JP2012130007A - 光デバイスにおけるレーザ位相/周波数ノイズ補償方法およびシステム - Google Patents

光デバイスにおけるレーザ位相/周波数ノイズ補償方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】光デバイスにおけるノイズ補償の方法を提供する。
【解決手段】方法は、光搬送信号に存在するノイズを算出することを含んでよい。その方法はまた、それぞれがその算出されたノイズに基づくノイズの補償のための項を含む直交振幅変調入力信号を生成することを含んでよい。その方法はさらに、直交振幅変調入力信号に基づいて光搬送信号を変調して変調光信号を生成することを含んでよい。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般的に光ネットワークに関し、さらに詳しくは、光デバイスにおけるレーザ位相および周波数ノイズの補償方法およびシステムに関する。
電気通信システム、ケーブルテレビシステム、およびデータ通信ネットワークは、遠隔地間で大量の情報を迅速に伝送するために、光ネットワークを使用する。光ネットワークにおいては、情報は、光ファイバを介して、光信号の形態で伝送される。光ファイバは、長距離にわたって非常に低い損失で信号を通信可能なガラスの細い繊維から成っている。光ネットワークは、様々な波長または光周波数(“チャネル”としても知られている)での変調信号を単一の光ファイバに合成するように構成することができる。それぞれの異なるチャネルは、光ネットワークを通じて通信されるように光学的に符号化された情報を含んでよい。そのような様々なチャネルを単一のファイバに合成する処理は、波長分割多重化(WDM)として知られている。
光信号は、ファイバに電磁エネルギー源を与えるレーザの有限線幅に帰因して、位相ノイズを有する可能性がある。そのようなレーザ位相ノイズは、分散を有することで、コヒーレント受信器において等化増強位相雑音(equalization-enhanced phase noise)が発生することにより、コヒーレント光通信システムにおける高効率光QAM信号の伝送性能に制限を与える可能性がる。位相雑音は、波形位相の高速で短期間のランダムな変動の周波数域での表現である。それは、時として“ジッタ”として知られる時間域不安定性に帰因する。波長分散を有するレーザ位相ノイズに帰する信号劣化は、特に光信号が分布帰還型(DFB)レーザを用いて生成されるときに、顕著になる。
位相ノイズ性クロストークの問題を解決するための伝統的な手法は、レーザを狭線幅で使用することを含む。しかしながら、狭線幅レーザは、しばしばより広線幅のレーザよりも高価で複雑であり、このため、そのようなコストのために望ましくない場合が多い。
本開示の実施形態によって、光デバイスにおけるノイズ補償のための方法が提供される。その方法は、光搬送信号に存在するノイズを算出することを含んでよい。その方法はまた、それぞれがその評価されたノイズに基づくノイズの補償のための項を含む直交振幅変調(直角位相振幅変調)入力信号を生成することを含んでよい。その方法はさらに、直交振幅変調入力信号に基づいて光搬送信号を変調して変調光信号を生成することを含んでよい。
本発明の一つ以上の実施形態の技術的優位性は、より狭線幅のレーザ源を採用する必要なく、光システムにおける位相ノイズおよび/または周波数ノイズを低減または除去することを含むことができる。
本発明の様々な実施形態は、その列挙した技術的優位性の一部または全部を含んでよいことを理解されたい。あるいはその列挙した技術的優位性のなにも含まなくてもよいことを理解されたい。加えて、本発明の他の技術的優位性は、ここに含まれる図面、説明、および請求項から、当業者には容易に明らかであってよい。
本発明ならびにその特徴及び効果を完全に理解するために、添付図面を参照して、以下に詳細に説明を行なう。
本開示の実施形態による、理想的なゼロ線幅レーザを有する光送信器の例の選択された構成要素を示す図である。 本開示の実施形態による、有限線幅レーザを有する光送信器の例の選択された構成要素を示す図、また本開示の実施形態によるレーザ位相ノイズ補償を示す図である。 本開示の実施形態による、図2Aに示される光送信器の例を示す図、また本開示の実施形態によるレーザ位相ノイズ補償および波長追跡を示す図である。 本開示の実施形態による、光デバイスにおいてレーザ位相ノイズを補償するためのシステムの選択された構成要素を示す図である。 本開示の実施形態による、レーザ位相ノイズ計測モジュールの例を示す図である。 本開示の実施形態による、波長分割多重化のためのレーザ位相ノイズ補償の実施例を示す光システムの例を示す図である。 本開示の実施形態による、図5に示されるシステムの誤差検出器の例を示す図である。
図1は、本開示の実施形態による、理想的なゼロ線幅レーザ101を有する光送信器102の例の選択された構成要素を示す。図1に示されるように、レーザ101は、電磁エネルギーの信号104を送出してよい。信号104は、式
Figure 2012130007
として示される。ここで、ω0 は、信号104の光搬送角周波数である。光IQ変調器106は、信号104について直交振幅変調(QAM)を実行して、その出力において変調光信号108を生成してよい。IQ変調器106は、当該技術分野において周知であるように、IQ変調器106への電気的QAM信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
入力に基づいて、変調信号108を出力してよい。図1に示される光送信器102で、変調出力信号108は、U(t,ω0 )によって示すことができ、ここで、
Figure 2012130007
である。また、
Figure 2012130007
は、複素QAMデータ変調である。換言すれば、
Figure 2012130007
である。
図2Aは、本開示の実施形態による、有限線幅レーザ201を有する光送信器202の例の選択された構成要素を示す。送信器202は、光信号を送信するように構成される任意の送信器または他の適切なデバイスであってよい。送信器202は、情報を受信して或る波長で変調された光信号208を送信するように構成されてよい。送信器202はまた、その関連付けられた波長でこの光符号化された情報を送信するように構成されてよい。
図2aに示されるように、送信器は、有限線幅レーザ201とIQ変調器206を含んでよい。レーザ201は、電磁エネルギーの信号204を送出するように構成される任意のシステム、デバイス、または装置であってよい。信号204は、式
Figure 2012130007
によって表現されてよい。ここで、ω0 は、信号204の光搬送角周波数であり、φLN(t)は、時間の関数としての搬送信号204の位相ノイズである。
光IQ変調器206は、光搬送信号(例えば光信号204)上でQAMを実行してその出力において変調信号(例えば光り信号208)を生成するように構成される任意の適切な変調器または他の適切なデバイスを含んでよい。IQ変調器206は、当該技術分野において周知であるように、IQ変調器206への電気的QAM信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
入力に基づいて、変調信号208を生成してよい。電気的QAM入力信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
は、図1に示される送信器102の電気的QAM入力信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
に或る関連性を持ってよい。しかしまた、位相ノイズφLN(t) に対して、等しいが位相が反対の項を含んでよい。例えばもし、
Figure 2012130007
であれば、変調出力信号208は、U(t,ω0 )によって表現することができ、ここで、
Figure 2012130007
となる。このように、もし、IQ変調器206への電気的QAM入力信号がレーザ位相ノイズを説明するために上述のように変形されるならば、変調出力信号208は、変調出力信号108と同様の特性を有することがわかる。これは、レーザ位相ノイズが電気的QAM入力信号に対するその変形によってキャンセルされることを意味する。
その位相ノイズ項は、図3および図4に関して以下にさらに詳細に示すように、その位相ノイズの計測に基づいて、IQ変調器206へのQAM入力信号に加えられてよい。
図2Bは、本開示の実施形態による、図2Aに示される光送信器の例を示す。また、本開示の実施形態によるレーザ位相ノイズ補償および波長追跡を示す。波長追跡は一般に、ネットワーク管理システムが与えられた光チャネルの経路をそれが光ネットワークを伝達してゆくときに入力から出力まで追跡できるようにするための方法を意味する。そのような追跡は、チャネル項目表を与え、様々な波長に対してサービスパラメータの品質を定義し、および/または光チャネル経路に対する診断を提供してよい。
図2Bに示されるように、IQ変調器206は、当該技術分野において周知であるように、IQ変調器206への電気的QAM入力信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
入力に基づいて、変調出力信号209を生成してよい。電気的QAM入力信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
は、図2Aに示される電気的QAM入力信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
に或る関連性を持ってよい。しかしまた、波長追跡のための項を含んでよい。例えば、
Figure 2012130007
であるとする。ここで、fp は追跡されるべき波長に関連するパイロットトーン周波数であり、xd (t)は追跡データであり、Af は最大周波数偏差である。波長追跡を実行するために、光搬送波は追跡データのパイロットトーン周波数でゆっくりと変調されてよい。そのパイロットトーン周波数は、kHzのオーダを有してよく、QAMデータ帯域幅の外側であってよい。これにより、変調出力信号209は、U’’(t,ω0 )によって表現することができ、ここで、
Figure 2012130007
である。このように、もし、IQ変調器206への電気的QAM入力信号が、レーザ位相ノイズを説明するために上述のように変形され、また波長追跡を導入するならば、変調出力信号208は、波長追跡を考慮にいれた項を除いて、変調出力信号108と同様の特性を有することがわかる。これは、レーザ位相ノイズが光IQ変調器206への電気的QAM入力信号に対する変形によってキャンセルされることを意味する。
その位相ノイズ項および波長追跡項は、図3および図4に関して以下にさらに詳細に示すように、IQ変調器206へのQAM入力信号に加えられてよい。
図3は、本開示の実施形態による、光デバイスにおいてレーザ位相ノイズを補償するためのシステム300の選択された構成要素を示す。いくつかの実施形態において、システム300は、光送信器を構成し、またはその一部であってよい。図3に示されるように、システム300は、レーザ201、遅延モジュール304、および光IQ変調器206、レーザ位相ノイズ計測モジュール301、プロセッサ302、送信データ306の発信源、波長追跡データ308の発信源、およびデジタル−アナログ変換器(DAC)310を含んでよい。レーザ201は、図2Aおよび図2Bに示されるレーザ201と同様であってよく、特性
Figure 2012130007
を有する信号を生成してよい。ここで、φLN(t)は、時間の関数としての搬送信号204の位相ノイズである。IQ変調器206は、図2Aおよび図2Bに示されるIQ変調器206と同様であってよい。
レーザ位相ノイズ計測モジュール301は、受信されたレーザ信号(例えばレーザ201からのもの)に基づいて、そのレーザ信号に存在するレーザ位相ノイズを計測するように構成される任意のシステム、デバイス、または装置であってよい。図4は、本開示の実施形態による、レーザ位相ノイズ計測モジュール301の例を示す。図4に示されるように、レーザ位相ノイズ計測モジュール301は、平衡型光検出器および遅延線干渉計402(例えばMach−Zehnder干渉計またはMichelson干渉計)を備えてよい。遅延線干渉計402は、レーザ201によって生成され特性
Figure 2012130007
によって表現されるレーザ信号を受信してよい。ここで、φLN(t)は、時間の関数としてのレーザ信号の位相ノイズである。遅延線干渉計は、そのレーザを2つのビームに分割してよい。そこで、一つのビームは他のビームに対して、π/2の位相オフセット(例えば図4に示される)を有する所望の時間間隔τだけ相対的に時間遅延している。そのようなアプローチを用いることにより、位相ノイズφLN(t)は、以下のような方程式によって評価されてよい。この方程式は、プロセッサ302またはシステム300の他の適切なデバイスによって解かれてよい。
Figure 2012130007
プロセッサ302は、プログラム命令および/または実行データを解釈しおよび/または実行するように構成される任意のシステム、デバイス、または装置を含んでよく、また、プログラム命令および/または実行データを解釈しおよび/または実行するように構成されるマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号処理装置(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、または任意の他のデジタルまたはアナログ回路を含んでよいが、これらに限定されるものではない。図3に示されるように、プロセッサ302は、プロセッサ302のためのブロック内に示されるフローチャートに従って、光IQ変調器206のための電気的QAM入力信号または複素信号を計算してよい。例えば、プロセッサ302は、レーザ201のレーザ位相(または周波数)ノイズ、あるいはそのようなノイズを示すいくつかの他のパラメータを評価してよい。例えばいくつかの実施形態において、レーザ位相の時間差分が計算されてよく、そして、プロセッサまたは他のデバイスがそのような計測に基づいてレーザ位相ノイズを評価してよい。他の例として、いくつかの実施形態において、レーザ位相ノイズ計測モジュール301の代わりに、レーザ201の各周波数誤差ωerror を計測するレーザ周波数誤差計測モジュールが使用されてもよい。ここで、ωerror (t)=ω(t)−ω0 である。このケースにおいて、ω(t)はレーザの各周波数であり、ω0 は目標とされる各周波数となるであろう。そのような計測に基づいて、プロセッサ302は、補償されるべき位相ノイズ
Figure 2012130007
を計算し、電気的QAM入力信号のための補償項
Figure 2012130007
を生成することができる。さらに他の実施形態として、いくつかの実施形態において、プロセッサ302は、レーザ位相ノイズ計測モジュール301によって実行される計測に基づいて位相ノイズを計算することができてよい。
加えて、プロセッサ302は、データ306を読み取り、電気的QAM入力信号のための成分
Figure 2012130007
を計算してよい。さらに、プロセッサ302は、波長追跡データを読み取り、電気的QAM入力信号のための
Figure 2012130007
を有するパイロットトーンを生成してよい。いくつかの実施形態において、波長追跡のためのパイロットトーンの生成は、選択的であってよく、もし選択されないならば実行されなくてよい。その場合には、項
Figure 2012130007
は計算されない。
図3に示されるように、プロセッサ302は、電気的QAM入力信号をデジタル信号として生成するために、変調成分、位相ノイズ補償、および(もしあるならば)波長追跡のためのパイロットトーンに対する項を合計してよい。DAC310は、プロセッサ302からのデジタル信号を受信し、そのデジタル信号をアナログ電気的QAM入力信号に変換してよい。
遅延モジュール304は、その入力において信号を処理し、その出力においてその入力信号の時間遅延されたバージョンを生成するように構成される任意のシステム、デバイス、または装置であってよい。システム300において、そのような遅延は、補償されるべき位相ノイズを計測しおよび/または計算してそのような補償をIQ変調器206にフィードフォワードするために、プロセッサ302によって要求される時間を補償するのに必要とされてよい。
図3に示されるように、IQ変調器206は、位相ノイズ補償および波長追跡の両方が利用される実施例では、IQ変調器206への電気的QAM入力信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
に基づいて、変調出力信号U’’(t,ω0 )を生成してよい。その代わりに、IQ変調器は、位相ノイズ補償は利用されるが波長追跡は利用されない実施例では、電気的QAM入力信号
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
に基づいて、変調出力信号U(t,ω0 )を生成してよい。
図5は、本開示の実施形態による、波長分割多重化のためのレーザ位相補償の実施例を示す。図5に示されるように、システム500は、相対的位相/周波数誤差検出器、IQ変調器106、およびマルチプレクサ504を含んでよい。システム500の使用において、レーザ201aと201bはそれぞれ、対応する搬送信号204aと204bを生成してよい。それらはそれぞれ、特性
Figure 2012130007
および
Figure 2012130007
を有する。ここで、φLN,0(t)は時間の関数としての搬送信号204aの位相ノイズであり、φLN,1(t)は時間の関数としての搬送信号204bの位相ノイズである。
誤差検出器502は、搬送信号204aおよび204bを受信して比較し、そのような比較に基づいて、搬送信号204a及び204b間の位相誤差を示す信号(例えば特性
Figure 2012130007
を有する信号)を生成するように構成される任意のシステム、デバイス、または装置を備えてよい。図6は、本開示の実施形態による、誤差検出器502の例を示す。図6に示されるように、誤差検出器502は、光カプラおよび平衡型光検出器602と、604および606からなる電気遅延線弁別器を含んでよい。カプラおよび平衡型光検出器602は、搬送信号204aおよび204b間の差を示す中間RF信号を生成するように構成される任意のシステム、デバイス、または装置を含んでよい。そのような中間信号は、特性
Figure 2012130007
によって表現されてよい。遅延線混合器604は、中間RF信号を、2つの信号に分割しそれらの信号を混合するように構成される任意のシステム、デバイス、または装置を含んでよい。そこで、一つのRF信号は他のRF信号に対して、π/2の位相オフセット(図6)を有する所望の時間間隔τだけ相対的に時間遅延している。ローパスフィルタ606(およびそれによって構成される誤差検出器502)は、搬送信号204aおよび204b間の相対的な位相誤差を示す信号を出力してよい。
IQ変調器106aおよび106bは、それぞれ、IQ変調器106aおよび106bへのQAM入力信号に基づいて搬送信号204aおよび204bを変調し、変調信号108aおよび108bを生成してよい。IQ変調器106aおよび106bのうちの一つへのQAM入力信号は、誤差検出器502によって生成される信号と合成され、そのように合成された信号はそれに対応する搬送信号204aまたは204bを変調するのに使用されてよい。
マルチプレクサ504は、変調信号108aおよび108bを波長分割多重化信号に合成するように構成される任意のシステム、デバイス、または装置であってよい。レーザ間の相対的な位相ノイズのキャンセルにより、光スペクトラム域における信号110は、高速データ通信を可能にする高スペクトラム効率を有する光“スーパーチャネル”を備えることができる。2つの光搬送波は、相対的な位相ノイズのキャンセルにより、それらが一つの光波源から到来したように、スーパーチャネルに対して仮想的に相互に位相ロックされる。いくつかの実施形態において、信号100は、継ぎ目が無く連続的な光データスペクトラムを提供することができる。
送信器202、システム300、またはシステム500の構成要素は、インタフェース、ロジック、メモリ、および/または他の適切な構成部分を含んでよい。インタフェースは、入力を受信し、出力を送信し、入力および/または出力を処理し、および/または他の適切な動作を実行する。インタフェースは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアを備えてよい。
ロジックは、構成要素の動作を実行する。例えば、入力から出力を生成する命令を実行する。ロジックは、ハードウェア、ソフトウェア、および/または他の論理を含んでよい。ロジックは、一つ以上の有形コンピュータ読出し可能記憶媒体にコード化されてよく、コンピュータによって実行されたときに動作を実行してよい。プロセッサのような或るロジックは、構成要素の動作を管理してよい。プロセッサの例としては、一つ以上のコンピュータ、一つ以上のマイクロプロセッサ、一つ以上のアプリケーション、および/または他の論理を含む。
メモリは、情報を記憶する。メモリは、一つ以上の有形な、コンピュータ読出し可能な、および/またはコンピュータ実行可能な記憶媒体を備えてよい。メモリの例としては、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)またはリードオンリーメモリ(ROMU))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、取外し可能記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、データベースおよび/またはネットワーク記憶(例えば、サーバ)、および/または他のコンピュータ読出し可能媒体を含む。
本開示内容の技術的範囲から逸脱しない限り、変形、追加、または省略が、送信器202、システム300、および/またはシステム500に対してなされてよい。光送信器202、システム300,および/またはシステム500の構成要素は、統合されてよく、分離されてよい。さらに、送信器202、システム300、および/またはシステム500の動作は、より多く、より少なく、または他の構成要素によって実行されてよい。加えて、送信器202、システム300、および/またはシステム500の動作は、任意の適切なロジックを用いて実行されてよい。本書類において使用されるとき、“それぞれの”は、ある組のそれぞれの要素またはある組の部分集合のそれぞれの要素を参照する。
本発明は、いくつかの実施形態を用いて記載されたが、様々な変更または変形が当業者によって想起されてよい。本発明は添付の特許請求の範囲に含まれるようにそのような変更または変形を包含することを意図するものである。

Claims (20)

  1. 光システムの送信器であって、
    ノイズを含む光搬送信号を出力するレーザと、
    受信される直交振幅変調入力信号に基づいて前記光搬送信号を変調して変調光信号を出力する変調器とを備え、
    前記直交振幅変調入力信号は前記ノイズを補償する項を含むことを特徴とする送信器。
  2. 前記ノイズはレーザ位相ノイズからなることを特徴とする請求項1に記載の送信器。
  3. 前記変調器は光IQ変調器であることを特徴とする請求項1に記載の送信器。
  4. 前記ノイズの補償のための各項は、前記ノイズに対してほぼ等しく反対の位相を有する信号表現を含むことを特徴とする請求項1に記載の送信器。
  5. 前記ノイズの補償のための各項は、前記出力搬送信号の位相の時間差分の計測に基づくものであることを特徴とする請求項1に記載の送信器。
  6. 前記ノイズの補償のための各項は、前記光搬送信号の周波数誤差の計測による前記ノイズの算出に基づくことを特徴とする請求項1に記載の送信器。
  7. 前記直交振幅変調入力信号は、それぞれ波長追跡のための項を含むことを特徴とする請求項1に記載の送信器。
  8. ノイズを含む光搬送信号を出力するレーザと、
    受信される直交振幅変調入力信号に基づいて前記光搬送信号を変調して変調光信号を出力する変調器とを備える送信器と、
    前記送信器に通信可能に接続され、
    前記ノイズを算出し、
    前記ノイズに基づいて前記ノイズを補償する項を含む前記直交振幅変調入力信号を生成するプロセッサと、
    を備えることを特徴とするシステム。
  9. 前記ノイズはレーザ位相ノイズからなることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 前記変調器は光IQ変調器であることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  11. 前記プロセッサを、前記ノイズに対してほぼ等しく反対の位相を有する信号表現を含むノイズの補償のための各項を生成するように構成することを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  12. 前記プロセッサを、前記ノイズの補償のための各項は、前記出力搬送信号の位相の時間差分の計測に基づいて前記ノイズを算出するように構成することを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  13. 前記プロセッサを、
    前記光搬送信号の周波数誤差を計測し、
    前記光搬送信号の周波数誤差の計測に基づいて前記ノイズを算出する、
    ように構成することを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  14. 前記プロセッサを、波長追跡のための項を含む前記直交振幅変調入力信号を生成するように構成することを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  15. 光デバイスシステムにおけるノイズの補償のための方法であって、
    前記光搬送信号内に存在するノイズを算出し、
    前記ノイズに基づいて前記ノイズの補償のための項をそれぞれ含む直交振幅変調入力信号を生成し、
    前記直交振幅変調入力信号に基づいて前記光搬送信号を変調して変調光信号を生成する、
    ことを備えることを特徴とする方法。
  16. 前記ノイズはレーザ位相ノイズからなることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記ノイズの補償のための各項は、前記ノイズに対してほぼ等しく反対の位相を有する信号表現を含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記ノイズの算出は、前記ノイズを計測する前記出力搬送信号の位相の時間差分の計測に基づくものであることを特徴とする請求項15に記載の送信器。
  19. 前記光搬送信号の周波数誤差を計測することをさらに備え、前記ノイズの算出を前記周波数誤差に基づいて行うことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. 波長追跡のための項を含む前記直交振幅変調入力信号を生成することをさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
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