JP2012105042A - 耐圧防爆用アンテナおよび耐圧防爆用アンテナの製造方法 - Google Patents
耐圧防爆用アンテナおよび耐圧防爆用アンテナの製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】圧力発信器の外端部(支持部材5)に設けられるアンテナ本体11と、前記アンテナ本体11を覆うアンテナカバー12とを備える。前記アンテナカバー12は、ポリカーボネイトによって耐圧防爆構造の強度条件を充足するとともに電波が透過するように形成されている。
【選択図】 図2
Description
特許文献2に開示されたアンテナは、耐熱強化ガラスによって形成されたアンテナカバーの中にアンテナ本体を収納した構造のものである。
本発明は、前記発明において、前記アンテナカバーは、前記アンテナ本体を挿入可能な中空部を有する有底筒状に形成されるとともに、前記中空部の開口部分に形成された雌ねじに前記アンテナ本体が螺着することによって前記アンテナ本体に取付けられているものである。
本発明に係る耐圧防爆用アンテナの製造方法は、溶融されたポリカーボネイトをアンテナカバー成形用の金型に注入して有底筒状のアンテナカバーを成形するステップと、前記アンテナカバーを前記金型から取出すステップと、前記アンテナカバーの内部にアンテナ本体を挿入し、アンテナカバーとアンテナ本体とを結合させるステップとを有する方法である。
したがって、本発明によれば、製造が容易なうえ低価格でかつ軽量に形成され、しかもアンテナの中心周波数が変化し難いアンテナカバーを有する耐圧防爆用アンテナを提供することができる。
前記アンテナ本体11は、前記支持部材5に取付けられたホルダー13と、このホルダー13に取付けられたアンテナ素子14とによって構成されている。
前記フランジ部13aは、円環状に形成されている。このフランジ部13aの軸心部には、第1の筒状部13bの中空部分と第2の筒状部13cの中空部分とを連通する貫通孔15が穿設されている。
アンテナ素子14は、モノポールアンテナを構成するもので、前記第2の筒状部13cのねじ孔19に螺着されて前記ホルダー13に支持されている。このアンテナ素子14に接続されたリード線20は、ホルダー13の中空部21と支持部材5内とを通して前記通信部3に導かれている。
アンテナカバー12がアンテナ本体11に取付けられた状態においては、アンテナカバー12の前記端面がアンテナ本体11のフランジ部13aに直接または接着剤を介して密着し、アンテナ本体11のアンテナ素子14と第2の筒状部13cとがアンテナカバー12の中空部22内に収容される。
言い換えれば、前記先端部12aは、アンテナ本体11に取付けられる基部12bと較べて厚みが薄く形成されている。これは、アンテナカバー12の上端付近に側方から衝撃が加えられた場合に、アンテナカバー12全体が受ける曲げモーメントを小さくし、耐衝撃性を向上させるためである。なお、図2に示すアンテナカバー12は、耐圧防爆構造の強度条件を確実に満たすように、厚みに充分な余裕をもたせた状態で描いてある。
前記金型32は、アンテナカバー12の径方向に分割する第1、第2の金型32a,32bと、アンテナカバー12の内周面を形成するための第3の金型32cとによって構成されている。なお、金型32の構成は、図3に示す構成に限定されることはなく、適宜変更することができる。たとえば、金型32としては、アンテナカバー12の内周側と外周側とに分割するものを用いることができるし、アンテナカバー12の開口部に雌ねじ23を成形できるようなものを用いることもできる。
耐光性試験は、キセノンランプを光源とし、試験温度は55℃、湿度50%RH、放射照度60W/m2(300〜400nm)として行った。
したがって、この実施の形態によれば、製造が容易なうえ低価格でかつ軽量に形成され、しかも電波の波長短縮効果が生じ難く、アンテナの中心周波数が変化し難いアンテナカバー12を有する耐圧防爆用アンテナ4を提供することができる。
このため、この実施の形態による耐圧防爆用アンテナ4は、ボルト、ナットなどの締結部材や接着剤などを用いることなく簡単に組立てることができる。したがって、この実施の形態によれば、短時間で組立てることが可能な耐圧防爆用アンテナ4を提供することができる。
したがって、この実施の形態によれば、アンテナカバー12の大量生産が可能で、しかも組立工数が少なくてよいから、低いコストで耐圧防爆用アンテナ4を製造することができる。
Claims (5)
- 耐圧防爆型通信機器の外端部に設けられるアンテナ本体と、
前記アンテナ本体を覆うアンテナカバーとを備え、
前記アンテナカバーは、ポリカーボネイトによって耐圧防爆構造の強度条件を充足するとともに電波が透過するように形成されていることを特徴とする耐圧防爆用アンテナ。 - 請求項1記載の耐圧防爆用アンテナにおいて、前記ポリカーボネイトは、前記耐圧防爆型通信機器を使用する環境の温度に適合した相対温度指数のものであることを特徴とする耐圧防爆用アンテナ。
- 請求項1または請求項2記載の耐圧防爆用アンテナにおいて、前記アンテナカバーは、前記アンテナ本体を挿入可能な中空部を有する有底筒状に形成されるとともに、前記中空部の開口部分に形成された雌ねじに前記アンテナ本体が螺着することによって前記アンテナ本体に取付けられていることを特徴とする耐圧防爆用アンテナ。
- 請求項3記載の耐圧防爆用アンテナにおいて、前記アンテナ本体には、前記耐圧防爆型通信機器に取付けられる取付部が設けられていることを特徴とする耐圧防爆用アンテナ。
- 溶融されたポリカーボネイトをアンテナカバー成形用の金型に注入して有底筒状のアンテナカバーを成形するステップと、
前記アンテナカバーを前記金型から取出すステップと、
前記アンテナカバーの内部にアンテナ本体を挿入し、アンテナカバーとアンテナ本体とを結合させるステップとを有することを特徴とする耐圧防爆用アンテナの製造方法。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019174463A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | エー・ウント・エー・エレクトロニック・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 特に爆発性の雰囲気内における、加熱可能なセンサーの作動のための装置および方法 |
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2010
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