JP2012108225A - 光サブアセンブリ - Google Patents

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Masanobu Kawamura
正信 川村
Kazunori Tanaka
和典 田中
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Abstract

【課題】レンズへ接着剤が付着することなく、接着部全領域へ接着剤を塗布することができるOSAを提供する。
【解決手段】TOSA1は、端面にレンズ2dが取り付けられた筺体内に光電変換素子を有する光モジュール2と、該光モジュール2が挿入され筺体の側面と接着剤で固定されるモジュール収容部32、及び、光コネクタのフェルールが挿着されるフェルール装着部31を有するレセプタクル部材3と、を備えたものであって、レセプタクル部材3のモジュール収容部32は、光モジュール2の筺体側面と接着する接着部32aの内壁の上端が、レンズ2dが取り付けられた端面より低い段差となるように形成されると共に、接着部32aの内壁の上端とフェルール装着部31との間の側壁には窓孔32dが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信用の光信号を送信及び/または受信する光モジュールを備えた光サブアセンブリに関する。
光通信に用いられる光モジュールは、光電変換機能を担う光電変換素子として、レーザダイオード(LD:Laser Diode)やフォトダイオード(PD:Photo Diode)等を有する。図3に示すように、光コネクタが接続されるレセプタクル部材102を上述のような光モジュール101に取付けることにより、光サブアセンブリ(OSA:Optical Sub-Assembly)100が構成される(例えば、特許文献1参照)。
このOSA100では、光モジュール101が有するレンズ101aによって、例えば、光モジュール101内のLDから出射された光が、レセプタクル部材102に接続された光コネクタの光ファイバに集光されるようになっている。
また、光モジュール101とレセプタクル部材102との固定は、両者の間の隙間を埋める接着剤103により行われる。
特開2008−116861号公報
しかし、光モジュール101とレセプタクル部材102との隙間すなわち接着部の全領域にわたって充填塗布されていないと、十分な接着強度を得ることができないが、図3の構造では、接着部における充填塗布の様子を確認できない。したがって、接着部の全領域に確実に充填塗布するためには、接着剤を多めにする必要がある。しかし、多過ぎると、レンズ101aに接着剤が付着してしまう恐れがある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、レンズへ接着剤が付着することなく、接着部全領域へ接着剤を塗布することができるOSAを提供することをその目的とする。
本発明の光サブアセンブリは、端面にレンズが取り付けられた筺体内に光電変換素子を有する光モジュールと、該光モジュールが挿入され筺体の側面と接着剤で固定されるモジュール収容部、及び、光コネクタのフェルールが挿着されるフェルール装着部を有するレセプタクル部材と、を備えたものであって、レセプタクル部材のモジュール収容部は、光モジュールの筺体側面と接着する接着部内壁の上端が、レンズが取り付けられた端面より低い段差となるように形成されると共に、接着部内壁の上端とフェルール装着部との間の側壁には窓孔が形成されていることを特徴とする。
レセプタクル部材が、窓孔が加工される際に段差が同時に加工されるとよい。
本発明によれば、光モジュールのレンズが取り付けられた端面に対して、レセプタクル部材側に段差を設けたので、接着剤を多めに塗布しても、レンズへ接着剤が付着することがなく、また、接着部全領域にわたって充填塗布されているか否かは、レセプタクル部材の側面に設けた窓孔から確認することができる。さらに、該窓孔から、レンズへの接着剤付着の有無も確認することができる。
本発明のOSAの一例を説明する図である。 本発明のOSAの他の例を説明する図である。 従来のOSAを説明する図である。
本発明のOSAは、光コネクタが接続されるレセプタクル部材と、光モジュールとを備える。本OSAは、例えば、LDを有する送信用光サブアセンブリ(TOSA:Transmitting OSA)やPDを有する受信用光サブアセンブリ(ROSA:Receiving OSA)等として構成されるが、以下の説明では、TOSAとして構成されたものとする。
図1は、本発明のTOSAの一例を説明する図で、図1(A)及び図1(B)はそれぞれTOSAの一例の部分断面図及び斜視図である。
図1の例のTOSA1は、接続される光コネクタのフェルールを受納するレセプタクル部材3と、電気信号を光信号に変換し、レセプタクル部材3に挿入されたフェルールの光ファイバへ送出するLDを有する光モジュール2とが、接着剤4で固定されて成る。
光モジュール2は、端面にレンズ2dが取り付けられた筺体内に上記のLDやモニタPDを有する同軸型の一般的なもので、その筐体は、ステム2a、レンズキャップ2bから成る。ステム2aは、レンズキャップ2bと協働して、内部に素子搭載空間を有するCANパッケージを構成しており、外部に電気接続するためのリードピン2cを有する。リードピン2cは、LDやモニタPDと種々の接続手段により電気接続される。レンズキャップ2bは、ステム2aと協働してLD等を気密封止するものであり、LDからの光を集光するレンズ2dと、レンズ2dを保持する金属製のキャップシェル2eを有する。レンズ2dは、TaF3等の光学ガラス製のボールレンズであり、キャップシェル2eの上部中央の開口に封止ガラス等により固定される。
レセプタクル部材3は、光モジュール2のLDと光コネクタのフェルールの光ファイバとを光結合させるためのもので、光コネクタのフェルールが装着されるフェルール装着部31と、光モジュール2がレンズ2d側から収容され接着剤4で固定されるモジュール収容部32を有する。
モジュール収容部32は、フェルール装着部31とは反対側の端部に、光モジュール2のキャップシェル2eと接着剤4で固定される接着部32aを有し、該接着部32aが、上記固定のため、光モジュール2のキャップシェル2eの形状に対応して円筒状に形成されている。
また、モジュール収容部32のレンズ空間部32bは、光モジュール2のレンズ2dが位置し、以下のような形状となっている。レンズ空間部32bは、光モジュール2のレンズ2dが取り付けられた端面に対する段差32cが当該収容部32の内壁に形成されるように接着部32aより内径が広い円筒形状となっている。段差32cの端面は、光モジュール2のレンズ2dが取り付けられた端面より低い位置、すなわちステム2a側に位置する。
さらに、モジュール収容部32のレンズ空間部32bの側壁には、つまり、接着部32aの上端とフェルール装着部31との間の側壁には、光モジュール2のレンズ2dへの接着剤の付着の有無や、接着部32aの全領域にわたって充填塗布されているか否かを確認するための窓孔32dが形成されている。
以上のような構成部材から成るTOSA1の組み立ては以下のように行われる。すなわち、レセプタクル部材3のモジュール収容部32内において、光モジュール2とレセプタクル部材3の位置合わせを3次元的に行い(レセプタクル部材の軸方向及び該軸と垂直な面内の位置合わせを行い)、その後、キャップシェル2eとレセプタクル部材3との間の隙間にステム2a側から樹脂製接着剤等の接着剤4を充填し、接着剤4を硬化することでTOSA1の組み立ては完了する。
組み立ての際、塗布する接着剤4が適量より多かった場合、キャップシェル2eとレセプタクル部材3の接着部32との間の接着剤4はレンズ2d側へ這い上がろうとする。しかし、上述のように、レセプタクル部材3の内壁にキャップシェル2bとの段差32cが形成されるようレンズ空間部32bが設けられており、キャップシェル2bとレセプタクル部材3の内壁との隙間が、キャップシェル2bの上面近傍で広がっている。そのため、余分な接着剤4は段差32c上に流れるので、接着剤4が多くてもレンズ2d側へ這い上がることがない。
一方、接着剤4が適量より少ない場合、キャップシェル2eの上面とレセプタクル部材3との間に、接着剤4のフィレットが十分に形成されない。したがって、TOSA1では、接着剤4が適量より少ないか否かの確認を、レセプタクル部材3の側面の窓孔32dより上記フィレットの有無を確認することにより行うことができる。
また、レセプタクル部材3の窓孔32dから、レンズ2dへの接着剤4の付着の有無も確認できる。
このように、TOSA1では、レセプタクル部材3の内壁のキャップシェル2eのレンズ2d側の端部付近に段差32cを設けることで、樹脂4がレンズ2d方向へ流れ出すことを防ぐことができ、また、レセプタクル部材3の側壁に窓孔32dを設けているので、充填した樹脂4のフィレットを該孔32を介して確認し、きちんと充填できていることを確認できる。
なお、レセプタクル部材32は、SUS系の金属ブロックを切削加工することにより作製できる。
図2は、本発明のTOSAの他の例を説明する図で、図2(A)及び図2(B)はそれぞれTOSAの他の例の部分断面図及び斜視図である。本例において、図1の例と同様の構成部分については、同じ符号を用いることにより、説明を省略する。
図2のTOSA1´は、図1の例と同様、レセプタクル部材3´と、光モジュール2を備えるが、図1の例とは異なり、レセプタクル部材3´が、スリーブ部材31´とジョイントスリーブ(Jスリーブ)32´の2つの部材から構成される。
スリーブ部材31´は、図1のフェルール装着部31と同様に機能し、光コネクタのフェルールが装着される。また、スリーブ部材31´は、例えば、樹脂材料から形成され、Jスリーブ32´とは光学的調芯された後に樹脂製接着剤により接着固定される。
Jスリーブ32´は、スリーブ部材9と光モジュール2とを連結するものであって、図1のモジュール収容部32と同様に機能し、光モジュール2がレンズ2d側から収容され接着剤4で固定される。
このJスリーブ32´は、図1のモジュール収容部32と同様に、スリーブ部材31´とは反対側の端部に、光モジュール2のキャップシェル2eと接着剤4で固定される接着部32aを有し、さらに、光モジュール2のレンズ2dが取り付けられた端面に対する段差32c´が当該Jスリーブ32´の内壁に形成されるよう、光モジュール2のレンズ2dが位置するレンズ空間部が加工されている。また、Jスリーブ32´は、図1のモジュール収容部32と同様に、その側壁に窓孔32d´が形成されている。
しかし、窓孔32d´は、図1の例のものと異なり、段差32c´を一端とし且つ断面においてレンズ接着部32a´の内径より長い辺を有する長方形形状であり、該窓孔32d´を形成すると、段差32d´が同時に形成できるようになっている。そのため、図2のTOSA1は図1のものに比べ作製が容易である。
Jスリーブ32´は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を材料として用い、窓孔32d´に相当する突起を樹脂金型に設けておくことで作製できる。Jスリーブ32の材料としては、PPS以外では、LCP(液晶ポリマー樹脂)やPEI(ポリエーテルイミド樹脂)等の高い曲げ弾性率が得られる材料が好ましい。なお、Jスリーブ32´は、SUS系の金属ブロックを切削加工することによっても作製できる。
以上のようなJスリーブ32´等から成るTOSAにおいても、組み立ての際、塗布する接着剤4が適量より多い場合、キャップシェル2eとレセプタクル部材3のJスリーブ32´との間の接着剤4はレンズ2d側へ這い上がろうとする。しかし、上述のように、レセプタクル部材3の内壁にキャップシェル2bとの段差32c´が形成されるよう窓孔32d´が設けられており、キャップシェル2bとJスリーブ32´の内壁との隙間が、キャップシェル2bの上面近傍で広がっている。そのため、余分な接着剤4は段差32c´上に流れるので、接着剤4が多くてもレンズ2d側へ這い上がることがない。
一方、接着剤4が適量より少ない場合、キャップシェル2eの上面とJスリーブ32´との間に、接着剤4のフィレットが十分に形成されない。したがって、TOSA1´では、接着剤4が適量より少ないか否かの確認を、Jスリーブ32´の側面の窓孔32d´より上記フィレットの有無を確認することにより行うことができる。
また、Jスリーブ32´の窓孔32d´から、レンズ2dへの接着剤4の付着の有無も確認できる。
このように、TOSA1では、Jスリーブ32´の内壁のキャップシェル2eのレンズ2d側端部付近に段差32c´を設けることで、樹脂4がレンズ2d方向へ流れ出すことを防ぐことができ、また、Jスリーブ32´の側壁に窓孔32d´を設けているので、充填した樹脂4のフィレットを該孔32´を介して確認しきちんと充填できていることを確認できる。
なお、図1のようにレセプタクル部材が1つの部品からなる場合でも、窓孔を加工すると同時に、レセプタクル部材のモジュール収容部のレンズ空間部すなわち上述の段差を加工することもできる。
1,1´…TOSA、2…光モジュール、2b…レンズキャップ、2d…レンズ、2e…キャップシェル、3,3´…レセプタクル部材、4…接着剤、31…フェルール装着部、31´…スリーブ部材、32…モジュール収容部、32´…ジョイントスリーブ、32c,32c´…段差、32d,32d´…窓孔。

Claims (2)

  1. 端面にレンズが取り付けられた筺体内に光電変換素子を有する光モジュールと、該光モジュールが挿入され前記筺体の側面と接着剤で固定されるモジュール収容部、及び、光コネクタのフェルールが挿着されるフェルール装着部を有するレセプタクル部材と、を備えた光サブアセンブリであって、
    前記レセプタクル部材のモジュール収容部は、前記光モジュールの筺体側面と接着する接着部内壁の上端が、前記レンズが取り付けられた端面より低い段差となるように形成されると共に、前記接着部内壁の上端と前記フェルール装着部との間の側壁には窓孔が形成されていることを特徴とする光サブアセンブリ。
  2. 前記レセプタクル部材において、前記窓孔が加工される際に、前記段差が同時に加工されることを特徴とする請求項1に記載の光サブアセンブリ。
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