JP2012152572A - 血液酸素化装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酸素過剰又は高圧血液を調製しかつ放出するための体外回路を含む。一態様において、生理的塩水の酸素−過飽和装置は、チャンバー300を含み、このチャンバー300は、該流体を受け取るための第一入口と、チャンバー内の圧力を所定レベルに維持する、酸素供給源310からのガスを受け取るための第二入口と、毛細管アセンブリーと結合した出口とを有する。第一入口と結合した噴霧器ノズル320は、チャンバー300内に微細な液滴を生成し、液滴内に酸素が拡散して、酸素−過飽和流体を生成し、この酸素−過飽和流体は、該出口を介して取り出すために、噴霧器ノズル320下方において、チャンバー300内に捕集される。
【選択図】図10
Description
急性心筋梗塞に罹った患者において、心筋が長期間に渡って十分な量の酸素化血液の供給を受けなかった場合には、心臓に対する不可逆的な損傷が生じる可能性がある。この心筋梗塞が、心臓発作の際に現れた場合、冠動脈は心筋に十分な血流を送ることができない。
急性心筋梗塞または心筋虚血の治療は、しばしば血管形成術または血管のステンティング(stenting)を含み、該血管壁内の閉塞物を圧縮し、除去し、あるいは処理する。例えば、上首尾の血管形成術では、血管の開口サイズを高めて、血流を増大させるのに、バルーン(風船)を使用する。
経皮トランスルミナル(transluminal)冠状血管形成術(PTCA)の際、該バルーンインフレーション時間は、その際の血管による一時的な血流遮断によって引き起こされる虚血に対する、該患者の許容度により制限される。例えば、緩慢な冠動脈内血液の再流動または血管形成術に伴う血液再流動の不在により、再灌流障害が起こる可能性がある。
幾人かの患者については、血管形成処置は、血管閉塞の治療として魅力的な選択とはいえない。典型的に、このような患者は、低左心室機能、病巣の型および位置、または危険状態にある心筋の量等の、種々の理由のために、虚血の危険性が増してしまう。従って、このような患者にとっての治療の選択は、冠動脈バイパス手術等の、より侵襲的な手立てを含む。
幾つかの場合において、急性心筋梗塞および心筋虚血の所定の治療は、酸素化された血液または酸素に富む流体の灌流を含む。PTCA中、例えば許容されるバルーンインフレーション時間は、該患者の冠動脈への、酸素化された血液の同時の導入によって、延長できる。高い血中酸素濃度は、また正常に灌流された左心室冠動脈組織を、高収縮状態にして、更に該処置された冠状血管を介する血流を高める可能性がある。
酸素化された血液または酸素に富む流体を、危険状態にある組織に送る従来の方法は、血液酸素化装置の利用を含んでいる。このような手順は、一般に患者から血液を取り出し、これを酸素化装置に循環させて、血中酸素濃度を高め、次いでこの血液を該患者に戻す工程を含む。市販品として入手可能な酸素化装置の一例は、ミネソタ州、ミネアポリスのメドトロニック社(Medtronic, Inc.)によって製造されている、マキシマ(Maxima)血液酸素化装置である。
従来の酸素化装置は、また典型的に大量の予備的体積、即ち該酸素化装置、管路および他の装置部品内に含まれる血液の全体積、並びに関連するデバイスを必要とする。この酸素化装置に、1〜2 Lを越える血液を保持することは、典型的な成人の患者において、普通のこととはいえない。このような大きな予備的体積は、多くの理由から望ましいことではない。例えば、幾つかの場合においては、この大きな予備的体積のために、該酸素化装置に対して、一時的に失われる血液を補償するために、輸血が必要となる可能性がある。該体外回路を介して血液が移動する際に、該血液の温度を許容範囲内に維持するために、しばしばヒータの使用が必要とされる。更に、従来の酸素化装置は、始動させかつ停止させることが、比較的難しい。例えば、該酸素化装置を始動させた場合、該酸素化装置における、大量の滞留した血液プールが、凝固する恐れがある。
恐らく、従来の血液酸素化装置の使用に関わる最大の欠点の一つは、市販品として入手できる酸素化装置によって、血液に付与し得る最大の酸素分圧(pO2)が、約500 mmHgである点にある。従って、760 mmHg近傍またはそれ以上の血中pO2レベルは、従来の血液酸素化装置で達成することはできない。
これについては、非特許文献3を参照のこと。これらの研究は、一般に2気圧までに加圧された純酸素を含むチャンバー内に患者を配置して、pO2レベル約1200 mmHg まで患者血液の全身的酸素化をもたらすことを含む。しかし、急性心筋梗塞の発症における、冠状動脈開放性の回復を伴う、高圧酸素療法の利用は、実用的ではない。高圧酸素チャンバー内の疾患を持つ患者を厳密に監視することは困難である。多くの患者は、閉所恐怖症に陥る。耳の損傷を起こす可能性もある。更に、90分を越える治療時間は、肺の酸素毒症に罹ることを回避し得ない。
これらの理由のために、局所的器官虚血の治療は、一般に臨床上は進展していない。従って、虚血の局部的な防止および虚血後の組織および器官を治療する目的で、酸素化された血液および他の流体を患者に送るための、単純かつ便利な装置に対する要望が依然残されている。
侵襲性デバイス(カテーテル、注入案内ワイヤ等) この装置は、放出アセンブリーを含み、このアセンブリーは、長い、一般的に管状のアセンブリーを含み、この管状アセンブリーは、中央内腔および患者身体内の治療すべき組織部位近傍に、配置できる少なくとも一つの端部を含み、該端部は該酸素化された血液用の出口を含む。有利には、この放出アセンブリーは、該酸素化された血液を所定の部位に注入するための、流体通路を画成するカテーテルを含み、このカテーテルは、酸素化血液供給アセンブリーと結合するのに適した近位部分および患者身体内に着脱自在に挿入できる、流体通路を画成する遠位部分を含む。あるいは、該放出アセンブリーは、注入案内ワイヤ、鞘、または流体を患者に送るのに使用される型の、他の同様な仲介的デバイスを含むことができる。
対側性の処置において、血液は、第一の位置、例えば左大腿部動脈で患者から抜き出される。該酸素化された血液は、該処置された組織近傍の第二の位置において、該患者に戻される。血液の酸素化は、酸素化アセンブリーを通る、該体外回路またはループを介して、該血液をポンプ輸送する際に起こり、該放出すべき酸素化血液を形成する。この装置がカテーテルを含む用途において、該カテーテルは、第二の位置、例えば該患者の右側大腿部動脈を介して、患者の体内に着脱自在に挿入できる、遠位端部を含むことができる。この遠位端部は、少なくとも一つの、該中央内腔と流体接続関係にある入口を含み、該酸素化された血液が、これを介して出て行くことができる。更に、このカテーテルの遠位端部は、例えば血管形成等の仲介的な処置に対して使用されたものと同一の鞘を介して、患者身体内の、特定の予め定められた位置への、該デバイスの挿入を促進するように付形された、先端部分を備えることができる。使用できる先端部分の形状の例は、冠動脈開口等の位置に保持する目的で、また該開口へのアクセスを得るための、案内カテーテル等のデバイスと共に使用される、任意の標準的な臨床的に許容された先端部形状を包含する。従って、この方法は、更に該カテーテルの該遠位端部の位置決め段階を含み、該カテーテルは、患者身体内の、該処置すべき組織近傍における予め定められた位置に、流体出口を含む。
この放出アセンブリーは、有利には、該酸素化された血液を、準−選択的に放出するのに適したカテーテルを含む。しかし、使用すべく選択されたこの態様のカテーテルは、特定の用途に関与する様々な状況に依存するであろう。例えば、心筋虚血の予防または虚血性心筋組織の処置を含む幾つかの場合には、選択的なまたは非−選択的なカテーテルが、好ましい可能性がある。
有利には、酸素化された血液は、流体放出装置によって、特定の所定位置に供給される。該流体放出装置は、(1) 近位部分および遠位部分を有する一般的に長い流体放出アセンブリーと、ここで該遠位部分は、患者身体内に少なくとも部分的に着脱可能に挿入できる部分を含み、該着脱可能な挿入可能部分は、該近位部分と該流体放出アセンブリーの該着脱可能な挿入可能部分との間に広がっている、流体放出内腔と流体接続状態にある、少なくとも一つの流体出口部分を含み、および(2) 流体用導管とを含み、ここで該導管は、これに機能可能に結合された血液ポンプの出口において、供給血液を受け取るための第一端部部分と、該流体放出アセンブリーと着脱可能に結合した第二端部と、該供給血液を酸素化するのに適した、該第一および第二端部間に設けられた中間部分とを含み、該流体導管および該流体放出内腔は、該流体導管の第一端部部分と該流体出口部分との間に、連続的な流体通路を画成する。有利には、この流体放出装置は、該血液中に潜在的に、臨床的に有意な気泡を含むことなしに、酸素化された血液、最も有利には酸素過剰または高圧血液を、患者に与える。より有利には、この流体放出装置は、患者に、約760 mmHg よりも高いが、与えられた血液流量Q血液に対するpO2max未満であるpO2を持つ酸素化された血液を患者に供給できる。ここで、pO2maxは、該流量Q血液を達成するために、該血液ポンプの動作によって、該流体放出装置内に発生する、最大の背圧に等しい。
従って、この流体放出装置は、有利には、血液ポンプと酸素化アセンブリーとの間に伸びた、第一の管部分、該酸素化アセンブリー、該酸素化アセンブリーと流体放出アセンブリーの該近位端部との間に伸びている、第二の管部分、および該流体放出アセンブリーを含むことができる。
殆どの圧力測定においては、ゲージ圧(即ち、ゲージ圧 = 全圧力 − 大気圧)を利用しているので、気泡を含まない放出に関する関係も、ΔP流体>pO2(out)に簡略化でき、かつ近似でき、ここでpO2(out)は、該患者に送るべき該酸素化された血液のpO2である。換言すれば、ケア提供者には、2つのサンプルの測定値、ΔP流体およびpO2(out)を比較して、処置中の気泡を含まない放出を保証することのみが必要とされるに過ぎない。
Q = πΔPD4/128Lη
この法則は、一般に、導管を流れる層流を支配し、ここでQは容積流量であり、Lは導管の長さであり、Dは導管の内径であり、ηは流体の粘度であり、またΔPはこの導管の全長を横切る圧力差である。特定の用途に関与する諸状況に応じて、その他の態様を利用することもでき、例えば乱流用途に関連する態様を利用でき、この乱流用途に関連する態様について、血液流量と、該酸素化アセンブリーにおける酸素化された血液の圧との関係は、乱流を支配するモデルを使用して決定できる。
一態様において、有利に提供されたこの装置は、膜式酸素化装置アセンブリーおよび制御された流れを供給または酸素ガスおよび血液を供給するためのアセンブリーを含む。有利には、該流体導管の該中間部分は、膜式酸素化装置アセンブリーを含み、このアセンブリーは高圧にて、即ち大気圧よりも高い、該膜式酸素化装置アセンブリー内の、酸素ガスおよび血液供給圧にて、動作可能である。
該制御された流れを供給または酸素ガスを供給するためのアセンブリーは、有利には調節された酸素ガス源を含み、結果として酸素ガスは、大気圧よりも高い圧力にて、該膜式酸素化装置アセンブリーに放出される。有利には、酸素ガスは、大気圧よりも高く、かつ血液を放出するための、市販の血液ポンプによって発生し得るほぼ最大の圧である、約0.345 MPa絶対圧(約50 psia)未満の圧にて、該膜式酸素化装置アセンブリーに供給される。
該制御された流れを供給または酸素ガスを供給するためのアセンブリーは、ヒト患者について使用するのに適した、多くの市販品として入手でき、かつ臨床的に許容されている酸素放出装置の一つ(例えば、調節されたボンベ充填酸素)である。
有利には、この酸素化すべき血液は、該患者から抜き取った血液を含み、従って該血液供給アセンブリーは、患者の身体内に、少なくとも部分的に着脱自在に挿入できる、カテーテルまたは他の同様なデバイスの一部に沿って設けられた、血液の入口と、該カテーテルまたは他のデバイスとの組み合わせで、該血液入口と該膜式酸素化装置アセンブリーとの間に、連続する流体通路を画成するポンプループと、該ポンプループを介する該血液の流れ、即ち該膜式酸素化装置アセンブリーに与えられる血液の流れを調節するための、血液ポンプとを含む。該血液ポンプは、ヒト患者に対して使用するのに適した、多くの市販品として入手でき、かつ臨床的に許容された血液ポンプの一つであり得る。このようなポンプの一例は、オハイオ州クリーブランドの、ペムコメジカル(Pemco Medical)社から入手できる、モデル 6501 RFL3.5 ペムコ(Pemco)蠕動式ポンプである。
例示のみの目的で、また本発明の範囲を制限することなしに、膜式酸素化装置アセンブリーの寸法決定に影響を与えるファクタは、酸素化すべき該血液に対する、該所定の酸素濃度および酸素化された血液の流量を含む。
有利には、臨床的に有意な気泡を形成または放出することなしに、所定の部位に酸素化された血液を放出することは、カテーテル材料の選択、適当なサイズの放出用カテーテルの使用および/または核形成サイトを排除するための、これらの条件付けによって達成することができる。これら正確な材料、サイズおよび状態調節手順は、特定の用途に関連する諸状況に依存して変動する可能性がある。例示のみの目的で、また本発明の範囲を制限することなしに、約0.345 MPa (約50 psi)なるガス側圧力で動作する、膜型酸素化装置アセンブリーを使用した、約3 ml/secなる流量での酸素化血液の放出に対して、長さ約130 cmおよび内径約1.02 mm(約40 mils)を持つカテーテルは、徐々に低下する圧力を与え、これは、起こり得る臨床的に有意な気泡の放出を防止するのに役立つ可能性がある。
もう一つの態様において、該血液ポンプにより供給された該血液を酸素化するのに適した、該流体導管の該中間部分は、混合領域を含むアセンブリーを含有し、該混合領域では、酸素化された流体、例えば酸素−過飽和流体を、該血液と併合する。有利には、該混合領域は、注入帯域を含むチャンバー状のアセンブリーによって画成され、該注入帯域では、該血液に対する目標とするpO2よりも高い圧力にて、該酸素化された流体を、該血液と混合する。該血液の酸素化は、これら2種の流体を含む対流式混合の結果として起こり、また該酸素化された流体から該血液への直接的な酸素の拡散、即ち分散の結果として、低率で起こる。この混合は、有利には対流式混合であり、これは迅速かつ完全な混合を生じる。
該チャンバーの内部空間内での、該血液と該酸素化された流体との混合を促進するために、酸素化すべき該血液は、有利には血液の乱流またはサイクロン流が該チャンバー内で生成するような、位置および方向から、該混合チャンバー内に導入される。有利には、この血液は、該チャンバー壁に対して実質的に正接方向の流路に沿って、該チャンバー内に流入する。有利には、該酸素化液体は、該血液入口近傍にて、該チャンバーに流入し、また該酸素化された血液は、該チャンバー底部の開口を介して、該チャンバーから出て行く。より有利には、該酸素化された液体は、該チャンバーに流入した該血液の初期移動方向に直交する、一般に上向きの方向に沿って該チャンバー内に入る。
有利には、この酸素化された流体は、酸素−過飽和流体を含み、この流体中で、該溶存酸素含量は、標準的な温度および圧力に対して規格化した、該溶媒の体積の、約0.5〜約3倍なる範囲の体積を占める。使用出来る溶媒の例は、塩水、乳酸塩を添加したリンゲル液およびその他の水性生理溶液を含む。この酸素化された流体は、有利には約15〜約700μm(有利には、約100μm)なる範囲の内径を持つ1本以上の毛細管を通して、該混合チャンバーに送られ、これら毛細管は、この混合チャンバーおよび該酸素化された流体を供給するための供給源またはアセンブリー間の、連続する流体流路を形成する。
酸素化された流体のこの流れは、一般に定常的および連続であるが、変動するまたは間欠的な流れを使用することも可能である。流量は、約0.1 cc/min〜約40 cc/minなる範囲内であり得るが、特に有利な流量は、約2 cc/min〜約12 cc/minなる範囲内にある。標準的な温度および圧力に対して規格化した、酸素濃度は、生理的溶液1ml当たりO2約0.1 ml〜約3 mlなる範囲内であり得る。しかし、特に有利な濃度は、生理的溶液1ml当たりO2約1 mlであり得る。
もう一つの態様では、酸素化された血液を調製し、かつ放出するための方法を提供する。この方法は、血液および酸素化された液体、例えば酸素−過飽和液体を、加圧下で混合して、酸素化された血液を生成する、チャンバーアセンブリーを準備することを含む。この方法は、血液および酸素化された液体の量を調節し、かつ該チャンバーアセンブリーに、調節された量の血液および酸素化された液体を供給して、血中酸素濃度を維持し、調節し、あるいは制御する工程を含むことができる。即ち、別の態様に関わる血液−ガス制御法を提供する。
該酸素化された血液は、有利には約37℃にて患者に送られ、即ち装置の動作は、患者の血液温度に有意な影響を与えない。しかし、幾つかの例においては、例えば局所的なまたは局部的な低体温化(例えば、約35℃以下の温度)を誘発するために、該酸素化された血液の冷却が望ましい場合がある。例示のみの目的で、神経学的応用においては、神経保護効果を得るために、このような冷却が望ましい場合がある。低体温化は、虚血性器官、器官提供、または低灌流期間中の代謝を低下させる必要性から、有利な処置または保存技術であると考えられている。
もう一つの態様では、液−液酸素化アセンブリー内で、冷却された酸素化血液は、血液を冷却された酸素化液体、例えば酸素−過飽和流体と混合することによって得られる。任意の市販品として入手でき、かつ臨床的に許容される熱交換装置を使用して、該酸素化液体を冷却し、および/または該酸素化血液を冷却することができる。低温にて水性液体中に溶解した場合に、多くのガスは高い溶解性を示す(例えば、水に対する酸素の溶解度は、1℃の温度低下につき、1.3%なる割合で増大するので、このような方法は、該酸素化された血液の高い安定性をもたらすと言う付加的な利点を与え、これは幾つかの場合において、高い酸素濃度を持つことを可能とする。
本発明の装置は、1以上の気泡検出器を含むことができ、その少なくとも一つは、微細な気泡、例えば約100μm〜約1000μmなる範囲の径を持つ気泡の存在を検出することができる。更に、この装置は、1以上の巨大気泡検出器を含み、大きな気泡、例えば約1000μmまたはこれを越える径を持つ気泡を検出することができる。このような巨大気泡検出器は、任意の適当な市販品として入手できる検出器、例えばチューブの一方の側から他方の側に進む音波パルスの減衰を測定する、2つのトランスデューサを含む外部チューブ搭載気泡検出器を含むことができる。この種の適当な検出器の一つは、NYのトランソニック社(Transonic Inc.)から購入することができる。
これら微小気泡および巨大気泡検出器は、医師またはケア提供者に、起こり得る臨床的に有意な気泡の発生に関する警告を与える。このような警告は、また経胸腔的2−Dエコー(例えば、心筋組織のエコー輝化の探索)の利用によって、および他の患者のデータを追跡することによって得ることもできる。
この装置は、また種々の公知の部品、例えばセンサ、流量計(これは巨大気泡検出器としての二重の役割を果たすことができる)、または他の臨床的パラメータの追跡デバイス、油圧式部品、例えば流動動力学を管理するための蓄圧機およびバルブ、流体の取り出しを可能とする作業孔、無菌性を保証するためのフィルタまたは他の安全デバイス、または一般的にこの装置内で、1種以上の該流体の流れを制御する上で役立つ可能性のある、他のデバイスを含むことができる。有利には、任意のこのようなデバイスを、該装置内に配置し、かつ該流体流炉内で、臨床的に有意な気泡が形成されるのを回避し、および/または流体の流れの妨害、例えば毛細管または他の流体流路の詰まりを回避するように、使用される。更に、この装置は、有利にはヒト患者に関する、臨床的な使用に許容される生体適合性装置を含む。
本発明は、種々改良並びに変更することが可能である。本発明の特定の態様を、添付図に例として示し、ここに詳しく説明する。しかし、特定の態様に関してここに与えられる説明は、本発明を、ここに記載される特定の態様に限定しようとするものではないと、理解すべきである。寧ろ、上記特許請求の範囲によって規定したような、本発明の精神並びに範囲に入る、あらゆる改良、変更並びに等価なものを、包含するものである。
以下の説明は、本発明の態様を例示するものである。明確化のために、本発明の実施に関わる全ての特徴を、本明細書に記載するものではない。本発明のあらゆる実際の態様の開発に関連して、特定の目的を達成するために、多くの用途−特異的決定を行う必要があり、これらは用途毎に変動する可能性がある。更に、如何なるこのような開発努力も、複雑かつ時間を要するが、本発明の開示を手にした当業者にとっては、依然としてルーチンワークの範囲内であるものと理解すべきである。
明確化および便宜のために、種々の態様を、一般的に急性または一時的な虚血または虚血後の組織を含む、仲介的な心臓血管用途との関連で、ここに記載する。しかし、本発明は、他の医学的用途、例えば癌治療(例えば、放射線療法または化学療法中の、貧弱な血管新生性の腫瘍に対する直接的な、酸素に富む流体の供給)、神経血管用途(例えば、発作および大脳トラウマ患者の治療)、トラウマにおける肺の維持および肺疾患患者、および創傷の手当て管理においても、有用であり得る。
更に、本発明は、また虚血を回避するための、薬物を含む流体の灌流療法との関連で、および/または該療法の有効性を高める目的で、利用することができる。本発明に従って、注入(該酸素化血液処理前、後または該処理と共に)することのできる、心臓血管および神経学的手順において使用される、薬物を含む流体の非限定的な例は、血管拡張薬(例えば、ニトログリセリンおよびニトロプルシド)、血小板活性化物(例えば、レオプロ(ReoPro)およびオルボフィバン(Orbofiban))、血栓崩壊剤(例えば、t−PA、ストレプトキナーゼおよびウロキナーゼ)、不整脈治療薬(例えば、リドカイン、プロカインアミド)、β−遮断薬(例えば、エスモロール、インデラル)、カルシウムチャンネル遮断薬(例えば、ジルチアゼム、ベラパミル)、マグネシウム、変力性薬物(例えば、エピネフリン、ドーパミン)、パーフルオロカーボン(例えば、フルオゾール)、クリスタロイド(crystalloids)(例えば、通常の塩水、乳酸塩を添加したリンゲル)、コロイド(例えば、アルブミン、ヘスパン(hespan))、血液生成物(例えば、包装された赤血球、血小板、全血)、Na+/H+交換阻害剤、遊離基捕獲剤、利尿剤(例えば、マニトール)、発作抑制剤(例えば、フェニバルビタール、バリウム(Valium))、および神経保護剤(例えば、ルベルゾール(lubeluzole))を含む。
これら薬物含有流体は、特定の用途に関連する諸状況に依存して、単独でまたは組み合わせとして注入できる。更に、これらは、これら具体的に列挙したもの以外の薬物、例えばアデノシン(Fujisawa薬品製の、アデノカード(Adenocard)、アデノスキャン(Adenoscan))等と共に注入して、梗塞のサイズを低下させ、あるいは所定の生理的応答を生ぜしめることが可能である。
該ポンプアセンブリー20は、該血液を血液酸素化アセンブリー30に送る。該血液酸素化アセンブリー30は、該血液のpO2を、有利には酸素過剰または高圧レベルまで、高めるための装置を含む。一態様において、この酸素化アセンブリーは、高圧膜型酸素化装置を含む。他の態様において、この酸素化アセンブリーは、液−液酸素化装置を含む。
気泡を含まない放出を構成するものは、特定の用途に関わる諸状況に依存して変動するであろう。有利には、気泡を含まない放出は、気泡の全く存在しない状況下で起こるであろう。しかし、「気泡を含まない」放出の幾つかの場合において、1以上の(恐らく数千にも及ぶ)臨床的に有意でない気泡が、特に該気泡が酸素ガス気泡を含む場合には、放出される可能性があり、該酸素ガス気泡は、他のガス気泡よりも身体により、より容易に許容されると考えられる。その上、ある用途(例えば、冠状脈管の処置)における、臨床的に許容される気泡レベルが、他の用途(例えば、神経学的処置)において臨床的に許容されることは、立証されていない。
該ガスが空気である場合(酸素ガス気泡を含む場合とは逆の場合として)に、経験を積んだ血管造影技術者は、径約3 mm (3000μm)までの、単一の気泡または多数の気泡が、臨床的な問題を何等生じることなしに、血管造影処置中に、患者の冠状動脈内で塞栓を生じることを目撃した。径3 mmを持つ気泡中の空気の体積は、約14μlである。従って、単一の径を持つ気泡としてヒトの冠状動脈を塞栓する、空気のこの体積は、良性(無害)である。更に、カン(Khan)等 (1995)の、冠動脈の空気による塞栓:発生率、重篤度、および示唆された治療法、カテーテルの挿入および心臓血管の診断(Coronary Air Embolism: Incidence, Severity, and Suggested Approaches to Treatment, Catheterization and Cardiovascular Diagnosis), 36: 313−18では、回顧的に、3715例の冠動脈の血管造影図を検討して、冠状動脈の空気による塞栓に関する、発生率および重篤度および気泡体積に対する関連する臨床的重篤度を評価したところ、以下の通りであった。最小(数個の気泡、症状なしに迅速に消失)、温和(1 mlの空気、温和な、一時的症状を示す)、中程度(2−3 mlの空気、通常重篤な症状と関連する)、および大きい(〉 3−5 mlの空気、重篤で、生命を脅かすほどの合併症に関連する)。この研究中に、1 mlの空気によって観測された、該温和な臨床的効果は、径12 mmを持つ単一の気泡を経験したことと等価である。というのは、この気泡の体積は1 mlであるからである。即ち、径3 mmの気泡は、臨床的には有意ではなく、これが、単位体重当たりの空気の最小体積であるものと考えられる。
図2を参照すると、例示的な酸素化アセンブリーが模式的に示されており、これは高圧膜式酸素化装置アセンブリー50を含む。この膜式酸素化装置アセンブリー50は、膜52を含み、この膜は実際上該アセンブリー50を、2つの別々の流体区画、即ちガス側の区画54および血液側の区画56に分割している。酸素ガス供給アセンブリー58からの酸素ガスは、圧力P1にて該区画54の内部に送られる。有利には、このアセンブリー58は、制御された酸素ボンベであり、また該圧力P1は大気圧よりも大きく、かつ約0.207 MPa絶対圧(約30 psia)未満である。最も有利には、この圧力P1は、約2気圧である。酸素化すべき血液は、血液供給アセンブリー60によって、圧力P2にて該区画56の内部に送られる。有利には、この圧力P2は、大体P1よりも高く、また該膜52を横切るガス流の大部分は阻止される。
別の態様において、該膜式酸素化装置アセンブリーは、バルクガス排出ベント64を備えていて、該ベント64が開放された場合に、ガスが該区画54を介して流動する可能性がある。有利には、該ベント64は、調節可能なバルブまたは与えられた圧力P1に対して、区画54を流動するガスの速度を制御するように機能する、他の手段を含む。区画54から出て行く該流体流は、大気中に排出されるか、あるいは該排出流体を処理し、かつ棄却するための適当な手段に吐き出される。特定の用途に関連する諸状況に依存して、ガスは、該区画56を流動する該血液から、膜52を横切って拡散して、区画54から出てくる流れと合流する。
多量のガスの移動は、該血液の圧を、該ガスの圧よりも高い値に維持することによって回避される。次いで、この酸素化された血液は、所定の位置に放出するための、血液出口マニホルド84および開口90を介して、該酸素化装置アセンブリーから出て行く。
有利には、該中空繊維70は、緩く円筒形状に巻かれた、長さ160 cmのマット化繊維(各繊維の長さは、有利には約8−10 cmである)を含み、従って該繊維ロールの外径と、該酸素化装置ハウジングの内径との間には、約1.27 mm (約0.05 in)の空間が残される。有利には、該入口および出口マニホルド近傍の該繊維の端部は、開放状態にあり、かつ清浄である。使用のために、市販品として入手できる、特に有利なマット化繊維は、アクゾオキシファン(Akzo OxyphanTM)繊維マット、16.8繊維/cmなる繊維を含むポリプロピレン中空繊維マットであり、各繊維は、約50μmの壁厚を有し、かつ約280μmの内径を有し、夫々ドイツの、アクゾノーベル(Akzo Nobel)社から入手できる。
このデバイスは、有利には、平衡物質移動について設計できるので、平衡熱移動も起こる可能性がある。従って、装置の要件は、このアセンブリーから出て行く該血液の温度を調節するための手段を含むことができる。一例として、簡単な加熱デバイスは、例えば該血液の温度を約37℃に維持するために、フィードバック制御手段を備えた、該酸素化装置の回りを包んだ、電気ブランケットを含む。
一態様において、該酸素−過飽和流体は、有利には該溶媒体積の約0.5〜約3倍の、標準温度および圧力に対して規格化された、溶存酸素体積を含む。この流体は、約0.689 MPa (約100 psi)〜約34.5 MPa (約5000 psi)なる範囲、より有利には約0.689 MPa (約100 psi)〜約4.13 MPa (600 psi)なる範囲の圧力にて、該装置に供給することができるが、正確な圧力は、特定の用途に関連する諸状況に応じて変えることができる。更に、供給される該酸素−過飽和流体は、滅菌することができ、また起こり得る臨床的に有意な気泡が、核形成され、および/または成長できる、ガスまたは表面サイトを含まない、放出路を持つことができる。
ここで説明したように、本発明によって使用するための好ましい流体の一つは、酸素−過飽和流体である。しかし、他のガス−過飽和流体を、特定かつ所定の用途に関わる諸状況に応じて、使用できる。このような流体の例は、1種以上のガス、例えばヘリウム、亜酸化窒素、二酸化炭素および空気が溶存している、過飽和流体である。
有利には、塩水は、ピストン−様アセンブリーにより、ノズル411を介して、該チャンバー410(例えば、塩水バッグまたは他の容器) から供給され、該ピストン−様アセンブリーは、特定の用途に関連する諸状況に応じて、連続的または間欠的に、約4.13+ MPa (600+ psi)にて塩水を放出できる、シリンジポンプ416を含む。このシリンジポンプ416は、有利には動作可能な状態でモーターアセンブリー420と結合したピストン418を含む。チェックバルブ422は、該シリンジポンプ416の充填中の、ライン413からの意図しない流体損失を防止する。チェックバルブ424は、流体が該シリンジポンプ416を出た際に、該塩水の、該流体供給アセンブリー400への、意図しない流入を防止する。有利には、該シリンジポンプ416は、約10〜約100 mlの容積を有する、流体貯槽を含むが、種々のサイズのシリンジポンプを、特定の用途に関連する諸状況に依存して、利用することができる。更に、該チャンバー入口は、有利にはフィルタを備えていて、該ポンプ装置に存在する可能性のある、あらゆるデブリから防御する。
該チャンバー410は、有利には、塩水および酸素を導入する内部空間を画成するように、(例えば、UV接着剤で)接合または堅固に接着された、ハウジング415およびキャップ417を含む。このチャンバー410は、更にこのチャンバー410に入るガスから、望ましくない粒状物質を除去するための、細菌フィルタアセンブリー414を含むことができる。該ハウジング415および該キャップ417は、ポリカーボネートまたは他の適当な生体適合性材料で作ることができる。
有利には、該内部空間612は、加圧可能であって、操作中に、血液供給物は、該液−液酸素化アセンブリーの底部に蓄積され、かつガスヘッドは該酸素化アセンブリーの上部に維持される。該キャップ630は、開口632を備えており、該内部空間612内の圧の追跡が可能となる。このアセンブリーは、また1以上の流体サンプル口、例えば帰還チューブ660上の口634を含むことができる。
上記特許請求の範囲に記載したことを除き、ここに示された詳細、または構成もしくは設計によって、何等制限されない。即ち、上記特定の態様は、変更し、かつ改良することができ、またこのような変更並びに改良の全てが、上記特許請求の範囲に示された本発明の精神並びに範囲に入ることは明らかである。
Claims (178)
- 流体中にガスを溶解する方法であって、
(a) 第一の側部および第二の側部を有する、少なくとも一枚の膜を調製し、
(b) 該膜の該第一の側部と、該ガスとを、大気圧よりも高い圧力P1の下で接触させ、
(c) 該膜の該第二の側部と、該流体とを、該圧力P1よりも高い圧力P2にて接触させ、
(d) 該ガスが該膜を横切って拡散し、かつ該流体中に溶解するように、該流体の少なくとも一部を、該膜の該第二の側部と接触状態に維持する、工程を含むことを特徴とする、上記方法。 - 上記工程(a)が、ハウジング内に複数の膜を設ける工程を含む、請求項1記載の方法。
- 該複数の膜が、管状の膜である、請求項2記載の方法。
- 該複数の管状膜各々の外側表面が、該各膜の該第一側部を含み、かつ該複数の管状膜各々の内側表面が、該各膜の該第二側部を含む、請求項3記載の方法。
- 上記工程(b)が、該ガスを該ハウジング内に放出して、該複数の管状膜各々の外側表面と接触させる、請求項4記載の方法。
- 上記工程(c)が、該流体を、該複数の管状膜各々に放出して、該複数の管状膜各々の内側表面と接触させる、請求項5記載の方法。
- 該複数の管状膜が、中空繊維マットを含む、請求項3記載の方法。
- 該ガスが、酸素を含む、請求項1記載の方法。
- 該圧力P1が、約0.207 MPa絶対圧力(30 psia)未満である、請求項1記載の方法。
- 該流体が、生理的流体を含む、請求項1記載の方法。
- 該生理的流体が、塩水を含む、請求項10記載の方法。
- 該生理的流体が、血液を含む、請求項10記載の方法。
- 患者に流体を供給する方法であって、
(a) 第一の側部および第二の側測部を有する、少なくとも一枚の膜を調製し、
(b) 該膜の該第一の側部と、該ガスとを、大気圧よりも高い圧力P1の下で接触させ、
(c) 該膜の該第二の側部と、該流体とを、該圧力P1よりも高い圧力P2にて接触させ、
(d) 該ガスが該膜を横切って拡散し、かつ該流体中に溶解するように、該流体の少なくとも一部を、該膜の該第二の側部と接触状態に維持して、ガスを可溶化した流体を生成し、および
(e) 該ガス可溶化流体を、該患者の脈管系に注入する、工程を含むことを特徴とする、上記方法。 - 上記工程(a)が、ハウジング内に複数の膜を設ける工程を含む、請求項13記載の方法。
- 該複数の膜が、管状の膜である、請求項14記載の方法。
- 該複数の管状膜各々の外側表面が、該各膜の該第一側部を含み、かつ該複数の管状膜各々の内側表面が、該各膜の該第二側部を含む、請求項15記載の方法。
- 上記工程(b)が、該ガスを該ハウジング内に放出して、該複数の管状膜各々の外側表面と接触させる、請求項16記載の方法。
- 上記工程(c)が、該流体を、該複数の管状膜各々に放出して、該複数の管状膜各々の内側表面と接触させる、請求項17記載の方法。
- 該複数の管状膜が、中空繊維マットを含む、請求項15記載の方法。
- 該ガスが、酸素を含む、請求項15記載の方法。
- 該圧力P1が、約0.103 MPa (15 psi)未満である、請求項13記載の方法。
- 該流体が、生理的流体を含む、請求項13記載の方法。
- 該生理的流体が、塩水を含む、請求項22記載の方法。
- 該生理的流体が、血液を含む、請求項22記載の方法。
- 第一末端部および第二末端部を持つハウジングと、
該ハウジング内に配置された、複数の管状膜と、ここで該複数の管状膜各々は、内側表面および外側表面を有し、
酸素ガスを放出して、該複数の管状膜各々の、外側表面のみと接触するように配列された、該ハウジング内の第一の入口と、
流体を放出して、該複数の管状膜各々の、内側表面のみと接触するように配列された、該ハウジング内の第二の入口と、ここで該酸素ガスは、該管状膜を介して、該流体内に拡散して、酸素化された流体を生成する、
該酸素化された流体を排出するための、該ハウジング内の出口と、を含むことを特徴とする、膜型酸素化装置。 - 該ハウジングが、管状膜を含む、請求項25記載の膜型酸素化装置。
- 該複数の管状膜が、中空繊維マットを含む、請求項25記載の膜型酸素化装置。
- 第一末端部、第二末端部およびガス入口を持つハウジングと、
該ハウジング内に設けられた複数の中空繊維と、ここで該複数の中空繊維は、一般に該ハウジングの該第一末端部と該第二末端部との間に広がっており、該複数の中空繊維は、該ハウジングの該第一末端部から該ハウジングの該第二末端部に、流体を通し、一方でこれらを介するガスの拡散を可能とするように改造されており、
該ハウジングの該第一末端部における、該複数の中空繊維近辺に配置された第一の封止および該ハウジングの該第二末端部における、該複数の中空繊維近辺に配置された第二の封止と、ここで該第一および第二封止は、該ハウジング内のこれらの間に、ガスチャンバーを画成する、 該ハウジングの該第一末端部に配置された第一端部キャップと、ここで該第一端部キャップは、流体入口を有し、かつ該第一端部キャップと該第一封止との間に、流体入口マニホルドを画成する、および
該ハウジングの該第二末端部に配置された第二端部キャップと、ここで該第二端部キャップは、流体入口を有し、かつ該第二端部キャップと該第二封止との間に、流体入口マニホルドを画成する、を含むことを特徴とする、膜型酸素化装置。 - 第一の入口、第二の入口および出口を有する内部混合チャンバーを持つミキサと、 該第一の入口を介して、該ミキサの混合チャンバー内に第一流体を供給するのに適したポンプと、
ガスで過飽和状態にある液相を含む第二流体を、該第二の入口を介して該ミキサの混合チャンバー供給して、該第一流体と混合し、かつ混合流体を生成するのに適した、ガス−過飽和流体供給アセンブリーと、を含むことを特徴とする、混合デバイス。 - 該ガス−過飽和流体供給アセンブリーが、ガスで過飽和状態にある液相と気相とを含む第二流体を、該第二の入口を介して該ミキサの混合チャンバーに供給して、該第一流体と混合し、かつ混合流体を生成するのに適したものである、請求項29記載のデバイス。
- 該第二流体の該気相が、酸素を含む、請求項30記載のデバイス。
- 該ガスが酸素である、請求項29記載のデバイス。
- 該第二流体の液相が、生理塩水である、請求項29記載のデバイス。
- 該第一流体が血液を含む、請求項29記載のデバイス。
- 該ガスが、該第一流体におけるよりも高い濃度で、該混合流体中に溶解している、請求項29記載のデバイス。
- 該混合流体が酸素過剰血液を含む、請求項29記載のデバイス。
- 該混合流体が高比重の血液を含む、請求項29記載のデバイス。
- 該第一の入口が、該混合チャンバー内で、サイクロン流を生成するように配置されている、請求項29記載のデバイス。
- 該第二流体が一般的に上向きに該チャンバーに流入するように、該第二の入口が配置されている、請求項29記載のデバイス。
- 該第二流体が、該チャンバーに流入する該第一流体の初期移動方向に対して、直交する方向にて該チャンバーに流入するように、該第二の入口が配置されている、請求項29記載のデバイス。
- 該混合チャンバーが加圧可能である、請求項29記載のデバイス。
- 該ポンプと結合した制御アセンブリーを含む、請求項29記載のデバイス。
- 該制御アセンブリーと結合した、ディスプレーを含む、請求項42記載のデバイス。
- 該ポンプが、流体供給源からの該第一流体を受け取る、請求項29記載のデバイス。
- 該ポンプが、患者由来の該第一流体を受け取る、請求項29記載のデバイス。
- 該混合流体を、指定位置に供給するのに適した、流体放出装置を含む、請求項29記載のデバイス。
- 該指定位置が患者を含む、請求項46記載のデバイス。
- 該ポンプを該ミキサと結合するチューブを含み、該チューブが該第一流体を放出するのに適している、請求項29記載のデバイス。
- 該ガス過飽和流体供給源と、該ミキサとを連結する、毛細管アセンブリーを含む、請求項29記載のデバイス。
- 該毛細管アセンブリーが、単一の毛細管を含む、請求項49記載のデバイス。
- 該毛細管アセンブリーが、複数の毛細管を含む、請求項49記載のデバイス。
- 血液と、溶解したガスを含む流体とを混合するデバイスであって、
第一の入口、第二の入口および出口を有する、内部混合チャンバーをもつミキサを含み、該第一の入口が、該混合チャンバー内に、渦流を生成するのに適したものであることを特徴とする、上記混合デバイス。 - 血液を、該第一の入口を介して、該ミキサの該混合チャンバーに送るのに適したポンプを含む、請求項52記載のデバイス。
- 酸素過飽和流体を、該第二の入口を介して該ミキサの混合チャンバーに送るのに適した、ガス過飽和流体供給アセンブリーを含み、該血液および酸素過飽和流体を、相互に混合して混合流体を生成する、請求項53記載のデバイス。
- 該第二流体が、生理塩水を含む、請求項54記載のデバイス。
- 該混合チャンバーが、実質的に円筒状の壁を含み、かつ該第一の入口が、該実質的に円筒状の壁に対して実質的に正接方向に沿って、流体を導くように配置されている、請求項52記載のデバイス。
- 該第二の入口が、該第二流体を、一般的に上向きに導くように配置されている、請求項52記載のデバイス。
- 該第二の入口が、該チャンバーに流入する該第一流体の初期移動方向に対して、直角方向に該第二流体を導くように配置されている、請求項52記載のデバイス。
- 該混合チャンバーが加圧可能である、請求項52記載のデバイス。
- 該ポンプと連結された制御アセンブリーを含む、請求項53記載のデバイス。
- 該制御アセンブリーと連結されたディスプレーを含む、請求項60記載のデバイス。
- 該ポンプが、患者からの血液を受け取る、請求項54記載のデバイス。
- 該混合流体を指定部位に送るのに適した、流体放出装置を含む、請求項54記載のデバイス。
- 該指定部位が、患者を含む、請求項63記載のデバイス。
- 該ポンプと該ミキサとを連結するチューブを含み、該チューブが該第一流体を放出するのに適したものである、請求項54記載のデバイス。
- 該ガス−流体供給源と該ミキサとを連結する毛細管アセンブリーを含む、請求項54記載のデバイス。
- 該毛細管アセンブリーが、単一の毛細管を含む、請求項66記載のデバイス。
- 該毛細管アセンブリーが、複数の毛細管を含む、請求項66記載のデバイス。
- 流体をガスで過飽和状態にするためのデバイスであって、
流体供給源と、
第一の入口、第二の入口および出口を持つチャンバーと、
該流体供給源由来の流体を受け取り、かつ該流体を該チャンバーの該第一の入口に送るように連結されたポンプと、
該チャンバーの該第二の入口にガスを放出するように連結されたガス供給源と、ここで該ガス供給源は、該チャンバー内の圧力を、所定レベルに維持し、
該チャンバーの該第一の入口と結合した噴霧器ノズルとを含み、該噴霧器ノズルは、該チャンバー内のガス中で、該流体の液滴パターンを生成して、該ガスを該流体中で拡散させ、ガス−過飽和流体を生成し、該ガス−過飽和流体は、該チャンバー内の該噴霧器ノズルの下方にたまり、かつ該出口を介して該チャンバーから取り出すことができる、
ことを特徴とする、上記デバイス。 - 該チャンバーが、約100 ccなる容積を有する、請求項69記載のデバイス。
- 該所定のレベルが、約4.13 MPa (約600 psi)である、請求項69記載のデバイス。
- 該流体供給源からの流体が、生理的流体を含む、請求項69記載のデバイス。
- 該生理的流体が、塩水を含む、請求項72記載のデバイス。
- 該ガスが、酸素を含む、請求項69記載のデバイス。
- 該液滴パターンが、円錐を含む、請求項69記載のデバイス。
- 該円錐が、約20〜約40度なる角度を有する、請求項75記載のデバイス。
- 該ガス−過飽和流体が、標準温度および圧力に対して規格化された、該流体供給源由来の流体体積の、約0.5〜約3.0倍なる範囲内の、容積を占めるであろう溶解ガス含有率を持つ、請求項69記載のデバイス。
- 該チャンバーの該出口と連結された第二のポンプを含み、該チャンバーから該ガス−過飽和流体を取り出す、請求項69記載のデバイス。
- 流体供給源と、
第一の入口、第二の入口、第三の入口および出口を備えたチャンバーと、
ガスを放出するために、該チャンバーの該第一の入口と連結された、ガス供給源と、
該流体供給源からの流体を受け取り、かつ該流体を、該チャンバーの該第二の入口および該第三の入口に放出するように連結された、ピストンアセンブリーと、
該チャンバーの該第三の入口に連結されたノズルと、ここで該ノズルは該ピストンアセンブリーからの流体を該チャンバーに送り、
該チャンバーの該出口に連結された第一のバルブと、ここでこの第一バルブは、該チャンバーからのガス−過飽和流体の放出を制御するために、アクチュエータアセンブリーに結合されており、
該第二の入口と連結された第二のバルブと、ここでこの第二バルブは、該チャンバー内でのガス−過飽和流体の生成における、希釈を制御するための、アクチュエータアセンブリーに結合されていることを特徴とする、
流体のガス−過飽和デバイス。 - 更に、流体内腔と連結された第三のバルブを含み、該第三のバルブが開放され、かつ該第一および第二バルブが閉じられている場合には、該内腔を介して、該ピストンアセンブリーからの流体が、該チャンバーを迂回して流れる、請求項79記載のデバイス。
- 該ガス供給源が、該チャンバー内の流体圧力を所定のレベルに維持する、請求項79記載のデバイス。
- 該所定のレベルが、少なくとも約3.45 MPa (500 psi)である、請求項81記載のデバイス。
- 該流体供給源からの流体が、生理的流体を含む、請求項79記載のデバイス。
- 該生理的流体が、塩水を含む、請求項83記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーがシリンジを含む、請求項79記載のデバイス。
- 該ガスが酸素を含む、請求項79記載のデバイス。
- 該シリンジがピストンを含み、該デバイスが更に該シリンジのピストンと結合したモーターをも含み、該流体供給源からの流体をチャンバーに送る前に、該流体を加圧する、請求項85記載のデバイス。
- 該第二バルブを閉じて、該ノズルを介する該流体の噴霧を容易にする、請求項79記載のデバイス。
- 該第二バルブを開放して、流体の希釈を容易にする、請求項79記載のデバイス。
- 該アクチュエータアセンブリは、該第一バルブを調節して、該チャンバーからの該ガス−過飽和流体の取り出しを調節する、請求項79記載のデバイス。
- 該アクチュエータアセンブリと結合した制御アセンブリーを含む、請求項79記載のデバイス。
- 該制御アセンブリーと結合したディスプレーを含む、請求項91記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーが、該流体を、連続的に該チャンバーの該第三の入口に送る、請求項79記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーが、該流体を、間歇的に該チャンバーの該第三の入口に送る、請求項79記載のデバイス。
- 該流体供給源から該ピストンアセンブリーに流体を放出する際に、該チャンバーからの流体の損失を回避するために、該ピストンアセンブリーと該チャンバーとの間に結合された、第一のチェックバルブを含む、請求項79記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーにより該チャンバーに流体を放出する際に、該流体供給源への流体の流れを防止するために、該ピストンアセンブリーと該流体供給源との間に結合された、第二のチェックバルブを含む、請求項95記載のデバイス。
- 該ノズルを介する該チャンバーからの流体およびガスの流れを回避するために、該ノズルに連結された第三のチェックバルブを含む、請求項96記載のデバイス。
- 該アクチュエータアセンブリーが、該第一バルブに連結された第一ソレノイド、該第二バルブに連結された第二ソレノイドおよび該第三バルブに連結された第三ソレノイドを含み、これら各ソレノイドが、開放位置および閉鎖位置間でその各バルブを移動させるのに適している、請求項80記載のデバイス。
- 該チャンバーが、キャップと結合した使い捨て可能なハウジングを含む、請求項79記載のデバイス。
- 該チャンバー近傍に配置された、保護ハウジングアセンブリーを含む、請求項79記載のデバイス。
- 血液を酸素化し、かつ該酸素化された血液を患者に送る装置であって、
血液供給源と結合した、血液ポンプアセンブリーと、
該血液ポンプアセンブリーと結合した、血液酸素化アセンブリーと、ここで該血液酸素化アセンブリーは、該血液ポンプアセンブリーからの血液を受け取り、この血液を酸素化し、該血液酸素化アセンブリーは、膜型酸素化装置を含み、
該膜型酸素化装置は、第一の末端部分および第二の末端部分を持つハウジングと、該ハウジング内に設けられた複数の管状膜と、ここで該複数の管状膜各々は、内部表面と外部表面とを有し、該複数の管状膜各々の該外部表面だけと接触した状態で、酸素ガスを放出するように配置された、該ハウジング内の第一入口と、該複数の管状膜各々の該内部表面だけと接触した状態で、該血液を放出するように配置された、該ハウジング内の第二入口と、ここで該酸素ガスは、該管状膜を介して該血液中に拡散して、該酸素化された血液を生成し、該酸素化された血液を排出するための、該ハウジング内の出口とを含み、
該出口と連結された放出アセンブリーとを含み、該放出アセンブリーが、該酸素化された血液を患者に放出するのに適したものであることを特徴とする、上記装置。 - 血液を酸素化し、かつ該酸素化された血液を患者に送り出す装置であって、
血液供給源と結合した、血液ポンプアセンブリーと、
該血液ポンプアセンブリーと結合した、血液酸素化アセンブリーと、ここで該血液酸素化アセンブリーは、該血液ポンプアセンブリーからの血液を受け取り、この血液を酸素化し、該血液酸素化アセンブリーは、膜型酸素化装置を含み、該膜型酸素化装置は、第一の末端部分、第二の末端部分および酸素ガス入口を持つハウジングと、該ハウジング内に設けられた複数の中空繊維と、ここで該複数の中空繊維は、一般的に該ハウジングの該第一末端部分および該第二末端部分間に広がっており、該複数の中空繊維は、該ハウジングの該第一末端部分から該ハウジングの該第二末端部分に流体を通し、一方でこれらを介する酸素ガスの拡散を可能とするのに適したものであり、該ハウジングの該第一末端部分に、該複数の中空繊維近傍に設けられた第一の封止および該ハウジングの該第二末端部分に、該複数の中空繊維近傍に設けられた第二の封止と、ここでこれら第一および第二封止は、これらの間に、該ハウジング内のガスチャンバーを画成し、該ガスチャンバーは該酸素ガス入口に連結されており、該ハウジングの該第一末端部分に設けられた第一端部キャップと、ここで該第一端部キャップは、血液入口を有し、かつ該第一端部キャップと該第一封止との間に血液入口マニホルドを画成し、該ハウジングの該第二末端部分に設けられた第二端部キャップとを含み、ここで該第二端部キャップは、血液出口を有し、かつ該第二端部キャップと該第二封止との間に血液出口マニホルドを画成し、 該血液出口と連結された放出アセンブリーとを含み、この放出アセンブリーは、該酸素化された血液を患者に送るのに適したものであることを特徴とする、上記装置。 - 血液を酸素化し、かつ該酸素化された血液を患者に送るためのデバイスであって、該デバイスが、
血液供給源と連結された血液ポンプアセンブリーと、
該血液ポンプアセンブリーと連結された、血液酸素化アセンブリーと、ここで該血液酸素化アセンブリーは、該血液ポンプアセンブリーからの該血液を受け取り、かつ該血液を酸素化し、該血液酸素化アセンブリーは、第一の入口、第二の入口および出口を有する、内部混合チャンバーを含むミキサと、ここで該血液ポンプは、該第一入口を介して該ミキサの該混合チャンバーに血液を送るのに適したものであり、ガス−過飽和生理的流体を、該第二入口を介して該ミキサの該混合チャンバーに送るのに適した流体供給アセンブリーとを含み、ここで該血液と該生理的流体とは、相互に混合されて、該酸素化された血液を生成し、 該出口と連結された放出アセンブリーとを含み、該放出アセンブリーが、該酸素化された血液を患者に送るのに適したものであることを特徴とする、上記デバイス。 - 該生理的流体が、塩水を含む、請求項103記載のデバイス。
- 該酸素化された血液が、酸素過剰状態にある、請求項103記載のデバイス。
- 該酸素化された血液が、高圧のものである、請求項103記載のデバイス。
- 該第一入口が、該混合チャンバー内で渦流を生成するように配置されている、請求項103記載のデバイス。
- 該混合チャンバーが、加圧可能である、請求項103記載のデバイス。
- 該血液ポンプに連結された制御アセンブリーを含む、請求項103記載のデバイス。
- 該制御アセンブリーに連結されたディスプレーを含む、請求項109記載のデバイス。
- 該血液ポンプが、該患者からの血液を受け取る、請求項103記載のデバイス。
- 該混合チャンバーが、実質的に円筒状の壁を有し、かつ該第一入口が、該円筒状の壁に対して実質的に正接方向に沿って、流体を導くように配置されている、請求項103記載のデバイス。
- 血液を酸素化し、かつ該酸素化された血液を患者に送るためのデバイスであって、該デバイスが、
血液供給源と連結された、血液ポンプアセンブリーと、
該血液ポンプアセンブリーと連結された、血液酸素化アセンブリーと、ここで該血液酸素化アセンブリーは、該血液ポンプアセンブリーからの該血液を受け取り、かつ該血液を酸素化し、該血液酸素化アセンブリーは、第一入口、第二入口および出口を持つ酸素化装置と、ガス−流体供給アセンブリーとを含み、該血液ポンプは、該血液を該酸素化装置の第一入口に送るのに適しており、このガス−流体供給アセンブリーは、流体供給源と、第一入口、第二入口および出口を持つチャンバーと、該流体供給源からの流体を受け取り、かつ該流体を該チャンバーの該第位置入口に送るように連結されたポンプと、酸素ガスを、該チャンバーの該第二入口に送るように連結された酸素ガス供給源と、該チャンバーの該第一入口に連結された噴霧器ノズルとを含み、ここで該酸素ガス供給源は、該チャンバー内の圧力を所定レベルに維持し、この噴霧器ノズルは、該チャンバー内の該酸素ガス中に、該流体の液滴パターンを生成し、該酸素ガスを該流体中に拡散させて、酸素−過飽和流体を形成し、該酸素−過飽和流体は該チャンバー内の該下部に集められ、かつ該チャンバーの出口を介して、該チャンバーから取り出すことができ、該チャンバーの出口は、該酸素化装置の第二入口に連結されて、該血液と接触状態で該酸素−過飽和流体を放出し、酸素化された血液を形成し、該酸素化装置の出口と結合した放出アセンブリーとを含み、該放出アセンブリーは、該酸素化された血液を患者に送るのに適していることを特徴とする、上記デバイス。 - 該流体供給源からの流体が、生理的流体を含む、請求項113記載のデバイス。
- 該生理的流体が塩水を含む、請求項114記載のデバイス。
- 該液滴パターンが円錐を含む、請求項113記載のデバイス。
- 該円錐が角度約20度を有する、請求項116記載のデバイス。
- 該酸素−過飽和流体が、標準温度および圧力に対して規格化された、該流体供給源からの該流体体積の、約0.5〜約3.0倍なる範囲の体積を占有するであろう、溶解ガス含有率を持つ、請求項113記載のデバイス。
- 該チャンバーの出口と結合した第二ポンプを含み、該チャンバーからの該酸素−過飽和流体を取り出す、請求項114記載のデバイス。
- 血液を酸素化し、かつ該酸素化された血液を患者に送るためのデバイスであって、該デバイスが、
血液供給源と連結された、血液ポンプアセンブリーと、
該血液ポンプアセンブリーと連結された、血液酸素化アセンブリーと、ここで該血液酸素化アセンブリーは、該血液ポンプアセンブリーからの該血液を受け取り、かつ該血液を酸素化し、該血液酸素化アセンブリーは、第一入口、第二入口および出口を持つ酸素化装置と、ガス−過飽和流体供給源とを含み、ここで該血液ポンプは、該血液を該酸素化装置の第一入口に送るのに適しており、 該ガス−過飽和流体供給源は、流体供給源と、第一入口、第二入口、第三入口および出口を持つチャンバーと、該チャンバーの該第一入口にガスを送るように連結された、ガス供給源と、該流体供給源からの流体を受け取り、かつ該流体を該チャンバーの該第二および第三入口に送るように連結された、ピストンアセンブリーと、該チャンバーの該第三入口に連結されたノズルと、ここで該ノズルは、該ピストンアセンブリーからの該流体を該チャンバーに送り、該チャンバーの出口に連結された第一バルブと、ここで該第一バルブは、アクチュエータアセンブリーを結合されていて、該チャンバーからのガス−過飽和流体の放出を制御し、該チャンバーの出口は、該酸素化装置の該第二入口と連結されていて、該血液との接触状態にて、該酸素−過飽和流体を放出し、かくして該酸素化された血液を生成し、該第二入口と結合した第二バルブとを含み、ここで該第二バルブは、アクチュエータアセンブリーと連結されて、該チャンバー内でのガス−過飽和流体の生成中の、希釈を制御し、
該酸素化装置の出口と結合した放出アセンブリーとを含み、該放出アセンブリーが、該酸素化された血液を患者に送るのに適したものであることを特徴とする、上記デバイス。 - 該ピストンアセンブリーが、該チャンバー内の流体圧力を、所定のレベルに維持する、請求項120記載のデバイス。
- 該所定のレベルが、少なくとも約3.45 MPa (500 psi)である、請求項120記載のデバイス。
- 該流体供給源からの該流体が、生理的流体を含む、請求項120記載のデバイス。
- 該生理的流体が塩水を含む、請求項123記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーが、ピストンを持つシリンジを含み、かつ該シリンジのピストンと結合して、該流体を該チャンバーの該第一入口に送る前に、該流体供給源からの流体を圧縮するモーターをも含む、請求項120記載のデバイス。
- 該第二バルブが、該ノズルを介する該流体の霧化を簡単化するために、閉鎖される、請求項120記載のデバイス。
- 該第二バルブを、流体の希釈を簡単化するために開放する、請求項120記載のデバイス。
- 該アクチュエータアセンブリーが、該チャンバーからの該ガス−過飽和流体の取り出しを調節するために、該第一バルブを調節する、請求項120記載のデバイス。
- 該アクチュエータアセンブリーと結合した制御アセンブリーを含む、請求項120記載のデバイス。
- 該制御アセンブリーと結合したディスプレーを含む、請求項129記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーが、連続的に該流体を、該チャンバーの該第三入口に送る、請求項120記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーが、間歇的に該流体を、該チャンバーの該第三入口に送る、請求項120記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーと該チャンバーとの間に連結されて、該流体供給源からの該流体を該ピストンアセンブリーに送る際に、流体の損失を防止するための第一チェックバルブを含む、請求項120記載のデバイス。
- 該ピストンアセンブリーと該流体供給源との間に連結されて、該ピストンアセンブリーによって流体を該チャンバーに送る際に、該流体供給源への流体の流れを防止するための、第二チェックバルブを含む、請求項133記載のデバイス。
- 該ノズルと連結されて、該ノズルを介する該チャンバーからの流体およびガスの流れを防止するための、第三チェックバルブを含む、請求項134記載のデバイス。
- 該アクチュエータアセンブリーが、該第一バルブと結合した第一ソレノイド、該第二バルブと結合した第二ソレノイドおよび該第三バルブと結合した第三ソレノイドを含み、該各ソレノイドが、各バルブを、その開放位置と閉鎖位置との間で移動させるのに適したものである、請求項120記載のデバイス。
- 該チャンバーが、キャップと結合した使い捨て式ハウジングを含む、請求項120記載のデバイス。
- 該チャンバー近傍に設けられた、保護ハウジングアセンブリーを含む、請求項120記載のデバイス。
- 血液を酸素化し、かつ該酸素化された血液を患者に送るデバイスであって、該デバイスが、
血液供給源と結合した、血液ポンプアセンブリーと、
該血液ポンプアセンブリーと結合した血液酸素化アセンブリーと、ここで該血液酸素化アセンブリーは、該血液ポンプアセンブリーからの血液を受け取り、かつ該血液を酸素化し、
該血液酸素化アセンブリーと結合した放出装置とを含み、ここで該放出装置は、該酸素化された血液を患者に送るのに適しており、 該放出装置は、近位端部および遠位端部を持つ一般に管状の長い部材を含み、ここで該近位端部は、該患者内に挿入するのに適しており、かつ該遠位端部は、該血液酸素化アセンブリーと結合しており、該部材は、更に一般に該近位端部から該遠位端部に向かって伸びた、該酸素化された血液を運ぶための第一の内腔を有し、かつ該部材は、該近位端部と該遠位端部との間に位置する転移部分を有し、該転移部分は、該近位端部に比して比較的柔軟であり、かつ該遠位端部に比して比較的剛性である、ことを特徴とする、上記デバイス。 - 該部材の周辺部壁内部に位置し、かつ該第一の内腔まで広がっている、少なくとも一つの孔を含む、請求項139記載のデバイス。
- 該少なくとも一つの孔が、該部材の該遠位端部内に形成されている、請求項140記載のデバイス。
- 該部材の周辺部壁内部に位置し、かつ該第一の内腔まで広がっている、複数の孔を含む、請求項139記載のデバイス。
- 該複数の孔が、該部材の該遠位端部内に形成されている、請求項142記載のデバイス。
- 該複数の孔各々が、スルーウエイ軸を含み、各スルーウエイ軸が、一般に該部材の長手方向の軸に対して、直交しており、かつ各隣接するスルーウエイ軸から、周方向に偏っている、請求項142記載のデバイス。
- 該部材の少なくとも一部に沿って伸びている、第二の内腔を含む、請求項139記載のデバイス。
- 該第二の内腔が、案内ワイヤ上での該部材のトラッキングを促進するような大きさを持ち、かつそのような位置に配置された、請求項145記載のデバイス。
- 該部材上に位置する、放射線不透過性のマーカーを含む、請求項139記載のデバイス。
- 血液を酸素化し、かつ該酸素化された血液を患者に送るためのデバイスであって、該デバイスが、
血液供給源と結合した、血液ポンプアセンブリーと、
該血液ポンプアセンブリーと結合した、血液酸素化アセンブリーと、ここで該血液酸素化アセンブリーは、該血液ポンプアセンブリーからの該血液を受け取り、かつ該血液を酸素化し、
該血液酸素化アセンブリーと結合した放出装置とを含み、ここで該放出装置は、近位端部、遠位端部および長手方向の軸を持つ、一般に管状の長い部材を含み、ここで該近位端部は、該患者内に挿入するのに適しており、かつ該遠位端部は、該血液酸素化アセンブリーと結合しており、該部材は、更に該近位端部から該遠位端部に向かって伸びた、該酸素化された血液を運ぶための第一の内腔を有し、かつ該部材は、その周辺部壁内に形成され、該第一の内腔まで伸びた複数の孔を有し、該複数の孔は、該部材の該遠位端部内に位置しており、該複数の孔はスルーウエイ軸を有し、各スルーウエイ軸は、該部材の該長手方向の軸に対して直角であり、かつ各隣接するスルーウエイ軸から周方向に偏っている、ことを特徴とする、上記デバイス。 - 該部材の少なくとも一部に沿って伸びている第二の内腔を含む、請求項148記載のデバイス。
- 該第二の内腔が、案内ワイヤ上での該部材のトラッキングを促進するような大きさを持ち、かつそのような位置に配置された、請求項149記載のデバイス。
- 該部材上に位置する、放射線不透過性のマーカーを含む、請求項148記載のデバイス。
- 各スルーウエイ軸が、各隣接するスルーウエイ軸から、90度だけ周方向に偏っている、請求項148記載のデバイス。
- 該部材が、該近位端部と該遠位端部との間に位置する、転移部分を含み、該転移部分が、該近位端部に比して比較的柔軟であり、かつ該遠位部分に比して比較的剛性である、請求項148記載のデバイス。
- 該複数の孔が、該部材の遠位端部から少なくとも約1.27 cm (0.5 in)離れている、請求項148記載のデバイス。
- 該複数の孔が、該長手方向の軸に沿って、周期的に隔置されている、請求項148記載のデバイス。
- 該第一の内腔が、該部材の開放遠位端部において終端している、請求項148記載のデバイス。
- 該第一の内腔が、該部材の閉鎖遠位端部において終端している、請求項148記載のデバイス。
- 血液を酸素化し、かつ該酸素化された血液を患者に送るためのデバイスであって、該デバイスが、
血液供給源と結合した、血液ポンプアセンブリーと、
該血液ポンプアセンブリーと結合した、血液酸素化アセンブリーと、ここで該血液酸素化アセンブリーは、該血液ポンプアセンブリーからの該血液を受け取り、かつ該血液を酸素化し、
該血液酸素化アセンブリーと結合した放出装置とを含み、
該放出装置は、近位端部、遠位端部および長手方向の軸を有する、一般的に管状の長い部材を含み、該近位端部は、該患者内に挿入するのに適しており、かつ該遠位端部は、該血液酸素化アセンブリーと結合しており、該部材は、更に該近位端部から該遠位端部に向かって伸びた、該酸素化された血液を運搬する第一の内腔を含み、かつ該部材の周辺部壁内に形成され、該第一の内腔まで伸びた複数の孔を有し、該複数の孔は、該部材の該遠位端部内に位置し、該複数の孔各々は、スルーウエイ軸を有し、スルーウエイ軸各々は、一般に該部材の該長手方向の軸に対して直交しており、かつ各隣接するスルーウエイ軸各々から周方向に偏っており、該部材は、更に該近位端部と該遠位端部との間に位置する転移部分を有し、該転移部分は、該近位端部に比して比較的柔軟であり、かつ該遠位端部に比して比較的剛性である、ことを特徴とする、上記デバイス。 - 近位端部および遠位端部を有し、一般に該近位端部から該遠位端部に向かって伸びた第一の内腔を有し、かつ該近位端部と該遠位端部との間に位置する転移部分を有する、一般的に管状の長い部材を含み、該転移部分は、該近位端部に比して比較的柔軟であり、かつ該遠位端部に比して比較的剛性である、ことを特徴とする流体放出デバイス。
- 該部材の周辺部壁内に位置し、かつ該第一の内腔まで伸びた少なくとも一つの孔を含む、請求項159記載のデバイス。
- 該少なくとも一つの孔が、該部材の該遠位端部内に形成される、請求項160記載のデバイス。
- 該部材の周辺部壁内に位置し、かつ該第一の内腔まで伸びた複数の孔を含む、請求項159記載のデバイス。
- 該複数の孔が、該部材の該遠位端部内に形成される、請求項162記載のデバイス。
- 該複数の孔各々が、スルーウエイ軸を含み、該スルーウエイ軸が、一般的に該部材の該長手方向の軸に対して直交しており、かつ各隣接するスルーウエイ軸から周方向に偏っている、請求項162記載のデバイス。
- 該部材の少なくとも一部に沿って伸びた、第二の内腔を含む、請求項159記載のデバイス。
- 該第二の内腔が、該部材の、案内ワイヤ上でのトラッキングを促進するような寸法を有し、かつそのような位置にある、請求項165記載のデバイス。
- 該部材上に位置する、放射線不透過性のマーカーを含む、請求項159記載のデバイス。
- 一般的に管状の長い部材を含み、該部材は近位端部、遠位端部および長手方向の軸を有し、該近位端部から該遠位端部に向かって伸びた第一の内腔を有し、かつ該部材の周辺部壁内に形成され、該第一の内腔まで伸びた複数の孔を有し、該複数の孔は、該部材の該遠位端部に位置しており、該複数の孔各々は、スルーウエイ軸を有し、各スルーウエイ軸は、一般に該部材の該長手方向の軸に対して直交しており、かつ各隣接するスルーウエイ軸から周方向に偏っていることを特徴とする、流体放出デバイス。
- 該部材の少なくとも一部に沿って伸びた、第二の内腔を含む、請求項168記載のデバイス。
- 該第二の内腔が、案内ワイヤ上での該部材のトラッキングを促進するような寸法を持ち、かつそのような位置にある、請求項169記載のデバイス。
- 該部材上に位置する、放射線不透過性マーカーを含む、請求項168記載のデバイス。
- 各スルーウエイ軸が、90度だけ、各隣接するスルーウエイ軸から周方向に偏っている、請求項168記載のデバイス。
- 該部材が、該近位端部と該遠位端部との間に位置する転移部分を含み、該転移部分が、該近位端部に比して比較的柔軟であり、かつ該遠位端部に比して比較的剛性である、請求項168記載のデバイス。
- 該複数の孔が、該部材の遠位端部から、少なくとも約1.27 cm (0.5 in)なる距離で隔置されている、請求項168記載のデバイス。
- 該複数の孔が、該長手方向の軸に沿って、周期的に隔置されている、請求項168記載のデバイス。
- 該第一の内腔が、該部材の開放遠位端部において終端している、請求項168記載のデバイス。
- 該第一の内腔が、該部材の閉鎖遠位端部において終端している、請求項168記載のデバイス。
- 一般的に管状の長い部材を含み、該部材が、近位端部、遠位端部および長手方向の軸を有し、該近位端部から該遠位端部に向かって伸びた、第一の内腔を有し、かつ該部材の周辺部壁内に形成され、該第一内腔内に伸びている、複数の孔を有し、該複数の孔が、該部材の該遠位端部内に位置し、該複数の孔各々が、スルーウエイ軸を有し、各スルーウエイ軸は、一般に該部材の該長手方向の軸に対して直交しており、かつ各隣接するスルーウエイ軸から周方向に偏っており、該部材は、更に該近位端部と該遠位端部との間に位置する転移部分を含み、該転移部分は、該近位端部に比して比較的柔軟であり、かつ該遠位端部に比して比較的剛性であることを特徴とする、流体放出デバイス。
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