JP2012148306A - 溶接ワイヤ用スプール - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接ワイヤの残量確認作業を容易にして、作業者の負担軽減及び溶接ワイヤの適切な管理を実現する。
【解決手段】溶接ワイヤが巻回される円筒状の胴部と、該胴部の両端に設けられた円板状のフランジ部とを備える溶接ワイヤ用スプールにおいて、少なくとも一方の前記フランジ部の表面には、径方向に沿って覗き孔が形成されていると共に、該覗き孔に隣接して前記溶接ワイヤの残量を示す記号が前記溶接ワイヤの種類毎に記されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶接ワイヤ用スプールに関する。
周知のように、溶接ワイヤは溶接ワイヤ用スプールに巻かれた状態で保管或いは運搬される。溶接時において、この溶接ワイヤ用スプールは溶接機のワイヤ送給機に回転自在に装着される。そして、ワイヤ送給機は溶接ワイヤスプールを回転させて溶接ワイヤを巻き戻しながら、溶接トーチを介して溶接対象部位に送給する(下記特許文献1参照)。
特開平9−253849号公報
従来、溶接ワイヤ用スプールに巻かれている溶接ワイヤの残量を確認するには、秤の上に対象の溶接ワイヤ用スプールを載せて重量を量る方法しかなかった。そのため、作業者は溶接ワイヤの残量を確認する度に、溶接ワイヤ用スプールの保管場所から秤の設置場所まで対象の溶接ワイヤ用スプールを運搬しなければならず、大きな作業負担を強いられていた。また、工事現場など、秤が近くに設置されていない場所では溶接ワイヤの残量管理ができず、溶接ワイヤの使用量の実績及び溶接ワイヤの交換時期を適切に管理することが困難であった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、溶接ワイヤの残量確認作業を容易にして、作業者の負担軽減及び溶接ワイヤの適切な管理を実現する溶接ワイヤ用スプールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、溶接ワイヤ用スプールに係る第1の解決手段として、溶接ワイヤが巻回される円筒状の胴部と、該胴部の両端に設けられた円板状のフランジ部とを備える溶接ワイヤ用スプールにおいて、少なくとも一方の前記フランジ部の表面には、径方向に沿って覗き孔が形成されていると共に、該覗き孔に隣接して前記溶接ワイヤの残量を表す記号が前記溶接ワイヤの種類毎に記されていることを特徴とする。
また、本発明では、溶接ワイヤ用スプールに係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記覗き孔は、前記フランジ部の径方向に沿って一定間隔で複数形成されており、前記溶接ワイヤの残量を表す記号として、前記溶接ワイヤの残量を重量で表す文字が前記覗き孔のそれぞれに隣接して前記溶接ワイヤの種類毎に記されていることを特徴とする。
また、本発明では、溶接ワイヤ用スプールに係る第3の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記覗き孔は、前記フランジ部の径方向に沿って前記胴部の縁から前記フランジ部の縁に亘る長さで1つ形成されており、前記溶接ワイヤの残量を表す記号として、前記溶接ワイヤの残量を重量で表す文字と目盛り線が前記覗き孔に隣接して且つ前記覗き孔の長さ方向に沿って一定間隔で前記溶接ワイヤの種類毎に記されていることを特徴とする。
本発明によれば、溶接ワイヤ用スプールの胴部に溶接ワイヤが巻かれた状態で、フランジ部の覗き孔から見える溶接ワイヤの最外縁と、覗き孔に隣接して記されている溶接ワイヤの残量を表す記号との位置関係から、溶接ワイヤの残量を容易に確認することができる。しかも、溶接ワイヤの残量を表す記号は溶接ワイヤの種類毎に記されているので、溶接ワイヤ用スプールに巻かれている溶接ワイヤの種類に関わらず、溶接ワイヤの残量を容易に確認することができる。
従って、本発明に係る溶接ワイヤ用スプールを用いることで、作業者は溶接ワイヤの残量を確認する際に、溶接ワイヤ用スプールの保管場所から秤の設置場所まで対象の溶接ワイヤ用スプールを運搬する必要がなくなり、また、工事現場など、秤が近くに設置されていない場所でも溶接ワイヤの使用量の実績及び溶接ワイヤの交換時期を適切に管理することができるようになる。このように、本発明に係る溶接ワイヤ用スプールによれば、溶接ワイヤの残量確認作業を容易にして、作業者の負担軽減及び溶接ワイヤの適切な管理を実現することができる。
第1実施形態に係る溶接ワイヤ用スプールAの外観図である。 溶接ワイヤ用スプールAの作用効果を表す図である。 第2実施形態に係る溶接ワイヤ用スプールBの外観図である。 溶接ワイヤ用スプールBの作用効果を表す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る溶接ワイヤ用スプールAの外観図である。この図1に示すように、溶接ワイヤ用スプールAは、溶接ワイヤW(図1では図示省略)が巻回される円筒状の胴部1と、該胴部1の両端に設けられた円板状のフランジ部2、3とを備えている。
そして、フランジ部2の表面には、径方向に沿って覗き孔2aが形成されていると共に、該覗き孔2aに隣接して溶接ワイヤWの残量を表す記号2b、2cが溶接ワイヤWの種類毎に記されている。より詳細には、覗き孔2aは、フランジ部2の径方向に沿って一定間隔で複数形成されており、溶接ワイヤWの残量を表す記号2b、2cとして、溶接ワイヤWの残量を重量で表す文字が覗き孔2aのそれぞれに隣接して溶接ワイヤWの種類毎に記されている。
なお、図1では、一例として、フランジ部2の表面において各覗き孔2aに隣接して、溶接ワイヤWがAl(アルミニウム)製である場合の残量を表す記号2bと、溶接ワイヤWがFe(鉄)製である場合の残量を表す記号2cとが記されている状態を示している。また、各覗き孔2aの形成位置は、事前に各種の溶接ワイヤWの残量(重量)と溶接ワイヤWの最外縁位置との関係を調査した結果に基づいて決定されていることは勿論である。
上述した溶接ワイヤ用スプールAの作用効果は以下の通りである。
図2は、溶接ワイヤ用スプールAの胴部1に溶接ワイヤWが巻かれた状態を示している。この図2に示すように、溶接ワイヤ用スプールAの胴部1に溶接ワイヤWが巻かれた状態で、フランジ部2の覗き孔2aから見える溶接ワイヤWの最外縁と、覗き孔2aに隣接して記されている溶接ワイヤWの残量を表す記号2b、2cとの位置関係から、溶接ワイヤWの残量を容易に確認することができる。
図2からは、例えば溶接ワイヤWがAl(アルミニウム)製である場合、溶接ワイヤ用スプールAに巻かれている溶接ワイヤWの残量は約3.5kgであることが確認でき、また、例えば溶接ワイヤWがFe(鉄)製である場合、溶接ワイヤ用スプールAに巻かれている溶接ワイヤWの残量は約7.0kgであることが確認できる。
つまり、本実施形態に係る溶接ワイヤ用スプールAを用いることで、作業者は溶接ワイヤWの残量を確認する際に、溶接ワイヤ用スプールAの保管場所から秤の設置場所まで対象の溶接ワイヤ用スプールAを運搬する必要がなくなり、また、工事現場など、秤が近くに設置されていない場所でも溶接ワイヤWの使用量の実績及び溶接ワイヤWの交換時期を適切に管理することができるようになる。
以上のように、本実施形態に係る溶接ワイヤ用スプールAによれば、溶接ワイヤWの残量確認作業を容易にして、作業者の負担軽減及び溶接ワイヤWの適切な管理を実現することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態に係る溶接ワイヤ用スプールBの外観図である。この図3に示すように、溶接ワイヤ用スプールBは、第1実施形態と同様に、溶接ワイヤW(図3では図示省略)が巻回される円筒状の胴部1と、該胴部1の両端に設けられた円板状のフランジ部2、3とを備えている。
そして、フランジ部2の表面には、径方向に沿って覗き孔2dが形成されていると共に、該覗き孔2dに隣接して溶接ワイヤWの残量を表す記号2b、2c、2e、2fが溶接ワイヤWの種類毎に記されている。より詳細には、覗き孔2dは、フランジ部2の径方向に沿って胴部1の縁からフランジ部2の縁に亘る長さで1つ形成されており、溶接ワイヤWの残量を表す記号として、溶接ワイヤWの残量を重量で表す文字2b、2cと目盛り線2e、2fが覗き孔2dに隣接して且つ覗き孔2dの長さ方向に沿って一定間隔で溶接ワイヤWの種類毎に記されている。
なお、図3では、一例として、フランジ部2の表面において覗き孔2dの長さ方向に沿って、溶接ワイヤWがAl(アルミニウム)製である場合の残量を重量で表す文字2b及び目盛り線2eと、溶接ワイヤWがFe(鉄)製である場合の残量を重量で表す文字2c及び目盛り線2fとが一定間隔で記されている状態を示している。また、各目盛り線2e、2fの記載位置は、事前に各種の溶接ワイヤWの残量(重量)と溶接ワイヤWの最外縁位置との関係を調査した結果に基づいて決定されていることは勿論である。
上述した溶接ワイヤ用スプールBの作用効果は以下の通りである。
図4は、溶接ワイヤ用スプールBの胴部1に溶接ワイヤWが巻かれた状態を示している。この図4に示すように、溶接ワイヤ用スプールBの胴部1に溶接ワイヤWが巻かれた状態で、フランジ部2の覗き孔2dから見える溶接ワイヤWの最外縁と、覗き孔2dに隣接して記されている溶接ワイヤWの残量を表す記号2b、2c、2e、2fとの位置関係から、溶接ワイヤWの残量を容易に確認することができる。
図4からは、例えば溶接ワイヤWがAl(アルミニウム)製である場合、溶接ワイヤ用スプールBに巻かれている溶接ワイヤWの残量は約3.5kgであることが確認でき、また、例えば溶接ワイヤWがFe(鉄)製である場合、溶接ワイヤ用スプールBに巻かれている溶接ワイヤWの残量は約7.0kgであることが確認できる。
以上のように、本実施形態に係る溶接ワイヤ用スプールBによれば、第1実施形態と同様に、溶接ワイヤWの残量確認作業を容易にして、作業者の負担軽減及び溶接ワイヤWの適切な管理を実現することができる。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。例えば、上記第1及び第2実施形態では、2つのフランジ部2、3の内、一方のフランジ部2に覗き孔2a(2d)と、溶接ワイヤWの残量を表す記号2b、2c(2e、2f)を設ける場合を例示したが、フランジ部2、3の両方にこれらを設けても良い。
また、上記第1及び第2実施形態では、溶接ワイヤWがAl(アルミニウム)製である場合と、溶接ワイヤWがFe(鉄)製である場合との2種類の溶接ワイヤWについて溶接ワイヤWの残量を表す記号を記す場合を例示したが、3種類以上の溶接ワイヤWについて溶接ワイヤWの残量を表す記号を記すようにしても良い。また、同じ材質の溶接ワイヤWについても径φの大きさによって重量は変わるため、径φ毎に溶接ワイヤWの残量を表す記号を記すようにしても良い。
A、B…溶接ワイヤ用スプール、W…溶接ワイヤ、1…胴部、2、3…フランジ部、2a、2d…覗き孔、2b、2c、2e、2f…溶接ワイヤWの残量を表す記号

Claims (3)

  1. 溶接ワイヤが巻回される円筒状の胴部と、該胴部の両端に設けられた円板状のフランジ部とを備える溶接ワイヤ用スプールにおいて、
    少なくとも一方の前記フランジ部の表面には、径方向に沿って覗き孔が形成されていると共に、該覗き孔に隣接して前記溶接ワイヤの残量を表す記号が前記溶接ワイヤの種類毎に記されていることを特徴とする溶接ワイヤ用スプール。
  2. 前記覗き孔は、前記フランジ部の径方向に沿って一定間隔で複数形成されており、
    前記溶接ワイヤの残量を表す記号として、前記溶接ワイヤの残量を重量で表す文字が前記覗き孔のそれぞれに隣接して前記溶接ワイヤの種類毎に記されていることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ用スプール。
  3. 前記覗き孔は、前記フランジ部の径方向に沿って前記胴部の縁から前記フランジ部の縁に亘る長さで1つ形成されており、
    前記溶接ワイヤの残量を表す記号として、前記溶接ワイヤの残量を重量で表す文字と目盛り線が前記覗き孔に隣接して且つ前記覗き孔の長さ方向に沿って一定間隔で前記溶接ワイヤの種類毎に記されていることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ用スプール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104444607A (zh) * 2014-11-19 2015-03-25 张家港市大能塑料制品有限公司 一种焊丝盘
KR20230171101A (ko) * 2022-06-13 2023-12-20 이승재 와이어 롤 케이스

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