JP2012166725A - 車両用シート - Google Patents

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真司 粟田
Hideki Kobayashi
英樹 小林
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Abstract

【課題】前面衝突時に仮に後席に着座する乗員の頭部等がシートバックの背面に当接したとしても、当該乗員の頭部等を有効に保護する。
【解決手段】シートバックボード16の左右一対の連結固定部50の上部及び下部には、鍵穴形状の取付孔82がそれぞれ形成されている。取付孔82は、クリップ84が挿通される円孔部82Aと円孔部82Aから車両後方側へ延出される案内部82Bとから成り、更に案内部82Bに隣接する部位は脆弱部88とされている。前面衝突時、後席に着座する乗員の頭部等が前席のシートバック12の背面に当接した場合、クリップ84が取付孔82の円孔部82Aから案内部82Bに相対的に変位し、脆弱部88が破断される。これにより、シートバックボード16が離脱される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートに関する。
前面衝突時に後席に着座する乗員が前席のシートバック側へ倒れ込むと、当該乗員の頭部等が前席のシートバックの背面に当接する可能性がある。ここで、前席のシートバックの背面側にはトリムカバーのみが配置されており、かつ当該シートバック内にアクティブヘッドレスト機構部の一部等の剛体が配設されていることがある。このような場合、後席に着座する乗員はトリムカバーのみを介して剛体に当接することになるので、乗員が受ける反力が大きくなる。
この点を考慮して、特許文献1には、トリムカバーの背面部の内側面(車両前方側の面)にポケット状の袋体を設けると共に、当該背面部の両サイドをファスナで開閉可能にした構成が開示されている。そして、トリムカバーをシートバックに被せた後に、左右のファスナを開放させると共にトリムカバーの背面部を捲り上げ、現れた袋体内にシートバックボードを装着させる構成が開示されている。
特開2009−202750号公報
しかしながら、上記構成による場合、後席に着座する乗員がシートバックを膝で押した場合の品質感を担保する観点から、シートバックボードに一定の剛性が要求される。このため、シートバックボードが保有する剛性によっては、前面衝突時に後席に着座する乗員の頭部等に入力される反力(荷重)が大きくなることが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、前面衝突時に仮に後席に着座する乗員の頭部等がシートバックの背面に当接したとしても、当該乗員の頭部等を有効に保護することができる車両用シートを得ることが目的である。
請求項1に係る車両用シートは、前端に位置する前壁部及び当該前壁部のシート幅方向の端部からシートバック後方側へ延出された側壁部を含むサイドフレームを左右にそれぞれ備えたシートバックフレームと、前記シートバックフレームの背面側に配置されるバックボード部と、当該バックボード部のシート幅方向の両端部に一体又は一体的に設けられると共に左右一対の前記サイドフレームにシートバック前方側から装着されかつシート幅方向から固定具によって前記側壁部に固定される左右一対の固定部と、を備えた樹脂製のシートバックボードと、前記バックバネ本体部の前面側に配置されたシートバックパッドと、前記シートバックパッドの表面を覆うカバーと、を有し、さらに、前面衝突時に前記バックボード部の背面側に車両後方側から荷重が作用した場合に、前記固定具による前記固定部の固定状態を解除して前記シートバックボードを車両前方側へ変位させる変位手段を、前記シートバックボードの前記左右一対の固定部に設けた。
請求項2に係る車両用シートは、請求項1記載の発明において、前記変位手段は、前記固定部における前記外側壁部と重なる部位に設けられると共に前記固定具が挿通される孔部と、車両後方側からの荷重がバックボード部に作用したときに当該固定具に対して前記固定部を車両前方側へ相対移動させる案内部と、を含んで構成されている、ことを特徴としている。
請求項3に係る車両用シートは、請求項2記載の発明において、前記案内部は前記孔部と連通されかつ当該孔部から車両後方側へ延出された長孔である、ことを特徴としている。
請求項4に係る車両用シートは、請求項2又は請求項3記載の発明において、前記固定部における前記案内部の車両後方側には、当該案内部に連続しかつ当該固定部を前記サイドフレームから離脱させる脆弱部が設けられている、ことを特徴としている。
請求項5に係る車両用シートは、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記左右一対の固定部には、シート幅方向に沿って設けられると共にシートバック後方側への荷重が作用することにより荷重作用方向へ撓み変形する樹脂製のバックバネ本体部が一体又は一体的に設けられている、ことを特徴としている。
請求項1記載の本発明によれば、前面衝突時、(前席及び)後席に着座した乗員には、車両前方側への慣性力が作用する。通常、着座乗員の腰部と胸部はシートベルト装置のウエビングによって拘束されている。このため、後席に着座した乗員に着目すると、当該乗員に車両前方側への慣性力が作用すると、頭部等が車両前方側へ慣性移動しようとする。その結果、前席と後席との間隔が狭いと、後席に着座した乗員の頭部等が前席のシートバックの背面に当接することも考えられる。
ここで、本発明では、車両用シートのシートバックの背面側にシートバックボードのバックボード部を配設しているため、後席の着座乗員の頭部等がシートバックの背面に当接すると、その際の荷重はシートバックボードのバックボード部に入力される。このバックボード部のシート幅方向の両端部には左右一対の固定部が設けられており、当該固定部は固定具によってサイドフレームにそれぞれ固定されている。従って、上記バックボード部に入力された荷重は、左右の固定部を介してシートバックフレームに伝達されて支持される。さらに、このとき固定部に作用する荷重が予め定めた所定値(設計荷重)に達すると、変位手段によって固定具による固定状態が解除される。すなわち、固定部は固定具によってサイドフレームに固定されているが、固定部に作用する車両前方側への荷重が所定値を超えると、変位手段によって固定状態が解除される。その結果、シートバックボードが車両前方側へ変位され、その分だけ後席に着座する乗員の頭部等へ入力される荷重(反力)は低減される。
請求項2記載の本発明によれば、シートバックボードの左右一対の固定部に形成された孔部に固定具が挿通されてサイドフレームの外側壁部に固定される。前面衝突時になると、孔部に挿通された固定具に対して案内部が案内されることで、固定部が固定具に対して車両前方側へ相対移動される。このように案内部が設けられていることで、シートバックボードの変位方向や前方変位時の姿勢等が安定する。
請求項3記載の本発明によれば、案内部が孔部と連通された長孔であり、当該長孔は孔部から車両後方側へ延出されているため、固定部が孔部から長孔へ相対移動する際に抵抗が少ない。
請求項4記載の本発明によれば、バックボード部への荷重入力時、固定部をサイドフレームに固定している固定具は、その位置を孔部から案内部に移動させる。本発明では、案内部に連続して脆弱部が形成されているため、案内部に到った固定具は脆弱部を破断させる。これにより、シートバックボードがサイドフレームから離脱される。
請求項5記載の本発明によれば、左右一対の固定部には、樹脂製のバックバネ本体部が掛け渡されている。このシートバック本体部に着座した乗員の車両後方側への荷重が作用すると、当該バックバネ本体部は荷重作用方向であるシートバック後方側へ撓み変形する。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用シートは、前面衝突時に仮に後席に着座する乗員の頭部等がシートバックの背面に当接したとしても、当該乗員の頭部等を有効に保護することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係るシートバックボードは、荷重入力時にシートバックボードを車両前方側へ変位させることに対する信頼性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車両用シートは、荷重入力時にシートバックボードを車両前方側へ迅速に変位させることができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車両用シートは、前面衝突時にシートバックボードを車両前方側へ相対変位させるだけでは、前面衝突時の衝突エネルギーを充分に吸収できない場合にも、シートバックボードが離脱されることで、後席の着座乗員の頭部等に対する荷重入力量を下げることができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る車両用シートは、部品点数の削減によるコストダウン及び軽量化を図ることができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両用シートのシートバックの分解斜視図である。 図1に示されるシートバックフレームに樹脂バネ一体バックボードが組付けられた状態を示す斜視図である。 シートバックの組付状態を図2の3−3線に沿って切断した状態で示す拡大平断面図である。 図1に示されるシートバックの組付状態を示す拡大縦断面図である。 図2の5−5線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 (A)は破断前の取付孔を示す連結固定部の部分拡大斜視図であり、(B)は破断後の取付孔を示す連結固定部の部分拡大斜視図である。 本実施形態の作用効果を説明するための説明図であり、前席及び後席に乗員が着座してウエビング拘束状態となったときの様子を示す側面図である。
以下、図1〜図7を用いて、本発明に係る車両用シートの一実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
<全体構成>
図1には、本実施形態に係る車両用シートの背もたれに相当するシートバックの分解斜視図が示されている。なお、図1では、各構成要素を見る角度を若干変えて描いている。また、図4には、当該シートバックを備えた車両用シートの縦断面図が示されている。これらの図に示されるように、車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション11(図4参照)と、シートクッション11の後端部に傾倒可能に支持されたシートバック12と、シートバック12の上端部に上下動可能に支持されたヘッドレストと、によって構成されている。
図1に示されるように、上記シートバック12は、シートバック12の骨格部材を構成する金属製のシートバックフレーム14と、シートバックフレーム14の前面側に装着される樹脂バネ一体バックボード(以下、単に「シートバックボード」と称す。)16と、シートバック12のクッション材を構成すると共にシートバックボード16の前面側から取付けられてシートバックフレーム14に支持されるシートバックパッド18と、シートバックパッド18の主として前面を覆うカバー(表皮)20と、カバー20をシートバックボード16に取付けるための縦方向取付部材22及び横方向取付部材24と、によって構成されている。以下、各構成要素について詳細に説明する。
<シートバックフレーム14の構成>
図1〜図4に示されるように、シートバックフレーム14は、正面視(車両の正面から見た場合を指す。以下、車両の向きと車両用シート10の向きは同一であるものとして説明する。)で、矩形枠状に形成されている。具体的には、車両幅方向に対向して配置された左右一対のサイドフレーム26と、左右のサイドフレーム26の上端部同士を繋ぐ逆U字状のアッパフレーム28と、左右のサイドフレーム26の下端部同士を車両幅方向に繋ぐロアフレーム30と、によって構成されている。上記シートバック12はアッパフレーム28も含めて4つの部材がすべてプレス成形によって製作されているが、他のフレーム構造を採用してもよい。例えば、アッパフレームのみを逆U字状に曲げたパイプ材で構成してもよいし、アッパフレームと左右一対のサイドフレームを逆U字状に曲げた一つのパイプ材で構成してもよい。
次に、上記左右のサイドフレーム26の断面構造について説明する。図1〜図3に示されるように、サイドフレーム26は、側壁部26Aと、前壁部26Bと、後壁部26Cとによって構成されている。また、サイドフレーム26は、単独で見ると平断面視で略L字状に形成されており、左右一対で見ると平断面視でシート幅方向に対向する内側が開口された開断面形状に形成されている。側壁部26Aは全体的には下端部から上端部に向かうほど幅が狭くなっている。また、側壁部26Aの下部には、上下に離間して複数の取付孔32(図1参照)が形成されている。前壁部26Bは側壁部26Aの前端から円弧面を介してシート幅方向内側かつやや斜め後方へ延在されている。後壁部26Cは側壁部26Aの後端からシート幅方向内側へ延在されており、その先端部は車両前方側へ斜めに折り曲げられている。後壁部26Cの幅は前壁部26Bの幅に対して充分に広く設定されている。
<シートバックボード16の構成>
次に、シートバックボード16の構成について詳細に説明する。図1〜図4(特には図1及び図2)に示されるように、シートバックボード16は、樹脂の板材で形成されると共にシートバックフレーム14の背面側に配置されたバックボード部36と、樹脂製とされてバックボード部36に一体に設けられると共に左右一対のサイドフレーム26に直接支持されるように架け渡され、更にシートバック後方側への荷重が作用することにより荷重作用方向(車両後方側)へ撓み変形可能に形成されたバックバネ部38と、を備えている。
バックボード部36は、シートバックフレーム14よりも一回り小さく形成されたボード本体40と、このボード本体40の外周部に一体成形されたU溝状の係止部42と、によって構成されている。より具体的には、ボード本体40は矩形枠状に形成されたシートバックフレーム14の開口部の内周縁よりも一回り小さく形成されている。そして、シートバックフレーム14への組付状態では、ボード本体40は左右のサイドフレーム26の後壁部26Cの先端部(内端部)間の若干車両後方側に配置されている。従って、ボード本体40は、シートバックフレーム14の車両前方側から組付可能とされている(図3参照)。係止部42の断面形状は、車両後方側が開放されたU字状とされている。この係止部42は、後述するカバー20の外周部を係止するために用いられるが、板状のボード本体40を補強してバックボード部36全体の面剛性を高める機能をも有している。
バックバネ部38は、バックボード部36の下部側に一体に形成された複数本の下側バックバネ本体部48と、バックボード部36の上部側に一体に形成された単一の上側バックバネ本体部54と、これらの下側バックバネ本体部48及び上側バックバネ本体部54の長手方向の両端部をシートバック高さ方向に連結する左右一対の連結固定部50と、によって構成されている。下側バックバネ本体部48及び上側バックバネ本体部54はいずれもシート幅方向に沿って配置されている。なお、下側バックバネ本体部48及び上側バックバネ本体部54をそれぞれ何本で構成するかは任意であり、要求されるクッション性能との関係で適宜変更される。従って、例えば、下側バックバネ本体部の上下幅を広げて1本にしてもよいし、逆に2本又は4本以上の複数本にしてもよい。
下側バックバネ本体部48の平断面形状は波状に形成されており、バックボード部36側(車両後方側)への荷重が作用することにより波状部分(撓み部)48Aが伸長し、これにより荷重作用方向であるバックボード部36側へ撓み変形(弾性変形)するようになっている。なお、下側バックバネ本体部48のシート幅方向の両端部近傍には、カバー20を取付けるための後述する縦向き樹脂爪部58が一体に形成されており、この縦向き樹脂爪部58が形成される範囲については波状部分48Aは形成されない。この点については、上側バックバネ本体部54についても同様である。
図3及び図4に示されるように、上述したバックボード部36は、下側バックバネ本体部48及び上側バックバネ本体部54の車両後方側に所定距離だけ離間した位置に配置されている。つまり、下側バックバネ本体部48及び上側バックバネ本体部54とバックボード部36との間には、所定の隙間52が形成されている。この隙間52の範囲内で下側バックバネ本体部48及び上側バックバネ本体部54は弾性変形可能とされている。すなわち、バックボード部36は、下側バックバネ本体部48、上側バックバネ本体部54の撓み量を所定量以下に制限する制限部材としても機能している。
図3に示されるように、連結固定部50は、平断面視で略逆U字状に形成されており、下側バックバネ本体部48の長手方向の端部48Bが連結される内側側壁50Aと、この内側側壁50Aに対してシート幅方向に対向して配置されてサイドフレーム26の側壁部26Aの外側面に面接触状態で係止される外側側壁50Bと、内側側壁50Aの前端と外側側壁50Bの前端とを車両幅方向に連結しサイドフレーム26の前壁部26Bに面接触状態で係止される前壁50Cと、を備えている。
上述した上下三段の下側バックバネ本体部48、上側バックバネ本体部54のシート幅方向の両端部は、波状部分48A、54Aが形成されないフラットな部分として構成されており、この部分が左右一対の連結固定部50によって相互に連結されている。つまり、下側バックバネ本体部48はシートバック高さ方向に複数段に設けられるが、これらの下側バックバネ本体部48のシート幅方向の両端部が左右一対の連結固定部50によって連結されることにより、下側バックバネ本体部48、上側バックバネ本体部54がバックボード部36に一体化されている。なお、連結固定部50は、上側バックバネ本体部54の上縁から最下段の下側バックバネ本体部48の下縁までの範囲を含むようにその長手方向寸法が設定されている。
<シートバックパッド18の構成>
図1に示されるように、シートバックパッド18は、大別すると、パッド中央上部62と、パッド中央下部64と、左右一対のパッドサイド部66と、によって構成されている。なお、シートバックパッド18は、ウレタンフォーム等によって製作されている。
図4に示されるように、パッド中央上部62の縦断面形状は、上下左右逆向きの略J字状に形成されている。このパッド中央上部62は、シートバックフレーム14のアッパフレーム28にシートバック上方側から係止されている。パッド中央下部64の縦断面形状は、左右逆向きの略J字状に形成されている。また、パッド中央下部64は、下部が上部より車両前方側へ凸湾曲形状に膨らんだ形状をしている。このパッド中央下部64は、サイドフレーム26の下端部同士をシート幅方向に連結するコネクティングロッド68にシートバック下方側から係止されている。なお、コネクティングロッド68は、シートバックフレーム14のロアフレーム30の前方側に平行に配置されている。
また、図3に示されるように、パッドサイド部66の横断面形状は、略C字状に形成されている。このパッドサイド部66は、連結固定部50が装着された状態のサイドフレーム26に巻き付けられるようにして装着されている。なお、パッドサイド部66は、下部が上部より車両前方側へ凸湾曲形状に膨らんだ形状を成しており、かつパッド中央上部62及びパッド中央下部64よりも車両前方側へ膨出されて乗員に対するサイドサポート性を確保する形状になっている。
図4に戻り、上述したシートバックボード16は、縦断面視で、パッド中央上部62の背面側下端部62Aからパッド中央下部64の背面側上端部64Aに亘って配設されている。正確には、パッド中央下部64の背面側上端部64Aは背面側下端部62Aよりも薄く形成されており、その薄くなった部分にバックボード部36の下端部が前後に重ねて配置されている。
また、上述したパッド中央上部62とパッド中央下部64との間には、カバー吊り込み用の貫通溝としての横方向スリット70が形成されている。さらに、パッド中央上部62、パッド中央下部64とパッドサイド部66との間には、左右一対のカバー吊り込み用の貫通溝としての縦方向スリット72がそれぞれ形成されている。横方向スリット70及び縦方向スリット72のスリット幅は、後述する縦方向取付部材22及び横方向取付部材24が挿通可能な長さに設定されている。また、これらの横方向スリット70及び縦方向スリット72はいずれも直線状に形成されており、シートバックパッド18をその厚さ方向(車両前後方向でもある)に貫通している。
<カバー20の構成>
図1に示されるように、カバー20は、シートバックパッド18を正面側から覆うことが可能な大きさに形成されている。また、カバー20は、上記シートバックパッド18の分割構成に合わせてカバー中央上部74、カバー中央下部76、左右一対のカバーサイド部78を備えている。
<カバー20の取付構造>
カバー20は、縦方向取付部材22、横方向取付部材24、縦向き樹脂爪部58、横向き樹脂爪部60及び外周係止部80等によって取り付けられている。
図1に示されるように、縦方向取付部材22は、帯状に形成された取付部材本体22Aと、取付部材本体22Aの一方の側縁に設けられると共に楔状に形成された樹脂製の係合部22Bと、によって構成されている。取付部材本体22Aの他方の側縁は、カバー中央上部74、カバー中央下部76とカバーサイド部78とに縫製により予め取り付けられている。なお、図1では縦方向取付部材22(及び横方向取付部材24)をカバー20から分離して描いているが、縦方向取付部材22(及び横方向取付部材24)は、カバー20に予め取り付けられている。これに対応して、バックバネ本体部48における波状部分48Aよりも更にシート幅方向の両外側には、縦向き樹脂爪部58が一体に形成されている。縦方向取付部材22の係合部22Bは、縦向き樹脂爪部58に弾性的に係合可能とされている。そして、左右一対の縦方向取付部材22の係合部22Bを各バックバネ本体部48の対応する縦向き樹脂爪部58に弾性的に係合させることにより、カバー20の中央部が縦方向にシートバックボード16に取り付けられている。
同様に、横方向取付部材24は、帯状に形成された取付部材本体24Aと、取付部材本体24Aの一方の側縁に設けられると共に楔状に形成された樹脂製の係合部24Bと、によって構成されている。取付部材本体24Aの他方の側縁は、カバー中央上部74、カバー中央下部76に縫製により予め取り付けられている。これに対応して、最上段に配置されたバックバネ本体部48には、シート幅方向の中央部と両外側二箇所に横向き樹脂爪部60が一体に形成されている。横方向取付部材24の係合部24Bは、横向き樹脂爪部60に弾性的に係合可能とされている。そして、図4に示されるように、三箇所に設けられた横方向取付部材24の係合部24Bを最上段に配置されたバックバネ本体部48の各横向き樹脂爪部60に弾性的に係合させることにより、カバー20の中央部が横方向にシートバックボード16に取り付けられている。
さらに、カバー20の外周部の適宜位置には、鏃(やじり)形状とされた外周係止部80が縫製により取り付けられている。外周係止部80はバックボード部36の係止部42に車両後方側から挿入されて係止されている。これにより、カバー20の外周部がバックボード部36に取外し可能に係止されている。
<本実施形態の要部構成>
ここで、図1〜図3、図5及び図6に示されるように、上述したシートバックボード16は、以下の如くしてシートバックフレーム14の左右一対のサイドフレーム26に固定されている。すなわち、左右一対の連結固定部50の外側側壁50Bの上部及び下部には、各々鍵穴状に形成された上下一対の変位手段としての取付孔82が平行に形成されている。各取付孔82は、前側に形成された孔部としての円孔部82Aと、この円孔部82Aの後端部周縁から連続して車両後方側へ直線状に延出された溝状の案内部82Bと、によって構成されている。円孔部82Aは、サイドフレーム26の側壁部26Aの上部及び下部に形成された取付孔32と同軸上となる位置に形成されている。
一方、固定具としてのクリップ84は樹脂製とされている。また、クリップ84は、頭部84Aと軸部84Bと係合部84Cの三つの要素によって構成されている。頭部84Aの外径は、取付孔82の円孔部82Aの内径よりも大きく設定されている。また、軸部84Bの外径は、取付孔82の案内部82Bの溝幅よりも若干小さく設定されている。さらに、係合部84Cは、取付孔82への挿入時には弾性変形して縮径することにより、案内部82Bを通過可能とされている。また、係合部84Cが自然状態にあるときには、係合部84Cの先端部が円孔部82Aの周囲に係合されるようになっている。この係合部84Cの係合面86から頭部84Aの座面までの距離(軸部84Bの軸長)は、外側側壁50Bの板厚とサイドフレーム26の側壁部26Aの板厚とを足した長さと同一か僅かに長く設定されている。なお、固定具として樹脂製のクリップ84以外のものを用いてもよい。例えば、リベットやスクリュー、ネジ又はボルトとウエルドナット等の締結具を用いてもよい。
さらに、上記外側壁部50Bにシート前後方向に細長い鍵穴状の取付孔82を形成したことにより、当該外側壁部50Bにおける案内部82Bの(延長方向の)隣接部位が、外側壁部50Bにおける肉の欠損がない一般部87と比較して、相対的に脆弱化されている(以下、この部分を「脆弱部88」と称す)。脆弱部88の幅L(図5参照)は、所定の破断荷重となるように設定されている。つまり、この脆弱部88の幅Lを調整することにより、任意に破断荷重を設定することができる。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
上記構成の車両用シート10では、樹脂製のバックボード部36に樹脂製のバックバネ部38を一体に形成したシートバックボード16を備えている。そして、このシートバックボード16を金属製のシートバックフレーム14に車両前方側から嵌合させる。具体的には、左右一対の連結固定部50を左右一対のサイドフレーム26に車両前方側から嵌合させる。次いで、連結固定部50の取付孔82の円孔部82Aとサイドフレーム26の取付孔32とを同軸上に位置決めし、クリップ84を双方の取付孔82、32にこの順に差込む。これにより、クリップ84の係合部84Cがサイドフレーム26の側壁部26Aの取付孔32の周縁部に弾性的に係合される。
その後、シートバックパッド18がシートバックフレーム14に車両前方側から装着され、更にカバー20がシートバックパッド18に被せられる。カバー20には予め縦方向取付部材22及び横方向取付部材24が縫製により予め固定されており、カバー20をシートバックパッド18に被せながら縦方向取付部材22、横方向取付部材24を対応する縦方向スリット72及び横方向スリット70に挿入して縦向き樹脂爪部58、横向き樹脂爪部60にそれぞれ係止させる。さらに、カバー20の外周係止部80をバックボード部36の係止部42に係止させていく。
今仮に図7に示されるように、前席90及び後席92に乗員P1、P2がそれぞれ着座した状態で、前面衝突したとする。後席92に着座した乗員P2に着目すると、当該乗員P2には車両前方側への慣性力が作用する。通常は、本図に示されるように着座した乗員P2の腰部と胸部は、シートベルト装置の乗員拘束用のウエビング94によって拘束されている。このため、乗員P2に車両前方側への慣性力が作用すると、乗員P2は腰部及び胸部をウエビング94に拘束されつつ、頭部h等が車両前方側へ慣性移動しようとする。従って、前席90と後席92との間隔が狭いと、後席92に着座した乗員P2の頭部h等が矢印F方向へ変位して前席90のシートバック12の背面に当接することも考えられる。
ここで、本実施形態では、前席90のシートバック12の背面側にシートバックボード16のバックボード部36を配設しているため、後席92に着座する乗員P2の頭部h等がシートバック12の背面に当接すると、その際の荷重はシートバックボード16のバックボード部36に入力される。このため、上記バックボード部36に入力された荷重は、左右の連結固定部50を介してシートバックフレーム14に伝達されて支持される。さらに、このとき変位手段である取付孔82によってクリップ84による固定状態が解除される。
具体的には、クリップ84はサイドフレーム26の側壁部26Aに形成された取付孔82の円孔部82Aに差込まれているため、クリップ84自体が車両前後方向に移動することはない。このため、連結固定部50に作用する車両前方側への荷重が、クリップ84による留め付け力(予め定めた所定値であり、設計荷重)を超えると、クリップ84による留め付け状態が解除される。その結果、シートバックボード16の連結固定部50が車両前方側へ変位し、その分だけ乗員P2の頭部h等へ入力される荷重(反力)は低減される。なお、このとき、取付孔82の案内部82Bに沿ってクリップ84の軸部84Bが相対変位(スライド)することにより、シートバックボード16の変位動作が円滑にガイドされる。
そして更に、案内部82Bに隣接する脆弱部88の破断強度より大きい外力が当該脆弱部88に作用すると、脆弱部88が破断してシートバックボード16がシートバックフレーム14から離脱される(ヒューズ効果)。従って、その分だけ後席92に着座する乗員の頭部h等へ入力される荷重(反力)は低減される。その結果、前面衝突時に仮に後席92に着座する乗員P2の頭部h等がシートバック12の背面に当接したとしても、当該乗員P2の頭部h等を有効に保護することができる。
なお、例えば、車両用シート10をフルフラット状態にして子供が当該車両用シート10のシートバック12上を飛び跳ねたりしたような場合の、シートバックパッド18側(フルフラット状態では車両上方側)からの入力に対しては、クリップ84の軸部84Bが取付孔82の円孔部82Aに位置(保持)される。
また、取付孔82はクリップ84で留め付けるための円孔部82Aに連続して車両後方側へ直線状に延びる案内部82Bを備えているため、シートバックボード16が車両前方側へ移動する際の変位方向が安定する。このため、荷重入力時にシートバックボード16を車両前方側へ変位させることに対する信頼性を向上させることができる。
さらに、取付孔82の案内部82Bが円孔部82Aと連通された長孔であり、当該長孔は円孔部82Aから車両後方側へ延出されているため、連結固定部50が円孔部82Aから案内部82Bへ相対移動する際に抵抗が少ない。よって、荷重入力時にシートバックボード16を車両前方側へ迅速に変位させることができる。
さらに、本実施形態では、取付孔82の後部に位置する案内部82Bに隣接する部位を脆弱部としたので、後席92に着座する乗員P2の頭部h等が前席90のシートバック12の背面に当接したときの当接度合いが比較的大きい場合には、脆弱部88がクリップ84の軸部84Bによって破断して、シートバックボード16を車両前方側へ離脱させることができる。このようにシートバックボード16の連結固定部50に脆弱部88を形成して、入力荷重の大きさによってはシートバックボード16をシートバックフレーム14から離脱させるようにした。その結果、本実施形態によれば、前面衝突時にシートバックボード16を車両前方側へ相対変位させるだけでは、前面衝突時の衝突エネルギーを充分に吸収できない場合にも、シートバックボード16がシートバックフレーム14から離脱されることで、後席92に着座した乗員P2の頭部h等に対する荷重入力量を下げることができる。
なお、上下一対の取付孔82のうち上側の取付孔82に設けられた脆弱部88の強度を下側の取付孔82に設けられた脆弱部88の強度よりも相対的に低く設定しておくことにより、前面衝突時に後席に着座する乗員に作用する反力を下げることも可能である。すなわち、前面衝突時、前席(主に運転席)に着座する乗員は、腰部をシートベルト装置のウエビングで拘束された状態で、頭部及び胸部を前席用エアバッグに拘束される。このため、当該前席に着座する乗員の背面上部とシートバックの前面との間にはある程度の隙間が形成される。一方、当該前面衝突時、後席に着座する乗員の頭部等が前席のシートバックの背面に当接したときに、上側の脆弱部の強度が下側の脆弱部の強度よりも低く設定されていると、上側の脆弱部の方が下側の脆弱部に比べて破断されやすい。このため、シートバックボードが下端部を回動中心として上部側が車両前方側へ迫り出し、前記前席側に形成された隙間に入り込むことができる。このようにすれば、後席に着座する乗員への入力荷重が低減される。
また、複数の下側バックバネ本体部48と上側バックバネ本体部54の長手方向の両端部を左右一対の連結固定部50に一体に形成したので、更にはバックボード部36とバックバネ部40を一体に形成したので、部品点数の削減によるコストダウン及び軽量化を図ることができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
上述した実施形態では、樹脂製のバックボード部36に樹脂製のバックバネ部38を一体に形成したが、これに限らず、樹脂製のバックボード部に樹脂製のバックバネ部を一体的に設けてもよい。すなわち、バックボード部とバックバネ部とを別々に製作してから両者を溶着等により一体化するようにしてもよい。さらに、バックバネ部を構成するバックバネ本体部と連結固定部とを別部品として製作してから溶着等により一体化するようにしてもよい。更に補足すると、上述した実施形態では、連結固定部50を下側バックバネ本体部48(バックバネ部38)側の構成要素として説明したが、連結固定部50をバックボード部36側の構成要素と捉えても、そのように解釈すること自体は一向に差し支えない。なぜなら、シートバックボードの完成品の状態では、連結固定部という構成要素をバックバネ部側に含めるか、それともバックボード部側に含めるかは、区分けをどのようにするかの問題に過ぎないからである。
また、上記実施形態では、取付孔82の車両後方側に連続して脆弱部88を設けたが、シートバックボード16をシートバックフレーム14から離脱させない構成を採る場合には、脆弱部を設ける必要はない。例えば、鍵穴状の取付孔82に代えてだるま状の取付孔にしてもよく、この場合、孔の車両前後方向のストローク分だけシートバックボード16を車両前方側へ変位させるという構成になる。
さらに、上記実施形態では、左右一対で見ると平断面視でシート幅方向に対向する内側が開口された開断面形状に形成されているが、これに限らず、シート幅方向外側へ開口が向けられた開断面形状としてもよい。この場合、シートバックボードの連結固定部が、サイドフレームの側壁部にシート幅方向の内側から固定されるようにすればよい。
10 車両用シート
12 シートバック
14 シートバックフレーム
16 シートバックボード
18 シートバックパッド
20 カバー
26 サイドフレーム
26A 側壁部(サイドフレームの外側壁部)
26B 前壁部(サイドフレームの前壁部)
32 取付孔
36 バックボード部
48 下側バックバネ本体部(バックバネ本体部)
50 連結固定部(固定部)
54 上側バックバネ本体部(バックバネ本体部)
82 取付孔(変位手段)
82A 円孔部(孔部)
82B 案内部
84 クリップ(固定具)
88 脆弱部

Claims (5)

  1. 前端に位置する前壁部及び当該前壁部のシート幅方向の端部からシートバック後方側へ延出された側壁部を含むサイドフレームを左右にそれぞれ備えたシートバックフレームと、
    前記シートバックフレームの背面側に配置されるバックボード部と、当該バックボード部のシート幅方向の両端部に一体又は一体的に設けられると共に左右一対の前記サイドフレームにシートバック前方側から装着されかつシート幅方向から固定具によって前記側壁部に固定される左右一対の固定部と、を備えた樹脂製のシートバックボードと、
    前記シートバックボードの前面側に配置されたシートバックパッドと、
    前記シートバックパッドの表面を覆うカバーと、
    を有し、
    さらに、前面衝突時に前記バックボード部の背面側に車両後方側から荷重が作用した場合に、前記固定具による前記固定部の固定状態を解除して前記シートバックボードを車両前方側へ変位させる変位手段を、前記シートバックボードの前記左右一対の固定部に設けた、
    車両用シート。
  2. 前記変位手段は、前記固定部における前記外側壁部と重なる部位に設けられると共に前記固定具が挿通される孔部と、車両後方側からの荷重がバックボード部に作用したときに当該固定具に対して前記固定部を車両前方側へ相対移動させる案内部と、を含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記案内部は前記孔部と連通されかつ当該孔部から車両後方側へ延出された長孔である、
    ことを特徴とする請求項2記載の車両用シート。
  4. 前記固定部における前記案内部の車両後方側には、当該案内部に連続しかつ当該固定部を前記サイドフレームから離脱させる脆弱部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の車両用シート。
  5. 前記左右一対の固定部には、シート幅方向に沿って設けられると共にシートバック後方側への荷重が作用することにより荷重作用方向へ撓み変形する樹脂製のバックバネ本体部が一体又は一体的に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用シート。
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