JP2012160796A - プレイリスト作成装置、プレイリスト編集装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、コンテンツ同士の関連性を考慮したプレイリストを作成するプレイリスト作成装置と、コンテンツ間の関連性を容易に把握できるプレイリスト編集装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のプレイリスト作成装置は、デジタル素材からなる複数のコンテンツの再生順序としてのプレイリストを作成するプレイリスト作成装置であって、コンテンツ間の関連性を算出する関連性算出手段13と、前記関連性に基づきプレイリストを作成するプレイリスト作成手段14とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はプレイリスト作成装置およびプレイリスト編集装置に関し、特に、デジタルサイネージに表示するコンテンツの表示順序を定義したプレイリストを作成し、編集する技術に関する。
表示や通信にデジタル技術を活用し、平面ディスプレイやプロジェクタなどにより映像や情報を表示する広告媒体をデジタルサイネージと呼ぶ。トレインビジョンや街頭ビジョン、デジタルフォトフレームなどがこれに該当する。
動画や静止画、アニメーションなどのデジタル素材がデジタルフォトフレームのコンテンツであるが、こうした複数のコンテンツの表示順序(遷移順序)を定義したものをプレイリストという。
従来のプレイリスト作成手段では、表示予定回数、同時表示禁止コンテンツ、表示時間帯などの、各コンテンツの制約条件を満たすようなプレイリストを作成している(例えば特許文献1)。また、ユーザの評価や入力に基づいてプレイリストを作成する方法もある(例えば特許文献2)。
特開2010−87836号公報 特開2007−150764号公報
しかし、このようなプレイリスト作成手段ではコンテンツ同士の関連性を考慮しておらず、コンテンツ間の関連性をプレイリストに有効活用できていないという問題点があった。
さらに、作成したプレイリストを表形式で表示するため、ユーザにとっては、プレイリスト編集時にコンテンツ間の関連性が把握しにくいという問題点があった。
本発明は上述の問題点に鑑み、コンテンツ同士の関連性を考慮したプレイリストを作成するプレイリスト作成装置と、コンテンツ間の関連性を容易に把握できるプレイリスト編集装置の提供を目的とする。
本発明のプレイリスト作成装置は、デジタル素材からなる複数のコンテンツの再生順序としてのプレイリストを作成するプレイリスト作成装置であって、前記コンテンツ間の関連性を算出する関連性算出手段と、前記関連性に基づき前記プレイリストを作成するプレイリスト作成手段とを備える。
また、本発明のプレイリスト編集装置は、デジタル素材からなる複数のコンテンツの再生順序としてのプレイリストを編集するプレイリスト編集装置であって、前記プレイリストを構成するコンテンツをそれぞれノードに置き換え、前記各ノード間の距離が、前記各ノードが示す各コンテンツ間の関連性に反比例するように前記各ノードを配置し、前記各ノード間に有向エッジを引いたグラフを作成するプレイリスト可視化手段と、前記グラフを画面上に表示する表示装置と、前記表示装置に表示された前記グラフの前記ノード間の有向エッジを前記画面上で編集するユーザ操作を入力する入力装置と、前記ユーザ操作に従い前記プレイリストの編集を行うプレイリスト編集手段とを備える。
本発明のプレイリスト作成装置において、プレイリスト作成手段は、コンテンツ間の関連性に基づきプレイリストを作成するので、シナジー効果による宣伝効果の向上が可能である。
また、本発明のプレイリスト編集装置は、プレイリストを構成するコンテンツをそれぞれノードに置き換え、前記各ノード間の距離が、前記各ノードが示す各コンテンツ間の関連性に反比例するように前記各ノードを配置し、前記各ノード間に有向エッジを引いたグラフを作成するプレイリスト可視化手段と、前記グラフを画面上に表示する表示装置と、前記表示装置に表示された前記グラフの前記ノード間の有向エッジを前記画面上で編集するユーザ操作を入力する入力装置と、前記ユーザ操作に従い前記プレイリストの編集を行うプレイリスト編集手段とを備えるので、ユーザはコンテンツ間の関連性を容易に把握しながらプレイリストの評価、編集を行う事が出来る。
実施の形態1に係るプレイリスト作成装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るプレイリスト作成装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るプレイリスト作成装置におけるキーワード間の関連性の算出方法を例示する図である。 関連性情報格納手段に格納される関連性情報を例示する図である。 スプリングモデルの概要図である。 スプリングモデルにおけるノードの配置図である。 スプリングモデルにおける有向エッジを加えたノードの配置図である。 ノードの配置図を用いたコンテンツの遷移順序の変更を説明する図である。
(実施の形態1)
<構成>
図1は、実施の形態1に係るプレイリスト作成装置の構成を示すブロック図である。このプレイリスト作成装置は、プレイリストを作成するプレイリスト作成装置としての機能の他、自身が作成したプレイリストや外部から入力されたプレイリストを編集するプレイリスト編集装置としての機能を有する。
プレイリスト作成装置は、演算処理装置10、入力装置20、演算処理装置10で処理する対象データが一時的に保存される一次記憶装置30、記憶装置40、表示装置50を備えている。入力装置20はユーザが演算処理装置10に必要な指示を入力する用に供する装置であり、演算処理装置10は入力装置20の指示に従いプレイリストを作成し、または編集する。
演算処理装置10は、記憶装置40に蓄積されている各種データを一次記憶装置30に読み出した上でコンテンツ間の関連性算出、プレイリストの作成、プレイリストの可視化、プレイリスト編集における各種演算を行うものであり、例えばコンピュータ装置で構成される。なお、各種演算結果も一次記憶装置30の所定の記憶領域に記憶される。演算処理装置10で作成または編集されたプレイリストのグラフは表示装置50に表示される。
演算処理装置10は、パラメータ設定手段11、コンテンツ情報入力手段12、関連性算出手段13、プレイリスト作成手段14、プレイリスト編集手段15を備える。
パラメータ設定手段11は、入力装置20から入力されたデータに基づき、作成するプレイリストの個数を含む各種パラメータを設定する。
コンテンツ情報入力手段12は、入力装置20から入力されたデータに基づき、プレイリストの作成に使用するコンテンツを選択する。ここで使用するコンテンツは、記憶装置40にコンテンツ情報41として記憶されており、コンテンツ情報41では各コンテンツが、その表示時間やコンテンツに関連付けられたキーワードと共に蓄積されている。
関連性算出手段13は、パラメータ設定手段11で設定された各種パラメータとコンテンツ情報41を参照して、各コンテンツ間の関連性(詳細は後述する)を算出する。算出した各コンテンツ間の関連性は関連性情報42として記憶装置40に記憶される。
プレイリスト作成手段14は、関連性算出手段13で算出された各コンテンツ間の関連性に基づき、プレイリストを作成する。作成したプレイリストはプレイリスト情報43として記憶装置40に記憶される。
プレイリスト可視化手段16は、プレイリスト作成手段14で作成されたプレイリストを、関連性算出手段13により算出された各コンテンツ間の関連性に基づいてグラフ形式で表現し、表示装置50に出力する。
プレイリスト編集手段15は、入力装置10の入力情報に従ってプレイリストを編集する。
<動作>
図2は、本発明のプレイリスト作成装置が行うプレイリスト作成及びプレイリスト編集の動作を示したフローチャートである。以下、図2に沿って本発明のプレイリスト作成装置の動作を説明する。
まず、パラメータ設定手段11が、入力装置20の入力データに従って、作成するプレイリストの個数や、関連性算出に用いる検索エンジンやデータ数の閾値等を設定する(ステップS1)。検索エンジンや閾値については後述する。
次に、コンテンツ情報入力手段12がコンテンツ情報を入力する(ステップS2)。具体的には、入力装置20の入力データに基づき、プレイリストの作成に使用するコンテンツをコンテンツ情報41から選択する。
次に、関連性算出手段13により、ステップS2でコンテンツ情報入力手段12が選択した各コンテンツ間の関連性を算出する(ステップS3)。
以下に、コンテンツ間の関連性を算出する方法を説明する。例えば、コンテンツに関連付けられたキーワードの関連性を用いてコンテンツ間の関連性を算出する。キーワードは、予め各コンテンツに関連付けた状態でコンテンツ情報41に登録しておくか、コンテンツ情報入力手段12により入力しても良い。
キーワードaとキーワードbの関連性は、パラメータ設定手段11により設定された検索エンジンを用いて以下のように算出する。ここで検索エンジンとは、複数のデータの中からキーワードに関連するデータを検索するものである。例えば、Webサービスを経由してGoogle(登録商標)やYahoo!(登録商標)等の検索エンジンを使用することが可能である。
キーワードaのみを検索エンジンを用いて検索した場合の検索ヒット数を|a|、キーワードbのみを検索エンジンを用いて検索した場合の検索ヒット数を|b|、キーワードaとキーワードbをAND検索した場合の検索ヒット数を|a∩b|と表す。このとき、キーワードaとキーワードbの関連性r(a,b)を、Simpson係数を用いた式(1)で算出する。
Figure 2012160796
但しαは検索ヒット数の閾値であり、パラメータ設定手段により設定される。αが小さいと、検索ヒット数が少なくても関連性を算出することが可能だが、その信頼性は低くなる。逆にαが大きいと、関連性の信頼性は高くなるが、検索エンジンが十分なデータ数を持っている必要がある。そのため、検索エンジンの持つデータ数と関連性の信頼性との兼ね合いを考慮してαを決定する。
なお、式(1)以外の方法でキーワード間の関連性を決定するようにしても良い。前記式(1)以外の方法として、例えば共起頻度、Dice係数、Jaccard係数、Cosine類似度等を用いることが可能である。
図3は、キーワードaを「旅行」、キーワードbを「バッグ」とした時に、式(1)を用いたキーワードa,b間の関連性の算出例を示している。図3では「旅行」単体の検索ヒット数が25600件、「バッグ」単体の検索ヒット数が12800件、「旅行」と「バッグ」のAND検索の検索ヒット数が6400件であることを示している。この場合、「旅行」と「バッグ」の関連性r(旅行、バッグ)は、式(1)を用いて以下のように算出する。但し、α<6400とする。
Figure 2012160796
コンテンツXとコンテンツYの関連性は、式(1)を用いて以下のように算出する。コンテンツXにx1、x2、…、xnのn個のキーワード、コンテンツYにy1、y2、…、ymのm個のキーワードが登録されているものとする。このとき、各コンテンツに必ず同じ数だけキーワードを登録する場合(n=mの場合)は、コンテンツXとコンテンツYの関連性R(X,Y)を、式(1)を用いた次の式で算出する。
Figure 2012160796
また、各コンテンツX,Yに設定するキーワードの個数をf個以上の任意の個数とする場合(n≧f、m≧f、かつn≠mを許可する場合)は、コンテンツXとコンテンツYの関連性R(X,Y)を、式(1)を用いた次の式で算出する。
Figure 2012160796
式(4)は、コンテンツXに登録されている各キーワードとコンテンツYに登録されている各キーワード間の関連性rのうちの最大値を、コンテンツXとコンテンツYの関連性R(X,Y)とすることを意味する。
式(3)は、各コンテンツに適切なキーワードを設定することが可能な場合には、式(4)より信頼性の高い関連性を算出することができる。しかし、一つでも適切でないキーワードが含まれる場合に、関連性の信頼性が低下する。式(4)は、f=1として各コンテンツに最低でも1個の適切なキーワードを設定すれば、他に適切でないキーワードを設定しても関連性の信頼性は低下しない。しかし1つのキーワードを基にコンテンツ間の関連性を算出するため、全て適切なキーワードを設定して式(3)で関連性を算出する場合と比べると関連性の信頼性は劣る。そのため、キーワード設定のコスト、及び質に応じて式(3)と式(4)を使い分ければ良い。
あるいは、式(4)において最大値のみを考慮するのではなく、上位3つの総和をコンテンツ間の関連性とするという、式(3)と式(4)の中間解のような手法を選択しても良い。
以上のような手法で関連性算出手段13が算出した各コンテンツ間の関連性は、例えば図4のような表形式で関連性情報42に格納される。例えば図4において2行目かつ3列目のセルに示された「0.3」という値は、式(3)あるいは式(4)を用いて算出したコンテンツ1とコンテンツ2の関連性Rを示している。
図2に戻り、関連性算出手段13がコンテンツ間の関連性を算出した後は、関連性情報42に格納された各コンテンツ間の関連性を基にプレイリスト作成手段14がプレイリストを作成する(ステップS4)。
なお、本発明で対象とするプレイリストは、i)登録されているコンテンツを一度ずつ表示して終わるものでも、ii)最後のコンテンツまで表示した後に再び最初のコンテンツから表示を繰り返す循環型のものでも構わない。ここで、i)のプレイリストを非ループ型プレイリスト、ii)のプレイリストをループ型プレイリストと呼ぶことにする。
ここで、n個のコンテンツをそれぞれ一度ずつ表示する1個のプレイリストを作成する場合を例として説明する(ループ型プレイリストの場合は、1ループの中で各コンテンツを一度ずつ表示する場合を指す)。コンテンツの個数nはパラメータ設定手段11により設定する。なお、各コンテンツの表示時間の総和は、プレイリストの再生可能上限時間を超えないものとする。
n個のコンテンツをそれぞれ一度ずつ表示するような組み合わせ、すなわちプレイリストは、n1(nの階乗)通り存在する。n1通りの各プレイリストに対して、関連性情報42を基に関連性の総和sumRを算出する。ここで関連性の総和とは、各コンテンツの前後に配置されるコンテンツとの関連性の総和を指す。例えば、「コンテンツ1→コンテンツ2→コンテンツ3→コンテンツ4→コンテンツ5→コンテンツ6」の順に表示するプレイリストの場合、関連性情報42として図4のデータを使用すると、関連性の総和sumRは以下のように算出される。
すなわち非ループ型プレイリストの場合は、sumR=コンテンツ1とコンテンツ2の関連性+コンテンツ2とコンテンツ3の関連性+コンテンツ3とコンテンツ4の関連性+コンテンツ4とコンテンツ5の関連性+コンテンツ5とコンテンツ6の関連性=0.3+0.1+0+0+0=0.4となる。
またループ型プレイリストの場合は、sumR=コンテンツ1とコンテンツ2の関連性+コンテンツ2とコンテンツ3の関連性+コンテンツ3とコンテンツ4の関連性+コンテンツ4とコンテンツ5の関連性+コンテンツ5とコンテンツ6の関連性+コンテンツ6とコンテンツ1の関連性=0.3+0.1+0+0+0+0=0.4となる。
プレイリスト作成手段14は、関連性の総和sumRを各プレイリストについて算出し、各プレイリストをsumRと併せて一次記憶装置30に格納する。そして、各プレイリストの中で関連性の総和が最大のものを最適プレイリストとする。
なお、関連性の総和sumRが最大のプレイリストだけでなく、大きい順から複数個のプレイリストをユーザに提示し、ユーザに最適プレイリストを選択させることも可能である。
また、関連性の総和sumRを算出する際、各コンテンツの前後のコンテンツとの関連性だけでなく、プレイリストを構成するコンテンツの数nの大きさに応じて、2個前及び2個後のコンテンツとの関連性や、3個前及び3個後のコンテンツとの関連性を、重みづけした上で考慮することにより、より関連性を考慮したプレイリストを作成することが出来る。
また、コンテンツ単位で関連性の総和sumRを算出する要素を考慮するのではなく、コンテンツ表示前(表示後)t秒の間に含まれるコンテンツとの間で関連性を考慮して総和sumRを算出することによっても、より関連性を考慮したプレイリストを作成することが出来る。
さらに、例えばコンテンツ1の後に必ずコンテンツ2を表示するというように、あるコンテンツ間の遷移順序を固定したい場合は、パラメータ設定手段11(入力装置20)により当該指示を制約条件として入力することで、制約条件を満たすプレイリストを作成することができる。その場合は、プレイリスト作成手段14は全プレイリストの組み合わせの中から制約条件を満たすプレイリストに対してのみ、上述したプレイリストの評価を行えば良い。
以上の手法で最適プレイリストを作成した後、図2において、プレイリスト可視化手段16により、最適プレイリストをグラフ上に表現する(ステップS5)。具体的にプレイリスト可視化手段16は、スプリングモデル(参考文献:Eades, P. "A Heuristic for Graph Drawing." Congressus Numerantium, Vol.42, pp.149-160, 1984)と呼ばれるグラフ描画手法を用いて、プレイリストの各コンテンツをグラフ上のノードとして配置する。図5に概要を示すが、スプリングモデルとは、関連のあるノード同士を近くに、関連の無いノード同士を遠くに配置し、安定状態を計算することで最終的にノードのレイアウトを求めるグラフ描画手法である。各ノード間の距離は各ノードが示す各コンテンツ間の関連性に反比例する。ノード間の関連性の強さは、ノード間のエッジの重みで指定され、重みが大きいほどノード間の関連性が高いことを示す。
スプリングモデルにおける各ノード間のエッジの重みは、関連性算出手段13により算出されたコンテンツ間関連性Rを用いる。例えば関連性情報42として図4のデータを使用すると、グラフ上のノード「コンテンツ1」とノード「コンテンツ2」の間のエッジの重みは「0.3」となる。関連性情報42として図4のデータを使用した場合のスプリングモデルのイメージを図6に示す。図6では、各コンテンツ間の関連性に応じてノード間の距離が変化している。
スプリングモデルを用いてノードの配置位置を決定した後は、ノード間のエッジを全て非表示状態にし、プレイリスト情報43に基づいて新たにノード間に有向エッジを引く。エッジの向きは、プレイリストの遷移順序に準ずる。例えば図7は図6のノード配置に有向エッジを加えたもので、「コンテンツ1→コンテンツ4→コンテンツ6→コンテンツ3→コンテンツ2→コンテンツ5(→コンテンツ1)」の順に表示するループ型プレイリストを示している。図7では、ループ型プレイリストの始点を明らかにするために、コンテンツ1に吹き出しを付けている。その他、コンテンツの色を変えることにより始点を明らかにしても良い。
図2に戻って、プレイリスト可視化手段16が作成したスプリングモデルのグラフを表示装置50に表示する(ステップS6)。
そして、ユーザは表示装置50に表示されたグラフを基に、プレイリストを編集するか否かを判断する(ステップS7)。
プレイリストを編集する場合は、表示装置50により表示されたグラフを入力装置20を用いて編集することにより、プレイリストの編集を行う(ステップS9)。グラフの編集は、ノード間のエッジを修正することで行う。
例えば、図7のような「コンテンツ1→コンテンツ4→コンテンツ6→コンテンツ3→コンテンツ2→コンテンツ5(→コンテンツ1)」という遷移順序のプレイリストに対して、「コンテンツ1→コンテンツ4」の遷移順序を「コンテンツ1→コンテンツ2」となる遷移順序に変更する場合の例を図8に示す。この場合、コンテンツ1からコンテンツ4に引かれている有向エッジを削除し、コンテンツ1からコンテンツ2に有向エッジを引く、という編集を行う。また、遷移順序を確定したい場合は入力装置2を用いて確定したいエッジを指定する(図8では、コンテンツ6→コンテンツ3)。
プレイリスト編集手段15は、入力装置20を通して行ったプレイリストの遷移順序の編集結果を制約条件として、この制約条件を満たし(図8の例では、「コンテンツ1→コンテンツ2」と「コンテンツ6→コンテンツ3」という遷移順序を含み)、かつ関連性の総和sumRが最も高いプレイリストをプレイリスト情報43から検索して最適プレイリストとする。
プレイリスト可視化手段16は最適プレイリストを基にスプリングモデルのグラフを作成し(ステップS5)、表示装置50にグラフを表示する(ステップS6)。
ユーザが最適プレイリストに満足するまで、入力装置20とプレイリスト編集手段15によるプレイリストの編集(ステップS9)、プレイリスト可視化手段16によるグラフの作成(ステップS5)、表示装置50へのグラフの出力(ステップS6)を繰り返し、その後最適プレイリストを例えば表示装置50に表示する(ステップS8)。
このように、関連性算出手段13、プレイリスト作成手段14がプレイリスト作成装置として動作し、プレイリスト可視化手段15、表示装置50、入力装置20、プレイリスト編集手段15がプレイリスト編集手段として動作する。
なお、以上の説明では、プレイリスト作成手段14で作成した最適プレイリストをプレイリスト可視化手段16が可視化し、編集するものとしたが、プレイリスト作成手段14で作成した最適プレイリストに限らず、外部から入力されたプレイリストも同様にしてプレイリスト可視化手段16で可視化し、編集することが可能である。
<効果>
本実施の形態のプレイリスト作成装置は、デジタル素材からなる複数のコンテンツの再生順序としてのプレイリストを作成するプレイリスト作成装置であって、前記コンテンツ間の関連性を算出する関連性算出手段13と、前記関連性に基づき前記プレイリストを作成するプレイリスト作成手段14とを備えるので、コンテンツ間の関連性を考慮しないプレイリストを再生する場合に比べ、シナジー効果による宣伝効果の向上が可能である。
また、本実施の形態のプレイリスト作成装置において、プレイリスト作成手段14は、再生順序が所定個数前後する隣接するコンテンツ間の関連性の重み付けの総和sumRに基づきプレイリストを作成するので、コンテンツ間の関連性を考慮しないプレイリストを再生する場合に比べ、シナジー効果による宣伝効果の向上が可能である。
あるいは、本実施の形態のプレイリスト作成装置において、プレイリスト作成手段14は、各コンテンツの再生前後の所定時間に再生されるコンテンツとの関連性の総和に基づき前記プレイリストを作成するので、コンテンツ間の関連性を考慮しないプレイリストを再生する場合に比べ、シナジー効果による宣伝効果の向上が可能である。
本実施の形態に係るプレイリスト編集装置は、デジタル素材からなる複数のコンテンツの再生順序としてのプレイリストを編集するプレイリスト編集装置であって、前記プレイリストを構成するコンテンツをそれぞれノードに置き換え、前記各ノード間の距離が、前記各ノードが示す各コンテンツ間の関連性に反比例するように前記各ノードを配置し、前記各ノード間に有向エッジを引いたグラフを作成するプレイリスト可視化手段16と、前記グラフを画面上に表示する表示装置50と、表示装置50に表示された前記グラフの前記ノード間の有向エッジを前記画面上で編集するためのユーザ操作を入力する入力装置20と、前記ユーザ操作に従い前記プレイリストの編集を行うプレイリスト編集手段15とを備える。これにより、ユーザはコンテンツ間の関連性を表示装置50の画面上で把握しながら、プレイリストの評価、編集を行う事が出来る。
また、本実施の形態に係るプレイリスト編集装置において、プレイリスト可視化手段16は、本実施の形態に係るプレイリスト作成装置で作成されたプレイリストについて前記グラフを作成するので、ユーザはコンテンツ間の関連性を表示装置50の画面上で把握しながら、プレイリストの評価、編集を行う事が出来る。
10 演算処理装置、11 パラメータ設定手段、12 コンテンツ情報入力手段、13 関連性算出手段、14 プレイリスト作成手段、15 プレイリスト編集手段、16 プレイリスト可視化手段、20 入力装置、30 一次記憶装置、40 記憶装置、41 コンテンツ情報、42 関連性情報、43 プレイリスト情報、50 表示装置。

Claims (5)

  1. デジタル素材からなる複数のコンテンツの再生順序としてのプレイリストを作成するプレイリスト作成装置であって、
    前記コンテンツ間の関連性を算出する関連性算出手段と、
    前記関連性に基づき前記プレイリストを作成するプレイリスト作成手段とを備える、
    プレイリスト作成装置。
  2. 前記プレイリスト作成手段は、再生順序が所定個数前後する前記コンテンツ間の関連性の重み付けの総和に基づき前記プレイリストを作成する、
    請求項1に記載のプレイリスト作成装置。
  3. 前記プレイリスト作成手段は、前記各コンテンツの再生前後の所定時間に再生される前記コンテンツとの関連性の重み付けの総和に基づき前記プレイリストを作成する、
    請求項1に記載のプレイリスト作成装置。
  4. デジタル素材からなる複数のコンテンツの再生順序としてのプレイリストを編集するプレイリスト編集装置であって、
    前記プレイリストを構成するコンテンツをそれぞれノードに置き換え、前記各ノード間の距離が、前記各ノードが示す各コンテンツ間の関連性に反比例するように前記各ノードを配置し、前記各ノード間に有向エッジを引いたグラフを作成するプレイリスト可視化手段と、
    前記グラフを画面上に表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示された前記グラフの前記ノード間の有向エッジを前記画面上で編集するためのユーザ操作を入力する入力装置と、
    前記ユーザ操作に従い前記プレイリストの編集を行うプレイリスト編集手段とを備える、
    プレイリスト編集装置。
  5. 前記プレイリスト可視化手段は、請求項1〜3のいずれかに記載のプレイリスト作成装置で作成されたプレイリストについて前記グラフを作成する、
    請求項4に記載のプレイリスト編集装置。
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