JP2012175132A - スピーカシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来より高いステレオ感および臨場感を感じさせることができるスピーカシステムを提供する。
【解決手段】スピーカシステム1は、例えば、左スピーカ10、右スピーカ12、左スピーカ用遅延回路14、右スピーカ用遅延回路16、中央スピーカ18、合成・利得調整回路20、信号処理回路22を有する。中央スピーカ18は、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置から、聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離Dだけ隔てて配置されている。距離Dは、例えば、約1cm以上、左スピーカ10と右スピーカ12との間の距離以下である
【選択図】 図1
【解決手段】スピーカシステム1は、例えば、左スピーカ10、右スピーカ12、左スピーカ用遅延回路14、右スピーカ用遅延回路16、中央スピーカ18、合成・利得調整回路20、信号処理回路22を有する。中央スピーカ18は、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置から、聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離Dだけ隔てて配置されている。距離Dは、例えば、約1cm以上、左スピーカ10と右スピーカ12との間の距離以下である
【選択図】 図1
Description
本発明は、ステレオ感および臨場感に優れたスピーカシステムに関するものである。
従来の2チャンネルステレオ再生では、最適聴取点が限定され、そこからずれるとステレオ感、臨場感が著しく低下していた。
例えば、左スピーカと右スピーカとを直線で結んだ中間位置付近にセンタースピーカを補助的に配置した場合でも、十分なステレオ感、臨場感が得られる適切な聴取位置は限定的であった。
さらには、簡単な構成で、従来より高いステレオ感および臨場感を感じさせることができるスピーカシステムが求められている。
さらには、簡単な構成で、従来より高いステレオ感および臨場感を感じさせることができるスピーカシステムが求められている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、従来より高いステレオ感および臨場感を与えることができるスピーカシステムを提供することにある。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のスピーカシステムは、聴取想定位置に対して略等間隔に設けられた左スピーカおよび右スピーカと、前記左スピーカと前記右スピーカとの間の略中間位置から、前記聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離隔てて配置され、前記左スピーカに送信する左オーディオ信号と前記右スピーカに送信する右オーディオ信号との合成オーディオ信号に応じた出力を行う中央スピーカと、前記合成オーディオ信号に対して、前記左オーディオ信号および前記右オーディオ信号を前記所定距離に相当する時間だけ遅延させる遅延回路とを有する。
このように中央スピーカを配置することで、簡単な構成で、従来より高いステレオ感および臨場感を与えることができる。
このように中央スピーカを配置することで、簡単な構成で、従来より高いステレオ感および臨場感を与えることができる。
好適には、本発明のスピーカシステムの前記所定距離は、約1cm以上、前記左スピーカと前記右スピーカとの間の距離以下である。
好適には、本発明のスピーカシステムの前記中央スピーカは、前記聴取想定位置を中心として前記左スピーカと右スピーカとを結ぶ円周上の中間位置から、前記聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離隔てて配置されている。
好適には、本発明のスピーカシステムの前記中央スピーカは、前記聴取想定位置を中心として前記左スピーカと右スピーカとを結ぶ円周上の中間位置から、前記聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離隔てて配置されている。
好適には、本発明のスピーカシステムの前記中央スピーカは、分布振動モード形スピーカである。
好適には、本発明のスピーカシステムの前記左スピーカおよび前記右スピーカは、前記聴取想定位置がある正面側に指向されており、前記中央スピーカは、前記正面側とは反対側の裏面側に指向されている。
好適には、本発明のスピーカシステムの前記左スピーカおよび前記右スピーカは、前記聴取想定位置がある正面側に指向されており、前記中央スピーカは、前記正面側とは反対側の裏面側に指向されている。
本発明によれば、簡単な構成で、従来より高いステレオ感および臨場感を感じさせることができるスピーカシステムを提供できる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係るスピーカシステム1の全体構成図である。
図1に示すように、スピーカシステム1は、例えば、左スピーカ10、右スピーカ12、左スピーカ用遅延回路14、右スピーカ用遅延回路16、中央スピーカ18、合成・利得調整回路20および信号処理回路22を有する。
図1に示すように、中央スピーカ18は、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置から、聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離Dだけ隔てて配置されている。距離Dは、例えば、約1cm以上、左スピーカ10と右スピーカ12との間の距離以下である。
図1は、本発明の実施形態に係るスピーカシステム1の全体構成図である。
図1に示すように、スピーカシステム1は、例えば、左スピーカ10、右スピーカ12、左スピーカ用遅延回路14、右スピーカ用遅延回路16、中央スピーカ18、合成・利得調整回路20および信号処理回路22を有する。
図1に示すように、中央スピーカ18は、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置から、聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離Dだけ隔てて配置されている。距離Dは、例えば、約1cm以上、左スピーカ10と右スピーカ12との間の距離以下である。
また、好適には、中央スピーカ18は、聴取想定位置を中心として左スピーカ10と右スピーカ12とを結ぶ円周上の中間位置から、聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離隔てて配置されている。
本実施形態では、中央スピーカ18は、スピーカ面18aが聴取想定位置側を向いて配置されている。
本実施形態では、中央スピーカ18は、スピーカ面18aが聴取想定位置側を向いて配置されている。
スピーカシステム1は、2チャンネルステレオ信号の再生時に、中央スピーカ18として、拡散的性質をもつスピーカを用い、左右のスピーカよりやや後方に設置する。左右のスピーカは、中央スピーカより、やや送らせて再生させる。この場合、中央スピーカは、音響ぼかしデバイスとして機能する。
優位点は、中央スピーカが、遅延無しあるいは、通常のスピーカをも用いた場合に比べて、印象評価実験の結果臨場感が高まる。また、最適聴取位置が広がった(場所がすこしずれても音像がくずれない)感じを与えることができる。
優位点は、中央スピーカが、遅延無しあるいは、通常のスピーカをも用いた場合に比べて、印象評価実験の結果臨場感が高まる。また、最適聴取位置が広がった(場所がすこしずれても音像がくずれない)感じを与えることができる。
以下、スピーカシステム1の構成要素を説明する。
左スピーカ10および右スピーカ12は、コヒーレントな通常のスピーカである。
左スピーカ10および右スピーカ12のスピーカ面10a,12aは、聴取想定位置側に向けて配置されている。
左スピーカ用遅延回路14は、信号処理回路22から受信した左オーディオ信号S22Lを、図1に示す距離Lに相当する時間だけ遅延させて左スピーカ10に出力する。
ここで、距離Lに相当する時間とは、距離L/音速となる時間を中心に最適時間が存在する
左スピーカ10は、左オーディオ信号S22Lに応じたオーディオ出力を行う。
左スピーカ10および右スピーカ12は、コヒーレントな通常のスピーカである。
左スピーカ10および右スピーカ12のスピーカ面10a,12aは、聴取想定位置側に向けて配置されている。
左スピーカ用遅延回路14は、信号処理回路22から受信した左オーディオ信号S22Lを、図1に示す距離Lに相当する時間だけ遅延させて左スピーカ10に出力する。
ここで、距離Lに相当する時間とは、距離L/音速となる時間を中心に最適時間が存在する
左スピーカ10は、左オーディオ信号S22Lに応じたオーディオ出力を行う。
右スピーカ用遅延回路16は、信号処理回路22から受信した右オーディオ信号S22Rを、図1に示す距離Lに相当する時間だけ遅延させて右スピーカ12に出力する。
右スピーカ12は、右オーディオ信号S22Rに応じたオーディオ出力を行う。
右スピーカ12は、右オーディオ信号S22Rに応じたオーディオ出力を行う。
合成・利得調整回路20は、信号処理回路22からの左オーディオ信号S22Lと、右オーディオ信号S22Rとを合成したオーディオ信号S20を生成すると共に、利得調整を行い、これを中央スピーカ18に出力する。
中央スピーカ18は、オーディオ信号S20に応じたオーディオ出力を行う。
中央スピーカ18は、オーディオ信号S20に応じたオーディオ出力を行う。
中央スピーカ18は、拡散的性質を持つスピーカである。
中央スピーカ18は、分布振動型スピーカ(Distributed Mode
Loudspeaker:DML)であり、パネルの自然共振モードを励振するように、音声信号がトランスデューサを駆動する。パネルの様々な領域を様々な強度と位相で独立に励振するために、この励振は擬似ランダム法でパネルを振動させる。DMLパネルは実際に様々な振動周波数で「屈曲する」。これらの「屈曲波(ベンディング・ウエーブ)」は広い周波数範囲にまたがる広帯域な音声出力を可能にする。
中央スピーカ18は、分布振動型スピーカ(Distributed Mode
Loudspeaker:DML)であり、パネルの自然共振モードを励振するように、音声信号がトランスデューサを駆動する。パネルの様々な領域を様々な強度と位相で独立に励振するために、この励振は擬似ランダム法でパネルを振動させる。DMLパネルは実際に様々な振動周波数で「屈曲する」。これらの「屈曲波(ベンディング・ウエーブ)」は広い周波数範囲にまたがる広帯域な音声出力を可能にする。
すなわち、中央スピーカ18は、所定の作動周波数範囲にわたって作動する音響装置であり、厚さに対して横方向に広がり、該横方向広がりのうちの活性領域にわたって撓み波を維持できる部材を備えている。
中央スピーカ18において、上記部材は、値が前記活性領域における撓み波振動の共鳴モード分布に影響する物理的パラメーターである、部材の幾何学的形状、曲げ剛性、面積質量密度及び減衰特性を含むパラメーターを有し、前記パラメーターの少なくとも一つは、前記活性領域において撓み波の複数の共鳴モードが周波数にわたり有益な形で分布され、該部材が前記周波数範囲において振動するとき音響要素として良好に挙動するように選定された値をもつ。また、トランスデューサーが、前記部材の前記活性領域において、前記作動周波数領域内での撓み波の複数の低周波数共鳴モードが振動的に活性なアンチ・ノードを有するような位置で、前記部材に結合されている。
中央スピーカ18において、上記部材は、値が前記活性領域における撓み波振動の共鳴モード分布に影響する物理的パラメーターである、部材の幾何学的形状、曲げ剛性、面積質量密度及び減衰特性を含むパラメーターを有し、前記パラメーターの少なくとも一つは、前記活性領域において撓み波の複数の共鳴モードが周波数にわたり有益な形で分布され、該部材が前記周波数範囲において振動するとき音響要素として良好に挙動するように選定された値をもつ。また、トランスデューサーが、前記部材の前記活性領域において、前記作動周波数領域内での撓み波の複数の低周波数共鳴モードが振動的に活性なアンチ・ノードを有するような位置で、前記部材に結合されている。
図2および図3は、スピーカシステム1の特性を説明するための図である。
図2(A)は被験者Aについて、「del−cone」、「del−DML」、「stereo」、「cone」、「DML」の5種類のスピーカシステムで、10種類の特性を計測したものである。
ここでスピーカの特性を表す、10種類の形容語として、「厚みがある」、「耳障りである」、「立体感がある」、「広がりがある」、「リアルである」、「硬い」、「ぼやけている」、「澄んでいる」、「歪んでいる」および「響きがある」を用いて、印象評価実験を行った結果である。これらの形容語の負荷は、その値が小さいほど、強く寄与していることを表している。
図2(A)は被験者Aについて、「del−cone」、「del−DML」、「stereo」、「cone」、「DML」の5種類のスピーカシステムで、10種類の特性を計測したものである。
ここでスピーカの特性を表す、10種類の形容語として、「厚みがある」、「耳障りである」、「立体感がある」、「広がりがある」、「リアルである」、「硬い」、「ぼやけている」、「澄んでいる」、「歪んでいる」および「響きがある」を用いて、印象評価実験を行った結果である。これらの形容語の負荷は、その値が小さいほど、強く寄与していることを表している。
ここで、「del−cone」は、図1に示すように、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置から、聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離Dだけ隔ててcone型通常方式の中央スピーカ18を配置したスピーカシステム1を用いた場合である。
「del−DML」は、図1に示すように、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置から、聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離Dだけ隔ててDML式の中央スピーカ18を配置したスピーカシステム1を用いた場合である。
「stereo」は、中央スピーカ18を用いずに、左スピーカ10と右スピーカ12とを備えた通常のスピーカシステムを用いた場合である。
「cone」は、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置にcone型通常方式の中央スピーカ18を配置したスピーカシステムを用いた場合である。
「DML」は、図1に示すように、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置にDML式の中央スピーカ18を配置したスピーカシステムを用いた場合である。
「del−DML」は、図1に示すように、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置から、聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離Dだけ隔ててDML式の中央スピーカ18を配置したスピーカシステム1を用いた場合である。
「stereo」は、中央スピーカ18を用いずに、左スピーカ10と右スピーカ12とを備えた通常のスピーカシステムを用いた場合である。
「cone」は、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置にcone型通常方式の中央スピーカ18を配置したスピーカシステムを用いた場合である。
「DML」は、図1に示すように、左スピーカ10と右スピーカ12との間の略中間位置にDML式の中央スピーカ18を配置したスピーカシステムを用いた場合である。
図2(B)は被験者Bについて、「del−cone」、「del−DML」、「stereo」、「cone」、「DML」の5種類のスピーカシステムで、10種類の特性を計測したものである。
図3(C)は被験者Cについて、「del−cone」、「del−DML」、「stereo」、「cone」、「DML」の5種類のスピーカシステムで、10種類の特性を計測したものである。
図3(C)は被験者Cについて、「del−cone」、「del−DML」、「stereo」、「cone」、「DML」の5種類のスピーカシステムで、10種類の特性を計測したものである。
図2および図3に示すように、「立体感がある」、「広がりがある」、「リアルである」の3つの特性において、本実施形態のスピーカシステム1に対応する「del−cone」、「del−DML」のスピーカシステムは、「stereo」、「cone」、「DML」のスピーカシステムと比べて優れている傾向があることが確認できる。
図1に示すスピーカシステム1において、左スピーカ10と右スピーカ12との間隔は例えば2mであり、左スピーカ10および右スピーカ12のスピーカ面10a,12aと中央スピーカ18のスピーカ面18aとの間の距離は例えば1.5mである。
また、左スピーカ用遅延回路14および右スピーカ用遅延回路16における遅延時間は、例えば、5msである。
また、左スピーカ用遅延回路14および右スピーカ用遅延回路16における遅延時間は、例えば、5msである。
スピーカシステム1では、図2および図3を用いて説明したように、「立体感がある」、「広がりがある」、「リアルである」の3つの特性において優れている。
また、スピーカシステム1は、非常に簡単な構成で実現でき、低価格化が図れる。
また、スピーカシステム1は、非常に簡単な構成で実現でき、低価格化が図れる。
<第2実施形態>
図4は、テレビに組み込まれる本発明の第2実施形態に係るスピーカシステム101の構成図である。
図4に示すように、スピーカシステム101は、第1実施形態で説明したスピーカシステム1と基本的に同じ構成をしているが、中央スピーカ18のスピーカ面18aが聴取想定位置側と反対向きに設置されている点が異なる。
図4は、テレビに組み込まれる本発明の第2実施形態に係るスピーカシステム101の構成図である。
図4に示すように、スピーカシステム101は、第1実施形態で説明したスピーカシステム1と基本的に同じ構成をしているが、中央スピーカ18のスピーカ面18aが聴取想定位置側と反対向きに設置されている点が異なる。
スピーカシステム101では、中央スピーカ18のスピーカ面18aから出力された音が、室内の壁で反射して聴取想定位置に届く。
図4に示すスピーカシステム101によれば、テレビのスピーカシステムにおいて第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
図4に示すスピーカシステム101によれば、テレビのスピーカシステムにおいて第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、上述した実施形態では、中央スピーカ18として、分布振動型スピーカを用いる場合を例示したが、コヒーレントの通常のスピーカを用いても図2および図3に示すように効果がある。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、上述した実施形態では、中央スピーカ18として、分布振動型スピーカを用いる場合を例示したが、コヒーレントの通常のスピーカを用いても図2および図3に示すように効果がある。
また、図4に示すスピーカシステム101は、テレビ以外に装置に組み込まれてもよい。
本発明はスピーカシステムに適用可能である。
1, 101…スピーカシステム
10…左スピーカ
12…右スピーカ
14…左スピーカ用遅延回路
16…右スピーカ用遅延回路
18…中央スピーカ
20…合成・利得調整回路
22…信号処理回路
10…左スピーカ
12…右スピーカ
14…左スピーカ用遅延回路
16…右スピーカ用遅延回路
18…中央スピーカ
20…合成・利得調整回路
22…信号処理回路
Claims (5)
- 聴取想定位置に対して略等間隔に設けられた左スピーカおよび右スピーカと、
前記左スピーカと前記右スピーカとの間の略中間位置から、前記聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離隔てて配置され、前記左スピーカに送信する左オーディオ信号と前記右スピーカに送信する右オーディオ信号との合成オーディオ信号に応じた出力を行う中央スピーカと、
前記合成オーディオ信号に対して、前記左オーディオ信号および前記右オーディオ信号を前記所定距離に相当する時間だけ遅延させる遅延回路と
を有するスピーカシステム。 - 前記所定距離は、約1cm以上、前記左スピーカと前記右スピーカとの間の距離以下である
請求項1に記載のスピーカシステム。 - 前記中央スピーカは、前記聴取想定位置を中心として前記左スピーカと右スピーカとを結ぶ円周上の中間位置から、前記聴取想定位置から遠ざかる向きに所定距離隔てて配置されている
請求項2に記載のスピーカシステム。 - 前記中央スピーカは、分布振動モード形スピーカである
請求項3に記載のスピーカシステム。 - 前記左スピーカおよび前記右スピーカは、前記聴取想定位置がある正面側に指向されており、
前記中央スピーカは、前記正面側とは反対側の裏面側に指向されている
請求項4に記載のスピーカシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011031882A JP2012175132A (ja) | 2011-02-17 | 2011-02-17 | スピーカシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011031882A JP2012175132A (ja) | 2011-02-17 | 2011-02-17 | スピーカシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012175132A true JP2012175132A (ja) | 2012-09-10 |
Family
ID=46977664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011031882A Withdrawn JP2012175132A (ja) | 2011-02-17 | 2011-02-17 | スピーカシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012175132A (ja) |
-
2011
- 2011-02-17 JP JP2011031882A patent/JP2012175132A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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