JP2012171790A - Blending reclaimer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、貯鉱場のヤードに積み上げた鉱石を均一に混合して払い出すためのブレンディングリクレーマに関する。 The present invention relates to a blending reclaimer for uniformly mixing and discharging ores stacked in a yard of a storage yard.
貯鉱場のヤード(置き場)にスタッカ等の搬入手段で積み上げられた鉱石を均一に混合しながら払い出す装置として、例えば特公昭63−15211号公報や特開2004−26461号公報に記載され、図3に示すような構成のブレンディングリクレーマ1Bが周知である。
As a device for dispensing ore piled up in a storage yard by a loading means such as a stacker while being uniformly mixed, it is described in, for example, Japanese Patent Publication No. 63-15211 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-26461, A
このブレンディングリクレーマ1Bは、軌条50,50上を走行する機体3と、機体3から軌条50に対し直角方向に延設されて先端側を俯仰・旋回動作可能に設けられたブリッジ14と、このブリッジ14の下方に垂設されその長手方向に横行動作するキャリッジ13と、このキャリッジ13の両端側に登載されてモータ180,190により回転するバケットホイル18,19と、バケットホイル18,19で掬い取った鉱石を機体3まで運搬するための中継コンベア17とを備えており、広いヤードにおいて効率的な鉱石の混合・払い出しを可能としている。
The
このブレンディングリクレーマ1Bにおいては、バケットホイル18,19の回転中心を中継コンベア17が貫通している構造であるため、複数の車輪でバケットホイル18,19内周側を支持する方式を採用しているとともに、モータ180,190の回転駆動力をチェーン181,191で伝達してバケットホイル18,19を回転駆動させる方式を採用している。
In this
そのため、比較的短期間毎にチェーン181,191の調整及び車輪による芯調整を要することに加え、バケットホイル18,19の回転中心を中継コンベア17が貫通している関係で、各調整作業に手間と時間を要するとともに中継コンベア17自体やキャリッジ13のメンテナンス作業も容易ではないため、操業効率低下の一因となっていた。
Therefore, in addition to requiring adjustment of the
また、そのブリッジ14は三角形の横断面形状に形成され、これを上から支える吊支構造5は、反対側にウエイト50を有しながら両端側を吊支する方式であり、且つ、作業時の輪圧確保及び起伏時の駆動力低減のために内部に横行バランス台車を備えるとともに、キャリッジ13の横行駆動手段にウインチ・ワイヤロープ方式を採用している。そのため、ブリッジ14中央部の撓み量が大きく効率的な払い出し作業を行いにくいことに加え、横行バランス台車があることでヤード替えに余分な時間を要し、しかもワイヤロープのグリスでブリッジ上面を汚しやすいためその清掃にも手間を要していた。
The
本発明は、上記のような問題を解決しようとするものであり、ブレンディングリクレーマについて、メンテナンスに要する時間と労力を低減して高い操業効率を確保できるようにすることを課題とする。 An object of the present invention is to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to reduce the time and labor required for maintenance of a blending reclaimer so as to ensure high operational efficiency.
そこで、本発明は、所定の軌条上を往復走行可能な機体と、この機体から軌条に対し直角方向に延設され所定の吊支構造で水平に吊支されるブリッジと、このブリッジ下方で所定の横行駆動手段によりブリッジの長手方向に往復移動可能に垂設されたキャリッジと、このキャリッジに登載され所定の駆動手段で回転するバケットホイルと、そのブリッジの長手方向に沿って併設されバケットホイルで掬った鉱石を機体側に運搬する中継コンベアとを備えており、貯鉱場のヤードに積み上げた鉱石を均一に混合して払い出すためのブレンディングリクレーマにおいて、そのバケットホイルの駆動手段は、その回転の中心軸線上で減速機を介しモータを連結してなるものであり、その中継コンベヤがバケットホイルの外周側を通る位置に配設され、バケットホイルで掬った鉱石を中継コンベヤまで運ぶ運搬手段を備えていることを特徴とする。 Accordingly, the present invention provides an airframe capable of reciprocating on a predetermined rail, a bridge extending from the airframe in a direction perpendicular to the rail and horizontally supported by a predetermined suspension structure, and a predetermined portion below the bridge. A carriage vertically suspended by the transverse drive means of the bridge, a bucket wheel mounted on the carriage and rotated by a predetermined drive means, and a bucket wheel provided along the longitudinal direction of the bridge. In the blending reclaimer for uniformly mixing and discharging the ore piled up in the yard of the storage yard, the bucket wheel drive means is The motor is connected via a speed reducer on the center axis of rotation, and the relay conveyor is arranged at a position that passes the outer peripheral side of the bucket wheel. Characterized in that it comprises a conveying means for conveying the ore scooped by the bucket wheel to the relay conveyor.
即ち、従来のブレンディングリクレーマではバケットホイルの回転中心を中継コンベヤが貫通していた構成であるため、その駆動手段がモータの動力をチェーンで伝達する方式とされるとともにバケットホイル内周側に配置した複数の車輪でバケットホイルを軸支するものとなっており、各種メンテナンスに過剰な手間と時間を要していたのに対し、本発明では中継コンベアをバケットホイルの外周側を通るように配置して、バケットホイルの中心軸線上に減速機を介して直結したモータで回転駆動させる構成として、メンテナンスに要する手間と時間を大きく軽減可能としたものである。 That is, in the conventional blending reclaimer, the relay conveyor passes through the rotation center of the bucket wheel, so that the drive means is a system that transmits the power of the motor with a chain and is arranged on the inner peripheral side of the bucket wheel The bucket wheel is pivotally supported by a plurality of wheels. Excessive labor and time are required for various maintenances. In the present invention, the relay conveyor is arranged so as to pass through the outer peripheral side of the bucket wheel. Thus, as a configuration in which the motor is directly driven on the central axis of the bucket wheel via a speed reducer, the labor and time required for maintenance can be greatly reduced.
また、その減速機はモータ出力軸側でモータと同軸的且つ一体的に設けられた遊星歯車機構によるものとすれば、モータ駆動軸と中心軸を一致させて接続されて減速機とモータの一体性が増すことに加え、バケットホイルをダイレクトで回転駆動させるものとなるため、駆動機構部分がほぼメンテナンスフリーになって一層作業効率を確保しやすいものとなる。 Further, if the speed reducer is based on a planetary gear mechanism provided coaxially and integrally with the motor on the motor output shaft side, the motor drive shaft and the central axis are connected so that the speed reducer and the motor are integrated. In addition to the increase in performance, the bucket wheel is directly driven to rotate, so that the drive mechanism portion becomes almost maintenance-free, and it becomes easier to ensure work efficiency.
さらに、上述したブレンディングリクレーマにおいて、そのブリッジの吊支構造は多点吊り式の吊り橋構造とされており、横行バランス台車を備えていないことを特徴としたものとすれば、多点吊り式の採用によりブリッジの軽量化を実現しつつブリッジ中央部の撓み量を軽減できることで、その分キャリッジの重量の自由度が増して横行バランス台車を廃することができるため、ヤード替えに要する時間が短縮されてさらなる作業効率の向上が期待できるものとなる。 Furthermore, in the above-described blending reclaimer, the suspension structure of the bridge is a multipoint suspension type suspension bridge structure. Adoption of the bridge reduces the amount of flexure at the center of the bridge while reducing the weight of the bridge, thereby increasing the degree of freedom of carriage weight and eliminating the use of a transverse balance carriage, shortening the time required for changing the yard. As a result, further improvement in work efficiency can be expected.
さらにまた、上述したブレンディングリクレーマにおいて、そのキャリッジの横行駆動手段は、ブリッジ側でその長手方向に梯子状に設けられたピンラックとキャリッジ側に設けられてピンラックに噛み合うモータ駆動の歯車とからなるピンラック駆動方式とされている、ことを特徴としたものとすれば、ウインチ・ワイヤロープ方式による横行駆動手段を備えた従来例のようにブリッジ上面をワイヤロープのグリスで汚す心配のないものとなり、且つ、横行駆動手段自体のメンテナンスも容易なものとなる。 Furthermore, in the above-described blending reclaimer, the transverse drive means of the carriage is a pin rack comprising a pin rack provided in a ladder shape in the longitudinal direction on the bridge side and a motor-driven gear provided on the carriage side and meshing with the pin rack. If it is characterized by being a drive system, there will be no worry of soiling the upper surface of the bridge with grease of the wire rope as in the conventional example equipped with the traverse drive means by the winch wire rope system, and The maintenance of the traversing drive means itself is also easy.
中継コンベアをバケットホイルの外周側に配置してバケットホイルの中心軸線上に配置したモータで回転駆動させる構成とした本発明によると、メンテナンスに要する時間と労力を低減して高い操業効率を確保できるものである。 According to the present invention in which the relay conveyor is arranged on the outer peripheral side of the bucket wheel and is driven to rotate by the motor arranged on the central axis of the bucket wheel, it is possible to reduce the time and labor required for maintenance and ensure high operation efficiency. Is.
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は本実施の形態のブレンディングリクレーマ1Aの正面図を示している。このブレンディングリクレーマ1Aは、上述した従来のブレンディングリクレーマ1Bと同様に、貯鉱場のヤードに積み上げた鉱石を均一に混合して払い出すためのものであり、軌条50,50上を往復走行可能な機体2と、この機体2から軌条50,50に対し直角に延設され、反対側にウエイト40を支持した吊支構造4により水平(ヤード面に対し平行)に吊支されるブリッジ10を備えている。
FIG. 1 shows a front view of a
また、このブリッジ10は、所定の駆動手段により機体2上部の基端側を中心にして先端側を俯仰動作及び旋回動作可能に設けられている。このブリッジ10の下方には、キャリッジ12が横行駆動手段によりブリッジ10の長手方向に往復移動可能な状態で垂設されており、このキャリッジ10の両端側にはモータ駆動式のバケットホイル15,16が登載されている。さらに、このブリッジ10の長手方向に沿って中継コンベア11が併設され、バケットホイル15,16で掬った鉱石を機体2側に運搬するようになっている。尚、以上の構成は従来例にも共通した周知のものである。
In addition, the
図2(A)は、ブレンディングリクレーマ1Aのブリッジ10部分を中心として上から見た部分平面図であり、図2(B)はそのバケットホイル15の詳細な構成を説明するための拡大した部分平面図であるが、本発明においては、バケットホイル15,16の駆動手段が、その回転の中心軸線上に減速機151,161を介してモータ150,160を連結してなるものであり、中継コンベヤ11がバケットホイル15,16の外周側を通って配設されている点を特徴としている。
FIG. 2 (A) is a partial plan view of the
即ち、図3に示した従来例において、中継コンベア17がバケットホイル18,19の回転中心を貫通している関係で、モータ180,190の回転駆動力をチェーン181,191を介して伝達する方式を採用しているとともに、バケットホイル18,19の内周側を複数の車輪で支持している構成であるため、車輪の芯調整やチェーン調整が比較的短期間毎に必要となって、メンテナンスに多大な手間と時間を要していた。また、バケットホイル18,19及びキャリッジ13を中継コンベア17が貫通していることで、中継コンベア17及びキャリッジ13自体のメンテナンスにも手間と時間を要する結果となっていた。
In other words, in the conventional example shown in FIG. 3, the
そこで、本発明においては、中継コンベア11をバケットホイル15,16の外周側を通るようにバケットホイル15,16の遠心方向にずらして配置し、これらで掬った鉱石を遠心方向に距離を隔てた中継コンベア11に運ぶ運搬手段として、図2(B),(C)に示すようにコンベア式のホイルフィーダ152,162を追加した。また、バケットホイル15,16の駆動手段として、遊星歯車機構による減速機151,161をモータ150,160の出力軸側に各々同軸的且つ一体的に設けてバケットホイル15,16の回転中心の軸線に回転駆動軸が一致するように配設したものである。
Therefore, in the present invention, the
これにより、中継コンベア11及びキャリッジ12のメンテナンスが容易になることに加え、バケットホイル15,16の中心に遊星歯車機構による減速機151,161を介してモータ150,160が直結されたことで減速機151,161とモータ150,160の連結部分の一体性が高いものとなり、且つ、たるみが生じやすいチェーンや摩耗し
やすく軸芯のずれやすい車輪が不要となって、メンテナンスの頻度が顕著に減少するとともにそのメンテナンス作業自体も容易なものとなる。
As a result, the maintenance of the
また、本実施の形態では、図1に示したようにブリッジ10の吊支構造4が、機体2上部から延設したアーム4a先端のウエイト40からフレーム4bが横向きに延び、このフレーム4b先端から分岐したフレーム4cとフレーム4dによる両端側2点の吊支に加えて、その間に配設されてブリッジ10の中間部分を吊支するフレーム4e,4fによる多点吊り式の吊り橋構造となっている点を特徴としている。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 1, the suspension structure 4 of the
これにより、ブリッジ10の中央部が多点で吊支されて従来例におけるブリッジ14よりも撓みにくいものとなり、撓みが少ないことでバケットホイル15,16による払い出しが効率的に行いやすいものとなる。したがって、ブリッジ10の計量化を実現することができ、その分、キャリッジ12への重量配分の自由度が増すことから、本実施の形態では従来例で用いていた横行バランス台車が不要となりこれを廃している。そのため、ヤード替えの際にも余計に手間と時間を要しない。
As a result, the central portion of the
さらに、ブリッジ10のバランス台車を廃したことにも関連して、本実施の形態におけるキャリッジ12の横行駆動手段には、図2(C)の縦断面図に示すように、ブリッジ10の長手方向に梯子状に設けられたピンラック111と、キャリッジ12側に設けられてピンラック111に噛み合うモータ120で回転駆動される歯車121(ピニオン)とからなるピンラック駆動方式を採用している。
Further, in connection with the elimination of the balance carriage of the
これにより、ウインチ・ワイヤロープ方式の横行駆動手段を備えた従来例のように、ブリッジ14上面をワイヤロープのグリスで汚す心配のないものとなり、且つ、定期的なグリスの塗布が要することに加え緩みや破断の生じやすいウインチ・ワイヤロープ方式と比べて横行駆動手段のメンテナンス自体も極めて容易なものである。
As a result, unlike the conventional example equipped with a winch wire rope type traversing drive means, there is no need to worry about soiling the upper surface of the
以上、述べたように、ブレンディングリクレーマについて、本発明により、メンテナンスに要する時間と労力を大きく低減できるようになった。また、これにより高い操業効率を確保できるようになった。 As described above, regarding the blending reclaimer, the time and labor required for maintenance can be greatly reduced by the present invention. In addition, this has ensured high operational efficiency.
1A ブレンディングリクレーマ、2 機体、4 吊支構造、10 ブリッジ、11 中継コンベア、12 キャリッジ、15,16 バケットホイル、50 軌条、111 ピンラック、120,150,160 モータ、121 歯車、151,161 減速機、152,162 ホイルフィーダ 1A Blending Reclaimer, 2 Airframes, 4 Suspension Support Structure, 10 Bridge, 11 Relay Conveyor, 12 Carriage, 15, 16 Bucket Wheel, 50 Rail, 111 Pin Rack, 120, 150, 160 Motor, 121 Gear, 151, 161 Reducer , 152, 162 Wheel feeder
Claims (4)
The traversing drive means is a pin rack drive system comprising a pin rack provided in a ladder shape in the longitudinal direction on the bridge side and a motor-driven gear provided on the carriage side and meshing with the pin rack. 4. A blending reclaimer according to claim 1, 2 or 3.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011038936A JP2012171790A (en) | 2011-02-24 | 2011-02-24 | Blending reclaimer |
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2011
- 2011-02-24 JP JP2011038936A patent/JP2012171790A/en active Pending
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