正面図であり、図3(C)は、腕帯部を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 折り畳まれた腕帯部が筐体部の背面側に保持部を用いて着脱可能に収納される様子を示す側面図である。 本発明の血圧計の電気的な構成を示すブロック図である。 血圧計の血圧測定動作例を示す図である。 血圧計の使用動作例を示すフロー図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の血圧計の実施形態の全体を示す斜視図である。図2(A)は、図1に示す血圧計の血圧計本体を左後ろ側から見た斜視図である。図2(B)は、図1に示す血圧計の血圧計本体を右後ろ側から見た斜視図である。
図1に示す血圧計1は電子血圧計ともいい、この血圧計1では、腕帯部2と血圧計本体10は別体になっており、被測定者が血圧測定をする場合には、図1と図2に示す血圧計本体10から図1に示す腕帯部2を分離して使用する。この血圧計1は、腕帯部と本体部が一体となった一体型血圧計と違い、被測定者が座位にて測定する時に、血圧計本体10の設置場所が被測定者から前方に離れていても、被測定者が腕帯部2を上腕Tに装着することで、背を伸ばして腹圧の掛からない状態で血圧測定が可能である。すなわち、血圧計1は、上腕Tを腕帯部2に挿入するだけで測定可能となる利便性を損なわず、血圧計本体10の設置場所が被測定者から前方に離れていても、測定者が正しく、背を伸ばした状態にて腹圧の掛からない状態で血圧測定できる。
図1に示す腕帯部2はカフともいい、腕帯部2は一定(所定)の外周長さを有しており、折り畳み可能で柔らかな材質で作られた切れ目の無いソフトな筒体であり、2つの開口部11P、11Rを有している。被測定者の上腕Tに腕帯部2を装着すると、開口部11Pは手指側に位置され、反対側の開口部11Rは肩側に位置される。開口部11Rの内径は、開口部11Pの内径よりも大きい。被測定者の手指は、開口部11R側から開口部11Pにかけて挿入することで、腕帯部2は、被測定者の肘よりも上の上腕Tに保持して血圧を測定するようになっている。
図1と図2に示すように、腕帯部2は、上腕Tを阻血するための阻血用空気袋14と、K音(コロトコフ音)信号を検出するために好ましくは2つのK音検出用のマイクロフォン50を内蔵している。K音検出用のマイクロフォン50を2つ設けることで、腕帯部2が上腕Tの円周方向に少しずれて装着された状態でもK音を検出し、血圧測定することができる。
阻血用空気袋14は、血圧計本体10側からエアチューブ4を通じてエアを供給することにより上腕Tの動脈を加圧して阻血する。阻血用空気袋14の空気収容容量は、被測定者の上腕Tを必要な加圧力で加圧できるような容量である。図1に示すように、2つのK音検出用のマイクロフォン50は、腕帯部2が上腕Tに装着された状態では、互いに対向位置になるように配置されている。
このK音検出用の2つのマイクロフォン50は、K音を検出するために、例えば好ましくは小型の円板のコンデンサマイクロフォンを採用することができる。このK音は、腕帯部2の阻血用空気袋14の内圧を最高血圧以上に上げて血管を一旦圧閉した後、内圧を徐々に下げて内圧が最高血圧以下になり、血管が開き始めると発生し、内圧が最低血圧以下になり、血管の圧閉が消失するまでの間検出できる音信号である。
図1に示すように、腕帯部2と血圧計本体10は、エアチューブ4と、電気配線5と、プラグ6を介して接続されている。エアチューブ4は、好ましくはフレキシブルなエラストマチューブである。エアチューブ4は、腕帯部2の阻血用空気袋14へのエアの給排気に用いられる。電気配線5は、上述した2つのマイクロフォン50に対して電気的に接続されている。プラグ6は、エアチューブ4と電気配線5を血圧計本体10側に対して、着脱可能に接続するために用いられる。
まず、図1と図3を参照して、腕帯部2の構造例を説明する。
図3(A)は、腕帯部2の内部構造例を示す断面図であり、図3(B)は、腕帯部2を折り畳んだ状態を示す正面図であり、図3(C)は、腕帯部2を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
図1と図3に示すように、腕帯部2は、外周方向に沿っては切れ目のない筒状の部材であり、所定(一定)の長さの外周を有していて、この腕帯部2の中に被測定者の上腕Tを通すことができるようになっている。図3(B)と図3(C)に示すように、腕帯部2は被測定者が簡単に折り畳むことができる柔軟性を有し、図1と図3(A)に示すように、例えば外布16と、内布17と、上腕Tを阻血するための阻血用空気袋14と、K音信号を検出する2つのK音検出用のマイクロフォン50を有している。
図3(A)に示す外布16の内側面と内布17の外側面は、阻血用空気袋14と2つのK音検出用のマイクロフォン50を包んでおり、外布16と内布17は、阻血用空気袋14と2つのK音検出用のマイクロフォン50が収納可能なド−ナツ状の空間を作るために、外布16の端部と内布17の端部は、例えば縫製により接合している。
なお、2つのK音検出用のマイクロフォン50は、好ましくは腕帯部2の長手方向(軸方向)の中間位置よりも開口部11P側寄りの位置(肩側寄りではなく、手指より側の位置)に配置するのが良い。このようにすることで、2つのK音検出用のマイクロフォン50のいずれかを上腕Tの動脈に対応する部分に当てることができる。
図3(A)に示す外布16は、阻血用空気袋14の外面を覆う筒体でなり、円周方向及び長手方向に非伸縮性の材料で形成されており、変形可能であるが伸縮性が非常に低いかほとんど無い布部材である。これにより、外布16は、阻血用空気袋14内にエアを供給した際に、阻血用空気袋14が腕帯部2の半径方向の外側に膨れないようにすることができ、阻血用空気袋14は半径方向の内側である上腕T側に膨れることになる。
このため、阻血用空気袋14の圧力は、腕帯部2の外側へは逃げずに上腕Tに対して加圧でき、2つのK音検出用のマイクロフォン50は上腕Tの皮膚面(被測定面)側に対して押し付けることができることから、正確な血圧測定をすることができる。
図3(A)に示す外布16は、例えば伸びにくい生地(201BE)を採用でき、引張強度は、JIS L1096−A法で測定した値として、タテが1430N/in〜1460N/inで、ヨコが810N/in〜850N/inである。さらには、タテが1430N/in〜1460N/inで、ヨコが810N/in〜850N/inであることが好ましい。タテとヨコともに、この数値範囲よりも小さいと阻血用空気袋14の外側への膨らみの抑制が弱くなり、また、この数値範囲よりも大きいと上腕Tの挿入に影響が出る可能性がある。外布16としては、例えば、ポリエステル100%の生地を用いると、タテが1445N/inで、ヨコが827N/inである。
図3(A)に示す内布17は、阻血用空気袋14と2つのK音検出用のマイクロフォン50の内面を覆う筒体でなり、変形可能で伸縮性を有し、上腕Tの被測定面に当接する当接布部である。内布17は、弾性を備えていてしかも伸縮性を有する布部材である例えば伸びやすい生地を採用でき、引張強度は、JIS L1096−A法で測定した値として、タテが94.9N/inで、ヨコが150.7N/inである。引張伸度は、JIS L1096−A法で測定した値として、タテが517%で、ヨコが400%である。内布としては、例えば、ナイロン80%、ポリウレタン20%の生地である。内布17は、阻血用空気袋14が上腕Tの被測定面に向けて膨張できるように伸縮性を持たせた素材にて、かつ、腕帯部2を被測定者の手先から挿入して、肘の上部の上腕Tまでスライドさせて装着させる必要があるので、スベリの良い材質、例えば、ジャ−ジ素材を使用している。
図3(A)〜図3(C)に示すように、開口閉鎖部材30は、腕帯部2の内部において、開口部11P側であってしかもエアチューブ4と電気配線5が導出(接続)されている側に設けられている。この開口閉鎖部材30は、例えば着脱可能な面ファスナーを用いることができ、面ファスナーのオス部材(フック部材)31とメス部材(ループ部材)32を有している。オス部材31とメス部材32は、腕帯部2の内側において対面する位置に固定されており、図3(B)と図3(C)に示すように、オス部材31とメス部材32を着脱可能に連結することにより、腕帯部2の開口部11P側だけを閉じて、開口部11Rは開放した状態に維持することができる。
これにより、腕帯部2に対して開口閉鎖部材30を設けることで、被測定者が腕帯部2に対して手先を通して血圧測定をしようとする際に、閉じている開口部11P側からは手先を通すことが無く、開いている開口部11R側から迷わずに手先を通すことができる。このため、被測定者が腕帯部2に対して誤って手先を開口部11P側から逆挿入してしまうことを防止することができる。もし、被測定者が腕帯部2に対して開口部11P側から逆挿入してしまうと、2つのK音検出用のマイクロフォン50が上腕Tの動脈に適切に当たらなくなり、正確に血圧測定ができなくなる。また、腕帯部2に対して開口閉鎖部材30を設けることで、腕帯部2を使用しない時に折り畳むのが容易にできる。
図1と図3に示すように、腕帯部2は、方向視認用部材であるタグ33を有している。このタグ33は、開口部11R側であって、外布16に対して例えば接着剤を用いるか、縫製により固定されている。タグ33は、腕帯部2の開口部11R側の端部からV方向に沿って突出して設けられており、例えば布部材あるいはプラスチック部材により作ることができる。図3(A)に示すように、被測定者が例えば腕帯部2に左腕を挿入して血圧測定をする際には、タグ33を右腕の指Fでつかんで腕帯部2をV方向に移動することができる。このタグ33には、好ましくは「肩側」表示33Sを表記することができる。これにより、被測定者は、このタグ33をつかんでV方向に移動するだけで上腕Tに対して腕帯部2の装着動作が容易にできるばかりでなく、腕帯部2の装着方向が明確になるので、開口部11R側から迷わずに手先を通すことができる。このため、被測定者が腕帯部2に対して誤って手先を開口部11P側から逆挿入してしまうことを防止することができる。
次に、血圧計本体10の構造例について説明する。
図1と図2に示すように、血圧計本体10は、筐体部60と、表示面部61と、腕帯部2の保持部62を有している。筐体部60と表示面部61と保持部62は、電気絶縁性を有する材料、例えばプラスチックにより作られている。表示面部61は、筐体部60の前面側に設けられ、被測定者が表示部63に表示される表示内容が見やすいように傾斜角度θを60度程度に傾斜されている。
図2(A)と図2(B)に示すように、筐体部60は、側面部68,69と、背面66と、破線で示す前面側開口部70と、筐体部60から突出して設けられた上面部71と、底部72を有している。
図1に示すように、表示面部61は、表示部63と、透明な例えばアクリル板のような保護板64と、枠状の保持部材65を有している。表示部63は保持部材65により保持され、保護板64は保持部材65に固定されて表示部63の表面を保護している。この保持部材65は、筐体部60の破線で示す前面側開口部70に対して着脱可能に装着されている。この保持部材65を筐体部60から取り外すことにより、筐体部60の破線で示す前面側開口部70を通じて筐体部60の内部を露出させることができる。
図2に示すように、腕帯部の保持部62は、筐体部60の背面側に着脱可能に取り付けられている。図4には、折り畳まれた腕帯部2が筐体部60の背面66側に保持部62を用いて着脱可能に収納される様子を示している。
図4に示すように、腕帯部の保持部62は、保持面62Aと脚部62Bを有している。筐体部60の下部側には、差込口67が形成されている。脚部62Bの先端部62Cは、この差込口67に挿入されることにより、腕帯部の保持部62は、筐体部60の背面66側に着脱可能に取り付けることができる。保持面62Aと筐体部60の背面66の間には、折り畳まれた腕帯部2を着脱可能に収納することができる。これにより、被測定者が腕帯部2を使用しない場合には、折り畳まれた腕帯部2を容易にしかも確実に収納することができる。被測定者が血圧測定しない場合に、腕帯部2が筐体部60の背部にあるので、被測定者は、腕帯部2により邪魔されることなく、表示部63の表示内容例えば時間や室温等を目視で確認できるので、血圧測定に適した温度(環境温度)であるか否か容易に確認でき、更には、血圧計1の見栄えを良くすることができる。このため、血圧計本体10は、使用しない時には例えば時計としてリビングルーム等に飾っておくことができる。
図2(A)に示すように、筐体部60の側面部(筐体部60の正面に向かって左側側面部)68の下部位置には、O−リング(不図示)を備えた差込口73が形成されている。この差込口73には、プラグ6が着脱可能に装着できる。プラグ6の形状に合わせて、差込口73の上部分73Aの幅d1は、丸み形状の下部分73Bの幅d2に比べて大きく設定されている。差込口73の内部には、差し込み穴73G、73Hを有している。
一方、プラグ6は例えばプラスチックにより作られており、本体6Aと、接続筒部6B、6Cと、接続ガイド部6Fを有する。接続筒部6B、6Cは、接続ガイド部6Fの面から平行に突出して形成されている。これらの接続筒部6B、6Cは、差込口73の差し込み穴73G、73Hにそれぞれ着脱可能に挿入される。接続筒部6Bは、電気配線5に接続されている電気端子部分であり、接続筒部6Cは、エアチューブ4に接続されたエア供給用端子である。
図2(A)に示すプラグ6の接続ガイド部6Fの上部分6Hは、図2(A)に示す差込口73の上部分73Aに案内して挿入され、プラグ6の接続ガイド部6Fの下部分6Gは、差込口73の下部分73Bに案内して挿入される。これにより、プラグ6は、差込口73に対して上下逆に装着されることを防止している。
プラグ6に接続される腕帯部2は、複数のサイズ、例えば、大、中、小の3サイズのものが容易されており、使用者の上腕の大きさに合わせて最も適合したものを選択できるようになっている。また、プラグ6は、血圧計本体10の正面に向かって側面に設けることで、図5に示す駆動ポンプ110が万一暴走して異常に腕帯部2が加圧された場合であっても、複雑な電子回路や異常時のスイッチを設けたりすることなく、被測定者がプラグ6を引き抜くことで、腕帯部2の異常加圧を極めて容易に回避できる。
図2(B)に戻ると、筐体部60の側面部69には、スピーカ85と、ACアダプタを接続するための接続穴86が設けられている。この接続穴86には、ACアダプタ87の接続ジャック87Aが接続されることで、血圧計本体10には商用電源から電源供給できる。
図5は、図1に示す血圧計1のブロック構成図である。
図5に示すように、腕帯部2の阻血用空気袋14は、エアチューブ4を通じて、血圧計本体10内のエアフィルタ130、圧力検出部(圧力センサ)140、2つの駆動ポンプ110、制御バルブ111、そして排気バルブ112に接続されている。回路基板100には、制御部120等の要素が搭載されている。制御部120は、マイクロコンピュータなどのCPUとCPUにより実行される装置全体の制御プログラムや各種データを記憶するROMとワークエリアとして測定データや各種データを一時的に記憶するRAMなどを備え、各工程での処理、判断を行なう。
K音信号を検出する2つのマイクロフォン50は、電気配線5を通じて、フィルタ700とOSCアンプ162に電気的に接続されている。圧力検出部(圧力センサ)140は、腕帯部2内の圧力を検出する。2つのマイクロフォン50は、図5に示すように上腕に腕帯部2を装着したときに円周方向で対向位置になるように設けることで、K音を的確に検出できるが、マイクロフォン50の設定数は1つでもよい。
図5に示す2つの駆動ポンプ110は、腕帯部2内の阻血用空気袋14にエアを供給して腕帯部2内の上腕を加圧する加圧手段である。このように、2つの駆動ポンプ110を用いるのは、腕帯部2が大きい場合には、2つの駆動ポンプを駆動させ、腕帯部2が小さい場合には、1つの駆動ポンプを駆動させることで、阻血用空気袋14にエアを供給できるようにするためである。従って、駆動ポンプは2つ設けなくても、1つであってもよい。
制御バルブ111と排気バルブ112は、腕帯部2内の阻血用空気袋14内のエアを抜いて加圧した上腕を減圧する減圧手段である。駆動部150は、制御部120の指令により、2つの駆動ポンプ110を駆動制御する。駆動部151は、制御部120の指令により、制御バルブ111と排気バルブ112を制御するが、排気バルブは、2つ設けなくても、1つであってもよい。
図5では、制御部120は、表示部63に指令を与えて、例えば図1に示すような温度表示、時刻表示、最高血圧、最低血圧、警報等の報知内容を表示させることができる。制御部120には、音声用メモリ153とデータメモリ154が接続されている。
音声用メモリ153には、血圧計を測定する際に被測定者に対して行うべき音声ガイダンス内容が予め記憶されている。
制御部120は、血圧測定時に、音声用メモリ153内の音声ガイダンス内容を、スピーカ85を通じて被測定者に報知できる。スピーカ85は、例えば最低血圧値と最高血圧値を測定開始する際に、「最低血圧値と最高血圧値を測定しています」という音声ガイダンスを流すことができる。
データ用メモリ154には、血圧測定に必要な一連の動作を行うためのプログラムが記憶されており、制御部120はこのプログラムに従って、血圧測定動作を実施する。
図5では、開始/停止スイッチ88が制御部120に電気的に接続されている。スピーカ85は、フィルタ164を介して制御部120に電気的に接続されている。電源コントロール部160は、電池93に電気的に接続され、接続コネクタ86を通じてACアダプタ87に電気的に接続され、所定の直流電圧を制御部120に供給する。
電源コントロール部160、K音アンプ161、OSCアンプ162が、制御部120に電気的に接続されている。K音アンプ161は、2つのマイクロフォン50により検出したK音を増幅して制御部120に供給する。2つのマイクロフォン50とK音アンプ161の間には、ノイズ除去フィルタ700が電気的に接続されている。OSCアンプ162は、マイクロフォン50により検出した脈波信号を増幅して制御部120に供給する。これにより、制御部120は、K音を認識し、脈波を認識できる。このノイズ除去フィルタ700は、マイクロフォン50に入った音の中から、K音を通し、K音以外の音楽ノイズを除去するためのフィルタであり、マイクロフォン50に入力されたK音の周波数範囲以外の周波数範囲をノイズとして除去して、K音の周波数範囲をK音アンプ161側に通すようになっている。
図6は、図1に示すように被測定者が腕帯部2に上腕Tを通して、阻血用空気袋14にエアを供給して上腕Tを加圧して血圧測定をしている動作例を示すグラフである。縦軸は圧力を示し、横軸は時間である。
図6において、図5に示す制御部120が制御バルブ111と2つの駆動ポンプ110を作動して、阻血用空気袋14にエアを供給して上腕を時点t1まで加圧して、その後制御バルブ111が作動して阻血用空気袋14内のエア圧を傾きが一定になるように時点t2まで減圧させていく。制御部120は、この減圧させる途中では最高血圧と最低血圧を検出して、その後制御部120が排気バルブ112を作動して阻血用空気袋14内のエアを抜くようになっている。
次に、上述した構成を有する血圧計1の使用動作例を説明する。
図7は、血圧計1の使用動作例を示すフロー図である。
図1に示すように、被測定者の上腕Tに腕帯部2を装着すると、開口部11Pは手指側に位置され、反対側の開口部11Rは肩側に位置される。
2つのK音検出用のマイクロフォン50は、好ましくは腕帯部2の長手方向(軸方向)の中間位置よりも開口部11P側寄りの位置(肩側寄りではなく、手指より側の位置)に配置するので、2つのK音検出用空気袋50のいずれかを上腕Tの動脈に対応する部分に、正しく当てることができる。
ここで、被測定者が血圧を測定しようとしている部屋において、被測定者の上腕Tに腕帯部2を装着した状態において、被測定者が図5に示す開始/停止スイッチ88を押して血圧計1の動作を開始させると、制御部120は、ステップS1において予め定めた所定の時間、例えば数秒間に、所定の周波数範囲の生活上発生する環境ノイズがあるか否かを判断する。具体的には、図5に示す腕帯部2の2つのマイクロフォン50が、例えばテレビの音声やラジオの音声等の生活環境ノイズを検出すると、この検出した生活環境ノイズは、図5に示すフィルタ700とOSCアンプ162に送られて、K音アンプ161とOSCアンプ162を通じて制御部120に送られる。
制御部120は、この生活環境ノイズの周波数が40Hz〜60Hzのノイズであると判断すると、図7のステップS10に示すように、制御部120は、被測定者に対してアラームを発生する。このアラームの具体的な例としては、制御部120がフィルタ164を介してスピーカ85を用いて、音声により例えば「生活環境ノイズが発生しており、血圧測定に支障が生じる恐れがあるので、テレビやラジオの音声を消して下さい。」という内容を、被測定者に通知する。あるいは、制御部120が表示部63において、例えば「生活環境ノイズが発生しており、血圧測定に支障が生じる恐れがあるので、テレビやラジオの音声を消して下さい。」という内容を表示させて、被測定者に通知する。このスピーカ85による通知と、表示部63に表示することによる通知は、一方もしくは両方用いることができる。
なお、ステップS1は、被測定者の上腕Tに腕帯部2を装着しない状態において、生活環境ノイズの有無の判断を行なうようにしてもよい。
このように、環境ノイズの周波数範囲が40Hz〜60Hzである場合には、環境ノイズが存在することを被測定者に通知をすることで、被測定者は例えばテレビやラジオをオフにしてテレビの音声やラジオの音声を無くすことができる。このように、40Hz〜60Hzの周波数範囲の生活環境ノイズを除去するのは、K音の周波数範囲が40Hz〜60Hzであるためである。これにより、被測定者は、K音の周波数範囲である40Hz〜60Hzに対応する環境のノイズを取り除くことができるので、被測定者はノイズに邪魔されずにK音を確実に検出して正確に血圧測定することができる。
次に、図7のステップS1において、生活環境ノイズの周波数範囲が40Hz〜60Hzのノイズがあるとステップ2に移り、スピーカ85による通知と、表示部63に表示することによる通知の一方もしくは両方を用いて、被測定者に対して「生活環境ノイズが発生しており、血圧測定に支障が生じる恐れがあるので、テレビやラジオの音声を消して下さい。」という内容を音声または文字により通知することができる。
これにより、被測定者はスイッチを押すことで血圧計の動作を開始でき、被測定者は、スピーカもしくは表示部の少なくとも一方を利用して、環境のノイズが血圧測定の環境にあることを認識できるので、被測定者は血圧測定の前に環境のノイズを取り除くことができる。
ただし、必要に応じて、図7に示すステップS1の後に、生活環境ノイズの音圧のチェックを行うステップを加え、30dB以上の生活環境ノイズが検出されるとステップ2に移るようにし、30dB以上の生活環境ノイズが検出されないとステップ3に移るようにしてもよい。
次に、図7のステップS3では、図1の血圧計1により血圧測定を開始して腕帯部2により上腕Tを加圧して通常の血圧測定を行う。すなわち、図5の制御バルブ111と2つの駆動ポンプ110を作動して、阻血用空気袋14にエアを供給して、上腕を図6に示す時点t1まで加圧する。
その後、ステップS4において、制御バルブ111が作動して阻血用空気袋14内のエア圧を傾きが一定になるように減圧させていく。この減圧させる途中では、ステップS5において、図5に示す2つのマイクロフォン50は、K音を検出する。すでに説明したが、このK音は、腕帯部2の阻血用空気袋14の内圧を最高血圧値以上に上げて血管を一旦圧閉した後、内圧を徐々に下げて内圧が最高血圧値以下になり、血管が開き始めると発生し、内圧が最低血圧値以下になり、血管の圧閉が消失するまでの間検出できる音信号である。
このように、被測定者が血圧測定をする際に、腕帯部2に内蔵された2つマイクロフォン50を用いてK音を検出する前に、所定の周波数の生活環境ノイズが発生しているか発生していないかを検出し、この生活環境ノイズが発生している場合にはその旨を被測定者に通知するようになっている。このため、被測定者が血圧測定をする前に、被測定者自身が生活環境ノイズを取り除いて生活環境ノイズを発生させないようにして、被測定者がK音を確実に検出して正確に血圧測定することができる。
その後、図7のステップS6では、図5の制御バルブ111がさらに作動して阻血用空気袋14内のエアをさらに減圧して、ステップS7では、制御部120は収縮期と拡張期の血圧値の演算を行うことで、最高血圧値と最低血圧値を検出する。そして、ステップS8では、図5の制御部120は、図1に例示するように、表示部63において血圧値や脈拍等の数値の表示を行って、ステップS9において血圧測定動作を終了する。
本発明の実施形態の血圧計1は、被測定者が血圧測定をする際に環境ノイズが有る場合には、被測定者に対して環境ノイズが存在することを報知して環境ノイズを発生させないようにすることができ、血圧計はコロトコフ音を確実に検出して正確に血圧測定できる。すなわち、被測定者は、血圧測定をする前に環境のノイズがあることを知ることができるので、被測定者がノイズの発生源を無くすことができるので、血圧計は環境ノイズに邪魔されずにコロトコフ音を確実に検出して正確に血圧測定できる。
ところで、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形例を採用することができる。本発明の各実施形態は、任意に組み合わせることができる。
図1と図3に示す腕帯部2は、タグ33を有している。これに対して、図8に示す腕帯部2は、別の形状のタグ233を有している。このタグ233は、開口部11R側から開口部11Pにかけて腕帯部2の長手方向に沿って、外布16に対して固定されている。タグ233は、腕帯部2の開口部11RからV方向に沿って突出して設けられているつまみ部分233Aと、図8(B)に示すように指Fを通すための指挿入部233Bを有している。タグ233は、例えば布部材あるいはプラスチック部材であっても良い。
図8(B)に示すように、被測定者が例えば腕帯部2に左腕を挿入して血圧測定をする際には、指挿入部233Bと外布16の間に指Fを通して腕帯部2を確実に保持して、腕帯部2を左腕に沿って移動することができる。これにより、上腕Tに対して腕帯部2の装着が容易にしかも確実にできるばかりでなく、つまみ部分233Aを見ることで腕帯部2の装着方向が明確になるので、開口11R側から迷わずに手先を通すことができる。このため、被測定者が腕帯部2に対して誤って手先を開口部11P側から逆挿入してしまうことを防止することができる。
図3に示す腕帯部2の開口閉鎖部材30は、面ファスナーに限らず、例えば一方の部材としてS極のマグネットを用い、他方の部材としてN極のマグネットを用いることもできる。
また、図9に示す本発明の別の実施形態では、外側が剛性を有し、取っ手2Vを備えたプラスチック製の腕帯部2を用いることができ、血圧計本体や腕帯部におけるマイクロフォンの配置構造は、上述のようにしてもよい。すなわち、本発明の血圧計の実施形態としては、上述した腕帯部の外側がソフトな外布で覆われているタイプのものと、図9に示す腕帯部の外側がプラスチック製等の硬い表面部材を有するタイプのものの両方を含んでいる。
1・・・血圧計、2・・・腕帯部、4・・・エアチューブ,5・・・電気配線、6・・・プラグ、10・・・血圧計本体、11P、11R・・・開口部、14・・・阻血用空気袋、16・・・外布、17・・・内布、50・・・K音信号を検出するマイクロフォン、63・・・表示部、85・・・スピーカ、88・・・開始/停止スイッチ、110・・・加圧手段である2つの駆動ポンプ、111・・・減圧手段としての制御バルブ、112・・・減圧手段としての排気バルブ、120・・・制御部(制御手段)

Claims (5)

  1. 被測定者の上腕に装着される腕帯部と、前記腕帯部内を加圧する加圧手段と、制御部と、前記腕帯部内の圧力を検出する圧力センサと、前記腕帯部内の圧力を減圧する減圧手段とを備え、前記圧力センサからの圧力信号を受けて前記制御部により前記加圧手段と前記減圧手段を制御して、コロトコフ音を検出して血圧を測定する血圧計であって、
    前記腕帯部に配置されて前記コロトコフ音を検出するマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンに接続されて、前記血圧計を動作させた後に測定の環境において予め定めた周波数範囲のノイズがあるか否かを判断する前記制御部と、
    前記ノイズが有ると前記制御部が判断した場合には、前記制御部の指令により前記ノイズが有る旨を報知する報知手段と
    を備えることを特徴とする血圧計。
  2. 前記ノイズの周波数範囲は、40Hz〜60Hzであることを特徴とする請求項1に記載の血圧計。
  3. 前記血圧計の動作を開始するスイッチを有し、前記報知手段は、前記ノイズが有る旨を音で報知するスピーカと、前記ノイズが有る旨を表示することで報知する表示部の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の血圧計。
  4. 前記腕帯部は、血圧計本体とは別体になっており、前記腕帯部は、前記上腕に装着された時に前記上腕を阻血する阻血用空気袋と、前記上腕に装着された時に対向位置になるように配置された2つのコロトコフ音検出用の前記マイクロフォンとを収納し、前記阻血用空気袋は、前記血圧計本体内の前記加圧手段と前記減圧手段に対して接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の血圧計。
  5. 前記スピーカと前記表示部は、前記血圧計本体に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の血圧計。
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WO2023075010A1 (ko) * 2021-10-29 2023-05-04 재단법인 아산사회복지재단 생체 신호 처리 장치 및 방법

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