JP2012141832A - 文章生成装置及び文章生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】文章の作成を適切に支援する技術を提供する。
【解決手段】文章生成装置10は、文の一部に取替部分を有するテンプレートを格納した管理テーブル60と、取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付ける際に、代入すべき文字列の内容を問う質問をユーザに提示する質問提示部42と、ユーザから受け付けた文字列を取替部分に代入したときに文の意味が通るようにするために、テンプレートにおける取替部分の前後の文脈に応じて、代入すべき文字列を入力するための領域の直前及び直後に直前文字列及び直後文字列をそれぞれ提示する前後文字列提示部44と、入力された文字列を取得して記録する記録部46とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、文章生成装置及び文章生成方法に関する。
歴史上偉大な功績を残した偉人、日々テレビを賑わせている芸能人、スポーツ選手など、有名な人物の事績を記録した伝記が数多く出版されており、多くの人に感動を与えている。読者は、伝記を読んでその人の人生を追体験することにより、その人についての理解を深めることができるとともに、自分の人生をあらためて見つめ直すことができる。
有名な人物の伝記は数多く存在するが、一般には、人生の記録が文章として残されている人は少ない。そのため、有名人の人生についてはよく知っているものの、より身近に存在する先祖や知人の人生については詳しく知らないという人が多い。
自分の歩んできた人生を綴った自分史を作成すれば、後日自分で読み返して人生を振り返ったり、家族や知人などと思い出を共有したり、子孫に記録として残したりすることができる。
しかし、長い文章を書き慣れた人は少なく、多くの人は、自分史を自分で作成するだけの文才や時間がないと感じている。また、プロの文章家に自分史の作成を依頼することには躊躇を覚え、そのようなコストをかけてまで自分の人生を記録しようとは思わない人も多い。
このように、現状では、自分史の作成が広く一般に普及しているわけではないが、これは、自分史自体のニーズがないためではなく、自ら自分史を作成する労力や、プロの文章家に依頼するコストを考えて二の足を踏む人が多いだけであって、潜在的には、自分史の作成に興味を持ち、簡便かつ低コストで自分史が作成できるのであれば是非そうしたいと考えている人が多い。本発明者らは、こうしたニーズに応えるため、容易かつ適切に文章を作成する技術を開発するに至った。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、文章の作成を適切に支援する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、文章生成装置に関する。この文章生成装置は、文の一部に取替部分を有するテンプレートを格納した管理テーブルと、前記取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付ける際に、前記代入すべき文字列の内容を問う質問をユーザに提示する質問提示部と、ユーザから受け付けた文字列を前記取替部分に代入したときに前後の文章の意味が通るようにするために、前記テンプレートにおける前記取替部分の前後の文脈に応じて、前記代入すべき文字列を入力するための領域の直前及び直後に直前文字列及び直後文字列をそれぞれ提示する前後文字列提示部と、前記領域に入力された文字列を取得して記録する記録部と、を備えることを特徴とする。
前記管理テーブルは、前記質問、前記直前文字列及び前記直後文字列を、前記テンプレートに対応づけて格納してもよく、前記質問提示部は、前記テンプレートに対応づけられた質問を前記管理テーブルから読み出して提示してもよく、前記前後文字列提示部は、前記テンプレートに対応づけられた前記直前文字列及び前記直後文字列を前記管理テーブルから読み出して提示してもよい。
文章生成装置は、前記代入すべき文字列の例を提示する入力例提示部を更に備えてもよい。前記管理テーブルは、前記代入すべき文字列の例を、前記テンプレートに対応づけて格納してもよく、前記入力例提示部は、前記テンプレートに対応づけられた例を前記管理テーブルから読み出して提示してもよい。
前記文は、ユーザの人生について記述した自分史、ユーザの子供の成長の成長記録、ユーザの趣味又は経験の熟達の記録を表現した文章を構成する複数の文であってもよい。
本発明のある態様は、文章生成方法に関する。この文章生成方法は、文の一部に取替部分を有するテンプレートの前記取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付ける際に、前記代入すべき文字列の内容を問う質問をユーザに提示するステップと、ユーザから受け付けた文字列を前記取替部分に代入したときに前後の文章の意味が通るようにするために、前記テンプレートにおける前記取替部分の前後の文脈に応じて、前記代入すべき文字列を入力するための領域の直前及び直後に直前文字列及び直後文字列をそれぞれ提示するステップと、前記領域に入力された文字列を取得して記録するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明のある態様は、コンピュータプログラムに関する。このコンピュータプログラムは、文の一部に取替部分を有するテンプレートを格納する機能と、前記取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付ける際に、前記代入すべき文字列の内容を問う質問をユーザに提示する機能と、ユーザから受け付けた文字列を前記取替部分に代入したときに前後の文章の意味が通るようにするために、前記テンプレートにおける前記取替部分の前後の文脈に応じて、前記代入すべき文字列を入力するための領域の直前及び直後に直前文字列及び直後文字列をそれぞれ提示する機能と、前記領域に入力された文字列を取得して記録する機能と、をコンピュータに実現させる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、文章の作成を適切に支援する技術を提供することができる。
実施の形態に係る文章生成装置の構成を示す図である。 管理テーブルの内部データの例を示す図である。 ユーザに提示される選択画面の例を示す図である。 ユーザに提示される文字列受付画面の例を示す図である。 ユーザに提示される文字列受付画面の例を示す図である。 ユーザに提示される文字列受付画面の例を示す図である。 ユーザに提示される文字列受付画面の例を示す図である。 完成された文章の例を示す図である。
実施の形態に係る文章生成装置は、ユーザが、自身の歩んできた人生について記述した自分史などの文章を作成する際に、その文章の生成を支援する機能を提供する。本実施の形態では、ユーザが自分史を容易に作成することができるように、誰もが経験する人生のステージや行事のそれぞれについて文章のひな形を用意し、ユーザ自身の情報をひな形に埋め込んで文章を完成させる。ユーザ自身の情報は、一問一答形式でユーザに問い合わせることにより取得する。
この過程は、ちょうど映画の撮影に類似している。文章生成装置は、人生を題材とした脚本を用意し、脚本を構成する各シーンに、人生の主役であるユーザを役者として配置し、シーンごとに撮影を進める。個々のユーザは、脚本の枠の中で、自身が経験した人生を再現する。撮影の順序は時系列でなくてもよく、ユーザ自身が任意の順番で撮影を進めてよい。このようにして各シーンが撮影されていき、全てのシーンの撮影が終わると、各シーンをつなぎ合わせて自分史が編集される。
本実施の形態では、ひな形に埋め込むユーザ自身の情報を受け付ける際に、単に文字列の入力をユーザに促すのではなく、前後の文脈を考慮して、どのような内容の文字列を入力すべきかをユーザに提示し、適切な文字列の入力を誘導する。これは、役者であるユーザに対して、監督から演技の注文を出し、適切な演技を引き出すことに対応する。これにより、文才に自信のないユーザであっても、誘導に乗って質問に回答していくだけで、プロの文章家が書いた文章に遜色ない質の自分史を容易に作成することができる。
図1は、実施の形態に係る文章生成装置10の構成を示す。文章生成装置10は、入力装置20、入力受付部30、制御部40、管理テーブル60、ユーザデータベース62、及び表示装置68を備える。これらの構成は、ハードウエアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図2は、管理テーブル60の内部データの例を示す。管理テーブル60には、タイトルID欄、タイトル名欄、チャプタID欄、チャプタ名欄、シーンID欄、シーン名欄、ラインID欄、テンプレート欄、直前文字列欄、指標欄、入力例欄、直後文字列欄、質問ID欄、質問内容欄が設けられている。タイトルID欄は、作成する文章のタイトルを一意に識別するIDを格納する。タイトル名欄は、タイトルの名称を格納する。チャプタID欄は、タイトルに含まれる複数のチャプタ(章)のそれぞれを一意に識別するIDを格納する。チャプタ名欄は、チャプタの名称を格納する。シーンID欄は、チャプタに含まれる複数のシーン(節)のそれぞれを一意に識別するIDを格納する。シーン名欄は、シーンの名称を格納する。ラインID欄は、シーンに含まれる複数のライン(文)のそれぞれを一意に識別するIDを格納する。テンプレート欄は、ユーザから受け付けた文字列を代入すべき取替部分を少なくとも一つ有する、ラインを構成する文のテンプレートを格納する。テレビドラマに例えると、タイトルは番組に、チャプタは1回の放送分に、シーンは各撮影場面に、ラインはカメラカットに、それぞれ対応する。
質問内容欄は、テンプレートの取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付けるときに、文字列の内容をユーザに問い合わせるための質問の内容を格納する。指標欄は、テンプレートの取替部分に代入すべき文字列の指標を格納する。入力例欄は、テンプレートの取替部分に代入すべき文字列の例を格納する。直前文字列欄及び直後文字列欄は、テンプレートの取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付けるときに、文字列を受け付ける入力領域の直前及び直後に提示する直前文字列及び直後文字列をそれぞれ格納する。直前文字列及び直後文字列は、ユーザから受け付けた文字列を取替部分に代入したときに文の意味が通るようにするために、テンプレートにおける取替部分の前後の文脈に応じて予め定められる。すなわち、直前文字列、入力文字列、直後文字列の順に読めば、意味の通る一つの文が成立するように、直前文字列と直後文字列が決められている。
管理テーブル60には、多くの人が共通に経験する人生のステージ、例えば、出生、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、就職活動などについて、チャプタが用意される。また、各チャプタにおいて、多くの人が共通に経験する行事、例えば、初節句、誕生日、正月、夏休みなどについて、シーンが用意される。各ラインのテンプレートは、プロの文章家が作成したものであってもよい。文章生成装置10の管理者は、プロの文章家が作成した文章を構成する各文から、ユーザに入力させるべき部分を取替部分として抜き取ってテンプレートを作成するとともに、その取替部分をユーザに適切に入力させるための質問、直前文字列、直後文字列、指標、入力例を作成して管理テーブル60に登録する。
入力受付部30は、入力装置20によりユーザが入力した文字列を受け付ける。選択部41は、管理テーブル60にテンプレートが予め用意されているタイトル、チャプタ、シーンの一覧をユーザに提示し、それらの選択をユーザから受け付ける。質問提示部42は、選択部41により選択されたテンプレートの取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付けるために、取替部分に代入すべき文字列を問う質問文を管理テーブル60から読み出して提示する。指標提示部43は、取替部分に代入すべき文字列としてユーザが入力すべき文字列の指標を管理テーブル60から読み出して提示する。
前後文字列提示部44は、管理テーブル60から直前文字列及び直後文字列を読み出し、代入すべき文字列を入力するための領域の直前及び直後に直前文字列及び直後文字列をそれぞれ提示する。入力例提示部45は、取替部分に代入すべき文字列としてユーザが入力すべき文字列の例を管理テーブル60から読み出して提示する。入力例提示部45は、表示した例のうちいずれかをユーザがマウスなどにより選択すると、その文字列が入力されたものとしてもよい。ユーザが入力すると想定される例を複数用意しておくことにより、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
記録部46は、ユーザから受け付けた文字列をユーザデータベース62に記録する。ユーザデータベース62は、受け付けた文字列と質問IDとを対応づけて格納してもよいし、テンプレートの取替部分に受け付けた文字列を代入した結果の文を格納してもよい。同一の質問IDが複数のテンプレートに存在する場合、いずれかのテンプレートに対応する質問においてユーザから文字列を受け付けると、全てのテンプレートの質問IDに受け付けた文字列が代入される。編集部47は、完成した文章をユーザに提示し、ユーザから編集を受け付ける。
図3は、ユーザに提示される選択画面の例を示す。選択部41は、管理テーブル60を参照して、管理テーブル60に用意されている複数のタイトルを取得し、画面左側の領域にタイトルを一覧表示する。ユーザが、タイトルのリストの中からいずれかをマウスで選択すると、選択部41は、管理テーブル60を参照して、選択されたタイトルに含まれる複数のチャプタを取得し、画面中央の領域にチャプタを一覧表示する。ユーザが、チャプタのリストの中からいずれかをマウスで選択すると、選択部41は、管理テーブル60を参照して、選択されたチャプタに含まれる複数のシーンを取得する。選択部41は、シーンが選択された状態で、取材開始ボタンがクリックされると、選択されたシーンに含まれるラインの穴あき部分に代入すべき文字列の入力をユーザから受け付ける画面を提示する。
図4は、ユーザに提示される文字列受付画面の例を示す。質問提示部42は、「父の職場の場所は?」という質問を提示している。指標提示部43は、「場所名」という指標を提示している。前後文字列提示部44は、直前文字列として「職場は」、直後文字列として「にあります。」を、回答入力領域の前後に提示している。入力例提示部45は、「東京」、「東京の銀座」、「横浜」という回答例を提示している。入力例提示部45は、提示した回答例のいずれかをユーザがマウスで選択すると、その回答例が入力されたものとして、回答入力領域に転写する。
この例において、入力された文字列は、例えば、「父は、「場所名」の銀座の某会社のサラリーマンで、その頃はまだ若い平社員だった。」という文の「場所名」の部分に代入されるので、ユーザが住所を番地まで正確に入力することは期待されていない。したがって、回答例として、番地まで含まない例を列挙することにより、番地まで含む正確な住所を入力しないことが期待されていることをユーザに理解させ、適切な文字列の入力を誘導している。
図5は、ユーザに提示される文字列受付画面の例を示す。質問提示部42は、「母の職業は?」という質問を提示し、指標提示部43は、「職業の名前や説明」という指標を提示している。前後文字列提示部44は、直前文字列として「職業は」、直後文字列として「です」を、回答入力領域の前後に提示している。入力例提示部45は、「横浜の某デパートのOL」、「横浜の小学校の先生」、「家事手伝い」、「無職」という回答例を提示している。
この例において、入力された文字列は、例えば、「母は「職業名」だった。」という文の「職業名」の部分に代入されるので、ユーザが「母の職業は?」との質問に対する回答として「先生でした」などと回答すると、そのまま「職業名」の部分に代入すると「母は先生でしただった。」という文になってしまい、意味が通らない。したがって、直前文字列として「職業は」、直後文字列として「です」を提示し、職業名を名詞のみで入力することが期待されていることをユーザに理解させる。ここで、直前文字列及び直後文字列は、テンプレートにおける取替部分の前後の文字列とは異なる、より単純で簡易な意味の文字列であってもよい。これにより、回答を入力している段階では、どのような文が生成されるのかユーザには分からないようにして、完成した文章に対する期待感を持たせることができる。また、前後の語句を単純なものにすることで、回答の自由度を高め、さまざまなバリエーションの回答を入力させることができる。
図6は、ユーザに提示される文字列受付画面の例を示す。質問提示部42は、「出産した本人よりはしゃいでいたのは誰ですか?」という質問を提示し、指標提示部43は、「名前や呼名や続柄など」という指標を提示している。前後文字列提示部44は、直前文字列として「本人より」、直後文字列として「のほうがはしゃいでいた」を、回答入力領域の前後に提示している。入力例提示部45は、「祖父母」、「ダンナ」、「夫」、「親戚のおばさんたち」という回答例を提示している。
この例において、入力された文字列は、例えば、「本人より「人物」のほうが大騒ぎだったように思う。」という文の「人物」の部分に代入されるので、氏名を正確に入力することは期待されておらず、むしろ、親しみのある呼び名などを入力することが期待されている。したがって、直前文字列と直後文字列を提示することで、「本人より○○××のほうがはしゃいでいた。」というように氏名を入力するよりは、「本人より○○さんのほうがはしゃいでいた。」というように呼び名を入力した方が適切であろうことをユーザに理解させることができる。また、回答例として、親しみのある呼び名の例を列挙することにより、親しみのある呼び名の入力を誘導している。
図7は、ユーザに提示される文字列受付画面の例を示す。質問提示部42は、「自由に追記してください。」という質問を提示し、指標提示部43は、「追加文章」という指標を提示している。このように、ユーザから自由な文章の入力を受け付けてもよい。この場合、前後文字列提示部44は、直前文字列及び直後文字列を提示しなくてもよく、入力例提示部45は、回答例を提示しなくてもよい。
図8は、完成された文章の例を示す。上述したような手順でユーザから受け付けた文字列は、記録部46によりユーザデータベース62に記録される。編集部47は、ユーザから完成文章の提示要求を受け付けると、ユーザが入力した文字列をユーザデータベース62から読み出すとともに、管理テーブル60からテンプレートを読み出し、テンプレートの取替部分に文字列を代入して文章を完成させ、画面に提示する。ユーザは、この画面において、文章を編集することができる。編集部47は、編集された文章をユーザデータベース62に保存する。
図2に示した管理テーブル60において、テンプレートの語尾も取替部分となっており、例えば、「だった」という「である調」の語尾を「でした」という「ですます調」の語尾に一括変換することを可能としている。編集部47は、ユーザから、語尾の変換要求を受け付けると、テンプレートの語尾の取替部分を一括変換する。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、その各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、自分史を作成する場合を例にとって説明したが、本発明の技術は、その他の文章を生成する際にも当然適用可能である。とくに、子供の成長の成長記録、趣味や経験などの熟達の記録など、文章の内容や展開が多くの人に共通している場合に、本発明の技術が有用である。
10 文章生成装置、20 入力装置、30 入力受付部、40 制御部、41 選択部、42 質問提示部、43 指標提示部、44 前後文字列提示部、45 入力例提示部、46 記録部、47 編集部、60 管理テーブル、62 ユーザデータベース、68 表示装置。

Claims (8)

  1. 文の一部に取替部分を有するテンプレートを格納した管理テーブルと、
    前記取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付ける際に、前記代入すべき文字列の内容を問う質問をユーザに提示する質問提示部と、
    ユーザから受け付けた文字列を前記取替部分に代入したときに前後の文章の意味が通るようにするために、前記テンプレートにおける前記取替部分の前後の文脈に応じて、前記代入すべき文字列を入力するための領域の直前及び直後に直前文字列及び直後文字列をそれぞれ提示する前後文字列提示部と、
    前記領域に入力された文字列を取得して記録する記録部と、
    を備えることを特徴とする文章生成装置。
  2. 前記管理テーブルは、前記質問、前記直前文字列及び前記直後文字列を、前記テンプレートに対応づけて格納し、
    前記質問提示部は、前記テンプレートに対応づけられた質問を前記管理テーブルから読み出して提示し、
    前記前後文字列提示部は、前記テンプレートに対応づけられた前記直前文字列及び前記直後文字列を前記管理テーブルから読み出して提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の文章生成装置。
  3. 前記代入すべき文字列の例を提示する入力例提示部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の文章生成装置。
  4. 前記管理テーブルは、前記代入すべき文字列の例を、前記テンプレートに対応づけて格納し、
    前記入力例提示部は、前記テンプレートに対応づけられた例を前記管理テーブルから読み出して提示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の文章生成装置。
  5. 前記文は、ユーザの人生について記述した自分史、ユーザの子供の成長の成長記録、ユーザの趣味又は経験の熟達の記録を表現した文章を構成する複数の文であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の文章生成装置。
  6. 文の一部に取替部分を有するテンプレートの前記取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付ける際に、前記代入すべき文字列の内容を問う質問をユーザに提示するステップと、
    ユーザから受け付けた文字列を前記取替部分に代入したときに文の意味が通るようにするために、前記テンプレートにおける前記代入すべき文字列の前後の文脈に応じて、前記代入すべき文字列を入力するための領域の直前及び直後に直前文字列及び直後文字列をそれぞれ提示するステップと、
    前記領域に入力された文字列を取得して記録するステップと、
    を備えることを特徴とする文章生成方法。
  7. 文の一部に取替部分を有するテンプレートを格納する機能と、
    前記取替部分に代入すべき文字列をユーザから受け付ける際に、前記代入すべき文字列の内容を問う質問をユーザに提示する機能と、
    ユーザから受け付けた文字列を前記取替部分に代入したときに文の意味が通るようにするために、前記テンプレートにおける前記代入すべき文字列の前後の文脈に応じて、前記代入すべき文字列を入力するための領域の直前及び直後に直前文字列及び直後文字列をそれぞれ提示する機能と、
    前記領域に入力された文字列を取得して記録する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  8. 請求項6に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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