JP2012145498A - 分光測定装置 - Google Patents

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Yasushi Tanijiri
靖 谷尻
Kazuhiro Shibatani
一弘 柴谷
Kento Nakamura
健人 中村
Katsuya Yagi
克哉 八木
Hideyuki Fujii
英之 藤井
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Abstract

【課題】測定対象からの光を精度良く検出する。
【解決手段】LED取付孔12は、LEDの放射面SFよりも空間部14側に多少突出しており、フード12Fを構成している。フード12Fは、LEDからの光がPDに直接入射することを防止する。また、フード12Fは、LEDの光が散乱して測定対象Sに導かれることを防止する。また、複数のLEDから変調周波数の異なる光を測定対象Sに同時に照射し、PDの検出した光を変調周波数別に分離し、各LEDによる測定対象からの光を分離する。
【選択図】図1

Description

本発明は、測定対象に光を照射して、測定対象からの光の強度を測定する分光測定装置に関するものである。
特許文献1には、波長の異なる複数のLEDに葉及び標準白色板を照射させ、葉の分光特性を求め、得られた分光特性A1〜Anから多変量解析により葉の水ポテンシャル値Ψを測定し、基準日に得られた水ポテンシャル値Ψと比較し、葉の水ストレスを評価する技術が開示されている。
特許文献2には、透明プラスチックに波長の異なる複数の光を照射し、反射光又は透過光を検出し、透明プラスチックを評価する技術が開示されている。
特開2009−109363号公報 特開2006−250765号公報
しかしながら、特許文献1,2の技術は、いずれも光源から照射される光の拡散を抑制する措置が全く採られていない。したがって、光源からの光が、直接、受光素子に入射する、或いは、光源からの光が周囲の物質により散乱反射されて受光素子に入射する虞があり、受光素子が精度良く測定対象からの光を受光することができないという問題がある。
また、特許文献1の技術では、波長の異なる複数の光が時分割で照射されているため、測定時間が長時間に及び、測定中に測定対象の状態が変化する等のノイズに弱いという問題があった。
本発明の目的は、測定対象からの光を精度良く検出することができる分光測定装置を提供することである。
(1)本発明による分光測定装置は、測定対象を照射する光源と、前記測定対象からの光を受光し、前記測定対象からの光の強度を検出する検出部と、前記光源の近傍に設けられ、前記光源からの光が前記検出部に直接入射することを防止する遮光部とを備える。
この構成によれば、光源からの光が検出部に直接入射することを防止する遮光部を、光源の近傍に設けたため、測定対象からの光を精度良く検出することができる。
(2)前記光源は、ピーク波長の異なる複数のLEDであり、各LEDからの光を異なる変調周波数で変調し、変調した光を時間を重複させて前記測定対象に照射する点灯制御部を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、各LEDから異なる周波数で周波数変調された光が測定対象に対して時間を重複して照射されるため、検出部が受光した光を変調周波数別に分離することで、各LEDによる測定対象からの光の強度を個別に取得することができる。そのため、測定時間を短縮することができる。また、各LEDが、測定対象を時間を重ねて照射することによって、各LEDを時間をずらして個別に点灯させた場合に比べ、測定対象の状態の違いによる測定誤差を少なくすることができ、各LEDによる測定対象からの光を正確に測定することができる。
(3)各LEDは、前記測定対象の同一位置に光を照射するように配置され、前記点灯制御部は、各LEDからの光を前記測定対象に同時に照射することが好ましい。
この構成によれば、各LEDは測定対象の同一位置に光を照射するため、各LEDによる測定対象の照射条件を同じにし、測定精度を高めることができる。また、各LEDは同時に光を照射しているため、PDが検出した光をLED毎に分離する処理を簡便化することができる。
(4)前記検出部は、前記測定対象面に対して直交する鉛直方向に光軸が配置され、前記測定対象からの反射光を受光し、前記光源は、前記鉛直方向に交差し、かつ、中心光の正反射光以外の光が前記検出部に入射するように配置されていることが好ましい。
この構成によれば、光源の中心光の正反射光が検出部に入射することが防止されているため、検出部が検出する光が測定対象の拡散特性に大きく依存することを防止することができる。
(5)前記光源は、前記測定対象への光の照射スポットの直径が、前記測定対象までの光軸の距離よりも長いことが好ましい。
この構成によれば、測定対象への入射角が広範囲に及ぶ光を検出部に受光させることができる。その結果、測定対象の拡散特性に依存することなく測定対象からの光を測定することができる。
(6)前記光源は、前記測定対象までの光軸の距離が、前記検出部の光軸の前記測定対象までの距離よりも短いことが好ましい。
この構成によれば、光源及び測定対象間の光軸の距離が、検出部及び測定対象間の光軸の距離よりも短いため、測定対象への入射角が広範囲に及ぶ光を検出部に受光させることができる。その結果、測定対象の拡散特性に依存することなく測定対象からの光を測定することができる。
(7)前記検出部は、前記測定対象の表面に対して直交する鉛直方向に光軸が配置された第1検出部と、前記鉛直方向と交差する方向に光軸が配置された第2検出部とを備えることが好ましい。
この構成によれば、光軸方向が異なる2つの検出部を設けたため、両検出部による光の検出結果から、一方の検出部が検出した光の強度を、他方の検出部が検出した光の強度を用いて、測定対象の拡散特性に依存しないように補正することができる。そのため、測定結果が、測定対象が持つ拡散特性に依存することを防止することができる。
(8)前記第2検出部は、前記光源の中心光の正反射方向に光軸が配置されていることが好ましい。
この構成によれば、光源の中心光の正反射方向に第2検出部が配置されているため、拡散特性が大きく表れる第2検出部の測定結果を用いて、拡散特性が除去されるように、第1検出部が検出した光の強度を補正することができる。
(9)前記光源部は、ピーク波長が同一の複数のLEDにより構成され、前記複数のLEDのうち、いずれか1又は複数のLEDを任意に選択して点灯させる点灯制御部を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、反射強度の低い測定対象を測定する際はLEDの点灯数を増大させることで、測定精度を高めることができる。
(10)前記分光測定装置は、反射型の測定装置であり、前記測定対象の透過光の前記検出部への反射を抑制する反射抑制部を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、測定対象の透過光が検出部で受光されることを防止することができ、測定精度を高めることができる。
(11)前記光源及び前記検出部を含むセンサヘッドが内蔵された第1本体部と、前記第1本体部と前記測定対象を挟持する第2本体部とを備え、前記反射抑制部は、前記第2本体部に開閉可能に設けられた蓋体であることが好ましい。
この構成によれば、反射抑制部を開閉可能な蓋体で構成したため、ユーザは試料載置面に測定対象が正しく載置されているか否かを確認することができる。
(12)前記測定対象は、緑葉であり、前記検出部により検出された光の強度を基に、前記緑葉のレッドエッジの分光特性を算出する分光特性算出部を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、緑葉のレッドエッジの分光特性を精度良く測定する分光測定装置を提供することができる。
(13)前記分光測定装置は、前記レッドエッジの分光特性の変化を算出することが好ましい。
この構成によれば、緑葉のレッドエッジの分光特性の変化を精度良く測定する分光測定装置を提供することができる。
本発明によれば、測定対象からの光を精度良く検出することができる。
本発明の実施の形態1による分光測定装置のセンサヘッドの構造を示した図である。 (A)は本発明の実施の形態2による分光測定装置の下面図であり、(B)は上面図である。 本発明の実施の形態2による分光測定装置のブロック図である。 本発明の実施の形態2によるLED1〜LED3の点灯パターンを示すタイミングチャートである。 実施の形態3の分光測定装置のセンサヘッドの構成図である。 本発明の実施の形態4における分光測定装置の全体構成図である。 本発明の実施の形態5における分光測定装置の全体構成図である。
(実施の形態1)
実施の形態1による分光測定装置は、反射型であり、LEDの放射光を測定対象Sで反射し、PDに導く構成を持つ。図1は、本発明の実施の形態1による分光測定装置のセンサヘッド10の構造を示した図である。
センサヘッド10は、LED(光源の一例)、PD(検出部の一例)、LED取付孔12、PD取付孔13、及び空間部14を備えている。LED取付孔12は、センサヘッド10の上面15から中心線CLに対して所定角度(例えば35度)傾斜したほぼ円筒状の孔であり、先端部にLEDが取り付けられる。中心線CLは、PDの受光面の中心を通り、かつ、PDの受光面と直交する鉛直方向を向く直線である。また、LED取付孔12は、先端がLEDの放射面SFよりも空間部14側に多少突出しており、フード12Fを構成している。
フード12F(遮光部の一例)は、LEDからの光がPDに直接入射することを防止する。また、フード12Fは、LEDの光が散乱して測定対象Sに導かれることを防止する。LED取付孔12は、空間部14と連通し、LEDからの光を測定対象Sに導く。
LEDは、光軸が中心線CLに対して所定角度、例えば35度傾斜した位置に配置され、測定対象Sに例えばピーク波長が735mm、半値幅が30nmの発光強度分布を持つ光を照射する。PDは、例えば、フォトダイオードにより構成され、中心線CLに光軸が位置するように配置されている。
つまり、LEDを斜め方向に配置し、PDを鉛直方向に配置することで、LEDの中心光LC1の正反射光LC1´がPDに入射することを防止することができる。測定対象Sが鏡のような光沢を持つ物質の場合、PDに入射する光のうち正反射光LC1´の強度が支配的となり、特定の角度で急峻なピークが現れる拡散特性を持つ。
一方、測定対象Sが紙のように光を散乱させる物質である場合、拡散特性は特定の角度に依存せず、角度に対してなだらかな拡散特性を持つ。よって、正反射光LC1´をPDに入射させると、測定結果が測定対象Sの拡散特性に大きく依存してしまう。そこで、本実施の形態では、LEDを中心線CLに対して35度で配置し、正反射光LC1´がPDに入射することを防止し、測定結果が測定対象Sの拡散特性に依存することを防止している。なお、LEDの中心線CLに対する角度として採用される35度は一例にすぎず、正反射光LC1´がPDに入射しないような角度であれば、どのような角度でLEDを配置してもよい。
また、本実施の形態では、LEDから測定対象Sまでの光軸の距離L1は、例えば8mmである。また、PDから測定対象Sまでの光軸の距離L2は、例えば11mmである。つまり、距離L1が距離L2よりも短くなるように、LED及びPDが配置されている。
これにより、測定結果が測定対象Sの拡散特性に依存することへの更なる抑制が図られている。つまり、距離L1が距離L2より短くなると、LEDの測定対象Sへの照射スポットの直径L3と距離L1とにより規定されるLEDの放射角が増大する。そのため、測定対象Sへの入射角が広範囲に及ぶ光をPDに受光させることができる。
一方、距離L1が距離L2より長くなると、LEDの放射角が減少するため、測定対象Sへの入射角が広範囲に及ぶ光をPDに受光させることができなくなる。よって、距離L1が距離L2よりも短くなるように、LED及びPDを配置することで、PDに測定対象Sへの入射角が広範囲に及ぶ光を受光させることができ、測定結果が測定対象Sの拡散特性に依存することを抑制することができる。
PD取付孔13は、センサヘッド10の上面15から中心線CLに沿って下方向に向けて穿設されたほぼ円筒状の孔であり、先端に位置する段差部131においてPDが取り付けられる。また、PD取付孔13の先端は空間部14と連通している。
空間部14は、センサヘッド10の下面11から中心線CLに沿って上方向に向けて穿設されたほぼ円筒状の孔であり、LEDの光を測定対象Sに導き、かつ、測定対象Sの反射光をPDに導く。
センサヘッド10の下面11は平面状になっており、平面状の試料載置面31とで測定対象Sを挟持する。センサヘッド10の下面11の中央は測定窓Wが形成されている。
試料載置面31には、底面が平面上の凹部33が形成されている。凹部33の底面には、反射抑制部32が配置されている。つまり、測定対象Sの裏面には、測定対象Sと少し隙間をあけて反射抑制部32が配置されている。反射抑制部32は、光を吸収する色(例えば黒色)を持つ平板状の部材により構成されている。測定対象Sの裏面に反射抑制部32を設けることで、測定対象Sの透過光が反射抑制部32により吸収され、透過光が乱反射してPDに導かれることが防止される。これにより、測定精度を高めることができる。
次に、本実施の形態の分光測定装置の動作について説明する。図示しない制御部40(図3参照)により所定の強度でLEDが発光され、測定対象Sの反射光がPDに入射する。PDは反射光を受光すると、反射光の反射強度を示す検出信号を制御部40に出力する。制御部40は検出信号から測定対象Sの相対的な反射強度を算出する。ここで、相対的な反射強度を算出する際に使用される基準値としては、例えば、白色完全拡散板を基準反射板として用いたときの基準反射板の反射強度を採用することができる。
本分光測定装置で、フード12Fによって、LEDからの光がPDに直接入射することが防止されているため、反射抑制部32によって測定対象Sの照射スポットからの反射光以外の反射光がPDに入射することを抑制し、ノイズとなる光がPDに入射することを抑制することができる。
また、測定対象Sに対してPDを鉛直、LEDを斜めに配置しているので、正反射光LC1´をPDに入射させず、中心光LC1の周囲の光(図に一点鎖線で示す)の正反射光をPDに入射させることができる。
これにより、PDは、測定対象Sへの入射角が様々な光を受光することができ、PDが検出する反射強度が測定対象Sの拡散特性に影響されることを抑制することができる。これにより、異なる拡散特性を持つ測定対象Sを測定した場合であっても、PDが検出する反射強度が測定対象Sの拡散特性に依存することを抑制することができる。なお、異なる拡散特性としては、例えば半値幅が30度以上の大きな拡散特性を持つ測定対象Sにおいて異なる拡散特性を想定している。
更に、LEDから測定対象Sまでの距離L1は、LEDの測定対象Sへの照射スポットの直径L3(一辺)よりも小さい。そのため、拡散特性の異なる測定対象Sであっても、拡散特性に依存することなく測定対象Sの反射強度を正確に測定することができる。
更に、PDよりも近い位置にLEDが配置されているため、測定対象Sへの入射角が広範囲に及ぶ光をPDに受光させることができ、測定対象Sの拡散特性の影響を更に小さくすることができる。また、LEDがPDよりも測定対象Sに近いため、PDに入射する反射光の減衰を抑制することができ、S/N比を高めることができる。
また、反射抑制部32を配したので、測定対象Sの透過光が、PDに検出されることを抑制し、測定対象Sの反射光のみをPDに検出させることができ、測定対象Sの表面状態を正確に測定することができる。
なお、反射抑制部32として、黒色の平板状の部材を採用したが、これに限定されず、例えば、入射光を大きく散乱させることができる拡散板や、反射光を回折によりPDに向けないように回折させる回折部材などを採用してもよい。また、反射抑制部32と測定対象Sとに隙間を設けているため、測定対象Sと反射抑制部32との反射位置がずれて、反射抑制部32からの反射光がPDに入射し難くされている。
本分光測定装置は、特に、緑葉の反射強度を測定するうえで有用である。緑葉はレッドエッジと呼ばれる分光特性を持つため、735nm付近の反射強度にてレッドエッジを推定することができる。
レッドエッジは線形特性を持つため、例えば、735nm付近において、波長の異なる反射強度を数点測定し、測定結果を直線近似することでレッドエッジの分光特性を求める。そして、分光特性の例えば傾きの変化を分光特性の変化として推定すればよい。
また、みかん等の柑橘系の植物においては、水分ストレスをコントロールすることによって甘味を増すことができ、レッドエッジが水分ストレスにより短波長側にシフトすることが知られている。つまり、本分光測定装置において、レッドエッジの分光特性を測定し、この分光特性が、過去に測定した分光特性に対して短波長側へどれだけシフトしたかを求め、水分ストレスを測定する。そして、測定した水分ストレスから灌水量を調節し、柑橘系の植物の甘味をコントロールすることができる。
なお、レッドエッジの短波長側へのシフト量は最大で20nmであり1nm程度の分解能でシフト量を知る必要がある。そのため、この種の分光測定装置は高価なものを用いる必要があった。しかしながら、本分光測定装置では、光源としてLEDを用いたため、安価な分光測定装置を提供することができる。また、本分光測定装置を電池駆動にして屋外に持ち出して使用すれば、柑橘系の葉を伐採せずに測定することもできる。
(実施の形態2)
実施の形態2の分光測定装置は、LEDを複数設け、測定対象Sに同時に光を照射する点を特徴とする。図2(A)は本発明の実施の形態2による分光測定装置の下面図であり、(B)は上面図である。なお、本実施の形態において実施の形態1と同じものは同一の符号を付して説明を省略する。また、本実施の形態の分光測定装置の側面図は実施の形態1と同じであるため、図1を用いる。
図2(A)に示すように、測定窓Wは下面11から見ると円形である。測定窓Wのほぼ中心には、PD取付孔13の開口部132が位置している。そして、開口部132は、測定対象Sの反射光をPDの受光面に導く。
本実施の形態では、LEDはLED1〜LED3の3個とする。そのため、LED取付孔12はLED1〜LED3に対応して、3個のLED取付孔121〜123が存在する。
LED1〜LED3は、下面11から見ると、中心線CLを中心として、一定の直径を持つ円周上に等間隔で配置されている。LED取付孔121〜123は、下面11から見ると、中心線CLを中心として、一定の半径を持ち、かつ、LED1〜LED3が配置されている円周よりも直径の小さな円周上に等間隔で設けられている。そして、LED取付孔121〜123は、それぞれ、LED1〜LED3の放射光を測定対象Sに導く。
LED1〜LED3の開口部は、上面15から見ると、中心線CLを中心として、一定の半径を持つ円周上に等間隔で配置されている。PDは、上面15から見ると上面15の中心よりもやや右側に配置されている。
なお、図2(A)、(B)では、LEDの個数は3個としたが、本発明はこれに限定されず、2個であってもよいし、4,5,6個以上の所定個数であってもよい。また、図1では、PDの個数は1個としたが、本発明はこれに限定されず、複数個にしてもよく、この場合、各LEDに1個ずつPDを対応させてもよい。
LED1〜LED3は、各光軸が測定対象Sにおいて同一位置に位置し、かつ、中心線CLから一定の角度(例えば35度)となるように配置されている。本実施の形態では、LED2はピーク波長が735nmであり、実施の形態1と同じである。LED1、LED3は実施の形態1とはピーク波長が異なり、LED1が710nm、LED3が750nmである。LED1〜LED3は、測定対象Sへの光の照射スポットが同一であり、照射スポットの中心は測定対象Sの中心に位置する。つまり、LED1〜LED3は鉛直方向に配置されたPDに対して等価に配置されているので、各LEDの配置による測定バラツキは極めて小さい。
また、本実施の形態では、LED1〜LED3は時間を重複させ、異なる変調周波数で変調された光を測定対象Sに照射する。これにより、PDが受光した光を変調周波数別に分離することで、LED1〜LED3の反射光を分離し、各LEDの反射強度を個別に取得することができる。そのため、測定時間を短縮することができる。また、LED1〜LED3が測定対象Sを同時に照射することによって、LED1〜LED3を時間をずらして個別に点灯した場合に比べ、測定対象Sの状態の違いによる測定誤差を少なくすることができ、LED1〜LED3のそれぞれの反射光を正確に測定することができる。
図3は、本発明の実施の形態2による分光測定装置のブロック図である。分光測定装置は、LED1〜LED3、制御部40、及びPDを備えている。制御部40は、CPU、ROM、RAMを備えるマイクロコンピュータ、或いは専用のハードウェア回路により構成され、分光測定装置の全体制御を司る。本実施の形態では、制御部40は、点灯制御部41、分光特性算出部42を備えている。
点灯制御部41は、LED1〜LED3からの光を異なる変調周波数で変調し、変調した光を時間を重複させて測定対象Sに照射する。
図4は、本発明の実施の形態2によるLED1〜LED3の点灯パターンを示すタイミングチャートである。点灯制御部41は、デューティー比が50%、周期T1でLED1を点灯、消灯させる。これにより、LED1の光は変調周波数F1で変調される。また、点灯制御部41は、デューティー比が50%、周期T2でLED1を点灯、消灯させる。これにより、LED1の光は変調周波数F2で変調される。ここで、周期T2は、T2=T1/2である。よって、変調周波数F2は、F2=2・F1となる。また、点灯制御部41は、デューティー比が50%、周期T3でLED1を点灯、消灯させる。これにより、LED1の光は変調周波数F3で変調される。ここで、周期T3は、T3=T2/2である。よって、変調周波数F3は、F3=2・F2となる。
分光特性算出部42は、PDが検出した反射光の変調周波数を分析し、LED1〜LED3の反射光を分離し、各LEDの反射強度を求める。具体的には、分光特性算出部42は、周期T1において、LED1が点灯している前半期間A−1の反射光の積算値からLED1が消灯している後半期間A−2の反射光の積算値を差し引く。
これにより、LED2が点灯している前半期間B−11の反射光の積算値と、前半期間B−22の反射光の積算値とが相殺される。また、LED3が点灯している前半期間C−11,C−12,C−13,C−14の反射光の積算値が相殺される。これにより、前半期間A−1のLED1の反射光の積算値が得られる。そして、分光特性算出部42は、前半期間A−1のLED1の反射光の積算値をT1/2で割る。これにより、LED1の反射強度が得られる。
また、分光特性算出部42は、周期T2において、LED2が点灯している前半期間B−11の反射光の積算値からLED2が消灯している後半期間B−21の反射光の積算値を差し引く。
これにより、LED1が点灯している前半期間A−1の前半1/2の期間のLED1の反射光の積算値と、前半期間A−1の後半1/2の期間のLED1の反射光の積算値とが相殺される。また、LED3が点灯している前半期間C−11,C−12の反射光の積算値が相殺される。これにより、前半期間B−11のLED2の反射光の積算値が得られる。そして、分光特性算出部42は、前半期間B−11のLED2の反射光の積算値をT2/2で割る。これにより、LED2の反射強度が得られる。
また、分光特性算出部42は、周期T3において、LED3が点灯している前半期間C−11の反射光の積算値からLED3が消灯している後半期間C−21の反射光の積算値を差し引く。
これにより、LED1が点灯している前半期間A−1の前半1/4の期間のLED1の反射光の積算値と、次の前半1/4の期間のLED1の反射光の積算値とが相殺される。また、LED2が点灯している前半期間B−11の前半1/2の期間のLED2の反射光の積算値と、前半期間B−11の後半1/2の期間のLED2の反射光の積算値とが相殺される。これにより、前半期間C−11のLED3の反射光の積算値が得られる。そして、分光特性算出部42は、前半期間C−11のLED3の反射光の積算値をT3/2で割る。これにより、LED3の反射強度が得られる。
なお、分光特性算出部42のこの処理は一例であり、フーリエ変換等を用いて、LED1〜LED3の反射光を分離してもよい。
また、分光特性算出部42は、LED1〜LED3の反射強度を、基準反射強度で割り、反射強度の相対値を求める。そして、得られた反射強度の相対値を例えば線形補間することで、測定対象Sのレッドエッジの分光特性を求める。そして、分光特性算出部42は、分光特性の傾きと、ある基準日において求めた測定対象Sのレッドエッジの分光特性の傾きとを比較し、レッドエッジの分光特性の変化を検出する。
このように、本分光測定装置では、LED1〜LED3を測定対象Sに同時に照射しているため、測定時間の短縮及び測定精度の向上を図ることができる。
また、LED1〜LED3の測定対象Sへの照射スポットが同一であるため、測定対象Sの状態や載置位置による測定誤差を少なくすることができる。
また、本分光測定装置では、緑葉のレッドエッジを複数波長で推定することができるため、分光特性の測定精度を向上させることができる。また、本分光測定装置を用いて柑橘系だけでなく様々な緑葉の分光特性を測定してもよい。
また、本実施の形態では、LED1〜LED3を同じ波長にしてもよい。同じ波長のLEDを複数照射することによって、反射率の低い測定対象Sでも分光特性を測定することができる。
また、PDが検出する検出信号の強度に応じて、LED発光数を選択するようにしてもよい。具体的には、波長の同じLEDを例えば5個設け、PDの検出信号の強度が低い場合は、低くなるにつれてLEDの点灯数を4個、5個というように増大させ、PDの検出信号の強度が高い場合は、高くなるにつれてLEDの点灯数を2個、1個というように減少させればよい。これにより、測定可能な反射強度が拡がるので、汎用性の高い分光測定装置を提供することができる。
また、LED2の波長を568nm、LED1の波長を680nmとして、LED1の反射強度に対するLED2の反射強度の相対値によりトマトのリコピンの量を判別することができる。つまり、本分光測定装置によれば、レッドエッジのみならず、他の植物にも適用可能であり汎用性の高い分光測定装置を提供することができる。また、LEDの波長を変えて、塗装や衣服、その他表面を有する物の相対的な反射強度の測定に本分光測定装置を適用してもよい。
また、本実施の形態では、LED1〜LED3を中心線CLに対して35度で配置して、LED1〜LED3をPDに対して等価な位置に配置したが、基準反射板に対する相対的な反射率を測定する場合は、照射距離や照射範囲で測定誤差に影響の無い範囲にて多少配置を変更してもよい。この場合、例えば、放射特性の異なるレンズ付きLEDを混在させてもよい。
また、図4では、LED1〜LED3を同期させ、LED1〜LED3を同時に点灯していたが、これに限定されず、位相をずらしてLED1〜LED3の点灯時間が重複するようにLED1〜LED3を点灯させてもよい。また、図4では、LED1〜LED3の点灯パターンを点灯、消灯の2値的なものとしたが、これに限定されず、例えば、サイン波やコサイン波等の波形を採用してもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3の分光測定装置は、PDをPD1,PD2の2個のPDにより構成し、カバーガラス16を設けたことを特徴としている。なお、本実施の形態において、実施の形態1、2と同一のものは、同一の符号を付して説明を省く。図5は、実施の形態3の分光測定装置のセンサヘッド10の構成図である。PD1は、図1のPDと同じである。なお、本実施の形態では、LEDの個数を実施の形態2と同様、複数個としてもよいし、実施の形態1と同様、1個としてもよい。
PD2は光軸が正反射光LC1´の方向に向けて配置されている。つまり、PD2は測定対象Sの鉛直方向から35度傾斜した方向に配置されている。測定対象Sとして正反射方向に偏った拡散特性を持つ物質を採用した場合、PD1が検出する反射強度を、PD2が検出した反射強度に基づいて補正することで、測定対象Sの正確な反射強度を測定することができる。
なお、PD2は、正反射光LC1´の方向に配置しなくても、拡散特性に基づく反射強度の補正は可能である。しかしながら、LEDの正反射光LC1´において、測定対象Sの拡散特性が最も顕著に現れるため、正反射光LC1´の方向にPD2を配置することが好ましい。
PD取付孔13は、PD1,PD2を取り付けることができるように、実施の形態1に比べてサイズが大きくされている。段差部131は、PD1が取り付けられている。傾斜部133は、PD2の光軸が中心線CLに対して35度となるように段差部131に対して傾斜して設けられている。そして、傾斜部133は、PD2が取り付けられ、空間部14と連通しており、測定対象Sの正反射光LC1´をPD2へと導く。
空間部14は、PD2側が傾斜部133に向けて円筒形状を持ち、PD2に照射スポットの反射光以外の光が侵入することを防止している。
また、図5の例では、PD1,PD2は、共に測定対象Sまでの距離がL2であり等しい。これにより、PD1,PD2との測定条件を同じにすることができる。
カバーガラス16は、LEDの照射スポットよりも大きな面積を持つ透明なガラスにより構成され、測定窓Wを封止するように、センサヘッド10の下面11に配置されている。カバーガラス16を設けることで、測定対象Sに付着する汚れが空間部14に侵入し、LEDやPDに付着することを防止することができる。
なお、カバーガラス16があると、正反射光LC1´はより大きくなるが、PD2により検出された反射強度を用いて、PD1が検出する反射強度を補正することで、カバーガラス16がPD1の測定結果に与える影響も補正することができる。
なお、PD1が検出する反射強度の補正は以下のように行えばよい。図3に示す分光特性算出部42は、PD2が検出した反射強度とPD1が検出した反射強度との差を求める。そして、分光特性算出部42は、求めた差が大きくなるにつれて、PD1が検出した反射強度に加えるオフセットを大きくし、PD1が検出した反射強度を補正すればよい。この場合、分光特性算出部42は、PD1の反射強度及びPD2の反射強度の差と、PD1の反射強度に加えるオフセットとの関係を予め定めた関数やLUTを用いて、オフセットの値を定めればよい。或いは、分光特性算出部42は、PD1の反射強度とPD2の反射強度との差が規定値以上の場合、PD1の反射強度にオフセットを加え、規定値未満の場合、PD1の反射強度にオフセットを加えないようにしてもよい。
また、PD2により、測定異常を検出することもできる。例えば、測定対象Sの表面に肥料や水分などの異物が付着すると、反射強度を正確に測定することができず、異物を除去する必要がある。ここで、正反射光LC1´において、異物の影響が顕著に現れる。そのため、PD2により検出された反射強度に基づいて、測定異常が発生しているか否かを検出することができる。
この場合、分光特性算出部42は、PD1の反射強度とPD2の反射強度との差、又はPD2の反射強度が規定値以上の場合、測定対象Sに異物が付着していると判定し、ユーザに異物の除去を促すようにすればよい。
また、LEDの放射光が直接受光できる位置にPD2を配置し、受光した直接光の強度を点灯制御部41にフィードバックし、LEDをAPC制御してもよい。これにより、LEDの光の強度をより安定させることができる。また、LEDの温度を検出するサーミスタを設け、点灯制御部41にLEDの放射光の強度を補正させることで、LEDの温度特性を考慮して、LEDから一定の強度の光を放射させるようにしてもよい。
(実施の形態4)
実施の形態4は、反射抑制部32を開閉可能にしたことを特徴としている。図6は、本発明の実施の形態4における分光測定装置の全体構成図であり、(A)は測定対象Sを挟持する前の全体構成図であり、(B)は測定対象Sを挟持した後の全体構成図である。
分光測定装置は、センサヘッド10、本体部20(第1本体部の一例)、本体部30(第2本体部の一例)、制御部40、回転軸50、及び固定台60を備えている。センサヘッド10は、図1、図2、図5で示したセンサヘッド10であり、本体部20の先端側に設けられている。
また、本体部20は、平板形状を持ち、センサヘッド10の他、制御部40を内蔵している。本体部30は、基端側に回転軸50が取り付けられ、平面状の試料載置面31を持ち、回転軸50を中心として、紙面において時計回り、又は反時計回りの方向に回転可能に取り付けられている。
そして、本体部30は、測定時においては、図6(B)に示すように、本体部20とで測定対象Sを挟持する。制御部40は、図3に示す制御部40である。回転軸50は、固定台60に対して紙面と直交する方向に取り付けられ、本体部30を軸支する。固定台60は、本体部20の基端側において、上側に向けて立設して取り付けられている。
反射抑制部32は、本体部30において、ヒンジ321により紙面において時計回り、又は反時計回りの方向に回転可能に取り付けられた蓋体である。したがって、測定対象Sを本体部20,30で挟持した後、反射抑制部32を反時計回りの方向に回転させて反射抑制部32を開けると、測定窓Wから測定対象Sが露出する。これにより、ユーザは測定窓Wの直下に測定対象Sが正しく位置決めされているか否かを確認することができる。なお、実施の形態4の反射抑制部32を開放可能とする構成は、実施の形態1〜3のいずれに適用してもよい。
(実施の形態5)
実施の形態5の分光測定装置は、透過型としたことを特徴としている。図7は、本発明の実施の形態5における分光測定装置の全体構成図である。図7のセンサヘッド10としては、例えば実施の形態2のセンサヘッド10が採用され、複数のLED1〜LED3が測定対象Sを照射する。また、LED1〜LED3は、それぞれ異なる変調周波数で変調されて発光する。
本実施の形態では、センサヘッド10は、本体部30の先端に設けられている。PDはセンサヘッド10ではなく、本体部20の上面に設けられている。そして、PDはLED1〜LED3が測定対象Sを照射したときの透過光を受光する。バッテリ70は、本体部20において、PDの下側に設けられている。そして、バッテリ70は、LED1〜LED3やPDに電力を供給する。
本実施の形態において、ブロック図は図3と同じである。したがって、分光特性算出部42は、実施の形態2と同様、PDが検出した透過光を、実施の形態2と同一の手法を用いてLED1〜LED3の透過光に分離し、線形近似により測定対象Sの分光特性を算出する。
このように、透過型に分光測定装置においても、LED1〜LED3に測定対象Sを同時に照射させるため、実施の形態2と同じ効果を得ることができる。なお、実施の形態1,3の分光測定装置においても透過型を採用してもよい。実施の形態1,3を透過型として場合、反射抑制部32は不要となる。
F1,F2,F3 変調周波数
LC1´ 正反射光
LC1 中心光
S 測定対象
W 測定窓
1,2,3 LED
10 センサヘッド
12 LED取付孔
13 PD取付孔
14 空間部
15 上面
16 カバーガラス
20,30 本体部
31 試料載置面
32 反射抑制部
40 制御部
41 点灯制御部
42 分光特性算出部
121 フード

Claims (13)

  1. 測定対象を照射する光源と、
    前記測定対象からの光を受光し、前記測定対象からの光の強度を検出する検出部と、
    前記光源の近傍に設けられ、前記光源からの光が前記検出部に直接入射することを防止する遮光部とを備える分光測定装置。
  2. 前記光源は、ピーク波長の異なる複数のLEDであり、
    各LEDからの光を異なる変調周波数で変調し、変調した光を時間を重複させて前記測定対象に照射する点灯制御部を更に備える請求項1記載の分光測定装置。
  3. 各LEDは、前記測定対象の同一位置に光を照射するように配置され、
    前記点灯制御部は、各LEDからの光を前記測定対象に同時に照射する請求項2記載の分光測定装置。
  4. 前記検出部は、前記測定対象面に対して直交する鉛直方向に光軸が配置され、前記測定対象からの反射光を受光し、
    前記光源は、前記鉛直方向に交差し、かつ、中心光の正反射光以外の光が前記検出部に入射するように配置されている請求項1記載の分光測定装置。
  5. 前記光源は、前記測定対象への光の照射スポットの直径が、前記測定対象までの光軸の距離よりも長い請求項4記載の分光測定装置。
  6. 前記光源は、前記測定対象までの光軸の距離が、前記検出部の光軸の前記測定対象までの距離よりも短い請求項5記載の分光測定装置。
  7. 前記検出部は、前記測定対象の表面に対して直交する鉛直方向に光軸が配置された第1検出部と、前記鉛直方向と交差する方向に光軸が配置された第2検出部とを備える請求項1〜6のいずれかに記載の分光測定装置。
  8. 前記第2検出部は、前記光源の中心光の正反射方向に光軸が配置されている請求項7記載の分光測定装置。
  9. 前記光源部は、ピーク波長が同一の複数のLEDにより構成され、
    前記複数のLEDのうち、いずれか1又は複数のLEDを任意に選択して点灯させる点灯制御部を更に備える請求項1記載の分光測定装置。
  10. 前記分光測定装置は、反射型の測定装置であり、
    前記測定対象の透過光の前記検出部への反射を抑制する反射抑制部を更に備える請求項1〜9のいずれかに記載の分光測定装置。
  11. 前記光源及び前記検出部を含むセンサヘッドが内蔵された第1本体部と、
    前記第1本体部と前記測定対象を挟持する第2本体部とを備え、
    前記反射抑制部は、前記第2本体部に開閉可能に設けられた蓋体である請求項10記載の分光測定装置。
  12. 前記測定対象は、緑葉であり、
    前記検出部により検出された光の強度を基に、前記緑葉のレッドエッジの分光特性を算出する分光特性算出部を更に備える請求項1〜11のいずれかに記載の分光測定装置。
  13. 前記分光測定装置は、前記レッドエッジの分光特性の変化を算出する請求項12記載の分光測定装置。
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