JP2012141200A - 風検知装置 - Google Patents
風検知装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012141200A JP2012141200A JP2010293510A JP2010293510A JP2012141200A JP 2012141200 A JP2012141200 A JP 2012141200A JP 2010293510 A JP2010293510 A JP 2010293510A JP 2010293510 A JP2010293510 A JP 2010293510A JP 2012141200 A JP2012141200 A JP 2012141200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind
- detection device
- floating body
- opening
- wind detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】 風が上端に当たるように立設され、該上端と下端とにそれぞれ上端開口部11と下端開口部12とを有する筒体10であって、該筒体10の内部が外部から視認可能となっている筒体10と、下端開口部12に風が当たらないように風を遮断する遮風部20と、上下方向に移動可能となるように筒体10内に収納された浮動体40と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明はかかる従来の課題に鑑みて成されたもので、風検知装置の周囲にいる人に対して十分に注意喚起できるように、風の状態をより視覚的に表示することを目的とする。
風が上端に当たるように立設され、該上端と下端とにそれぞれ上端開口部と下端開口部とを有する筒体であって、該筒体の内部が外部から視認可能となっている筒体と、
前記下端開口部に風が当たらないように風を遮断する遮風部と、
上下方向に移動可能となるように前記筒体内に収納された浮動体と、
を備えることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、風検知装置の周囲にいる人に対して十分に注意喚起できるように、風の状態をより視覚的に表示することができる。
前記筒体は、前記筒体の上面の中央部が最も高くなるように、前記上面において湾曲し、
前記上端開口部は、前記上面の中央部に設けられていることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、小さな風速であっても風を検知することができる。
上端と下端とにそれぞれ上端小開口部と下端小開口部とを有し、該下端小開口部が前記上端開口部に密着し、前記上端開口部から上方に突き出るように設けられる小筒体を備えることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、より小さな風速であっても風を検知することができる。
上記上端小開口部の上方に設けられ、該上端小開口部からの雨水の前記内部への侵入を防止するための回転可能な屋根部と、
前記屋根部が上下方向に沿う軸を中心として回転可能となるように前記屋根部を支持し、前記筒体の上部において接続して支持される支持部材と、
を備えることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、雨水侵入を防止することができる。
前記屋根部の上面に設けられる方向表示部であって、該方向表示部が前記屋根部の回転中心よりも風下側に位置するように前記屋根部を風向きに応じて回転させる方向表示部を備えることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、風向表示を行うことができる。
前記上端開口部に対して回転可能となるように前記上端開口部に接続し、回転中心からずれた位置に蓋開口部を有する蓋部材と、
前記蓋開口部が前記回転中心よりも風上側に位置するように、前記蓋部材を風向きに応じて回転させる羽根部材と、
を備えることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、小さな風速であっても風を検知することができる。
法線が上下方向に沿う前記筒体の内側断面積は、前記筒体の下部よりも上部において大きいことを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、浮動体の上下方向位置によって風速をより視覚的に表示することができる。
前記筒体は、
前記内側断面積が一定である第一部分と、
前記第一部分の下端と繋がっており、前記第一部分よりも前記内側断面積が小さく、かつ、一定の第二部分と、
を備えることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、風速が所定の値を超えると浮動体が上昇するので、風検知装置の周囲にいる人は、風速が所定の値を超えたかどうかを視覚的に把握することができる。
前記内側断面積は、前記筒体の下部から上部にいくに従って徐々に大きくなることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、風速が浮動体の上下方向位置(高さ)に対応するので、浮動体の上下方向位置から風速をより視覚的に把握することができる。
前記浮動体に結合する紐部材を備えることを特徴とする風検知装置である。
このような風検知装置によれば、風速が大きくなるに従って浮動体が上昇するので、風検知装置の周囲にいる人は、浮動体の上下方向位置から風速をより視覚的に把握することができる。
図1は、本発明の第一実施形態である風検知装置1の側面図である。同図に示すように、風検知装置1は、筒体10、土台部20、浮動体40、屋根部50、方向表示部55などを備える。風検知装置1は、屋外に立設されるものであって、受ける風の強さに応じて浮動体40が上下方向に移動する。風検知装置1の周囲にいる人は、浮動体40の上下方向位置または移動状況から風の強さをより視覚的に把握することができる。
風検知装置1の浮動体40が受ける風の強さに応じて上下方向に移動するメカニズムを説明する。なお、ここでは、風検知装置1の簡略化モデル2を用いて説明する。
ここで、Mは浮動体40の質量であり、gは重力加速度である。また、Sは浮動体の見付面積であり、ΔPは浮動体40の下面にかかる圧力(負圧)から上面にかかる圧力(負圧)との圧力差である。そして、式(1)の左辺は浮動体40の重量であり、式(1)の右辺は風によって生じる上向きの力である。
ここで、ρballは浮動体40の密度であり、rは浮動体40の半径である。
第一実施形態である風検知装置1によれば、風が上端に当たるように立設され、上端と下端とにそれぞれ上端開口部11と下端開口部12とを有する筒体10であって、筒体10の内部が外部から視認可能となっている筒体10と、下端開口部12に風が当たらないように風を遮断する土台部20と、上下方向に移動可能となるように筒体10内に収納された浮動体40と、を備えることにより、風の状態をより視覚的に表示することができる。
図3は、第二実施形態の風検知装置1の構成を示す概念図である。同図に示すように、筒体10の外径は筒体10の何れの箇所においても同じであるが、筒体10の内径は筒体10の下部から上部にいくにしたがって徐々に太くなっている。筒体10には、上下方向に風速の目盛が記されており、浮動体40が上下方向に移動することによって、風検知装置1は風速を表示することができる。
第二実施形態である風検知装置1によれば、法線が上下方向に沿う筒体10の内側断面積は、筒体10の下部よりも上部において大きいことにより、浮動体40の上下方向位置によって風速をより視覚的に表示することができる。したがって、風検知装置1の周囲にいる人は、風検知装置1によって風速を把握することができる。
図4は、第三実施形態の風検知装置1の構成を示す概念図である。第二実施形態においては、筒体10の内径は筒体10の下部から上部にいくにしたがって徐々に太くなっているが、第三実施形態では、同図に示すように、筒体10の内径は筒体10の上部において下部よりも階段状に太くなっている。すなわち、図4に示すように、筒体10は、内側断面積が一定である第一部分14aと、第一部分14aの下端と繋がっており、第一部分14aよりも内側断面積が小さく、かつ、一定の第二部分14bと、を備えることにより、風速が所定の値を超えると浮動体40が第二部分14bから第一部分14aに移動する。したがって、風検知装置1の周囲にいる人は、浮動体40が第一部分14aに位置するか第二部分14bに位置するかを見ることによって、風速が所定の値を超えているかどうかをより視覚的に把握することができる。
図5は、第四実施形態の風検知装置1の構成を示す概念図である。同図に示すように、上端開口部11に対して回転可能となるように上端開口部11に接続し、回転中心からずれた位置に蓋開口部61を有する蓋部材60と、蓋開口部61が回転中心よりも風上側に位置するように、蓋部材60を風向きに応じて回転させる羽根部材62と、を備える。
以上、本発明の実施形態にかかる風検知装置1について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
2 風検知装置(簡略化モデル)
10 筒体
11 上端開口部
12 下端開口部
13b 下部ストッパー
14a 第一部分
14b 第二部分
15 開口部
20 土台部
30 湾曲部
32 小筒体
32a 上端小開口部
32b 下端小開口部
40 浮動体
50 屋根部
51 支持部材
51a 支持軸
51b 支持基礎
55 方向表示部
60 蓋部材
61 蓋開口部
62 羽根部材
70 紐部材
100 風検知装置
110 筒体
115 開口部
140 浮動体
Claims (10)
- 風が上端に当たるように立設され、該上端と下端とにそれぞれ上端開口部と下端開口部とを有する筒体であって、該筒体の内部が外部から視認可能となっている筒体と、
前記下端開口部に風が当たらないように風を遮断する遮風部と、
上下方向に移動可能となるように前記筒体内に収納された浮動体と、
を備えることを特徴とする風検知装置。 - 請求項1に記載の風検知装置であって、
前記筒体は、前記筒体の上面の中央部が最も高くなるように、前記上面において湾曲し、
前記上端開口部は、前記上面の中央部に設けられていることを特徴とする風検知装置。 - 請求項2に記載の風検知装置であって、
上端と下端とにそれぞれ上端小開口部と下端小開口部とを有し、該下端小開口部が前記上端開口部に密着し、前記上端開口部から上方に突き出るように設けられる小筒体を備えることを特徴とする風検知装置。 - 請求項3に記載の風検知装置であって、
上記上端小開口部の上方に設けられ、該上端小開口部からの雨水の前記内部への侵入を防止するための回転可能な屋根部と、
前記屋根部が上下方向に沿う軸を中心として回転可能となるように前記屋根部を支持し、前記筒体の上部において接続して支持される支持部材と、
を備えることを特徴とする風検知装置。 - 請求項4に記載の風検知装置であって、
前記屋根部の上面に設けられる方向表示部であって、該方向表示部が前記屋根部の回転中心よりも風下側に位置するように前記屋根部を風向きに応じて回転させる方向表示部を備えることを特徴とする風検知装置。 - 請求項1に記載の風検知装置であって、
前記上端開口部に対して回転可能となるように前記上端開口部に接続し、回転中心からずれた位置に蓋開口部を有する蓋部材と、
前記蓋開口部が前記回転中心よりも風上側に位置するように、前記蓋部材を風向きに応じて回転させる羽根部材と、
を備えることを特徴とする風検知装置。 - 請求項1〜6の何れかに記載の風検知装置であって、
法線が上下方向に沿う前記筒体の内側断面積は、前記筒体の下部よりも上部において大きいことを特徴とする風検知装置。 - 請求項7に記載の風検知装置であって、
前記筒体は、
前記内側断面積が一定である第一部分と、
前記第一部分の下端と繋がっており、前記第一部分よりも前記内側断面積が小さく、かつ、一定の第二部分と、
を備えることを特徴とする風検知装置。 - 請求項8に記載の風検知装置であって、
前記内側断面積は、前記筒体の下部から上部にいくに従って徐々に大きくなることを特徴とする風検知装置。 - 請求項1〜9の何れかに記載の風検知装置であって、
前記浮動体に結合する紐部材を備えることを特徴とする風検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010293510A JP5664233B2 (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | 風検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010293510A JP5664233B2 (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | 風検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012141200A true JP2012141200A (ja) | 2012-07-26 |
JP5664233B2 JP5664233B2 (ja) | 2015-02-04 |
Family
ID=46677629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010293510A Active JP5664233B2 (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | 風検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5664233B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109324203A (zh) * | 2018-11-29 | 2019-02-12 | 大连海英科技有限公司 | 一种升降式风向风速测量仪器及调节方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5965215A (ja) * | 1982-10-06 | 1984-04-13 | Nippon Furooseru Kk | 空気流量計測装置 |
JP3055217U (ja) * | 1998-06-22 | 1999-01-12 | 紘治 寺岡 | 風力による風速状況自動表示標識 |
JP2000311018A (ja) * | 1999-04-27 | 2000-11-07 | Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd | 自力式の差圧保持ダンパー |
US6799478B1 (en) * | 2000-10-19 | 2004-10-05 | Michael Oppenheimer | Anemometer method and apparatus |
-
2010
- 2010-12-28 JP JP2010293510A patent/JP5664233B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5965215A (ja) * | 1982-10-06 | 1984-04-13 | Nippon Furooseru Kk | 空気流量計測装置 |
JP3055217U (ja) * | 1998-06-22 | 1999-01-12 | 紘治 寺岡 | 風力による風速状況自動表示標識 |
JP2000311018A (ja) * | 1999-04-27 | 2000-11-07 | Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd | 自力式の差圧保持ダンパー |
US6799478B1 (en) * | 2000-10-19 | 2004-10-05 | Michael Oppenheimer | Anemometer method and apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109324203A (zh) * | 2018-11-29 | 2019-02-12 | 大连海英科技有限公司 | 一种升降式风向风速测量仪器及调节方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5664233B2 (ja) | 2015-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1781872B1 (en) | Observation tower | |
KR101059442B1 (ko) | 풍력발전장치 | |
EP2402602A2 (en) | Rescue kit for a wind turbine, a wall for a wind turbine, and a portion of a compartment of a wind turbine | |
JP5664233B2 (ja) | 風検知装置 | |
CN109653956B (zh) | 一种防护型海上风电机组 | |
CN108980732B (zh) | 一种可自动加固的抗风路灯 | |
CN205724379U (zh) | 一种接闪杆系统 | |
CN112032903B (zh) | 一种利用风力可以自动关闭的通风孔 | |
KR101480415B1 (ko) | 텐트 하우스 | |
KR200447503Y1 (ko) | 풍속계 | |
CN108510901B (zh) | 一种道路指路牌 | |
JP4946884B2 (ja) | 竜巻検知装置 | |
JP2008002447A6 (ja) | 竜巻発生用プロペラ及び竜巻発生機及び竜巻実演装置 | |
CN113074298B (zh) | 一种基于物联网的动态建筑标识导引系统 | |
CN107464398B (zh) | 线路故障定位警示装置 | |
CN216387428U (zh) | 一种气象监测预警装置 | |
CN113850946B (zh) | 一种智能门禁机 | |
CN212642295U (zh) | 一种电力拉线护套装置 | |
CN201214591Y (zh) | 高层建筑塔吊安全操作装置 | |
JP2002039835A (ja) | 水位標 | |
CN214663339U (zh) | 一种茶园空气中含水量监测装置 | |
CN219862495U (zh) | 一种市政施工用警示桩 | |
CN206321313U (zh) | 数盘液位显示警示装置 | |
KR20130126222A (ko) | 추락 방지 장치 및 이의 제어 방법 | |
CN216216080U (zh) | 一种消防电源工作状态监测器的维保检测装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5664233 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |