JP2012145970A - ポートレット化支援システム、装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の画面からなるAPをポートレット化する際に、作成者に特別な開発スキルを要求せず、ポートレットの正確性を担保しつつクリッピングをすることを支援するポートレット化支援システムを提供することを目的とする。
【解決手段】複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションのポートレット化を支援するポートレット化支援システムであって、ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを保持する情報保持手段10と、作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力する入力手段20と、情報保持手段10が保持する画面情報およびリンク情報と、入力手段20が入力した要否情報とに基づいて、ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する要否判定手段30とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図13
【解決手段】複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションのポートレット化を支援するポートレット化支援システムであって、ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを保持する情報保持手段10と、作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力する入力手段20と、情報保持手段10が保持する画面情報およびリンク情報と、入力手段20が入力した要否情報とに基づいて、ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する要否判定手段30とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図13
Description
本発明は、ポートレット化支援システム、ウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置、ウェブアプリケーション内不要タグ削除支援装置、ポートレット化支援方法及びポートレット化支援プログラムに関する。
近年、インターネットやイントラネット上において、様々なWebアプリケーション(以下AP)が提供されており、これらAPの機能を統合的に利用するためのポータルシステムが注目を集めている。ポータルシステム上では、APの機能をポータルサイト(以下、単にポータルともいう)上で実現するポートレットと呼ばれるガジェットが配置され、情報集約などのAPの機能を横断的に提供することにより、利用者の利便性を向上させている。
こうした、元々APが提供する機能をポータル上で実現するポートレットを作成するには、APが提供するAPI(Application Program Interface)などを利用して開発者がポートレット開発を行う場合や、APの画面をそのままiframeなどを利用して実現(以下クリッピング)する場合などがある。
前者ではポートレットの要件に応じて柔軟な機能を実現できる反面、開発コストがかかるデメリットがある。後者では特に開発コストが掛からず、開発スキルを持たない人でも作成できる反面、ポートレットとしてのきめ細かい機能のカスタマイズ・取捨選択を実現できないというデメリットがある。
後者のような、開発スキルを持たない人に対してポートレット開発を可能にする、開発支援機能を提供する製品も存在し、WYSIWYG上でAPを表示し、必要な部分を取捨選択することでポートレットを容易に作成する機能を提供しているものもある。
企業内ポータルなどでは、ポータルが進化するにつれ、業務に深く関係する機能を提供するポートレットが必要とされるようになりつつある。それに伴い、必ずしも開発スキルを持つとは限らない現場のポータルの業務管理者がポートレットを開発・修正する必要が出てくるようになり、開発スキルを持たない人を対象とした、ポートレット開発支援機能の重要性が高まりつつある。
このようなWebAPからのクリッピングに関連する技術が、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されている。また、特許文献3には、複数のポートレットを要約してユーザのサイトを作成する方法が記載されている。
前述のように、既存APをポートレット化しようとする(すなわち、既存APからポートレットを作成する)場合、元々AP上で表示される大きい画面を、ポートレットに合わせて小さく表示する必要がある。また、APが多数の画面から構成される場合、ポートレットで必要とされる画面や、画面内の部分(HTMLタグ)のみをAPから抽出する必要がある。こうした対応を行う際に、APの画面が多い場合などには、必要な画面や画面内の部分であるか否かを作成者が判断しなくてはならないため、作業量がとても多くなってしまうという問題がある。
また、開発スキルを持たない人や業務知識を持たない人がこうした作業を行う場合、画面や画面内の部分の取捨選択の際に、本来必要な画面や画面内の部分へのアクセス手段を削除してしまったり、不要な部分を残してしまったりする恐れがある。そのため、そうした状態を回避するための確認の作業が多くなるという問題も起こりうる。
また、特許文献1〜3に記載された方法では、複数の画面から構成されるサイトから、そのサイトの機能を過不足なく(少なくとも不足なく)備えた1つのポートレットを作成する目的に適用することができない。
例えば、作成者の意図に沿ったポートレットを作成する場合には、最終的な選択結果(すなわちシステムが作成するポートレット)が作成者の指定した条件にマッチすることを担保しなければならない。または作成者が指定した条件が選択結果とマッチすることがどの範囲まで担保されているのか明確でなければならない。しかしながら、特許文献1〜3に記載された方法では、過不足性やユーザの指定した条件と選択結果との関係性について担保することができない。
そこで、本発明は、複数の画面からなるAPをポートレット化する際に、作成者に特別な開発スキルを要求せず、ポートレットの正確性を担保しつつクリッピングをすることを支援するポートレット化支援システム、ウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置、ウェブアプリケーション内不要タグ削除支援装置、ポートレット化支援方法及びポートレット化支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるポートレット化支援システムは、複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションのポートレット化を支援するポートレット化支援システムであって、ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを保持する情報保持手段と、作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力する入力手段と、情報保持手段が保持する画面情報およびリンク情報と、入力手段が入力した要否情報とに基づいて、ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する要否判定手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によるウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置は、複数の画面から構成されるウェブアプリケーションから、ウェブアプリケーションが提供する機能を要約したサイトであるポートレットを作成する際に、該当するウェブアプリケーション上のポートレットの初期画面として選択した画面であるトップ画面または選択したトップ画面内の特定の部分を示す情報と、トップ画面またはトップ画面内の特定の部分から派生するリンクの先の画面または画面内の部分、画面間のリンク関係を示す情報とを保持する情報保持手段と、作成者の入力操作に従って、画面に対して必要か不要かを示す判断情報を入力する入力手段と、画面間のリンク関係を示す情報から依存関係を判定し、いずれかの画面が不要または必要だった場合に、不要または必要となる画面を判定する判定手段とを備え、判定手段は、画面の判定を再帰的に行い、各画面の必要・不要性を判定することを特徴とする。
本発明によるウェブアプリケーション内不要タグ削除支援装置は、ウェブアプリケーションの画面上から、必要な機能を抜粋したポートレットを作成する際に、ウェブアプリケーションからポートレットの初期画面として選択されたトップ画面上、またはトップ画面から派生する画面上から、作成者の操作に従って、必要・不要なHTMLタグ上の部分を指定し、HTMLタグ上の作成者の操作に従って指定した部分と共通する部分を、要素IDもしくはクラス名を示す属性情報または木構造上に基づいて、ウェブアプリケーション内のその他の画面内から特定し、その他の画面内から作成者の操作に従って不要と指定した部分と共通する部分を削除し、または作成者の操作に従って必要と指定した部分を残す処理を行う不要タグ削除手段を備えたことを特徴とする。
本発明によるポートレット化支援方法は、複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションのポートレット化を支援するポートレット化支援方法であって、ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを取得し、作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力し、取得した画面情報およびリンク情報と、入力した要否情報とに基づいて、ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定することを特徴とする。
本発明によるポートレット化支援プログラムは、複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションのポートレット化を支援するためのポートレット化支援プログラムであって、ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを保持する情報保持手段を備えたコンピュータに、作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力する入力処理と、画面情報およびリンク情報と、入力した要否情報とに基づいて、ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する要否判定処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の画面からなるAPをポートレット化する際に、作成者に特別な開発スキルを要求せず、ポートレットの正確性を担保しつつクリッピングをすることを支援することができる。
第1の実施形態
本発明によるポートレット化支援システムの第1の実施形態について説明を行う。図1は、ポートレット化支援システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。本実施形態では、企業内ポータルでの既存APからのポートレット作成において、作成者がより少ない作業量で不要ページ(画面)を削除できるように支援することを目的とする。また、不要ページ(画面)を削除することをウェブアプリケーション画面遷移枝刈りとも表現する。なお、本実施形態で対象とするAPは、複数の画面から構成されている(具体的には、複数の画面表示を伴う)ものとする。
本発明によるポートレット化支援システムの第1の実施形態について説明を行う。図1は、ポートレット化支援システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。本実施形態では、企業内ポータルでの既存APからのポートレット作成において、作成者がより少ない作業量で不要ページ(画面)を削除できるように支援することを目的とする。また、不要ページ(画面)を削除することをウェブアプリケーション画面遷移枝刈りとも表現する。なお、本実施形態で対象とするAPは、複数の画面から構成されている(具体的には、複数の画面表示を伴う)ものとする。
図1に示すように、本実施形態におけるポートレット化支援システムは、AP画面データ保持手段1と、判定ルール入力手段2と、判定ルール保持手段3と、必要性判定手段4とを含む。ポートレット化支援システムは、例えば、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される。
AP画面データ保持手段1は、APを構成する画面および画面間のリンク情報を保持する。これらの情報は、例えば、後述するクロール手段5によって収集され、AP画面データ保持手段1に登録される。AP画面データ保持手段1は、具体的には、光ディスク装置や磁気ディスク装置などの記憶装置によって実現される。
判定ルール入力手段2は、収集したAPの画面および画面間のリンク関係を表示する。そして、表示された画面に対して、作成者は必要・不要を判定するための判定ルールを入力する。具体的には、判定ルール入力手段2は、収集したAPの画面および画面間のリンク情報をディスプレイ装置等の表示部に表示させる。また、判定ルール入力手段は、作成者の入力操作に従って、画面の要否を判定するための判定ルールを入力する。
判定ルール保持手段3は、作成者の入力操作に従って判定ルール入力手段2が入力した判定ルールを保持する。判定ルール保持手段3は、具体的には、光ディスク装置や磁気ディスク装置などの記憶装置によって実現される。
必要性判定手段4は、判定ルール保持手段3が保持する判定ルールと、AP画面データ保持手段1が保持する画面および画面間のリンク情報とに基づいて、AP画面データ保持手段1が保持している各画面の要否を判定する機能を備えている。必要性判定手段4は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。
なお、図1に示すように、必要に応じてクロール手段5を含むようにしてもよい。クロール手段5は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現され、既存APの画面および画面間のリンク情報を収集する機能を備えている。
以下、本実施形態における処理シーケンスの説明を行う。全体のシーケンス図を図2に示す。
既存のAPからポートレットを作成するために、作成者が対象のAPを指定する操作を行うと、判定ルール入力手段2は、作成者の操作に従ってAP画面データ保持手段1からポートレット化(以下PT化ともいう)対象のAPの画面データを取得し、画面を通じて作成者に表示する。具体的には、判定ルール入力手段2は、AP画面データ保持手段1から抽出した対象APの画面および画面間のリンク情報をディスプレイ装置等の表示部に表示させる。
ここで、AP画面データ保持手段1が保持するデータの内容は、判定ルール入力手段2で利用される画面表示用のHTMLデータ(マークアップ・テーブル)と、必要性判定手段4でリンク構造を解析するために利用される画面間のリンク構造データ(リンク・テーブル)との2つである。また、各APには、ユニークに割り振られるAPIDが付与されている。図4は、AP画面データ保持手段1が保持するデータの一例を示す説明図である。
判定ルール入力手段2は、画面表示する際には、一般のブラウザでAPの画面を表示するのと同様に、APの該当する画面のHTMLタグを出力することによって表示制御する。また、判定ルール入力手段2は、利用者が画面内のアンカーをクリックする操作を行うと、一般ブラウザ同様に画面遷移が行われ、リンク先の画面が示されるように制御する。
判定ルール入力手段2は、画面を表示する表示部に加え、作成者が表示中の画面が必要か不要かを入力するUIと、URL上の特徴から画面が必要であるか否かを判定するためのルールを入力するUIと、各APでPT化する際のトップ画面を指定するUIとを備えている。これらのUIは、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力装置によって実現される。作成者は、同UI上で表示中の画面の要不要の判定結果、ルールおよびトップ画面を入力する操作を行う。ここでの判定結果とは、作成者による画面の要否判定の結果を示すものである。
作成者が判定結果やルールを入力する操作を行うと、判定ルール入力手段2は、それらの判定ルール(個別画面(URL)ごとの必要・不要の判定結果も(URL特徴による)判定ルールとみなす)を、判定ルール保持手段3に出力し、永続化させる。以下、本実施形態ではデータ等を永続化させるとの表現を用いるが、具体的には、データを補助記憶装置等に記憶させることを意味する。図5は、判定ルール保持手段3が保持するデータの一例を示す説明図である。
判定ルール入力手段2は、判定ルール保持手段3にデータを出力した後に、必要性判定手段4に対して、PT化対象となるAPのID(以下、APIDともいう)を出力して必要性判定の依頼を行う。具体的には、判定ルール入力手段2は、APIDとともに必要判定要求を必要性判定手段4に出力する。
必要性判定の依頼を受けた必要性判定手段4は、受け取ったAPIDに基づいて、判定ルール保持手段3から判定ルール(例えば、図5に示されるURLルールを含む)を抽出する。同様に、必要性判定手段4は、受け取ったAPIDに基づいて、AP画面データ保持手段1が保持するリンク・テーブルからリンク情報を抽出する。また、必要性判定手段4は、判定ルール保持手段3に受け取ったAPIDに合致するHTMLルールが存在するか否かを判定し、存在する場合には、マークアップ・テーブルからHTML情報も抽出する。そして、必要性判定手段4は、これらの収集した情報に基づいて、各画面の要否判定を行う。具体的な判定ステップについて図8を参照して説明する。
まず、必要性判定手段4は、AP画面データ保持手段1から抽出したリンク情報から、APを構成する画面のURLをもれ無く、かつ重複無く網羅したURLリストを作成する(ステップS11)。
次いで、必要性判定手段4は、作成したURLリストに含まれるURL毎に、判定ルールのURLルール(HTMLルールが存在する場合にはHTML情報)に従って要否判定を行う(ステップS12)。なお、この時点では、判定ルールは、作成者が入力した判定結果やルールに基づいて登録されているため、全てのURLについて要否判定が示されているわけではない。
次いで、必要性判定手段4は、ステップS12で必要と判定したURL毎に、リンク情報に基づいてAPのトップ画面からのリンク経路を算出し、リンク経路中、唯一通過しなければならないURLがあれば、そのURLを必要と判定する(ステップS13)。
また、必要性判定手段4は、ステップS12で不要と判定したURL毎に、リンク情報に基づいてそのURLから派生する(リンク先の)URLを特定する。そして、必要性判定手段4は、特定したURL毎に、そのURLへのリンクが不要と判定された画面(URL)からしかなければ、そのURLを不要と判定する(ステップS14)。
次いで、必要性判定手段4は、ステップS13またはS14で新たに要否を判定した(すなわち、要否判定の対象となった)URLが存在する場合には、そのルール(すなわち、要否判定結果)を判定ルール保持手段3に送信し、永続化させる。また、必要性判定手段4は、新たに要否を判定したURL毎にステップS13またはS14の処理を行う(ステップS15、S16)。
必要性判定手段4は、全てのURLについて要否判定が完了すると、判定ルール入力手段2に制御を戻す。そして、新たに要否を判定した画面(URL)がある場合(すなわち、作成者ではなく必要性判定手段4が要否を判定した画面(URL)がある場合)には、必要に応じて判定ルール入力手段2は、更新のあったルール(新たに判明した必要・不要情報)を表示部に表示するように制御する。
以上のように、本実施形態では、既存のAPをポートレット化する際に、作成者の操作に従って入力した判定ルールに従って、AP上の画面の要否を判定し、判定結果を出力する。したがって、複数のページから構成されるサイトから、そのサイトの機能を過不足無く(少なくとも不足なく)備えた1つのポートレットを作成することを支援することができる。すなわち、ポートレットの正確性を担保しつつクリッピングしてポートレットを作成することを支援することができる。
また、企業内ポータルにおいて開発知識を持たないポータル管理を行う作成者が既存のAPをポートレット化する際に、AP上の不要な画面を取り除く作業において、必要・不要な画面の判断を最低限に抑えることにより、作業量を削減することができる。
第2の実施形態
本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態の構成に加え、作成者がどの画面を判定すれば効率的にPT化の開発が行えるかを示唆する機能を備えた判定ルール入力支援手段6を含む。図6は、ポートレット化支援システムの第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。
本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態の構成に加え、作成者がどの画面を判定すれば効率的にPT化の開発が行えるかを示唆する機能を備えた判定ルール入力支援手段6を含む。図6は、ポートレット化支援システムの第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、本実施形態におけるポートレット化支援システムは、AP画面データ保持手段1と、判定ルール入力手段2と、判定ルール保持手段3と、必要性判定手段4と、判定ルール入力支援手段6とを含む。
AP画面データ保持手段1は、収集した画面および画面間のリンク情報を保持する。AP画面データ保持手段1は、具体的には、光ディスク装置や磁気ディスク装置などの記憶装置によって実現される。
判定ルール入力手段2は、収集した画面と画面間のリンク関係とを表示して、表示された画面に対して、作成者が必要・不要を判定するための判定ルールを入力する。具体的には、判定ルール入力手段2は、収集した画面と画面間のリンク関係とをディスプレイ装置等の表示部に表示させる機能を備えている。また、判定ルール入力手段は、作成者の入力操作に従って、必要・不要を判定するための判定ルールを入力する機能を備えている。
判定ルール保持手段3は、作成者の入力操作に従って判定ルール入力手段2が入力した判定ルールを保持する。判定ルール保持手段3は、具体的には、光ディスク装置や磁気ディスク装置などの記憶装置によって実現される。
必要性判定手段4は、判定ルール保持手段3が保持する判定ルールと、AP画面データ保持手段1が保持する画面および画面間のリンク情報とに基づいて、AP画面データ保持手段1が保持している各画面が必要・不要かを判定する機能を備えている。必要性判定手段4は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。
判定ルール入力支援手段6は、必要性判定手段4を用いてAP画面データ保持手段1が保持しているどの画面が必要・不要かがわかればどの部分の画面が必要・不要かがわかるようになるかを計算する機能を備えている。また、判定ルール入力支援手段6は、計算結果を判定ルール入力手段2に出力して作成者に提示(例えば、表示)させる機能を備えている。
以下、本実施形態における処理シーケンスの説明を行う。全体のシーケンス図を図7に示す。
既存のAPからポートレットを作成するために、作成者が対象のAPを指定する操作を行うと、判定ルール入力手段2は、作成者の操作に従ってAP画面データ保持手段1からPT化対象のAPの画面データを取得し、画面を通じて作成者に表示する。具体的には、判定ルール入力手段2は、AP画面データ保持手段1から抽出した対象APの画面および画面間のリンク情報をディスプレイ装置等の表示部に表示させる。
ここで、AP画面データ保持手段1が保持するデータ内容は、第1の実施形態と同様にマークアップ・テーブルと、リンク・テーブルとの2つである。
判定ルール入力手段2は、第1の実施形態で備えている機能やUIに加え、作成者がどの画面が不要・必要かを判定して入力操作をすると、多くの他の画面の判定を行うことができるかを示す、作成者の入力を支援する情報を表示部に表示する機能を備えている。
作成者がPT化したいAPについて、トップ画面を入力する操作を行うと、判定ルール入力手段2は、判定ルール入力支援手段6に要判定画面推定依頼を出力する。依頼を受けた判定ルール入力支援手段6は、判定ルール保持手段2及びAP画面データ保持手段1にアクセスして必要情報を取得し、以下に示すような処理を実行して未判定なURLを特定する。この処理について図8を参照して説明する。
まず、判定ルール入力支援手段6は、AP画面データ保持手段1から取得したリンク情報から、APを構成する画面のURLをもれ無く、かつ重複無く網羅したリストを作成する(ステップS21)。
次いで、判定ルール入力支援手段6は、作成したURLリストに含まれるURL毎に、判定ルールのURLルール(HTMLルールが存在する場合にはHTML情報)に従って要否判定が行われているか否かを判定する(ステップS22)。
次いで、判定ルール入力支援手段6は、要否判定が行われていないURLのリストを作成する(ステップS23)。
次いで、判定ルール入力支援手段6は、作成したリストに含まれる未判定のURL毎に、便宜上一時的に定める仮の要否判定結果(以下、仮判定ともいう)を付与し、判定ルール保持手段3に出力して仮ルールの指定として永続化させる(ステップS24)。この際に仮ルールであることを指定するために、図9に示すように、判定ルール保持手段3が保持するURLルール・テーブルには、仮ルールの指定であることを識別する列が追加される。
次いで、判定ルール入力支援手段6は、必要性判定手段4に未判定のURLの要否判定を依頼する。具体的には、判定ルール入力支援手段6は、必要性判定手段4に要否判定依頼を出力する。
仮ルールを指定した後、判定ルール入力支援手段6は、その指定による影響(未判定の画面に対する必要・不要の判明)を調べるために必要性判定手段4に必要性判定依頼を行う。すると必要性判定手段4は、第1の実施形態と同様にして、未判定の画面(URL)に対して要否判定を行い、その結果を判定ルール保持手段3に仮ルールとして書き込みを行う(ステップS25)。このように、仮ルールに基づいて要否判定を行うことを疑似的に判定するとも表現する。その後、必要性判定手段4は、判定ルール入力支援手段6に制御を戻す。
処理を受け取った判定ルール入力支援手段6は、判定ルール保持手段3にアクセスし、あらたに仮に判定した必要・不要の数(すなわちステップS25において書き込んだ仮ルールの数)をカウントし、最初に仮判定した画面URLおよび仮ルールの指定と対応づけてメモリ内に格納する。その後、判定ルール入力支援手段6は、判定ルール保持手段3が保持している仮ルールを全削除する(ステップS26)。
その後、判定ルール入力支援手段6は、次の未判定の画面に対して同様に仮判定(または先の画面での逆の判定)を付与し、その仮判定に基づいて必要性判定手段4が判定した必要・不要の数をカウントする。
全ての未判定のURLの必要・不要の仮判定ごとの影響(必要・不要のカウント数)が判明したら、判定ルール入力支援手段6は、URLごとに必要・不要の仮判定時のカウント数(必要・不要両方のカウント)の和を算出して降順でソートし、判定ルール入力手段2に出力する(ステップS27)。
判定ルール入力支援手段6から処理結果を受け取った判定ルール入力手段2は、カウントの和の高い順に未判定のURLを表示部に表示し(ステップS28)、作成者に入力するように促す。
以上のように、本実施形態では、どの画面が必要・不要かがわかればどの部分の画面が必要・不要かがわかるようになるかを求めることができる。したがって、本実施形態では、第1の実施形態の効果に加え、作成者が判定すべき画面を重点的に表示して、作成者の入力作業を支援することができる。
第3の実施形態
本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態の構成に加え、既存APの画面内の部分についても作成者が指定した必要・不要の判定に基づいて取捨選択を行う機能や、PT化の開発が行えるかを示唆する機能を備えている。図10は、ポートレット化支援システムの第3の実施形態の構成例を示すブロック図である。
本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態の構成に加え、既存APの画面内の部分についても作成者が指定した必要・不要の判定に基づいて取捨選択を行う機能や、PT化の開発が行えるかを示唆する機能を備えている。図10は、ポートレット化支援システムの第3の実施形態の構成例を示すブロック図である。
図10に示すように、本実施形態におけるポートレット化支援システムは、AP画面データ保持手段1と、判定ルール入力手段2と、判定ルール保持手段3と、必要性判定手段4と、部分必要性判定手段7とを含む。
AP画面データ保持手段1は、収集した画面および画面間のリンク情報を保持する。AP画面データ保持手段1は、具体的には、光ディスク装置や磁気ディスク装置などの記憶装置によって実現される。
判定ルール入力手段2は、収集した画面と画面間のリンク関係とを表示して、表示された画面に対して、作成者が必要・不要を判定するための判定ルールを入力する。具体的には、判定ルール入力手段2は、収集した画面と画面間のリンク関係とをディスプレイ装置等の表示部に表示させる機能を備えている。また、判定ルール入力手段は、作成者の入力操作に従って、必要・不要を判定するための判定ルールを入力する機能を備えている。
判定ルール保持手段3は、作成者の入力操作に従って判定ルール入力手段2が入力した判定ルールを保持する。判定ルール保持手段3は、具体的には、光ディスク装置や磁気ディスク装置などの記憶装置によって実現される。
必要性判定手段4は、判定ルール保持手段3が保持する判定ルールと、AP画面データ保持手段1が保持する画面および画面間のリンク情報とに基づいて、AP画面データ保持手段1が保持している各画面が必要・不要かを判定する機能を備えている。必要性判定手段4は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。
部分必要性判定手段7は、判定ルール保持手段3が保持する画面内の部分(HTMLタグ)に関する判定ルールとAP画面データ保持手段1が保持する画面とに基づいて、AP画面データ保持手段1が保持する各画面内の部分の要否を判定する機能を備えている。部分必要性判定手段7は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。
なお、図10に示すように、必要に応じて、判定ルールキャッシュ手段8を備えていてもよい。判定ルールキャッシュ手段8は、具体的には、光ディスク装置や磁気ディスク装置、メモリ等の記憶装置によって実現される。判定ルールキャッシュ手段8は、例えば、判定ルール入力手段2や必要性判定手段4、部分必要性判定手段7が処理時に扱うデータを一時的に格納する。
以下、本実施形態例における処理シーケンスの説明を行う。全体のシーケンス図を図11に示す。
既存のAPからポートレットを作成するために、作成者が対象のAPを指定する操作を行うと、判定ルール入力手段2は、作成者の操作に従ってAP画面データ保持手段1からPT化対象のAPの画面データを取得し、画面を通じて作成者に表示する。具体的には、判定ルール入力手段2は、AP画面データ保持手段1から抽出した対象APの画面および画面間のリンク情報をディスプレイ装置等の表示部に表示させる。
本実施形態では、判定ルール入力手段2は、第1の実施形態と同様の機能に加えて、表示中の画面のどの部分が必要か不要かを入力するUIを備えている。作成者は、そのUI上で表示中の画面の部分について要否の判定を入力する操作を行う。判定ルール入力手段2は、作成者の操作に従って、必要・不要部分を、例えばxPath(XML Path Language)を用いて指定する。
作成者が要否判定を入力する操作を行うと、判定ルール入力手段2は、作成者の操作に従って、その判定ルール(個別画面(URL)や画面の部分ごとの要否の判定も(URL特徴による)判定ルールとみなす)を判定ルール保持手段3に出力し、永続化させる。図12は、本実施形態において判定ルール保持手段3が保持するデータの一例を示す説明図である。
判定ルール入力手段2は、判定ルール保持手段3にデータを出力した後に、部分必要性判定手段7に対して、対象となるAPのIDを渡して必要性判定の依頼を行う。具体的には、判定ルール入力手段2は、APIDとともに必要判定依頼を部分必要性判定手段7に出力する。
必要性判定の依頼を受けた部分必要性判定手段7は、受け取ったAPIDに基づいて、判定ルール保持手段3が保持する部分HTMLルール・テーブルから判定ルールを抽出する。同様に、部分必要性判定手段7は、受け取ったAPIDに基づいて、AP画面データ保持手段1が保持するマークアップ・テーブルからHTML情報を抽出する。
次いで、部分必要性判定手段7は、これらの収集した情報に基づいて、各画面内に判定ルール保持手段3が保持する部分の判定ルールに合致する部分が存在するか否かを判定する。具体的には、部分必要性判定手段7は、xPathに基づいて、該当する部分が存在すれば同一と見做す。また、例えば、部分必要性判定手段7は、要素IDもしくはクラス名を示す属性情報または木構造上に基づいて、作成者の操作に従って指定した部分と共通する部分を、ウェブアプリケーション内のその他の画面内から特定する。
判定ルールに合致する部分があると判定した場合には、部分必要性判定手段7は、判定ルールでの判定内容(必要・不要)をその合致した部分にも適用する。また、合致した部分が不要であり、かつその部分の内部にリンクが含まれていた場合には、部分必要性判定手段7は、そのリンクが無くなったとみなし、AP画面データ保持手段1から該当するリンク情報を削除する(すなわち部分必要性判定手段7は、HTMLタグから派生するリンクを削除し、遷移画面の枝刈りを行う。)。そして、部分必要性判定手段7は、第1実施形態での処理と同様に、画面ごと(部分ではない)の要否判定を必要性判定手段4に依頼する。
必要性判定手段4は、全ての画面について要否判定が完了すると、判定ルール入力手段2に制御を戻す。そして、新たに要否を判定した画面がある場合には、必要に応じて判定ルール入力手段2は、更新のあったルール(新たに判定した必要・不要を示す情報)を表示部に表示するように制御する。
以上のように、本実施形態では、判定ルール保持手段3が保持する画面内の部分に関する判定ルールとAP画面データ保持手段1が保持する画面とに基づいて、AP画面データ保持手段1が保持する各画面内の部分の要否を判定する。したがって、本実施形態では、第1の実施形態の効果に加えて、画面内の部分についても要否を判定して示すことで、ポートレットの正確性を担保しつつクリッピング作業の負担を軽減することができる。なお、本実施形態において、第2の実施形態で説明した判定ルール入力支援手段6を備えるようにしてもよい。
以上に説明したように、本発明によるポートレット化支援システムは、収集した画面と画面間のリンク情報とを保持するAP画面データ保持手段と、収集した画面と画面間のリンク関係とを表示して、表示された画面に対して、作成者が必要・不要を判定するための判定ルールを入力する判定ルール入力手段と、作成者の操作に従って入力した判定ルールを保持する判定ルール保持手段と、判定ルール保持手段が保持している判定ルールとAP画面データ保持手段が保持している画面および画面間のリンク情報とに基づいて、AP画面データ保持手段が保持している各画面が必要・不要かを判定する必要性判定手段を備えていることを特徴とする。また、本発明によるポートレット化支援システムは、必要性判定手段を用いてAP画面データ保持手段が保持しているどの画面が必要・不要かがわかればどの部分の画面が必要・不要かがわかるようになるかを計算し、作成者に判定ルール入力手段を通じて提示する判定ルール入力支援手段を備えるように構成されていてもよい。
次に、本発明によるポートレット化支援システムの最小構成について説明する。図13は、ポートレット化支援システムの最小の構成例を示すブロック図である。図13に示すように、ポートレット化支援システムは、最小の構成要素として、ウェブサイトの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを保持する情報保持手段10と、入力手段20と、要否判定手段30とを備えている。
最小構成のポートレット化支援システムでは、入力手段20が作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力すると、要否判定手段30は、情報保持手段10が保持する画面情報およびリンク情報と、入力手段20が入力した要否情報とに基づいて、ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する。
従って、最小構成のポートレット化支援システムによれば、複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションをポートレット化する際に、作成者に特別な開発スキルを要求せず、ポートレットの正確性を担保しつつクリッピングしてポートレットを作成することを支援することができる。
なお、本実施形態では、以下の(1)に示すようなポートレット化支援システムと、以下の(2)〜(7)に示すようなウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置と、以下の(8)に示すようなウェブアプリケーション内不要タグ削除支援装置の特徴的構成が示されている。
(1)ポートレット化支援システムは、複数の画面表示を伴うウェブアプリケーション(AP)のポートレット化を支援するポートレット化支援システムであって、ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを保持する情報保持手段(例えば、AP画面データ保持手段1によって実現される)と、作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報(例えば作成者によって入力される判定結果)を入力する入力手段(例えば、判定ルール入力手段2によって実現される)と、情報保持手段が保持する画面情報およびリンク情報と、入力手段が入力した要否情報とに基づいて、ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する要否判定手段(例えば、必要性判定手段4によって実現される)とを備えていることを特徴とする。
(2)ウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置(例えば、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される)は、複数の画面から構成されるウェブアプリケーションから、ウェブアプリケーションが提供する機能を集約したサイトであるポートレットを作成する際に、該当するウェブアプリケーション上のポートレットの初期画面として選択した画面であるトップ画面または選択したトップ画面内の特定の部分を示す情報と、トップ画面またはトップ画面内の特定の部分から派生するリンクの先の画面または画面内の部分、画面間のリンク関係を示す情報とを保持する情報保持手段(例えば、AP画面データ保持手段1によって実現される)と、作成者の入力操作に従って、画面に対して必要か不要かを示す判断情報を入力する入力手段(例えば、判定ルール入力手段2によって実現される)と、画面間のリンク関係を示す情報から依存関係を判定し、いずれかの画面が不要または必要だった場合に、不要または必要となる画面を判定する判定手段(例えば、必要性判定手段4によって実現される)とを備え、判定手段は、画面の判定を再帰的に行い、各画面が必要か不要性かを判定することを特徴とする。
(3)ウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置において、判定手段は、必要と判定した画面に対して、トップ画面からの画面へのリンクを辿り、唯一の中継点となる画面を必要な画面と新たに判定するように構成されていてもよい。
(4)ウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置において、判定手段は、不要と判定した画面からしかリンクを持たない画面を不要な画面と新たに判定するように構成されていてもよい。
(5)ウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置において、入力手段は、作成者の入力操作に従って、画面の必要か不要かを示す判断情報に加えて必要または不要な画面であるかを判定するために必要な画面間のルールを示す情報を入力し、判定手段は、入力手段が入力した情報によって示される画面間のリンクに関する判定ルールに基づいて画面が必要か不要かを判定するように構成されていてもよい。
(6)ウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置において、作成者がウェブアプリケーションの画面に対して必要か不要かを判断する際に、どの画面が必要か不要かの判断情報が入力されれば、他のどの画面が必要か不要かがわかる、またはわかりやすくなるかを求めるために、対象となる未判定の画面全てまたは一部に対して、必要および不要の両方の仮の判定結果を付与する仮判定結果付与手段(例えば、判定ルール入力支援手段6によって実現される)を備え、判定手段は、仮判定結果付与手段が付与した仮の判定結果に基づいて、他の画面が必要か不要かを判定し、判定手段によって擬似的にどの程度他の画面が判定されるかを測定し、カウントするカウント手段(例えば、判定ルール入力支援手段6によって実現される)と、カウント手段が測定し、カウントしたカウント数の多い画面を表示部に表示するように制御して作成者に提示し判定を促す表示制御手段(例えば、判定ルール入力手段2によって実現される)とを備えるように構成されていてもよい。
(7)ウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置において、ウェブアプリケーションの画面上から、必要な機能を抜粋したポートレットを作成する際に、ウェブアプリケーションからポートレットの初期画面として選択されたトップ画面上、またはトップ画面から派生する画面上から、作成者の操作に従って、必要または不要なHTMLタグ上の部分を指定し、HTMLタグ上の作成者の操作に従って指定した部分と共通する部分を、要素IDもしくはクラス名を示す属性情報または木構造上に基づいて、ウェブアプリケーション内のその他の画面内から特定し、その他の画面内から作成者の操作に従って不要と指定した部分と共通する部分を削除し、または作成者の操作に従って必要と指定した部分を残す処理を行う不要タグ削除手段(例えば、部分必要性判定手段7によって実現される)と、不要タグ削除手段が削除したHTMLタグから派生するリンクを削除し、遷移画面の枝刈りを行う遷移画面枝刈り手段(例えば、部分必要性判定手段7によって実現される)とを備えるように構成されていてもよい。
(8)ウェブアプリケーション内不要タグ削除支援装置は、ウェブアプリケーションの画面上から、必要な機能を抜粋したポートレットを作成する際に、ウェブアプリケーションからポートレットの初期画面として選択されたトップ画面上、またはトップ画面から派生する画面上から、作成者の操作に従って、必要または不要なHTMLタグ上の部分を指定し、HTMLタグ上の作成者の操作に従って指定した部分と共通する部分を、要素IDもしくはクラス名を示す属性情報または木構造上に基づいて、ウェブアプリケーション内のその他の画面内から特定し、その他の画面内から作成者の操作に従って不要と指定した部分と共通する部分を削除し、または作成者の操作に従って必要と指定した部分を残す処理を行う不要タグ削除手段(例えば、部分必要性判定手段7によって実現される)を備えたことを特徴とする。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)不要タグ削除手段は、作成者の操作に従って指定した画面内の部分と共通する部分を、ウェブアプリケーション内のその他の画面内から特定する際に、HTMLタグのIDまたは同じスタイルクラスを用いているか否かに基づいて共通するか否かを判断する請求項7記載のウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置。
(付記2)不要タグ削除手段は、作成者の操作に従って指定した画面内の部分と共通する部分を、ウェブアプリケーション内のその他の画面内から特定する際に、HTMLタグのIDまたは同じスタイルクラスを用いているか否かに基づいて共通するか否かを判断する請求項8記載のウェブアプリケーション内不要タグ削除支援装置。
本発明は、複数の画面から構成される既存のウェブアプリケーションから、必要な機能を抜粋した企業内ポータル上のポートレットなどの、ウェブアプリケーションの提供する機能を要約したサイトであるポートレットを作成する用途に適用可能である。
1 AP画面データ保持手段
2 判定ルール入力手段
3 判定ルール保持手段
4 必要性判定手段
5 クロール手段
6 判定ルール入力支援手段
7 部分必要性判定手段
8 判定ルールキャッシュ手段
10 情報保持手段
20 入力手段
30 要否判定手段
2 判定ルール入力手段
3 判定ルール保持手段
4 必要性判定手段
5 クロール手段
6 判定ルール入力支援手段
7 部分必要性判定手段
8 判定ルールキャッシュ手段
10 情報保持手段
20 入力手段
30 要否判定手段
Claims (10)
- 複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションのポートレット化を支援するポートレット化支援システムであって、
前記ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを保持する情報保持手段と、
作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力する入力手段と、
前記情報保持手段が保持する画面情報およびリンク情報と、前記入力手段が入力した要否情報とに基づいて、前記ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する要否判定手段とを
備えたことを特徴とするポートレット化支援システム。 - 複数の画面から構成されるウェブアプリケーションから、該ウェブアプリケーションが提供する機能を集約したサイトであるポートレットを作成する際に、該当するウェブアプリケーション上のポートレットの初期画面として選択した画面であるトップ画面または選択したトップ画面内の特定の部分を示す情報と、前記トップ画面または前記トップ画面内の特定の部分から派生するリンクの先の画面または画面内の部分、画面間のリンク関係を示す情報とを保持する情報保持手段と、
作成者の入力操作に従って、画面に対して必要か不要かを示す判断情報を入力する入力手段と、
画面間のリンク関係を示す情報から依存関係を判定し、いずれかの画面が不要または必要だった場合に、不要または必要となる画面を判定する判定手段とを備え、
判定手段は、画面の判定を再帰的に行い、各画面が必要か不要性かを判定する
ことを特徴とするウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置。 - 判定手段は、必要と判定した画面に対して、トップ画面からの前記画面へのリンクを辿り、唯一の中継点となる画面を必要な画面と新たに判定する
請求項2記載のウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置。 - 判定手段は、不要と判定した画面からしかリンクを持たない画面を不要な画面と新たに判定する
請求項2または請求項3記載のウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置。 - 入力手段は、作成者の入力操作に従って、画面の必要か不要かを示す判断情報に加えて必要または不要な画面であるかを判定するために必要な画面間のルールを示す情報を入力し、
判定手段は、入力手段が入力した情報によって示される画面間のリンクに関する判定ルールに基づいて画面が必要か不要かを判定する
請求項2から請求項4のうちのいずれか1項に記載のウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置。 - 作成者がウェブアプリケーションの画面に対して必要か不要かを判断する際に、どの画面が必要か不要かの判断情報が入力されれば、他のどの画面が必要か不要かがわかる、またはわかりやすくなるかを求めるために、対象となる未判定の画面全てまたは一部に対して、必要および不要の両方の仮の判定結果を付与する仮判定結果付与手段を備え、
判定手段は、前記仮判定結果付与手段が付与した仮の判定結果に基づいて、他の画面が必要か不要かを判定し、
前記判定手段によって擬似的にどの程度他の画面が判定されるかを測定し、カウントするカウント手段と、
前記カウント手段が測定し、カウントしたカウント数の多い画面を表示部に表示するように制御して作成者に提示し判定を促す表示制御手段とを備えた
請求項2から請求項5のうちのいずれか1項に記載のウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置。 - ウェブアプリケーションの画面上から、必要な機能を抜粋したポートレットを作成する際に、前記ウェブアプリケーションからポートレットの初期画面として選択されたトップ画面上、または前記トップ画面から派生する画面上から、作成者の操作に従って、必要または不要なHTMLタグ上の部分を指定し、前記HTMLタグ上の作成者の操作に従って指定した部分と共通する部分を、要素IDもしくはクラス名を示す属性情報または木構造上に基づいて、前記ウェブアプリケーション内のその他の画面内から特定し、前記その他の画面内から前記作成者の操作に従って不要と指定した部分と共通する部分を削除し、または前記作成者の操作に従って必要と指定した部分を残す処理を行う不要タグ削除手段と、
前記不要タグ削除手段が削除したHTMLタグから派生するリンクを削除し、遷移画面の枝刈りを行う遷移画面枝刈り手段とを備えた
請求項2から請求項6のうちのいずれか1項に記載のウェブアプリケーション画面遷移枝刈り装置。 - ウェブアプリケーションの画面上から、必要な機能を抜粋したポートレットを作成する際に、前記ウェブアプリケーションからポートレットの初期画面として選択されたトップ画面上、または前記トップ画面から派生する画面上から、作成者の操作に従って、必要または不要なHTMLタグ上の部分を指定し、前記HTMLタグ上の作成者の操作に従って指定した部分と共通する部分を、要素IDもしくはクラス名を示す属性情報または木構造上に基づいて、前記ウェブアプリケーション内のその他の画面内から特定し、前記その他の画面内から前記作成者の操作に従って不要と指定した部分と共通する部分を削除し、または前記作成者の操作に従って必要と指定した部分を残す処理を行う不要タグ削除手段を
備えたことを特徴とするウェブアプリケーション内不要タグ削除支援装置。 - 複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションのポートレット化を支援するポートレット化支援方法であって、
前記ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを取得し、
作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力し、
取得した画面情報およびリンク情報と、入力した要否情報とに基づいて、前記ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する
ことを特徴とするポートレット化支援方法。 - 複数の画面表示を伴うウェブアプリケーションのポートレット化を支援するためのポートレット化支援プログラムであって、
前記ウェブアプリケーションの画面情報と画面間のリンクを示すリンク情報とを保持する情報保持手段を備えたコンピュータに、
作成者の入力操作に従って所定の画面の要否を示す要否情報を入力する入力処理と、
前記画面情報および前記リンク情報と、入力した前記要否情報とに基づいて、前記ウェブアプリケーションで表示される画面の要否を判定する要否判定処理とを
実行させるためのポートレット化支援プログラム。
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