JP2012118914A - ファームウェア更新システム、ファームウェア更新方法、及び管理計算機 - Google Patents

ファームウェア更新システム、ファームウェア更新方法、及び管理計算機 Download PDF

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Abstract

【課題】新たなファームウェアダウンロード提供サーバの設置コストをかけることなく、ファームウェアのダウンロード要求の負荷分散を図るファームウェア更新システムを提供することを目的とする。
【解決手段】ネットワークに接続され、ファームウェアを記憶する宅内通信装置と、ネットワークに接続され、宅内通信装置のファームウェアの更新を管理する管理計算機と、を備えるファームウェア更新システムにおいて、管理計算機は、ファームウェア提供可能テーブルを保持し、ファームウェアを更新するか否かを判定し、ファームウェア提供可能テーブルを参照し、現在取得数が最大数に達していないファームウェア提供可能装置を一つ選択し、選択された装置をダウンロード先装置として、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置に通知し、ダウンロード先装置の現在取得数を更新し、宅内通信装置は通知されたダウンロード先装置からファームウェアを取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークに接続した宅内通信装置のファームウェア更新を可能とした通信システム及びファームウェア更新時におけるファームウェア配布方法に関する。
宅内のパソコン等の情報通信機器は、宅内通信装置(BBR(BroadBand Router)及びHGW(Home GateWay)等)を介してインターネット及び通信キャリアによって提供されるネットワークに接続する。
宅内通信装置は、ルータ機能、VoIP(Voice over Internet Protocol)の終端機能、及び暗号化通信機能等を備えるものであって、近年高機能化が進んでいる。宅内通信装置に搭載されるファームウェアは、機能追加、性能改善、及び問題改修等のために、更新が必要となる。
宅内通信装置は宅内に設置され、設置された宅内通信装置の数も多いことから、宅内通信装置は遠隔によるファームウェア更新機能を備えることが一般的である。このファームウェアを遠隔から更新する方法は種々提案されている。
このファームウェアの遠隔更新方法については、例えば、宅内端末装置のファームウェアのバージョンアップを可能とした通信システム及びバージョン管理方法に関し、システムのコスト及び処理負担を増大しない方法として、複数の端末装置のファームウェアを更新するための情報管理サーバとファームウェアファイル格納サーバとをネットワークに接続し、情報管理サーバは、ファームウェアのバージョン情報を含む情報ファイルを、アクセスした宅内端末装置に送出し、ファームウェアファイル格納サーバは、アクセスした宅内端末装置に更新したファームウェアを送出し、宅内端末装置は、電源投入又はネットワークへの接続を契機に、情報管理サーバへアクセスして情報ファイルを取得し、ファームウェアの更新の要否を判定し、要する場合は、ファームウェアファイル格納サーバへアクセスして、ファームウェアのダウンロードを行う通信システム及び方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−225965号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法を用いた場合であっても、宅内端末装置の台数が多ければ、ファームウェアのダウンロード要求が増え、ファームウェア提供サーバから同時にファームウェアをダウンロードする機会が増え、ファームウェア提供サーバへの負荷が大きくなる。
このため、ファームウェア提供サーバは、ダウンロード要求に応答できなくなり、ファームウェアの更新に失敗するケースが増加することが考えられる。この問題を解決する一つの方法は、ファームウェア提供サーバの台数を増やし、バージョン管理サーバがファームウェアのダウンロード要求を増設したサーバに振り分けることである。しかしながら、この方法には、一般に多数のダウンロード要求を同時に処理するファームウェア提供サーバの設置には多くのコストがかかるという問題がある。
本発明は、新たなファームウェアダウンロード提供サーバの設置コストをかけることなく、ファームウェアのダウンロード要求の負荷分散を図るファームウェア更新システムを提供することを目的とする。
本発明の代表的な一例を示せば、ファームウェアを記憶する宅内通信装置と、前記宅内通信装置のファームウェアの更新を管理する管理計算機と、前記宅内通信装置と前記管理計算機とを接続するネットワークを備えるファームウェア更新システムにおいて、前記宅内通信装置は、自身のファームウェアのバージョン情報を含む更新確認要求を所定のタイミングで前記管理計算機に送信し、前記管理計算機は、最新のファームウェアを提供可能なファームウェア提供可能装置と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得中の宅内通信装置の数を示す現在取得数と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを同時に取得可能な宅内通信装置の最大数と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得中の宅内通信装置の識別子と、を管理するファームウェア提供可能テーブルを保持し、受信した前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であるか否かに基づいて、前記ファームウェアを更新するか否かを判定し、前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報でないと判定された場合、前記ファームウェア提供可能テーブルを参照し、前記現在取得数が前記最大数に達していない前記ファームウェア提供可能装置を一つ選択し、前記選択された装置をダウンロード先装置として、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置に通知し、前記ダウンロード先装置の現在取得数を更新し、前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であると判定された場合、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置を前記ファームウェア提供可能装置として前記ファームウェア提供可能テーブルに記憶し、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置が前記ファームウェアを取得していたファームウェア提供可能装置の現在取得数を更新し、前記宅内通信装置は、前記ダウンロード先装置が通知された場合、前記通知されたダウンロード先装置から、前記ファームウェアを取得することを特徴とする。
本発明によれば、新たなファームウェアダウンロード提供サーバの設置コストをかけることなく、ファームウェアのダウンロード要求の負荷分散を図るファームウェア更新システムを提供できる。
本発明の第1の実施形態のファームウェア更新システムの説明図である。 本発明の第1の実施形態の宅内通信装置のブロック図である。 本発明の第1の実施形態のバージョン管理サーバのブロック図である。 本発明の第1の実施形態のファームウェア提供可能サーバリストの説明図である。 本発明の第1の実施形態のバージョン管理サーバによるファームウェア更新確認要求受信処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のバージョン管理サーバのタイムアウトエントリ削除機能によるタイムアウトエントリ削除処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の宅内通信装置によって実行されるファームウェア更新確認処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の二台の宅内通信装置がファームウェアを更新する場合のシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態のファームウェアのダウンロードが失敗した場合のシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態の宅内通信装置がファームウェアを更新する場合のシーケンス図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図9を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のファームウェア更新システムの説明図である。
本ファームウェア更新システムは、バージョン管理サーバ101、ファームウェア(FW)提供サーバ102、及び複数の宅内通信装置103A〜宅内通信装置103N(以下、総称して、宅内通信装置103)を備える。バージョン管理サーバ101、ファームウェア提供サーバ102、及び宅内通信装置103は、同じネットワークに接続され、相互に通信可能である。
宅内通信装置103は、図示しないプロセッサ、プロセッサに接続されるメモリ、及びプロセッサに接続され、ネットワークに接続されるインタフェースを備える。宅内通信装置103は、宅内のパソコン等の計算機に接続され、接続された計算機を、インターネットや通信キャリアによって提供されるネットワークに接続する。宅内通信装置103は、自身の基本的な制御を行うためのファームウェアを図示しない記憶領域に記憶しており、当該ファームウェアは更新が必要となるものである。
バージョン管理サーバ101は、図示しないプロセッサ、プロセッサに接続されるメモリ、及びプロセッサに接続され、ネットワークに接続されるインタフェースを備え、各宅内通信装置103のファームウェアに更新が必要か否か、及びファームウェアの更新情報を提供可能なファームウェア提供可能サーバ(ファームウェア提供可能装置)を管理する。なお、ここで、ファームウェア提供可能サーバは、ファームウェア提供サーバ102、及び最新のファームウェアを記憶する宅内通信装置103を含む。
ファームウェア提供サーバ102は、図示しないプロセッサ、プロセッサに接続されるメモリ、及びプロセッサに接続され、ネットワークに接続されるインタフェースを備え、ファームウェアの更新情報を宅内通信装置103に送信する。
本発明の概略について図1を用いて説明する。
まず、宅内通信装置103Aは、ファームウェアの更新確認要求をバージョン管理サーバ101に送信する(11)。なお、ファームウェアの更新確認要求には、自身のファームウェアのバージョン情報、及び、自身の識別子が含まれる。
バージョン管理サーバ101は、ファームウェアの更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であるか否かを判定することによって、ファームウェアの更新が必要か否かを判定する。
ファームウェアの更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報でないと判定された場合、つまり、ファームウェアの更新が必要となった場合、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバから一つの装置をファームウェアダウンロード先の装置として選択し、選択した装置のアドレスを通知する。ここでは、いずれの宅内通信装置103にも最新のファームウェアが記憶されておらず、ファームウェアダウンロード先の装置としてファームウェア提供サーバ102が選択されたとする。
ファームウェアの更新確認要求を送信した宅内通信装置103Aは、ファームウェアダウンロード先の装置(ファームウェア提供サーバ102)のアドレスが通知された場合、宅内通信装置103は、通知されたアドレスのファームウェア提供サーバ102にファームウェアダウンロード要求を送信し、ファームウェアの更新情報をダウンロードする(12)。
そして、宅内通信装置103Aは、この一連の処理によってファームウェアの更新情報を取得し、最新のファームウェアに更新する。最新のファームウェアに更新が完了した宅内通信装置103Aは、自身が最新のファームウェアを提供可能であることをバージョン管理サーバ101に通知する。バージョン管理サーバ101は、宅内通信装置103Aから最新のファームウェアを提供可能であることを通知された場合、宅内通信装置103Aをファームウェア提供可能装置として登録する。
この後、バージョン管理サーバ101は、他の宅内通信装置103Bからのファームウェアの更新確認要求を受信した場合(13)、宅内通信装置103Aをファームウェアのダウンロード先の装置として選択し、選択された宅内通信装置103Aのアドレスを宅内通信装置103Bに通知する。
宅内通信装置103Bは、通知されたアドレスの宅内通信装置103Aにファームウェアダウンロード要求を送信し、ファームウェアの更新情報をダウンロードする(14)。
これによって、バージョン管理サーバ101は、ファームウェアの更新要求を振り分けることができ、負荷を分散できる。
図2は、本発明の第1の実施形態の宅内通信装置103のブロック図である。
宅内通信装置103は、起動時実行処理呼出機能201、定期実行処理呼出機能202、ファームウェア(FW)更新要否確認機能203、ファームウェア(FW)ダウンロード(DL)機能204、ファームウェア(FW)更新機能205、装置再起動機能206、配布形式ファームウェア(FW)格納部207、起動形式ファームウェア(FW)格納部208、ファームウェア(FW)ダウンロード(DL)要求受信部209、及び、ファームウェア(FW)送信機能210を備える。
起動時実行処理呼出機能201は、宅内通信装置103の起動時にファームウェア更新要否確認機能203を呼び出す機能である。定期実行処理呼出機能202は、周期的にファームウェア更新要否確認機能203を呼び出す機能である。
ファームウェア更新要否確認機能203は、自身のファームウェアのバージョン情報を含む更新確認要求をバージョン管理サーバ101に送信し、バージョン管理サーバ101にファームウェアの更新が必要であるか否かを判定させる機能である。
ファームウェアの更新が必要であると判定された場合、バージョン管理サーバ101は、ファームウェアのダウンロード先の装置のアドレスを宅内通信装置103に通知する。
ファームウェア更新要否確認機能203がバージョン管理サーバ101からのファームウェアのダウンロード先の装置のアドレスの通知を受け付けた場合、ファームウェアダウンロード機能(204)を実行する。
ファームウェアダウンロード機能204は、通知されたファームウェアのダウンロード先の装置のアドレスにファームウェアのダウンロード要求を送信し、ファームウェアをダウンロードすることによって、ファームウェアを取得する。
ファームウェアダウンロード機能204は、ダウンロードされたファームウェアを、ダウンロードしたままの形式で、配布形式ファームウェア格納部207に格納する。
なお、ダウンロードしたままの形式でファームウェアを格納するのは、通常ネットワークを介して取得されたファームウェアには改ざん防止のために暗号化されているためである。配布形式ファームウェア格納部207に格納されるファームウェアは、他の宅内通信装置103に配布されるので、配布形式ファームウェア格納部207には暗号化されたままファームウェアが格納される。
次に、ファームウェア更新機能205が実行される。ファームウェア更新機能205は、配布形式ファームウェア格納部207に格納されたファームウェアを読み込み、読み込んだファームウェアを実行可能な形式に変換し、実行可能な形式に変換したファームウェアを起動形式ファームウェア格納部208に格納する。
起動形式ファームウェア格納部208は、宅内通信装置103が起動された場合に実行されるプログラムを格納する記憶領域である。
最後に、装置再起動機能206が実行される。装置再起動機能206は、宅内通信装置103を再起動させる。
宅内通信装置103は、装置再起動機能206によって再起動された起動形式ファームウェア格納部208に格納された更新されたファームウェアを起動する。また、この場合、起動時実行処理呼出機能201によってファームウェア更新要否確認機能203が呼び出され、更新されたファームウェアのバージョン情報を含む更新確認要求がバージョン管理サーバ101に送信される。
バージョン管理サーバ101は、当該更新確認要求を受信した場合、当該宅内通信装置103をファームウェア提供可能サーバとして登録する。これによって、宅内通信装置103は、ファームウェアを提供する機能を備えることになる。
ファームウェアダウンロード要求受信部209が、他の宅内通信装置103のファームウェアのダウンロード要求を受信した場合、ファームウェア送信機能210を実行する。ファームウェア送信機能210は、配布形式ファームウェア格納部207に格納されたファームウェアを、ダウンロード要求を送信した宅内通信装置103に送信する。
図3は、本発明の第1の実施形態のバージョン管理サーバ101のブロック図である。
バージョン管理サーバ101は、ファームウェア(FW)更新要否確認受信機能301、更新要否判定機能302、ファームウェア(FW)提供サーバ探索機能303、ファームウェア(FW)更新情報送信機能304、最新バージョン情報305、ファームウェア(FW)提供可能サーバリスト306、及びタイムアウトエントリ削除機能307を備える。
ファームウェア更新要否確認受信機能301は、宅内通信装置103から送信されたファームウェアの更新確認要求を受信し、更新要否判定機能302を実行する。
更新要否判定機能302は、図示しない記憶領域に記憶された最新バージョン情報305を参照し、受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン情報と最新バージョン情報305とを比較する。更新要否判定機能302は、最新バージョン情報305が受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン情報よりも新しいと判定した場合、ファームウェアの更新が必要と判定し、ファームウェア提供サーバ探索機能303を実行する。
ファームウェア提供サーバ探索機能303は、ファームウェア提供可能サーバリスト306(図4参照)に登録されたファームウェア提供可能サーバから一つサーバをファームウェアのダウンロード先として選択し、ファームウェア更新情報送信機能304を実行する。
ファームウェア更新情報送信機能304は、ファームウェアの更新が必要な場合には、選択したダウンロード先のアドレスとファームウェアの更新要情報とを更新確認要求の応答として宅内通信装置103に送信し、ファームウェアの更新が不要な場合には、ファームウェアの更新不要情報を更新確認要求の応答として宅内通信装置103に送信する。
タイムアウトエントリ削除機能307は、周期的にファームウェア提供可能サーバリスト306を監視し、期限切れのエントリを削除する機能である。
なお、最新バージョン情報305が更新された場合、ファームウェア提供可能サーバリスト306に登録されたファームウェア提供可能サーバを、ファームウェア提供サーバ102のみを残してすべて削除される。
図4は、本発明の第1の実施形態のファームウェア提供可能サーバリスト306の説明図である。
ファームウェア提供可能サーバリスト306は、エントリの識別子(#)401、ファームウェア(FW)提供可能サーバアドレス402、最大同時ダウンロード(DL)可能数403、現ダウンロード(DL)可能数404、ダウンロード(DL)中端末ID405、及び、ファームウェア(FW)提供タイムアウト時刻406を含む。
エントリの識別子401には、ファームウェア提供可能サーバリスト306に登録された各エントリの識別子が登録される。
ファームウェア提供可能サーバアドレス402には、ファームウェア提供可能サーバのアドレスが登録される。図4では、サーバアドレスAは、ファームウェア提供サーバ102のアドレスであり、サーバアドレスB〜Dは、宅内通信装置103のアドレスである。
最大同時ダウンロード可能数403には、ファームウェア提供可能サーバからファームウェアをダウンロード可能な宅内通信装置103の最大数が登録される。なお、最大同時ダウンロード可能数403はユーザが設定可能な値である。
また、宅内通信装置103の最大同時ダウンロード可能数403には、宅内通信装置103のデータ転送機能に影響を与えない値が登録される。このため、ファームウェア提供サーバ102は、データ転送機能を備えないので、ファームウェア提供サーバ102の最大同時ダウンロード可能数403は、宅内通信装置103の最大同時ダウンロード可能数403よりも大きな値が設定されている。
現ダウンロード可能数404には、最大同時ダウンロード可能数403から、ファームウェア提供可能サーバから現在ダウンロードしているセッション数(宅内通信装置103の数)を減算した値が登録される。現ダウンロード可能数404に「0」が登録されているファームウェア提供可能サーバはダウンロード要求に応じることができない。
ダウンロード中端末ID405には、各ファームウェア可能サーバからファームウェアをダウンロードしている宅内通信装置103の識別子が登録される。なお、宅内通信装置103がファームウェアのダウンロードが完了した場合には、当該宅内通信装置103の識別子は、ダウンロード中端末ID405から削除される。
ファームウェア提供タイムアウト時刻406には、ダウンロード中端末ID405から宅内通信装置103の識別子を削除する時刻が登録される。これは、宅内通信装置103のファームウェアのダウンロードが失敗する場合もあり、この場合にいつまでもダウンロード中であることが残らないように、ダウンロードの開始から所定時間経過すると強制的にダウンロード中端末ID405から宅内通信装置103の識別子を削除する。これによって、ダウンロードが失敗した宅内通信装置103はファームウェア提供可能サーバのダウンロード中端末ID405から削除され、ファームウェア提供可能サーバのダウンロード中の宅内通信装置の数が更新(デクリメント)され、現ダウンロード可能数404も更新(インクリメント)される。
なお、ファームウェア提供タイムアウト時刻406は、タイムアウトエントリ削除機能307によって周期的に監視され、現在の時刻がファームウェア提供タイムアウト時刻406を過ぎている場合にはエントリが削除される。
図5は、本発明の第1の実施形態のバージョン管理サーバ101によるファームウェア更新確認要求受信処理のフローチャートである。
バージョン管理サーバ101は、宅内通信装置103からファームウェアの更新確認要求を受信した場合、受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン情報と、バージョン管理サーバ101が管理する最新バージョン情報とを比較する(S501)。
次に、バージョン管理サーバ101は、S501の比較の結果に基づいて、更新確認要求を送信した宅内通信装置103のファームウェアは更新される必要があるか否かを判定する(S502)。
バージョン管理サーバ101は、受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン情報が最新バージョン情報よりも古い場合、S502で、更新確認要求を送信した宅内通信装置103のファームウェアは更新される必要があると判定し、ファームウェア提供可能サーバリスト306を参照し、ファームウェアを提供可能なサーバを検索する(S503)。
具体的には、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306のファームウェア提供可能サーバアドレス402に登録されたアドレスのうち、現ダウンロード可能数404に「0」が登録されていないアドレスを検索する。
換言すれば、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306のファームウェア提供可能サーバアドレス402に登録されたアドレスのうち、現在のダウンロード数が、最大同時ダウンロード可能数403よりも小さいアドレスを検索する。
なお、現在のダウンロード数は、各ファームウェア提供可能サーバのダウンロード中端末ID405に登録された宅内通信装置103の識別子の数を集計することによって算出される。
次に、バージョン管理サーバ101は、S503でファームウェアを提供可能なサーバの検索が成功したか否かを判定する(S504)。
S503でファームウェアを提供可能なサーバの検索が失敗したとS504で判定された場合、ファームウェアを提供可能なサーバが存在しないので、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供不可通知を更新確認要求の応答として宅内通信装置103に送信し(S505)、ファームウェア更新確認受信処理を終了する。
一方、S503でファームウェアを提供可能なサーバの検索が成功したとS504で判定された場合、バージョン管理サーバ101は、ファームウェアを提供可能なサーバとして検索されたファームウェア提供可能サーバから一つのファームウェア提供可能サーバをダウンロード先として選択し、ファームウェア提供可能サーバリスト306のエントリのうち選択したダウンロード先に対応するエントリの現DL可能数404をデクリメントする(S506)。
また、バージョン管理サーバ101は、選択したダウンロード先に対応するエントリのダウンロード中端末ID405に更新確認要求を送信した宅内通信装置103の識別子を登録する。これによって、当該ダウンロード先の現在のダウンロード数をインクリメントされる。
なお、ファームウェア提供サーバ102の最大同時ダウンロード可能数403は、宅内通信装置103の最大同時ダウンロード可能数403よりも大きく設定されており、宅内通信装置103はデータ転送をしながら、ファームウェアのダウンロード先となるため、宅内通信装置103のデータ転送機能にできるだけ影響しないようにするために、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供サーバ102から優先して、ダウンロード先として選択してもよい。
そして、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306のエントリのうち選択したダウンロード先に対応するエントリのファームウェア提供可能サーバアドレス402に登録されたアドレスを含むダウンロード要通知を更新確認要求の応答として宅内通信装置103に送信し(S507)、ファームウェア更新確認受信処理を終了する。
一方、バージョン管理サーバ101は、受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン情報が最新バージョン情報と同じである場合、S502で、更新確認要求を送信した宅内通信装置103のファームウェアは更新される必要がないと判定し、ダウンロード不要通知を更新確認要求の応答として宅内通信装置103に送信する(S508)。
次に、バージョン管理サーバ101は、更新確認要求を送信した宅内通信装置103がファームウェア提供可能サーバリスト306のダウンロード中端末ID405に登録されているか否かを判定する(S509)。
S509で、更新確認要求を送信した宅内通信装置103がファームウェア提供可能サーバリスト306のダウンロード中端末ID405に登録されていないと判定された場合、S511に進む。
S509で、更新確認要求を送信した宅内通信装置103がファームウェア提供可能サーバリスト306のダウンロード中端末ID405に登録されていると判定された場合、更新確認要求はファームウェアのダウンロードが完了したことを示すものであるため、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306から当該更新確認要求を送信した宅内通信装置103の識別子をダウンロード中端末ID405から削除し、現DL可能数404をインクリメントし(S510)、S511に進む。
S510では、ファームウェア提供可能サーバリスト306から当該更新確認要求を送信した宅内通信装置103の識別子がダウンロード中端末ID405から削除されるので、更新確認要求を送信した宅内通信装置103がファームウェアをダウンロードしていたファームウェア提供可能サーバの現在のダウンロード数はデクリメントされる。
次に、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306に、更新確認要求を送信した宅内通信装置103がファームウェア提供可能サーバとして登録されているか否かを判定する(S511)。
具体的には、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306のファームウェア提供可能サーバアドレス402に更新確認要求を送信した宅内通信装置103のアドレスが登録されているか否かを判定する。
S511で、ファームウェア提供可能サーバリスト306に、更新確認要求を送信した宅内通信装置103がファームウェア提供可能サーバとして登録されていないと判定された場合、更新確認要求を送信した宅内通信装置103をファームウェア提供可能サーバとしてファームウェア提供可能サーバリスト306に登録し(S512)、ファームウェア更新確認受信処理を終了する。
具体的には、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306のファームウェア提供可能サーバアドレス402に更新確認要求を送信した宅内通信装置103のアドレスを登録する。
一方、S511で、ファームウェア提供可能サーバリスト306に、更新確認要求を送信した宅内通信装置103がファームウェア提供可能サーバとして登録されていると判定された場合、ファームウェア更新確認受信処理を終了する。
図6は、本発明の第1の実施形態のバージョン管理サーバ101のタイムアウトエントリ削除機能307によるタイムアウトエントリ削除処理のフローチャートである。
タイムアウトエントリ削除機能307はバージョン管理サーバ101の起動時から動作するため、タイムアウトエントリ削除処理はバージョン管理サーバ101の起動時から実行される。
バージョン管理サーバ101は、S602及び603をファームウェア提供可能サーバリスト306の最初のエントリから最後のエントリまで繰り返し実行する(S601)。
バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306の各エントリのファームウェア提供タイムアウト時刻406を参照し、現在時刻よりも前の時刻が登録されたファームウェア提供タイムアウト時刻406を含むエントリが存在するか否かを判定する(S602)。
S602で、現在時刻よりも前の時刻が登録されたファームウェア提供タイムアウト時刻406を含むエントリが存在すると判定された場合、バージョン管理サーバ101は、当該エントリのダウンロード中端末ID405をクリアし、当該エントリのファームウェア提供可能サーバの現ダウンロード可能数404をインクリメントする(S603)。このとき、ダウンロード中端末ID405がクリアされたエントリのファームウェア提供可能サーバの現在のダウンロード数はデクリメントされる。
そして、S602及び603がファームウェア提供可能サーバリスト306の最後のエントリまで実行されると、バージョン管理サーバ101は、次回の監視時刻まで処理を待機し(S604)、次回の監視時刻になるとS601から実行する。
図7は、本発明の第1の実施形態の宅内通信装置103によって実行されるファームウェア更新確認処理のフローチャートである。
ファームウェア更新確認処理は、宅内通信装置103の起動時又は所定周期で実行される。
まず、宅内通信装置103は、自身のファームウェアのバージョン情報を含む更新確認要求をバージョン管理サーバ101に送信する(S701)。
次に、宅内通信装置103は、S701で送信した更新確認要求の応答をバージョン管理サーバ101から受信する(S702)。なお、更新確認要求の応答は、図5に示すS505で送信されるファームウェア提供不可通知、S507で送信されるダウンロード要通知、及びS508で送信されるダウンロード不要通知のいずれかである。
次に、宅内通信装置103は、S702で受信した更新確認要求の応答はダウンロード要通知であるか否かを判定する(S703)。
S702で受信した更新確認要求の応答はダウンロード要通知であると、S703で判定された場合、宅内通信装置103は、ダウンロード先のアドレスも通知されるので、ダウンロード先のファームウェア提供可能サーバからファームウェアをダウンロードする(S704)。
そして、宅内通信装置103は、ファームウェアのダウンロードは成功したか否かを判定する(S705)。
S705で、ファームウェアのダウンロードが成功したと判定された場合、宅内通信装置103は、ファームウェア更新機能205によってダウンロードしたファームウェアを更新し(S706)、自身を再起動する。
一方、S705で、ファームウェアのダウンロードが失敗したと判定された場合、ファームウェア更新確認処理を終了する。この場合、次のファームウェア更新確認処理で再度ファームウェアのダウンロードが実行される。
S702で受信した更新確認要求の応答はダウンロード要通知でない、すなわちファームウェア提供不可通知又はダウンロード不要通知であると、S703で判定された場合、ファームウェア更新確認処理を終了する。
図8は、本発明の第1の実施形態の二台の宅内通信装置103がファームウェアを更新する場合のシーケンス図である。
前提として、宅内通信装置103A及び宅内通信装置103Bはバージョン「001」のファームウェアを記憶しており、バージョン管理サーバ101には、最新のバージョン「002」を示す情報が保持され、ファームウェア提供サーバ102には、最新のバージョン「002」のファームウェアが配布可能に記憶されているものとする。
図8では、宅内通信装置103Aは、ファームウェア提供サーバ102からファームウェアをダウンロードして、ファームウェアを更新した後、宅内通信装置103Bは、宅内通信装置103Aからファームウェアをダウンロードして、ファームウェアを更新する。
以下に、シーケンスの順番に詳細に説明する。
まず、宅内通信装置103Aは、ファームウェアの更新確認要求をバージョン管理サーバ101に送信する(801)。この更新確認要求には、宅内通信装置103Aの装置ID「B」及び自身のファームウェアのバージョン「001」が含まれる。
バージョン管理サーバ101は、ステップ801の処理で送信された更新確認要求を受信した場合、受信した更新確認要求に含まれるバージョンと最新のバージョンとを比較し、更新が必要か否かを判定する。ここでは、更新確認要求に含まれるバージョン「001」が最新のバージョン「002」よりも古いので、更新が必要であると判定される。バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306を参照し、ファームウェアを提供可能なサーバを検索する(802)。
ここでは、ファームウェア提供サーバ102(ID:A)が宅内通信装置103Aのファームウェアのダウンロード先として選択され、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供サーバ102(ID:A)の現ダウンロード可能数をデクリメントし、ファームウェア提供サーバ102のダウンロード中端末ID405に宅内通信装置103Aの識別子(B)を登録する(803)。
次に、バージョン管理サーバ101は、更新確認要求の応答としてダウンロード要通知を宅内通信装置103Aに送信する(804)。このダウンロード要通知には、ダウンロード先のアドレス、すなわち、ファームウェア提供サーバ102のアドレスが含まれる。
宅内通信装置103Aは、ダウンロード要通知を受信した場合、ダウンロード要通知に含まれるダウンロード先(ファームウェア提供サーバ102)のアドレスに、ファームウェアダウンロード要求を送信し(805)、ファームウェアをダウンロードする(806)。
宅内通信装置103Aは、ファームウェアのダウンロードが完了すると、ファームウェアを更新し(807)、自身を再起動する(808)。宅内通信装置103Aは、更新されたファームウェア(バージョン「002」)で再起動する。宅内通信装置103Aは、再起動すると、ファームウェアの更新確認要求をバージョン管理サーバ101に送信する(809)。更新確認要求には、自身の装置ID「B」及び自身の更新されたファームウェアのバージョン「002」が含まれる。
バージョン管理サーバ101は、更新確認要求を受信した場合、受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン「002」は最新のバージョン「002」と同じであるので、宅内通信装置103Aのファームウェア提供サーバ102からのダウンロードが完了したと判断する。そして、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306のダウンロード中端末ID405から宅内通信装置103Aの識別子(B)を削除し、ファームウェア提供サーバ102の現ダウンロード可能数をインクリメントする(810)。
また、バージョン管理サーバ101は、受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン「002」は最新のバージョン「002」と同じであるので、ダウンロード不要通知を宅内通信装置103Aに送信する(811)。
また、バージョン管理サーバ101は、宅内通信装置103Aは最新のファームウェアを保持しているので、宅内通信装置103Aをファームウェア提供可能サーバとして、ファームウェア提供可能サーバリスト306に登録する(812)。
次に、宅内通信装置103Bは、ファームウェアの更新確認要求をバージョン管理サーバ101に送信する(813)。この更新確認要求には、宅内通信装置103Bの装置ID「C」及び自身のファームウェアのバージョン「001」が含まれる。
バージョン管理サーバ101は、ステップ813の処理で送信された更新確認要求を受信した場合、受信した更新確認要求に含まれるバージョンと最新のバージョンとを比較し、更新が必要か否かを判定する。ここでは、更新確認要求に含まれるバージョン「001」が最新のバージョン「002」よりも古いので、更新が必要であると判定される。バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306を参照し、ファームウェアを提供可能なサーバを検索する(814)。
ここでは、宅内通信装置103A(ID:B)が宅内通信装置103Bのファームウェアのダウンロード先として選択され、バージョン管理サーバ101は、宅内通信装置103A(ID:B)の現ダウンロード可能数をデクリメントし、宅内通信装置103Aのダウンロード中端末ID405に宅内通信装置103Bの識別子(C)を登録する(815)。
次に、バージョン管理サーバ101は、更新確認要求の応答としてダウンロード要通知を宅内通信装置103Bに送信する(816)。このダウンロード要通知には、ダウンロード先のアドレス、すなわち、宅内通信装置103Aのアドレスが含まれる。
宅内通信装置103Bは、ダウンロード要通知を受信した場合、ダウンロード要通知に含まれるダウンロード先(宅内通信装置103A)のアドレスに、ファームウェアダウンロード要求を送信し(817)、ファームウェアをダウンロードする(818)。
宅内通信装置103Bは、ファームウェアのダウンロードが完了すると、ファームウェアを更新し(819)、自身を再起動する(820)。宅内通信装置103Bは、更新されたファームウェア(バージョン「002」)で再起動する。宅内通信装置103Bは、再起動すると、ファームウェアの更新確認要求をバージョン管理サーバ101に送信する(821)。更新確認要求には、自身の装置ID「C」及び自身の更新されたファームウェアのバージョン「002」が含まれる。
バージョン管理サーバ101は、更新確認要求を受信した場合、受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン「002」は最新のバージョン「002」と同じであるので、宅内通信装置103Bの宅内通信装置103Aからのダウンロードが完了したと判断する。そして、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306のダウンロード中端末ID405から宅内通信装置103Bの識別子(C)を削除し、宅内通信装置103Aの現ダウンロード可能数をインクリメントする(822)。
また、バージョン管理サーバ101は、受信した更新確認要求に含まれるファームウェアのバージョン「002」は最新のバージョン「002」と同じであるので、ダウンロード不要通知を宅内通信装置103Bに送信する(823)。
また、バージョン管理サーバ101は、宅内通信装置103Bは最新のファームウェアを保持しているので、宅内通信装置103Bをファームウェア提供可能サーバとして、ファームウェア提供可能サーバリスト306に登録する(824)。
このように、宅内通信装置103のファームウェアが最新のファームウェアに更新された場合、当該宅内通信装置103はファームウェア提供可能サーバとなり、ネットワーク内のファームウェア提供可能サーバを増加させていくことができる。最新のファームウェアの提供から時間が経過し、最新のファームウェアをダウンロードした宅内通信装置103が増えるほど、ファームウェア提供可能サーバとなった宅内通信装置103へ負荷を分散させることができる。
図9は、本発明の第1の実施形態のファームウェアのダウンロードが失敗した場合のシーケンス図である。
宅内通信装置103Bは、ファームウェアの更新確認要求をバージョン管理サーバ101に送信する(901)。この更新確認要求には、宅内通信装置103Bの装置ID「C」及び自身のファームウェアのバージョン「001」が含まれる。
バージョン管理サーバ101は、901の処理で送信された更新確認要求を受信した場合、受信した更新確認要求に含まれるバージョンと最新のバージョンとを比較し、更新が必要であると判定し、ファームウェア提供可能サーバリスト306を参照し、ファームウェアを提供可能なサーバを検索する(902)。
ここでは、宅内通信装置103A(ID:B)が宅内通信装置103Bのファームウェアのダウンロード先として選択され、バージョン管理サーバ101は、宅内通信装置103A(ID:B)の現ダウンロード可能数をデクリメントし、宅内通信装置103Aのダウンロード中端末ID405に宅内通信装置103Bの識別子(C)を登録する(903)。
次に、バージョン管理サーバ101は、更新確認要求の応答としてダウンロード要通知を宅内通信装置103Bに送信する(904)。このダウンロード要通知には、ダウンロード先のアドレス、すなわち、宅内通信装置103Aのアドレスが含まれる。
宅内通信装置103Bは、ダウンロード要通知を受信した場合、ダウンロード要通知に含まれるダウンロード先(宅内通信装置103A)のアドレスに、ファームウェアダウンロード要求を送信し(905)、ファームウェアをダウンロードする(906)。
図9では、ステップ906の処理において、ネットワークの切断又は宅内通信装置103Aの電源断等の理由によって、宅内通信装置103Bがファームウェアをダウンロードできなくなり、ファームウェアの更新が失敗した状態を示す。この場合、宅内通信装置103Bは、次に送信する更新確認要求でファームウェアの更新を試みる。
バージョン管理サーバ101は、タイムアウトエントリ削除機能307によって、現在の時刻がファームウェア提供タイムアウト時刻406を経過したことを検出すると(907)、現在の時刻がファームウェア提供タイムアウト時刻406を経過したエントリをクリアし、宅内通信装置103Aの現ダウンロード可能数404をインクリメントする(908)。
これによって、宅内通信装置103がファームウェアの更新に失敗しても、バージョン管理サーバ101は、タイムアウトエントリ削除機能307によって、ファームウェア提供可能サーバリスト306からダウンロード開始から所定時間が経過したエントリを削除し、ダウンロード先となっているサーバの現ダウンロード可能数404をインクリメントする。このため、バージョン管理サーバ101は、現ダウンロード可能数404を正確に管理できる。
以上によって、本実施形態では、宅内通信装置103が最新のファームウェアを保持していれば、ファームウェア提供可能サーバとしてファームウェア提供可能サーバリスト306に登録されるので、ファームウェアの更新が必要な宅内通信装置103は、ファームウェア提供可能サーバからファームウェアを取得できる。このため、宅内通信装置103のファームウェアのダウンロードは、ファームウェア提供サーバ102に集中することなく、ファームウェア提供可能サーバとなる宅内通信装置103に分散する。
また、宅内通信装置103がファームウェアのダウンロード先となる場合、同時にダウンロード可能な宅内通信装置103の数を制限しない場合、ダウンロード先となる宅内通信装置103がデータ転送できなくなる可能性がある。
このため、本実施形態では、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306において、各ファームウェア提供可能サーバの最大同時ダウンロード可能数403を管理し、同時にダウンロードする宅内通信装置103の数が最大同時ダウンロード可能数403を超えないように、ファームウェア提供可能サーバからダウンロード先装置を選択している。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態を図10を用いて説明する。
本実施形態は、宅内通信装置103は、他の宅内通信装置103からのアクセスが禁止されている状態にあり、バージョン管理サーバ101から許可要求を受信した場合に、他の宅内通信装置103からのアクセスを許可し、ファームウェアのダウンロード許可状態になる実施形態である。
図10は、本発明の第2の実施形態の宅内通信装置103がファームウェアを更新する場合のシーケンス図である。なお、図8と同じ処理については図8と同じ符号を付与し、説明を省略する。
バージョン管理サーバ101は、ステップ814の処理で、バージョン管理サーバ101は、ファームウェア提供可能サーバリスト306を参照し、ファームウェアを提供するサーバとして、宅内通信装置103Aを選択する。
次に、バージョン管理サーバ101は、選択された宅内通信装置103Aに、他の宅内通信装置103からのアクセスを許可する要求であるポート開放要求を送信する(1001)。
宅内通信装置103Aは、ポート開放要求を受信した場合、他の宅内通信装置からのアクセスを許可するためにポートを開放し(1002)、ポートを開放したことを示すポート開放通知をバージョン管理サーバ101に送信する(1003)。
バージョン管理サーバ101は、ポート開放通知を受信すると、宅内通信装置103Aの現ダウンロード可能数404をデクリメントする(815)。
宅内通信装置103Bは、ファームウェアダウンロード要求を宅内通信装置103Aに送信し(817)、ファームウェアをダウンロードする(818)。宅内通信装置103Aは、宅内通信装置103Bのファームウェアのダウンロードが完了し、宅内通信装置103Bとのセッションが終了すると、開放されていたポートを閉塞し(1004)、他の宅内通信装置103からのアクセスを禁止する。
これによって、宅内通信装置103のセキュリティを維持したまま、宅内通信装置103からファームウェアがダウンロード可能になる
101 バージョン管理サーバ
102 ファームウェア提供サーバ
103 宅内通信装置
201 起動時実行処理呼出機能
202 定期実行処理呼出機能
203 ファームウェア更新要否確認機能
204 ファームウェアダウンロード機能
205 ファームウェア更新機能
206 装置再起動機能
207 配布形式ファームウェア格納部
208 起動形式ファームウェア格納部
209 ファームウェアダウンロード要求受信部
210 ファームウェア送信機能
301 ファームウェア更新要否確認受信機能
302 更新要否判定機能
303 ファームウェア提供サーバ探索機能
304 ファームウェア更新情報送信機能
305 最新バージョン情報
306 ファームウェア提供可能サーバリスト
307 タイムアウトエントリ削除機能

Claims (11)

  1. ファームウェアを記憶する宅内通信装置と、前記宅内通信装置のファームウェアの更新を管理する管理計算機と、前記宅内通信装置と前記管理計算機とを接続するネットワークを備えるファームウェア更新システムにおいて、
    前記宅内通信装置は、自身のファームウェアのバージョン情報を含む更新確認要求を所定のタイミングで前記管理計算機に送信し、
    前記管理計算機は、
    最新のファームウェアを提供可能なファームウェア提供可能装置と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得中の宅内通信装置の数を示す現在取得数と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを同時に取得可能な宅内通信装置の最大数と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得中の宅内通信装置の識別子と、を管理するファームウェア提供可能テーブルを保持し、
    受信した前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であるか否かに基づいて、前記ファームウェアを更新するか否かを判定し、
    前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報でないと判定された場合、前記ファームウェア提供可能テーブルを参照し、前記現在取得数が前記最大数に達していない前記ファームウェア提供可能装置を一つ選択し、前記選択された装置をダウンロード先装置として、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置に通知し、前記ダウンロード先装置の現在取得数を更新し、
    前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であると判定された場合、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置を前記ファームウェア提供可能装置として前記ファームウェア提供可能テーブルに記憶し、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置が前記ファームウェアを取得していたファームウェア提供可能装置の現在取得数を更新し、
    前記宅内通信装置は、前記ダウンロード先装置が通知された場合、前記通知されたダウンロード先装置から、前記ファームウェアを取得することを特徴とするファームウェア更新システム。
  2. 前記管理計算機は、前記ダウンロード先装置を前記宅内通信装置に通知してから、所定時間経過しても、当該宅内通信装置から前記最新のバージョン情報を含む前記更新確認要求を受信しない場合、当該宅内通信装置は当該ダウンロード先装置から前記ファームウェアを取得していないと判定し、当該ダウンロード先装置の現在取得数を更新することを特徴とする請求項1に記載のファームウェア更新システム。
  3. 前記ファームウェア更新システムは、前記最新のファームウェアを提供するためのファームウェア提供計算機を備え、
    前記ファームウェア提供可能テーブルには、前記ファームウェア提供計算機が前記ファームウェア提供可能装置として予め登録され、前記ファームウェア提供計算機の前記最大数は、前記ダウンロード先装置として登録された前記宅内通信装置の前記最大数よりも大きく設定され、
    前記管理計算機は、
    前記ファームウェア提供計算機を優先して前記ファームウェア提供可能装置として選択し、
    前記ファームウェア提供計算機の前記現在取得数が前記最大数に達した場合、前記ファームウェア提供可能装置として登録された前記宅内通信装置を選択することを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のファームウェア更新システム。
  4. 前記宅内通信装置は、他の宅内通信装置との通信が禁止されており、
    前記管理装置は、前記ダウンロード先装置を選択した場合、前記他の宅内通信装置との通信を許可する通信許可要求を前記ダウンロード先装置に送信し、
    前記ダウンロード先装置は、
    前記通信許可要求を受信した場合、前記他の宅内通信装置との通信を許可し、
    前記更新確認要求を送信した宅内通信装置の前記ファームウェアの更新情報の取得が完了した場合、前記他の宅内通信装置との通信を禁止することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載のファームウェア更新システム。
  5. ファームウェアを記憶する宅内通信装置と、前記宅内通信装置のファームウェアの更新を管理する管理計算機と、前記宅内通信装置と前記管理計算機とを接続するネットワークと、を備えるファームウェア更新システムにおけるファームウェア更新方法において、
    前記管理計算機は、
    最新のファームウェアを提供可能なファームウェア提供可能装置と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得中の宅内通信装置の数を示す現在取得数と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを同時に取得可能な宅内通信装置の最大数と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得中の宅内通信装置の識別子と、を管理するファームウェア提供可能テーブルを保持し、
    前記方法は、
    前記宅内通信装置が、自身のファームウェアのバージョン情報を含む更新確認要求を所定のタイミングで前記管理計算機に送信するステップと、
    前記管理計算機が、受信した前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であるか否かに基づいて、前記ファームウェアを更新するか否かを判定するステップと、
    前記管理計算機が、前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報でないと判定された場合、前記ファームウェア提供可能テーブルを参照し、前記現在取得数が前記最大数に達していない前記ファームウェア提供可能装置を一つ選択し、前記選択された装置をダウンロード先装置として、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置に通知し、前記ダウンロード先装置の現在取得数を更新するステップと、
    前記管理計算機が、前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であると判定された場合、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置を前記ファームウェア提供可能装置として前記ファームウェア提供可能テーブルに記憶し、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置が前記ファームウェアを取得していたファームウェア提供可能装置の現在取得数を更新するステップと、
    前記宅内通信装置が、前記ダウンロード先装置が通知された場合、前記通知されたダウンロード先装置から、前記ファームウェアを取得するステップと、を含むことを特徴とするファームウェア更新方法。
  6. 前記管理計算機が、前記ダウンロード先装置を前記宅内通信装置に通知してから、所定時間経過しても、当該宅内通信装置から前記最新のバージョン情報を含む前記更新確認要求を受信しない場合、当該宅内通信装置は当該ダウンロード先装置から前記ファームウェアを取得していないと判定し、当該ダウンロード先装置の現在取得数を更新するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載のファームウェア更新方法。
  7. 前記ファームウェア更新システムは、前記最新のファームウェアを提供するためのファームウェア提供計算機を備え、
    前記ファームウェア提供可能テーブルには、前記ファームウェア提供計算機が前記ファームウェア提供可能装置として予め登録され、前記ファームウェア提供計算機の前記最大数は、前記ダウンロード先装置として登録された前記宅内通信装置の前記最大数よりも大きく設定され、
    前記方法は、
    前記管理計算機が、前記ファームウェア提供計算機を優先して前記ファームウェア提供可能装置として選択するステップと、
    前記管理計算機が、前記ファームウェア提供計算機の前記現在取得数が前記最大数に達した場合、前記ファームウェア提供可能装置として登録された前記宅内通信装置を選択するステップと、を含むことを特徴とする請求項5及び請求項6に記載のファームウェア更新方法。
  8. 前記宅内通信装置は、他の宅内通信装置との通信が禁止されており、
    前記方法は、
    前記管理装置が、前記ダウンロード先装置を選択した場合、前記他の宅内通信装置との通信を許可する通信許可要求を前記ダウンロード先装置に送信するステップと、
    前記ダウンロード先装置が、前記通信許可要求を受信した場合、前記他の宅内通信装置との通信を許可するステップと、
    前記ダウンロード先装置が、前記更新確認要求を送信した宅内通信装置の前記ファームウェアの更新情報の取得が完了した場合、前記他の宅内通信装置との通信を禁止することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一つに記載のファームウェア更新方法。
  9. ファームウェアを記憶する宅内通信装置とネットワークを介して接続され、前記宅内通信装置のファームウェアの更新を管理する管理計算機において、
    前記管理計算機は、
    最新のファームウェアを提供可能なファームウェア提供可能装置と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得中の宅内通信装置の数を示す現在取得数と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得可能な宅内通信装置の最大数と、前記ファームウェア提供可能装置から前記ファームウェアを取得中の宅内通信装置の識別子と、を管理するファームウェア提供可能テーブルを保持し、
    前記宅内通信装置のファームウェアのバージョン情報を含む更新確認要求を前記宅内通信装置から受信した場合、前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であるか否かに基づいて、前記ファームウェアを更新するか否かを判定する更新確認判定部と、
    前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報でないと判定された場合、前記ファームウェア提供可能テーブルを参照し、前記現在取得数が前記最大数に達していない前記ファームウェア提供可能装置をダウンロード先装置として一つ選択し、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置に当該ダウンロード先装置から前記ファームウェアを取得するように通知し、前記ダウンロード先装置の現在取得数を更新するダウロード先装置提供部と、
    前記更新確認要求に含まれるバージョン情報が最新のバージョン情報であると判定された場合、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置を前記ファームウェア提供可能装置として前記ファームウェア提供可能テーブルに記憶し、当該更新確認要求を送信した宅内通信装置が前記ファームウェアを取得していたファームウェア提供可能装置の現在取得数を更新しダウンロード先装置登録部と、を備えることを特徴とする管理計算機。
  10. 前記管理計算機は、前記ダウンロード先装置を前記宅内通信装置に通知してから、所定時間経過しても、当該宅内通信装置から前記最新のバージョン情報を含む前記更新確認要求を受信しない場合、当該宅内通信装置は当該ダウンロード先装置から前記ファームウェアを取得していないと判定し、当該ダウンロード先装置の現在取得数を更新する強制更新部を備えることを特徴とする請求項9に記載の管理計算機。
  11. 前記管理計算機は、前記最新のファームウェアを提供するためのファームウェア提供計算機に前記ネットワークを介して接続され、
    前記ファームウェア提供可能テーブルには、前記ファームウェア提供計算機が前記ファームウェア提供可能装置として予め登録され、前記ファームウェア提供計算機の前記最大数は、前記ダウンロード先装置として登録された前記宅内通信装置の前記最大数よりも大きく設定され、
    前記ダウロード先装置提供部は、
    前記ファームウェア提供計算機を優先して前記ファームウェア提供可能装置として選択し、
    前記ファームウェア提供計算機の前記現在取得数が前記最大数に達した場合、前記ファームウェア提供可能装置として登録された前記宅内通信装置を選択することを特徴とする請求項9及び請求項10に記載の管理計算機。
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