JP2012102440A - 布帛の透湿性を評価する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】布帛の透湿性を簡易的に評価する方法を提供する。
【解決手段】ミスト発生装置から発生したミストを布帛の表面に噴霧し、該ミストの該布帛への透過性を測定することにより、布帛の透湿性を評価する。
【選択図】図1
【解決手段】ミスト発生装置から発生したミストを布帛の表面に噴霧し、該ミストの該布帛への透過性を測定することにより、布帛の透湿性を評価する。
【選択図】図1
Description
本発明は、布帛の透湿性を簡易的に評価する方法に関するものである。
近年、クールビズやウォームビズなどの積極的な展開に伴い、快適性をうたった多くの機能布帛が開発されている。例えば、多量の発汗による蒸れが発生する夏季衣服用では、布帛の透湿性向上や肌との接触面積低下によるベトツキ感の低減など種々の工夫が行われている。そして、これらの開発に伴い、機能性布帛の機能を評価する方法が求められている。
布帛や衣服の機能を評価する方法としては、例えば、特許文献1により提案されているが、かかる方法は高度な機器を必要とするものであった。
布帛や衣服の機能を評価する方法としては、例えば、特許文献1により提案されているが、かかる方法は高度な機器を必要とするものであった。
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、布帛の透湿性を簡易的に評価する方法を提供することにある。
本発明者は上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、ミスト発生装置から発生したミストを布帛の表面に噴霧し、該ミストの該布帛への透過性を測定することにより、布帛の透湿性を簡易的に評価することができることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「布帛の透湿性を評価する方法であって、ミスト発生装置から発生したミストを布帛の表面に噴霧し、該ミストの該布帛への透過性を測定することにより布帛の透湿性を評価することを特徴とする布帛の透湿性を評価する方法。」が提供される。
その際、床面に対して水平に設置した布帛の下方から、布帛の表面にミストを噴霧することが好ましい。また、ミスト発生装置から発生したミストをミスト貯留箱に貯留させた後、ミストを布帛の表面に噴霧することが好ましい。また、複数のミスト噴霧孔からミストを噴霧することが好ましい。
本発明によれば、布帛の透湿性を簡易的に評価する方法が得られる。また、かかる方法により、布帛表面における対流換気性も評価することができるので、布帛を被服にした際の布帛の適正配置や、パターンの適正化などが可能となり、より快適性に優れた被服の製造が容易になる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明において、ミスト発生装置から発生したミストを試験布帛(以下、単に「布帛」という。)の表面に噴霧し、該ミストの布帛への透過性により布帛の透湿性を評価する。
前記ミスト発生装置としては市販の加湿器やミスト発生装置でよく、例えば、超音波アロマディフューザー(商品名、無印良品製、商品番号8359400)などが例示される。
本発明において、ミスト発生装置から発生したミストを試験布帛(以下、単に「布帛」という。)の表面に噴霧し、該ミストの布帛への透過性により布帛の透湿性を評価する。
前記ミスト発生装置としては市販の加湿器やミスト発生装置でよく、例えば、超音波アロマディフューザー(商品名、無印良品製、商品番号8359400)などが例示される。
また、ミスト発生装置から発生したミストを布帛の表面に噴霧する際、布帛の表面に均一に噴霧する上で、床面に対して布帛を水平に設置し、該布帛の下方から、布帛の表面(下方側表面)にミストを噴霧することが好ましい。
また、ミスト発生装置から発生したミストを直接布帛の表面に噴霧してもよいが、通常、ミスト発生装置から発生したミストは噴霧圧が高すぎるため、ミストの噴霧圧を下げ、また、噴霧面積を大きくするため、ミスト発生装置から発生したミストをミスト貯留箱(単に「貯留箱」ということもある。)に貯留させた後に、ミスト噴霧孔からミストを布帛の表面に噴霧することが好ましい。
本発明において用いる装置としては、図1および図2に模式的に示すように、ミスト噴霧孔3を有する貯留箱1を、ミスト発生装置2に連結させたものが好ましい。
ここで、貯留箱1の構成材料としては、貯留箱1の内部を外からみることができるように、透明アクリル板を用いることが好ましい。
また、貯留箱1の内部のミスト圧を測定するために、貯留箱1に圧力計または圧力センサーを取り付けてもよい。
ここで、貯留箱1の構成材料としては、貯留箱1の内部を外からみることができるように、透明アクリル板を用いることが好ましい。
また、貯留箱1の内部のミスト圧を測定するために、貯留箱1に圧力計または圧力センサーを取り付けてもよい。
布帛4は図2に示すように(図1では布帛を図示せず。)、ミスト噴霧孔3を覆うように貯留箱1の上側表面の上に置かれている。
その際、両面テープや接着剤により、布帛4を貯留箱1の上側表面の上に固定してもよいが、貯留箱1によりミストの噴霧圧が下げられており、布帛4が吹き飛ばされることがないので、布帛4を固定しないことが好ましい。
その際、両面テープや接着剤により、布帛4を貯留箱1の上側表面の上に固定してもよいが、貯留箱1によりミストの噴霧圧が下げられており、布帛4が吹き飛ばされることがないので、布帛4を固定しないことが好ましい。
また、前記ミスト噴霧孔3の孔数は、噴霧面積を大きくする上で単数より複数(好ましくは、5〜20孔)であることが好ましい。
また、前記ミスト噴霧孔3の孔径および形状としては、孔径0.5〜5mm(より好ましくは1〜3mm)、丸形状が好ましい。
また、前記ミスト噴霧孔3の孔径および形状としては、孔径0.5〜5mm(より好ましくは1〜3mm)、丸形状が好ましい。
また、2枚の布帛を比較評価するために、図1に示すように、所定の間隔をあけて左右で同等の噴霧ができるよう、複数のミスト噴霧孔(図1では布帛1枚あたりのミスト噴霧孔数は9孔)を穿孔してもよい。
本発明の方法において、ミスト発生装置から発生したミストを布帛の表面に噴霧させ、ミストが布帛を透過するかどうか(透湿性)を目視により測定してもよいし、布帛の上に感湿紙や感湿センサーなどを取り付けてこれらでミストの透過性(透湿性)を測定してもよい。さらには、ビデオなどを用いて撮影し画像解析することによりミストの透過性(透湿性)を測定してもよい。
また、本発明の方法によれば、布帛の厚さ方向の透湿性だけでなく、布帛表面に凹凸がある場合の布帛表面における対流換気性なども簡易的に評価することが可能である。例えば、布帛として特開2006−112009号公報に記載されたような、湿潤時(発汗時)に布帛表面に凹凸が発現する布帛を用いると、ミストにより発現した布帛表面の凹凸により、布帛表面における対流換気性がどのように変化するか簡易的に評価することができる。そして、このように、布帛の透湿性等を簡易的に評価することにより、布帛を被服にした際の布帛の適正配置や、パターンの適正化などが可能となり、より快適性に優れた被服の製造が容易になる。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
[実施例1]
図1に模式的に示すような、装置を作製した。すなわち、まず、厚さ3mmの透明アクリル板を用いて巾20cm、高さ5cm、奥行き10cmの貯留箱1を作製し、上面のアクリル板に左右対称となるように直径2mmのミスト噴霧孔を左右両端から5cm以内の範囲に9孔ずつ合計18孔穿孔した。さらに、上面の高さが床から15cmとなるように、アクリル板からなる支持部材6を1端に接着した。
次いで、ミスト貯留箱1と同様に、厚さ3mmのアクリル板を用い、巾10cm、高さ5cm、奥行き10cmにて箱を作製し、底面にミスト発生装置2の直径に合わせ円状にくり貫いた。また、前記箱と前記貯留箱1とを接続するため、前記箱の10cm×5cmの面の1面をカットし、前記貯留箱1の20cm×5cmの1面の中央に10cm×5cmにわたりアクリル板をカットし、それぞれのカットされた面を接着した。
次いで、ミスト発生装置2としては、超音波アロマディフューザー(無印良品製、商品番号8359400)を使用し、前記箱のくり貫かれた部分に接続し、隙間を輪ゴムによりふさいだ。
図1に模式的に示すような、装置を作製した。すなわち、まず、厚さ3mmの透明アクリル板を用いて巾20cm、高さ5cm、奥行き10cmの貯留箱1を作製し、上面のアクリル板に左右対称となるように直径2mmのミスト噴霧孔を左右両端から5cm以内の範囲に9孔ずつ合計18孔穿孔した。さらに、上面の高さが床から15cmとなるように、アクリル板からなる支持部材6を1端に接着した。
次いで、ミスト貯留箱1と同様に、厚さ3mmのアクリル板を用い、巾10cm、高さ5cm、奥行き10cmにて箱を作製し、底面にミスト発生装置2の直径に合わせ円状にくり貫いた。また、前記箱と前記貯留箱1とを接続するため、前記箱の10cm×5cmの面の1面をカットし、前記貯留箱1の20cm×5cmの1面の中央に10cm×5cmにわたりアクリル板をカットし、それぞれのカットされた面を接着した。
次いで、ミスト発生装置2としては、超音波アロマディフューザー(無印良品製、商品番号8359400)を使用し、前記箱のくり貫かれた部分に接続し、隙間を輪ゴムによりふさいだ。
本装置を用い、通気度が30cc/cm2・secで布帛表面に凹凸がある布帛4をミスト噴霧孔(18孔)を覆うようにミスト噴霧孔の上に置いた(固定はせず。)ところ、ミストは布帛4を透過せず、布帛表面の凹凸の隙間を縫うように対流する様子が確認された。
次いで、布帛4を、通気度が150cc/cm2・secで布帛表面に凹凸がある布帛4に変えて、同様に置いた(固定せず。)ところ、凹凸の隙間の対流よりも布帛を透過するミストのほうが多いことが確認された。
次いで、布帛4を、通気度10cc/cm2・secで布帛表面に凹凸のない布帛4に変えて、同様に置いた(固定せず。)ところ、布帛とアクリル板間の対流、布帛を通過するミストともに確認されなかった。
次いで、布帛4を、通気度が150cc/cm2・secで布帛表面に凹凸がある布帛4に変えて、同様に置いた(固定せず。)ところ、凹凸の隙間の対流よりも布帛を透過するミストのほうが多いことが確認された。
次いで、布帛4を、通気度10cc/cm2・secで布帛表面に凹凸のない布帛4に変えて、同様に置いた(固定せず。)ところ、布帛とアクリル板間の対流、布帛を通過するミストともに確認されなかった。
本発明によれば、布帛の透湿性を簡易的に評価する方法が得られ、その工業的価値は極めて大である。
1:ミスト貯留箱
2:ミスト発生装置
3:ミスト噴霧孔
4:布帛
5:ミスト吹き出し口
6:ミスト貯留箱を支持する支持部材
2:ミスト発生装置
3:ミスト噴霧孔
4:布帛
5:ミスト吹き出し口
6:ミスト貯留箱を支持する支持部材
Claims (4)
- 布帛の透湿性を評価する方法であって、ミスト発生装置から発生したミストを布帛の表面に噴霧し、該ミストの該布帛への透過性を測定することにより布帛の透湿性を評価することを特徴とする布帛の透湿性を評価する方法。
- 床面に対して水平に設置した布帛の下方から、布帛の表面にミストを噴霧する、請求項1に記載の布帛の透湿性を評価する方法。
- ミスト発生装置から発生したミストをミスト貯留箱に貯留させた後、ミストを布帛の表面に噴霧する、請求項1または請求項2に記載の布帛の透湿性を評価する方法。
- 複数のミスト噴霧孔からミストを噴霧する、請求項1〜3のいずれかに記載の布帛の透湿性を評価する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010253756A JP2012102440A (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | 布帛の透湿性を評価する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010253756A JP2012102440A (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | 布帛の透湿性を評価する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012102440A true JP2012102440A (ja) | 2012-05-31 |
Family
ID=46393151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010253756A Pending JP2012102440A (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | 布帛の透湿性を評価する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012102440A (ja) |
-
2010
- 2010-11-12 JP JP2010253756A patent/JP2012102440A/ja active Pending
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