JP2012141914A - チップ情報提供装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】適切なチップ情報をユーザに提供する。
【解決手段】チップ情報提供装置は、位置情報とチップ情報とが関連付けられ格納される情報格納手段と、移動端末の位置情報を取得する取得手段と、情報格納手段から抽出され、取得手段により取得された移動端末の位置情報との関係に応じて優先付けされたチップ情報リストを生成するリスト生成手段と、このリスト生成手段により生成されたチップ情報リストを移動端末宛てに送信する送信手段と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】チップ情報提供装置は、位置情報とチップ情報とが関連付けられ格納される情報格納手段と、移動端末の位置情報を取得する取得手段と、情報格納手段から抽出され、取得手段により取得された移動端末の位置情報との関係に応じて優先付けされたチップ情報リストを生成するリスト生成手段と、このリスト生成手段により生成されたチップ情報リストを移動端末宛てに送信する送信手段と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、チップ(サービス料金)情報を提供する技術に関する。
現在、国際ローミングサービス等を利用することにより、日本で使用している携帯電話等のような移動端末を海外においてそのまま使って通話やインターネット接続が可能となっている。このような環境で役立つアプリケーションが例えば下記特許文献1において提案されている。
このアプリケーションは、海外で当該移動端末が利用される際に、現地の通貨に合わせて金額を変換するものである。具体的には、日本を母国とするユーザが米国において携帯電話を使用する場合において、当該携帯電話が、日本の通貨単位による金額の入力を受けると、米国の基地局から取得された国のIDコードに応じて、米国の通貨単位にその金額を変換して表示する。
しかしながら、上述の従来手法は、通貨を変換しているに過ぎないため、ユーザは、表示された金額に基づいてサービス料金(チップ)を考慮して支払い金額を自身で計算する必要があった。
ところが、チップは、国や地域や店等に応じて異なるため、ユーザにとって適切なチップ情報を知ることは困難な場合が多い。例えば、チップの習慣が存在する国及び地域であっても、サービス料金が含まれた金額が設定されている店の場合には、チップを支払う必要はない。
本発明の目的は、適切なチップ情報をユーザに提供することにある。
本発明の各態様では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の態様は、チップ情報提供装置に関する。第1態様に係るチップ情報提供装置は、位置情報とチップ情報とが関連付けられ格納される情報格納手段と、移動端末の位置情報を取得する取得手段と、情報格納手段から抽出され、取得手段により取得された移動端末の位置情報との関係に応じて優先付けされたチップ情報リストを生成するリスト生成手段と、このリスト生成手段により生成されたチップ情報リストを移動端末宛てに送信する送信手段と、を備える。
第2の態様は、移動端末に関する。第2の態様に係る移動端末は、現在の位置情報を送信する送信手段と、この送信手段により送信された位置情報が示す位置に近い順に高い優先度が付されたチップ情報リストを受信する受信手段と、この受信手段により受信されたチップ情報リストを当該優先度に応じて表示部に表示させる表示制御手段と、を備える。
第3の態様は、チップ情報提供方法に関する。第3態様に係るチップ情報提供方法では、コンピュータが、移動端末の位置情報を取得するステップと、位置情報とチップ情報とが関連付けられ格納される情報格納部から抽出され、上記取得された移動端末の位置情報との関係に応じて優先付けされたチップ情報リストを生成するステップと、この生成されたチップ情報リストを移動端末宛てに送信するステップと、を実行する。
なお、本開示の別態様としては、以上の第1態様及び第2態様から構成されるシステムであってもよいし、第1態様又は第2態様の構成をコンピュータに実現させるプログラムであってもよいし、そのようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
上記各態様によれば、適切なチップ情報をユーザに提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
[第1実施形態]
〔システム構成〕
図1は、第1実施形態における移動通信システム1の構成例を概念的に示す図である。第1実施形態における移動通信システム1は、基地局5、制御サーバ10等を有する。基地局5は、ネットワーク7を介して制御サーバ10に接続される。なお、図1には、本発明に関連する構成のみが示されているが、移動通信システム1は、一般的な移動通信網を実現するために、複数の基地局5、複数の他の制御装置を有している。
〔システム構成〕
図1は、第1実施形態における移動通信システム1の構成例を概念的に示す図である。第1実施形態における移動通信システム1は、基地局5、制御サーバ10等を有する。基地局5は、ネットワーク7を介して制御サーバ10に接続される。なお、図1には、本発明に関連する構成のみが示されているが、移動通信システム1は、一般的な移動通信網を実現するために、複数の基地局5、複数の他の制御装置を有している。
移動通信システム1は、基地局5を介して移動端末3に通話サービス、通信サービス等を提供する。また、移動通信システム1は、ネットワーク9を介して情報登録端末2に通信可能に接続される。
ネットワーク7及び9は、公衆網であってもよいし、専用網であってもよい。本実施形態では、制御サーバ10が移動端末3及び情報登録端末2から送信される通信データ(パケット)を取得可能であり、移動端末3へ所定情報を提供可能であれば、ネットワーク7及び9の実施形態は限定されない。また、ネットワーク7及び9は、1つのネットワークであってもよい。
基地局5は、その基地局5が設置されている場所における位置情報を保持し、移動端末3からの要求によりそれらの情報を移動端末3へ送信する。基地局5は、自セル(自通信エリア)内に存在する移動端末3との間で無線リンクを確立し、移動端末3と制御サーバ10との間で送受信される通信データ及び音声データを中継する。その他、基地局5は、一般的な基地局の機能を有していればよい。
情報登録端末2は、制御サーバ10にチップ情報を登録するための一般的なコンピュータである。情報登録端末2は、移動端末であってもよいし、固定端末であってもよい。情報登録端末2は、制御サーバ10に登録すべきチップ情報をユーザに入力させることができ、入力されたチップ情報を制御サーバ10に送信することができれば、本実施形態ではその機能を特に限定しない。例えば、情報登録端末2は、WEBブラウザにより制御サーバ10にアクセスすることにより、所望のチップ情報をユーザに入力させる。情報登録端末2から制御サーバ10へ送られるチップ情報の詳細については後述する。
移動端末3は、携帯電話、ネットブック等のような移動通信機能を搭載した可搬型コンピュータである。移動端末3は、無線通信機能、位置情報取得機能、情報表示機能等を有する。無線通信機能は、最寄りの基地局5を介して移動端末3を移動通信システム1と無線接続させる。移動端末3は、この無線通信機能を利用することにより、制御サーバ10に現在の位置情報を送り、制御サーバ10からチップ情報リストを受信する。
位置情報取得機能は、移動端末3の現在位置(緯度及び経度)を取得する。位置情報取得機能は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を移動端末3に搭載されるGPSアンテナで受信することにより移動端末3の現在位置を取得してもよいし、最寄りの基地局5から当該現在位置を取得してもよい。
移動端末3は、制御サーバ10から送信されたチップ情報リストを最寄りの基地局5を介して受信し、このチップ情報リストを自身の表示部に表示させる。このとき、チップ情報リストには、移動端末3が送信した位置情報が示す位置に近い順に高い優先度が付されているため、その優先度が高い順に表示部に表示される。移動端末3における表示例については後述する。
〔装置構成〕
以下、制御サーバ10の処理構成例について説明する。図2は、制御サーバ10の処理構成例を概念的に示すブロック図である。図2に示すように、制御サーバ10は、通信部11、リスト生成部12、課金処理部13、チップ情報データベース(DB)15等を含む。
以下、制御サーバ10の処理構成例について説明する。図2は、制御サーバ10の処理構成例を概念的に示すブロック図である。図2に示すように、制御サーバ10は、通信部11、リスト生成部12、課金処理部13、チップ情報データベース(DB)15等を含む。
制御サーバ10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等)、入出力インタフェース等を有し、CPUによりメモリに記憶されるプログラムが実行されることで上記各処理部を実現する。チップ情報DB15は、メモリ上で実現される。なお、本実施形態は、制御サーバ10のハードウェア構成を限定しない。
通信部11は、ネットワーク7及び9との通信インタフェースとして動作する。通信部11は、移動端末3及び情報登録端末2との間でデータをやりとりする。具体的には、通信部11は、移動端末3から送信されるデータを基地局5及びネットワーク7を介して受信し、移動端末3宛てのデータをネットワーク7へ送出する。また、通信部11は、情報登録端末2から送信されるチップ情報を受信する。なお、本実施形態では、通信部11で利用される通信プロトコルは限定されない。
チップ情報DB15は、位置情報とチップ情報とを関連付けて格納する。具体的には、チップ情報DB15は、チップ情報テーブル及び詳細チップ情報テーブルを含む。チップ情報テーブルは、或る程度の広さを持つ位置(場所)毎の一般的に知られているチップ情報を格納する。チップ情報テーブルは予め設定される。詳細チップ情報テーブルは、情報登録端末2から送信される詳細チップ情報の内容を格納する。
図3は、チップ情報テーブルの例を示す図である。図3の例では、或る程度の広さを持つ範囲としての地域毎に、支払先カテゴリ及びチップ情報がそれぞれ格納される。これにより、チップ情報テーブルに格納されるチップ情報の値は、一般的には、或る程度の値を持つ。図3の例では、チップ情報として、チップレートが設定されているが、チップの金額自体が設定されてもよい。
支払先カテゴリとは、支払先の分類情報である。図3の例では、支払先カテゴリとして、レストラン、ホテル、タクシーが挙げられている。なお、このような支払先カテゴリは一例であり、カフェやバー等のような他のカテゴリが存在してもよいし、中華レストランや軽食レストラン等のように更に詳細なカテゴリが設定されてもよい。
図4は、第1実施形態における詳細チップ情報テーブルの例を示す図である。図4の例における詳細チップ情報テーブルには、支払先毎に、支払先カテゴリ、支払先名称、位置情報、チップ情報がそれぞれ格納される。支払先とは、支払い先となる店舗や企業等を意味する。支払先名称には、支払先となる店舗名や企業名が格納される。位置情報には、支払先となる店舗や企業が存在している場所の位置を特定可能な情報(例えば、緯度情報及び経度情報)が格納される。
リスト生成部12は、移動端末3から送信され通信部11で受信された移動端末3の位置情報を取得し、この取得された位置情報に対応するチップ情報をチップ情報DB15から抽出する。具体的には、リスト生成部12は、移動端末3の位置情報が示す位置から所定範囲内の位置情報を含むレコード(チップ情報リスト)をチップ情報DB15の詳細チップ情報テーブルから抽出する。なお、リスト生成部12は、所定範囲を用いず、詳細チップ情報テーブルの全レコードを抽出するようにしてもよい。
リスト生成部12は、該当レコードが存在する場合には、抽出されたレコードを移動端末3の位置情報が示す位置に近い順に高い優先度が付されるように優先付けする。ここで、優先付けでは、チップ情報リストの並び順により実現されてもよいし、各チップ情報に優先度を示すデータを付加するようにしてもよい。
一方、リスト生成部12は、チップ情報DB15の詳細チップ情報テーブルに該当するレコードが存在しない場合には、移動端末3の位置情報が示す位置に対応する地域のチップ情報をチップ情報DB15のチップ情報テーブルから抽出する。リスト生成部12は、チップ情報テーブルから抽出されたチップ情報のリストについても同様に、移動端末3の位置情報が示す位置に近い順に高い優先度が付されるように優先付けする。
リスト生成部12は、優先付けされたチップ情報リストを通信部11を介して、移動端末3宛てに送信する。
課金処理部13は、情報登録端末2から送信されたチップ情報をチップ情報DB15の詳細チップ情報テーブルに格納する前に、情報登録端末2のユーザに課金する。課金処理部13は、当該ユーザに移動通信システム1への登録を行わせ、その登録に応じて課金処理を行う。例えば、課金処理部13は、登録ユーザの情報を格納するテーブル(図示せず)を保持し、このテーブルに登録されていないユーザに対しては登録申請を行う。
課金処理部13は、登録されたユーザに対してオンライン取引システムで一般的に行われる決済処理を行い、課金決済に成功すると、そのユーザにより入力された詳細チップ情報をチップ情報DB15の詳細チップ情報テーブルに格納する。なお、決済処理自体については一般的なオンライン決済処理が適用されればよいため、ここでは詳細説明を省く。また、決済処理自体は、移動通信システム1以外の他の決済システムを利用するようにしてもよい。
〔動作例〕
以下、第1実施形態における移動通信システム1の動作例について説明する。図5は、第1実施形態における移動通信システム1の動作例を示すシーケンスチャートである。図5では、移動端末3がGPS衛星からの電波により自身の位置情報を得る場合の例が用いられている。
以下、第1実施形態における移動通信システム1の動作例について説明する。図5は、第1実施形態における移動通信システム1の動作例を示すシーケンスチャートである。図5では、移動端末3がGPS衛星からの電波により自身の位置情報を得る場合の例が用いられている。
まず、移動通信システム1への詳細チップ情報の登録時の動作について説明する。移動通信システム1へチップ情報を登録したい店舗や企業は、情報登録端末2を用いて制御サーバ10へアクセスする。ここでは、未だ、移動通信システム1にユーザ登録を行っていない或るレストランの或る店舗の店舗ユーザがチップ情報を登録する場合を例に挙げる。
このとき、情報登録端末2は、制御サーバ10へユーザ登録申請を行う(S501)。制御サーバ10では、そのユーザ登録申請を受けると、課金処理部13がその店舗ユーザに対して課金処理を行う。これにより、情報登録端末2の店舗ユーザは登録料金の請求を受ける(S502)。情報登録端末2の店舗ユーザは、登録料金を支払う(S503)。なお、図5では、登録料金の請求及び支払いが制御サーバ10と情報登録端末2との間でやりとりされるよう示すが、一般的なオンライン取引で利用される決済システムと情報登録端末2との間でやりとりされてもよい。
制御サーバ10は、店舗ユーザの登録料金の支払いが完了したことを検知すると、情報登録端末2に対してチップ情報を要求する(S504)。例えば、この要求において、チップ情報の入力画面データが情報登録端末2へ送られる。
情報登録端末2では、その要求に応じて、店舗ユーザが所望のチップ情報を入力し、その入力されたチップ情報が制御サーバ10へ送られる(S505)。制御サーバ10へ送られるチップ情報には、例えば、図4に示されるように、その店舗に関する、カテゴリ、名称、位置情報、チップ情報(チップ金額又はチップレート)が含まれる。
制御サーバ10では、当該店舗ユーザの課金決済に成功しているため、課金処理部13が、情報登録端末2から送られた当該店舗ユーザの詳細チップ情報をチップ情報DB15の詳細チップ情報テーブルに格納する(S506)。
次に、移動端末3が移動通信システム1のチップ情報提供サービスを利用する際の動作について説明する。移動端末3は、移動通信システム1へアクセスすると、図6の符号21に示すような画面を表示するためのデータを移動通信システム1から受ける。
図6は、第1実施形態における移動端末3の表示画面の例を示す図である。移動端末3のユーザは、その表示画面21を所定のユーザインタフェースを利用することで操作することにより、チップ情報を参照したい支払先カテゴリを選択する(S511)。図6の例によれば、支払先カテゴリとして「3.レストラン」が選択されている。
移動端末3は、支払先カテゴリが選択されると、GPS衛星に位置情報の取得要求を送信する(S512)。GPS衛星は、移動端末3の位置情報を送信する(S513)。なお、図5の例では、GPS衛星が移動端末3の位置情報を検出しているが、移動端末3がGPS衛星からの電波に基づいて自身の位置情報を算出するようにしてもよい。また、移動端末3は、GPS衛星が利用できない場合には、基地局5から位置情報を取得するようにしてもよい。
移動端末3は、自身の位置情報及び選択された支払先カテゴリを含むチップ情報取得要求を無線送信する(S514)。このチップ情報取得要求は、最寄りの基地局5で受信され、制御サーバ10へ転送される。
制御サーバ10では、そのチップ情報取得要求を受信すると、リスト生成部12がそのチップ情報取得要求に含まれる支払先カテゴリ及び移動端末3の位置情報に適合するチップ情報リストをチップ情報DB15から抽出する(S515)。
具体的には、リスト生成部12は、チップ情報取得要求に含まれる支払先カテゴリと同一の支払先カテゴリを含み、かつ、移動端末3の位置情報が示す位置から所定範囲内の位置情報を含むレコード(チップ情報リスト)をチップ情報DB15の詳細チップ情報テーブルから抽出する。リスト生成部12は、抽出されたチップ情報リストが存在する場合には、その抽出されたチップ情報リストを、移動端末3の位置情報が示す位置に近い順に高い優先度が付されるように優先付けする。
一方、リスト生成部12は、詳細チップ情報テーブルに該当するレコードが存在しない場合には、移動端末3の位置情報が示す位置に対応する地域のチップ情報をチップ情報DB15のチップ情報テーブルから抽出する。リスト生成部12は、チップ情報テーブルから抽出されたチップ情報のリストについても同様に、移動端末3の位置情報が示す位置に近い順に高い優先度が付されるように優先付けする。
リスト生成部12は、優先付けされたチップ情報リストを通信部11を介して、移動端末3宛てに送信する(S516)。このチップ情報リストは、基地局5を介して、移動端末3へ届けられる。
移動端末3は、そのチップ情報リストを受信すると、付された優先度に応じてそのチップ情報リストを表示部に表示させる(S517)。例えば、図6の符号22に示す表示画面が表示される。図6の表示画面22では、「近くにあるレストランX」が最も高い優先度のチップ情報(チップなし=サービス料込み)として表示され、「近辺の相場」として、その他のチップ情報リストが近い順に表示されている。
〔第1実施形態の作用及び効果〕
上述のように、第1実施形態では、制御サーバ10がチップ情報と位置情報とを関連づけて保持し(チップ情報DB15)、制御サーバ10は、移動端末3から送られてくる現在の位置情報に適合したチップ情報リストを移動端末3宛てに送信し、移動端末3においてそのチップ情報リストが表示される。
上述のように、第1実施形態では、制御サーバ10がチップ情報と位置情報とを関連づけて保持し(チップ情報DB15)、制御サーバ10は、移動端末3から送られてくる現在の位置情報に適合したチップ情報リストを移動端末3宛てに送信し、移動端末3においてそのチップ情報リストが表示される。
従って、第1実施形態によれば、移動端末3の存在位置に応じて、適切なチップ情報をユーザに提供することができる。また、ユーザに提供されるチップ情報リストは、ユーザの位置に近い順に優先付けされているため、国や地域毎に異なるチップ情報(サービス料金)であってもユーザは的確に知ることができる。
更に、第1実施形態では、店舗や企業等に対して有料で自身のチップ情報を登録させる。これにより、店舗や企業等は、移動通信システム1の本サービスを利用するユーザに対して自身の存在を宣伝することができる。ユーザにとっては、店舗や企業等により情報登録端末2を介して登録された詳細チップ情報が存在する場合には、具体的に店舗毎のチップ情報を知ることができるため、より適切なチップ情報を得ることができる。更に、第1実施形態によれば、店舗や企業などに対しては有料とすることができるため、移動通信システム1の本サービスを有料サービスとして運用することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、移動端末3の位置情報に適合したチップ情報リストがユーザに提供されたが、第2実施形態は、時間情報が更に考慮されたチップ情報リストを提供する。
第1実施形態では、移動端末3の位置情報に適合したチップ情報リストがユーザに提供されたが、第2実施形態は、時間情報が更に考慮されたチップ情報リストを提供する。
システム構成及び装置構成については第1実施形態と同様であるが、制御サーバ10のリスト生成部12及びチップ情報DB15、並びに、移動端末3の処理が第1実施形態と異なる。以下、第2実施形態について、第1実施形態と異なる内容を中心に説明し、第1実施形態と同一の内容については適宜省略する。
図7は、第2実施形態における詳細チップ情報テーブルの例を示す図である。図7の例における詳細チップ情報テーブルには、第1実施形態の構成に、時間情報が加えられている。この時間情報には、例えば、店舗や企業等の営業時間が設定される。店舗や企業等のユーザは、情報登録端末2を利用することにより、この時間情報を加えた詳細チップ情報を制御サーバ10へ登録する。
リスト生成部12は、移動端末3から送信され通信部11で受信された移動端末3の位置情報及び時間情報を取得し、移動端末3の時間情報に適合する時間情報を含み、かつ、移動端末3の位置情報が示す位置から所定範囲内の位置情報を含むレコード(チップ情報リスト)をチップ情報DB15の詳細チップ情報テーブルから抽出する。リスト生成部12は、第1実施形態と同様に、この抽出されたチップ情報リストを移動端末3の位置情報に応じて優先付けする。
移動端末3は、基地局5からその位置に応じた現在時刻を示す時間情報を取得する。移動端末3は、位置情報と共に、このように取得された時間情報を含めたチップ情報取得要求を制御サーバ10へ送信する。
〔第2実施形態の作用及び効果〕
第2実施形態では、制御サーバ10がチップ情報を位置情報及び時間情報と関連づけて保持し(チップ情報DB15)、制御サーバ10は、移動端末3から送られてくる現在の位置情報及び時間情報に適合したチップ情報リストを移動端末3宛てに送信し、移動端末3においてそのチップ情報リストが表示される。即ち、移動端末3のサービス利用時間が営業時間外である店舗や企業等のチップ情報は、ユーザに提供されるチップ情報リストから除外される。
第2実施形態では、制御サーバ10がチップ情報を位置情報及び時間情報と関連づけて保持し(チップ情報DB15)、制御サーバ10は、移動端末3から送られてくる現在の位置情報及び時間情報に適合したチップ情報リストを移動端末3宛てに送信し、移動端末3においてそのチップ情報リストが表示される。即ち、移動端末3のサービス利用時間が営業時間外である店舗や企業等のチップ情報は、ユーザに提供されるチップ情報リストから除外される。
従って、第1実施形態によれば、移動端末3のその時々の存在位置及びその位置に応じた時間に応じて、適切なチップ情報をユーザに提供することができる。
[第3実施形態]
上述の第1実施形態及び第2実施形態では、チップ金額及びチップレートのようなチップ情報がユーザに提供されたが、第3実施形態は、チップ金額を含めた支払い総額をユーザに提供する。
上述の第1実施形態及び第2実施形態では、チップ金額及びチップレートのようなチップ情報がユーザに提供されたが、第3実施形態は、チップ金額を含めた支払い総額をユーザに提供する。
システム構成及び装置構成については第1実施形態又は第2実施形態と同様であるが、制御サーバ10のリスト生成部12、及び、移動端末3の処理が第1実施形態と異なる。以下、第3実施形態について、第1実施形態及び第2実施形態と異なる内容を中心に説明し、第1実施形態及び第2実施形態と同一の内容については適宜省略する。
リスト生成部12は、優先付けされたチップ情報リストと共に、支払い総額を出力するためのアプリケーションプログラムを通信部11を介して移動端末3へ送信する。このアプリケーションプログラムとは、JAVA(登録商標)アプレットやFlash等のような移動端末3上で実行されるプログラムである。
〔動作例〕
以下、第3実施形態における移動通信システム1の動作例について説明する。図8は、第3実施形態における移動通信システム1の動作例を示すシーケンスチャートである。なお、移動端末3においてチップ情報リストが表示される(S517)までの動作は、支払い総額を出力するためのアプリケーションプログラムが制御サーバ10から移動端末3へ送信されることを除いて、第1実施形態又は第2実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以下、第3実施形態における移動通信システム1の動作例について説明する。図8は、第3実施形態における移動通信システム1の動作例を示すシーケンスチャートである。なお、移動端末3においてチップ情報リストが表示される(S517)までの動作は、支払い総額を出力するためのアプリケーションプログラムが制御サーバ10から移動端末3へ送信されることを除いて、第1実施形態又は第2実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
移動端末3は、制御サーバ10から、チップ情報リストと共に、当該アプリケーションプログラムを取得すると(S516)、図9の表示画面22に示すように、チップ情報リストを表示する(S517)。表示画面22は、ユーザ操作により、いずれか1つのチップ情報を選択可能に形成されている。図9は、第3実施形態における移動端末3の表示画面の例を示す図である。
ユーザは、移動端末3を操作することにより、表示画面22に表示されるチップ情報リストの中のいずれか1つのチップ情報を選択する(S801)。チップ情報が選択されると、更に、移動端末3は、表示画面91を表示させる。表示画面91は、支払い金額をユーザに入力させるための画面である。ユーザは、この表示画面91を操作することにより、支払い金額を入力する(S802)。この支払い金額は、チップ(サービス料金)を含まない金額である。
支払い金額が入力されると、移動端末3は、当該アプリケーションプログラムを実行することにより、選択されたチップ情報及び入力された支払い金額に基づいて、支払い総額を算出する。具体的には、チップ情報がチップレートである場合には、支払い金額にそのチップレートを乗算することによりチップ金額が算出され、そのチップ金額が支払い金額に加算されることで、支払い総額が算出される。一方、チップ情報がチップ金額である場合には、支払い金額にそのチップ金額が加算されることで、支払い総額が算出される。移動端末3は、その算出された支払い総額を表示画面92のように表示させる(S803)。
なお、上述の説明では、支払い総額を算出するアプリケーションプログラムが制御サーバ10から移動端末3へ送られる例を示したが、支払い総額は、制御サーバ10が算出するようにしてもよい。その場合には、選択されたチップ情報及び入力された支払い金額は、移動端末3から制御サーバ10へ送信され、表示画面91及び92の画面データが制御サーバ10から移動端末3へ送信される。
〔第3実施形態の作用及び効果〕
第3実施形態では、チップ情報リストが移動端末3のユーザに提供されると共に、その中から選択された1つのチップ情報に基づく支払い総額が計算され、表示される。
第3実施形態では、チップ情報リストが移動端末3のユーザに提供されると共に、その中から選択された1つのチップ情報に基づく支払い総額が計算され、表示される。
従って、第3実施形態によれば、移動端末3のユーザは、チップ情報を選択し、支払い金額を入力するだけで、チップ(サービス料金)を含めた適切な支払い総額を得ることができる。
なお、上記実施形態の説明は、シーケンスチャートを用いており、それには複数のステップ(処理)を順番に記載しているが、その記載の順番は、本実施形態で実行される処理ステップの各順番を必ずしも限定するものではない。本実施形態では、図示される処理ステップの順番を内容的に支障しない範囲で変更することができる。また、上述した複数の実施形態は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
1 移動通信システム
2 情報登録端末
3 移動端末
5 基地局
10 制御サーバ
11 通信部
12 リスト生成部
13 課金処理部
15 チップ情報データベース(DB)
2 情報登録端末
3 移動端末
5 基地局
10 制御サーバ
11 通信部
12 リスト生成部
13 課金処理部
15 チップ情報データベース(DB)
Claims (8)
- 位置情報とチップ情報とが関連付けられ格納される情報格納手段と、
移動端末の位置情報を取得する取得手段と、
前記情報格納手段から抽出され、前記取得手段により取得された移動端末の位置情報との関係に応じて優先付けされたチップ情報リストを生成するリスト生成手段と、
前記リスト生成手段により生成されたチップ情報リストを前記移動端末宛てに送信する送信手段と、
を備えることを特徴とするチップ情報提供装置。 - 前記情報格納手段には、各支払先について、時間情報、位置情報及びチップ情報がそれぞれ関連付けられて格納されており、
前記取得手段は、前記移動端末の位置情報に加えて更に時間情報を取得し、
前記リスト生成手段は、前記取得手段により取得された時間情報に適合するチップ情報リストを前記情報格納手段から抽出し、該抽出されたチップ情報リストを前記取得手段により取得された移動端末の位置情報との関係に応じて優先付けする、
ことを特徴とする請求項1に記載のチップ情報提供装置。 - 前記移動端末のユーザにとって支払先となり得る支払先ユーザにより操作される他の装置から、該支払先に関する、営業時間、位置情報及びチップ情報を受信する受信手段と、
前記支払先ユーザへの課金処理の後、課金決済に成功した場合に、前記受信手段により受信された支払先に関する営業時間、位置情報及びチップ情報を関連付けて前記情報格納手段に格納する課金処理手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のチップ情報提供装置。 - 現在の位置情報を送信する送信手段と、
前記送信手段により送信された位置情報が示す位置に近い順に高い優先度が付されたチップ情報リストを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたチップ情報リストを前記優先度に応じて表示部に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする移動端末。 - 前記送信手段は、前記位置情報と共に更に時間情報を送信し、
前記受信手段は、前記時間情報及び前記位置情報に適合するチップ情報リストであって、前記位置情報が示す位置に近い順に高い優先度が付されたチップ情報リストを受信する、
ことを特徴とする請求項4に記載の移動端末。 - 前記表示制御手段は、前記表示部に表示されたチップ情報リストから選択された1つのチップ情報及び入力された支払い金額に基づいて、チップを含む支払い総額を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の移動端末。 - コンピュータが、
移動端末の位置情報を取得するステップと、
位置情報とチップ情報とが関連付けられ格納される情報格納部から抽出され、前記取得された移動端末の位置情報との関係に応じて優先付けされたチップ情報リストを生成するステップと、
前記生成されたチップ情報リストを前記移動端末宛てに送信するステップと、
を実行することを特徴とするチップ情報提供方法。 - コンピュータを、
位置情報とチップ情報とが関連付けられ格納される情報格納手段と、
移動端末の位置情報を取得する取得手段と、
前記情報格納手段から抽出され、前記取得手段により取得された移動端末の位置情報との関係に応じて優先付けされたチップ情報リストを生成するリスト生成手段と、
前記リスト生成手段により生成されたチップ情報リストを前記移動端末宛てに送信する送信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000952A JP2012141914A (ja) | 2011-01-06 | 2011-01-06 | チップ情報提供装置、方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000952A JP2012141914A (ja) | 2011-01-06 | 2011-01-06 | チップ情報提供装置、方法及びプログラム |
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JP2012141914A true JP2012141914A (ja) | 2012-07-26 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016190810A1 (en) * | 2015-05-25 | 2016-12-01 | Mastercard Asia/Pacific Pte Ltd | Methods and systems for determining merchant satisfaction |
WO2016209484A1 (en) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | Mastercard International Incorporated | System and methods for providing gratuity based on location |
JP2021177299A (ja) * | 2020-05-07 | 2021-11-11 | トヨタ自動車株式会社 | 情報処理システム、携帯端末、およびプログラム |
-
2011
- 2011-01-06 JP JP2011000952A patent/JP2012141914A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10339517B2 (en) | 2015-06-26 | 2019-07-02 | Mastercard International Incorporated | System and methods for providing gratuity based on location |
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JP7287341B2 (ja) | 2020-05-07 | 2023-06-06 | トヨタ自動車株式会社 | 情報処理システム、携帯端末、およびプログラム |
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