JP2012169759A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 立体画像データに基づいて立体画像を表示する表示部と、
   観察者の視距離を検出する検出部と、
   前記立体画像データの視差量を第１の視差量から第２の視差量へと変更する調整部と
   を備え、
   前記調整部は、検出された前記視距離に応じて前記第１の視差量と前記第２の視差量との対応関係を異ならせる
   表示装置。
2. 前記第２の視差量は、前記第１の視差量に対して視距離による観察者の奥行き知覚感度の低下を補うように最適化された値である
   請求項１に記載の表示装置。
3. 前記視距離と前記第１の視差量と前記第２の視差量との対応関係を示した関係データを記憶する記憶部をさらに備え、
   前記調整部は、前記関係データに基づいて前記立体画像データの視差量を前記第１の視差量から前記第２の視差量へと変更する
   請求項１または２に記載の表示装置。
4. 前記調整部は、前記第１の視差量が所定の最大値以上となる場合には、前記第２の視差量を前記所定の最大値に対応する固定の値とする
   請求項１ないし３のいずれか１つに記載の表示装置。
5. 視差量と奥行き知覚量との対応関係を奥行き知覚感度の低下を加味せずに示した第１の関係データと、視距離による奥行き知覚感度の低下を加味した状態での視差量と奥行き知覚量との対応関係を示した第２の関係データとを記憶する記憶部をさらに備え、
   前記調整部は、前記第１の視差量に対応する奥行き知覚量を前記第１の関係データに基づいて算出すると共に、算出された奥行き知覚量に対応する前記第２の視差量を前記第２の関係データから取得する
   請求項１、２または４に記載の表示装置。
6. 前記検出部は、観察者の瞳孔間距離をさらに検出し、
   前記調整部は、検出された前記視距離と前記瞳孔間距離とに応じて前記第１の視差量と前記第２の視差量との対応関係を異ならせる
   請求項１、２または４に記載の表示装置。
7. 前記瞳孔間距離と前記視距離と前記第１の視差量と前記第２の視差量との対応関係を示した関係データを記憶する記憶部をさらに備え、
   前記調整部は、前記関係データに基づいて前記立体画像データの視差量を前記第１の視差量から前記第２の視差量へと変更する
   請求項６に記載の表示装置。
8. 立体画像データに基づいて立体画像を表示する際に、
   観察者の視距離を検出する処理と、
   前記立体画像データの視差量を第１の視差量から第２の視差量へと変更する処理とを実行し、
   前記第２の視差量へと変更する処理では、検出された前記視距離に応じて前記第１の視差量と前記第２の視差量との対応関係を異ならせる
   表示方法。