JP2012100239A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 筐体に無指向性マイクロフォンと指向性マイクロフォンとが配備された録音装置において、指向性マイクロフォンは、筐体の内部へ向けて押し込まれた第１の位置と筐体の表面から突出した第２の位置との間で往復移動が可能であると共に、第１の位置と第２の位置のそれぞれに設定することが可能であり、第２の位置に設定された指向性マイクロフォンの後方にはキャンセル空間が形成され、該キャンセル空間は、指向性マイクロフォンが第１の位置から第２の位置へ移動することによって筐体外部に通じ、
   指向性マイクロフォンは、前記筐体に往復移動可能に係合するマイクロフォンホルダーにより保持され、指向性マイクロフォンとマイクロフォンホルダーとによって指向性マイクフォンユニットが構成され、該マイクロフォンホルダーの内部に前記キャンセル空間が形成され、
   前記マイクロフォンホルダーの側壁には、前記キャンセル空間を覆うメッシュ部を有する保護カバーが取り付けられており、指向性マイクロフォンが第１の位置から第２の位置へ移動することによって、前記保護カバーのメッシュ部が前記筐体の外側へ露出することになる、録音装置。
2. 更に、指向性マイクロフォンが第１の位置と第２の位置の間で往復移動することによって切り換えられるスイッチと、該スイッチの状態に応じて指向性マイクロフォンと無指向性マイクロフォンをそれぞれオン／オフする制御回路とを具え、該制御回路は、指向性マイクロフォンが第１の位置に設定された状態では指向性マイクロフォンをオフとする一方、無指向性マイクロフォンをオンとし、指向性マイクロフォンが第２の位置に設定された状態では指向性マイクロフォンをオンとする一方、無指向性マイクロフォンをオフとする請求項１に記載の録音装置。
3. 指向性マイクロフォンが第１の位置に設定されているか第２の位置に設定されているかに応じて、指向性マイクロフォンと無指向性マイクロフォンの感度が切り換えられる請求項１又は請求項２に記載の録音装置。
4. 前記制御回路は、指向性マイクロフォンと無指向性マイクフォンに設定すべき感度が規定されている複数の感度テーブルを有し、使用者の操作によって１つの感度テーブルを選択することが可能であって、予め選択された１つの感度テーブルに基づいて、指向性マイクロフォン又は無指向性マイクフォンに所定の感度が設定される請求項１乃至請求項３の何れかに記載の録音装置。