JP2012138823A - テレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラム - Google Patents

テレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012138823A
JP2012138823A JP2010290643A JP2010290643A JP2012138823A JP 2012138823 A JP2012138823 A JP 2012138823A JP 2010290643 A JP2010290643 A JP 2010290643A JP 2010290643 A JP2010290643 A JP 2010290643A JP 2012138823 A JP2012138823 A JP 2012138823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image quality
area
video conference
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010290643A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Nakamura
満 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010290643A priority Critical patent/JP2012138823A/ja
Publication of JP2012138823A publication Critical patent/JP2012138823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】少なくとも参加者が注目する可能性が高い部分が適切な画質となるように、遠隔会議中に表示される画像の画質を会議の進行状況に応じて調整することができるテレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラムを提供する。
【解決手段】PCのCPUは、カメラによって撮像された画像の画像データを取得する。CPUは、取得した画像データから、遠隔会議の参加者の顔領域と、情報表示物の表示領域とを検出する。CPUは、遠隔会議の進行状況を示す情報である進行情報を取得する(S31)。取得した進行状況に応じて、顔領域および表示領域のいずれの画質を目標値にするかを決定する(S32〜S37)。CPUは、決定した領域の画質が目標値となるように、画像データの画質を調整する(S38)。画質を調整した画像データを他のPCに送信する。
【選択図】図6

Description

本発明は、遠隔会議を実行するために他拠点で表示させる画像の画像データを取得し、取得した画像データを他のデバイスに送信するテレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラムに関する。
従来、画像の画質を適切な画質に調整するための技術が提案されている。例えば、特許文献1が開示している撮像装置は、画像データから主被写体領域を検出する。検出した主被写体領域の輝度と、画像の上部に位置する空領域の輝度とを検出する。撮像装置は、主被写体領域の輝度と、空領域の許容輝度上限値の差分に応じて、撮像素子の露出を制御する。その結果、被写体が明るく撮像され、且つ空が白く写る現象が抑制される。
特開2010−177779号公報
遠隔会議中に表示される画像についても、適切な画質に調整することが望ましい。遠隔会議中に表示される画像のうち、参加者が注目する可能性が高い部分は、遠隔会議の進行状況に応じて異なる。従って、少なくとも参加者が注目する可能性が高い部分が適切な画質となるように、遠隔会議の進行状況に応じて画像の画質を調整することが必要である。しかし、遠隔会議の進行状況に応じて画像の画質を調整することは、従来の技術ではできなかった。
本発明は、少なくとも参加者が注目する可能性が高い部分が適切な画質となるように、遠隔会議中に表示される画像の画質を会議の進行状況に応じて調整することができるテレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様に係るテレビ会議装置は、他のテレビ会議装置に対し、遠隔会議を実行するために表示させる画像のデータを送信するテレビ会議装置であって、画像を撮像する撮像手段によって撮像された画像の画像データを取得する画像取得手段と、前記画像取得手段によって取得される画像データである取得画像データから、前記遠隔会議の参加者の顔の領域を検出する顔検出手段と、前記画像取得手段によって取得された前記取得画像データから、情報を表示する情報表示物の領域を検出する表示物検出手段と、前記顔検出手段および前記表示物検出手段によって検出された領域の画質を測定する画質測定手段と、前記遠隔会議の進行状況を示す情報である進行情報を取得する進行情報取得手段と、前記進行情報取得手段によって取得された進行情報に応じて、前記顔の領域および前記情報表示物の領域のいずれの前記画質を目標値に調整するかを決定する決定手段と、前記画質測定手段により測定された前記画質のうち、前記決定手段によって決定された領域の前記画質が前記目標値となるように、前記取得画像データの前記画質を調整する調整手段と、前記調整手段によって前記画質が調整された前記取得画像データを前記他のテレビ会議装置に送信する画像送信手段とを備える。
第一の態様に係るテレビ会議装置は、顔の領域および情報表示物の領域のいずれの画質を目標値に調整するかを、取得した進行情報に応じて決定する。決定した領域の画質が目標値となるように、画像データの画質を調整し、他のテレビ会議装置に送信する。従って、テレビ会議装置は、少なくとも注目されやすい部分が適切な画質となるように、遠隔会議中に表示される画像の画質を会議の進行状況に応じて調整することができる。
前記調整手段が調整する前記画質は、画像の輝度、および画像に用いられる複数の色のバランスの少なくともいずれかであってもよい。テレビ会議装置は、輝度および色のバランスを遠隔会議の進行状況に応じて調整することで、遠隔会議を円滑に進行させることができる。
前記進行情報取得手段は、音声を入力する音声入力手段によって前記参加者の発話が検知されたか否かを示す情報を、前記進行情報として取得してもよい。前記決定手段は、前記参加者の発話が検知されたことを示す前記進行情報が前記進行情報取得手段によって取得された場合、前記画質測定手段により測定された前記画質を目標値に調整する領域を前記顔の領域に決定してもよい。テレビ会議装置は、参加者の発話が検知された場合には、少なくとも参加者の顔が視認し易くなるように画像の画質を調整することができる。他の拠点の参加者は、発話を行っている参加者の顔を容易に把握しながら円滑に遠隔会議を行うことができる。
前記決定手段は、前記参加者の発話が検知されたことを示す前記進行情報が前記進行情報取得手段によって取得された場合に、発話を行った参加者を特定する特定手段を備えてもよい。前記決定手段は、前記画質を目標値に調整する領域を、前記特定手段によって特定された参加者の顔の領域に決定してもよい。他の拠点の参加者は、発話が行われている拠点に複数の参加者がいる場合でも、発話を行っている参加者の顔を容易に把握することができる。
前記進行情報取得手段は、前記表示物検出手段によって検出された前記情報表示物の領域の画像情報が一定量以上変化したか否かを示す情報を、前記進行情報として取得してもよい。前記決定手段は、前記情報表示物の領域の画像情報が一定量以上変化したことを示す情報が前記進行情報取得手段によって取得された場合、前記画質を目標値に調整する領域を前記情報表示物の領域に決定してもよい。テレビ会議装置は、情報表示物の領域の画像情報が一定量以上変化した場合には、少なくとも情報表示物が視認し易くなるように画像の画質を調整することができる。他の拠点の参加者は、画像情報が変化している情報表示物の領域を容易に把握しながら円滑に遠隔会議を行うことができる。
他拠点の顔の領域および情報表示物の領域のうち、いずれの領域の画質を優先させるかを指示するための参加者からの入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記指示を示す指示情報を前記他のテレビ会議装置に送信する指示送信手段とをさらに備えてもよい。前記進行情報取得手段は、前記他のテレビ会議装置の指示送信手段によって送信された指示情報を、前記進行情報として取得してもよい。前記決定手段は、前記画質を目標値に調整する領域を、前記指示情報によって指示された領域に決定してもよい。この場合、テレビ会議装置は、他の拠点の参加者からの指示に応じて、適切な領域の画質を目標値とすることができる。他の拠点の参加者は、指定した領域を容易に把握しながら遠隔会議を行うことができる。
前記決定手段は、複数の前記他のテレビ会議装置から複数の指示情報が前記進行情報取得手段によって取得された場合、前記画質を目標値に調整する領域を、前記複数の指示情報によって指示された数が多い領域に決定してもよい。この場合、テレビ会議装置は、多くの参加者が優先させたい領域の画質を、的確に目標値に調整することができる。
前記画質測定手段は、前記顔検出手段および前記表示物検出手段によって検出された領域の輝度を少なくとも測定してもよい。前記テレビ会議装置は、前記顔の領域の輝度の目標値に対する、前記画質測定手段によって測定された前記顔の領域の輝度の差を算出する第一算出手段と、前記情報表示物の領域の輝度の目標値に対する、前記画質測定手段によって測定された前記情報表示物の領域の輝度の差を算出する第二算出手段とをさらに備え、前記調整手段は、前記第一算出手段によって算出された輝度の差と前記第二算出手段によって算出された輝度の差との間のずれ量が閾値以上である場合にのみ、前記取得画像データの輝度を調整してもよい。この場合、テレビ会議装置は、目標値に対する輝度の差が顔の領域と情報表示物の領域とで閾値以上ずれている場合のみ、いずれかの領域の輝度が目標値となるように輝度を調整する。従って、目標値に対する差のずれ量が少ない場合には、遠隔会議の進行状況に応じた処理を行う必要がないため、処理負担を軽減することができる。
前記進行情報取得手段は、会議の進行時間の情報を前記進行情報として取得してもよい。前記調整手段は、前記進行情報取得手段によって取得された前記会議の進行時間の一定時間間隔毎に前記取得画像データの前記画質を調整してもよい。この場合、テレビ会議装置は、遠隔会議の進行状況が変化した場合でも、画像の画質を適切に調整することができる。さらに、進行状況が変化する毎に画質を調整する場合とは異なり、画質が頻繁に変更されて画像が視認し難くなることがない。
本発明の第二の態様に係るテレビ会議方法は、他のテレビ会議装置に対し、遠隔会議を実行するために表示させる画像のデータを送信するテレビ会議装置で行われるテレビ会議方法であって、画像を撮像する撮像手段によって撮像された画像の画像データを取得する画像取得ステップと、前記画像取得ステップにおいて取得される画像データである取得画像データから、前記遠隔会議の参加者の顔の領域を検出する顔検出ステップと、前記画像取得ステップにおいて取得された前記取得画像データから、情報を表示する情報表示物の領域を検出する表示物検出ステップと、前記顔検出ステップおよび前記表示物検出ステップにおいて検出された領域の画質を測定する画質測定ステップと、前記遠隔会議の進行状況を示す情報である進行情報を取得する進行情報取得ステップと、前記進行情報取得ステップにおいて取得された進行情報に応じて、前記顔の領域および前記情報表示物の領域のいずれの前記画質を目標値に調整するかを決定する決定ステップと、前記画質測定手段により測定された前記画質のうち、前記決定ステップにおいて決定された領域の前記画質が前記目標値となるように、前記取得画像データの前記画質を調整する調整ステップと、前記調整ステップにおいて前記画質が調整された前記取得画像データを前記他のテレビ会議装置に送信する画像送信ステップとを備える。
第二の態様に係るテレビ会議方法によると、テレビ会議装置は、顔の領域および情報表示物の領域のいずれの画質を目標値に調整するかを、取得した進行情報に応じて決定する。決定した領域の画質が目標値となるように、画像データの画質を調整し、他のテレビ会議装置に送信する。従って、テレビ会議装置は、少なくとも注目されやすい部分が適切な画質となるように、遠隔会議中に表示される画像の画質を会議の進行状況に応じて調整することができる。
本発明の第三の態様に係るテレビ会議プログラムは、他のテレビ会議装置に対し、遠隔会議を実行するために表示させる画像のデータを送信するテレビ会議装置で用いられるテレビ会議プログラムであって、画像を撮像する撮像手段によって撮像された画像の画像データを取得する画像取得ステップと、前記画像取得ステップにおいて取得される画像データである取得画像データから、前記遠隔会議の参加者の顔の領域を検出する顔検出ステップと、前記画像取得ステップにおいて取得された前記取得画像データから、情報を表示する情報表示物の領域を検出する表示物検出ステップと、前記顔検出ステップおよび前記表示物検出ステップにおいて検出された領域の画質を測定する画質測定ステップと、前記遠隔会議の進行状況を示す情報である進行情報を取得する進行情報取得ステップと、前記進行情報取得ステップにおいて取得された進行情報に応じて、前記顔の領域および前記情報表示物の領域のいずれの前記画質を目標値に調整するかを決定する決定ステップと、前記画質測定手段により測定された前記画質のうち、前記決定ステップにおいて決定された領域の前記画質が前記目標値となるように、前記取得画像データの前記画質を調整する調整ステップと、前記調整ステップにおいて前記画質が調整された前記取得画像データを前記他のテレビ会議装置に送信する画像送信ステップとを前記テレビ会議装置のコントローラに実行させるための指示を含む。
第三の態様に係るテレビ会議プログラムによると、テレビ会議装置は、顔の領域および情報表示物の領域のいずれの画質を目標値に調整するかを、取得した進行情報に応じて決定する。決定した領域の画質が目標値となるように、画像データの画質を調整し、他のテレビ会議装置に送信する。従って、テレビ会議装置は、少なくとも注目されやすい部分が適切な画質となるように、遠隔会議中に表示される画像の画質を会議の進行状況に応じて調整することができる。
テレビ会議システム100のシステム構成を示す図である。 PC1の電気的構成を示すブロック図である。 HDD13の設定情報記憶エリアに記憶される情報を説明するための説明図である。 PC1が実行するテレビ会議処理のフローチャートである。 顔領域41,51および表示領域61を説明するための図である。 テレビ会議処理中に実行される第一画質調整処理のフローチャートである。 顔領域を調整基準領域とした場合に他拠点の表示装置34に表示される画像の一例を示す図である。 表示領域を調整基準領域とした場合に他拠点の表示装置34に表示される画像の一例を示す図である。 テレビ会議処理中に実行される第二画質調整処理のフローチャートである。
以下、本発明のテレビ会議装置を具現化した一実施の形態であるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)1について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものである。図面に記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、PC1を備えたテレビ会議システム100のシステム構成について説明する。テレビ会議システム100は、複数のPC1を備える。図1では2つのPC1のみが図示されているが、PC1の数は3つ以上でもよい。各PC1は、インターネット等のネットワーク8を介して、他のPC1との間でデータを送受信する。
テレビ会議システム100は、画像および音声を用いた遠隔会議を実行するためのシステムである。各PC1は、自拠点のカメラ33から入力した撮像画像のデータ、およびマイク31から入力した音声のデータを、他のPC1に送信する。各PC1は、他のPC1から受信したデータに基づいて、他の拠点の撮像画像を表示装置34に表示し、且つ他の拠点の音声をスピーカ32(図2参照)から出力する。その結果、複数の拠点の拠点画像および音声が、テレビ会議システム100内で共有される。よって、テレビ会議システム100によると、全ての会議参加者(ユーザ)が同一の拠点にいない場合でも、参加者は円滑に会議を実行することができる。1つの拠点にいる参加者は1人でもよいし、複数でもよい。
なお、本発明におけるテレビ会議装置として用いることができるのはPC1に限られない。例えば、テレビ会議を実行するために各拠点に配置される専用のテレビ会議端末等を、本発明におけるテレビ会議装置として用いることも可能である。また、本発明は、P2P(peer to peer)型の通信システム、およびサーバ型の通信システムのいずれにも適用できる。P2P型の通信システムでは、複数のPC1間でデータが直接送受信される。サーバ型の通信システムでは、システム内の通信を制御するサーバ(図示せず)を介してデータが送受信される。
図2を参照して、PC1の電気的構成について説明する。PC1は、PC1の制御を司るCPU10を備える。CPU10には、ROM11、RAM12、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」という。)13、および入出力インターフェース19が、バス18を介して接続されている。
ROM11は、PC1を動作させるためのプログラムおよび初期値等を記憶している。RAM12は、制御プログラムで使用される各種の情報を一時的に記憶する。HDD13は不揮発性の記憶装置である。HDD13は、後述するテレビ会議処理(図4等参照)を実行させるためのプログラム、処理に必要な設定情報(図3参照)等を記憶する。HDD13の代わりに、EEPROMまたはメモリカード等の記憶装置を用いてもよい。
入出力インターフェース19には、音声入力処理部21、音声出力処理部22、映像入力処理部23、映像出力処理部24、操作入力処理部25、および外部通信I/F26が接続されている。音声入力処理部21は、音声を入力するマイク31からの音声データの入力を処理する。音声出力処理部22は、音声を出力するスピーカ32の動作を処理する。映像入力処理部23は、映像を撮像するカメラ33からの画像データの入力を処理する。映像出力処理部24は、映像を表示する表示装置34の動作を処理する。操作入力処理部25は、キーボードおよびマウス等の操作部35からの操作入力を処理する。外部通信I/F26は、PC1をネットワーク8に接続する。
カメラ33は、撮像する画像の輝度を、PC1からの指示に応じて変更することができる。PC1は、カメラ33が調整可能な輝度の範囲のうち最も暗い輝度を「0%」、最も明るい輝度を「100%」として指示をカメラ33に送信することで、他のPC1に送信する画像データの輝度を調整する。なお、カメラ33でなくPC1が自ら画像の輝度を変更してもよい。また、PC1がカメラ33に指示するのは輝度値に限られず、輝度のゲイン値、オフセット値等であってもよい。
PC1が実行する処理の概要について説明する。画像の適切な画質は、画像の各部分に応じて異なる場合がある。具体的に、参加者の顔領域と、情報表示物の表示領域とが画像に含まれる場合を考える。顔領域の輝度が適切な輝度となるように画像全体の輝度を調整すれば、顔領域を明確に視認することができるが、表示領域を明確に視認できるとは限らない。逆の場合もあり得る。また、顔領域が視認し易くなるようにホワイトバランスを調整した場合、表示領域は視認し易くなるとは限らず、その逆の場合もあり得る。しかし、PC1は、少なくとも参加者が注目する可能性が高い部分が適切な画質となるように、遠隔会議の進行状況に応じて画像の画質を調整することができる。また、従来の静止画像用の輝度調整処理を、動画撮像時に同時に実行するためには、PC1には高性能な演算機能が必要となる。しかし、PC1は、容易な処理で動画の画質を調整することができる。
図3を参照して、HDD13に記憶される情報の一部について説明する。HDD13には設定情報記憶エリアが設けられている。設定情報記憶エリアには、テレビ会議処理において使用される各種設定情報が記憶される。PC1は、図示しない設定受付処理において、参加者による操作部35の操作を受け付けることで、設定情報を入力してHDD13に記憶する。従って、参加者は設定情報を自由に更新できる。しかし、設定情報の少なくとも一部を固定値としてもよい。
設定情報には、顔輝度目標値、表示領域輝度目標値、調整方法設定、PC優先順位情報、表示領域情報、顔調整用ゲイン、および表示領域調整用ゲインがある。顔輝度目標値および表示領域輝度目標値は、いずれも画像データの輝度の目標値である。顔輝度目標値は、画像のうち参加者の顔領域を視認し易くするための輝度の目標値である。つまり、顔領域の輝度が顔輝度目標値となるように画像データの輝度を調整すれば、顔領域は適切な輝度となる。表示領域輝度目標値は、情報表示物の表示領域を視認し易くするための輝度の目標値である。情報表示物とは、遠隔会議中に参加者が参照する情報を表示するものであり、例えばホワイトボード、モニター、プロジェクター、黒板、ポスター、紙等を情報表示物として用いることができる。情報表示物の表示領域の輝度が表示領域輝度目標値となるように画像データの輝度を調整すれば、表示領域は適切な輝度となる。
調整方法設定は、PC1がいずれの方法で画像データの画質を調整するかを示す情報である。詳細は後述するが、PC1は、画質を調整する方法として、自動調整方法および参加者指示による調整方法の2種類の調整方法を実行できる。自動調整方法では、遠隔会議の進行状況が自動で判断されて画質が調整される。参加者指示による調整方法では、参加者の指示に応じて進行状況が判断されて画質が調整される。参加者は、テレビ会議の実行前に、自動調整方法および参加者指示による調整方法のいずれをPC1に実行させるかを、操作部35を操作することで設定する。
PC優先順位情報は、テレビ会議システム100内の他のPC1の優先順位を示す情報である。PC優先順位情報は、参加者指示による調整方法によって画質を調整する場合に用いられる。表示領域情報は、PC1がカメラ33から取得する画像データにおいて、情報表示物の表示領域のX座標上の範囲およびY座標上の範囲を示す情報である。参加者は、テレビ会議の実行前に操作部35を操作し、画像中の表示領域を指定することで、表示領域情報をPC1に入力する。顔調整用ゲインは、顔領域が視認し易くなるようにコントラスト調整(ホワイトバランス調整)を行う際の各画素のRGB値のゲインである。表示領域調整用ゲインは、情報表示物の表示領域が視認し易くなるようにホワイトバランス調整を行う際の各画素のRGB値のゲインである。顔調整用ゲインおよび表示領域調整用ゲインを用いることで、ホワイトバランス調整を行う場合の各画素のRGB値の目標値が定まる。なお、ゲインの代わりに、またはゲインと共にオフセット値を用いてもよいことは言うまでもない。
図4から図9を参照して、本実施の形態に係るPC1が実行するテレビ会議処理について説明する。テレビ会議システムを起動させる指示をPC1が受け付けると、PC1のCPU10は、HDD13に記憶されているテレビ会議プログラムに従って、図4に示すテレビ会議処理を実行する。
まず、CPU10は、テレビ会議システムを起動させる(S1)。CPU10は、テレビ会議システムを起動させることで、他のPC1との間の画像データおよび音声データの送受信を実行し、且つ、受信した画像データおよび音声データを再生させる。その結果、画像および音声を用いたテレビ会議が実行される。テレビ会議を実行するための処理は周知であるため、この説明は省略する。CPU10は、テレビ会議システムを起動させた際に、会議の進行時間の計測を開始する(S2)。
CPU10は、自拠点のカメラ33から画像データを取得する(S3)。CPU10は、取得する画像データ(以下、「取得画像データ」という。)に対して画像処理を行い、撮像された参加者の顔領域を検出する(S4)。顔領域の検出には種々の周知の方法を用いることができる。例えば、目、鼻、口等の部分を特徴点によって検出する方法を用いてもよいし、顔を判断するためにあらかじめ記憶された基データと比較する方法を用いてもよい。次いで、CPU10は、設定情報記憶エリア(図3参照)の表示領域情報によって、情報表示物の表示領域を検出する(S5)。
図5に、検出された顔領域41,51および表示領域61の一例を示す。図5に示す例では、カメラ33が撮像した画像に、2人の参加者40,50およびホワイトボード60が含まれている。CPU10は、顔検出処理によって、左側の参加者40の顔領域41と、右側の参加者50の顔領域51とを検出する。さらに、あらかじめ入力されている表示領域情報によって、ホワイトボード60の表示領域61を検出する。
図4の説明に戻る。顔領域および表示領域の検出(S4,S5)が終了すると、CPU10は、検出された各領域の輝度を測定する(S6)。本実施の形態では、CPU10は、領域内の全ての画素の輝度の平均値を、領域の輝度として測定する。しかし、例えば領域の中心の輝度等を測定してもよい。次いで、CPU10は、参加者による優先指示の入力を受け付けて、受け付けた指示を示す指示情報を他のPC1に送信する(S7)。優先指示とは、顔領域および表示領域のいずれの画質を優先させるかを示す指示であり、参加者指示による調整方法が設定されている場合に使用される。参加者は、他の拠点の参加者に注目したい場合には、参加者を優先させる指示を入力すればよい。情報表示物の表示内容に注目したい場合には、表示領域を優先させる指示を入力すればよい。なお、S7の処理は、自動調整方法が設定されている場合には実行する必要はない。
CPU10は、S4およびS5の処理によって顔領域および表示領域の2種類の領域が検出されたか否かを判断する(S8)。少なくとも一方の領域が検出されなかった場合には(S8:NO)、検出された領域の画質が適切な画質となればよく、一方の領域を基準として画質を調整する必要はない。従って、CPU10は、検出された領域を調整基準領域に決定する(S9)。調整基準領域とは、設定されている目標値に画質を調整する領域である。CPU10は、決定した調整基準領域を基準とし、調整基準領域の画質が目標値となるように、取得画像データの全体の画質を調整する(S10)。具体的には、CPU10は、決定した調整基準領域が顔領域であれば、顔領域の輝度が顔輝度目標値となるように、取得画像データの輝度をカメラ33に指示する。さらに、CPU10は、顔調整用ゲイン(図3参照)に基づいて、輝度調整された各画素のRGB値を増減してRGB値の目標値を算出し、算出した目標値に各画素のRGB値を調整することで、ホワイトバランス調整を行う。調整基準領域が表示領域であれば、表示領域の輝度が表示領域輝度目標値となるように、取得画像データの輝度をカメラ33に指示する。さらに、CPU10は、表示領域調整用ゲイン(図3参照)に基づいて、輝度調整された各画素のRGB値を増減してRGB値の目標値を算出し、算出した目標値にRGB値を調整することで、ホワイトバランス調整を行う。CPU10は、画質を調整した取得画像データを、他拠点のPC1へ送信する(S23)。
次いで、CPU10は、計測している会議の進行時間を取得し、画質の調整処理(S3〜S23)を前回行ってから一定時間が経過したか否かを判断する(S24)。一定時間が経過していなければ(S24:NO)、会議の終了指示が参加者によって入力されたか否かを判断する(S25)。終了指示が入力されていなければ(S25:NO)、処理はS24の判断へ戻る。一定時間が経過した場合(S24:YES)、処理はS3へ戻り、画質の調整処理が再び行われる。終了指示が入力されると(S25:YES)、テレビ会議処理は終了する。
S4およびS5の処理によって顔領域および表示領域の2種類の領域が検出された場合(S8:YES)、CPU10は、顔輝度目標値から顔領域の輝度の測定値を引き(S14)、且つ表示領域輝度目標値から表示領域の輝度の測定値を引く(S15)。CPU10は、S14の算出結果とS15の算出結果とのずれ量が閾値以上であるか否かを判断する(S16)。閾値は、あらかじめ決められた固定値でもよいし、参加者が変更可能な値でもよい。算出結果のずれ量が閾値未満であれば(S16:NO)、顔領域および表示領域の一方の輝度を目標値に調整することで、他方の領域の輝度も目標値に近い値となる。従って、CPU10は、顔領域および表示領域の一方を調整基準領域に決定する(S17)。S17で調整基準領域に決定する領域は、顔領域および表示領域のいずれでもよい。CPU10は、決定した調整基準領域を基準に取得画像データの輝度を調整する(S10)。処理はS23へ移行する。
S14の算出結果とS15の算出結果とのずれ量が閾値以上であれば(S16:YES)、顔領域および表示領域のうち、参加者が注目する可能性が高い領域を容易に視認できるように、取得画像データの画質を調整する必要がある。CPU10は、調整方法設定(図3参照)が自動調整方法に設定されているか否かを判断する(S19)。自動調整方法に設定されていれば(S19:YES)、処理は第一輝画質調整処理へ移行する(S20)。調整方法設定が自動調整方法でなく、参加者指示による調整方法であれば(S19:NO)、処理は第二画質調整処理へ移行する(S21)。
図6を参照して、第一画質調整処理について説明する。第一画質調整処理では、遠隔会議の進行状況が自動で判断されて画質が調整される。まず、CPU10は、マイク31による音声の入力結果から、自拠点の参加者が発話を行ったか否かを検知する。さらに、CPU10は、表示領域内の画像情報の変化量(例えば、領域内の全画素のうちRGB値が変化した画素の割合)を、取得画像データから検知する(S31)。
CPU10は、自拠点の発話が検知されたか否かを判断する(S32)。発話が検知された場合には(S32:YES)、CPU10は、発話を行っている参加者(発言者)を特定する(S33)。本実施の形態では、CPU10は、自拠点内に複数の参加者が存在する場合、口が動いている参加者を取得画像データから特定することで、発言者を特定する。自拠点内の参加者が一人であれば、一人の参加者を発言者に特定する。CPU10は、特定した発言者の顔領域を調整基準領域に決定する(S34)。調整基準領域とした顔領域の画質(輝度およびホワイトバランス)が目標値となるように、取得画像データの画質を調整する(S38)。詳細には、CPU10は、輝度を顔輝度目標値に調整し、且つ、各画素のRGB値を顔調整用ゲインによって定められる目標値に調整する。RGB値の目標値は、輝度調整されたRGB値を顔調整用ゲインによって増減することで定められる。処理はテレビ会議処理(図4参照)へ戻り、画質が調整された画像データが他拠点のPC1へ送信される(S23、図4参照)。
自拠点の発話が検知されなかった場合(S32:NO)、CPU10は、表示領域内の画像の変化量が一定量以上であるか否かを画像情報(RGB値)から判断する(S35)。本実施の形態では、「一定量」とは、表示領域の面積全体のうちの所定割合(例えば、20%)である。しかし、割合の代わりに所定の面積を「一定量」として用いてもよい。「一定量」は、参加者が操作部35を操作することで自由に設定できる。本実施の形態では、参加者は、ホワイトボード60(図5参照)への書き込み、または書き込みの消去等を行う場合、ホワイトボード60の前にいる必要がある。従って、表示領域内の画像の変化量が一定以上であれば(S35:YES)、ホワイトボード60の表示内容が変化した可能性がある。表示内容が変化した場合、他拠点の参加者はホワイトボード60の表示領域に注目する。従って、CPU10は、表示領域を調整基準領域に決定する(S37)。調整基準領域とした表示領域の画質(輝度およびホワイトバランス)が目標値となるように、取得画像データの画質を調整する(S38)。処理はテレビ会議処理(図4参照)へ戻る。
表示領域内の画像の変化量が一定量未満であれば(S35:NO)、CPU10は、表示領域が調整基準領域とされていない時間が一定時間以上であるか否かを判断する(S36)。一定時間以上であれば(S36:YES)、CPU10は、表示領域を調整基準領域に決定し、処理はS38へ移行する。従って、本実施の形態のPC1は、表示領域が長時間変化しない場合でも、少なくとも一定時間毎に表示領域の視認を容易にすることができる。よって、他の拠点の参加者は、表示領域の表示内容を把握しながら遠隔会議を行うことができる。
表示領域が調整基準領域とされていない時間が一定時間未満であれば(S36:NO)、過去に行われた第一画質調整処理で決定されている調整基準領域がそのまま基準とされて、取得画像データの画質が調整される(S38)。処理はテレビ会議処理(図4参照)へ戻る。なお、テレビ会議処理の開始直後において、調整基準領域が未だ決定されていない場合には、他の拠点の参加者が注目する領域も不明であるため、いずれの領域を調整基準領域としてもよい。
図7および図8を参照して、PC1によって輝度が調整された結果他拠点の表示装置34に表示される画像の一例について説明する。
図7は、参加者40の顔領域を調整基準領域とした場合の画像の一例である。参加者40の顔領域が調整基準領域とされると、参加者40の顔領域の輝度が顔輝度目標値となるように、取得画像データの輝度が調整される。その結果、図7に示す例では、ホワイトボード60の表示内容は目標値よりも明るく表示されるものの、参加者40の顔は視認しやすい適切な輝度となる。
図8は、ホワイトボード60の表示領域を調整基準領域とした場合の画像の一例である。表示領域が調整基準領域とされると、表示領域の輝度が表示領域輝度目標値となるように、取得画像データの輝度が調整される。その結果、図8に示す例では、参加者40,50の顔は目標値よりも暗く表示されるものの、ホワイトボード60の表示領域は視認しやすい適切な輝度となる。以上のように、本実施の形態のPC1は、会議の進行状況に応じて、他の拠点の参加者が注目する可能性が高い領域の画質を適切な画質に調整し、他拠点の表示装置34に画像を表示させることができる。
図9を参照して、第二画質調整処理について説明する。第二画質調整処理では、他の拠点の参加者の指示に応じて会議の進行状況が判断され、画像の画質が調整される。まず、CPU10は、優先指示の指示内容を示す指示情報を他のPC1から受信する(S51)。前述したように、優先指示とは、顔領域および表示領域のいずれの画質を優先させるかを示す指示であり、他拠点のPC1が実行するテレビ会議処理において受付・送信が行われる(S7、図4参照)。CPU10は、受信した指示情報を集計し、顔領域を優先させる指示と表示領域を優先させる指示とが同数であるか否かを判断する(S52)。同数でなければ(S52:NO)、数が多い方の指示が選択される(S53)。同数であれば(S52:YES)、CPU10は、設定情報記憶エリア(図3参照)のPC優先順位情報を参照し、優先順位が最も高いPC1からの指示を選択する(S54)。なお、S54では、優先順位の和が小さい方の指示を選択してもよい。
CPU10は、選択された指示が、前回行われた第二画質調整処理において選択された指示から変化しているか否かを判断する(S55)。変化していれば(S55:YES)、CPU10は、新たに指定された領域を調整基準領域に決定する(S56)。決定した調整基準領域を基準として、取得画像データの画質を調整する(S57)。処理はテレビ会議処理(図4参照)へ戻る。指示が変化していなければ(S55:NO)、CPU10は、既に決定されている調整基準領域をそのまま基準として画質を調整し(S57)、処理はテレビ会議処理へ戻る。
以上説明したように、本実施の形態のPC1は、顔領域および情報表示物の表示領域のいずれの画質を目標値に調整するかを、遠隔会議の進行状況を示す進行情報に応じて決定する。決定した領域の画質が目標値となるように、取得画像データの画質を調整し、他のPC1に送信する。従って、PC1は、少なくとも注目され易い部分が適切な画質となるように、遠隔会議中に多拠点で表示される画像の画質を、会議の進行状況に応じて調整することができる。
PC1は、自拠点のマイク31によって参加者の発話が検知されたか否かを、遠隔会議の進行状況を示す進行情報として取得する。PC1は、参加者の発話が検知された場合、少なくとも参加者の顔が視認し易くなるように、取得画像データの画質を調整することができる。従って、他の拠点の参加者は、発話を行っている参加者の顔を容易に把握しながら円滑に遠隔会議を行うことができる。さらに、PC1は、参加者の発話が検知された場合、発話を行った参加者を特定する。特定した参加者の顔領域の画質が目標値となるように、取得画像データの画質を調整する。従って、他の拠点の参加者は、発話が行われている拠点に複数の参加者がいる場合でも、発話を行っている参加者の顔を容易に把握することができる。
PC1は、情報表示物の表示領域が一定量以上変化したか否かを、進行情報として取得する。PC1は、表示領域が一定量以上変化した場合、少なくとも表示領域が視認し易くなるように、取得画像データの画質を調整することができる。従って、他の拠点の参加者は、変化している情報表示物の表示領域を容易に把握しながら円滑に遠隔会議を行うことができる。
PC1は、参加者指示による調整方法が設定されている場合、他のPC1によって送信された指示情報を進行情報として取得する。PC1は、指示情報によって指示された領域の画質が目標値となるように、取得画像データの画質を調整する。従って、PC1は、他の拠点の参加者からの優先指示に応じて、適切な領域の画質を目標値とすることができる。他の拠点の参加者は、指定した領域を容易に把握しながら遠隔会議を行うことができる。さらに、PC1は、他のPC1から複数の指示情報が受信された場合、複数の指示情報によって指示された数が多い領域を、調整基準領域として決定することができる。従って、PC1は、多くの参加者が優先させたい領域の画質を、的確に目標値に調整することができる。
PC1は、「顔輝度目標値−顔領域の輝度の測定値」と、「表示領域輝度目標値−表示領域の輝度の測定値」とを算出する。2つの算出結果のずれ量が閾値以上である場合にのみ、遠隔会議の進行状況に応じて取得画像データの輝度を調整する。従って、目標値に対する差のずれ量が少ない場合には、遠隔会議の進行状況に応じた処理を行う必要がないため、処理負担を軽減することができる。
PC1は、遠隔会議の進行時間の情報を進行情報として取得し、遠隔会議の進行時間の一定時間間隔毎に取得画像データの画質を調整する。従って、PC1は、遠隔会議の進行状況が変化した場合でも、画像の画質を適切に調整することができる。さらに、進行状況が変化する毎に画質を調整する場合とは異なり、画質が頻繁に変更されて画像が視認し難くなることがない。
上記実施の形態において、PC1が本発明の「テレビ会議装置」に相当する。カメラ33が本発明の「撮像手段」に相当する。図4のS3で、カメラ33によって撮像された画像の画像データを取得するCPU10が、本発明の「画像取得手段」として機能する。図4のS4で顔領域を検出するCPU10が「顔検出手段」として機能する。図4のS5で情報表示物の表示領域を検出するCPU10が「表示物検出手段」として機能する。図4のS6で領域の輝度を測定するCPU10が「画質測定手段」として機能する。図6のS31で発話の有無および表示領域の変化量を取得するCPU10、および図9のS51で他拠点から指示情報を受信するCPU10が、本発明の「進行情報取得手段」として機能する。図6のS32〜S37,および図9のS52〜S56で調整基準領域を決定するCPU10が「決定手段」として機能する。図6のS38および図9のS57で取得画像データの画質を調整するCPU10が「調整手段」として機能する。図4のS23で取得画像データを他のPC1に送信するCPU10が「画像送信手段」として機能する。
マイク31が「音声入力手段」に相当する。図6のS33で発話を行った参加者を特定するCPU10が「特定手段」として機能する。図4のS6で優先指示の入力を受け付けて指示情報を送信するCPU10が「受付手段」および「指示送信手段」として機能する。図4のS14で「顔輝度目標値−顔領域の輝度の測定値」を算出するCPU10が「第一算出手段」として機能する。図4のS15で「表示領域輝度目標値−表示領域の輝度の測定値」を算出するCPU10が「第二算出手段」として機能する。
図4のS3で、カメラ33によって撮像された画像の画像データを取得する処理が「画像取得ステップ」に相当する。図4のS4で顔領域を検出する処理が「顔検出ステップ」に相当する。図4のS5で情報表示物の表示領域を検出する処理が「表示物検出ステップ」に相当する。図4のS6で領域の輝度を測定する処理が「画質測定ステップ」に相当する。図6のS31で発話の有無および表示領域の変化量を取得する処理、および図9のS51で他拠点から指示情報を受信する処理が、本発明の「進行情報取得ステップ」に相当する。図6のS32〜S37,および図9のS52〜S56で調整基準領域を決定する処理が「決定ステップ」に相当する。図6のS38および図9のS57で取得画像データの画質を調整する処理が「調整ステップ」に相当する。図4のS23で取得画像データを他のPC1に送信する処理が「画像送信ステップ」に相当する。
本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、様々な変形が可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態のPC1は、情報表示物の表示領域をあらかじめ参加者に指定させることで表示領域情報を取得し、表示領域情報によって表示領域を検出する。しかし、表示領域の検出方法は変更可能である。例えば、周知の画像処理によって、矩形の表示領域の角を特徴点として抽出し、抽出した特徴点によって表示領域を検出してもよい。情報表示物がホワイトボードである場合には、白色の閉領域を表示領域として検出してもよい。
上記実施の形態では、輝度の調整指示がPC1からカメラ33に送信され、カメラ33が取得画像データの輝度を変更することで、取得画像データの輝度が調整される。しかし、PC1が自ら取得画像データの輝度を調整してもよい。上記実施の形態のテレビ会議装置1は、画像の輝度およびホワイトバランスを共に調整することで画質を調整する。しかし、輝度およびホワイトバランスのいずれかのみを調整することも可能である。なお、ホワイトバランス(コントラスト)のみを調整する場合には、図4のS6,S7,S14〜S17の処理は省略してもよい。また、上記実施の形態のPC1は、自拠点の参加者が複数である場合、参加者の口が動いている参加者を、発話を行った参加者として特定する。しかし、発話を行っている発言者の特定方法は変更できる。例えば、PC1は、複数のマイクの各々が入力した音声の音量の差、および音声の入力タイミングの差等を用いることで、発言者がいる方向を算出して発言者を特定してもよい。
上記実施の形態のPC1は、表示領域が調整基準領域とされていない時間が一定時間以上であれば、画質を調整する処理を次に行うまでの間、表示領域を調整基準領域とする。つまり、表示領域が調整基準領域とされていない時間を、遠隔会議の進行状況を示す進行情報として取得し、取得画像データの画質を調整している。従って、他の拠点の参加者は、少なくとも一定時間毎に表示領域の内容を容易に確認できる。この場合、PC1は、画像を静止画として他の拠点の表示装置34に表示させてもよい。静止画を表示させることで、他の拠点の参加者は、表示領域の内容をより容易に確認することができる。
上記実施の形態のPC1は、図6のS32の判断をS35の判断よりも先に実行する。従って、参加者の発話と表示領域の一定量以上の変化が共に検知された場合には、顔領域が調整基準領域となる。しかし、S32の判断をS35の判断よりも後に実行してもよいことは言うまでもない。この場合、発話と表示領域の変化が共に検知されると、表示領域が調整基準領域となる。また、上記実施の形態では、顔輝度目標値および表示領域輝度目標値はいずれも範囲を有さない値であった。しかし、目標値に範囲を持たせてもよい。例えば、図3に示す顔輝度目標値を「50〜60」、表示領域輝度目標値を「35〜45」としてもよい。
1 PC
10 CPU
13 HDD
31 マイク
33 カメラ
34 表示装置
35 操作部
41 顔領域
51 顔領域
60 ホワイトボード
61 表示領域

Claims (11)

  1. 他のテレビ会議装置に対し、遠隔会議を実行するために表示させる画像のデータを送信するテレビ会議装置であって、
    画像を撮像する撮像手段によって撮像された画像の画像データを取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得される画像データである取得画像データから、前記遠隔会議の参加者の顔の領域を検出する顔検出手段と、
    前記画像取得手段によって取得された前記取得画像データから、情報を表示する情報表示物の領域を検出する表示物検出手段と、
    前記顔検出手段および前記表示物検出手段によって検出された領域の画質を測定する画質測定手段と、
    前記遠隔会議の進行状況を示す情報である進行情報を取得する進行情報取得手段と、
    前記進行情報取得手段によって取得された進行情報に応じて、前記顔の領域および前記情報表示物の領域のいずれの前記画質を目標値に調整するかを決定する決定手段と、
    前記画質測定手段により測定された前記画質のうち、前記決定手段によって決定された領域の前記画質が前記目標値となるように、前記取得画像データの前記画質を調整する調整手段と、
    前記調整手段によって前記画質が調整された前記取得画像データを前記他のテレビ会議装置に送信する画像送信手段と
    を備えたことを特徴とするテレビ会議装置。
  2. 前記調整手段が調整する前記画質は、画像の輝度、および画像に用いられる複数の色のバランスの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のテレビ会議装置。
  3. 前記進行情報取得手段は、音声を入力する音声入力手段によって前記参加者の発話が検知されたか否かを示す情報を、前記進行情報として取得し、
    前記決定手段は、前記参加者の発話が検知されたことを示す前記進行情報が前記進行情報取得手段によって取得された場合、前記画質測定手段により測定された前記画質を目標値に調整する領域を前記顔の領域に決定することを特徴とする請求項1または2に記載のテレビ会議装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記参加者の発話が検知されたことを示す前記進行情報が前記進行情報取得手段によって取得された場合に、発話を行った参加者を特定する特定手段を備え、
    前記画質を目標値に調整する領域を、前記特定手段によって特定された参加者の顔の領域に決定することを特徴とする請求項3に記載のテレビ会議装置。
  5. 前記進行情報取得手段は、前記表示物検出手段によって検出された前記情報表示物の領域の画像情報が一定量以上変化したか否かを示す情報を、前記進行情報として取得し、
    前記決定手段は、前記情報表示物の領域の画像情報が一定量以上変化したことを示す情報が前記進行情報取得手段によって取得された場合、前記画質を目標値に調整する領域を前記情報表示物の領域に決定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のテレビ会議装置。
  6. 他拠点の顔の領域および情報表示物の領域のうち、いずれの領域の画質を優先させるかを指示するための参加者からの入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記指示を示す指示情報を前記他のテレビ会議装置に送信する指示送信手段とをさらに備え、
    前記進行情報取得手段は、前記他のテレビ会議装置の指示送信手段によって送信された指示情報を、前記進行情報として取得し、
    前記決定手段は、前記画質を目標値に調整する領域を、前記指示情報によって指示された領域に決定することを特徴とする請求項1または2に記載のテレビ会議装置。
  7. 前記決定手段は、複数の前記他のテレビ会議装置から複数の指示情報が前記進行情報取得手段によって取得された場合、前記画質を目標値に調整する領域を、前記複数の指示情報によって指示された数が多い領域に決定することを特徴とする請求項6に記載のテレビ会議装置。
  8. 前記画質測定手段は、前記顔検出手段および前記表示物検出手段によって検出された領域の輝度を少なくとも測定し、
    前記テレビ会議装置は、
    前記顔の領域の輝度の目標値に対する、前記画質測定手段によって測定された前記顔の領域の輝度の差を算出する第一算出手段と、
    前記情報表示物の領域の輝度の目標値に対する、前記画質測定手段によって測定された前記情報表示物の領域の輝度の差を算出する第二算出手段とをさらに備え、
    前記調整手段は、前記第一算出手段によって算出された輝度の差と前記第二算出手段によって算出された輝度の差との間のずれ量が閾値以上である場合にのみ、前記取得画像データの輝度を調整することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のテレビ会議装置。
  9. 前記進行情報取得手段は、会議の進行時間の情報を前記進行情報として取得し、
    前記調整手段は、前記進行情報取得手段によって取得された前記会議の進行時間の一定時間間隔毎に前記取得画像データの前記画質を調整することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のテレビ会議装置。
  10. 他のテレビ会議装置に対し、遠隔会議を実行するために表示させる画像のデータを送信するテレビ会議装置で行われるテレビ会議方法であって、
    画像を撮像する撮像手段によって撮像された画像の画像データを取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得ステップにおいて取得される画像データである取得画像データから、前記遠隔会議の参加者の顔の領域を検出する顔検出ステップと、
    前記画像取得ステップにおいて取得された前記取得画像データから、情報を表示する情報表示物の領域を検出する表示物検出ステップと、
    前記顔検出ステップおよび前記表示物検出ステップにおいて検出された領域の画質を測定する画質測定ステップと、
    前記遠隔会議の進行状況を示す情報である進行情報を取得する進行情報取得ステップと、
    前記進行情報取得ステップにおいて取得された進行情報に応じて、前記顔の領域および前記情報表示物の領域のいずれの前記画質を目標値に調整するかを決定する決定ステップと、
    前記画質測定手段により測定された前記画質のうち、前記決定ステップにおいて決定された領域の前記画質が前記目標値となるように、前記取得画像データの前記画質を調整する調整ステップと、
    前記調整ステップにおいて前記画質が調整された前記取得画像データを前記他のテレビ会議装置に送信する画像送信ステップと
    を備えたことを特徴とするテレビ会議方法。
  11. 他のテレビ会議装置に対し、遠隔会議を実行するために表示させる画像のデータを送信するテレビ会議装置で用いられるテレビ会議プログラムであって、
    画像を撮像する撮像手段によって撮像された画像の画像データを取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得ステップにおいて取得される画像データである取得画像データから、前記遠隔会議の参加者の顔の領域を検出する顔検出ステップと、
    前記画像取得ステップにおいて取得された前記取得画像データから、情報を表示する情報表示物の領域を検出する表示物検出ステップと、
    前記顔検出ステップおよび前記表示物検出ステップにおいて検出された領域の画質を測定する画質測定ステップと、
    前記遠隔会議の進行状況を示す情報である進行情報を取得する進行情報取得ステップと、
    前記進行情報取得ステップにおいて取得された進行情報に応じて、前記顔の領域および前記情報表示物の領域のいずれの前記画質を目標値に調整するかを決定する決定ステップと、
    前記画質測定手段により測定された前記画質のうち、前記決定ステップにおいて決定された領域の前記画質が前記目標値となるように、前記取得画像データの前記画質を調整する調整ステップと、
    前記調整ステップにおいて前記画質が調整された前記取得画像データを前記他のテレビ会議装置に送信する画像送信ステップと
    を前記テレビ会議装置のコントローラに実行させるための指示を含むテレビ会議プログラム。
JP2010290643A 2010-12-27 2010-12-27 テレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラム Pending JP2012138823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010290643A JP2012138823A (ja) 2010-12-27 2010-12-27 テレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010290643A JP2012138823A (ja) 2010-12-27 2010-12-27 テレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012138823A true JP2012138823A (ja) 2012-07-19

Family

ID=46675887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010290643A Pending JP2012138823A (ja) 2010-12-27 2010-12-27 テレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012138823A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104853134A (zh) * 2014-02-13 2015-08-19 腾讯科技(深圳)有限公司 一种视频通信方法及装置
US9338397B2 (en) 2014-03-12 2016-05-10 Ricoh Company, Ltd. Information processing device and conference system
KR20160105872A (ko) * 2014-02-03 2016-09-07 구글 인코포레이티드 비디오 회의 강화
WO2018163356A1 (ja) * 2017-03-09 2018-09-13 株式会社 資生堂 情報処理装置、プログラム
CN110266977A (zh) * 2014-06-10 2019-09-20 株式会社索思未来 半导体集成电路和图像显示的控制方法
CN111918127A (zh) * 2020-07-02 2020-11-10 影石创新科技股份有限公司 一种视频剪辑方法、装置、计算机可读存储介质及相机
WO2022269709A1 (ja) * 2021-06-21 2022-12-29 日本電信電話株式会社 データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244538A (ja) * 2002-02-15 2003-08-29 Seiko Epson Corp 輝度レベル補正装置および輝度レベル補正方法
JP2005026814A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Sharp Corp 映像表示装置
JP2007243854A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Yamaha Corp テレビ電話会議端末
JP2008533838A (ja) * 2005-03-09 2008-08-21 クゥアルコム・インコーポレイテッド ビデオテレフォニーに関する関心領域処理
JP2010124391A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Sony Corp 情報処理装置、機能設定方法及び機能設定プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244538A (ja) * 2002-02-15 2003-08-29 Seiko Epson Corp 輝度レベル補正装置および輝度レベル補正方法
JP2005026814A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Sharp Corp 映像表示装置
JP2008533838A (ja) * 2005-03-09 2008-08-21 クゥアルコム・インコーポレイテッド ビデオテレフォニーに関する関心領域処理
JP2007243854A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Yamaha Corp テレビ電話会議端末
JP2010124391A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Sony Corp 情報処理装置、機能設定方法及び機能設定プログラム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160105872A (ko) * 2014-02-03 2016-09-07 구글 인코포레이티드 비디오 회의 강화
US10015385B2 (en) 2014-02-03 2018-07-03 Google Llc Enhancing video conferences
KR102077887B1 (ko) * 2014-02-03 2020-02-14 구글 엘엘씨 비디오 회의 강화
CN104853134A (zh) * 2014-02-13 2015-08-19 腾讯科技(深圳)有限公司 一种视频通信方法及装置
US9338397B2 (en) 2014-03-12 2016-05-10 Ricoh Company, Ltd. Information processing device and conference system
JP2019213203A (ja) * 2014-06-10 2019-12-12 株式会社ソシオネクスト 1つの表示装置に表示された画像の画質の制御方法
CN110266977A (zh) * 2014-06-10 2019-09-20 株式会社索思未来 半导体集成电路和图像显示的控制方法
US10855946B2 (en) 2014-06-10 2020-12-01 Socionext Inc. Semiconductor integrated circuit, display device provided with same, and control method
CN110266977B (zh) * 2014-06-10 2021-06-25 株式会社索思未来 半导体集成电路和图像显示的控制方法
JPWO2018163356A1 (ja) * 2017-03-09 2019-12-26 株式会社 資生堂 情報処理装置、プログラム
WO2018163356A1 (ja) * 2017-03-09 2018-09-13 株式会社 資生堂 情報処理装置、プログラム
CN111918127A (zh) * 2020-07-02 2020-11-10 影石创新科技股份有限公司 一种视频剪辑方法、装置、计算机可读存储介质及相机
CN111918127B (zh) * 2020-07-02 2023-04-07 影石创新科技股份有限公司 一种视频剪辑方法、装置、计算机可读存储介质及相机
WO2022269709A1 (ja) * 2021-06-21 2022-12-29 日本電信電話株式会社 データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10965909B2 (en) Image processing apparatus, camera apparatus, and image processing method
JP2012138823A (ja) テレビ会議装置、テレビ会議方法、およびテレビ会議プログラム
US8471924B2 (en) Information processing apparatus for remote operation of an imaging apparatus and control method therefor
JP4910975B2 (ja) 情報処理装置、指示システム及び制御プログラム
JP7136216B2 (ja) 授業支援システム、判定装置、授業支援方法及びプログラム
US20100177215A1 (en) Image processing apparatus and recording medium
KR20160146973A (ko) 흥미 알고리즘을 이용한 시청각 통신을 위한 기술
JP5316286B2 (ja) ビデオ会議システム,サーバ装置,及びビデオ会議プログラム
CA2806257C (en) Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable recording medium
US10567721B2 (en) Using a light color sensor to improve a representation of colors in captured image data
JP2015195477A (ja) プログラム、端末装置および方法
US9319468B2 (en) Information processing apparatus and information processing method
TW201439510A (zh) 顯示螢幕校正系統及方法
US11589021B1 (en) Color correction for video communications using display content color information
JP2020057039A (ja) 画像処理装置およびその制御方法ならびにプログラム
KR100720716B1 (ko) 화상특성의 조정이 가능한 디스플레이 장치 및 그 방법
JP2011211561A (ja) カメラ付き携帯端末、カメラ付携帯端末の制御方法及びその制御プログラム
JP6223125B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
KR20110020592A (ko) 선호색 보정 방법
KR101659565B1 (ko) 인물 촬영 장치 및 방법
KR20110067551A (ko) 이미지 처리 장치 및 방법
JP2015106779A (ja) プログラム、通信端末装置及び遠隔会議方法
JP2016015663A (ja) 情報処理装置、及び会議システム
JPWO2017026507A1 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2012075052A (ja) 通信装置、通信方法、および通信プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120914

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140212