JP2012116635A - 二重フレーム式のホイールコンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のホィールコンベアより安価に製造でき、更に分解・組立が容易で、故障あるいは磨耗した1個のホィールだけを使用状態のまま取外し・交換可能にする。
【解決手段】ホィールコンベアのフレーム部分を弾性の違う二種類の素材からなるフレームを嵌合させて形作る構造とし、分離状態では内フレーム2は外力でしなやかに変形をして組立・分解を容易にさせ、嵌合状態では剛性が強く容易に分解しない構造。また軸受け穴3の形状を工夫し、個別の軸受け穴だけを選択的に開いて回転軸の着脱が可能となるようにし、かつ使用状態においては被搬送物の荷重が回転軸から外フレーム1に直接伝わる様にして、剛性の弱い内フレーム2の変形を防ぐ構造。
【選択図】図1

Description

この発明は、製造業、物流業などで多用されている、製品やその収納箱を自重搬送させるホイールコンベアの改良に関するものである
従来の外枠式ホイールコンベアの構造は以下特許文献に示すようにフレームに軸受け穴が一体式になっている。また一部の製品においてはホィールの軸受けをフレームと分離し、フレームの溝に軸受けを刺し込む方式として、分解・組立を容易にする構造になっている。
WO02005/070792 特開2010−023980 特開平05−238527 特開昭63−067526 実開平04−097709
本発明が解決しようとする課題は、従来のホィールコンベアより安価に製造でき、更に分解・組立が容易で、故障あるいは磨耗した1個のホィールだけを使用状態のまま取外し・交換可能とする事。また廃棄する際に、より簡便に全部品を分解できる事である。
上記特許文献において提案されている構造のなかで、従来品の1形態である軸受け穴とフレームが一体成形されている製品(以下旧型と記す)においては、被搬送物の荷重を支えるためフレームが剛性の高い構造になっており、その組み立て時にはフレームのコの字型開口部を大きな力で開いて回転軸を組付ける事が必要で、製造機械が大型・複雑な物になっていた。
また旧型ホィールコンベアの修理・廃棄(分解・分別)時にも大きな力でフレームを開くことが必要で、修理・廃棄にコストがかかりがちであった。
そして軸受け穴をフレームと別に樹脂部品で成形、組み付ける方式(以下新型と記す)が特許文献1及び2において提案されている。特許文献1の内容は樹脂製の軸受け板をフレームと別に製造し軸受け板とホィール及び回転軸をあらかじめ組立てたホィールユニットとして、フレームの断面方向から溝に差し込む構造となっている。
このためホィール1個を故障交換するにも使用状態から取外し、故障ホィールより手前にあるホィールユニット全てを引き出さないと交換できなかった。
またその構造のため組立工程が複雑になり製造機械が旧型より更に大型・複雑な物になってしまっていた。
以上の課題を解決するために、
ホィールコンベアのフレーム部分を弾性の違う二種類の素材からなるフレームを嵌合させて形作る構造とし、分離状態では内フレームは外力でしなやかに変形をして組立・分解を容易にさせ、嵌合状態では剛性が強く容易に分解しない構造とする。
また軸受け穴の形状を工夫し、個別の軸受け穴だけを選択的に開いて回転軸の着脱が可能となるようにし、かつ使用状態においては被搬送物の荷重が回転軸から外フレームに直接伝わる様にして、剛性の弱い内フレームの変形を防ぐ構造とした。
近年、市場に販売されているホィールコンベアはそのフレームの構造に着目すると
大きく2種類に分類できる。便宜的に片方を旧型、片方を新型と呼ぶ。
旧型はフレームに直接成形された穴部にホィールの回転軸を直接組みつけている。
また新型はフレームに成形された溝部に樹脂製軸受け部品を差し込む構造である。
これらのコンベアと本件発明によるホィールコンベアの機能面での違いを表1に
て比較する。
Figure 2012116635
表1に示す様に本件発明により、以下の効果を得られる
1.従来品新型に比して、部品数減少と組立工程簡素化による生産コストのダウン
2.外側フレームと内側フレームの簡単な嵌合構造により、分離輸送・販売時最終組立を可能とし物流・在庫コストのダウン
3.容易な勘合によりユーザーによる勘合組立を可能とし、内・外各フレームの別売りによる、ユーザー購入費・修理費のダウンと廃棄物の減量
4.分解が容易な構造による、分別・リサイクル率の向上
本件発明の実施形態の1例を斜視図で示す。 本件発明の実施形態の1例を断面図で示す。 本件発明の2重式フレームをホィールの無い状態で示す。 内側フレーム及び外フレームの形状を示す。 軸受け穴部の詳細形状を示す 回転軸端部の自転止め形状の1例を示す
この発明の実施形態の一例を、図1に示す。
ホイールコンベアの内フレームは弾力のある薄板鋼板あるいは強靭な樹脂製であり、Uの字形状をなし、多数のホイール軸受け孔が設けられている。
ホィール軸受け穴はUの字断面の上部にあり、上方に向かって開いた傾斜面に設けられ
ホィール軸を下方に押し付ける事で左右対になった軸受け穴のピッチが広がり、軸を圧入できる形態となっている。
更に個々の軸受け穴は個別に広がる様スリットが設けられている。
「実施形態の効果」
本発明のホィールコンベアではその製造組立工程において、内フレームのUの字断面の上方に設けられた傾斜面により上方から押し付けられたホィールの両端が直接軸受け穴部に接するため、内フレーム全体を広げる事無く組立が可能となり、単純な一方向圧入となる。このため製造機械が単純簡便で小型高速な機械になり、生産コストのダウンとなる。
これに対し従来品新型においてはホィール、軸、軸受けをあらかじめユニット組立してフレーム断面より差し込む構造のため、複雑な生産機械で生産速度も遅くなる。
軸受け部品も100〜150mm程度と長さが限られ、左右別になっているため
部品数が多くなり製造コスト面で不利となっている。
また従来品旧型においては剛性の高いフレームに軸受け穴が設けられているため、フレーム全体を引き広げてホィール軸を組み付けるため、大型の機械になってしまう。
部品数が少なく新型に比べ安価に供給されているが、修理・廃棄を含めたライフサイクルコストでは新型に劣ると判定するユーザーが広がりつつある。
本件発明では個々の軸受け穴は圧入に際し個々の軸受け穴が柔軟に広がる様スリットが設けられており、小さな力で圧入を可能とし、また修理・交換の際にもより小さな力で特定の軸だけを外す事を可能としている。
これらにより従来品新型より更に修理・廃棄を容易にしかつ低価格で供給可能ならしめる。
「他の実施形態」
従来品は3〜4mの完成品で流通・販売されているが、本件発明においては3〜4mの外フレームに1m前後の内フレームを複数組み付ける運用が可能となり、物流・販売面での運用自由度が増す。
また従来品を生産・販売するメーカはいずれもホィール形状の異なる複数の製品を取扱っているが、本件発明ではホィール形状の異なる内フレームを短尺で在庫すれば、
受注に応じて受注長さに応じた長さの外フレームに営業倉庫で完成組立をさせる事が容易になり、在庫圧縮の一助になる。
既に従来品が自動車産業、電機産業など多方面で使用されており、その改良である本件発明が利用できることは言を待たない。
1 外フレーム
2 内フレーム
3 軸受け穴
4 回転軸
5 ホィール

Claims (5)

  1. 弾性率の異なる硬い外フレームと柔らかい内フレームの2重フレーム構造を持つホィールコンベア
  2. 内フレームに設けられた軸受け穴が内フレーム上部の傾斜面にあり、製造に際し回転軸の挿入が一方向圧入とできる、請求項1に記載のホィールコンベア
  3. 軸受け穴に設けられたスリットにより、個別の穴を独立して広げる事ができ、よってホィールコンベアが構造物に取り付けられたまま、個別のホィールを脱着可能な、請求項2に記載のホィールコンベア
  4. 軸受け穴が内フレームの上部傾斜部より垂直部まで達しており、垂直部外側に嵌合した外フレームに被搬送物の荷重がかかる構造とした請求項1、2、3、のいずれかに記載のホィールコンベア
  5. 回転軸の両端が円形断面ではなく、軸受け穴に対し回転しない構造となり、よって使用時において樹脂ホィールと金属軸の回転摺動のみでホィールが回転し、金属軸と金属フレームが摺動せず、粉塵の発生を抑制した請求項1,2,3,4のいずれかに記載のホィールコンベア
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