JP2012154586A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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進一 加賀
Yu Okuda
祐 奥田
Yushi Yonekura
祐志 米倉
Keisuke Fukui
敬助 福井
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【課題】製造コストの増加を抑えた上で貯蔵庫本体等の増強を図る。
【解決手段】前面が開口した断熱箱体からなる貯蔵庫本体10を備え、この貯蔵庫本体10は底面に設けられた脚部32,42が設置面Sに当てられることで支持されている。貯蔵庫本体10の前面開口部14には縦向きの仕切枠15が設けられて左右に仕切られた出入口16が形成され、各出入口16に断熱扉18が開閉可能に装着されているとともに、仕切枠15の庫内側の面には、棚を受ける受け部64が設けられている。仕切枠15の下端には、脚部32,42と共に設置面Sに当接可能な当接部62が延出して設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、貯蔵庫本体等の増強を図るべく構造に改良を加えた冷却貯蔵庫に関する。
2ドア形式の冷蔵庫の一般的な構造は、前面が開口した断熱箱体からなる貯蔵庫本体を備え、底面の四隅に設けられた脚部で支持されている一方、貯蔵庫本体の前面開口部には縦向きの仕切枠が設けられて左右に仕切られた出入口が形成され、各出入口に断熱扉が開閉可能に装着されている。また、仕切枠の庫内側の面には棚網を受ける受け部が複数段に亘って設けられ、庫内の他の内面に設けられた受け部とともに棚網を受けて装着し得るようになっている。この種の冷蔵庫は、例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2006−284064号公報
ところで近年、この種の冷蔵庫においても、軽量化さらには製造コストの低減を図るために、貯蔵庫本体を構成する断熱箱体を薄肉化する傾向にある。一方上記従来の冷蔵庫では、仕切枠に棚網の受け部が設けられていることから、仕切枠に対して貯蔵物からの荷重が作用し、同荷重が、仕切枠の下端を受けた底面壁の前縁部における幅方向の中央部に掛かって、同箇所の変形を招くおそれがあるため、断熱箱体の薄肉化には限界があり、または変形防止用に補強部材を別途装備する必要があり、いずれにしてもコスト低減のための弊害となっており、その改善策が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、製造コストの増加を抑えた上で貯蔵庫本体等の増強を図った冷却貯蔵庫を提供するところにある。
本発明は、前面が開口した断熱箱体からなる貯蔵庫本体を備え、この貯蔵庫本体は底面に設けられた脚部が設置面に当てられることで支持されている一方、前記貯蔵庫本体の前面開口部には縦向きの仕切枠が設けられて左右に仕切られた出入口が形成され、各出入口に断熱扉が開閉可能に装着されているとともに、前記仕切枠の庫内側の面には、棚を受ける受け部が設けられた冷却貯蔵庫において、前記仕切枠の下端には、前記脚部と共に前記設置面に当接可能な当接部が延出して設けられているところに特徴を有する。
上記構成によれば、仕切枠に作用した荷重は仕切枠自身で受けることが可能となって、貯蔵庫本体の底面側の開口縁に局部的に負荷が掛かることが避けられ、同箇所に別途補強部材を設けなくても変形等を防止できる。構造的には仕切枠の下端に当接部を延出して設けただけであるから、安価に対応できる。結果、製造コストの上昇を最小限に抑えた上で貯蔵庫本体等の増強を実質的に図ることができる。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記当接部は前記仕切枠と一体に形成されている。当接部が別途備えられている場合と比べて、部品点数が削減でき、また仕切枠を組み付けることと併せて当接部の配設が行えるから、製造工程も簡略化でき、製造コストのさらなる低減に寄与し得る。
(2)前記仕切枠の下端部における庫内側の面には、前記貯蔵庫本体の底面側の開口縁と嵌合する嵌合部が設けられている。貯蔵庫本体の底面壁に作用した荷重が仕切枠の当接部によっても受けられ、すなわち荷重が分散されることになるから、脚部の構造を簡易化する等が可能となる。
(3)前記仕切枠が、合成樹脂製の外殻内に発泡樹脂製の断熱材が充填された構造になり、前記受け部が前記外殻と一体形成されている。受け部を別途備えて後付けする場合と比べて、部品点数の削減と組み付け作業の簡略化を図ることができる。
(4)前記貯蔵庫本体が複数枚の断熱パネルを組み付けることで形成されるようになっており、前記仕切枠には、前記貯蔵庫本体を構成する天面パネルと底面パネルの前縁部と嵌合可能な組付部が形成されている。貯蔵庫本体を組み立てることと併せて仕切枠の装着が行え、組み付けの作業時間の短縮化を図ることができる。
本発明の冷却貯蔵庫によれば、製造コストの増加を抑えた上で貯蔵庫本体等の増強を図ることができる。
本発明の一実施形態の冷蔵庫における機械室を含む貯蔵庫本体の斜視図 その分解斜視図 その平断面図 その縦断面図 その正面から視た断面図
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。この実施形態では、2ドアの組み立て式冷蔵庫を例示しており、かつ無風冷却方式が採られている。
この冷蔵庫は大まかには、図1に示すように、前面開口の箱形をなす断熱性の貯蔵庫本体10が備えられ、貯蔵庫本体10の上面には、冷凍装置11(図4に鎖線で概略的に図示)を載置する機械室12が設けられるとともに、貯蔵庫本体10の前面開口部14には、縦向きの断熱性の仕切枠15が装着されることで左右に仕切られた出入口16が形成され、両出入口16には、一対の断熱扉18(図4)が観音開き式の開閉可能に装着されている。
貯蔵庫本体10の内部は冷蔵室20とされて無風冷却方式で冷却されるようになっており、冷蔵室20内には、冷蔵物を載置する棚網(図示せず)が複数段(例えば2段)に亘って張られるようになっている。
貯蔵庫本体10は、複数枚の断熱パネルを組み付けることによって形成されるようになっており、断熱パネルとしては、図2に示すように、底面パネル25、左右の側面パネル30、背面パネル40及び天面パネル50とが備えられている。これらのパネル25,30,40,50は、ブロー成形等によって所定形状に形成された合成樹脂製の中空の外殻内に、発泡樹脂からなる断熱材が発泡充填されることで形成されている。
各パネルの形状について説明する。
底面パネル25は、平面視でやや横長の長方形をなすように形成されており、その前縁の中央幅位置には、仕切枠15の下端部を組み付けるための嵌合溝26が切り欠き形成されている。
左右の側面パネル30は、向き合った形態で対称をなすように形成され、全体としてはやや縦長の長方形に形成されている。側面パネル30の下端部には、上記した底面パネル25の左側縁または右側縁を嵌める取付溝31が、全幅に亘って形成されている。両側面パネル30の下縁には、それぞれの前後両端に寄った位置に、幅広の逆台形をなす脚部32が一体的に形成されている。
左右の側面パネル30の対向した面上には、棚網の左右の側縁を載せて受ける側面側受け部33が、水平姿勢を採ってほぼ全幅に亘って一体的に突出形成されている。また、両側面パネル30の奥側の端面は45度の角度をなす傾斜面34とされており、さらに手前側の端面は、内側角部に面取り35が施されている。
また、両側面パネル30の前縁の下端部には、断熱扉18の回動軸を支持する下側の軸支部36が突出形成されており、詳細には、同軸支部36には、回動軸を構成する下側のヒンジピン19Lを嵌めて支持する軸受孔37が開口されている。
背面パネル40は、貯蔵庫本体10の背面開口の全面を覆うべくやや縦長の長方形状に形成されている。背面パネル40の下端部には、底面パネル25の奥縁を嵌める取付溝41が全幅に亘って形成されている。背面パネル40の下縁には、左右両端に寄った位置に幅広の逆台形をなす脚部42が形成されている。
背面パネル40の左右の端面は、上記した側面パネル30の奥側の傾斜面34と整合する45度の角度をなす傾斜面43とされている。また、背面パネル40の左右の端面の上端には、位置決め突部44が突出形成されている。
背面パネル40の内面には、平面配管形式の蒸発器70がほぼ全面に亘って装着されている。蒸発器70は詳細には、図2に示すように、蒸発管71を同一平面上において複数段に亘ってジグザグ状に配管し、全体として正面視で背面パネル40よりも一回り小さい長方形をなすように纏めた形状となっており、入口部72と出口部73とが正面視で右上角部において揃えられ、上方に突出している。
係る蒸発器70を装着するべく背面パネル40の内面には、蒸発管71のほぼ半円分を緊密に嵌めることが可能な断面半円形をなす装着溝45が、蒸発器70の配管に倣ったジクザグ状の形態で形成されている。
天面パネル50は、上記した底面パネル25にほぼ匹敵した大きさの平面視でやや横長の長方形に形成されており、但し底面パネル25よりは厚肉に形成されている。天面パネル50の下面における左右の側縁から奥縁に亘る領域には、左右の側面パネル30と背面パネル40の上縁が、天面パネル50の周面と面一をなすように嵌る切欠溝51が段差状に形成されている。奥縁の切欠溝51の左右両端部には、上記した背面パネル40の上縁に立てられた位置決め突部44が嵌る位置決め孔(図示せず)が形成されている。また、同天面パネル50の前縁の左右両端部には上側の軸支部53が突出形成され、同軸支部53には、断熱扉18の回動軸を構成する上側のヒンジピン19Uを嵌めて支持する軸受孔54が開口されている。
既述したように、貯蔵庫本体10の上面には機械室12が設けられており、上記した天面パネル50の上面における前縁から左右の側縁に亘って、機械室12の外壁を構成する前面板55と左右の側板56とが、一体的に立ち上がり形成されている。前面板55は全幅に亘って一定高さであり、左右の側板56は奥側に向けて次第に背が低くなる傾斜状に形成されている。
一方、機械室12の底面すなわち天面パネル50の上面には、冷凍装置11が設置されるようになっている。冷凍装置11は、圧縮機、空冷式の凝縮器等を備えて構成されている。天面パネル50の上面の中央部には、上記の冷凍装置11を載置するための金属板製の載置板58(図1及び図2おけるハッチングを施した部位)が装着されている。この載置板58は詳細には、天面パネル50の外殻を形成する際にインサート成形によって配されるようになっている。
仕切枠15は、ブロー成形等によって細長い角筒状に形成された合成樹脂の外殻内に、発泡樹脂からなる断熱材が充填されることで形成されている。仕切枠15は詳細には、貯蔵庫本体10の前面開口部14の上縁から、当該貯蔵庫本体10が設置される設置面Sまで、言い換えると側面パネル30と奥面パネルの下縁に形成された脚部32,42の下面にまで達する高さ寸法を有している。
仕切枠15の庫内側の面における下端部の所定高さ位置には、上記した底面パネル25の前縁に設けられた嵌合溝26と互いに嵌合する嵌合溝61が形成されている。両嵌合溝26,61が正規に嵌合すると、仕切枠15と底面パネル25の前面同士が面一となり、かつ仕切枠15の下端部が底面パネル25の下方に突出して、その下面が脚部32,42の下面の位置と整合する。この仕切枠15の下端部が、設置面Sに直接に当接する当接部62となっている。
また、仕切枠15の上端面には、その庫内側の領域に嵌合柱63が形成されているとともに、天面パネル50の前端側の下面には同嵌合柱63が嵌る嵌合孔59が形成されていて、嵌合柱63と嵌合孔59とが正規に嵌合されると、仕切枠15の前面が、天面パネル50の前面から前面板55に亘って面一となる。
仕切枠15の庫内側の面には、棚網の手前側の端縁を載せて受ける前側受け部64が、側面パネル30の側面側受け部33と同じ高さにおいて2段に亘って一体的に形成されている。
上記した背面パネル40の庫内側の面には、熱伝導性に優れた金属板からなる伝熱板75が、蒸発器70のカバーを兼ねて装着されるようになっている。伝熱板75は、図4にも示すように、蒸発器70の装着領域をほぼ覆う正面板76と、この正面板76の上縁から手前側の斜め上方に延出されて、天面パネル50の奥側のほぼ半分の領域の下方を覆う上面板77とから構成されている。
伝熱板75における正面板76の表面には、棚網の奥縁を載せて受ける奥側受け部材78が2段に亘って配されている。奥側受け部材78は、正面板76のほぼ全幅に亘る長さを持った別部材と形成され、後付けされるようになっており、伝熱板75が正規位置に装着された場合に、側面パネル30の側面側受け部33、並びに仕切枠15の前側受け部64と同一高さに位置するようになっている。
本実施形態の冷蔵庫は、例えば以下のような手順で組み付けられる。
まず、背面パネル40の内面に形成された装着溝45に、蒸発管71が所定形状に配管されてなる蒸発器70が嵌められる。なお、蒸発器70の入口部72と出口部73には、図示しない接続管がそれぞれ上向きに接続される。そののち伝熱板75が、正面板76で蒸発器70を押さえるようにして背面パネル40の内面側に装着される。
次に、底面パネル25の左右の側縁と奥縁の回りに、左右の側面パネル30と背面パネル40とが、それぞれの下端部に形成された嵌合溝26を嵌めつつ、立ち上がって組み付けられる。また、仕切枠15が、底面パネル25の前縁の中央幅位置において、嵌合溝26,61同士を嵌合させつつ立ち上がって組み付けられる。
続いて、天面パネル50が、左右の側縁から奥縁に亘って形成された切欠溝51を、左右の側面パネル30と背面パネル40の上縁に亘って嵌めつつ載せられ、そのとき、背面パネル40の左右両端の位置決め突部44が、天面パネル50の奥縁の切欠溝51の位置決め孔に挿入されるとともに、仕切枠15の上端の嵌合柱63が、天面パネル50の前縁の下面に形成された嵌合孔59に挿入される。
また、詳しくは図示しないが、蒸発器70の入口部72と出口部73にそれぞれ上向きに接続された接続管が、天面パネル50を貫通して、機械室12における正面視で右奥側の隅部から機械室12内に突出する。
以上により貯蔵庫本体10の組み付けが完了し、併せて貯蔵庫本体10の上面に機械室12が形成され、かつ同貯蔵庫本体10の前面開口部14に、当接部62を備えた仕切枠15が装着された状態となる。
このように組み付けられた貯蔵庫本体10は、左右の側面パネル30と背面パネル40とに一対ずつ設けられた脚部32,42が設置面Sに載せられるとともに、仕切枠15の下端の当接部62が設置面Sに当てられた形態で、設置面S上に支持される。
貯蔵庫本体10の内部は既述のように冷蔵室20とされるが、冷蔵室20の左右の側面と背面、並びに仕切枠15の裏面には、棚網の受け部33,64と受け部材78とが2段に亘って配された形態となる。
また、貯蔵庫本体10の両出入口16には、左右一対の断熱扉18が、それぞれ上下のヒンジピン19U,19Lを対応する上下の軸支部53,36の軸受孔54,37に嵌めて回動可能に支持される。
機械室12内には冷凍装置11が収納される。詳細には、冷凍装置11は、機械室12の底面となる天面パネル50の上面に配設された載置板58上に載置されて取り付けられる。同冷凍装置11から引き出された冷媒配管が、蒸発器70の入口部72と出口部73に対して接続管を介して接続され、すなわち冷凍装置11と庫内に配された蒸発器70とが冷媒の循環流通可能に接続されて、冷凍サイクルが構成される。
冷却運転は冷凍装置11(圧縮機)を駆動することによって行われ、冷却運転に伴い蒸発器70が冷却されると、その冷熱で伝熱板75が冷却され、伝熱板75に面した主に冷蔵室20の奥側の庫内空気が冷却されてその冷気が下降し、相対的に高温となった庫内空気が冷蔵室20の手前側を上昇するといった自然対流が生じることで冷蔵室20内が冷却され、棚網上に載置された冷蔵物が冷蔵保存されることになる。
本実施形態の冷蔵庫では、仕切枠15に対して冷蔵物の荷重が作用するのであるが、仕切枠15の下端には当接部62が延出形成されて設置面Sに直接に当てられていることから、仕切枠15に作用した荷重は仕切枠15自身で受けることが可能となり、例えば従来の仕切枠の下端が貯蔵庫本体の底面側の開口縁に載せられている場合と違って、貯蔵庫本体10の底面側の開口縁に局部的に負荷が掛かることが避けられ、同箇所に別途補強部材を設けなくても変形等を防止できる。構造的には仕切枠15の下端に当接部62を一体的に延出して設けただけであるから、部品点数の増加はなく、また仕切枠15を組み付けることと併せて当接部62の配設が行えるから、製造工程も簡略化でき、安価に対応できる。結果、製造コストの上昇を最小限に抑えた上で貯蔵庫本体10の増強を実質的に図ることができる。
仕切枠15の下端部(当接部62)に対して貯蔵庫本体10を構成する底面パネル25の前縁が嵌合された構造とされており、言い換えると、貯蔵庫本体10の底面の開口縁に、当接部62からなる別の脚部が設けられた構造とされているから、貯蔵庫本体10の底面パネル25に作用した荷重が仕切枠15の当接部62を含めて分散されることになり、既設の脚部の構造を簡易化する等が可能となる。
また、仕切枠15が、合成樹脂製の外殻内に発泡樹脂製の断熱材が充填された構造であって、棚網の受け部64をその外殻と一体形成した構造であるから、受け部を別途備えて後付けする場合と比べて、部品点数の削減と組み付け作業の簡略化を図ることができる。
本実施形態の貯蔵庫本体10は、複数枚の断熱パネルを組み付けて形成される組み立て式のものであるが、仕切枠15には、その下端部に、底面パネル25の前縁の嵌合溝26と嵌合する嵌合溝61が、また上端面には、天面パネル50の前縁下面に形成された嵌合孔59に挿入嵌合される嵌合柱63が形成された構造であるから、貯蔵庫本体10を組み立てることと併せて仕切枠15の装着が行え、組み付けの作業時間のさらなる短縮化を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、当接部が仕切枠の下端に一体的に延出形成されている場合を例示したが、仕切枠については、その下端が底面パネルの下面から小寸法突出した短尺のものに留め、その仕切枠の突出した下端面に、別体の当接部として備えた短寸の脚部やキャスタを取り付けたものであってもよい。
(2)上記実施形態では、仕切枠の下端部(当接部)が底面パネルの前縁と嵌合して底面パネルの荷重を当接部にも分散して受ける構造となっているが、仕切枠の当接部は底面パネルを貫通する等で底面パネルの荷重を受けることのない構造であってもよい。
(3)仕切枠の外殻は、上記実施形態に例示した合成樹脂製に限らず、金属板製、あるいは合成樹脂部と金属板部とを結合して形成したものであってもよい。
(4)貯蔵庫本体は、上記実施形態に例示した複数枚の断熱パネルを組み付けた組み立て式のものに限らず、外箱内に内箱を間隔を開けて装着することにより形成した外殻内に、断熱材を充填した一体形成型のものであってもよい。
(5)貯蔵庫本体を支持する脚部は、貯蔵庫本体とは別体として準備されて後付けされるようになっていてもよい。
(6)本発明は、上記実施形態に例示した無風冷却方式のものに限らず、蒸発器が天井吊り下げ型、壁置き型等でファンによる強制対流方式のものにも、同様に適用することができる。
(7)さらに本発明は、貯蔵庫本体の前面開口部に縦向きに仕切枠が配され、かつ同仕切枠の庫内側の面に棚を受ける受け部が設けられた形式の冷却貯蔵庫全般に広く適用することができる。
S…設置面 10…貯蔵庫本体 14…前面開口部 15…仕切枠 16…出入口 18…断熱扉 25…底面パネル(断熱パネル) 30…側面パネル(断熱パネル) 32…脚部 40…背面パネル(断熱パネル) 42…脚部 50…天面パネル(断熱パネル) 61…嵌合溝(嵌合部;組付部) 62…当接部 63…嵌合柱(組付部) 64…前側受け部(受け部)

Claims (5)

  1. 前面が開口した断熱箱体からなる貯蔵庫本体を備え、この貯蔵庫本体は底面に設けられた脚部が設置面に当てられることで支持されている一方、
    前記貯蔵庫本体の前面開口部には縦向きの仕切枠が設けられて左右に仕切られた出入口が形成され、各出入口に断熱扉が開閉可能に装着されているとともに、前記仕切枠の庫内側の面には、棚を受ける受け部が設けられた冷却貯蔵庫において、
    前記仕切枠の下端には、前記脚部と共に前記設置面に当接可能な当接部が延出して設けられていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記当接部は前記仕切枠と一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記仕切枠の下端部における庫内側の面には、前記貯蔵庫本体の底面側の開口縁と嵌合する嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記仕切枠が、合成樹脂製の外殻内に発泡樹脂製の断熱材が充填された構造になり、前記受け部が前記外殻と一体形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
  5. 前記貯蔵庫本体が複数枚の断熱パネルを組み付けることで形成されるようになっており、前記仕切枠には、前記貯蔵庫本体を構成する天面パネルと底面パネルの前縁部と嵌合可能な組付部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
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