JP2012132810A - 電磁式水道メーター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の電磁式水道メーター10では、筒形ケース11に外付けケース12を組み付けてなり、筒形ケース11は、1対の筒形ケース構成体30,30を結合してなる。そして、筒形ケース構成体30に、先端部を外側に拡げて先端鍔部31が形成されると共に、先端鍔部31にて抜け止めされるように筒形螺子50が両筒形ケース構成体30に嵌合されている。これにより、筒形螺子50を、羽根車式水道メーターにおける鋳物ケースの裾螺子の代わりにして、容易に水道管90に接続することができる。
【選択図】図1
Description
請求項1の電磁式水道メーターの筒形ケースは、1対の筒形ケース構成体からなり、それら1対の筒形ケース構成体はインナースリーブの外側に一端側と他端側とからそれぞれ嵌合して互いに合体される。すると、両筒形ケース構成体を縮径してなる1対のストッパ部の間にインナースリーブが挟まれて移動が規制されると共に、インナースリーブの両端部の外周面と両筒形ケース構成体の内周面とに1対のインナーシール手段が密着し、両筒形ケース構成体の先端側からインナースリーブの外面側に水道水が浸水することが防がれる。
そして、これら筒形ケース構成体には、先端部を外側に拡げて先端鍔部が形成されると共に、先端鍔部にて抜け止めされるように筒形螺子が両筒形ケース構成体に嵌合されているので、それら筒形螺子を鋳物ケースの両端部の裾螺子の代わりにして、本発明の電磁式水道メーターを既存の羽根車式水道メーターと交換して容易に水道管に接続することができる。
また、筒形螺子は、1対の筒形螺子半割体に縦割り分割可能であるので、筒形ケース構成体と筒形螺子との組み付けを容易に行うことができる。
請求項2の電磁式水道メーターでは、既存の鋳物ケース及び水道管の袋ナットに、螺子のリードが異なる複数種類のものが存在していても、袋ナットの螺子のリードに合った筒形螺子を選択して筒形ケース構成体に組み付けることができる。即ち、従来、手間がかかっていた螺子の規格合わせ作業を軽減させることができる。
請求項3の電磁式水道メーターでは、1対の筒形螺子半割体の分割面に、互いに凹凸係合する凹凸係合部を設けたので、筒形螺子半割体を接合したときに、その接合部分で雄螺子部の山同士、谷同士を容易に合わせた状態に保持することができる。
請求項4の電磁式水道メーターによれば、筒形螺子のうち先端鍔部と反対側の端部に1対の平行な平坦面を有した工具係合部を設けたので、それら1対の平坦面を工具で挟んで筒形螺子を容易に回したり、或いは、回り止めしたりすることができる。
請求項5の電磁式水道メーターによれば、ボルトを外して1対の筒形ケース構成体を分離し、筒形ケース内の部品を取り出してメンテナンスを行うことができる。また、1対の筒形ケース構成体の間は筒形ケースシール手段によってシールされているので、筒形ケースが水没した場合に筒形ケース内に浸水することが防がれる。
なお、「ケース結合手段」としての溶接により、1対の筒形ケース構成体同士を合体した状態に保持し、1対の筒形ケース構成体同士を分離不能としてもよい。
請求項6の電磁式水道メーターでは、筒形ケースと外付けケースとを分離して、何れか一方を交換することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の電磁式水道メーター10は、筒形ケース11と外付けケース12とを備えてなる。外付けケース12は、容器部17と蓋部18とで構成されている。容器部17は、上端で開口し、底部に基端鍔部受容凹部17Cを備えている。そして、容器部17内の下端部のうち基端鍔部受容凹部17Cより一端側が電池収容部17A、他端側がケーブル収容部17Bになっている(図2参照)。
本実施形態に係る電磁式水道メーター10Vは、図10に示されている。電磁式水道メーター10Vは、筒形ケース11Vに外付けケース12Vが溶接され、筒形ケース11Vが1対の筒形ケース構成体30V,30Vを溶接してなる点が第1実施形態と大きく相違する。また、筒形ケース構成体30Vには、第1実施形態の筒形ケース構成体30の基端鍔部34が成形されていない。その他の構成については、第1実施形態と同じになっている。本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11,11V 筒形ケース
12,12V 外付けケース
21 電磁コイル
22 検知電極
23 Oリング(シール部材)
30,30V 筒形ケース構成体
31 先端鍔部
32A 段差部(ストッパ部)
34 基端鍔部
35 ボルト
36 環状プレート(螺合相手部材)
37 Oリング(筒形ケースシール手段)
40 インナースリーブ
43 計測流路
44 Oリング(インナーシール手段)
50 筒形螺子
51 雄螺子部
52 筒形螺子半割体
53 位置決め突部(凹凸係合部)
54 位置決め凹部(凹凸係合部)
90 水道管
Claims (6)
- 内側に計測流路を有しかつ外側面に電磁コイルが宛がわれさらに側方から内外に1対の検知電極が貫通したインナースリーブを筒形ケース内に収容して備え、前記電磁コイルを励磁した状態で前記1対の検知電極間に生じる電位差に基づいて前記計測流路を通過する水道水の流量を計測可能な電磁式水道メータにおいて、
板金又はパイプからのプレス成形品でありかつ、前記インナースリーブの外側に一端側と他端側とからそれぞれ嵌合して互いに合体し、前記筒形ケースを構成する1対の筒形ケース構成体と、
前記1対の筒形ケース構成体同士を合体状態に保持するケース結合手段と、
各前記筒形ケース構成体のうち軸方向の中間部分を縮径してなり、各前記筒形ケース構成体内の前記インナースリーブの移動を規制するストッパ部と、
前記インナースリーブの両端部の外周面と前記1対の筒形ケース構成体の内周面との間をシールする1対のインナーシール手段と、
各前記筒形ケース構成体のうち他方の前記筒形ケース構成体から離れた側の先端部を外側に拡げてなる先端鍔部と、
各前記筒形ケース構成体のうち前記先端鍔部寄り位置に嵌合されて前記先端鍔部にて抜け止めされると共に外周面に雄螺子部を有した筒形螺子とを設け、
前記筒形螺子は、1対の筒形螺子半割体に縦割り分割可能に形成されたことを特徴とする電磁式水道メーター。 - 螺子のリードが異なる複数種類の前記筒形螺子を備え、それらのうちの何れかを選択して前記筒形ケース構成体に嵌合可能としたことを特徴とする請求項1に記載の電磁式水道メーター。
- 前記1対の筒形螺子半割体の分割面に、互いに凹凸係合する凹凸係合部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁式水道メーター。
- 前記筒形螺子のうち前記先端鍔部と反対側の端部に1対の平行な平坦面を有した工具係合部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の電磁式水道メーター。
- 各前記筒形ケース構成体のうち他方の前記筒形ケース構成体側の基端部を外側に拡げてなる基端鍔部を形成すると共に前記基端鍔部に複数のボルト貫通孔を形成し、前記基端鍔部同士を重ね合わせて前記ボルト貫通孔を貫通した複数のボルトと、それらボルトに螺合する雌螺子を有した螺合相手部材とを前記ケース結合手段として備え、
前記ボルト貫通孔群より内側に、前記基端鍔部同士の間をシールする筒形ケースシール手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の電磁式水道メーター。 - 前記筒形ケース構成体のうち前記基端鍔部と前記インナーシール手段との中間部分に貫通成形されたケーブル挿通孔と、
前記筒形ケースの外側面に固定されると共に、前記ケーブル挿通孔内に挿入される接続筒と、前記ケーブル挿通孔の開口縁に対向配置されるシール部材加圧面とを有した外付けケースと、
前記シール部材加圧面と前記ケーブル挿通孔の前記開口縁との間に挟まれたシール部材とを備え、
前記外付けケース内には、前記電磁コイルを励磁する励磁回路と、前記1対の検知電極間の電位差に基づいて前記計測流路を流れる流体の流量を演算する信号処理回路と、前記励磁回路及び前記信号処理回路の駆動源としての電池とが収容され、前記電磁コイルと前記励磁回路との間、及び、前記1対の検知電極と前記信号処理回路との間を接続するケーブルを前記ケーブル挿通孔に挿通したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の電磁式水道メーター。
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