JP2012105507A - 蓄電池の充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電池を保有する複数のオブジェクトに対する充電動作を、電力ピークを生じさせることなく行わせると共に、充電電力を供給する電力供給設備の構造を複雑化させないようにする。
【解決手段】各電気自動車は、自身の蓄電池の放電深度に応じて、蓄電池の充電開始時刻を自立的に決定する。放電深度が15%以上の蓄電池を第1カテゴリ、放電深度が0〜15%の蓄電池を第2カテゴリと区分し、第1カテゴリについては充電開始時刻=23:00とし、第2カテゴリについては充電開始時刻=翌1:00と予め区分しておく。この区分に沿って、各々の電気自動車の電池制御ユニットが充電開始時刻を設定し、その時刻が到来したら、それぞれ蓄電池に対する充電を実行させる。その結果として、充電開始時刻が一時点(23:00)に集中することが回避され、電力ピークが緩和される。
【選択図】図5

Description

本発明は、1の電力供給設備を用いて、例えば複数の電気自動車のような、複数のオブジェクトに保有されている蓄電池に対して充電を行う方法に関する。
今後、電気自動車の普及が予想され、これに伴い、電気自動車に搭載された蓄電池への充電を、如何に経済的に行うかが問題となる。低コストでの充電は、例えば夜間の電力単価が安くなる時間帯別電灯料金(夜間電力料金)の制度が採用されている地域では、その制度を利用することで実現できる。例えば特許文献1、2には、電気自動車の蓄電池に対する充電動作の開始時刻を設定するタイマーを具備させた充電システムが開示されている。これらの充電システムによれば、たとえ昼間電力料金の時間帯に充電用電力供給設備の充電プラグ電気自動車が充電端末にプラグインされた場合でも、夜間電力料金の時間帯が開始する時刻まで待って充電動作を開始させることが可能となる。
しかしながら、1の電力供給設備でカバーする電気自動車の数が多い場合、電力ピークの発生の問題が生じ得る。タイマー方式によれば、例えば多数の電気自動車の駐車が予定される大規模な駐車場や、大規模なマンション等の集合住宅における駐車場において、夜間電力料金時間帯が始まる時刻に一斉に、大量の電気自動車に対する充電動作が開始されることが想定される。そうすると、一時的に電力消費量が急増して電力ピークが発生し、電源容量が不足する問題が生じる。或いは、電力ピークに対応できるよう当該電力供給設備の受電容量を増加する対策が必要となり、設備コスト及びランニングコストを上昇させる不具合が生じる。
一方、特許文献3には、電力供給設備の側において、充電時間を制御することができる充電システムが開示されている。この充電システムは、各電気自動車から放電深度の情報を取得する測定手段と、各電気自動車に対する充電時間及びその時間帯を設定する手段とを備える。かかる充電システムによれば、夜間電力料金時間帯の開始時刻に電力ピークが発生することを抑止できる。しかしながら、このようなシステムを構築するには、電力供給設備側に各電気自動車と通信を行う通信設備、並びに各電気自動車に対する充電動作のコントロールを行う制御設備が必要となる。従って、電力供給設備は、単に充電コンセントを提供するだけの設備では足りず、電力供給設備の設備コストが上昇する。
特開2010−115038号公報 特開2009−89474号公報 特開平10−80071号公報
本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、蓄電池を保有する複数のオブジェクトに対する充電動作を、電力ピークを生じさせることなく行うことが可能である一方で、充電電力を供給する電力供給設備の構造を複雑化させることのない蓄電池の充電方法を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る蓄電池の充電方法は、蓄電池と、該蓄電池の放電深度の計測手段と、前記蓄電池への充電動作を制御する充電制御手段とを各々有する複数のオブジェクトについて、1の電力供給設備から前記蓄電池の各々への充電を行わせる充電方法であって、各々のオブジェクトの蓄電池が前記電力供給設備へ充電可能に接続された状態で、前記計測手段が自身のオブジェクトが有する蓄電池の放電深度をそれぞれ検出するステップと、前記充電制御手段が、蓄電池の放電深度と充電開始時刻との関係を予め定めたテーブルを参照して、予め割り当てられた充電可能時間帯内において当該蓄電池の充電開始時刻をそれぞれ決定するステップと、前記充電開始時刻が到来したタイミングで、前記充電制御手段が、前記電力供給設備から前記蓄電池への充電動作をそれぞれ開始するステップと、を含むことを特徴とする(請求項1)。
この方法によれば、各々のオブジェクトにおいて、放電深度が検出されると共に充電開始時刻がテーブルに基づいて機械的に決定される。つまり、テーブルによって、放電深度に応じて充電開始時刻が振り分けられることになるので、電力供給設備において充電ピークの発生を抑止乃至は緩和することができる。しかも、電力供給設備側には特段、充電のコントロール設備は不要であるので、当該設備を複雑化する必要もない。
上記方法において、放電深度が所定の第1範囲内である第1カテゴリと、放電深度が前記第1範囲と異なる第2範囲内である第2カテゴリとが予め設定されている場合において、前記充電制御手段が前記蓄電池の充電開始時刻を決定するステップは、前記計測手段が検出した放電深度が前記第1カテゴリに属する場合に、前記充電可能時間帯内における特定の第1時刻を前記充電開始時刻として決定し、前記計測手段が検出した放電深度が前記第2カテゴリに属する場合に、前記充電可能時間帯内における前記第1時刻よりも後の時刻であって、前記第1範囲の放電深度の蓄電池を満充電に至らせるに必要な充電時間を置いた第2時刻を前記充電開始時刻として決定するものであることが望ましい(請求項2)。
この方法によれば、オブジェクトが少なくとも第1カテゴリと第2カテゴリとに区分され、第2カテゴリのオブジェクトについては、第1カテゴリのオブジェクトに対する充電動作が完了した後に、充電動作を開始させることができる。従って、電力負荷を確実に平準化できるようになる。
また、前記オブジェクトについての認証手段をさらに有する場合において、前記電力供給設備へ当該オブジェクトの蓄電池が充電可能に接続される前に、前記認証手段が前記電力供給設備から電力供給を受ける対象であるか否かを確認するステップをさらに含むことが望ましい(請求項3)。
この方法によれば、1の電力供給設備において電力供給を受けるオブジェクトを制限することができる。仮に、上記計測手段や充電制御手段を具備しないオブジェクトが混入した場合、そのオブジェクトについては充電開始時刻の振り分けができないが、上記の認証手段による確認ステップを介在させることで、そのような不具合を回避できる。
上記方法において、前記充電可能時間帯が、夜間電力料金の時間帯であることが望ましい(請求項4)。この方法によれば、電力料金が比較的安価な夜間電力料金の時間帯を利用して、経済的に蓄電池に対する充電動作を行わせることができる。
上記方法において、前記オブジェクトが電気自動車であることが望ましい(請求項5)。この方法によれば、複数の電気自動車に対する充電動作を、電力ピークを生じさせることなく、且つ、電力供給設備の構造を複雑化させることなく行わせることができる。
本発明に係る蓄電池の充電方法によれば、蓄電池を保有する複数のオブジェクトに対する充電動作を、電力ピークを生じさせることなく行うことが可能である一方で、充電電力を供給する電力供給設備の構造を複雑化させることがない。従って、設備コストやランニングコストを抑制でき、蓄電池への充電を経済的に行わせることができる。
本発明の実施形態に係る蓄電池の充電方法の概要を示す模式図である。 充電対象とされる電気自動車の構成を示すブロック図である。 ガソリン軽自動車の1日あたりの走行距離を参照して、電気自動車の充電所要時間を求めた例を示す表形式の図である。 電力供給設備における充電電力の消費パターンの一例を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る充電方法を採用した場合における、充電電力の消費パターンの一例を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る充電方法を採用した場合における、充電電力の消費パターンの一例を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る充電方法の動作を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る蓄電池の充電方法を実現するための、充電システムSの概要を模式的に示す図である。この充電システムSは、商用電力供給系統10から配電線11を介して電力供給を受ける充電ステーション12(1の電力供給設備)を利用して、電気自動車20(オブジェクト)に対する充電動作を行わせるためのシステムである。なお、充電システムSは、例えば多数の電気自動車が駐車できる大規模な駐車場Lを備えたマンション等の敷地内に展開されるシステムであり、充電ステーション12は、当該マンション等の居住者だけが利用することを想定して設置されたものある。
商用電力供給系統10は、電力事業者により運営され、50Hz又は60Hzの商用交流電力を供給する送電系統である。充電ステーション12は、商用電力供給系統10から配電線11を通して商用電力を受電する受電設備を含み、電気自動車20に充電を行わせるための充電コンセント13に電力を供給する。本実施形態では、電力事業者は、充電ステーション12に対し、昼間電力料金の時間帯(7:00〜23:00)においては、通常の電力料金で電力を供給し、夜間電力料金の時間帯(23:00〜翌7:00)においては通常の電力料金よりも安価な電力料金で電力を供給する。
充電コンセント13は多数備えられ、各々に対して充電ケーブル14を介して、電気自動車20の充電コネクタ202(図2)と電気的に接続が可能とされている。駐車場Lに電気自動車20を入庫させたユーザは、それぞれ充電ケーブル14を充電コンセント13に接続して、自身の電気自動車20の蓄電池を充電することができる。
駐車場Lの入門ゲートには、入庫認証装置15(認証手段)が配置されている。入庫認証装置15は、電気自動車20の駐車場Lへの進入の可否を認証する装置であり、各電気自動車20に予め割り当てられた識別符号を用いて、駐車場Lへの入庫が予定された電気自動車20であるか否かを判定する。このことは、当該充電システムSが、充電対象とする電気自動車20を無制限としておらず、充電ステーション12から充電電力の供給を受ける対象である電気自動車20であるか否かを確認(選別)するステップが介在し、認証された電気自動車20のみを充電対象としていることを意味する。
例えば、駐車場Lの入門ゲートに到達した電気自動車20Aが、入庫認証装置15による認証をパスした場合、その電気自動車20Aは空いている充電コンセント13Aを利用して充電を行うことができる。一方、入庫認証装置15による認証に失敗した場合、その電気自動車20Aは駐車場Lに入庫することができず、結果とし充電ステーション12での充電も行えないことになる。
図2は、電気自動車20の構成を示すブロック図である。電気自動車20は、充放電が可能な蓄電池21(主電池)を含み、当該蓄電池21の電気エネルギーを動力源とする自動車である。蓄電池21のほか、電気自動車20は、車体ボディ200の内部に、モータ22、インバータ23、接続箱24、電圧計251、電流計252、充電器26、車両制御ユニット27、電池制御ユニット28及びタイマー29を備えている。
蓄電池21は、充電器26を介して商用電力で充電可能な二次蓄電池であり、例えばニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池等の電池セルを、組電池の形態にアセンブリしてなる電池である。蓄電池21が発生する電力は、専ら電気自動車20の駆動源となるモータ22に供給される。なお、図示は省略しているが、車両電装系統及びランプ系統等に電力を供給する補助電池も、車体ボディ200内に備えられている。
モータ22は、多相交流モータ等からなり、電気自動車20の駆動車軸22Dに回転駆動力を与えるモータである。モータ22としては、例えば三相DCブラシレスモータを好適に用いることができる。インバータ23は、蓄電池21から供給される直流電圧を交流電圧に変換し、この交流電圧を、モータ22に印加する。また、インバータ23は、車両制御ユニット27によりPWM(Pulse Width Modulation)方式で出力制御され、これによりモータ22の速度(つまり電気自動車20の速度)を制御する機能も有する。
接続箱24は、蓄電池21とインバータ23とを接続するモータ電気配線211の間に介在され、充電器26を備えた充電電気配線212とモータ電気配線211とを電気的に接続/遮断させる。この接続箱24には、制御信号が与えられることで、両配線211、212の接点を切り換えるリレーのほか、ヒューズやブレーカ等が格納されている。電圧計251及び電流計252は、モータ電気配線211の電圧及び電流をそれぞれ計測する。
充電器26は、AC/DC変換部や充電コントローラ等を含み、車体ボディ200の外表面に設置された充電コネクタ202から与えられる商用交流電力を用いて、自立的に蓄電池21に対する充電動作を制御する。充電器26は、例えば定電流定電圧方式若しくは定電流ステップダウン方式により、蓄電池21に対する充電動作を行わせる。
車両制御ユニット27は、電気自動車20の各種駆動動作を制御するもので、特に、アクセル201に対するユーザの操作情報に応じて、モータ22の回転速度、つまり電気自動車20の車速を制御する。具体的には、車両制御ユニット27は、インバータ23に対してPWM制御を行い、インバータ23のモータ22に対する出力電圧を変化させることで、車速を制御する。
電池制御ユニット28(充電制御手段)は、タイマー29を介して、充電器26による蓄電池21の充電動作の開始タイミングを制御する。タイマー29は、計時機能を有すると共に、充電器26と充電コネクタ202との間を接続する電気配線213に設けられている開閉器26Sの開閉を操作する機能も有する。開閉器26Sは、常時「開」とされており、充電ケーブル14が単純に充電コネクタ202へ接続されただけでは、充電が開始されない回路構成とされている。
電池制御ユニット28は、タイマー29に対し、カウントすべき計時時間を示す計時指示情報を与える。この計時指示情報は、当該電気自動車20の充電開始時刻に基づいて定められる。タイマー29は、前記計時時間の経過後に、開閉器26Sを「閉」として、充電器26による蓄電池21の充電動作を開始させる。例えば、「所定の時刻(例えば夜間電力料金の時間帯が始まる23:00)からの計時時間=2時間」という計時指示情報が与えられた場合、タイマー29は2時間をカウントし、翌1:00に開閉器26Sを「閉」とする制御信号を発生する。一方、「計時時間=0時間」という計時指示情報が与えられた場合、タイマー29は、23:00に開閉器26Sを「閉」とする制御信号を発生することになる。
また、電池制御ユニット28は、蓄電池21の消耗状態(残容量)を検出する放電深度算出部281(計測手段)を備える。例えば放電深度算出部281は、電圧計251により計測される蓄電池21の開放電圧を測定し、測定した開放電圧から当該蓄電池21の残容量を算出する。或いは、放電深度算出部281は、電流計252で計測される電流値を積分することで放電容量を算出し、これを定格満充電容量から減じることで残容量を算出する。電池制御ユニット28は、この放電深度算出部281から、充電ケーブル14が充電コネクタ202へ接続された時点における、蓄電池21の放電深度情報を取得する。
さらに、電池制御ユニット28は、蓄電池21の放電深度に応じて、蓄電池21の充電開始時刻を決定する。この決定際し、電池制御ユニット28は、メモリ282に格納されているテーブルを参照する。該テーブルは、蓄電池21の放電深度と充電開始時刻との関係を予め定めたテーブルである。具体的には、夜間電力料金の時間帯(予め割り当てられた充電可能時間帯)において、例えば、放電深度が15%以上(第1カテゴリ)の蓄電池については充電開始時刻=23:00(第1時刻)、放電深度が0〜15%(第2カテゴリ)の蓄電池については充電開始時刻=翌1:00(第2時刻)という区分けがなされたテーブルである。
仮に、充電ケーブル14が充電コネクタ202に21:00に接続され、その時に放電深度算出部281が算出した蓄電池21の放電深度が10%であったとする。上述の通り、開閉器26Sは常時「開」であるので、この時点で充電動作が直ちに開始されることはない。電池制御ユニット28は、この放電深度の値とメモリ282内のテーブルとを照合し、放電深度が第2カテゴリに属することを知見する。この場合、当該電気自動車20の充電開始時刻=翌1:00と自己判定し、タイマー29に計時指示情報を与える。タイマー29は、夜間電力料金の時間帯が始まる23:00が到来すると計時を開始し、翌1:00が到来すると、開閉器26Sを「閉」とする制御信号を発生する。これにより、充電器26による、蓄電池21への充電が開始される。
図3は、ガソリン軽自動車の1日あたりの走行距離を参照して、電気自動車の充電所要時間を求めた例を示す表形式の図である。ガソリン軽自動車の走行距離についての調査結果に依れば、全てのガソリン軽自動車のうちの55%が、一日の走行距離が20km未満であり、これを電気自動車に置き換えると蓄電池の放電深度は15%未満(電池容量の15%以下しか使用していない)であることが分かる。これらの蓄電池を満充電に至らせるのに必要な充電時間は、1時間程度未満である。
また、全てのガソリン軽自動車のうちの25%が、一日の走行距離が20km〜40kmであり、これを電気自動車に置き換えると蓄電池の放電深度は15%〜31%である。これらの蓄電池を満充電に至らせるのに必要な充電時間は、1〜2時間程度未満である。そして、これらの2つの走行距離カテゴリに属するガソリン軽自動車が、全体の80%を占めいている。しかも、必要充電時間は、夜間電力料金の時間帯の総計の8時間に比べて十分短い。
図4は、充電ステーション12における充電電力の消費パターンの一例を示すグラフである。図4に示す電力消費パターン30は、充電開始時刻の調整を行わず、夜間電力料金の時間帯が始まる23:00に、全ての電気自動車20の充電を一斉に開始した場合に生じるパターンである。つまり、電力消費パターン30は、充電対象となる全ての電気自動車20が、23:00よりも前の時点で、充電スタンバイ状態(充電ケーブル14が接続されて充電可能な状態)とされ、23:00が到来すると同時に、各電気自動車の充電動作が開始されたときのパターンを示している。
この電力消費パターン30においては、23:00からしばらくの間、全電気自動車20に充電電力が供給されることに伴い、電力ピーク30Pが発生することになる。その後、放電深度が浅い電気自動車から順に充電が完了して行くことから、時刻が進行して行くに連れ、消費電力は減少してゆく。このような電力消費パターン30であると、電力ピーク30Pの発生により、充電ステーション12の電源容量が不足する問題が生じ得る。或いは、電力ピークに対応できるよう当該充電ステーション12の受電容量を増加する対策が必要となり、設備コスト及びランニングコストを上昇させる不具合が生じる。
このような問題に鑑み、本実施形態は、各々の電気自動車20に備えられている電池制御ユニット28が、自身の蓄電池21の放電深度に応じて、蓄電池21の充電開始時刻を自立的に決定する。その結果として、充電開始時刻が一時点(23:00)に集中することが回避され、電力ピーク30Pが緩和される。
図5は、本実施形態に係る充電方法を採用した場合における、充電電力の消費パターンの一例を示すグラフである。ここに示す電力消費パターン32は、
(1)第1カテゴリ;放電深度が15%以上の蓄電池については充電開始時刻=23:00(第1時刻)、
(2)第2カテゴリ;放電深度が0〜15%の蓄電池については充電開始時刻=翌1:00(第2時刻)、
という区分が予め定められ、この区分に沿って、各々の電気自動車20の電池制御ユニット28が充電開始時刻を設定し、充電動作を実行させた場合のパターンである。
図3に示した通り、全電気自動車のうちの55%が、一日の走行距離が20km未満であって蓄電池の放電深度は15%未満であり、必要な充電時間は1時間程度である。これら第2カテゴリに属する電気自動車の蓄電池については、充電開始時刻を少々遅らせたとしても、夜間電力料金の時間帯内(翌7:00まで)に確実に充電することができる。
そこで、放電深度が第2カテゴリである電気自動車についての充電開始時刻を翌1:00に遅らせることで、図5に示す通り、23:00〜24:00付近に生じていた電力ピーク領域32Aを、符号32Bで示すように1:00以降の時間帯にシフトすることができる。これにより、23:00の時点で充電が開始されるのは、第1カテゴリに属する電気自動車に制限されるので、当該時点における電力消費量を大幅に低減させることができる。また、電力消費パターン32の電力ピーク32Pは1:00に発生しているが、そのピーク高さは、電力消費パターン30の電力ピーク30Pを100%とするとき、65%程度に抑制されるようになる。
なお、第2カテゴリの電気自動車に対する充電開始時刻は、第1カテゴリの放電深度の蓄電池を満充電に至らせるに必要な充電時間を参照して決定される。図3に示した通り、第1カテゴリに属する電気自動車(全体の45%)のうちの25%が、一日の走行距離が20km〜40kmであって蓄電池の放電深度が15%〜31%の電気自動車(蓄電池)である。これらの蓄電池を満充電に至らせるのに必要な充電時間は、長くて2時間程度である。すなわち、23:00から2時間程度経過すれば、この25%の電気自動車についての充電が完了し、全体として必要な充電電力は相当減っている状況となる。このような点を考慮して、第2カテゴリの電気自動車に対する充電開始時刻が1:00に設定されているものである。
図6は、本実施形態に係る充電方法を採用した場合における、充電電力の消費パターンの他の例を示すグラフであって、電力ピークを図5の電力消費パターン32よりもさらに抑制した電力消費パターン33を示している。この電力消費パターン33においては、上記第2カテゴリに属する電気自動車(蓄電池)をさらに細分化し、各々充電開始時刻を異ならせている。
先ず、図6の電力消費パターン33において、放電深度が第2カテゴリである電気自動車についての充電開始時刻を翌1:00以降に遅らせることは、図5の電力消費パターン32と同様である。これにより、23:00〜24:00付近に生じていた電力ピーク領域33Aを、符号33Bで示すように1:00以降の時間帯にシフトすることができる。相違する点は、第2カテゴリの電気自動車に対する充電を1:00に一斉に開始させるのではなく、これら電気自動車の蓄電池の放電深度に応じてさらに細分化し、充電開始時刻を決定している点である。
すなわち、第2カテゴリの電気自動車を、その蓄電池の放電深度に応じて、
Aグループ;放電深度=10%〜15%
Bグループ;放電深度=5%〜10%
Cグループ;放電深度=5%未満
の3グループに細分化され、各々のグループの放電開始時刻が、
Aグループ=1:00
Bグループ=2:00
Cグループ=3:00
と設定されている。
このような設定とすることで、例えば、Aグループの電気自動車に対する充電動作が完了した後にBグループの電気自動車に対する充電が開始されるというように、電力負荷が分散されるようになる。従って、電力消費パターン33の電力ピーク33Pのピーク高さは、図4に示す電力消費パターン30の電力ピーク30Pの50%程度に抑制されるようになり、図5の電力消費パターン32よりも一層高い電力ピーク抑制効果を達成できる。
本実施形態の充電方法は、上記で説明した動作を行う電池制御ユニット28を有していない電気自動車が充電ステーション12に入庫し、充電ケーブル14が接続されてしまうと、十分に機能しなくなる。しかし、本実施形態では、入庫認証装置15が駐車場Lの入門ゲートに備えられ、充電ステーション12において電力供給を受ける電気自動車を制限しているので、そのような問題が生じることはない。
続いて、電池制御ユニット28の動作を、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。このフローは、夜間電力料金の時間帯が始まる23:00前に、充電ケーブル14が電気自動車20の充電コネクタ202に接続され、23:00の到来と同時に充電動作を開始できるセッティングが為されていることを前提としている。また、電池制御ユニット28が、図6に示す電力消費パターン33にて、充電制御を行う場合を例示する。
電池制御ユニット28は、放電深度算出部281から蓄電池21の放電深度情報を取得する(ステップS1)。この取得タイミングは、充電ケーブル14が接続されたタイミングである(23:00の直前のタイミングでも良い)。次に、電池制御ユニット28は、メモリ282に格納されているテーブルを参照して、取得された放電深度がどのカテゴリに属するかを判定する。ここでは、放電深度が15%以上であるか否かが判定される(ステップS2)。
放電深度が15%以上である場合(ステップS2でYES)、電池制御ユニット28は、タイマー29に計時時間=0の計時指示上方を与える。タイマー29は、23:00が到来すると直ちに、開閉器26Sを「閉」とする制御信号を発生し、充電器26による蓄電池21への充電動作を開始させる(ステップS3)。これにより、上述の「第1カテゴリ」に属する電気自動車(蓄電池)について、充電が始まることになる。
一方、放電深度が15%未満である場合(ステップS2でNO)、電池制御ユニット28は、タイマー29に計時指示情報を与え、計時を開始させる(ステップS4)。これにより、上述の「第2カテゴリ」に属する電気自動車(蓄電池)については、23:00の時点で充電が開始されず、充電待ち状態となる。そして、2時間が経過したか否かが確認され(ステップS5)、2時間の経過が確認されると(ステップS5でYES)、先に取得された放電深度が10%以上であるか否かが判定される(ステップS6)。
放電深度が10%以上である場合(ステップS6でYES)、電池制御ユニット28は、タイマー29の計時を停止させる。これを受けてタイマー29は、開閉器26Sを「閉」とする制御信号を発生する(ステップS7)。これにより、上述の「第2カテゴリ」の、「Aグループ」に属する電気自動車について、充電が開始される(ステップS3)。
これに対し、放電深度が10%未満である場合(ステップS6でNO)、電池制御ユニット28は、タイマー29に計時を継続させ、さらに1時間が経過するか否かを確認する(ステップS8)。そして、1時間の経過が確認されると(ステップS8でYES)、先に取得された放電深度が5%以上であるか否かが判定される(ステップS9)。
放電深度が5%以上である場合(ステップS9でYES)、電池制御ユニット28は、タイマー29の計時を停止させる。これを受けてタイマー29は、開閉器26Sを「閉」とする制御信号を発生する(ステップS10)。これにより、上述の「第2カテゴリ」の、「Bグループ」に属する電気自動車について、充電が開始される(ステップS3)。
一方、放電深度が5%未満である場合(ステップS9でNO)、電池制御ユニット28は、タイマー29に計時を継続させ、ステップS9の判定時点からさらに1時間が経過するか否かを確認する(ステップS11)。そして、1時間の経過が確認されると(ステップS11でYES)、電池制御ユニット28は、タイマー29の計時を停止させる。これを受けてタイマー29は、開閉器26Sを「閉」とする制御信号を発生する(ステップS12)。これにより、上述の「第2カテゴリ」の、「Cグループ」に属する電気自動車について、充電が開始される(ステップS3)。
充電が開始されると、電池制御ユニット28は、放電深度算出部281から蓄電池21の放電深度情報を逐次取得して、蓄電池21が満充電に到達したか否かを確認する(ステップS13)。満充電に到達したことが確認されると、電池制御ユニット28は、充電器26による充電動作を停止させ、処理を終える。
以上、本発明の好ましい実施形態につき説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、オブジェクトが電気自動車20であり、その電気自動車20に装備されている蓄電池21を充電対象としたが、電気自動車以外の各種電気機器や機械装置に搭載される蓄電池、或いは、電力負荷平準化や電力貯蔵に用いられる蓄電池等も充電対象とすることができる。
また、上記実施形態では、夜間電力料金の時間帯が始まる23:00に、充電が開始されることを前提とした実施形態を説明した。充電制御の一般的手法の他の一つとして、夜間電力料金の時間帯が終わる7:00に、丁度充電が完了するような手法も存在する。このような制御手法にも本発明は適用可能であり、この場合、7:00の直前に発生する電力ピークを抑制するために、例えば上記の第2カテゴリに属する電気自動車について、前倒し(例えば2:00頃から充電を開始する)に充電を開始させるよう、電池制御ユニット28に制御を行わせればよい。
メモリ282に格納されている、蓄電池21の放電深度と充電開始時刻との関係を予め定めたテーブルは、電気自動車20の使用状況等に応じて、定期的に書き換えることが望ましい。例えば、1日当たりの走行距離が平均的に増加し、上述の第1カテゴリに属する電気自動車の割合が高くなった場合、第1カテゴリと第2カテゴリとを区分する閾値を変更し、第2カテゴリのレンジを拡大することが望ましい。
10 商用電力供給系統
12 充電ステーション(1の電力供給設備)
13 充電コンセント
14 充電ケーブル
15 入庫認証装置(認証手段)
20 電気自動車(オブジェクト)
21 蓄電池
22 モータ
23 インバータ
24 接続箱
251 電圧計
252 電流計
26 充電器
26S 開閉器
27 車両制御ユニット
28 電池制御ユニット(充電制御手段)
281 放電深度算出部(計測手段)
282 メモリ(テーブルを記憶する手段)
29 タイマー
S 充電システム
L 駐車場

Claims (5)

  1. 蓄電池と、該蓄電池の放電深度の計測手段と、前記蓄電池への充電動作を制御する充電制御手段とを各々有する複数のオブジェクトについて、1の電力供給設備から前記蓄電池の各々への充電を行わせる充電方法であって、
    各々のオブジェクトの蓄電池が前記電力供給設備へ充電可能に接続された状態で、前記計測手段が自身のオブジェクトが有する蓄電池の放電深度をそれぞれ検出するステップと、
    前記充電制御手段が、蓄電池の放電深度と充電開始時刻との関係を予め定めたテーブルを参照して、予め割り当てられた充電可能時間帯内において当該蓄電池の充電開始時刻をそれぞれ決定するステップと、
    前記充電開始時刻が到来したタイミングで、前記充電制御手段が、前記電力供給設備から前記蓄電池への充電動作をそれぞれ開始するステップと、
    を含むことを特徴とする蓄電池の充電方法。
  2. 放電深度が所定の第1範囲内である第1カテゴリと、放電深度が前記第1範囲と異なる第2範囲内である第2カテゴリとが予め設定されている場合において、
    前記充電制御手段が前記蓄電池の充電開始時刻を決定するステップは、
    前記計測手段が検出した放電深度が前記第1カテゴリに属する場合に、前記充電可能時間帯内における特定の第1時刻を前記充電開始時刻として決定し、
    前記計測手段が検出した放電深度が前記第2カテゴリに属する場合に、前記充電可能時間帯内における前記第1時刻よりも後の時刻であって、前記第1範囲の放電深度の蓄電池を満充電に至らせるに必要な充電時間を置いた第2時刻を前記充電開始時刻として決定するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の蓄電池の充電方法。
  3. 前記オブジェクトについての認証手段をさらに有する場合において、
    前記電力供給設備へ当該オブジェクトの蓄電池が充電可能に接続される前に、前記認証手段が前記電力供給設備から電力供給を受ける対象であるか否かを確認するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄電池の充電方法。
  4. 前記充電可能時間帯が、夜間電力料金の時間帯であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の蓄電池の充電方法。
  5. 前記オブジェクトが電気自動車であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の蓄電池の充電方法。
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