JP2012107502A - 微生物を用いた地盤改良工法 - Google Patents

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【課題】 建設コストおよび維持コストが低廉で、建設前の敷地および既存の建築物の地下地盤に適用でき、撤去が容易な方法による地盤の液状化抵抗を高める地盤改良工法を提供する。
【解決方法】 地盤中に存在する微生物の代謝に必要な養分を地盤中に供給して該微生物の代謝を促進し、該微生物の代謝産物によって前記地盤の液状化抵抗を高める。前記養分を微生物と共に地盤中に供給してもよい。発明において使用される微生物は代謝反応により異なるが、主として地盤の水飽和度の低下(微生物による窒素および炭酸ガスの生成)および粘性の増加(バイオポリマー生成)によって液状化抵抗を高める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地盤改良工法に関し、特に、微生物の代謝産物によって地盤の液状化抵抗を高める地盤改良工法に関するものである。
地盤の液状化現象とは、地震の際に地下水位の高い砂地盤が液体状の挙動を示す現象をいう。結果的に砂地盤状に建設された建物が不等沈下を起こしたり、地中の比重の軽い構造物(例えば下水管など)が浮き上がったりする現象が起き、大きな被害を与え得ることが知られている。一方、地盤が液状化する条件としては、地盤が水で飽和しているか飽和に近い状態にあること、振動によって間隙水圧が上昇して地盤のせん断耐力が減少すること等がある(吉見吉昭著「砂地盤の液状化 第2版」技法堂1991年:非特許文献1)。
地震時の地盤の液状化を防止する方策は種々提案されている。例えば、特開2008−57247号公報(特許文献1)は、地上に敷設されたパイプラインの両側に壁状に連続する地下壁体を建設する方法を提案するものである。
特開平10−18308号公報(特許文献2)は、建物の基礎構造の周囲に構築した連続する包囲壁と、前記包囲壁の外面に沿って所定の間隔をおいて複数構築した控え壁とよりなる建物基礎地盤の液状化防止構造を構築することによって建物の基礎地盤のせん断変形を効果的に抑制して液状化を防止する方法を提案するものである。
上記特許文献1と2に記載された方法はいずれも、地盤中にコンクリート壁等を構築して地盤の変形を拘束することによって液状化を防止するものであるが、建設コストが高く、かつ、撤去する際にも大きなコストがかかることになる。
特開2003−119762号公報(特許文献3)は、対象地盤に井戸を設け、井戸にアルカリ及びアルカリ土類金属のうち少なくとも一つを含む塩化物を水に溶解したアルカリ金属塩の水溶液を注入し、炭酸イオンを含んだ炭酸水溶液を井戸に注入し、対象地盤内部でアルカリ及びアルカリ土類金属のうち少なくとも一つを含む難溶解性塩を形成する方法を提案するものである。当該方法は地盤を構成する粒子の間隙に難溶解性塩を充填することによって流動化抵抗を向上させるが、対象地盤のボリュームに相当する莫大な量の塩化物と炭酸水溶液を必要とする。
特開2007−211537号公報(特許文献4)は、地盤中に微細な気泡を注入することで地盤の水飽和度を低下させ、液状化を起こりにくくする技術を開示したものである。この技術の場合、地盤の不飽和状態を維持するためには気泡注入を持続する必要があり、継続的な維持費が必要になると共に、気泡注入システムに高い耐震性が必要になるなどの問題もある。
一方、微生物を用いた地盤改良技術としては、有機栄養源、カルシウム塩、およびp H 緩衝剤を注入することによって地盤の透水性を低下させる地盤改良工法(特開2006−169940号公報:特許文献5)や、バクテリアセルロース産生能を有する微生物によって土中に不透水壁を構築して石油の改修を増進する方法(特開2001−321164号公報:特許文献6)などが公開されている。しかし、特許文献5、6に記載された技術はいずれも地盤の液状化防止を対象とした技術ではない。これらの公報に記載された技術は、いずれも地盤を不透水化するものであり、それ自体は地盤の飽和度を低下させて流動化を起こりにくくすることとは相反する技術である。
吉見吉昭著「砂地盤の液状化 第2版」技法堂1991年 特開2008−57247号公報 特開平10−18308号公報 特開2003−119762号公報 特開2007−211537号公報 特開2006−169940号公報 特開2001−321164号公報
本発明は、従来技術が有する上記の課題を解決することを目的としたものであって、さらに、建設コストおよび維持コストが低廉で、建設前の敷地および既存の建築物の地下地盤に適用でき、容易に地盤の液状化抵抗を高め、地震時に液状化しにくい地盤に改良する方法を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、地盤中に存在する液状化抵抗を高める作用のある微生物の代謝に必要な養分として有機物および/または無機物を地盤中に供給して該微生物の代謝を促進し、該微生物の代謝産物および/または増殖した菌体集合体によって前記地盤の液状化抵抗を高める地盤改良工法である。
本明細書に於いて微生物とは、原核生物、真核生物などの微小な生物を指し、土壌中に生息する(または生息できる)細菌、放線菌、糸状菌、原生動物などを含む意味で用いる。代謝とは、物質代謝およびエネルギー代謝を包括する言葉として用い、異化、発酵、好気呼吸、嫌気呼吸、同化を含む。養分は有機物と無機物のそれぞれを単独または混合して使用する微生物の代謝に必要な物質を指し、目的とする代謝産物の生成によるが、有機物としては、炭水化物、糖類、タンパク質、アミノ酸、脂質、高級脂肪酸、低級脂肪酸など、無機物としては窒素化合物、リン化合物が含まれる。これらとは別に微生物の呼吸に必要な電子受容体(酸素、硝酸塩など)が地盤環境中に不足する場合には供給する必要がある。
地盤に養分を供給する方法は、液状化防止対策の対象となる構造物に影響を与えない方法であれば特定の方法に限定されない。一例として、液状化防止対象地盤および/または周辺近傍に設けた(どのような方法でも掘削によって地盤に形成した)ボーリング孔あるいは井戸から、リチャージ工法または圧入工法などにより養分および有用な菌体を注入する。また、建物の建設前においては対象地盤を掘削して必要な微生物と養分を混合した後に埋め戻すこともできる。液状化抵抗とは、地震時に液状化しにくい地盤の性質を指し、本発明においては、使用される微生物と代謝反応によって異なるが、液状化の要件のうち、主として地盤の水飽和度の低下および粘性の増加によって液状化抵抗を高める。
本発明においては、地盤の液状化抵抗を高めるにあって、養分と微生物を共に地盤中に供給しても良い。対象地盤中に自然に存在する微生物の代謝産物によって地盤改良を行う場合は当該微生物の養分だけを地盤に供給してもよいが、養分と微生物を共に地盤に供給すれば、対象地盤には存在しない微生物の代謝産物によって地盤改良を行うこともできる。
地盤の水飽和度の低下させる方法として、微生物(群)を利用して窒素ガスを生成させることも可能である。微生物としては窒素の生成を促進する細菌である脱窒菌を用いることができる。脱窒菌は、硝酸還元菌のうち、硝酸イオンを窒素にまで還元する能力を備えたものを指し、例えば、Pseudomonas属、Paracoccus属、Thiobacillus属等に属する細菌を挙げることができる。この場合、前記養分は硝酸イオンあるいは最終的に硝酸性イオンとなる窒素化合物であり、前記代謝産物は窒素ガスである。脱窒菌の代謝によって産生した窒素ガスが、地盤中に滞留することにより地盤の水飽和度が低減し、液状化抵抗を高めることができる。
地盤の水飽和度の低下させる方法として、微生物(群)を利用して二酸化炭素ガスを生成させる。本明細書で有効利用する微生物は、酸素を電子受容体として二酸化炭素を生成する代謝機構を備えた微生物を指しており、好気性細菌だけでなく、通性好気性菌や偏性好気性菌も包括する。このような微生物は地盤中に多数存在しているため、請求項1に示す液状化抵抗を高める能力の有る菌体を地盤に導入する必要はないが、地盤中には酸素が不足しているため、酸素の供給が必要である。酸素の供給には、エアスパージングまたは徐放性酸素供給薬剤(過酸化マグネシウム等)の使用などが可能である。好気性菌による前記代謝産物は二酸化炭素ガスであり、地盤中に滞留した二酸化炭素ガスにより地盤の水飽和度を低減することを通じて液状化抵抗を高める。
地盤の間隙水中の粘性増加によって液状化抵抗を高める方法として、微生物(群)を利用して粘度の高い代謝産物(バイオポリマー)を生成させる。微生物によって生成されるバイオポリマーは様々な性質のものが存在するが、ここでは特に水に不溶性または難溶性のバイオポリマーであり、且つ間隙水中の粘度をできるだけ大きくするバイオポリマーを生成する細菌が望ましい。長期的な液状化防止のためには、難分解性の不溶性バイオポリマー生成菌を利用して長期的に間隙水中の粘度を高めることが必要であり、有用なバイオポリマーを生成する細菌を栄養と共に供給する方法が有効である。不溶性ポリマー生成菌としては、登録3896564に記載の微生物がある。当該特許に記載されたEnterobacter sp. CJF-002株は安価な糖類を用いて大量培養できる通性嫌気性細菌であり、本件発明においても利用可能である。この場合、前記養分は糖類または糖類を含む組成物であり、前記代謝物はバイオポリマーである。
地盤の間隙水中の粘性増加は、間隙水中に存在する微生物バイオマス量が増加し、それらがバイオフィルム等を形成することによっても促進される。バイオフィルムとは、微生物が土壌間隙中に増殖した際に代謝産物によって形成されるフィルム状の高粘性体である。バイオフィルムの存在は高濃度の微生物が多糖類やポリマーなどの中で集合体を形成して間隙を塞ぎ、井戸の目詰まりを生じさせる現象などで知られている。バイオフィルムは間隙水と比較すると比重や粘性が大きいために、バイオフィルムの存在によって液状化抵抗は大きくなる。また、バイオフィルムの生成量は、微生物数に概ね比例すると考えられるため、微生物のエネルギー獲得が容易な酸化還元条件である好気条件が有利になる。通常、ガス生成とバイオフィルムの生成には相関関係があるため、バイオガスと同一の手法で養分(酸素)を供給する請求項3の条件によって液状化抵抗能力を高めることが可能である。
前記微生物はバイオフィルムを生成するものであれば特定の微生物を限定されない。それらを活性化させる必須供給源は酸素であり、付随する栄養源としては、有機物としては炭水化物、糖類、タンパク質、アミノ酸、脂質、高級脂肪酸、低級脂肪酸など、無機物としては、窒素化合物、リン化合物などを選択して地盤に供給する。前記代謝物はバイオフィルムを形成する様々な高分子化合物あり、地盤中のバイオフィルムによって地盤の地震時の粘性を増大させて液状化抵抗を高める。バイオフィルム生成菌は、例えば、アセトバクター属、アルカリゲネス属、シュードモナス属、アグロバクテリウム属、リゾビウム属、スファエロチルス属、サルシナ属、アクロモバクター属、アエロバクター属、アゾトバクター属およびズーグレア属に属する各種の菌である。
前記必要な養分の地盤中への供給は、液状化防止対象地盤および/または周辺近傍に設けた井戸、またはそれと同等の機能を持つ養分の供給施設よって行うことができ、必要に応じて揚水井戸等の施設を設けて対象地盤の飽和土壌内の間隙水を循環させる。
本発明によった場合、建設コストおよび維持コストが低廉で、建設前の敷地および既存の建築物の地下地盤に適用でき、撤去が容易な方法による地盤の液状化抵抗を高めることが可能になる。
以下に、実施例に基づいて本発明の具体的な態様を説明するが、本発明は以下に記載する実施例に限定されるものではなく、実施例は発明の理解を助けるために記載するに過ぎないことはいうまでも無い。
図1は、本発明に基づく地盤改良方法を実施するための設備を示す概念図である。
図1において、液状化抵抗力を高める対象である飽和地盤100の地上には建築物500が建設されている。建築物の周囲に、第1の井戸200を掘削し、硝酸塩・有機物貯留タンク400に貯蔵された硝酸塩および/または有機物を混入させた水溶液を注水ポンプ300によって第1の井戸200に注入する。一方、建物周囲の別の場所(例えば第1の井戸200とは対角線上の位置)に第2の井戸220を掘削して、揚水ポンプ320によって地下水をくみ出す。くみ出した地下水は、注水ポンプ300に戻して循環させてもよい。
このように構成することによって、飽和地盤100には硝酸塩および/または有機物が供給される。したがって、構造物直下の地盤中の脱窒菌には有機物から供給される電子供与体(水素)と電子受容体となる硝酸イオンが供給されうることになり、脱窒反応によって窒素ガスが生成され、飽和間隙水中に拡散する。結果的に地盤の飽和度が低下して、液状化抵抗が高められることになる。窒素は時間の経過と共に次第に地表から逸散することになるので、硝酸塩および/または有機物の供給は、継続的または断続的に行われるのが望ましい。
図2は、地盤中で微生物を増殖させた状態を示す写真である。左写真で示す通常の飽和地盤中にも107cells/g程度の微生物は当然存在するが、微生物の増殖に好適な環境を創出した結果(図2、右写真)、その数は約100倍に増加し、代謝活性も大幅に増大している。すなわち、微生物の増殖に好適な環境を創出した環境では、土壌間隙水中に多数の微生物が占めることが確認され、これらがバイオフィルムを形成して地盤間隙水中の粘性増加によって液状化抵抗を高める。図3は、図2で示した微生物によるガス生成の例であるが、単位容積中の細胞数が増大するに伴って水に対するガスの比率が増大することが示されている。すなわち、微生物を増殖させることによって、地盤の飽和度は低下し、液状化抵抗が高まることが示されている。図3は、糖類を発酵利用する細菌のガス生成に関するデータであるが、上記の傾向は、糖類でなく有機物を利用した場合においても、また発酵利用以外のガス生成に関しても同様に見出されるものである。
図1に示した同様の構成で、通性嫌気性微生物であるEnterobacter sp. CJF-002株(前記)の代謝を活性化させることによりバイオポリマーの産生を行わせることもできる。生成されるポリマーは、長期間にわたって安定的に地盤の粘性を高めることができる難分解性の不溶性バイオポリマーであることが望ましい。その場合は、バイオポリマーの効果が維持されている間は養分の供給を休止することができる。 微生物によって生成した不溶性のバイオポリマーの写真を参考のために図4に示す。
図5は、本発明の1実施例に基づいて、酸素と養分を供給して好気性微生物または通性好気性微生物の代謝を促進する場合を示す概念図である。図1と同じ構成要素には同一の番号を付して説明を省略する。図5において新たに設けられているのはコンプレッサ420である。コンプレッサ420によって空気を強制的に飽和地盤に供給(スパージング)する。こうすることによって地下水中に酸素が供給され、好気性微生物の増殖と活性化に好適な環境が創出される。酸素以外に養分を供給する方法としては、「特開2005-131533 汚染地下水の原位置浄化システム」が有効である。好気性微生物の増殖によって二酸化炭素とバイオフィルムが生成されれば、それらによって地盤の液状化抵抗が高められる。
この時、コンプレッサ420の代わりに、マイクロバブル発生装置を用いてマイクロバブルを含む栄養水を地盤に供給する方法を用いれば、上記同様、好気性微生物の代謝を促進して代謝産物によって地盤の液状化抵抗を高めると同時に、地盤中のマイクロバブルによる直接的な不飽和化によっても液状化抵抗を高めることができる。マイクロバブルは、さらに次第に地下水中に溶け込むことによって長期間にわたって地下水中の酸素濃度を高い値に維持することができる利点もある。
本発明に基づく地盤改良方法を示す概念図 本発明に基づく飽和地盤における微生物の増殖を示す写真 単位体積中の微生物の個体数とガス/水比率を示すグラフ 本発明に基づくバイオポリマーの写真 本発明に基づく地盤改良方法を示す概念図
100 飽和地盤
200、220 第1の井戸、第2の井戸
300、320 注水ポンプ、揚水ポンプ
400 硝酸塩・有機物貯留タンク
420 コンプレッサ
500 建築物

Claims (3)

  1. 地盤中に存在する微生物の代謝および/または増殖に必要な養分を地盤中に供給して該微生物の代謝および/または増殖を促進し、該微生物の代謝産物および/または増殖した菌体集合体によって前記地盤の液状化抵抗を高める地盤改良工法であって、前記微生物は前記地盤の水飽和度を低下させることを特徴とする地盤改良工法。
  2. 前記養分は硝酸イオンあるいは最終的に硝酸性イオンとなる窒素化合物であることを特徴とする請求項1に記載の地盤改良工法。
  3. 前記必要な養分の地盤中への供給は、液状化防止対象地盤および/または周辺近傍に設けた井戸、またはそれと同等の機能を持つ養分の供給施設によっておこなう請求項1または2に記載の地盤改良工法。
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