JP2012123620A - データ転送装置、データ転送方法、及び半導体装置 - Google Patents

データ転送装置、データ転送方法、及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】転送破綻を解消すること。
【解決手段】FIFOメモリ41は、ライトポインタWPに従ってデータを記憶し、リードポインタRPに従ってデータを出力する。FIFO制御部44は、ライトポインタWPとリードポインタRPに基づいてFIFOメモリ41の空き容量を監視し、バースト転送によってメモリ13から出力されるデータ量よりも空き容量が多くなると、メモリ13からデータを読み出すために読み出し要求RQを出力する。エラー処理部45は、ライトポインタWPとリードポインタRPとを監視し、ライトポインタWPがリードポインタRPより先行するエラーの発生に応じて、FIFO制御部44に対し、ライトポインタWPを制御するための制御信号WC(加算値WA)を出力する。FIFO制御部44は、制御信号WC(加算値WA)に基づいて、ライトポインタWPをリードポインタRPよりも強制的に先行させる。
【選択図】図2

Description

データ転送装置、データ転送方法、及び半導体装置に関する。
従来、デジタルスチルカメラ等の電子機器は、メモリに格納された画像データを表示する表示部を備えている。電子機器のデータ転送装置は、FIFO(first in first out)方式のメモリを有し、メモリから表示部に転送するデータ転送を調整する(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平9−37208号公報 特公平6―59092号公報
ところが、メモリからデータを読み出す処理が遅れると、表示部にデータを出力するタイミングに間に合わなくなる転送破綻が発生する。この転送破綻は表示部における表示画像の乱れを生じさせる。また、転送破綻は、データ転送装置以外の処理装置(例えばCPU)における処理の増加を招く。
このデータ転送装置で、転送破綻を解消することを目的とする。
本発明の一観点によれば、メモリから出力されるデータをライトポインタに従って記憶し、リードポインタに従ってデータを出力するFIFOメモリと、前記ライトポインタ及び前記リードポインタを監視し、前記FIFOメモリに所定量のデータが記憶可能なときに前記メモリからデータを読み出すための要求信号と、要求するデータに対応する要求アドレスを出力する制御部と、前記ライトポインタ及び前記リードポインタを監視し、前記リードポインタが前記ライトポインタより先行するエラーの発生に応じて、前記ライトポインタを前記リードポインタより先行させるように前記ライトポインタを制御し、先行させた前記ライトポインタに応じて要求アドレスを制御するエラー処理部と、を含む。
本発明の一観点によれば、転送破綻を解消することができる。
電子機器のブロック回路図である。 出力部のブロック回路図である。 エラー処理部のブロック回路図である。 (a)(b)は出力部の動作を示すタイミング図である。 (a)〜(e)はFIFOメモリの説明図である。 (a)(b)はデータ量の変化を示す説明図である。 表示画像の説明図である。
以下、一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示す電子機器10は、例えばデジタルスチルカメラであり、撮像部11と、画像処理プロセッサ12と、メモリ13と、操作部14と、表示部15とを備えている。
撮像部11は、例えばCCDやCMOSイメージセンサ等の撮像素子を有し、複数の撮像素子は例えば二次元配列されている。撮像部11は、撮像素子により撮像した1画面(1フレーム)の画像データを、フレーム毎に出力する。
画像処理プロセッサ12は、撮像部11から入力される画像データをメモリ13に一時的に格納する。このメモリ13は、複数フレームの画像データを記憶可能なメモリ容量のメモリである。すなわち、メモリ13は共通フレームメモリ(作業メモリ)として機能する。このメモリ13は、例えばシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)などの書き替え可能なメモリである。画像処理プロセッサ12は、メモリ13に格納した画像データに対して各種画像処理を施す。すなわち、画像処理プロセッサ12は、メモリ13から読み出した画像データに対して各種画像処理を施し、処理後の画像データをメモリ13に格納する。
操作部14は、ユーザにより操作される各種スイッチを有している。この各種スイッチは、例えば表示部15に表示する画像の選択、メモリ13に記憶した画像データに対する処理の設定、撮影条件の設定、画像データの消去、等を行うために使用される。画像処理プロセッサ12は、メモリ13に格納した画像データを表示部15に出力する。表示部15は、液晶や有機EL(Electronic Luminescence)などを用いた表示器である。
処理装置12は、メモリ13に格納された画像データを処理するための画像処理部20、画像処理部20は、画像データに対する処理に応じた複数の処理部21〜27を含む。また、処理装置12は、中央処理装置(以下、CPU)31、メモリ13と接続されたメモリコントローラ32、表示部15と接続された出力部33を備えている。画像処理部20内の各処理部21〜27と、CPU31と、メモリコントローラ32と、出力部33は、バス34によって互いに接続されている。このバス34は、アドレスバス、コントロールバス、データバス等を含む。
CPU31は、各回路を統括制御する。また、CPU31は、操作部14から入力される操作情報に従って各種情報を対応する処理部21〜27,出力部33のレジスタに格納する。各種情報は、撮影条件、1フレームの画素数、各処理部21〜27,出力部33における動作に必要な情報を含む。各処理部21〜27,出力部33は、初期化時や操作部14の操作に従って設定された情報に基づいて動作する。
メモリコントローラ32は、メモリ13への書き込み要求に応じてメモリ13に対するデータの書き込みを行う。また、メモリコントローラ32は、メモリ13への読み出し要求に応じてメモリ13に対するデータの読み出しを行う。
出力部33は、メモリ13に格納された各フレームの画像データを表示部15に順次転送する。メモリ13には、複数ラインの画素データが各ライン毎に格納されている。1ラインは1フレームの水平方向の画素列である。表示部15は、水平同期信号と垂直同期信号に従って各フレーム画像を表示する。従って、出力部33は、表示部15の表示順序に従ってメモリ13の画像データを、表示のタイミングに応じて転送する。
各処理部21〜27の一例を説明する。
処理部21はプリプロセス部21であり、撮像部11から入力される画像データに対し、例えばホワイトバランス調整やゲイン調整、欠陥信号の補正などの前処理を施す。処理部22は色空間変換部であり、プリプロセス部21により前処理されたRGB形式の画像データ(ベイヤデータ)をYCbCr形式の画像データに変換する。これら処理部21,22により処理された1フレームの画像データは、メモリコントローラ32を介してメモリ13に格納される。処理部23はコーデックであり、メモリ13に格納された画像データを読み出し、その画像データを所定の方式(例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式)により符号化し、符号化後の画像データ(符号化データ)をメモリ13に格納する。
処理部24は解像度変換部であり、部分画像データの画像サイズ(解像度)を拡大又は縮小する解像度変換処理を実行する。処理部25は色調変換部であり、部分画像データの色調をセピアやモノクロ等に変換する色調変換処理を実行する。処理部26はエッジ強調部であり、部分画像データに対して画像の輪郭(エッジ)を強調するエッジ強調処理を実行する。処理部27はノイズ補正部であり、部分画像データに含まれるノイズを除去するノイズ補正処理を実行する。なお、画像処理部20に含まれる処理部21〜27、各処理部21〜27の処理内容は一例を示すものであり、画像処理部20が含む処理部の種類や処理内容は、適宜設定されてもよい。
各処理部21〜27と出力部33は、メモリ13をアクセスするための要求を出力する。例えば、処理部21〜27は、メモリ13にデータを書き込むために、書き込み要求を出力する。また、処理部22〜27は、メモリ13からデータを読み出すために、読み出し要求を出力する。同様に、出力部33は、メモリ13から画像データを読み出すための読み出し要求を出力する。
メモリコントローラ32は、メモリ13に対するアクセス要求を調停するアービタとしての機能を有している。
メモリコントローラ32は、各処理部21〜27、出力部33から出力され競合する要求を、例えば各処理部21〜27、出力部33に応じて設定された優先度に従って調停する。そして、メモリコントローラ32は、調停結果を各処理部21〜27,出力部33に出力する。
書き込み要求が許可された処理部21〜27は、メモリ13に対する書き込みの制御信号とデータを出力し、メモリコントローラ32は、その制御信号に従ってデータをメモリ13に格納する。読み出し要求が許可された処理部22〜27,出力部33は、メモリ13からデータを読み出すための制御信号を出力し、メモリコントローラ32は、その制御信号に従ってメモリ13から読み出したデータを要求元の処理部22〜27、出力部33に出力する。
次に、出力部33の構成を説明する。
図2に示すように、出力部33は、FIFOメモリ41と、データ処理部42と、表示用インタフェース(「表示用I/F」と表記)43と、FIFO制御部44と、エラー処理部45を備えている。
FIFOメモリ41は、先に書き込んだデータの順に、先に読み出されるメモリである。FIFOメモリ41は、ライトポインタWPが示す位置(アドレス)に入力データを記憶し、ライトポインタWPを更新する。また、FIFOメモリ41は、リードポインタRPが示す位置(アドレス)のデータを読み出し、リードポインタRPを更新する。ポインタWP,RPの更新は、次のデータを書き込む位置又は読み出す位置を示す値に変更することである。データを順次書き込む又は読み出す場合、FIFOメモリ41は、各ポインタWP,RPの値に所定値(例えば「1」)を加算した結果を、次のポインタWP,RPの値とする。
FIFOメモリ41は、ライトポインタWP及びリードポインタRPを循環的に管理する。FIFOメモリ41は、所定のメモリ容量(例えば512バイト)のメモリである。FIFOメモリ41は、後述するリセット信号RSTに応答してリードポインタRP及びライトポインタWPの値を所定値(例えば「0」)にリセットする。リセットされたリードポインタRP及びライトポインタWPが示す位置を先頭位置とする。
FIFOメモリ41は、1つの入力データをライトポインタWPが示す位置に記憶し、FIFO制御部44から供給されるポインタ加算値WPCに基づいてライトポインタWPを更新する。例えば、ポインタ加算値WPCが「1」の場合、加算結果のライトポインタWPは、先に入力データを格納した領域に続く領域を示す。また、ポインタ加算値WPCが「m」の場合、加算結果のライトポインタWPは、先に入力データを格納した領域からm番目の領域を示す。つまり、ライトポインタWPは、ポインタ加算値WPCに応じて数(=m−1)の領域を飛び越した位置を示す。そして、FIFOメモリ41は、ライトポインタWPがメモリ容量に対応する値n(例えば512)以上になると、ライトポインタWPからその値nを減算した結果をライトポインタWPの値とする。従って、FIFOメモリ41は、ライトポインタWPをメモリ容量に応じた値(例えば0〜511)で循環させる。
FIFOメモリ41は、FIFO制御部44から所定レベル(例えばHレベル)のリード許可信号REに応答してデータの読み出しを行い、例えばLレベルのリード許可信号REに応答してデータの読み出しを停止する。そして、FIFOメモリ41は、データの読み出しが許可されている間、表示用I/F43の要求タイミング(例えば、表示用のクロック信号)に応答してデータを順次読み出す。
つまり、FIFOメモリ41は、リードポインタRPが示す位置のデータを出力し、次の読み出しデータの位置を示すようにリードポインタRPを更新(例えば、リードポインタRPを「+1」)する。そして、FIFOメモリ41は、リードポインタRPの値がメモリ容量に対応する値(例えば512)になると、リードポインタRPの値をリセット(=0)にする。従って、FIFOメモリ41は、リードポインタRPをメモリ容量に応じた値(例えば0〜511)で循環させる。
データ処理部42は、FIFOメモリ41から出力されるデータDT2を処理し、処理後のデータDT3を出力する。データ処理部42が実施する処理は、例えば、補正処理である。データ処理部42は、例えば、表示部15の表示特性に基づく階調補正処理を行い、入力した画像データに応じて直線的に階調(輝度や色)が変化するように、入力した画像データを補正する。そして、データ処理部42は、処理後のデータを出力する。
表示用I/F43は、クロック信号CLKに基づいて、表示部15に1フレームの画像を表示するための同期信号を生成する。同期信号は、フレームの開始を示す垂直同期信号Vsyncと、各ラインの開始を示す水平同期信号Hsyncを含む。各同期信号Vsync,Hsyncの周期は、表示部15に応じて設定されている。表示用I/F43は、同期信号Vsync,Hsyncを出力するとともに、データ処理部42から受け取るデータDT3を、同期信号に応じて出力する。
FIFO制御部44は、同期信号Vsync,Hsyncを受け取る。また、FIFO制御部44は、FIFOメモリ41からライトポインタWPとリードポインタRPを受け取る。FIFO制御部44は、各同期信号Vsync,Hsyncと各ポインタWP,RPに基づいて、FIFOメモリ41からデータの読み出しを開始するタイミングを制御する。
また、FIFO制御部44は、各ポインタWP,RPに基づいてFIFOメモリ41の空き容量を監視し、FIFOメモリ41に対するデータの書き込みを制御する。詳述すると、FIFO制御部44は、ライトポインタWPの値とリードポインタRPの値により、空き容量を算出する。そして、FIFO制御部44は、空き容量と、メモリ13から読み出すデータ量とを比較する。メモリコントローラ32は、1回の読み出し要求に対して、メモリ13から所定量(例えば64バイト)のデータを読み出し、出力部33に出力する。つまり、1回の読み出し要求に対応する所定量のデータが、メモリ13から出力部33に転送される。このような転送をバースト転送といい、転送されるデータの量をバースト転送量という。つまり、FIFO制御部44は、空き容量とバースト転送量とを比較し、空き容量がバースト転送量より多くなると、メモリコントローラ32に対して読み出し要求を出力する。
空き容量の算出例を説明する。
一例として、FIFOメモリ41の容量を、図5(a)に示すように「16」とする。この場合、ライトポインタWP及びリードポインタRPは、それぞれ「0」〜「15」の値を取る。初期化された状態において、ライトポインタWP及びリードポインタRPは、最初の領域「0」を示す。
図5(b)に示すように、FIFOメモリ41は、1つの入力データをライトポインタWPが示す領域に格納し、ライトポインタWPを更新する。更新後のライトポインタWPは「1」の領域を示す。
第一例として、図5(c)に示すように、ライトポインタWPが領域「13」を示し、リードポインタRPが領域「2」を示す。従って、ハッチングを付した領域、即ち領域「2」から領域「12」までデータが格納されている。
この場合、FIFO制御部44は、ライトポインタWPの値からリードポインタRPの値を減算してデータ量を算出する。そして、FIFO制御部44は、FIFOメモリ41の容量「16」からデータ量を減算して空き容量を算出する。図5(c)に示す状態の場合、データ量は「11」(=13−2)となり、空き容量は「5」(=16−11)となる。
第二例として、図5(d)に示すように、ライトポインタWPが領域「4」を示し、リードポインタRPが「11」を示す。従って、ハッチングを付した領域、即ち領域「11」から領域「15」と、領域「0」から領域「3」にデータが格納されている。
この場合、FIFO制御部44は、ライトポインタWPにFIFOメモリ41のメモリ容量(=16)を加算した値(=20=4+16)からリードポインタRPの値(=11)を減算してデータ量(=9)を算出する。そして、FIFO制御部44は、FIFOメモリ41のメモリ容量とデータ量とから空き容量「7」(=16−9)を算出する。
メモリコントローラ32は、FIFO制御部44から出力される読み出し要求を受け付け、調停結果をFIFO制御部44に出力する。アクセスの許可を受けたFIFO制御部44は、1回の読み出し要求に応じて出力される複数のデータが格納された領域の先頭アドレスを要求アドレスRADとして出力する。この先頭アドレスは、読み出しアドレスとしてFIFO制御部44に記憶されている。FIFO制御部44は、要求アドレスRADを出力すると、次の読み出しアドレスを記憶する。つまり、FIFO制御部44は、要求アドレスRADにバースト転送量を加算し、加算結果の読み出しアドレスを記憶する。
表示部15に表示する1つのフレームに含まれる画像データの数は、表示部15の表示画素数と等しい。そして、メモリ13には、表示部15に表示するための画像データを格納する領域が設定されている。なお、この領域は、複数フレームの画像データを格納可能な領域として設定されることがある。出力部33には、1つのフレームの画像データを格納する領域の先頭アドレスが設定されている。初期化時に、出力部33は、この領域の先頭アドレスを読み出しアドレスに設定する。そして、出力部33は、読み出し要求とともに、読み出しアドレスを要求アドレスRADとしてメモリコントローラ32に出力する。そして、出力部33は、出力した要求アドレスRADにバースト転送量を加算し、加算結果の読み出しアドレスを記憶する。
メモリコントローラ32は、要求アドレスRADに基づくアドレスADDと読み出しのための制御信号をメモリ13に出力する。メモリ13は、そのアドレスADDと制御信号に応答して、アドレスADDを先頭アドレスとするメモリ領域のデータRDを出力する。メモリ13から出力されたデータRDは、メモリコントローラ32を介してデータDT1として出力部33のFIFOメモリ41に供給され、FIFOメモリ41は、そのデータDT1を記憶する。
また、FIFO制御部44は、ライトポインタWPとリードポインタRPをエラー処理部45に出力する。エラー処理部45は、両ポインタWP,RPに基づいてFIFO制御部44を制御するための情報をFIFO制御部44に出力する。FIFO制御部44に対する制御は、ライトポインタWP、要求アドレスRAD、読み出し動作の制御を含む。
次に、エラー処理部45の構成を説明する。
図3に示すように、エラー処理部45は、FIFO監視カウンタ51と、連続リードカウンタ52と、第1の処理部53と、処理回数カウンタ54と、第2の処理部55とを備えている。
FIFO監視カウンタ51には、ライトポインタWPとリードポインタRPが入力される。FIFO監視カウンタ51は、ライトポインタWPとリードポインタRPの変化に応じてカウント値をカウントアップ又はカウントダウンする。詳述すると、FIFO監視カウンタ51は、ライトポインタWPが更新されると、その更新された値に応じてカウント値をカウントアップし、リードポインタRPが更新されるとカウント値をカウントダウン(−1)する。FIFOメモリ41に1つのデータが格納されると、ライトポインタWPが更新される、つまりFIFOメモリ41に格納されたデータの量が増加する。FIFOメモリ41から1つのデータが読み出されると、リードポインタRPが更新される、つまりFIFOメモリ41に格納されたデータの量が減少する。従って、FIFO監視カウンタ51のカウント値は、FIFOメモリ41に格納されたデータの量に対応する。FIFO監視カウンタ51は、カウント値CD1(カウント情報)を出力する。
FIFO監視カウンタ51が出力するカウント値CD1は、符号ビットを有している。つまり、カウンタ値CD1は、正の値又は負の値をとる。上記したように、カウンタ値CD1は、FIFOメモリ41に格納されたデータ量を示す。正の値のカウンタ値CD1は、リードポインタRPよりもライトポインタWPが大きく、ライトポインタWPがリードポインタRPより先行していることを示す。負の値のカウンタ値CD1は、ライトポインタWPよりもリードポインタRPが大きく、リードポインタRPがライトポインタWPより先行している、つまり、転送が破綻していることを示す。
連続リードカウンタ52には、ライトポインタWPとリードポインタRPが入力される。連続リードカウンタ52は、ライトポインタWPとリードポインタRPの変化に応じてカウント値をカウントアップ又はカウントダウンする。詳述すると、連続リードカウンタ52は、リードポインタRPが更新されるとカウント値をカウントアップ(+1)し、ライトポインタWPが更新されるとカウント値をリセット(=0)する。従って、連続リードカウンタ52のカウント値は、FIFOメモリ41からデータを読み出す処理が連続する回数を示す。連続リードカウンタ52は、カウント値CD2(カウント情報)を出力する。
第1の処理部53は、FIFO監視カウンタ51から出力されるカウント値CD1を受け取るとともに、レジスタ56に設定されたしきい値Dthを受け取る。しきい値Dthは、例えば、転送破綻が生じたときに、ライトポインタWPより先行するリードポインタRPに対して許容される限度値として設定される。転送破綻が生じても、ライトポインタWPとリードポインタRPの相対差によっては、メモリ13から読み出されたデータがFIFOメモリ41に書き込まれると、転送破綻が解消される場合がある。一方、相対差が例えば、1回の要求に応じてメモリ13から読み出されるデータの数(バースト数)よりも大きい場合、入力データをFIFOメモリ41に書き込んでも転送破綻が解消されない。従って、しきい値Dthは、このように、転送破綻が解消されないような相対差に基づいて設定された値であり、負の値に設定されている。
第1の処理部53は、カウント値CD1としきい値Dthとに応じて通常処理又は復帰処理を実行する。詳述すると、第1の処理部53は、カウント値CD1としきい値Dthとを比較する。そして、第1の処理部53は、例えばカウント値CD1がしきい値Dth未満のとき、通常処理を実行する。即ち、第1の処理部53は、第1の値の加算値WAを出力する。第1の加算値は、FIFOメモリ41に書き込む入力データのデータ量に対応し、入力データの書き込みにより更新されるライトポインタWPの変化量に対応する。例えば、1つの入力データをFIFOメモリ41に書き込むと、ライトポインタWPが「+1」される。このような場合、第1の加算値は、ライトポインタWPが変化する量、即ち「1」に設定されている。また、第1の処理部53は、例えばLレベルの実行フラグEFを出力する。
また、第1の処理部53は、カウント値CD1がしきい値Dth以上の値のとき、復帰処理を実行する。即ち、第1の処理部53は、第2の値(飛び越し設定値)の加算値WAを出力する。第2の値は、レジスタ56に設定された加算値AVである。この加算値AVは、リードポインタRPがライトポインタWPより先行したとき、そのライトポインタWPをリードポインタRPより先行させるために必要な値である。加算値AVは、例えば、FIFOメモリ41から読み出すデータの間隔や、単位時間当りにFIFOメモリ41から読み出すデータの数に応じて設定されている。また、第1の処理部53は、例えばHレベルの実行フラグEFを出力する。
また、第1の処理部53は、連続リードカウンタ52から出力されるカウント値CD2を受け取るとともに、レジスタ56に設定されたしきい値Cthを受け取る。しきい値Cthは、例えば、1回の要求に応じてメモリ13から読み出されるデータの数(バースト数)の整数倍の値が設定される。上記したように、FIFO制御部44は、FIFOメモリ41の空き容量がバースト数以上になると、メモリ13からデータを読み出すために読み出し要求をメモリコントローラ32に出力する。
メモリコントローラ32は、出力部33のFIFO制御部44から出力される読み出し要求と、他の処理部21〜27(図1参照)から出力される要求とが競合する場合、各処理部21〜27と出力部33に対して設定された優先度に従って競合する要求を調停する。例えば、撮像部11から出力される画像データをメモリ13に格納する処理は優先度が他の処理部の優先度より高く設定されている。従って、競合する要求の数が多い場合などでは、FIFO制御部44の読み出し要求が許可されない状態が続く。このような場合に、転送破綻が発生した場合、第1の処理部53は、直ちに復帰処理を実行する。このため、しきい値Cthは、FIFO制御部44の読み出し要求が許可されない状態を検出するように設定されている。
第1の処理部53は、カウント値CD2としきい値Cthとの比較結果と、カウント値CD1に基づいて、上記した通常処理又は復帰処理を実行する。詳述すると、第1の処理部53は、カウント値CD2がしきい値Cth未満のとき、又はカウント値CD1が所定値以上のとき、通常処理を実行する。また、第1の処理部53は、カウント値CD2がしきい値Cth以上、且つカウント値CD1が所定値(例えば「0」)以下のとき、復帰処理を実行する。つまり、第1の処理部53は、FIFOメモリ41のリード動作が所定の回数(しきい値Cth)以上連続し、転送破綻した場合に、復帰処理を実行する。
FIFO制御部44は、第1の処理部53から出力される加算値WAと等しいポインタ加算値WPCをFIFOメモリ41に出力する。また、FIFO制御部44は、加算値WAが第2の値(飛び越し設定値)の場合、記憶している読み出しアドレスに加算値WAを加算し、加算結果の要求アドレスRADを出力する。これにより、FIFO制御部44は、第2の値を加算したライトポインタWPに対応するデータを図2に示すメモリ13から読み出す。
例えば、図5(e)に示すように、FIFOメモリ41のメモリ容量を、図5(a)〜(d)と同様に「16」とする。そして、ライトポインタWPは「3」の領域を示し、リードポインタRPは「4」の領域を示している。従って、リードポインタRPがライトポインタWPより先の領域を示す、つまり、リードポインタRPがライトポインタWPより先行している。
この場合、FIFO制御部44は、第1の処理部53から出力される加算値WAと等しいポインタ加算値WPCをFIFOメモリ41に出力する。ポインタ加算値WPCを「8」とすると、ライトポインタWPは「11」(=3+8)となる。この結果、ライトポインタWPは、リードポインタRPより先行する。
そして、FIFO制御部44は、ライトポインタWPに対応するデータを読み出すために、要求アドレスRADを生成する。つまり、FIFO制御部44は、ライトポインタWPが示す領域「11」に書き込むデータを図2に示すメモリ13から読み出すために要求アドレスRADを生成する。
図5(e)に示すように、ライトポインタWPが領域「3」を示すとき、FIFO制御部44は、ライトポインタWPに対応して領域「3」に書き込むデータをメモリ13から読み出すように、要求アドレスRADを生成する。メモリ13は、要求アドレスRADを先頭アドレスとする所定サイズの領域に含まれる複数のデータを出力する。例えば、1回のバースト転送のデータ量を「4」とすると、メモリ13は、FIFOメモリ41の領域「3」〜「6」に書き込むデータを1回の読み出し要求に応答して出力する。
そして、ライトポインタWPを「3」から「11」に強制的に変更することで、領域「3」〜「10」にはデータが書き込まれない。言い換えれば、FIFO制御部44は、ライトポインタWPをリードポインタRPより先行させるために、複数の領域「3」〜「10」を飛び越してライトポインタWPを設定し、飛び越した領域「3〜6」に対応するデータの読み出しを取り消す。
処理回数カウンタ54は、第1の処理部53から出力される実行フラグEFの回数をカウントする。例えば、処理回数カウンタ54は、Hレベルの実行フラグEFに応答してカウント値をカウントアップ(+1)する。そして、処理回数カウンタ54は、カウント値(カウント情報)を出力する。第1の処理部53は、復帰処理を実行する毎に所定レベルの実行フラグEFを出力する。従って、処理回数カウンタ54のカウント値は、第1の処理部53が復帰処理を実行した回数を示す。なお、処理回数カウンタ54は、カウント値を、1つのフレームの開始時に、例えば垂直同期信号Vsyncによってクリアする。
第2の処理部55は、処理回数カウンタ54から出力されるカウント値CD3を受け取るとともに、レジスタ56に設定されたしきい値Ethを受け取る。しきい値Ethは、例えば、1つのフレームにおいて実行される復帰処理の回数に対する許容値として設定される。
第2の処理部55は、カウント値CD3としきい値Ethとに応じて通常処理又は復帰処理を実行する。詳述すると、第2の処理部55は、カウント値CD3としきい値Ethとを比較する。そして、第2の処理部55は、カウント値CD3がしきい値Eth未満のときに通常処理を実行し、カウント値CD3がしきい値Eth以上のときに復帰処理を実行する。第2の処理部55は、通常処理において、例えばLレベルのリセット信号RSTを出力し、復帰処理において、例えばHレベルのリセット信号RSTを出力する。
FIFO制御部44は、Lレベルのリセット信号RSTが供給される間、処理を継続する。そして、FIFO制御部44は、Hレベルのリセット信号RSTに応答して、リード処理の停止と初期化を行う。即ち、FIFO制御部44は、現在のフレームに対する処理を中断し、次フレームの画像データまで待機する。そして、FIFO制御部44は、読み出しアドレスを初期化(1つのフレームの画像データの先頭アドレスに設定)する。また、FIFO制御部44は、FIFOメモリ41のライトポインタWPとリードポインタRPを初期化する。そして、FIFO制御部44は、次のフレームの表示開始のタイミングに応じて、メモリ13からのデータ読み出しと、FIFOメモリ41に対する書き込み動作、読み出し動作を再開する。
尚、FIFO監視カウンタ51は、第1の処理部53が破綻処理を行うとき、その第1の処理部53が出力する加算値WAをカウント値に加算する。これにより、加算値WAに基づくポインタ加算値WPCが加算されたライトポインタWPとリードポインタRPとの相対的な差分値と、カウント値とのずれを補正する。
次に、出力部33におけるデータ転送のタイミングについて説明する。
出力部33は、表示用の画像データをメモリ13から読み出し、表示部15に出力する。従って、表示部15の表示能力(表示画素数)に応じた量のデータをメモリ13から表示部15にデータ転送する。
なお、図1に示す電子機器10において、例えば、撮像部11に含まれる撮像素子の数(撮像画素数)と、表示部15に含まれる表示画素の数が異なる場合がある。このような場合、例えば、図1に示す画像処理部20の解像度変換部24は、画像データのサイズ(縦横の画素数)に対し、表示部15の表示画素数に応じてサイズを変更した表示用の画像データを生成する。そして、解像度変換部24は、生成した表示用の画像データをメモリ13に格納する。出力部33は、この表示用の画像データをメモリ13から読み出し、表示部15に出力する。
出力部33は、出力クロック信号に同期して1ライン分のデータを出力する。メモリ13から1ライン分の画像データの読み出しを開始するタイミングは、1ライン分のデータ数に応じて、表示部15に必要とされるタイミングから、出力部33におけるレイテンシ、つまり出力部33が転送に要する時間を考慮して設定されている。
例えば、表示画素数の少ない表示部15の場合、図4(a)に示すように、1ライン分の画像データLD1a,LD1bのデータ量が少ない。この画像データLD1a,LD1bを出力する期間A1は水平同期信号Hsyncの周期と比べて短い。従って、水平同期信号Hsyncを受けた後、メモリ13からデータの読み出しを開始しても、十分に間に合う。
表示画素数が多い表示部15の場合、図4(b)に示すように、1ライン分の画像データLD2a,LD2bのデータ量が多い。この画像データLD2a,LD2bを出力する期間A2は水平同期信号Hsyncの周期に近くなる。この場合、水平同期信号Hsyncより先に、メモリ13からデータの読み出しを開始しなければならない。また、1ライン分の画像データの出力終了よりも先に次のラインのためのデータの読み出しを開始しなければならない。
また、出力部33がメモリ13からデータを読み出すための読み出し要求RQの優先度は、他の処理部21〜27の要求における優先度よりも低く設定されていることが多い。これは、例えば、1フレームの画像データを記録してから次に撮影が可能となるまでの時間や、複数のフレームを連続的に記録する処理などのために、メモリ13に画像データを格納する処理や、圧縮処理などを優先するためである。従って、メモリ13に対する要求が競合すると、出力部33の読み出し要求RQからメモリ13に対してアクセスが許可されるまでの時間が長くなり、その分1ライン分の画像データを読み出す期間が長くなる。従って、画像データLD2aの転送終了から、次のラインのための画像データLD2bの転送開始までのブランク期間B2は、相対的に短くなる。
すると、FIFOメモリ41に保持されるデータ量が少なくなり、リードポインタRPがライトポインタWPに近づく。この結果、リードポインタRPがライトポインタWPよりも先行する、所謂転送破綻が発生し易くなる。
次に、上記のように構成された出力部33の作用を説明する。
出力部33は、メモリ13から出力されたデータをライトポインタWPに従って記憶し、リードポインタRPに従ってデータを出力する。従って、出力部33のFIFOメモリ41におけるデータ量DVは、ライトポインタWPとリードポインタRP、つまりメモリ13から出力部33へのデータ転送と、出力部33から表示部15への転送データの状態に応じて変化する。尚、データ量DVは、ライトポインタWPとリードポインタRPにより算出される値(=WP−RP)である。
一例として、図6(a)に示すように、出力部33がメモリ13に対して読み出しを開始する(時刻T0)と、データ量DVは、メモリ13から出力されるデータをFIFOメモリ41に記憶することで、ライトポインタWPが更新されてデータ量DVが増加する。そして、データ量DVがFIFOメモリ41のメモリ容量に応じた最大値Dmになると、読み出しが停止される。
出力部33がFIFOメモリ41のデータ出力を開始する(時刻T1)と、その出力に応じてリードポインタRPが更新され、データ量DVが減少する。FIFOメモリ41から出力されたデータは、図1に示す表示部15に供給され、その表示部15において、データに応じた画像が表示される。
そして、出力部33は、FIFOメモリ41の空き容量を監視し、空き容量が1回の転送によってメモリ13から出力されるデータ量より多くなると、読み出し要求RQをメモリコントローラ32に出力する。そして、読み出し要求RQに対してメモリ13に対するアクセスが許可されると、要求アドレスRADを出力する。その要求アドレスRADに応答してメモリ13がデータの出力を開始する(時刻T2)と、そのデータを記憶することで、データ量DVが増加する。
メモリコントローラ32に対する要求が競合して出力部33の読み出し要求RQに対してアクセスが許可されないと、連続的なデータ出力に応じてデータ量DVが減少する。そして、リードポインタRPがライトポインタWPと等しくなるかライトポインタWPより先行すると、データ量DVが「0」以下になる。そして、データ量DVがしきい値Dth以下になる(時刻T3)と、図3に示す第1の処理部53が出力する加算値WAによって、ライトポインタWPが制御され、ライトポインタWPがリードポインタRPより先行することで、データ量DVが強制的に増加される。
そして、出力部33(FIFO制御部44)は、制御したライトポインタWPに応じた要求アドレスRADを生成し、その要求アドレスRADを、メモリコントローラ32を介してメモリ13に出力する。その要求アドレスRADに応答してメモリ13がデータの出力を開始すると、そのデータがFIFOメモリ41に記憶される。そのFIFOメモリ41に記憶したデータがリードポインタRPに従って表示部15に出力され、画像が表示される。
制御されたライトポインタWPが示す領域に記憶されるデータは、そのライトポインタWPに対応する要求アドレスRADによってメモリ13から読み出されたデータである。つまり、転送破綻が発生していない場合に、その領域に書き込まれるデータである。従って、このデータに基づいて表示部15に表示される画像(画素)の位置は、1つのフレームにおいて正しい位置に表示される。
つまり、転送破綻によって部分的に正しくない位置の画像が表示されるものの、1つのフレームに含まれる多くの画像データは、表示部15の正しい位置に表示されることになる。このため、転送破綻によって、処理を停止して次のフレームの画像を表示するタイミングまで待機する場合と比べ、1つのフレームの画像を使用者が確認することができるようになる。なお、フレームの途中で処理を停止すると、そのときにFIFOメモリに記憶されているデータが繰り返し出力される。従って、その停止までにFIFOメモリから転送されて表示された画像部分からフレームの最後画素までのラインには、FIFOメモリに記憶されたデータに応じた画像が繰り返し表示される。
データ量DVが「0」以下になっても、メモリ13に対するアクセスが許可されると、その許可されたアクセスによってメモリ13から出力されるデータをFIFOメモリ41に記憶することでデータ量DVが増加し、ライトポインタWPがリードポインタRPより先行する。これにより、転送破綻が解消される。
別の例として、図6(b)に示すように、出力部33がメモリ13に対して読み出しを開始する(時刻T0)と、データ量DVが増加する。そして、データ量DVがFIFOメモリ41のメモリ容量に応じた最大値Dmになると、読み出しが停止される。出力部33がFIFOメモリ41のデータ出力を開始する(時刻T1)と、その出力に応じてリードポインタRPが更新され、データ量DVが減少する。そして、出力部33が出力する読み出し要求RQに基づいてメモリ13からデータが出力され(時刻T2)、データ量DVが増加する。
出力部33(エラー処理部45)は、FIFOメモリ41からデータを読み出すリードが連続する回数を監視し、その連続回数がしきい値Cthを越え(時刻T4)、転送破綻が発生する、つまりデータ量DVが「0」以下になる(時刻T5)と、図3に示す第1の処理部53が出力する加算値WAによって、ライトポインタWPが制御され、ライトポインタWPがリードポインタRPより先行することで、データ量DVが強制的に増加される。つまり、ライトポインタWPがリードポインタRPより先行し、転送破綻が解消される。
図7に示すように、表示部15には、図2に示すFIFOメモリ41から順次出力されるデータに基づく画像の各ラインが表示される。なお、図7において、実線は各ラインを示し、一点鎖線はFIFOメモリ41から出力するデータの順番を示す。つまり、各ラインにおいて、左から右に向って画像データがFIFOメモリ41から出力され、1つのフレームにおいて上から下に向って各ラインの画像データがFIFOメモリ41から出力される。なお、図1に示すメモリ13からデータを読み出す順番も同じである。
図7に示す「×」は、転送破綻によって異なる位置の画像が表示されたことを示す。上記したように、出力部33は、転送破綻が発生すると、ライトポインタWPを強制的にリードポインタRPより先行させ、その制御したライトポインタWPに応じたデータを、要求アドレスRADによってメモリ13から読み出す。従って、転送破綻によって表示が乱れても、ライトポインタWPの制御によって、表示位置に対応する画像が表示され、表示画像の乱れが低減される。
そして、出力部33のエラー処理部45は、転送破綻に対してライトポインタWPの制御を所定回数実行すると、リセット信号RSTを出力する。出力部33のFIFO制御部44は、そのリセット信号RSTに応答して表示を停止する。そして、次のフレームに対してデータ転送を開始する。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)FIFOメモリ41は、ライトポインタWPに従ってデータを記憶し、リードポインタRPに従ってデータを出力する。FIFO制御部44は、ライトポインタWPとリードポインタRPに基づいてFIFOメモリ41の空き容量を監視し、バースト転送によってメモリ13から出力されるデータ量よりも空き容量が多くなると、メモリ13からデータを読み出すために読み出し要求RQをメモリコントローラ32に出力する。メモリコントローラ32は、処理部21〜27から出力される要求と出力部33の読み出し要求との競合を調停する。エラー処理部45は、ライトポインタWPとリードポインタRPとを監視し、ライトポインタWPがリードポインタRPより先行するエラーの発生に応じて、FIFO制御部44に対し、ライトポインタWPを制御するための制御信号WC(加算値WA)を出力する。FIFO制御部44は、制御信号WC(加算値WA)に基づいて、ライトポインタWPをリードポインタRPよりも強制的に先行させる。この結果、データ転送における転送破綻を解消することができる。
(2)FIFO制御部44は、制御信号WC(加算値WA)に基づいて、制御したライトポインタWPに対応する要求アドレスRADを生成し、この要求アドレスRADをメモリ13に出力する。従って、制御したライトポインタWPの領域に対応するデータがメモリ13から読み出され、FIFOメモリ41に記憶される。そして、このデータは、リードポインタRPに従って表示部15に対して出力される。このため、転送破綻を解消した後に、表示部15において、表示画素の位置に応じたデータがその表示画素に供給されて画像が表示されるため、表示部15における表示画像の乱れを低減することができる。
(3)エラー処理部45は、ライトポインタWPとリードポインタRPに基づいてデータ量DVを監視し、そのデータ量DVがしきい値Dth以下になると、制御信号WC(加算値WA)を出力する。しきい値Dthは、転送破綻の発生、つまり負の値に設定されている。この制御信号WC(加算値WA)によって、ライトポインタWPがリードポインタRPより先行するため、転送破綻が解消され、例えばCPU31等の処理装置が転送破綻を解消する処理を実行する必要がないため、処理の低減と、負荷の増大を抑制することができる。
(4)エラー処理部45は、データ量DVがしきい値Dth以下になると、制御信号WC(加算値WA)を出力する。つまり、データ量DVがしきい値Dth以下になるまで、ライトポインタWPに対する制御を行わない。これは、転送破綻が発生しても、リードポインタRPの先行量が少なければ、FIFO制御部44が出力する読み出し要求RQによってメモリ13から出力されるデータがFIFOメモリ41に記憶されて転送破綻が解消される場合があるからである。この場合、表示部15における表示の乱れは、リードポインタRPの先行量が少ないため、ライトポインタWPを制御する場合と比べて少ない。従って、表示の乱れを低減することができる。
(5)エラー処理部45は、FIFOメモリ41から連続してデータを読み出す連続回数を監視し、読み出しが所定回数連続して転送破綻が発生した場合に、ライトポインタWPを制御するようにした。この結果、データ転送における転送破綻を解消することができる。
(6)エラー処理部45は、ライトポインタWPを制御した回数を監視し、所定回数、ライトポインタWPの制御を行った場合に、リセット信号RSTを出力する。FIFO制御部44は、そのリセット信号RSTに応答して、FIFOメモリ41に対するリードを停止し、次のフレームに対する開始タイミングまで待機するようにした。従って、次のフレームにおける表示を再開することができる。
尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・エラー処理部45は、FIFO監視カウンタ51を用いてFIFOメモリ41のデータ量を監視した。これに対し、FIFO制御部44と同様に、FIFOメモリ41に保持されているデータ量を算出するデータ量算出部を備え、FIFOメモリ41のデータ量を監視するようにしてもよい。
・第1の処理部53は、カウント値CD1がしきい値Dth以下のときに通常処理を実行し、カウント値CD1がしきい値Dthを越える値のときに復帰処理を実行するようにしてもよい。
また、第2の処理部55は、カウント値CD3がしきい値Eth以下のときに通常処理を実行し、カウント値CD3がしきい値Ethを越える値のときに復帰処理を実行してもよい。
・第1の処理部53が加算値WAに設定する第1の値をレジスタ56に設定してもよい。
・エラー処理部45から出力される加算値WAに基づいて、FIFO制御部44が、ライトポインタWPの飛び越しと、要求アドレスRADの飛び越しを行うようにしたが、ライトポインタWPに対する加算値と、要求アドレスRADに対する加算値を別々に設定するようにしてもよい。
・データ量DVがしきい値Dth以下のときにライトポインタWPを制御する加算値と、リードの連続回数がしきい値Cthを越えて転送破綻したときにライトポインタWPを制御する加算値とを異なる値としてもよい。
・エラー処理部45は、FIFO監視カウンタ51と連続リードカウンタ52とを備える構成としたが、何れか一方のみを備える構成としてもよい。
・エラー処理部45は、第1の処理部53と第2の処理部55とを備える構成としたが、リセット信号RSTの出力等の復帰処理を例えば図1に示すCPU31が実行し、図3に示す第2の処理部55を省略してもよい。また、図1に示すCPU31が実行フラグEFをカウントし、そのカウント値に応じて復帰処理を実行することで、図3に示す処理回数カウンタ54を省略してもよい。
・上記各形態において、回路構成、しきい値などの値、信号のレベル、等を適宜変更してもよい。
・ライトポインタWPに対する加算値を、FIFO制御部44に記憶するようにしてもよい。
12 画像処理プロセッサ
13 メモリ
15 表示部
32 メモリコントローラ(調停部)
33 出力部(データ転送回路)
41 FIFOメモリ
44 FIFO制御部
45 エラー処理部
RP リードポインタ
WP ライトポインタ
AV、WA 加算値(制御値)
WC 制御信号

Claims (8)

  1. メモリに記憶されたデータを転送先に転送するデータ転送装置であって、
    前記メモリから出力されるデータをライトポインタに従って記憶し、リードポインタに従ってデータを出力するFIFOメモリと、
    前記ライトポインタ及び前記リードポインタを監視し、前記FIFOメモリに所定量のデータが記憶可能なときに前記メモリからデータを読み出すための要求信号と、要求するデータに対応する要求アドレスを出力する制御部と、
    前記ライトポインタ及び前記リードポインタを監視し、前記リードポインタが前記ライトポインタより先行するエラーの発生に応じて、前記ライトポインタを前記リードポインタより先行させるように前記ライトポインタを制御し、先行させた前記ライトポインタに応じて要求アドレスを制御するエラー処理部と、
    を含むデータ転送装置。
  2. 前記エラー処理部は、
    前記ライトポインタと前記リードポインタに基づいてデータ量を監視し、前記データ量としきい値とを比較した結果に基づいて前記ライトポインタと前記要求アドレスを制御する、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ転送装置。
  3. 前記エラー処理部は、
    前記ライトポインタと前記リードポインタに基づいて前記FIFOメモリに対して連続するデータの読み出し回数を監視し、前記読み出し回数と前記データ量とに基づいて前記ライトポインタと前記要求アドレスを制御する、ことを特徴とする請求項2に記載のデータ転送装置。
  4. 前記エラー処理部は、レジスタに記憶した前記ライトポインタを制御するための制御値を前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記FIFOメモリが記憶するデータに応じて前記ライトポインタに所定値を加算するように制御し、前記制御値に応じて前記ライトポインタに前記制御値を加算するように制御する、ことを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか一項に記載のデータ転送装置。
  5. 前記エラー処理部は、前記ライトポインタと前記要求アドレスを制御した回数を監視し、前記ライトポインタと前記要求を所定回数制御した場合に、制御信号を出力し、
    前記制御部は、前記制御信号に応答して前記FIFOメモリからの読み出しを停止し、前記ライトポインタと前記リードポインタと前記要求アドレスを初期化する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちの何れか一項に記載のデータ転送装置。
  6. 前記転送先は表示部であり、
    前記メモリには、前記表示部に表示するフレーム単位の画像データが順次記憶され、
    前記メモリは、
    1回の前記要求信号に応答して前記画像データのデータ量よりも少ない量のデータを出力し、
    前記要求アドレスに応答して前記要求アドレスを先頭アドレスとする領域に含まれる画像データを出力し、
    前記FIFOメモリは、前記表示部の1ラインに表示する複数の画像データを連続的に出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載のデータ転送装置。
  7. メモリに記憶されたデータを転送先に転送するデータ転送方法であって、
    前記メモリから出力されるデータをライトポインタに従ってFIFOメモリに記憶し、
    リードポインタに従って前記FIFOメモリからデータを出力し、
    前記ライトポインタ及び前記リードポインタを監視し、前記FIFOメモリに所定量のデータが記憶可能なときに前記メモリからデータを読み出すための要求信号を出力し、
    要求するデータに対応する要求アドレスを前記メモリに出力し、
    前記ライトポインタ及び前記リードポインタを監視し、前記リードポインタが前記ライトポインタより先行するエラーが発生した場合に、前記ライトポインタを前記リードポインタより先行させるように前記ライトポインタを制御し、
    先行させた前記ライトポインタに応じて要求アドレスを制御する、
    を含むデータ転送方法。
  8. メモリをそれぞれアクセスする複数の処理部と、
    前記メモリに記憶されたデータを転送先に転送するデータ転送回路と、
    前記メモリをアクセスするために前記複数の処理部と前記データ転送回路からそれぞれ出力される要求信号を調停する調停部と、
    を含み、
    前記データ転送回路は、
    前記メモリから出力されるデータをライトポインタに従って記憶し、リードポインタに従ってデータを出力するFIFOメモリと、
    前記ライトポインタ及び前記リードポインタを監視し、前記FIFOメモリに所定量のデータが記憶可能なときに前記メモリからデータを読み出すための要求信号と、要求するデータに対応する要求アドレスを出力する制御部と、
    前記ライトポインタ及び前記リードポインタを監視し、前記リードポインタが前記ライトポインタより先行するエラーが発生した場合に、前記ライトポインタを前記リードポインタより先行させるように前記ライトポインタを制御し、先行させた前記ライトポインタに応じて要求アドレスを制御するエラー処理部と、
    を含む、半導体装置。
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