JP2012130513A - Iron - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、衣類のしわをのばすアイロンに関する。 The present invention relates to an iron for extending wrinkles of clothing.
従来より先端を細くしたアイロンが提案されている(例えば、特許文献1)。 Conventionally, an iron with a thin tip has been proposed (for example, Patent Document 1).
また、特許文献1のアイロンでは、ボタン周りやタックの折り目等の細かい部分をかけるため、かけ面の先端を細くした構成が提案されている。
Moreover, in the iron of
さらに、従来のアイロンでは、設定温度レベルが数種類ある場合でも、アイロンのハンドル上面の限られたスペースに、その設定温度レベルの数だけ印刷やLED表示をしていた。また、特許文献1のアイロンのように設定温度レベルを大きく一文字のみで表示するものもあった。
Furthermore, even when there are several types of set temperature levels, the conventional iron prints and displays the LEDs in the limited space on the top surface of the iron handle in the number of the set temperature levels. Moreover, like the iron of
しかし、特許文献1のアイロンでは、ボタン周り、タック、プリーツなどの細かい部分にアイロンかけをする際にきれいに仕上げることができるが、その反対側では余計なしわをつくってしまっていた。また、余計なしわをつくらないように後端を持ち上げてアイロンかけをしようとすると、衣類とアイロンが点接触となり、きれいに仕上げることができなかった。
However, with the iron of
また、特許文献1のアイロンでは、袖の中をかける際、ほんの袖口までしか入らず、綺麗に仕上げることができなかった。またボタン周り等をかける時は、アイロンの先端部分を細かい部分に向けるためアイロンの向きを変える必要があり、煩わしさがあった。
Moreover, in the iron of
さらに、従来のアイロンでは、設定温度レベルの種類が多くなれば、それぞれの設定温度レベルを示す文字の大きさは小さくなり、LED等の表示の数も多くなるので、使用者にとっては非常に見づらいアイロンとなってしまっていた。また、特許文献1のアイロンのように、設定温度レベルを一文字のみで表示するものに関しては、その表示されている設定温度レベルが何段階中の何段階目なのかがわかりづらかった。
Furthermore, in the conventional iron, if there are many types of set temperature levels, the size of characters indicating the set temperature levels is reduced, and the number of LEDs and the like is increased, which is very difficult for the user to see. It was an iron. In addition, as for an iron that displays the set temperature level with only one character, such as the iron of
そこで本発明は、簡単な構成で、細かい箇所を綺麗に仕上げることができるアイロンを提供することを第1の目的とする。 Then, this invention sets it as the 1st objective to provide the iron which can finish a fine part beautifully by simple structure.
また本発明は、綺麗に仕上げ、使い勝手を向上したアイロンを提供することを第2の目的とする。 The second object of the present invention is to provide an iron with a beautiful finish and improved usability.
さらに本発明は、設定温度レベルを絵と文字で見やすく、またわかりやすく表示させるアイロンを提供することを第3の目的とする。 Furthermore, the third object of the present invention is to provide an iron that displays the set temperature level in an easy-to-understand manner with pictures and characters.
請求項1の発明では、アイロン本体の下部に設けられた加熱手段を有するベース部材と、前記ベース部材の下面にかけ面部材とを具備し、前記かけ面部材の一部を上方に曲げた曲げ部を設け、前記ベース部材を前記かけ面部材と同方向に曲げた曲げ部を設けたことを特徴とする。 According to the first aspect of the present invention, the bent portion is provided with a base member having a heating means provided at a lower portion of the iron body, and a hooking surface member on the lower surface of the base member, and a part of the hooking surface member is bent upward. And a bent portion obtained by bending the base member in the same direction as the hooking surface member is provided.
請求項2の発明では、前記かけ面部材の曲げ部に前記ベース部材を締結する締結手段を設けたことを特徴とする。
The invention of
請求項3の発明では、前記かけ面部材の曲げ部に噴出孔を設けたことを特徴とする。
The invention of
請求項4の発明では、前記ベース部材の上方に配置したハンドルを備え、前記ハンドルの一部に開放部を設けたことを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, a handle is provided above the base member, and an opening is provided in a part of the handle.
請求項5の発明では、アイロン本体の下部に設けられた加熱手段を有するベース部材と、前記ベース部材の下面にかけ面部材とを具備し、前記かけ面部材の前面の幅より後面の幅を広くし、前記かけ面部材の前面と後面のつながりに段差部を設けたことを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, a base member having a heating means provided at the lower portion of the iron body, and a hooking surface member on the lower surface of the base member, the width of the rear surface is wider than the width of the front surface of the hooking surface member. In addition, a step portion is provided in the connection between the front surface and the rear surface of the hanging surface member.
請求項6の発明では、前記段差部を前記かけ面部材の両側に設けたことを特徴とする。
The invention according to
請求項1の発明によれば、ボタン周り、タック、プリーツなどの細かい部分をかける際、反対側で余計なしわをつくらなくてすむ。また、しっかり布地に熱を与えることができる。 According to the first aspect of the present invention, it is not necessary to create an additional wrinkle on the opposite side when applying a fine portion such as a button periphery, tack, or pleat. In addition, it can firmly heat the fabric.
請求項2の発明によれば、しっかり布地に熱を与えることができる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、しっかり布地に水分を与えることができる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、袖や裾といった袋状部分の中を奥まで掛けられる。
According to the invention of
請求項5の発明によれば、アイロンの前面で細かい部分を掛け、アイロンの後面で広い部分を掛けることができるので、アイロンかけ作業の流れの中で、細かい部分をかけられ、また持ち手に隠れずアイロン側面の段差形状を見ながらアイロン掛け動作ができる。
According to the invention of
請求項6の発明によれば、利き手がどちらでも対応できる。
According to the invention of
以下、添付図面を参照しながら、本発明におけるアイロンの好ましい各実施例を説明する。なお、各実施例において、同一箇所には同一符号を付し、共通する部分の説明は重複するため極力省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the iron according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. Note that, in each embodiment, the same portions are denoted by the same reference numerals, and the description of the common portions will be omitted as much as possible.
図1〜図12に本発明の第1実施例を示しており、1はアイロン本体であって、アイロン本体1は、加熱手段としてヒータ2を埋設したベース部材3を下部に備えている。ベース部材3の底面にはかけ面部材4が具備され、かけ面部材4に固着された締結手段5によってベース部材3とかけ面部材4は密着している。ベース部材3の内部には蒸気室としての気化室6が形成され、この気化室6からベース部材3下面のかけ面部材4に連通して形成した噴出孔7を通して、蒸気が噴出するようになっている。気化室6はベース部材3に形成されず別体であってもよい。8はベース部材3の上部に設けられたカバー、9はカバー8の上方に設けられたハンドルで、ハンドル9の前方にあって、カバー8の上方には、水タンクに相当する容器たるカセットタンク10が、アイロン本体1に対し着脱可能に設けられる。
1 to 12 show a first embodiment of the present invention.
かけ面部材4は、熱伝導性の良い金属プレートからなり、表面にはボロンを分散含有した複合メッキ皮膜や弗素(フッ素)や琺瑯といった耐久性及び摺動性を有する皮膜を形成している。
The hanging
ハンドル9は、アイロン本体1を把持するための取手として設けられたもので、アイロン本体1を把持する際に手を差し入れるための空洞11が、ハンドル9とカセットタンク10との間に形成される。またハンドル9は、空洞11から後方へ開口した形状となっており、ハンドル9の後方から空洞11へ手を差し入れることができるようになっている。
The
カセットタンク10は例えば合成樹脂で形成され、上面から見た形状がほぼU字状で、その両側がハンドル9の前端部側から後端部側の両端にかけて跨がるように配置されている。12は、カセットタンク10の前部に設けられた開閉自在な注水用蓋であり、ここからカセットタンク10内に水を収容し、かつカセットタンク10内の不要な水を廃棄できるようになっている。そして、ここでは図示しないが、アイロン本体1の内部において、カセットタンク10内の水が導水路を通してベース部材3内部の気化室6に導かれ、そこでヒータ2の熱により気化されるようになっている。
The
またカセットタンク10のロック機構は、カセットタンク10の一側面にやや突出して、タンクロック釦13が設けられており、このタンクロック釦13を操作することにより上下動する昇降体14が、弾性部材たるスプリング15により常時上方に付勢されている。
The
そして、昇降体14の上部に突設したロック部16が、ハンドル9の前面に形成した孔部17に係止する構成になっている。
And the
前記かけ面部材4は、その一部に上方に傾斜した曲げ部18を設けている。本実施例では、かけ面部材4の後端部に曲げ部18を形成し、それ以外の前端部から後端部寄りにかけて、それよりも広い平坦部19が形成される。また、かけ面部材4を取り付けるベース部材3も、前記曲げ部18と同方向に曲げ部20を形成すると共に、それ以外の部位には平坦部19と同方向に平坦部21を形成している。
The hooking
なお、かけ面部材4の曲げ部18に、前記ベース部材3との締結手段22を設けている。ここで、締結手段22の具体例としては、曲げ部18の上面側に例えばタップ孔付きのボス22Bを被締結部として一体形成し、ベース部材3の曲げ部20を挿通してそのボス22Bにネジなどの締結部材22Aを螺着することで、かけ面部材4をベース部材3に密着して取付けることができる。前述の締結手段5についても、平坦部19の上面側に例えばタップ孔付きのボス5Bを被締結部として一体形成し、ベース部材3の平坦部21を挿通してそのボス5Bにネジなどの締結部材5Aを螺着することで、かけ面部材4をベース部材3に密着して取付けるものとする。また、かけ面部材4はダイカスト品からなり、締結手段5,22の被締結部5B,22Bを一体に成形してもよい。
In addition, the fastening means 22 with the said
さらに、蒸気の噴出する噴出孔7を、かけ面部材4の平坦部19のみならず曲げ部18にも配設してもよい。
Further, the ejection holes 7 through which the steam is ejected may be disposed not only in the
また、ハンドル9の一部すなわち後方には、空洞11に連通する開放部23が設けられている。
An
図2は、かけ面部材4の平坦部19を布地Nに当ててアイロンかけを行なう場合の使用状態を示している。同図矢印のアイロンをかける方向に示すように、ハンドル9を手で握り、布地Nのしわを伸ばすためには、アイロン本体1を前方に滑らせながら手で力を加えるのが望ましい。また図5は、かけ面部材4の曲げ部18を布地Nに当ててアイロンかけを行なう場合の使用状態を示している。同図矢印のアイロンをかける方向に示すように、布地Nのしわを伸ばすためには、曲げ部18がアイロンの後方に設けられている関係で、アイロン本体1を後方に滑らせながら手で力を加えるのが望ましい。このとき、反対側の平坦部19は布地Nから離れており、曲げ部18を例えばタックやプリーツなどの布地Nに当てたときに持ち上がるため、目的の箇所以外に余計なしわを作らずに済み、布地Nをきれいに仕上げることが可能になる。
FIG. 2 shows a use state in the case where ironing is performed by placing the
また、かけ面部材4の曲げ部18に対応して、ベース部材3にも同方向に傾斜する曲げ部20が設けられており、ベース部材3とかけ面部材4との密着性を上げることで、ヒータ2からの熱伝導も良くなり、かけ面部材4に配設した曲げ部18との温度差がなくなる。そのため、曲げ部18から布地Nにしっかりと熱を与えることができ、きれいに仕上げることができる。
Further, the
さらに、かけ面部材4の曲げ部18に、ベース部材3との締結手段22を設けている。これにより、ベース部材3はかけ面部材4との密着性がさらに向上し、ヒータ2からの熱伝導もさらに良くなって、かけ面部材4に配設した曲げ部18との温度差が一層なくなる。そのため、曲げ部18から布地Nにさらにしっかりと熱を与えることができ、よりきれいに仕上げることができる。
Furthermore, a fastening means 22 with the
さらに、前記蒸気の噴出する噴出孔7を、かけ面部材4の平坦部19のみならず曲げ部18にも配設してよい。これにより、曲げ部18から布地Nへの蒸気の噴出が可能になり、布地Nにしっかりと水分を与えることができるため、きれいに仕上げることができる。ここで、ヒータ2が、ベース部材3の平坦部19の前部から曲げ部18へ行く手前の後部まで埋設されることで、曲げ部18の噴出孔7の直前までヒータ2が配設されており、曲げ部18の温度低下を防いで、曲げ部18の噴出孔7からスチームとならずに湯滴が漏れ出してくることを防ぎ、使い勝手を向上させるとともに、アイロンの安全性を向上させることができる。
Further, the ejection holes 7 through which the steam is ejected may be disposed not only in the
また、ハンドル9の一部すなわち後方には、空洞11に連通する開放部23が設けられており、アイロンがけの際に、袖、裾又は襟等といった袋状の布地Nの部分を開放部23から入れることが可能になり、布地Nの前述の袋状部分の奥までアイロン本体1を入れて、袋状部分の中を奥までかけることが可能となり、この点でも布地Nをきれいに仕上げることができる。
An
以上のように、本実施例では請求項1に対応しており、アイロン本体1の下部に設けられた加熱手段としてのヒータ2を有するベース部材3と、ベース部材3の下面にかけ面部材4とを具備し、かけ面部材4の一部を上方に曲げた曲げ部18を設け、ベース部材3をかけ面部材4と同方向に曲げた曲げ部20を設けたことにより、ボタン周り、タック、プリーツなどの細かい部分をかける際、反対側で余計なしわをつくらなくてすむ。また、しっかり布地Nに熱を与えることができる。
As described above, this embodiment corresponds to claim 1, and includes a
また本実施例では請求項2に対応しており、かけ面部材4の曲げ部18にベース部材3を締結する締結手段22を設けたことにより、しっかり布地Nに熱を与えることができる。
Further, this embodiment corresponds to claim 2, and by providing the fastening means 22 for fastening the
さらに本実施例では請求項3に対応しており、かけ面部材4の曲げ部18に噴出孔7を設けたことにより、しっかり布地Nに水分を与えることができる。
Furthermore, this embodiment corresponds to claim 3, and by providing the
また本実施例では請求項4に対応しており、ベース部材3の上方に配置したハンドル9を備え、ハンドル9の一部に開放部23を設けたことにより、袖や裾といった布地Nの袋状部分の中を奥まで掛けられる。
Further, this embodiment corresponds to claim 4 and includes a
次に、本発明のアイロンの第2実施例について図6乃至図9を参照しながら説明する。なお、前記第1実施例と対応する部分には同一符号を付してその説明を省略する。 Next, a second embodiment of the iron of the present invention will be described with reference to FIGS. Note that portions corresponding to those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
本実施例のアイロンは、図9に示すようにかけ面部材4の前面24の幅L1より後面25の幅L2を広く形成している(L1<L2)。ここで、前面24は、かけ面部材4を前端部分から中間付近にかけてアイロン本体1の左右方向(図中、X方向)に拡幅して、この中間付近を最大幅(幅L1)に形成したかけ面部材4の前半部分とし、また後面25はかけ面部材4を中間付近から後端部分にかけて縮幅して、この中間付近を最大幅(幅L2)に形成したかけ面部材4の後半部分とする。ここで、幅L1は約70mm以下、幅L2は約100mm以上とすることが好ましい。
In the iron of this embodiment, the width L2 of the
かけ面部材4の前面24の幅L1と後面25の幅L2のつながり部分に段差部26を設けている。ここで、つながり部分とは、かけ面部材4の中間部分に、前面24の最大幅部分(幅L1)と後面25の最大幅部分(幅L2)をつなげて形成されたものである。
A
段差部26は、かけ面部材4のアイロン本体1の前後方向(図中、Y方向)に線対称な形状と、前面24と後面25の幅寸法の差(L1<L2)とにより、かけ面部材4の両端である、つながり部分の左右両側面に配設されている。段差部26の先端部分26Aは、円弧状に形成されたひっかかりのない形状となっており、後面25の側面部より左右方向(図中、X方向)外側へ突設している。
The stepped
かけ面部材4の前面24の幅L1より、後面25の幅L2を広くしたことにより、前面24で布地Nの袖等の袋状部分の中やボタンまわりの細かい部分をかけられ、後面25で前身頃や後身頃の広い部分をかけられるため綺麗に仕上げることができる。
By making the width L2 of the
かけ面部材4の前面24と後面25のつながり部分に段差部26を設けたことにより、かけ面部材4の先端部4Aをボタンまわり等の細かい部分に向けなくても、かけ面部材4の側面の段差部26で細かい部分がかけられるので使い勝手を向上することができる。
By providing the
段差部26をかけ面部材4の左右の両端に位置させたことにより、使用者の利き手がどちらでも対応でき、持つ手に隠れない段差部26の先端部分26Aを見ながらアイロンがけ動作が行えるため、使い勝手が向上し、すばやく綺麗に仕上げることができる。
By positioning the stepped
幅L1を約70mm以下とすることで、前面24を袖、襟、裾等の布地Nの袋状部分の内部に入れやすくなり、幅L2を約100mm以上とすることで前面24と後面25の幅寸法の差を明確にし、段差部26の凹凸形状がはっきり形成することで、ボタンまわり等の細かい部分に段差部26をフィットさせることができる。
By setting the width L1 to about 70 mm or less, the
以上のように本実施例は請求項5に対応しており、アイロン本体1の下部に設けられた加熱手段としてヒータ2を有するベース部材3と、ベース部材3の下面にかけ面部材4とを具備し、かけ面部材4の前面24の幅L1より後面25の幅L2を広くし、かけ面部材4の前面24と後面25のつながりに段差部26を設けている。
As described above, this embodiment corresponds to claim 5, and includes the
この場合、アイロンの前面24で細かい部分を掛け、アイロンの後面25で広い部分を掛けることができるので、アイロンかけ作業の流れの中で、細かい部分をかけられ、また持ち手であるハンドル9に隠れずアイロン側面の段差形状である段差部26を見ながらアイロン掛け動作ができる。
In this case, a small portion can be hung on the
また本実施例は請求項6に対応しており、段差部26をかけ面部材4の両側に設けたことにより、利き手がどちらでも対応できる。
Further, this embodiment corresponds to claim 6, and by providing the
続いて、本発明のアイロンの第3実施例について図10乃至図19を参照しながら説明する。なお、前記第1実施例及び第2実施例と対応する部分には同一符号を付してその説明を省略する。 Next, a third embodiment of the iron of the present invention will be described with reference to FIGS. Note that portions corresponding to those in the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
本実施例のアイロンは、アイロン本体1に、加熱手段としてヒータ2を有するベース部材3を備え、ハンドル9上面にはヒータ2の設定温度レベルを切替える切替ボタン27と、そして切替ボタン27の操作に応じた温度レベルをLCD(液晶ディスプレイ)、LED等の表示手段によって表示する表示部28と、アイロンから噴出されるスチーム量の設定を行い、このスチーム量に対応するスチームアイロンの使用設定を「通常スチーム」・「増量スチーム」・「ドライ」と切り替え可能とするスチーム設定部たるスチームボタン29と、一時的に通常のスチーム量以上のスチームを噴出可能にするショットの噴出を行うスチーム増量ボタン30を有する。この切替ボタン27と表示部28等をわかりやすく表した図が、図11のアイロンの平面図である。表示部28は設定温度レベルを絵(グラフ)と文字(数字)で表示を行うものであり、表示部28に設けた枠28A内には、上側半分に設定温度レベルをグラフ等の図形によって表示する図形表示部29が配設されるとともに、下側半分に設定温度レベルを文字、数字、記号等からなる識別情報一文字で表示する文字表示部30が配設されている。
The iron of this embodiment includes a
図11には例として設定温度レベルを5レベル中の3レベルとした表示部28を表示している。
FIG. 11 shows a
図12は切替ボタン27操作の状態遍移を示すフロー図である。同図は切替ボタン27と切替ボタン27の操作により切替わる設定温度レベルとの関係を表している。アイロン本体1の通電開始後は設定温度レベルは設定されず、ヒータ2が切状態である「切(停止状態)」となる(S101)。この状態から切替ボタン27を押下操作すると、まず設定温度レベルが一番低い温度である「1」になり(S102)、更に押圧操作すると「2」(S103)、続いて「3」(S104)、「4」と設定温度レベルが段階的に上がっていき(S105)、最後は一番高い設定温度レベルである「5」へと切替わる(S106)。また設定温度レベルが「5」のときに切替ボタン27を押下操作すると「切(停止状態)」に戻るというような動きとなる(S101)。S102からS106までの設定温度レベル「1」、「2」、「3」、「4」、「5」それぞれでの表示部28の表示を表した図が図13から図17である。図18は、図12におけるS101の「切(停止状態)」での表示部28の表示を表した図である。図13から図18に示すように、表示部28の下部の文字表示部32にヒータ2の設定温度レベルやヒータ2の状態を一文字で大きく表示している。また、図13から図18に示すように表示部28の上部の図形表示部31は、5本の異なる長さの棒を段階的に並べた5段階の棒グラフ状の絵(グラフ)で表示され、現在の設定温度レベルが5レベル中何レベルかを表示可能としている。
FIG. 12 is a flowchart showing the state transition of the operation of the
ここで、図形表示部31の表示方法として、例えば、図13に示すように設定温度レベル「1」では図形表示部31は最も短い棒のみを塗り潰した状態である。図14に示すように設定温度レベル「2」では図形表示部31は最も短い棒から2番目に短い棒までを塗り潰した状態である。図15に示すように設定温度レベル「3」では図形表示部31は最も短い棒から3番目に短い棒までを塗り潰した状態である。図16に示すように設定温度レベル「4」では図形表示部31は最も短い棒から4番目に短い棒までを塗り潰した状態である。図17に示すように設定温度レベル「5」では図形表示部31は最も短い棒から最も長い棒まで全てを塗り潰した状態である。図18に示すようにヒータ2が切状態である「切(停止状態)」では図形表示部31は全ての棒が白抜きとなっている状態である。
Here, as a display method of the
次に、図19に基いて本実施例のアイロンの電気的構成を説明すると、アイロン本体1に備えた制御手段33は、内蔵するマイクロコンピュータの記憶装置(図示せず)に記憶されたプログラムの制御シーケンスに従って、一連の動作を行うように構成されている。
Next, the electrical configuration of the iron of this embodiment will be described with reference to FIG. 19. The control means 33 provided in the
制御手段33の入力側には、ベース部材3の温度を検知する温度検知部34と、切替ボタン27と、スチームボタン29と、スチーム増量ボタン30が各々接続される。制御手段33の出力側には、ヒータ2と表示部28を各々接続される。
Connected to the input side of the control means 33 are a
次に、上記構成のスチームアイロンにおける動作の説明をする。このように構成されたアイロンを使用する際に、まず切替ボタン27を操作し設定温度レベルの設定を行う。この操作に応じてヒータ2が通電され、ベース3の温度が上昇する。
Next, the operation of the steam iron having the above configuration will be described. When using the iron configured as described above, first, the
ベース3の温度は温度検知部34により逐次検知されこの検知信号に基づきヒータ2の通電を制御手段33を介してオンオフ制御され、ベース3の温度が設定温度に保たれる。
The temperature of the
この状態において、表示部28には設定温度レベルの温度が低いか高いかに応じて、設定温度レベル「1」、「2」、「3」、「4」、「5」の5段階に切り替えて設定温度レベルの表示を行う。また、切替ボタン27を操作してヒータ2を停止して切状態とした場合は、表示部28を「切」の表示にする。
In this state, the
このように、表示部28の図形表示部31と文字表示部32により、設定温度レベルを絵(グラフ)と文字(数字)で表示を行うことにより、LED等で個別に設定温度レベルを表示する従来の方法とは異なり、表示部28の文字表示部32に大きく温度レベルを表示させ、また直感的にもわかるように図形表示部31に絵(グラフ)でも表示することにより、使用者にとって表示が見やすく使いやすいアイロンとなる。
As described above, the set temperature level is individually displayed by the LED or the like by displaying the set temperature level with the picture (graph) and the letter (number) by the
また、表示部28の下部の文字表示部32によって設定温度レベルを一文字で大きく数字で表示されるので、設定温度レベルが非常に見やすく、わかりやすくなる。
In addition, since the set temperature level is displayed as a single large character in the
さらに、表示部28の上部の図形表示部31によって設定温度レベルを5段階の絵(グラフ)で表示している。これにより、最大レベルに対して現在設定している温度レベルがどのレベル(位置)なのかを直感的に感覚的に知ることができる。つまり、表示部28の文字表示部32の数字表示で今の設定温度レベルを見ることもできるが、図形表示部31による絵(グラフ)表示もあるため、直感的にまた感覚的に設定温度レベルを見ることができる。
Furthermore, the set temperature level is displayed as a five-step picture (graph) by the
以上のように本実施例では、かけ面としてかけ面部材4を有するベースとしてのベース部材3と、このベース部材3の温度を検知する温度検知部34と、ベース温度の設定温度レベルを切替える温度設定部としての切替ボタン27と、切替ボタン27で設定された温度レベルにベース温度を制御する制御部としての制御手段33と、切替ボタン27の操作に応じたベース温度の設定温度レベルを表示する表示部28を有するアイロンにおいて、切替ボタン27の操作により設定された設定温度レベルを、絵(グラフ)と文字で表示する表示部28を備えたことにより、設定温度レベルを文字と絵で見やすく、わかりやすい表示ができる。
As described above, in this embodiment, the
また、本実施例では、表示部28に、切替ボタン27が操作されるごとに操作により設定されたベース部材3の設定温度レベルを、一文字で大きく表示することにより、設定温度レベルを大きく一文字で表示するため、見やすく、わかりやすくなる。
Further, in the present embodiment, the set temperature level of the
さらに、本実施例では、表示部28に、切替ボタン27が操作されるごとに操作により設定されたベース部材3の設定温度レベルを一文字で大きく表示させるだけでなく、絵(グラフ)でも表示することにより、設定温度レベルを文字だけでなく、絵(グラフ)でも表示するため、直感的、感覚的に見ることができる。
Furthermore, in this embodiment, every time the
なお、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施例では着脱式のカセットタンク10について説明しているが、前記ロック機構を備えず、アイロン本体1から着脱できない固定式の水タンクであってもよく、また水タンクを備えないドライ専用のアイロンであってもよい。また、各実施例ではコードレスアイロンで説明しているがコード付きのアイロンであってもよい。さらに、実施例3の表示部28では5段階の設定温度レベルに限らず、何段階の設定温度レベルでもよく、それに伴い図形表示部31は5段階の棒グラフに限らず、何段階の棒グラフでもよく、さらに一本の棒や円グラフによるバロメータ表示でもよいし、文字表示部32の表示についても適宜変更可能である。
In addition, this invention is not limited to said each Example, A various deformation | transformation implementation is possible. For example, although the
1 アイロン本体
2 ヒータ(加熱手段)
3 ベース部材
4 かけ面部材
18 曲げ部(かけ面部材)
20 曲げ部(ベース部材)
22 締結手段
23 開放部
1
3
20 Bent part (base member)
22 Fastening means 23 Opening part
Claims (6)
前記ベース部材の下面にかけ面部材とを具備し、
前記かけ面部材の一部を上方に曲げた曲げ部を設け、
前記ベース部材を前記かけ面部材と同方向に曲げた曲げ部を設けたことを特徴とするアイロン。 A base member having a heating means provided at the bottom of the iron body;
A surface member is provided on the lower surface of the base member,
A bent portion is formed by bending a part of the hook member upward.
An iron comprising a bent portion obtained by bending the base member in the same direction as the hooking surface member.
前記ハンドルの一部に開放部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアイロン。 A handle disposed above the base member;
The iron according to any one of claims 1 to 3, wherein an opening is provided in a part of the handle.
前記ベース部材の下面にかけ面部材とを具備し、
前記かけ面部材の前面の幅より後面の幅を広くし、
前記かけ面部材の前面と後面のつながりに段差部を設けたことを特徴とするアイロン。 A base member having a heating means provided at the bottom of the iron body;
A surface member is provided on the lower surface of the base member,
The width of the rear surface is wider than the width of the front surface of the hanging surface member,
An iron characterized in that a step portion is provided in a connection between the front surface and the rear surface of the hanging surface member.
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